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JP2005310062A - プログラム、コンピュータおよびデータ処理方法 - Google Patents

プログラム、コンピュータおよびデータ処理方法 Download PDF

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JP2005310062A JP2004129998A JP2004129998A JP2005310062A JP 2005310062 A JP2005310062 A JP 2005310062A JP 2004129998 A JP2004129998 A JP 2004129998A JP 2004129998 A JP2004129998 A JP 2004129998A JP 2005310062 A JP2005310062 A JP 2005310062A
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Takayuki Owa
卓之 大輪
Kosuke Yoshitomi
光祐 吉富
Yusuke Kudo
祐介 工藤
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Abstract

【課題】 データの送信要求の送信元と当該データの送信先とが異なる形態のデータ送信を実現させるプログラムを提供する。
【解決手段】 携帯電話14_1は、ユーザによって指定された送信対象のコンテンツデータの識別データIDと送信先のアドレスADRとを含む送信要求を生成し、これをコンテンツサーバ装置12に送信する。パーソナルコンピュータ14_2は、上記送信要求に応じて、上記識別データIDに対応するコンテンツデータを、パーソナルコンピュータ14_2に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ通信システムに用いられるプログラム、コンピュータおよびデータ処理方法に関する。
サーバ装置からパーソナルコンピュータなどの端末装置にネットワークを介して、映画、音楽およびドキュメントなどのコンテンツデータを送信する通信システムがある。
このような通信システムでは、サーバ装置は、コンテンツデータの送信要求を受信すると、当該送信要求で指定されたコンテンツデータを、当該送信要求の送信元の端末装置に送信する。
ところで、ユーザは、上記端末装置を操作して、サーバ装置に対して、指定したコンテンツデータを、当該端末装置以外の他の端末装置に送信させたい場合がある。
例えば、ユーザが自宅外で携帯電話を用いてネットワークを介してサーバ装置にアクセスし、指定したコンテンツデータを自宅のコンピュータに送信させたい場合がある。
しかしながら、従来の通信システムでは、このような形態でのコンテンツデータの送信を実現することができないという問題がある。
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされ、データの送信要求の送信元と当該データの送信先とが異なる形態のデータ送信を実現させるプログラム、コンピュータおよびデータ処理方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し上述した目的を達成するために、第1の発明のプログラムは、コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと、送信対象のデータを識別する識別データとを含み前記送信先に前記データを送信することを要求する送信要求を生成する第1の手順と、前記第1の手順で生成した前記送信要求を、前記データの送信元に送信する第2の手順とを前記コンピュータに実行させる。
第1の発明のプログラムの作用は以下のようになる。
先ず、コンピュータが第1の発明のプログラムを実行し、第1の手順に従って、前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと、送信対象のデータを識別する識別データとを含み前記送信先に前記データを送信することを要求する送信要求を生成する。
次に、前記コンピュータが、第2の手順に従って、前記第1の手順で生成した前記送信要求を、前記データの送信元に送信する。
第2の発明のコンピュータは、データ通信を行うコンピュータであって、インタフェースと、前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと送信対象のデータを識別する識別データとを含み、前記データを前記送信先に送信することを要求する送信要求を生成し、当該送信要求を前記インタフェースを介して、前記データの送信元に送信する実行回路とを有する。
第2の発明のコンピュータの作用は以下のようになる。
実行回路が、前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと送信対象のデータを識別する識別データとを含み、前記データを前記送信先に送信することを要求する送信要求を生成する。
次に、前記実行回路が、前記送信要求を前記インタフェースを介して、前記データの送信元に送信する。
第3の発明のデータ処理方法は、コンピュータが実行するデータ処理方法であって、前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと、選択対象のデータを識別する識別データとを含み前記送信先に前記データを送信することを要求する送信要求を生成する第1の工程と、前記第1の工程で生成した前記送信要求を、前記データの送信元に送信する第2の工程と を有する。
第4の発明のプログラムは、コンピュータが実行するプログラムであって、データを識別する識別データを含む送信要求に応じて、前記コンピュータのメモリから前記識別データに対応したデータを読み出す第1の手順と、前記第1の手順で読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに送信する第2の手順とを前記コンピュータに実行させる。
第4の発明のプログラムの作用は以下のようになる。
コンピュータが第4の発明のプログラムを実行し、第1の手順に従って、データを識別する識別データを含む送信要求に応じて、前記コンピュータのメモリから前記識別データに対応したデータを読み出す。
そして、前記コンピュータが、第2の手順に従って、前記第1の手順で読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに送信する。
第5の発明のコンピュータは、データ通信を行うコンピュータであって、識別データと対応付けてコンテンツデータを記憶するメモリと、インタフェースと、データを識別する識別データを含み前記インタフェースを介して受信した送信要求に応じて、前記メモリから前記識別データに対応したデータを読み出し、当該読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに前記インタフェースを介して送信する実行回路とを有する。
第5の発明のコンピュータの作用は以下のようになる。
実行回路が、データを識別する識別データを含み前記インタフェースを介して受信した送信要求に応じて、前記メモリから前記識別データに対応したデータを読み出す。
次に、前記実行回路が、前記読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに前記インタフェースを介して送信する。
第6の発明のデータ処理方法は、コンピュータが実行するデータ処理方法であって、データを識別する識別データを含む送信要求に応じて、前記コンピュータのメモリから前記識別データに対応したデータを読み出す第1の工程と、前記第1の工程で読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに送信する第2の工程とを有する。
以上説明したように、本発明によれば、データの送信要求の送信元と当該データの送信先とが異なる形態のデータ送信を実現させるプログラム、コンピュータおよびデータ処理方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる通信システムについて説明する。
<第1実施形態>
以下、図1〜図12を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
先ず、本実施形態の各構成要素と本発明の構成要素との対応関係を説明する。
図1等に示す携帯電話14_1が第1〜第3の発明のコンピュータ、並びに第4〜第6の発明の送信要求の送信元に対応している。
また、パーソナルコンピュータ14_2が、本発明の送信先に対応している。
また、コンテンツサーバ装置12が、第1〜第3の発明の送信元に対応し、第4〜第6の発明のコンピュータに対応している。
また、図2に示すプログラムPRG1が第4の発明のプログラムに対応し、図6に示すアプリケーションプログラムAPが第1の発明のプログラムに対応している。
図9に示すステップST5が第1の発明の第1の手順および第2の手順、並びに第3の発明の第1の工程および第2の工程に対応している。
また、図12に示すステップST14が第4の発明の第1の手順、並びに第6の発明の第1の工程に対応している。
また、図12に示すステップST15が第4の発明の第2の手順、並びに第6の発明の第2の工程に対応している。
また、図5に示す送受信回路37およびアンテナ25が、第2の発明のインタフェースに対応し、メモリ44が第2の発明のメモリに対応し、CPU45が第2の発明の実行回路に対応している。
また、図2に示す通信回路4が第5の発明のインタフェースに対応し、メモリ5が第5の発明のメモリに対応し、CPU6が第5の発明の実行回路に対応している。
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システム1の全体構成図である。
図1に示すように、通信システム1は、例えば、メ−ルサーバ装置10、コンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1、並びにパーソナルコンピュータ14_2,14_3を有する。
メ−ルサーバ装置10、コンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3は、ネットワーク9を介して通信を行う。
なお、携帯電話およびパーソナルコンピュータの数は、任意である。
また、メ−ルサーバ装置10およびコンテンツサーバ装置12の数も1以上であれば任意である。
なお、本実施形態では、メ−ルサーバ装置10、コンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3の間の通信は、ネットワーク9を介して行われる。
以下、通信システム1の概要を説明する。
携帯電話14_1は、ユーザによって指定された送信対象のコンテンツデータの識別データIDと送信先のアドレスADRとを含む送信要求を生成し、これをコンテンツサーバ装置12に送信する。
このとき、上記送信先のアドレスADRとして、例えば、パーソナルコンピュータ14_2のアドレスが指定される。
パーソナルコンピュータ14_1は、上記送信要求に応じて、上記識別データIDに対応するコンテンツデータを、パーソナルコンピュータ14_2に送信する。
〔メ−ルサーバ装置10〕
メ−ルサーバ装置10は、コンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3から電子メールを受信し、これを当該電子メール内に示された宛先アドレスに対応するコンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3に送信する。
なお、コンテンツサーバ装置12、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3の間でのデータ通信は、例えば、上述したメ−ルサーバ装置10を用いた電子メールを用いた方法の他に、インスタントメッセンジャーなどを用いてもよい。
〔コンテンツサーバ装置12〕
図2は、図1に示すコンテンツサーバ装置12の構成図である。
図2に示すように、コンテンツサーバ装置12は、例えば、通信回路4、メモリ5およびCPU6を有し、これらがデータ線7を介して接続されている。
通信回路4は、ネットワーク9を介して、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3の間でデータおよび要求の送受信を行う。
メモリ5は、プログラムPRG1(第4の発明のプログラム)の、テーブルデータTBD、コンテンツデータ、並びにCPU6が実行する処理に用いられる種々のデータを記憶する。
テーブルデータTBDは、例えば、図3に示すように、メモリ5に記憶されているコンテンツデータのID(識別データID)、その名前(コンテンツ名)、並びにメモリ5上での当該コンテンツデータの記憶アドレスADRとを対応付けて示している。
コンテンツデータとしては、例えば、映画、音楽、書類などに関する種々のデータが用いられる。
CPU6は、メモリ5から読み出したプログラムPRG1に従って、以下に示す種々の処理を行う。
CPU6が行う処理の詳細については、後述するコンテンツサーバ装置12の動作例と関連付けて説明する。
CPU6は、例えば、携帯電話14_1からのアクセスに応じて、上記複数のコンテンツデータを選択させる選択画面を表示するための選択画面データを生成し、これをアクセス元の携帯電話14_1に送信する。
CPU6は、上記選択画面を用いて携帯電話14_1で生成された送信要求を受信すると、当該送信要求に含まれる識別データIDに対応したコンテンツデータを、当該送信要求に含まれるアドレスを宛先アドレスとして送信する。
当該アドレスとしては、例えば、パーソナルコンピュータ14_2,14_3のアドレスが用いられる。
また、CPU6は、携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3からの要求に応じて、指定されたアプリケーションプログラムを携帯電話14_1およびパーソナルコンピュータ14_2,14_3にダウンロードさせる。
〔携帯電話14_1〕
携帯電話14_1は、ユーザの操作に応じて、コンテンツサーバ装置12に記憶され当該ユーザが選択したコンテンツデータを、当該ユーザが指定したアドレスの端末装置に送信することを要求する送信要求をコンテンツサーバ装置12に送信する。
具体的には、携帯電話14_1は、コンテンツサーバ装置12にアクセスして上記選択画面データを受信し、当該選択画面データに応じた選択画面を表示する。
携帯電話14_1は、ユーザによる上記選択画面を用いた操作に基づいて、当該ユーザによって選択されたコンテンツデータの識別データIDと、当該ユーザによって指定された送信先のアドレスとを含む送信要求を生成する。
そして、携帯電話14_1は、上記生成した送信要求をコンテンツサーバ装置12に送信する。
また、携帯電話14_1は、メ−ルサーバ装置10を介して、コンテンツサーバ装置12、パーソナルコンピュータ14_2,14_3との間で電子メールの送受信を行う。
また、携帯電話14_1は、必要に応じて、コンテンツサーバ装置12にアクセスを行い、コンテンツサーバ装置12から所定のサービスの提供を受ける。
図4は、図1に示す携帯電話14_1の正面側の外観図である。
図4に示すように、携帯電話14_1は、例えば、携帯電話であり、中央のヒンジ部22を境に、表示部23と本体24とに分けられており、ヒンジ部22を介して、折り畳み可能に形成されている。
表示部23には、上端左部に送受信用のアンテナ25が、引出しおよび収納可能な状態に取り付けられており、アンテナ25を介して、図示しない基地局との間で電波を送受信するようになされている。
表示部23には、先端部にスピーカ26が設けられ、中央に液晶ディスプレイ27が設けられている。
本体24には、その表面に「0」〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話および電源キー、クリアキーおよび電子メールキー等の操作キー28が設けられており、操作キー28を用いて各種指示を入力し得るようになされている。
また、本体24には、操作キー28の下部にマイクロフォン29が設けられており、マイクロフォン29によって通話時のユーザの音声を集音するようになされている。
さらに、本体24には、操作キー28の上部に、回動自在なジョグダイヤル30が、本体24の表面から僅かに突出した状態で設けられており、ジョグダイヤル30に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ27に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、および、画像の送り動作等の種々の動作が実行されるようになされている。
また、ユーザによるジョグダイヤル30の回動操作に応じて、液晶ディスプレイ27に表示されたアドレス帳の複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、ジョグダイヤル30が本体24の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して自動的に発呼処理を行うようになされている。
また、アドレス帳には、各ユーザの電子メールのアドレスが登録されており、電子メール作成時にジョグダイヤル30を用いて当該アドレスが宛先アドレスとして指定される。
図5は、図1に示す携帯電話14_1の機能ブロック図である。
図5に示すように、携帯電話14_1は、例えば、アンテナ25、スピーカ26、液晶ディスプレイ27、操作キー28、マイクロフォン29、ジョグダイヤル30、LCD(Liquid Crystal Display)制御回路34、画像エンコーダ35、画像デコーダ36、送受信回路37、変復調回路38、操作入力制御回路39、音声コーデック40、電源回路41、アンテナ42、IC(Integrated Circuit)43、メモリ44およびCPU(Central Processing Unit) 45を有する。
なお、図5において、図4と同じ符号を付した構成要素は、図4を用いて説明したものと同じである。
携帯電話14_1は、例えば、LCD制御回路34、画像エンコーダ35、画像デコーダ36、変復調回路38、操作入力制御回路39、音声コーデック40、IC43、メモリ44およびCPU45が、データ線49を介して接続されている。
LCD制御回路34は、CPU45の制御に従って、例えば、画像デコーダ36から入力した復号後の画像データを液晶ディスプレイ27に出力し、当該画像データに応じた画像を液晶ディスプレイ27に出力させる。
本実施形態では、LCD制御回路34は、コンテンツサーバ装置12から受信した選択画面データを基に選択画面を液晶ディスプレイ27に表示する。
画像エンコーダ35は、例えば、携帯電話14_1に内蔵させた図示しないデジタルカメラで撮像された画像データをMPEG4(Moving Picture Experts Group)やMPEG2などで画像符号化し、符号化した画像データをメモリ44に書き込む。
画像デコーダ36は、CPU45の制御に従って、MEPG4やMPEG2などで符号化された画像データを復号し、これをLCD制御回路34に出力する。
送受信回路37は、アンテナ25が基地局を介して受信したアナログ形式の信号をデジタル形式の信号に変換して変復調回路38に出力する。
また、送受信回路37は、変復調回路38から入力したデジタル形式の信号をアナログ形式に変換してアンテナ25を介して基地局に送信する。
変復調回路38は、送受信回路37から入力した信号に逆スペクトル拡散処理などの復調処理を施してデータを生成する。
また、変復調回路38は、CPU45の制御に基づいて、入力したデータにスペクトル拡散などの変調処理を施して生成した信号を送受信回路37に出力する。
操作入力制御回路39は、操作キー28およびジョグダイヤル30から入力した操作信号をCPU45に出力する。
音声コーデック40は、マイクロフォン29から入力した音声信号を符号化する。
また、音声コーデック40は、CPU45の制御に基づいて入力した音声信号を復号してスピーカ26に出力する。
電源回路41は、携帯電話14_1の各構成要素に駆動電力を供給する。
アンテナ42は、例えば、図5に示す決済装置等の無線通信装置と非接触方式で信号の送受信を行う。
IC43は、耐タンパ性の回路であり、アンテナ42を介して、例えば、図5に示す決済装置と通信を行い、決済処理などを行う。
ここで、耐タンパ性の回路は、外部からの当該回路に対する攻撃(内部データの不正読み出し、入力周波数や入力電圧を規定外に設定したりする攻撃)を加えたときに、誤動作や内部データの漏洩を防止するように構成された回路である。具体的には、耐タンパ性の回路は、内部データの読み出しを防止するために、回路構成を多層構造とし、メモリを最下層に配置すると共に、上下層にダミー層(例えば、アルミ層)を取り入れることで、外部からメモリI/Fにアクセスすることを困難にしている。また、耐タンパ性の回路は、周波数検知回路や電圧検知回路を備え、周波数や電圧が規定値外になると、動作しないように構成されている。
メモリ44は、図6に示すように、アドレス帳データAD、ウェブブラウザプログラムWP、送受信制御プログラムTP、インタプリタINT、クラスライブラリCLおよび、アプリケーションプログラムAPを記憶している。
また、メモリ44は、CPU45の処理に必要な種々のデータを記憶する。
ここで、アプリケーションプログラムAPが第1の発明のプログラムに対応している。
CPU45は、図6に示す各プログラムを実行して種々の機能を実現する。
図7は、図5に示すCPU45が、図6に示す各プログラムを実行して実現する機能モジュールを説明するための図である。
図7に示すように、CPU45は、例えば、ウェブブラウザ機能モジュール51、送受信制御機能モジュール52、インタプリタ機能モジュール53、クラスライブラリ機能モジュール54、アプリケーション機能モジュール55およびプログラム制御機能モジュール56を実現する。
ここで、CPU45は、図6に示すメモリ44からウェブブラウザプログラムWPを読み出して実行することで、ウェブブラウザ機能モジュール51を実現する。
CPU45は、メモリ44から送受信制御プログラムTPを読み出して実行することで、送受信制御機能モジュール52を実現する。
CPU45は、メモリ44からインタプリタINTを読み出して実行することで、インタプリタ機能モジュール53を実現する。
CPU45は、メモリ44からクラスライブラリCLを読み出して実行することで、クラスライブラリ機能モジュール54を実現する。
CPU45は、メモリ44からプログラム制御プログラムPCPを読み出して実行することでプログラム制御機能モジュール56を実現する。
ウェブブラウザ機能モジュール51は、ネットワーク9を介して、コンテンツサーバ装置12にアクセスすることにより、ウェブページを閲覧したり、所定のプログラムをダウンロードする機能を有するプログラムである。
送受信制御機能モジュール52は、電子メールの送受信を制御するプログラム(いわゆる、メールソフト)である。
インタプリタ機能モジュール53は、プログラムを構成するソースコードを、実行可能な形式であるオブジェクトコードに逐次変換しつつ、そのプログラムを実行するためのソフトウェアである。
すなわち、インタプリタ機能モジュール53は、アプリケーション機能モジュール55を実現するための環境であり、Java(R)プログラムを実行する場合のいわゆるjava(R)環境では、Java(R)VM(Virtual Machine)が、それに該当する。
クラスライブラリ機能モジュール54は、ある特定の機能を持ったプログラムを、オブジェクト指向プログラミング言語を用いて一つの「クラス」として部品化し、関連する複数のクラスを一つのファイルにまとめたものであり、アプリケーション機能モジュール55のためのAPI(Application Programming Interface)である。
オブジェクト指向言語では、共通する属性やメソッド(手続き)を持ったオブジェクト群をまとめたものを「クラス」と呼ぶ。こうした「クラス」はプログラムの部品として利用できるため、よく使われる汎用的なものをクラスライブラリに集めておくことで、プログラミングの労力を軽減することができる。
クラスライブラリ機能モジュール54には、例えば、Personal Profile MIDP(Mobile Information Device Profile)などが用いられる。MIDPは、J2ME(Java(R)2 Micro Edition)/CLDC(Connected Limited Device Configuration)用のプロファイルの1つで、携帯電話などの携帯端末向けに定義されたJava(R)実行環境の仕様であり、携帯端末用のユーザインターフェースやクラスライブラリなどの情報を含んでいる。例えば、携帯電話14_1でJava(R)アプリケーションを使うためには、J2ME/CLDCに加えて、このプロファイルが定義するライブラリを用意する必要がある。
クラスライブラリ機能モジュール54のライブラリとして、データ抽出部61、データ作成部62、プロセス制御機能モジュール63、トランスポートAPI64、および、GUI(Graphic User Interface)制御部65が設けられている。
データ抽出部61は、送受信制御機能モジュール52から供給された受信した電子メールが後述する所定の形式を有する場合、その電子メールから、必要な情報を抽出し、得られた情報を復号する機能を有する。
データ作成部62は、プログラムの実行に必要な情報を、電子メールで送るために符号化し、符号化された情報を上記所定の形式に適合させる。
プロセス制御機能モジュール63は、アプリケーション機能モジュール55が実行するプロセスを管理する機能を有している。換言すれば、プロセス制御機能モジュール63は、同一のアプリケーション機能モジュール55による複数のプロセスを管理することができる。
トランスポートAPI64は、送受信制御機能モジュール52によるメッセージの送受信を制御する。
GUI制御機能モジュール65は、アプリケーション機能モジュール55が実行する処理に基づいて、液晶ディスプレイ27への所定のGUI画面の表示を制御する。
プログラム制御機能モジュール56は、受信したメッセージに付加されたアプリケーションプログラムのリンク情報を基に、アプリケーションプログラムをダウンロードする機能や、ダウンロードしたアプリケーションプログラムのファイルの正当性を確認する機能を有する。
図6に示すメモリ44は、アプリケーション機能モジュール55が実行した処理により生成されたデータや、アプリケーション機能モジュール55が実行した処理の履歴情報を記憶するとともに、プロセス制御機能モジュール63の処理により永続化されたプロセスに関するデータや、プログラム制御機能モジュール56によってダウンロードされたアプリケーションプログラムを保存する。
アプリケーション機能モジュール55は、ユーザの操作入力に基づいて、または、受信したメッセージに基づいて、プロセス制御部63の制御により、メモリ44からロードされ、インタプリタ機能モジュール53上で実行される。
また、アドレス帳データADは、他のユーザの名前データと、識別データと、電子メールのアドレスデータと、電話番号データ等とを対応付けて示している。
以下、携帯電話14_1が送受信する電子メールEMのフォーマットについて説明する。
図8は、携帯電話14_1が送受信する電子メールEMのフォーマットを説明するための図である。
図8に示すように、電子メールEMは、ヘッダ80と本文81とで構成されている。
ヘッダ80には、宛先アドレス、表題(subject)、並びにコンテンツタイプなどが記述されている。
電子メールEMを送受信する際には、アプリケーションのデータや画像ファイルを複数添付することができる。このような場合に利用するのが、複数の添付ファイルをまとめたメディアタイプである、マルチパートメディアタイプである。当該マルチパートメディアタイプは、上記コンテンツタイプにおいて宣言される。
上記コンテンツタイプにおいてマルチパートであることが宣言されている場合、本文81は、添付ファイルやメール本文に該当する複数のパートで構成される。
本文81は、可読記述エリア91および制御記述エリア92で構成される。
可読記述エリア91には、電子メールEMを受信したユーザが読むことが可能な文字データが記述される。
制御記述エリア92には、電子メールEMのフォーマットのバージョン情報やプロトコルの種別を示す情報のほかに、プロセス作成指示データ100、プログラムURL(Uniform Resource Locator)101、送信元アドレス102、送信元プロセス識別データ103、送信先プロセス識別データ104、並びにアプリケーション固有データ105が記述されている。
プロセス作成指示データ100は、電子メールEMの受信側の端末装置が、新たなプロセスを作成する必要があるか否かを示す情報であり、「1」のとき、新たなプロセスを作成する必要があることを示し、「0」のとき、すでに存在するプロセスに関する電子メールEMであるので、新たなプロセスを作成する必要がないことを示す。
プログラムURL101は、プログラムをダウンロードするために用いられるリンク情報である。プログラムURL101は、例えば、アプリケーションプログラムAPの識別データとして用いられる。
送信元プロセス識別データ103は、この電子メールEMを送信した端末装置が、当該電子メールEMによって授受される情報を用いて動作するプロセスを識別するための識別子であり、送信先プロセス識別データ104は、当該電子メールEMによって授受される情報を用いて動作する端末装置のプロセスを識別するための識別子であり、これらの識別データは、電子メールEMを送信した端末装置が、予め生成して、電子メールEM内に記述する。
アプリケーション固有データ105は、図7に示すアプリケーション機能モジュール55が利用するデータであり、アプリケーション機能モジュール55が任意に設定することが可能なデータである。
携帯電話14_1は、例えば、図8に示す電子メールEMを受信すると、図7に示すプログラム制御機能モジュール56が、プログラムURL101を基に、当該電子メールEMで指定されるアプリケーションプログラムが自分自身にダウンロードされているか否か、そのアプリケーションプログラムのバージョンはマッチングしているか否かを確認し、必要に応じて、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムを、コンテンツサーバ装置12からダウンロードする。
具体的には、プログラムURL101によって指定されるURLには、電子メールEMで指定されるアプリケーションプログラムに関するアプリケーション記述ファイルが保存されており、プログラム制御機能モジュール56は、アプリケーション記述ファイルをダウンロードして、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断する。アプリケーション記述ファイルは、例えば、アプリケーションがjava(R)で記載されている場合、ADF(Application Descriptor File)またはJAD(Java(R) Application Descriptor)ファイルと称される。
そして、アプリケーション機能モジュール55は、対応するアプリケーションプログラムがインストールされていない場合、または、バージョンが同一ではない場合、アプリケーション記述ファイルに記述されている、アプリケーションプログラムの保存場所のアドレスを基に、アプリケーションプログラムをダウンロードする。
ここでは、ADF、またはJADなどのアプリケーション記述ファイルを先行してダウンロードし、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断することができるようになされているが、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断する方法は、アプリケーション記述ファイルを利用する以外の方法であっても良く、アプリケーションプログラムの保存場所のアドレス情報を得るための手段、および、ダウンロードの手順なども、上述した以外の方法であっても良い。
また、図7に示すデータ抽出部61において抽出されるデータを基に、図8に示すプロセス作成指示データ100に、「1」が記載されていることが検出されるので、プログラム制御機能モジュール56の処理により、図7に示すアプリケーション機能モジュール55が起動され、新たなプロセスが生成される。
アプリケーション機能モジュール55は、GUI制御部65の処理により、必要な情報を図5に示すLCD制御回路34を介して液晶ディスプレイ27に表示させ、操作入力制御回路39を介してユーザの操作入力を受けて、データ作成部62の処理により、返信電子メールを生成させ、送受信制御機能モジュール52の処理により、図1に示すネットワーク9を介して、図8に示す送信元アドレス102で示されるアドレスに返信電子メールを送信する。
〔パーソナルコンピュータ14_2,14_3〕
パーソナルコンピュータ14_2,14_3は、ネットワーク通信機能を持つコンピュータであり、例えば、携帯電話14_1に比べて大きな記憶容量のメモリを備えている。
以下、通信システム1の動作例を説明する。
〔第1の動作例〕
以下、携帯電話14_1が指定したコンテンツデータを、コンテンツサーバ装置12からパーソナルコンピュータ14_2に送信させる場合の携帯電話14_1の動作例を説明する。
図9は、当該動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
端末装置14_のユーザが図5に示す操作キー28あるいはジョグダイヤル30を操作して、コンテンツサーバ装置12へのアクセス指示を入力したことを図7に示すアプリケーション機能モジュール55が検出すると、ステップST2に進む。
当該アクセス指示では、ネットワーク9上におけるコンテンツサーバ装置12のアドレス(URL)が指定される。
ステップST2:
図7に示すクラスライブラリ機能モジュール54のGUI制御部65は、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、ステップST1で指定されたアドレスを基に、コンテンツサーバ装置12にアクセスを行い、選択画面データを受信(ダウンロード)する。
ステップST3:
図7に示すクラスライブラリ機能モジュール54のGUI制御部65は、図5に示すLCD制御回路34に、ステップST2で受信した選択画面データに応じた選択画面を液晶ディスプレイ27に表示させる。
GUI制御部65は、例えば、図10に示すコンテンツ選択画面210を液晶ディスプレイ27に表示する。
図10に示すコンテンツ選択画面210は、例えば、送信(選択)の対象できるコンテンツ名を示すボタン画像(例えば、映画名A,映画名Bおよび音楽名Cをそれぞれ示すボタン画像211,212,213)、並びに次の画面に進むことを指示するボタン画像230を有する。
ここで、送信(選択)の対象にできるコンテンツ名は、例えば、コンテンツサーバ装置12に記憶され、あるいはコンテンツサーバ装置12が取得可能なコンテンツの名前を示している。
ユーザは、図5に示す操作キー28あるいはジョグダイヤル30を操作して、図10に示すコンテンツ選択画面210上で、送信対象とするコンテンツデータのコンテンツ名(ボタン画像211,212あるいは213)を選択し、続いてボタン画像230を指定する。
GUI制御部65は、ボタン画像230が指定されると、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、図11に示す送信先指定画面310を液晶ディスプレイ27に表示させる。
図11に示すように、送信先指定画面310は、上記選択したコンテンツデータを送信する送信先のアドレスを指定するためのアドレス指定欄312、アドレス帳指定ボタン画像314、並びに送信することを指示するボタン画像316を有する。
ユーザは、図5に示す操作キー28あるいはジョグダイヤル30を操作して、図11に示す送信先指定画面310上で、送信先のアドレスをアドレス指定欄312で指定する。例えば、ユーザは、具体的には、アドレス帳指定ボタン画像314を指定して、アドレス帳画面(図示せず)を表示させ、それを基に送信先の端末装置(例えば、図1に示すパーソナルコンピュータ14_2)のアドレスADRを指定する。
ユーザは、上記アドレスの指定を終了すると、図11に示す送信先指定画面310上でボタン画像316を指定する。
ステップST4:
アプリケーション機能モジュール55は、図11に示す送信先指定画面310上でボタン画像316が指定されたと判断すると、送信対象のコンテンツデータの識別データIDの選択、並びに送信先のアドレスADRの指定の双方が完了したと判断してステップST5に進む。
ステップST5:
図7に示す送受信制御機能モジュール52は、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、ステップST3で選択された送信対象のコンテンツデータの識別データIDと指定された送信先のアドレスADRとを含む送信要求を生成し、これをコンテンツサーバ装置12に送信する。
ステップST6:
アプリケーション機能モジュール55は、コンテンツサーバ装置12から送信完了通知を受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップST1に戻る。
〔第2の動作例〕
以下、携帯電話14_1が指定したコンテンツデータを、コンテンツサーバ装置12からパーソナルコンピュータ14_2に送信させる場合のコンテンツサーバ装置12の動作例を説明する。
図12は、当該動作例を説明するためのフローチャートである。
以下に示すコンテンツサーバ装置12の動作は、図2に示すCPU6がプログラムPRG1に従って実行する。
ステップST11:
図2に示すコンテンツサーバ装置12のCPU6は、通信回路4を介して携帯電話14_1からアクセスを受けたと判断すると、ステップST12に進む。
なお、CPU6は、端末装置14_と通信を行い、公開鍵認証などにより、携帯電話14_1、あるいは端末装置14_のユーザの正当性を認証した後に、ステップST12に進んでもよい。
ステップST12:
CPU6は、メモリ5から選択画面データを読み出して、これを通信回路4を介して携帯電話14_1に送信する。
ステップST13:
CPU6は、通信回路4を介して携帯電話14_1から送信要求を受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップST14に進む。
すなわち、CPU6は、携帯電話14_1が図9に示すステップST5の処理を行って送信要求を送信したか否かを判断する。
ステップST14:
CPU6は、ステップST13で受信した送信要求に含まれる識別データIDに対応するコンテンツデータを、メモリ5に記憶された図3に示すテーブルデータTBDを参照して読み出す。
なお、CPU6は、ステップST14の処理を行う前に、コンテンツデータの提供に関しての決済処理を携帯電話14_1との間で行ってもよい。
ステップST15:
CPU6は、ステップST14で読み出したコンテンツデータを、ステップST13で受信した送信要求に含まれるアドレスを宛先アドレスとして、通信回路4を介して送信する。
ステップST16:
CPU6は、ステップST15の送信が完了すると、通信回路4を介して携帯電話14_1に送信完了通知を送信する。
CPU6は、その後、ステップST11に戻る。
以上説明したように、通信システム1によれば、携帯電話14_1のユーザは、外出中に携帯電話14_1を用いてコンテンツサーバ装置12にアクセスを行い、希望するコンテンツデータを、例えば自宅に設置され実際にコンテンツを試聴等するパーソナルコンピュータ14_2に送信(ダウンロード)することができる。
このように、通信システム1によれば、コンテンツデータの選択および送信要求を出す端末装置と、当該送信要求に応じてコンテンツデータを受信する端末装置とが異なる形態の通信を実現することで、コンテンツデータの選択および送信要求を行える場所および時間の自由度を高めることができる。
また、通信システム1によれな、携帯電話14_1がコンテンツデータのダウンロードが完了するまで長時間待ち状態になることを回避できる。
<第2実施形態>
上述した実施形態では、携帯電話14_1からコンテンツサーバ装置12にアクセスを行うことで、携帯電話14_1の液晶ディスプレイ27に選択画面を表示する場合を例示したが、本実施形態では、図1に示すコンテンツサーバ装置12aが電子メールを配信し、携帯電話14_1aが当該電子メールを基にコンテンツデータ選択および送信先の指定を行う。
なお、携帯電話14_1aおよびコンテンツサーバ装置12aは、以下に示す機能および動作を除いて、第1実施形態の携帯電話14_1およびコンテンツサーバ装置12と同じである。
以下、通信システム1の動作例を説明する。
〔第1の動作例〕
以下、携帯電話14_1aが指定したコンテンツデータを、コンテンツサーバ装置12aからパーソナルコンピュータ14_2に送信させる場合の携帯電話14_1aの動作例を説明する。
図13は、当該動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST21:
携帯電話14_1aの図7に示すアプリケーション機能モジュール55は、送受信制御機能モジュール52がコンテンツサーバ装置12aから選択用電子メールを受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップST22に進む。
ステップST22:
図7に示すクラスライブラリ機能モジュール54のデータ抽出部61は、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、ステップST21で受信したと判断した選択用電子メールのなかから、送信(選択)の対象できるコンテンツデータの識別データIDに対応付けられたコンテンツ名データを抽出する。
そして、アプリケーション機能モジュール55は、上記抽出したコンテンツ名データを基に、コンテンツデータの選択とコンテンツデータを送信する送信先のアドレスを指定するための選択画面を図4および図5に示す液晶ディスプレイ27に表示させる。
ユーザは、操作キー28またはジョグダイヤル30を操作して、上記選択画面を用いて、コンテンツデータの選択、並びに送信先のアドレスADRの指定を行う。
ステップST23:
アプリケーション機能モジュール55は、ステップST22において、コンテンツデータの選択、並びに送信先のアドレスADRの指定が行われたと判断すると、ステップST24に進む。
ステップST24:
図7に示すデータ作成部62は、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、ステップST22で指定された送信対象のコンテンツデータの識別データIDと送信先のアドレスADRとを含む電子メールを、コンテンツサーバ装置12aから上記受信した電子メールの返信メールとして生成する。
ステップST25:
図7に示す送受信制御機能モジュール52は、アプリケーション機能モジュール55の制御に従って、ステップST24で生成された返信メールをコンテンツサーバ装置12aに送信する。
ステップST26:
アプリケーション機能モジュール55は、コンテンツサーバ装置12aから送信完了通知を受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップST21に戻る。
〔第2の動作例〕
以下、携帯電話14_1aが指定したコンテンツデータを、コンテンツサーバ装置12aからパーソナルコンピュータ14_2に送信させる場合のコンテンツサーバ装置12aの動作例を説明する。
図14は、当該動作例を説明するためのフローチャートである。
以下に示すコンテンツサーバ装置12aの動作は、図2に示すCPU6がプログラムPRG1に従って実行する。
ステップST31:
図2に示すコンテンツサーバ装置12aのCPU6は、送信対象のコンテンツデータの選択、並びに送信先のアドレスADRの選択を携帯電話14_1aに行わせるためのデータを含む選択用電子メールを生成し、これを送受信制御機能モジュール52を介して携帯電話14_1aに送信する。
ステップST32:
CPU6は、ステップST31で送信した選択用電子メールの返信メールを受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップST33に進む。
CPU6は、携帯電話14_1aが図13に示すステップST25の処理を行って返信メールを送信したか否かを判断する。
ステップST33:
CPU6は、ステップST32で受信した返信メールに含まれる識別データIDに対応するコンテンツデータを、メモリ5に記憶された図3に示すテーブルデータTBDを参照して読み出す。
ステップST34:
CPU6は、ステップST33で読み出したコンテンツデータを、ステップST32で受信した返信メールに含まれるアドレスを宛先アドレスとして、通信回路4を介して送信する。
ステップST35:
CPU6は、ステップST34の送信が完了すると、通信回路4を介して携帯電話14_1aに送信完了通知を送信する。
CPU6は、その後、ステップST32に戻る。
本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
上述した実施形態では、第1〜第3の発明のコンピュータとして携帯電話14_1を例示し、コンテンツデータの送信先としてパーソナルコンピュータ14_2を例示したが、これらはコンピュータであれば特に限定されない。
例えば、携帯電話14_1の代わりに、PDA(Personal Digital Assistants)やパーソナルコンピュータなどを用いてもよいし、パーソナルコンピュータ14_2の代わりに携帯電話やPDAを用いてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システムの全体構成図である。 図2は、図1に示すコンテンツサーバ装置の構成図である。 図3は、図2に示すテーブルデータTBDを説明するための図である。 図4は、図1に示す携帯電話の正面側の外観図である。 図5は、図1に示す携帯電話の機能ブロック図である。 図6は、図5に示すメモリに記憶あれているプログラムおよびデータを説明するための図である。 図7は、図5に示すCPUが、図6に示す各プログラムを実行して実現する機能モジュールを説明するための図である。 図8は、図1に示す携帯電話が送受信する電子メールEMのフォーマットを説明するための図である。 図9は、本発明の第1実施形態において、図1に示す携帯電話が指定したコンテンツデータをコンテンツサーバ装置からパーソナルコンピュータに送信させる場合の携帯電話の動作例を説明するためのフローチャートである。 図10は、本発明の第1実施形態において用いられるコンテンツ選択画面を説明するための図である。 図11は、本発明の第1実施形態において用いられる送信先指定画面を説明するための図である。 図12は、本発明の第1実施形態において、図1に示す携帯電話が指定したコンテンツデータをコンテンツサーバ装置からパーソナルコンピュータに送信させる場合のコンテンツサーバ装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図13は、本発明の第2実施形態において、図1に示す携帯電話が指定したコンテンツデータをコンテンツサーバ装置からパーソナルコンピュータに送信させる場合の携帯電話の動作例を説明するためのフローチャートである。 図14は、本発明の第2実施形態において、図1に示す携帯電話が指定したコンテンツデータをコンテンツサーバ装置からパーソナルコンピュータに送信させる場合のコンテンツサーバ装置の動作例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、9…ネットワーク、10…メ−ルサーバ装置、12,12a…コンテンツサーバ装置、14_1,14_1a…携帯電話、14_2,14_3…コンピュータ、25…アンテナ、26…スピーカ、27…液晶ディスプレイ、28…操作キー、29…マイクロフォン、30…ジョグダイヤル、34…LCD制御回路、35…画像エンコーダ、36…画像デコーダ、37…送受信回路、38…変復調回路、39…操作入力制御回路、40…音声コーデック、41…電源回路、42…アンテナ、43…IC、44…メモリ、45…CPU、51…ウェブブラウザ機能モジュール、52…送受信制御機能モジュール、53…インタプリタ機能モジュール、54…クラスライブラリ機能モジュール、55…アプリケーション機能モジュール、56…プログラム制御機能モジュール

Claims (14)

  1. コンピュータが実行するプログラムであって、
    前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと、送信対象のデータを識別する識別データとを含み前記送信先に前記データを送信することを要求する送信要求を生成する第1の手順と、
    前記第1の手順で生成した前記送信要求を、前記データの送信元に送信する第2の手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記送信元にアクセスして選択画面を前記コンピュータのディスプレイに表示する第3の手順
    をさらに有し、
    前記第1の手順は、前記第3の手順で前記ディスプレイに表示された前記選択画面を用いて選択された前記データの識別データと、前記選択画面を用いて指定された前記アドレスとを含む前記送信要求を生成する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータが前記送信元から受信した電子メールに含まれる選択候補となる前記データの識別データを前記コンピュータのディスプレイに表示する第3の手順と、
    前記第1の手順は、前記第3の手順で前記ディスプレイに表示された前記選択候補のデータの識別データのうち選択された前記識別データと、指定された前記アドレスとを含む返信電子メールを生成し、
    前記第2の手順は、前記第1の手順で生成した前記返信電子メールを前記送信要求として前記送信元に送信する
    請求項1に記載のプログラム。
  4. データ通信を行うコンピュータであって、
    インタフェースと、
    前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと送信対象のデータを識別する識別データとを含み、前記データを前記送信先に送信することを要求する送信要求を生成し、当該送信要求を前記インタフェースを介して、前記データの送信元に送信する実行回路と
    を有するコンピュータ。
  5. ディスプレイ
    をさらに有し、
    前記実行回路は、前記インタフェースを介して、前記送信元にアクセスして選択画面を前記ディスプレイに表示し、前記選択画面を用いて選択された前記データの識別データと、前記選択画面を用いて指定された前記アドレスとを含む前記送信要求を生成する
    請求項4に記載のコンピュータ。
  6. 前記実行回路は、前記インタフェースを介して前記送信元から受信した電子メールに含まれる選択候補の前記データの識別データを前記ディスプレイに表示し、前記ディスプレイに表示された前記選択候補のデータの識別データのうち選択された前記識別データと、指定された前記アドレスとを含む返信電子メールを生成し、当該返信電子メールを前記送信要求として前記送信元に前記インタフェースを介して送信する
    請求項4に記載のコンピュータ。
  7. コンピュータが実行するデータ処理方法であって、
    前記コンピュータ以外の送信先のアドレスと、選択対象のデータを識別する識別データとを含み前記送信先に前記データを送信することを要求する送信要求を生成する第1の工程と、
    前記第1の工程で生成した前記送信要求を、前記データの送信元に送信する第2の工程と
    を有するデータ処理方法。
  8. コンピュータが実行するプログラムであって、
    データを識別する識別データを含む送信要求に応じて、前記コンピュータのメモリから前記識別データに対応したデータを読み出す第1の手順と、
    前記第1の手順で読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに送信する第2の手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  9. 前記送信要求の前記送信元からのアクセスに応じて、送信対象とする前記データおよび前記送信先のアドレスを前記送信元に選択させるための選択画面データを前記送信元に送信する第3の手順
    をさらに有する
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 送信対象とする前記データおよび前記送信先のアドレスを前記送信元に選択させるための電子メールを前記送信元に送信する第3の手順と、
    前記第1の手順は、前記第3の手順で送信した電子メールの返信メールに含まれる前記識別データに対応した前記データを前記メモリから読み出し、
    前記第2の手順は、前記第1の手順で読み出した前記データを、前記返信メールに含まれる前記アドレスに送信する
    請求項8に記載のプログラム。
  11. データ通信を行うコンピュータであって、
    識別データと対応付けてコンテンツデータを記憶するメモリと、
    インタフェースと、
    データを識別する識別データを含み前記インタフェースを介して受信した送信要求に応じて、前記メモリから前記識別データに対応したデータを読み出し、当該読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに前記インタフェースを介して送信する実行回路と
    を有するコンピュータ。
  12. 前記実行回路は、前記インタフェースを介して前記送信元から受けたアクセスに応じて、送信対象とする前記データおよび前記送信先のアドレスを前記送信元に選択させるための選択画面データを前記送信元に前記インタフェースを介して送信する
    請求項11に記載のコンピュータ。
  13. 前記実行回路は、送信対象とする前記データおよび前記送信先のアドレスを前記送信元に選択させるための電子メールを前記送信元に前記インタフェースを介して送信し、前記電子メールの返信メールを前記インタフェースが受信すると、当該返信メールに含まれる識別データに対応した前記データを前記メモリから読み出し、当該読み出した前記データを、前記返信メールに含まれる前記アドレスに送信する
    請求項11に記載のコンピュータ。
  14. コンピュータが実行するデータ処理方法であって、
    データを識別する識別データを含む送信要求に応じて、前記コンピュータのメモリから前記識別データに対応したデータを読み出す第1の工程と、
    前記第1の工程で読み出した前記データを、前記送信要求に含まれ当該送信要求の送信元とは異なる送信先のアドレスに送信する第2の工程と
    を有するデータ処理方法。
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