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JP2005300701A - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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JP2005300701A JP2004113737A JP2004113737A JP2005300701A JP 2005300701 A JP2005300701 A JP 2005300701A JP 2004113737 A JP2004113737 A JP 2004113737A JP 2004113737 A JP2004113737 A JP 2004113737A JP 2005300701 A JP2005300701 A JP 2005300701A
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幸一 大村
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Abstract

【課題】プリチャージ方式を改善して表示装置の小型化及び低コスト化を図る。
【解決手段】外部のビデオドライバは、各水平走査期間に先行するプリチャージ期間で所定電位のプリチャージ信号を表示パネル33のビデオラインVIDEOに供給する。外部のタイミングジェネレータは、プリチャージ期間で表示パネル33の水平駆動回路17に供給するタイミング信号HST,HCK,DCKをホールドする。水平駆動回路17はホールドされたタイミング信号に応じて動作し、プリチャージ期間に各サンプリングスイッチHSWをオンしてビデオラインVIDEOからプリチャージ信号を各信号ラインYにサンプリングし、以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインYを所定電位にプリチャージしておく。
【選択図】図5

Description

本発明はアクティブマトリクス方式の表示装置及びその駆動方法に関する。より詳しくは、表示画面のユニフォーミティ改善を目的としたプリチャージ技術に関する。
アクティブマトリクス型の表示装置においてラスタ走査を行なう際に、各画素に書き込む映像信号を1水平走査期間(1H)毎に反転させる、いわゆる1H反転駆動方式が行なわれている。1H反転駆動の場合、行列状に配された画素の各列毎に設けた信号ラインに対する映像信号の書込による充放電電流が大きいと、いわゆる「縦スジ」と呼ばれる不具合が表示画面上に見えてしまう。この映像信号の書込による充放電電流をなるべく抑える為に、映像信号の書込に先立って、あらかじめプリチャージ信号を信号ラインに印加しておくプリチャージ駆動方式が従来から採用されている。
特開平7−295521号公報 特開2003−122317号公報 特開2003−122320号公報
一般にアクティブマトリクス型の表示装置は、画面を構成するフラット型の表示パネルと、これを駆動する外部の周辺駆動回路とで構成されている。上述した様に、現行の表示パネルは、画質のユニフォーミティ改善の為、映像信号入力前に映像信号と同極性のプリチャージ信号を入力している。この為、表示パネル外部で映像信号とは別にプリチャージ信号を発生させる為のプリチャージ信号用外部ICが必要である。このプリチャージ信号用外部ICはアナログバッファで構成されている為、他のデジタル系ICと比較して故障率が高く、表示パネル駆動用ボードの故障原因の一つとなっている。又、表示パネル内部でもプリチャージ信号用のバスラインやプリチャージ信号サンプリング用のスイッチ及びこのスイッチを制御するパルスを発生させる制御回路などが必要で、パネルサイズの更なる小型化の障害となっている。
上述した従来の技術の課題に鑑み、本発明はプリチャージ方式を改善して表示装置の小型化及び低コスト化を図ることを目的とする。係る目的を達成する為に以下の手段を講じた。即ち、表示パネルと、これに映像信号を供給するビデオドライバと、同じく表示パネルにタイミング信号を供給するタイミングジェネレータとからなり、該表示パネルは、行方向に配されたゲートライン、列方向に配された信号ライン及び各ゲートラインと各信号ラインが交差する部分に配された行列状の画素からなる画素アレイ部と、各ゲートラインに接続し垂直走査期間で各画素を行毎に順次選択する垂直駆動回路と、該ビデオドライバから供給された映像信号を取り入れるビデオラインと、該ビデオラインと各信号ラインとの間に接続された複数のサンプリングスイッチと、該タイミングジェネレータから供給されたタイミング信号に応じて動作し、水平走査期間で各サンプリングスイッチを順次オンして該ビデオラインから映像信号を各信号ラインに順次サンプリングし、以って選択された行の画素に点順次で映像信号を書き込む水平駆動回路とを備えた表示装置において、前記ビデオドライバは、各水平走査期間に先行するプリチャージ期間で所定電位のプリチャージ信号を該表示パネルのビデオラインに供給し、前記タイミングジェネレータは、該プリチャージ期間で該表示パネルの水平駆動回路に供給するタイミング信号を調整し、前記表示パネルの水平駆動回路は該調整されたタイミング信号に応じて動作し、該プリチャージ期間に各サンプリングスイッチをオンして該ビデオラインからプリチャージ信号を各信号ラインにサンプリングし、以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインを所定電位にプリチャージしておくことを特徴とする。
一態様では前記水平駆動回路は、該プリチャージ期間で各サンプリングスイッチを一斉にオンして該プリチャージ信号を各信号ラインに一斉にサンプリングする。他の態様では前記水平駆動回路は、該プリチャージ期間で各サンプリングスイッチを少なくとも一つ置き交互にオンして該プリチャージ信号を各信号ラインに一つ置き交互にサンプリングする。
又本発明は、表示パネルと、これに映像信号を供給するビデオドライバと、同じく表示パネルにタイミング信号を供給するタイミングジェネレータとを備え、該表示パネルは、行方向に配されたゲートライン、列方向に配された信号ライン及び各ゲートラインと各信号ラインが交差する部分に配された行列状の画素からなる画素アレイ部と、各ゲートラインに接続し垂直走査期間で各画素を行毎に順次選択する垂直駆動回路と、該ビデオドライバから供給された映像信号を取り入れるビデオラインと、該ビデオラインと各信号ラインとの間に接続された複数のサンプリングスイッチと、該タイミングジェネレータから供給されたタイミング信号に応じて動作し、水平走査期間で各サンプリングスイッチを順次オンして該ビデオラインから映像信号を各信号ラインに順次サンプリングし、以って選択された行の画素に点順次で映像信号を書き込む水平駆動回路とを備えている表示装置の駆動方法において、前記ビデオドライバを制御して、各水平走査期間に先行するプリチャージ期間に所定電位のプリチャージ信号を該表示パネルのビデオラインに供給し、前記タイミングジェネレータを制御して、該プリチャージ期間に該表示パネルの水平駆動回路に供給するタイミング信号を調整し、前記表示パネルの水平駆動回路を該調整されたタイミング信号に応じて動作させ、該プリチャージ期間に各サンプリングスイッチをオンして該ビデオラインからプリチャージ信号を各信号ラインにサンプリングし、以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインを所定電位にプリチャージしておくことを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルに外部から映像信号を供給するビデオドライバを利用して、プリチャージ信号を表示パネルに供給している。換言すると、ビデオドライバはあらかじめプリチャージ信号と映像信号を合成して、表示パネルに供給している。この結果、従来必要とされていたプリチャージ信号用外部ICを削除することができる。これによりパネル駆動用ボードのコストの低減、基板面積の縮小及び故障率の低減が見込まれる。又本発明によれば、表示パネルの内部で、映像信号を各画素にサンプリングする水平駆動回路及びサンプリングスイッチを利用して、プリチャージ信号のサンプリングを行なっている。この為、従来必要とされたプリチャージ信号用のバスラインやプリチャージ信号選択スイッチ及びそのスイッチを制御するパルスを発生させる制御回路などを削除可能である。これにより、パネルサイズの縮小化が可能となり、大型のウェハから多数のパネル用基板を作成する場合、理論収率の増加が見込まれる。尚、表示パネル内部の水平駆動回路及びサンプリングスイッチでプリチャージ動作を行なう為、外部のタイミングジェネレータから表示パネル内部に供給するタイミング信号を調整している。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず初めに本発明の背景を明らかにする為、図1を参照して一般的な表示装置の全体構成を説明する。図示する様に、表示装置は画面を構成する表示パネル33とこれに映像信号を供給するビデオドライバ19と、同じく表示パネル33に各種のタイミング信号を供給するタイミングジェネレータ18とからなる。タイミング信号には、一次クロック信号HCK1,HCK2や二次クロック信号DCK1,DCK2、更には水平スタートパルスHSTなどが含まれる。
表示パネル33は画素アレイ部15とその周辺に配された垂直駆動回路16、水平駆動回路17、ユニフォーミティ改善回路20などで構成されている。画素アレイ部15は、行方向に配されたゲートラインX、列方向に配された信号ラインY及び各ゲートラインXと各信号ラインYが交差する部分に配された行列状の画素11からなる。垂直駆動回路16は左右からゲートラインXに接続し、垂直走査期間(V)で各画素11を行毎に順次選択する。水平駆動回路17はビデオラインVIDEOを介して外部のビデオドライバ19から映像信号を取り込む。又図示しないが、水平駆動回路17には複数のサンプリングスイッチが含まれており、ビデオラインVIDEOと各信号ラインYとの間に接続されている。水平駆動回路17は、タイミングジェネレータ18から供給された各種のタイミング信号に応じて動作し、水平走査期間(H)で各サンプリングスイッチを順次オンしてビデオラインVIDEOから映像信号を各信号ラインYにサンプリングし、以って選択された行の画素11に点順次で映像信号を書き込む。
ユニフォーミティ改善回路20は、水平駆動回路17とは反対側で各信号ラインYの下端に接続されている。ユニフォーミティ改善回路20は、各画素11に対する映像信号の書込に先立って各信号ラインYに対するプリチャージを行なう。具体的には、水平走査期間(H)に先行するブランキング期間を利用して、プリチャージ信号を各信号ラインYに印加し、あらかじめ所定電位に充電しておく。このプリチャージ動作を行なう期間を明細書ではプリチャージ期間と呼んでおり、一般にブランキング期間内に含まれる。
図2は、図1に示した表示パネル内部の具体的な構成を示す回路図である。前述した様に、表示パネル33は中央の画素アレイ部15とこれを囲む垂直駆動回路16、水平駆動回路17及びユニフォーミティ改善回路20とで構成されている。画素アレイ部15は、ゲートラインX1,X2と信号ラインY1,Y2,Y3が格子状に配されており、各交点に画素11が配されている。本実施形態では、個々の画素11は液晶素子LCとこれを駆動する薄膜トランジスタTFTとで構成されている。薄膜トランジスタTFTのゲート電極は対応するゲートラインXに接続し、ソース電極は対応する信号ラインYに接続し、ドレイン電極は対応する液晶素子LCの一方の電極(画素電極)に接続している。液晶素子LCの他方の電極(対向電極)は所定の電位(対向電位)に固定されている。
垂直駆動回路16は各ゲートラインX1,X2の一端に接続されており、1垂直走査期間(1V)で、ゲートラインX1,X2・・・を線順次選択する。例えばゲートラインX1が選択されると、これにゲートが接続したTFTが一斉に導通し、1行分の画素11が選択される。
これに対し各信号ラインY1,Y2,Y3・・・とビデオラインVIDEOとの間にサンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3・・・が接続されている。これらサンプリングスイッチHSWは水平駆動回路17によって順次オンオフ駆動される。具体的には、水平駆動回路17はシフトレジスタで構成されており、外部のタイミングジェネレータから供給されるクロック信号HCK,DCKに応じて動作し、同じく外部から供給されるスタートパルスHSTを順次転送することで、サンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3を1水平期間(1H)内で順次オンしていく。これにより、ビデオラインVIDEOから映像信号が各信号ラインY1,Y2,Y3・・・にサンプリングされ、選択状態にある1行分の画素11の各液晶素子LCに書き込まれる。
画素アレイ部15の下方にはビデオラインVIDEOとは別にプリチャージ信号PSIGを外部から取り込むプリチャージ用のバスライン(プリチャージライン)が配されている。このプリチャージラインと各信号ラインY1,Y2,Y3・・・との間にプリチャージ用のスイッチ(プリチャージスイッチ)PSW1,PSW2,PSW3・・・が接続されている。これらプリチャージスイッチPSWはユニフォーミティ改善回路20によってオンオフ制御される。具体的には、ユニフォーミティ改善回路20はプリチャージ期間に外部のタイミングジェネレータから供給されるタイミング信号PCGに応じて動作し、各プリチャージスイッチPSWを一斉にオンする。これにより、プリチャージラインから供給されたプリチャージ信号PSIGが各信号ラインYにサンプリングされる。この信号ラインYに対するプリチャージ動作は、各画素11に対する映像信号のサンプリングに先行して行なわれる。換言すると、各信号ラインYはあらかじめプリチャージ動作により所定の電位に充電されており、その後実際に映像信号をサンプリングする時には充放電量が少なくなっており、画質のユニフォーミティを改善できる。
図3は、図2に示した水平駆動回路17の具体的な構成を示す回路図である。図示する様に、本水平駆動回路17は、各信号ラインY1,Y2,Y3,Y4に対応して多段接続されたシフトレジスタS/Rで構成されている。各シフトレジスタS/Rの出力段には抜取スイッチSW1,SW2,SW3,SW4が接続されている。各抜取スイッチSW1,SW2,SW3,SW4の出力は対応する遅延回路DLY1,DLY2,DLY3,DLY4を介して対応するサンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3,HSW4に接続されている。本実施形態では、抜取スイッチSW及びサンプリングスイッチHSWは一対のPチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタからなるトランスミッションゲート素子で構成されている。又遅延回路DLYは7個のインバータで構成されている。
多段接続されたシフトレジスタS/Rはタイミングジェネレータから供給される互いに逆相の一次クロック信号HCK1,HCK2に応じて動作し、同じくタイミングジェネレータから供給される水平スタートパルスHSTを順次転送することで、対応する抜取スイッチSW1,SW2,SW3,SW4を順次オンしていく。奇数番目の抜取スイッチSW1,SW3・・・にはタイミングジェネレータから二次クロック信号DCK1が供給されており、偶数番目の抜取スイッチSW2,SW4・・・には同じくタイミングジェネレータから逆相の二次クロック信号DCK2が供給されている。シフトレジスタによって抜取スイッチSW1がオンすると、DCK1からパルスが1個抜き取られ、対応するDLY1で位相調整及び増幅を行なった後、HSW1をオンする。これにより、ビデオラインVIDEOから信号ラインY1に映像信号がサンプリングされる。続いて抜取スイッチSW2がオンし、DCK2のパルスが1個抜き取られ、遅延回路DLY2によって位相調整及び増幅を行なった後、サンプリングスイッチHSW2に印加されこれをオンする。これによりビデオラインVIDEOから映像信号が対応する信号ラインY2にサンプリングされる。
図4は、図2及び図3に示した一般的な表示装置の動作説明に供するタイミングチャートである。まず初めに先の画素行に対する映像信号書込の終了から次の画素行に対する映像信号の書込開始までの期間(水平ブランキング期間)内に各信号ラインに対するプリチャージを行なう。プリチャージを行なっている期間を図4のタイミングチャートではプリチャージ期間として表わしてある。このプリチャージ期間では、サンプリングスイッチHSW1,HSW2・・・に対して選択パルスは印加されず、全段オフしている。一方、プリチャージ信号用選択スイッチPSW1,PSW2・・・を制御するパルスPCGをハイレベルにして、プリチャージ信号用選択スイッチPSW1,PSW2・・・を全段オンにする。この時プリチャージ信号用バスラインから入力されたプリチャージ信号PSIGを各信号ラインY1,Y2・・・にプリチャージする。これにより信号ラインY1,Y2・・・は所定の電位に充電される。例えばプリチャージ信号PSIGのレベルを対向電位とすれば、各信号ラインY1,Y2・・・は先のフレーム又はフィールドで書き込まれた負側電位から対向電位まで充電されることになる。この後映像信号の書込開始直前でPCGをローレベルに切り替え、プリチャージ信号用選択スイッチPSWを全段オフする。
続いて映像信号の点順次書込が開始し、まずタイミングジェネレータからスタートパルスHSTが入力される。シフトレジスタはHCK1,HCK2に応じて動作しその半周期毎にHSTを順次転送して各段から出力する。シフトレジスタの第1段から出力されたスタートパルスHSTによってDCK1が抜き取られ、これによりHSW1がオンする。続いてシフトレジスタの第2段から出力されたスタートパルスHSTによりDCK2が抜き取られ、これに応じてHSW2がオンする。図のタイミングチャートから明らかな様に、DCKから抜き取られたパルスはHSTのパルスよりも幅が狭く、互いにオーバーラップすることがない。これにより、各サンプリングスイッチHSW1,HSW2・・・は互いに干渉することなく、正しい映像信号レベルをビデオラインからサンプリングすることができる。HSW1がオンすると信号ラインY1に正極性の映像信号がサンプリングされる。この時信号ラインY1はあらかじめ対向電位までプリチャージされているので、正極性の映像信号の充電量は少なくて済む。仮に、プリチャージを行なわないと、信号ラインY1には先のフレーム又はフィールドで書き込まれた負極性の映像信号電位から正の映像信号電位まで一気に充電しなければならず、画質が乱れる原因となる。同様にHSW2がオンすると対応する信号ラインY2に映像信号がサンプリングされる。
以上の説明から明らかな様に、一般的な表示装置では、プリチャージを行なう為プリチャージ専用の回路が必要であった。これに対し、図5は本発明に係る表示装置の第1実施形態を表わしており、プリチャージ周りの回路の簡素化を図っている。図5(A)は本発明に係る表示装置の主要部を構成する表示パネルを表わすブロック図である。理解を容易にする為、図2に示した参考例の表示パネルと対応する部分には対応する参照番号を付してある。図示する様に、表示パネル33は、画素アレイ部15とその周辺に配された垂直駆動回路16及び水平駆動回路17とで構成されており、ユニフォーミティ改善回路は除かれている。画素アレイ部15は、行方向に配されたゲートラインX1,X2、列方向に配された信号ラインY1,Y2,Y3・・・及び各ゲートラインXと各信号ラインYが交差する部分に配された行列状の画素11からなる。垂直駆動回路16は各ゲートラインX1,X2に接続し、垂直走査期間で各画素11を行毎に順次選択する。ビデオラインVIDEOは外部のビデオドライバから供給された映像信号を取り入れる。サンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3は、ビデオラインVIDEOと各信号ラインY1,Y2,Y3との間に接続されている。水平駆動回路17は、外部のタイミングジェネレータから供給されたタイミング信号HST,HCK,DCKに応じて動作し、水平走査期間で各サンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3を順次オンして、ビデオラインVIDEOから映像信号を各信号ラインY1,Y2,Y3に順次サンプリングし、以って選択された行の画素11に点順次で映像信号を書き込む。
本発明の特徴事項として、外部のビデオドライバは、水平走査期間(H)に先行するプリチャージ期間で所定電位(例えば画素を構成する液晶素子の対向電位)のプリチャージ信号を表示パネル33のビデオラインVIDEOに供給する。同じく外部のタイミングジェネレータはプリチャージ期間で表示パネル33の水平駆動回路17に供給するタイミング信号HST,HCK,DCKを調整する。例えば、プリチャージ期間で全てのタイミング信号HST,HCK,DCKをハイレベルにホールドする。表示パネル33内の水平駆動回路17はこの様にハイレベルにホールドされたタイミング信号HST,HCK,DCKに応じて動作し、プリチャージ期間に各サンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3をオンしてビデオラインVIDEOからプリチャージ信号を各信号ラインY1,Y2,Y3にサンプリングし、以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインY1,Y2,Y3を所定電位にプリチャージしておく。
(B)は、(A)に示した表示パネルの動作説明に供するタイミングチャートである。まずプリチャージ期間に水平駆動用デジタル信号である各種のタイミング信号(HST,HCK1,HCK2,DCK1,DCK2)を一定電位(ハイレベル)に固定する。これにより映像信号のサンプリングスイッチHSW1,HSW2・・・は全段オンし、ビデオラインVIDEOから入力されたプリチャージ信号を各信号ラインY1,Y2・・・に一斉にプリチャージする。この後映像信号の書込開始直前でタイミング信号を通常波形に戻し、サンプリングスイッチHSW1,HSW2・・・を順次オンさせていく。このプリチャージ駆動方式を用いることにより、プリチャージ信号用外部ICとパネル内部のユニフォーミティ改善回路を削除することができる。
図6は、本発明に係る表示装置の第2実施形態を示しており、その主要部となる表示パネルの回路図である。理解を容易にする為図3に示した参考例に係る表示パネルの回路図と対応する部分には対応する参照番号を付してある。本表示パネルは画素アレイ部15の周辺に垂直駆動回路16と水平駆動回路17を配してあり、ユニフォーミティ改善回路は省かれている。水平駆動回路17はシフトレジスタS/Rと抜取スイッチSW1,SW2,SW3,SW4・・・とサンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3,HSW4とで構成されている。本実施形態では、プリチャージ期間中、HCK1,HCK2及びHSTはハイレベルにホールドする一方、DCK1,DCK2は水平走査期間と同じパルス波形を用いている。これにより、水平駆動回路17はプリチャージ期間でサンプリングスイッチHSW1,HSW2,HSW3,HSW4を少くとも一つ置き交互にオンしてプリチャージ信号を各信号ラインY1,Y2,Y3,Y4・・・に一つ置き交互にサンプリングすることができる。
図7は、図6に示した第2実施形態に係る表示パネルの動作説明に供するタイミングチャートである。上述した様にプリチャージ期間において、HST,HCK1及びHCK2はハイレベルにホールドする一方、DCK1及びDCK2は通常波形を入力している。この様にすると、互いに逆相のDCK1,DCK2が抜取スイッチでそのまま抜き取られ、HSW1,HSW2に印加される。この為プリチャージ期間中、映像信号サンプリングスイッチは全段ではなく、奇数段及び偶数段交互にオンさせることができる。これにより、消費電流の増加を第1実施形態に比べ半減させることが可能である。図5に示した第1実施形態では、プリチャージ期間にサンプリングスイッチを全段一斉にオンさせていた為、水平駆動回路の消費電流が急激に増加することが考えられる。
一般的な表示装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示した表示パネルの構成例を示す回路図である。 図2に示した水平駆動回路の具体的な回路構成を示す回路図である。 図2に示した表示パネルの動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明に係る表示装置の第1実施形態を示す回路図及びタイミングチャートである。 本発明に係る表示装置の第2実施形態を示す回路図である。 図6に示した第2実施形態の動作説明に供するタイミングチャートである。
符号の説明
11・・・画素、15・・・画素アレイ部、16・・・垂直駆動回路、17・・・水平駆動回路、18・・・タイミングジェネレータ、19・・・ビデオドライバ

Claims (4)

  1. 表示パネルと、これに映像信号を供給するビデオドライバと、同じく表示パネルにタイミング信号を供給するタイミングジェネレータとからなり、
    該表示パネルは、行方向に配されたゲートライン、列方向に配された信号ライン及び各ゲートラインと各信号ラインが交差する部分に配された行列状の画素からなる画素アレイ部と、各ゲートラインに接続し垂直走査期間で各画素を行毎に順次選択する垂直駆動回路と、該ビデオドライバから供給された映像信号を取り入れるビデオラインと、該ビデオラインと各信号ラインとの間に接続された複数のサンプリングスイッチと、該タイミングジェネレータから供給されたタイミング信号に応じて動作し、水平走査期間で各サンプリングスイッチを順次オンして該ビデオラインから映像信号を各信号ラインに順次サンプリングし、以って選択された行の画素に点順次で映像信号を書き込む水平駆動回路とを備えた表示装置において、
    前記ビデオドライバは、各水平走査期間に先行するプリチャージ期間で所定電位のプリチャージ信号を該表示パネルのビデオラインに供給し、
    前記タイミングジェネレータは、該プリチャージ期間で該表示パネルの水平駆動回路に供給するタイミング信号を調整し、
    前記表示パネルの水平駆動回路は該調整されたタイミング信号に応じて動作し、該プリチャージ期間に各サンプリングスイッチをオンして該ビデオラインからプリチャージ信号を各信号ラインにサンプリングし、以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインを所定電位にプリチャージしておくことを特徴とする表示装置。
  2. 前記水平駆動回路は、該プリチャージ期間で各サンプリングスイッチを一斉にオンして該プリチャージ信号を各信号ラインに一斉にサンプリングすることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記水平駆動回路は、該プリチャージ期間で各サンプリングスイッチを少なくとも一つ置き交互にオンして該プリチャージ信号を各信号ラインに一つ置き交互にサンプリングすることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 表示パネルと、これに映像信号を供給するビデオドライバと、同じく表示パネルにタイミング信号を供給するタイミングジェネレータとを備え、該表示パネルは、行方向に配されたゲートライン、列方向に配された信号ライン及び各ゲートラインと各信号ラインが交差する部分に配された行列状の画素からなる画素アレイ部と、各ゲートラインに接続し垂直走査期間で各画素を行毎に順次選択する垂直駆動回路と、該ビデオドライバから供給された映像信号を取り入れるビデオラインと、該ビデオラインと各信号ラインとの間に接続された複数のサンプリングスイッチと、該タイミングジェネレータから供給されたタイミング信号に応じて動作し、水平走査期間で各サンプリングスイッチを順次オンして該ビデオラインから映像信号を各信号ラインに順次サンプリングし、以って選択された行の画素に点順次で映像信号を書き込む水平駆動回路とを備えている表示装置の駆動方法において、
    前記ビデオドライバを制御して、各水平走査期間に先行するプリチャージ期間に所定電位のプリチャージ信号を該表示パネルのビデオラインに供給し、
    前記タイミングジェネレータを制御して、該プリチャージ期間に該表示パネルの水平駆動回路に供給するタイミング信号を調整し、
    前記表示パネルの水平駆動回路を該調整されたタイミング信号に応じて動作させ、該プリチャージ期間に各サンプリングスイッチをオンして該ビデオラインからプリチャージ信号を各信号ラインにサンプリングし、
    以って映像信号のサンプリングに先立ち各信号ラインを所定電位にプリチャージしておくことを特徴とする表示装置の駆動方法。
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