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JP2005312224A - バッテリ充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 急速充電モードにおいてもバッテリの液温や、トランス、整流部等の温度が過度に上昇することを抑制するとともに、急速充電で供給すべき必要な電気量を安定して確保可能なバッテリ充電装置を提供する。
【解決手段】 所定の充電電流でバッテリを充電する普通充電モードと、その所定の充電電流よりも大きな充電電流でバッテリを急速充電する急速充電モードとのうちから選択されたいずれか一方の充電モードによりバッテリを充電可能に構成する。そして、急速充電モードによる充電が開始されてからの急速充電中における充電された電気量を電流の積算値として求める(S34)。さらに、急速充電モードによる急速充電中に、求められた積算値が予め設定された値である電流積算量限界値以上となったときには、急速充電期間を終了させる(S35)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、バッテリ充電装置に関し、特に、バッテリ式電動車両用のバッテリ充電装置に関する。
従来より、電動式フォークリフト等の産業用電動車両に搭載されたバッテリを充電するバッテリ充電装置は、充電電流を制御しないでトランスとダイオードブリッジの整流回路で構成された、準定電圧充電方式の充電器であることが多い。しかし、充電電流を制御するバッテリ充電装置の場合には、比較的低い電流をバッテリに供給して充電する普通充電期間を有する普通充電モードと、この普通充電モードのときよりも大きな充電電流をバッテリに供給して短時間で急速充電を行う急速充電期間を有する急速充電モードとのいずれか一方を選択可能に構成されたものがある。普通充電モードでは、比較的小さい充電電流で充電するため、バッテリの液温等が急激に上昇するのを抑えながら充電することができるが、完全に充電するまでの充電時間は長くなる。一方、急速充電モードは、例えば、作業時間中にフォークリフト等を使用したときのバッテリの放電量を休憩時間中などに補充する場合に選択される。そして、この急速充電モードにおいては、普通充電モードのときよりも大きな充電電流をバッテリに供給することにより短時間でバッテリを充電することができる。
このようなバッテリ充電装置を用いれば、例えば、1日の終業後においては、普通充電モードにより翌朝までバッテリを完全に充電し、一方、昼休み等の休憩時間の間には、急速充電モードによりバッテリを急速充電してそれまでの作業における放電量を補うことが可能になる。
ところで、前述のバッテリ充電装置には、定電流・定電圧方式により充電するものが多い。この定電流・定電圧方式は、充電初期においてはバッテリに比較的大きな一定の充電電流を供給し、バッテリ電圧が予め設定された所定の電圧(例えば、バッテリの転極点電圧)に達したときには、バッテリ電圧をその所定の電圧に維持することにより充電電流を緩やかに減少させて充電するものである。その他、充電完了直前の充電電流を抑制することが可能な2段定電流・定電圧方式も採用されている。
しかし、急速充電モードにおいては、普通充電モードに比べて充電電流が大きく、充電初期にはバッテリにかなり大きな充電電流が供給されることになるため、バッテリの状態によってはバッテリの液温やバッテリ充電装置内のトランスや整流部等の温度が過度に上昇してしまう虞がある。とくに、前述の定電流・定電圧方式や2段定電流・定電圧方式で急速充電を行う場合、充電開始から予め設定された所定の電圧に達するまで、バッテリには大きな充電電流が供給され、バッテリやバッテリ充電装置の温度が上昇する。さらに、バッテリ電圧が所定の電圧に到達した後も続いて定電圧充電が行われるため、充電電流と充電時間等の条件によっては、バッテリ液温の上昇により極板が劣化したりしてバッテリ寿命が低下する虞がある。また、バッテリ充電装置内のトランスや整流部等の温度が過度に上昇するのを防止するためには、発生した熱をより効果的に放散させる必要があり、バッテリ充電装置の構造が複雑化したりあるいは大型化してしまう。
そこで、急速充電モードにおいて、充電開始から一定の充電電流で充電しているときに、バッテリ電圧が所定の電圧に達していない場合でも、充電開始から所定の時間が経過したときには、急速充電モードから普通充電モードに切り換えて充電電流を低下させるように構成されたものも提案されている(特許文献1参照)。
また、電動ゴルフカート用の急速充電装置として、急速充電中にバッテリ電圧が所定の電圧に達していない場合でも、充電開始から所定の時間が経過したときには、充電を停止するものも知られている(特許文献2参照)。
特開2002−191136号公報(第5−7頁、図2、図4) 特開2002−315216号公報(第5頁、図5、図7)
上記特許文献1や特許文献2に記載のバッテリ充電装置では、急速充電をある一定時間のみ実施するため、その一定時間を短く設定すれば、長い時間を設定する場合に比べて、バッテリ充電装置内のトランス等の温度やバッテリ液の温度が上昇することを抑制できることになる。
しかしながら、例えば、バッテリ充電装置が接続されている外部電源に接続されている他の装置があって、その装置に一時的に過大な負荷が発生して過電流により外部電源が一時的に遮断されていたような場合など、外部電源から供給される電流が一時的に低下してしまうような場合が発生することがある。このように一時的な供給電流の低下が生じていたような場合、その間は急速充電中における設定された充電電流でバッテリを充電することができないことになる。このため、急速充電において供給すべき必要な電気量を確保できないまま、普通充電モードに切り換わったり、充電が停止されてしまったりすることになる虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、急速充電モードにおいてもバッテリの液温や、トランス、整流部等の温度が過度に上昇することを抑制するとともに、急速充電で供給すべき必要な電気量を安定して確保可能なバッテリ充電装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のバッテリ充電装置は、外部電源に接続され、所定の充電電流でバッテリを充電する普通充電期間を有する普通充電モードと、前記所定の充電電流よりも大きな充電電流でバッテリを急速充電する急速充電期間を有する急速充電モードとのうちから選択されたいずれか一方の充電モードによりバッテリを充電可能なバッテリ充電装置であって、前記急速充電モードによる充電が開始されてからの急速充電中における充電された電気量を電流の積算値として求める電流積算手段と、前記急速充電モードによる急速充電中に、前記電流積算手段で求められた積算値が、予め設定された値である電流積算量限界値以上となったときには、前記急速充電期間を終了させる急速充電終了手段と、を備えていることを特徴とするものである。
この構成によると、急速充電中における充電された電気量が電流の積算値として求められ、この積算値が予め設定された電流積算量限界値以上となったときには、急速充電期間が終了されることになる。このため、電流積算量限界値の設定の仕方に応じて、バッテリ充電装置内のトランス等の温度やバッテリ液の温度が過度に上昇することを抑制できる。そして、電流積算量限界値を急速充電で供給すべき必要な電気量に応じて設定することで、外部電源から供給される電流が一時的に低下してしまうような場合が発生しても、バッテリ電圧が所定の電圧に達したため急速充電を停止する等の他の要因がない限り、急速充電において供給すべき必要な電気量が確保されるまでは、急速充電が継続されることになる。従って、急速充電モードにおいてもバッテリの液温や、トランス、整流部等の温度が過度に上昇することを抑制するとともに、急速充電で供給すべき必要な電気量を安定して確保することができる。
第2の発明のバッテリ充電装置は、上記第1の発明において、前記電流積算手段は、予め設定された単位時間毎に検出される電流値と前記単位時間との積によって求められる値を積算していくことで前記積算値を算出することを特徴とするものである。
この構成によると、単位時間毎に検出される電流値と単位時間との積の値を積算することで、急速充電中において充電された電気量を容易に算出することができる。
本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、電動式フォークリフトのバッテリを充電するバッテリ充電装置に本発明を適用した一例である。なお、本発明は、電動式フォークリフトのバッテリ以外のバッテリを充電するバッテリ充電装置として用いられる場合であっても適用でき、より広範な用途に対して適用できる。
まず、バッテリ充電装置1について図1を参照して簡単に説明する。
図1に示すように、バッテリ充電装置1においては、外部電源である3相交流電源2に電源プラグ3、オン・オフ制御を行う電磁開閉器4及びトランス5を介して、サイリスタやトランジスタ等で構成された整流部6が接続される。そして、この整流部6にバッテリ7の両端電極が接続され、整流部6からの出力によりバッテリ7が充電されるようになっている。
バッテリ7のバッテリ電圧Vは、バッテリ7の両端電極に接続された電圧検出部8により検出され、一方、バッテリ7に供給される充電電流Iは、電流センサ9により検出される。そして、このバッテリ充電装置1は、電圧検出部8及び電流センサ9からの検出信号に基づいて、コントローラ10により整流部6を制御して、3相交流電源2とバッテリ7との間を適宜接続/遮断することにより、バッテリ電圧V及び充電電流Iを制御してバッテリ7を充電する。さらに、後述するように、バッテリ充電装置1は、比較的低い所定の充電電流をバッテリ7に供給する普通充電期間として長時間(例えば、8時間以上)の普通充電を行う期間を有する普通充電モードと、この普通充電モードにおける所定の充電電流よりも大きな充電電流をバッテリ7に供給する急速充電期間として短時間(例えば、1時間程度)の急速充電を行う期間を有する急速充電モードと、のうちから選択されたいずれか一方の充電モードによりバッテリを充電可能に構成されている。
コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)等を含むマイクロコンピュータを有するものであり、そのROMには、バッテリ電圧Vや充電電流Iを制御してバッテリ7を充電する後述のバッテリ充電処理(図2〜図4参照)を行うための制御プログラムや、そのバッテリ充電処理で用いられる後述の設定電圧V1、電流値I1、I2、及び設定時間T1、電流積算量限界値AH1等の各種設定値のデータが格納されている。また、図1に示すように、コントローラ10には、普通充電モード選択用の普通充電スイッチ11と、急速充電モード選択用の急速充電スイッチ12とが夫々接続されており、これら普通充電スイッチ11と急速充電スイッチ12とのうちの何れか一方が操作されたときには、その操作されたスイッチに対応する充電モードによりバッテリ7の充電が開始される。
従って、例えば、フォークリフトの使用を終えた1日の終業後には、電源プラグ3を3相交流電源2に接続してから普通充電スイッチ11を操作して、普通充電モードにより翌朝までバッテリ7を完全に充電し、一方、昼休み等の休憩時間の間には、急速充電スイッチ12を操作して、急速充電モードによりバッテリ7を急速充電してそれまでの作業における放電量を補うことが可能になる。
また、コントローラ10においては、CPU、ROM内の制御プログラム、及びRAM等が組み合わされることで、後述のバッテリ充電処理における各種機能(図2〜図7を用いて説明する各種機能)を果たすための部分が、それぞれ構築される。そして、そのような部分のうちの一部として、電流積算部(電流積算手段)13及び急速充電終了部(急速充電終了手段)14を備えている。
電流積算部13は、急速充電スイッチ12が操作されて急速充電モードによる充電が開始されてからの急速充電中における充電された電気量を電流の積算値AHとして算出する。具体的には、予め設定された時間T0(例えば、T0=1秒)毎に電流センサ9にて検出される電流値Iと、その単位時間T0との積によって求められる値(I×T0)を積算(検出される電流値Iを単位時間T0毎に積分)していくことで積算値AHを算出する。
また、急速充電終了部14は、急速充電モードによる急速充電中に、電流積算部13で求められた積算値が、予め設定された値である電流積算量限界値AH1以上となったときには、急速充電処理を終了させる。コントローラ10においては、この電流積算量限界値AH1は、適宜所望の値を設定することができるようになっており、電流積算量限界値を急速充電で供給すべき必要な電気量に応じて設定するなど、任意に設定することができる。なお、バッテリ充電装置1では、急速充電終了部14によって急速充電処理が終了されると、後述するように、普通充電処理が自動的に開始されるようになっている。
次に、本実施形態のバッテリ充電装置1によるバッテリ充電処理について、図2〜図4のフローチャートと図5〜図7を参照して説明する。尚、以下の説明において、Si(i=10、11、12・・・)は各ステップiを示す。
図2に示すように、電源プラグ3が3相交流電源2に接続された状態で(S10:YES)、普通充電スイッチ11が操作された場合には(S11:YES)、ステップ14の普通充電処理が実行されて普通充電モードによりバッテリ7が充電される。この普通充電処理では、図5に示すような、定電流・定電圧方式によりバッテリ7の充電が行われる。この定電流・定電圧方式は一般的な充電方式であるので、簡単に説明する。
図3、図5に示すように、この普通充電処理においては、充電初期には、一定の充電電流I1によりバッテリ7を充電し(S20、S21)、この定電流充電が進行するにつれてバッテリ電圧Vが上昇する。そして、電圧検出部8で検出されたバッテリ電圧Vが設定電圧V1に達すると(S20:NO)、定電圧充電に切り換えて(S22)、バッテリ電圧Vを予め設定された設定電圧V1に維持した状態でバッテリ7を充電する。設定電圧V1は、任意に設定でき、例えば、転極点電圧等を考慮して設定することができる。そして、この定電圧充電(S23)が進行して定電圧充電開始からの時間が予め設定された充電終了時間T1に達したときには、(S23:YES)、図2のメインルーチンへリターンして充電を終了する。なお、所定の充電電流I1でバッテリが充電されている期間が普通充電期間となる。
一方、図2において、急速充電スイッチ12が操作された場合には(S12:YES)、ステップ13の急速充電処理(図4の処理)が実行されて普通充電モードよりも大きな充電電流によりバッテリ7が急速充電される。なお、この急速充電処理においても、図6に示すように、定電流・定電圧方式によりバッテリ7の充電が行われる。
図4及び図6において、急速充電処理が開始されると、まず、電流積算部13により積算値AHを求める電流積算処理がスタートし、最初に、その積算値AHの初期値が0と設定される(S30)。そして、引き続き、定電流充電が行われる(S31)。定電流充電では、普通充電モードにおける普通充電期間の充電電流I1よりも大きな充電電流I2をバッテリ7に供給して急速充電を行う。この充電電流I2で定電流充電を行っている期間が急速充電期間となる。急速充電期間においては、急速充電(充電電流I2での充電)を継続しながら、単位時間T0が経過したか否かが判断される。
電流積算開始(S30)後から単位時間T0が経過していると判断されると(S32:YES)、続いて、電圧検出部8で検出されるバッテリ電圧Vが設定電圧V1未満であるか否かが判断される(S33)。なお、後述のステップ35にて積算値AHが電流積算量限界値AH1未満であると判断されたとき(S35:NO)も同様に、電流積算量限界値AH1未満であると判断された後から単位時間T0が経過していると判断されると(S32:YES)、バッテリ電圧Vが設定電圧V1未満であるか否かが判断される(S33)。
ステップ33にて、バッテリ電圧Vが設定電圧V1にまだ達していないと判断された場合(S33:YES)は、積算値AHの値の記憶内容が更新され、それまでの積算値AHの値に対して、電流センサ9で検出される電流値Iと単位時間T0との積の値(I×T0)が更に加算されて(積算されて)、新たな積算値AHが算出されて記憶されることになる(S34)。そして、次に、ステップ34にて新たに算出された積算値AHが、電流積算量限界値AH1以上であるか否かが判断される(S35)。このステップ35にて、積算値AHが電流積算量限界値AH1未満であると判断された場合(S35:NO)は、再びステップ31以下の処理が繰り返されることになる。一方、積算値AHが電流積算量限界値AH1以上であると判断された場合(S35:YES)は、急速充電処理を終了させて、即ち図4に示す処理を終了させて図2のメインルーチンへとリターンする。そして、引き続き、ステップ14の普通充電処理が行われる。なお、この場合、充電電流I及びバッテリ電圧Vと充電時間との関係は図7に示すようになる。即ち、充電電流I2で急速充電が行われて積算値AHが電流積算量限界値AH1に達した後、充電電流I1での普通充電期間へと移行する。そして、バッテリ電圧Vが設定電圧V1に達して以降は、定電圧充電が行われることになる。
また、ステップ33にて、バッテリ電圧Vが設定電圧V1以上であると判断された場合(S33:NO)、即ち、バッテリ電圧Vが設定電圧V1に達した場合には、前述の普通充電処理と同様に定電圧充電に切り換えて(図6参照)、バッテリ電圧Vを設定電圧V1に維持した状態でバッテリ7を充電する(S36)。そして、定電圧充電が進行して定電圧充電開始からの時間が予め設定された充電終了時間T1に達したときには(S37:YES)、図2のメインルーチンへリターンして充電を終了する。
以上説明したバッテリ充電装置1によると、急速充電中における充電された電気量が電流の積算値AHとして求められ、この積算値AHが予め設定された電流積算量限界値AH1以上となったときには、急速充電期間が終了されることになる。このため、電流積算量限界値AH1の設定の仕方に応じて、バッテリ充電装置1内のトランス等の温度やバッテリ液の温度が過度に上昇することを抑制できる。そして、電流積算量限界値AH1を急速充電で供給すべき必要な電気量に応じて設定することで、外部電源から供給される電流が一時的に低下してしまうような場合が発生しても、バッテリ電圧Vが設定電圧V1に達したため急速充電を停止するような他の要因がない限り、急速充電において供給すべき必要な電気量が確保されるまでは、急速充電が継続されることになる。従って、急速充電モードにおいてもバッテリの液温や、トランス、整流部等の温度が過度に上昇することを抑制するとともに、急速充電で供給すべき必要な電気量を安定して確保することができる。また、単位時間T0毎に検出される電流値Iと単位時間T0との積の値を積算して積算値AHを算出することで、急速充電中において充電された電気量を容易に算出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)本実施形態においては、積算値が電流積算量限界値以上となったときに急速充電の充電電流から普通充電の充電電流に切り換えるものについて説明したが、これに限らなくてもよい。例えば、普通充電の充電電流値以下の電流値に切り換えて充電するようにしてもよい。また、その電流値に切り換えて一定時間充電した後に、普通充電の充電電流に更に切り換えるようにしてもよい。
(2)本実施形態においては、積算値の計算は、単位時間毎に検出される電流値と単位時間との積を積算するものを説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。例えば、単位時間を1秒に固定し、その1秒毎に電流値を単純に加算するように積算していくものなどであってもよい。
(3)本実施形態においては、定電流・定電圧方式を採用したバッテリ充電装置の場合を例にとって説明したが、その他の方式であってもよい。例えば、図8に示すように、充電末期の充電電流を抑制することが可能な、いわゆる2段定電流・定電圧方式を採用したバッテリ充電装置にも、本発明を適用することができる。
(4)本実施形態においては、電動式フォークリフトのバッテリを充電するバッテリ充電装置を例にとって説明したが、フォークリフト以外のバッテリ式電動車両用のバッテリ充電装置にも、本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係るバッテリ充電装置を例示した概略的な回路図である。 図1に示すバッテリ充電装置におけるバッテリ充電処理のメインルーチンのフローチャートである。 図2に示すバッテリ充電処理における普通充電処理のフローチャートである。 図2に示すバッテリ充電処理における急速充電処理のフローチャートである。 定電流・定電圧方式の普通充電モードにおけるバッテリ電圧及び充電電流の時間変化を説明する説明図である。 急速充電中にバッテリ電圧が設定電圧に到達する場合のバッテリ電圧及び充電電流の時間変化を説明する説明図である。 急速充電中にバッテリ電圧が設定電圧に到達しない場合のバッテリ電圧及び充電電流の時間変化を説明する説明図である。 変更形態に係る2段定電流・定電圧方式の普通充電モードにおけるバッテリ電圧及び充電電流の時間変化を説明する説明図である。
符号の説明
1 バッテリ充電装置
2 3相交流電源
3 電源プラグ
7 バッテリ
10 コントローラ
13 電流積算部(電流積算手段)
14 急速充電終了部(急速充電終了手段)

Claims (2)

  1. 外部電源に接続され、所定の充電電流でバッテリを充電する普通充電期間を有する普通充電モードと、前記所定の充電電流よりも大きな充電電流でバッテリを急速充電する急速充電期間を有する急速充電モードとのうちから選択されたいずれか一方の充電モードによりバッテリを充電可能なバッテリ充電装置であって、
    前記急速充電モードによる充電が開始されてからの急速充電中における充電された電気量を電流の積算値として求める電流積算手段と、
    前記急速充電モードによる急速充電中に、前記電流積算手段で求められた積算値が、予め設定された値である電流積算量限界値以上となったときには、前記急速充電期間を終了させる急速充電終了手段と、
    を備えていることを特徴とするバッテリ充電装置。
  2. 前記電流積算手段は、予め設定された単位時間毎に検出される電流値と前記単位時間との積によって求められる値を積算していくことで前記積算値を算出することを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電装置。
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