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JP2005310927A - 紫外線照射による高品質シリコン窒化膜の成膜方法 - Google Patents

紫外線照射による高品質シリコン窒化膜の成膜方法 Download PDF

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JP2005310927A JP2004123639A JP2004123639A JP2005310927A JP 2005310927 A JP2005310927 A JP 2005310927A JP 2004123639 A JP2004123639 A JP 2004123639A JP 2004123639 A JP2004123639 A JP 2004123639A JP 2005310927 A JP2005310927 A JP 2005310927A
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Abstract

【課題】 塩素、水素等の含有不純物を低減した高品質シリコン窒化膜を低温で形成する。
【解決手段】 被処理基板41上の高品質シリコン窒化膜43表面に、反応物質として塩化珪素物質を含む化学気相成長法で膜厚が0.5nm〜5nmの新たなシリコン窒化薄膜層44を積層し、続いて光子エネルギーが4.16eV以上で5.0eV未満の紫外線光45を前記シリコン窒化薄膜層44に照射し、上記シリコン窒化薄膜層44中のSi−Cl結合を切断すると共に窒素原子の活性種との反応でSi−N結合に変えてシリコン窒化薄膜層44中のClを除去し、含有塩素量の少ない高品質シリコン窒化薄膜層46を形成する。以後、上記新たなシリコン窒化薄膜層44の堆積と上記Cl除去とを繰り返し、含有不純物の低減した所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を成膜する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シリコン窒化膜の成膜方法に係り、詳しくは、塩化珪素化合物を成膜の原料とし、成膜中にシリコン窒化膜に紫外線を照射する高品質シリコン窒化膜の成膜方法に関する。
半導体装置を構成する絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MISFET)のような半導体素子の微細化は、半導体装置の高性能化にとり最も重要な技術事項であり、現在その寸法基準が65nmから45nmへと精力的に進められている。また、この半導体装置の高性能化のためには、半導体装置の製造の熱プロセスの更なる低温化が必須になってくる。例えば、上記素子の設計基準が65nmになる微細なMISFETのソース・ドレイン拡散層の浅接合化、ゲート電極も含めてニッケルシリサイド(NiSi)層によるこれらの領域の低抵抗化のために、半導体装置の製造工程において、このシリサイド層を形成した後の熱プロセスは450℃以下の低温化が必須になってきている。このため、この低温化に合わせて半導体装置の製造のための各種材料膜の成膜温度の低温化が必要になる。
このような中にあって、半導体装置の製造に多用されているシリコン窒化膜の成膜では、その成膜温度の低温化と共にその膜質の向上が急務となっている。シリコン窒化膜は、上記半導体装置の高集積化あるいは高密度化において、いわゆる自己整合型コンタクト構造(以下、SAC構造と呼称する)に必須である。また、その他に、MISFETのゲート絶縁膜の一部あるいは容量素子(キャパシタ)の容量絶縁膜として、更には半導体装置の不揮発性メモリに用いる強誘電体膜から成る素子を水素から保護する保護膜として、また銅等の重金属が半導体素子へ侵入するのを防止する阻止膜として、あるいは、その他のエッチングストッパ膜として半導体装置の製造で不可欠な絶縁材料である。そして、このシリコン窒化膜の形成において、MISFET等の半導体素子の信頼性を向上させるために膜中の水素、ハロゲン等の不純物の低減が重要になってきている。
これまで、シリコン窒化膜の成膜方法としては、第1原料ガスにシラン(SiH)系ガスを用い第2原料ガスにアンモニア(NH)系ガスを用い、窒素(N)あるいはヘリウム(He)等の不活性ガスあるいは水素(H)ガスを希釈ガスあるいは添加ガスとして用いた化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法が周知であり、そして多用されている。しかし、その中の熱CVD法は成膜温度700〜800℃を必要しその低温化は困難である。また、原料ガスをプラズマ励起あるいは光励起するPECVD法あるいは光CVD法では、低温化(例えば350℃程度)は容易であるが、成膜したシリコン窒化膜中に水素原子が多量に結合して取り込まれ、上記微細なMISFET等の半導体素子の長期信頼性を著しく低下させるという問題が生じている。このように、シリコン窒化膜の成膜の低温化と膜中の含有水素量の低減とは両立し難いものであった。
そこで、最近では、成膜の低温化が容易であり上記PECVD法よりも水素量の低減が可能となる触媒CVD法(例えば、特許文献1参照)が取り上げられその展開が種々に検討されている。また、原子層蒸着(ALD;Atomic Layer Deposition)法を用い第1原料ガスに水素量の少ないジクロルシラン(SiHCl;DCS)、テトラクロロシラン(SiCl)あるいはヘキサクロロジシラン(Si2Cl6;HCD)を用いる成膜方法が検討されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−40314号公報 特開2002−343793号公報
しかし、上記触媒CVD法では、成膜温度は300℃程度にできるが、成膜したシリコン窒化膜中の含有水素量は5at.%を超え、微細なMISFET、特に微細なpチャネルMISFETのNBTI(Negative Bias Temperature Instability)の向上が難しく、半導体装置の長期信頼性の確保が難しくなるという問題があった。
これに対して、上記ALD法では、同様に低温化が容易でしかも膜中の含有水素量は1%以下と大幅に低減することが可能になる。しかし、この成膜方法では、成膜速度は高々0.2nm〜0.3nm/minであり、上記SAC構造の形成等に用いる50nm程度の膜厚のシリコン窒化膜の成膜においては、半導体基板の枚葉型の成膜において成膜時間が5時間以上にもなりその工業生産性に大きな問題があった。また、この方法では、膜中に2at.%を超える含有塩素(Cl)量があり、MISFETの拡散層の接合リーク等を惹き起こすという問題もあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、シリコン窒化膜の低温成膜が可能であり、シリコン窒化膜中における不純物、特に、水素および塩素の制御とその量の低減を可能にし、高品質で高い生産性を有するシリコン窒化膜の成膜方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、高品質シリコン窒化膜の成膜方法にかかる第1の発明は、第1反応物質に塩化珪素化合物を用い、第2反応物質にN−H結合を有する化合物を用いたCVD法によるシリコン窒化膜の成膜方法であって、前記CVDにより所定の膜厚のシリコン窒化膜を堆積させる工程(a)と、前記所定の膜厚のシリコン窒化膜を紫外光で照射すると共に窒素原子を含んだ活性種に曝す工程(b)と、を有する構成になっている。
そして、前記工程(a)と工程(b)を順次に繰り返して所望の膜厚のシリコン窒化膜を形成する。ここで、好ましくは、前記工程(b)において、前記第1反応物質と前記第2反応物質を用いたCVDを停止させる。
上記発明において、前記紫外光で前記第2反応物質を解離し前記窒素原子を含んだ活性種を生成する。あるいは、前記CVD法は、加熱した触媒体に前記反応物質を作用させて成膜する触媒CVD法であって、前記加熱した触媒体で前記第2反応物質を解離し前記窒素原子を含んだ活性種を生成する。
上記発明において、前記所定の膜厚のシリコン窒化膜に存在するシリコン原子と塩素原子が化学結合したSi−Cl結合の前記紫外光の照射による切断と、前記活性種によるSi−N結合の生成とで、前記所定の膜厚のシリコン窒化膜中の塩素を除去する。
そして、第2の発明は、第1反応物質に塩化珪素化合物を用い、第2反応物質にN−H結合を有する化合物を用いたCVD法により被処理基板上にシリコン窒化膜を形成するシリコン窒化膜の成膜方法において、前記被処理基板に紫外光を照射する構成となっている。
上記発明において、好ましくは、前記紫外光の光子エネルギーが4.16eV以上であり5.0eV未満である。また、前記第1反応物質は、SiClあるいはSiClであり、前記第2反応物質はNHあるいはNである。そして、前記窒素原子を含んだ活性種は、窒素の活性種あるいは窒素と水素の結合した活性種である。そして、前記所定の膜厚は0.5nm〜5nmであることが好ましい。
本発明の構成によれば、低温成膜のシリコン窒化膜の形成において、膜中の塩素および水素の不純物量が低減し、簡便であって高い生産性の下に、高品質なシリコン窒化膜が形成できる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態の幾つかを詳細に説明する。
(実施の形態1)
はじめに、本発明の実施の形態において高品質シリコン窒化膜の成膜に好適な成膜装置について図1を参照して説明する。図1は、成膜装置である紫外線照射CVD装置の模式的な概略断面図である。図1に示すように、紫外線照射CVD装置10は、その基本構造として、内壁がアルマイト処理されたアルミニウムから成る円筒形状に成形されたチャンバ11、チャンバ11内の底部に取り付けられた基板支持ステージ12、基板支持ステージ12を所定の温度に制御する基板加熱系13、チャンバ11の上部に取り付けられた紫外線照射手段14、そしてガス供給系15と反応後の処理ガスをチャンバ11外に排出する排気系16を備える。あるいは、チャンバ11内で基板支持ステージ12直上の高さ100mm程度のところに触媒体として水平に備えられた2本の直線状の金属線17を備えている。
ここで、上記紫外線照射手段14は、紫外線光源18、紫外線照射窓19を有し、紫外線光源18の照射強度および照射時間等は光照射制御系20で高精度に制御される。そして、ガス供給系15には、第1反応物質である第1原料ガスにSiCl等SiCl等の塩化珪素化合物が使用できるようになっており、第2反応物質である第2原料ガスにNH、N、ヒドラジン(N)等のアンモニア系化合物が使用でき、さらにキャリア用、希釈用あるいはパージ用の不活性ガスが使用できるようになっている。また、原料ガスの触媒体となる金属線17は白金(Pt)、イリジウム(Ir)等の貴金属で成る。
そして、半導体基板のような被処理基板21は、基板支持ステージ12に載置され基板加熱系13で所定の温度にされ一定速度の回転を受ける。そして、ガス導入口23より上記原料ガスが選択されてチャンバ11内に導入され、後述する処理を受けた処理ガスはガス排出口23から排気系16によりチャンバ11外に排出される。
以下、本発明の第1の実施の形態のシリコン窒化膜の成膜方法について、図1および図2〜5を参照して説明する。この実施の形態における成膜方法の特徴は、光照射のCVDにおいて成膜ガスあるいは紫外線照射に変調を加え、所定のシリコン窒化膜の成膜と、紫外線照射を用いた前記所定のシリコン窒化膜中の塩素除去と、を繰り返して高品質シリコン窒化膜を形成するところにある。ここでは、前記所定のシリコン窒化膜中のSi−Cl結合の紫外光アシストによるSi−N変換を通して最終的に含有塩素量および含有水素量の少ないシリコン窒化膜が形成される。この実施の形態では、図1の成膜ガスの触媒体である金属線17には電力は全く印加しない。図2は成膜ガスに流量の変調を施して形成した高品質シリコン窒化膜と被処理基板の断面図であり、図4は成膜ガスおよび紫外線照射に変調を施して高品質シリコン窒化膜を形成する場合の工程別断面図である。そして、図3,5は上記それぞれの変調成膜のタイムシーケンスを示す図である。
図1に示すように、紫外線照射CVD装置10の基板支持ステージ12上に被処理基板である被処理基板21を載置し一定速度で回転させ、基板温度は250〜300℃にする。そして、ガス供給系15により、第1原料ガスとして液体ソースのSiClあるいはSiClをアルゴン等の不活性ガスでバブリングし気化させ、第2原料ガスであるNHガスとの流量比が1/50程度になるように設定し、図3に示すように、第1,2原料ガスをオン状態にしてガス導入口22よりチャンバ11内に導入する。ここで、第1原料ガスと第2原料ガスはチャンバ11内で混合されるいわゆるポストミキシングでチャンバ11に導入され、第1原料ガスの配管は結露防止の保温がなされる。そして、真空排気装置を有する排気系16により真空排気しチャンバ11内のガス圧力を約133Pa(1Torr)にする。
そして、図3に示すように光照射電力をオン状態にして、図2に示すように、被処理基板31表面に形成されている下地膜32表面に膜厚が0.5nm〜5nmの第1シリコン窒化薄膜層33aを堆積させる。ここで、光照射の紫外線として、光子エネルギーが4.16eV以上で5.0eV未満のレーザ光を用いると良い。このような光子エネルギーにすると、後述するようにシリコン窒化膜中のSi−Cl結合が容易に切断でき、Si−N結合は切断しないように制御できる。
次に、図3に示すように第1原料ガスにガス流量の変調を加え、第1原料ガスの流量を零(オフ状態)にして第2原料ガスであるNHガスのみを導入(オン状態)する。このようにしてシリコン窒化膜の堆積は一時停止する。ここで、光照射電力はオン状態に保持される。上記の状態で、チャンバ11内のNHガスは上記紫外線で解離され、窒素の活性種あるいはNH、NHのように窒素と水素の結合した活性種が生成されている。ここで、活性種は、窒素そして窒素と水素の化合物のイオンあるいはラジカルのことである。
そして、上記第1シリコン窒化薄膜層33a中のSi−Cl結合が上記紫外線で容易に切断され、未結合状態になったSi−は上記活性種と反応しSi−N結合に変わる。なお、上記Si−Clから解離したClは水素と結合しHClとしてガス排出口23よりチャンバ11外に排気される。このようにして、上記堆積した第1シリコン窒化薄膜層33a中に含有するClは除去される。ここで、上記第1シリコン窒化薄膜層33aの膜厚は0.5nm〜5nmが良い。膜厚が厚すぎると膜中の塩素が充分に除去できなくなるからである。また、薄すぎると成膜の生産性が低下する。
以後、上記第1原料ガスの流量をオン/オフの変調を繰り返し、図2のシリコン窒化薄膜層33b、33c、33d、33e・・・の堆積とそれぞれの膜中のSi−Cl結合の除去とを繰り返して、所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を成膜し、最終的に例えば50nmの膜厚の高品質シリコン窒化膜を形成する。
この実施の形態により、最終的に形成した高品質シリコン窒化膜中に含まれるSi−Cl結合量は1at.%以下に低減させることが可能になる。また、この場合の成膜速度は20nm〜30nm/minとなる。そして、この実施の形態では、シリコン窒化膜中の含有水素量は1at.%以下になる。このようにして、上記含有不純物量が少なく高品質なシリコン窒化膜が、高速にしかも再現性良く形成できる。なお、上記のシリコン窒化膜の成膜において光照射電力のみをオフ状態にし、それ以外の条件を同一にして成膜した場合の膜中の含有塩素量は5at.%程度になり、含有水素量は上記実施の形態と同程度になる。
次に、上記実施の形態で変調の仕方が異なる変形例を図4,5を参照して説明する。この変形例では上述したように光照射電力にも変調を施す。この場合、図4に示す被処理基板41の基板温度は400〜450℃にする。そして、ガス供給系15により、第1原料ガスとして液体ソースのSiClをアルゴン等の不活性ガスでバブリングし気化させ、第2原料ガスであるNガスとの流量比が1/20程度になるように設定し、図5に示すように、第1,2原料ガスをオン状態にしてガス導入口22よりチャンバ11内に導入する。この場合も、第1原料ガスと第2原料ガスの導入はポストミキシングである。そして、真空排気装置を有する排気系16により真空排気しチャンバ11内のガス圧力を約133Paにする。また、図5に示しているように光照射電力はオフ状態にする。
この状態で、図4(a)に示すように、被処理基板41表面の下地膜42上に形成している中途段階の高品質シリコン窒化膜43表面に膜厚が0.5nm〜5nmの新たなシリコン窒化薄膜層44を堆積させる。
次に、図5に示すように第1原料ガスにガス流量の変調を加え、第1原料ガスの流量を零(オフ状態)にして第2原料ガスであるN系ガスのみを導入(オン状態)する。このようにしてシリコン窒化膜の堆積は一時停止する。そして、光照射電力はオフ状態からオン状態に切り変える。この光照射では、光子エネルギーが4.16eV以上で5.0eV未満の紫外線を含む広い波長域の紫外線光源18として低圧水銀ランプを用いると良い。このようにして、図4(b)に示すように、シリコン窒化薄膜層44全面に紫外線光45を数msec〜10sec程度の間で照射する。
上記光照射により、チャンバ11内のNガスは上記紫外線光45で極めて容易に解離し、窒素の活性種あるいはNH、NHのように窒素と水素の結合した活性種が生成される。また、同時に上記シリコン窒化薄膜層44中のSi−Cl結合は上記紫外線光45で切断し、未結合状態になったSi−は上記活性種と反応しSi−N結合に変わる。このようにして、上記新たに堆積したシリコン窒化薄膜層44は、膜中に含有するClが除去され改質される。そして、図4(c)に示すように、塩素等の含有不純物の少ない高品質シリコン窒化薄膜層46になり、上記高品質シリコン窒化膜43上に積層される。
以後、上記第1原料ガスの流量をオン/オフの変調と上記光照射電力のオン/オフの変調とを繰り返し、含有塩素量の低減した所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を成膜する。
この実施の形態の変形例では、最終的に形成した高品質シリコン窒化膜中に含まれるSi−Cl結合量は0.5at.%以下に更に低減するようになる。また、この場合の成膜速度は10nm/min程度である。そして、この実施の形態では、シリコン窒化膜中の含有水素量は1at.%以下になる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態のシリコン窒化膜の成膜方法について、図1,2,4,6,7を参照して説明する。この場合の成膜方法の特徴は、加熱した触媒体に原料ガスを作用させて成膜するいわゆる触媒CVD法の成膜において、成膜ガス、紫外線照射あるいは触媒体に変調を加えるところにあり、成膜速度が第1の実施の形態の場合より大幅に増大する。ここでは、図1の成膜ガスの触媒体である金属線17に電力を印加する。図6,7は上記それぞれの変調成膜のタイムシーケンスを示す図である。
第1の実施の形態で説明したのと同様に、図1に示す紫外線照射CVD装置10の基板支持ステージ12上に半導体ウエハあるいは液晶パネル等の被処理基板21を載置し一定速度で回転させ、基板温度は200〜300℃程度にする。そして、図6に示すように、ガス供給系15より、第1原料ガスとして液体ソースのSiClあるいはSiClをアルゴン等の不活性ガスでバブリングし気化させ、第2原料ガスであるNHガスとの流量比が1/50程度になるように設定し、図5に示すように、第1,2原料ガスをオン状態にしてガス導入口22よりチャンバ11内に導入する。そして、真空排気装置を有する排気系16により真空排気しチャンバ11内のガス圧力を約133Pa(1Torr)にする。
そして、図6に示すように光照射電力をオン状態にして、図2で説明したように、被処理基板31表面に形成されている下地膜32上に膜厚が0.5nm〜5nmの第1シリコン窒化薄膜層33aを堆積させる。この光照射では、光子エネルギーが4.16eV以上で5.0eV未満の紫外線を含む紫外線光源18として低圧水銀ランプ、水銀キセノンランプ等を用いる。そして、紫外線光源18からの紫外光にフィルタをかけ所定の光子エネルギーを選ぶようにするとよい。
次に、図6に示すように第1原料ガスにガス流量の変調を加え、1sec程度の間隔で第1原料ガスの流量を零(オフ状態)にして第2原料ガスであるNH系ガスのみを導入(オン状態のまま)する。そして、触媒体電力をオン状態にし白金製の金属線17に通電し触媒体温度を約2000℃にする。ここで、光照射電力はオン状態に保持されている。このようにすることで、NHガスが触媒体の金属線17でラジカル状態に励起され、窒素の活性種あるいはNH、NHのような窒素と水素の結合した活性種が非常に多量に生成される。そして、第1の実施の形態で説明したように、上記第1シリコン窒化薄膜層33a中のSi−Cl結合が上記紫外線で切断され、未結合状態になったSi−は上記多量に生成した活性種と急速に反応しSi−N結合に変わる。このようにして、上記堆積した第1シリコン窒化薄膜層33a中に含有するClは非常に短時間で除去される。この場合も、上記第1シリコン窒化薄膜層33aの膜厚は5nm以下が良い。
以後、上記第1原料ガスの流量をオン/オフの変調を繰り返し、それに同期して触媒体電力にオフ/オンの変調を施し、シリコン窒化薄膜層33b、33c、33d、33e・・・の堆積とそれぞれの膜中のSi−Cl結合の除去とを繰り返して、所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を成膜する。
この実施の形態により、最終的に形成した高品質シリコン窒化膜中に含まれるSi−Cl結合量は0.5at.%以下に低減させることが可能になる。また、この場合の成膜速度は30nm〜50nm/minとなる。そして、この実施の形態では、シリコン窒化膜中の含有水素量は1at.%以下になる。このようにして、上記含有不純物量が少なく高品質なシリコン窒化膜が、非常に高速にしかも再現性良く形成できる。
次に、第2の実施の形態において変調の仕方が異なる変形例を図7を参照して説明する。この変形例では成膜ガスと光照射電力に変調を施す。この場合、成膜中では、触媒体電力はオン状態に維持される。図4に示す被処理基板41を基板支持テーブル12に載置し基板温度は100〜250℃にする。そして、ガス供給系15により、第1原料ガスとして液体ソースのSiClあるいはSiClをアルゴン等の不活性ガスでバブリングし気化させ、第2原料ガスであるNガスとの流量比が1/30程度になるように設定し、ガス導入口22よりチャンバ11内に導入(オン状態)する。そして、チャンバ11内のガス圧力を約133Paにする。そして、触媒体電力をオン状態にして触媒体温度を約1700℃にする。ここで、図7に示しているように光照射電力はオフ状態にする。
この状態で、図4(a)に示したように、被処理基板41表面に形成されている下地膜42上の中途段階の高品質シリコン窒化膜43表面に膜厚が0.5nm〜5nmの新たなシリコン窒化薄膜層44を堆積させる。
次に、図7に示すように第1原料ガスにガス流量の変調を加え、第1原料ガスの流量を零(オフ状態)にして第2原料ガスであるNガスのみを導入(オン状態)する。そして、光照射電力はオフ状態からオン状態に切り変える。この光照射では、光子エネルギーが4.16eV以上で5.0eV未満の紫外線を含む広い波長域の紫外線光源18として上述した低圧水銀ランプを用いると良い。このようにして、図4(b)に示すシリコン窒化薄膜層44全面に紫外光線45を1sec程度の間で照射する。
上記光照射により、上記シリコン窒化薄膜層44中のSi−Cl結合を切断し、未結合状態になったSi−は、上記触媒体によりチャンバ11内に多量に生成されている窒素の活性種あるいはNH、NHのように窒素と水素の結合した活性種と短時間に反応しSi−N結合に変わる。このようにして、上記新たに堆積したシリコン窒化薄膜層44中のClは除去され、図4(c)に示すように、上記高品質シリコン窒化膜43上に塩素等の含有不純物の少ない高品質シリコン窒化薄膜層46が形成される。
以後、触媒体電力はオン状態に維持したままで、上記第1原料ガスの流量をオン/オフの変調と上記光照射電力のオン/オフの変調とを繰り返し、含有塩素量の低減した所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を成膜する。
この実施の形態の変形例では、最終的に形成した高品質シリコン窒化膜中に含まれるSi−Cl結合量は0.5at.%以下に更に低減するようになる。また、この場合の成膜速度は50nm/min以上と非常に増大する。そして、この第2の実施の形態の変形例においても、シリコン窒化膜中の含有水素量は1at.%以下になる。
上記実施の形態による高品質シリコン窒化膜の成膜方法を上述した半導体装置の製造に適用した結果、寸法基準で65nm〜45nmの微細なMISFETで構成される半導体装置の長期信頼性の問題ならびに塩素により生じる例えば浅接合の接合リーク等の問題は全て解決できることが明らかとなった。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明における特徴は、シリコン窒化膜の成膜において、第1原料ガスに塩化珪素化合物を用い、成膜条件に変調を加えて、所定の薄膜のシリコン窒化膜の成膜と、前記所定の薄膜のシリコン窒化膜への紫外線照射による塩素除去とを繰り返し、所望の膜厚の高品質シリコン窒化膜を形成するところにあり、上述した実施の形態は本発明を限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、第1原料ガスとしてジクロルシラン(SiHCl)、トリクロルシラン(SiHCl)、あるいは実施の形態で説明したものも含めこれら塩化珪素化合物を混合したものを用いてもよい。また、アンモニア系化合物としてメチルアンモニア(CHNH)のような有機化合物を用いてもよいし、上記アンモニア系化合物の混合物を用いてよい。あるいは、その他に少なくともN−H結合を有する化合物であってもよい。
また、上記の実施の形態において、第1原料ガスをオフ状態にしてシリコン窒化膜の成膜を停止し、光照射を用いて膜中のSi−Cl結合を切断するステップにおいて未結合状態になるSi−に対して、成膜用の第2原料ガスとは別に、他のN−H結合を有する化合物あるいはその活性種を照射し反応させてSi−N結合に変えるようにしてもよい。
また、本発明の高品質シリコン窒化膜の成膜に使用する成膜装置は、図1で説明したものに全く限定されるものでなく、例えばマルチチャンバを有する装置、あるいは全体の熱容量を低減させた急速熱処理(RTP)装置等、種々の態様の成膜装置が本発明の実施において使用できるものである。
更には、被処理基板としてプラズマディスプレイパネルあるいは有機ELパネルのようなフラットディスプレイパネル上にシリコン窒化膜を形成する場合でも上記シリコン窒化膜の紫外線照射を用いた変調成膜の手法は同様に適用できる。
本発明の実施の形態で使用する成膜装置の模式的な略断面図である。 本発明の実施の形態にかかる高品質シリコン窒化膜の成膜方法を示す被処理基板等の断面図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるシリコン窒化膜の第1の変調成膜を示すタイムシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる高品質シリコン窒化膜の成膜方法を示す工程別断面図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるシリコン窒化膜の第2の変調成膜を示すタイムシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるシリコン窒化膜の第1の変調成膜を示すタイムシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるシリコン窒化膜の第2の変調成膜を示すタイムシーケンス図である。
符号の説明
10 紫外線照射CVD装置
11 チャンバ
12 基板支持ステージ
13 基板加熱系
14 紫外線照射手段
15 ガス供給系
16 排気系
17 金属線
18 紫外線光源
19 紫外線照射窓
20 光照射制御系
22 ガス導入口
23 ガス排出口
21,31,41 被処理基板
32,42 下地膜
33,43 高品質シリコン窒化膜
33a 第1シリコン窒化薄膜層
33b 第2シリコン窒化薄膜層
33c 第3シリコン窒化薄膜層
33d 第4シリコン窒化薄膜層
33e 第5シリコン窒化薄膜層
44 シリコン窒化薄膜層
45 紫外線光
46 高品質シリコン窒化薄膜層

Claims (10)

  1. 第1反応物質に塩化珪素化合物を用い、第2反応物質にN−H結合を有する化合物を用いた化学気相成長法によるシリコン窒化膜の成膜方法であって、
    前記化学気相成長により所定の膜厚のシリコン窒化膜を堆積させる工程(a)と、
    前記所定の膜厚のシリコン窒化膜を紫外光で照射すると共に窒素原子を含んだ活性種に曝す工程(b)と、
    を有する高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  2. 前記工程(a)と工程(b)を順次に繰り返して所望の膜厚のシリコン窒化膜を形成する請求項1に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  3. 前記工程(b)では、前記第1反応物質と前記第2反応物質を用いた化学気相成長を停止させる請求項1又は2に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  4. 前記紫外光で前記第2反応物質を解離し前記窒素原子を含んだ活性種を生成することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  5. 前記化学気相成長法が加熱した触媒体に前記反応物質を作用させて成膜する触媒CVD法であり、前記加熱した触媒体で前記第2反応物質を解離し前記窒素原子を含んだ活性種を生成することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  6. 前記所定の膜厚のシリコン窒化膜に存在するシリコン原子と塩素原子が化学結合したSi−Cl結合の前記紫外光の照射による切断と、前記活性種によるSi−N結合の生成とで、前記所定の膜厚のシリコン窒化膜中の塩素を除去することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  7. 第1反応物質に塩化珪素化合物を用い、第2反応物質にN−H結合を有する化合物を用いた化学気相成長法により被処理基板上にシリコン窒化膜を形成するシリコン窒化膜の成膜方法において、前記被処理基板に紫外光を照射することを特徴とする高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  8. 前記紫外光の光子エネルギーが4.16eV以上であり5.0eV未満であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  9. 前記第1反応物質はSiClあるいはSiClであって、前記第2反応物質はNHあるいはNであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。
  10. 前記所定の膜厚は0.5nm〜5nmであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の高品質シリコン窒化膜の成膜方法。

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