JP2005286970A - 無線基地局装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ運用を継続することができるような無線基地局装置を提供する。
【解決手段】無線基地局装置1Aは、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部131A〜131C及び一つの予備系無線送出部131Xと、無線送出中の前記複数の現用系無線送出部131A〜131Cのうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部114と、運用待機中の前記予備系無線送出部131Xに対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部115と、前記複数の現用系無線送出部131A〜131Cのうちの一から前記予備系無線送出部131Xへの運用切替を行う送出切替部133と、前記送出停止処理部114、送出開始処理部115及び送出切替部133の動作制御を行う制御管理部111と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】無線基地局装置1Aは、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部131A〜131C及び一つの予備系無線送出部131Xと、無線送出中の前記複数の現用系無線送出部131A〜131Cのうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部114と、運用待機中の前記予備系無線送出部131Xに対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部115と、前記複数の現用系無線送出部131A〜131Cのうちの一から前記予備系無線送出部131Xへの運用切替を行う送出切替部133と、前記送出停止処理部114、送出開始処理部115及び送出切替部133の動作制御を行う制御管理部111と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、移動体通信システムにおける無線基地局装置に関する。
従来用いられていた無線基地局装置の無線送出制御に関する技術として、例えば特許文献1に示されている技術がある。
従来、無線基地局装置において、無線送出部の故障により、不要な無線電波を送出してしまうことが問題とされており、また無線送出部から同一周波数の無線信号を重ねて送出することは許されていない。そこで、無線基地局装置においては、上位装置により、無線送出部の異常状態を監視し、異常を検出した場合には、無線送出を停止させる機能を有するものが一般的とされている。
しかしながら、上記技術において、無線送出を停止させ不要電波の送出を防ぐことは可能となるが、無線基地局装置としての運用を継続することができない。移動体通信システムの無線基地局装置においては、障害が発生した場合も障害が発生した箇所を運用から切り離した上で、運用を継続することが求められる。
また、障害により運用から切り離した箇所が復旧した場合に、できる限り迅速に元の状態に戻し、通常の装置状態で運用を継続することが必要となる。
また、無線送出部の故障のレベルによっては、上位装置による通常の状態監視が不可能となる場合も考えられる。このような場合にも確実に無線送出を停止させ、同一周波数の無線信号を送出させないようにしなければならない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ運用を継続することができるような無線基地局装置を提供することを目的とする。また、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができるような無線基地局装置を提供することを目的とする。さらに、通常の状態監視では検出することができない障害が発生した場合でも確実に無線送出を停止させることができるような無線基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、前記送出停止処理部、送出開始処理部及び送出切替部の動作制御を行う制御管理部と、を備えている。
この構成によれば、無線送出中の複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を与え、運用待機中の予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を与えるので、障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、前記複数の現用系無線送出部のうちの一が復旧した際には、前記送出停止処理部が無線送出中の前記予備系無線送出部に対して無線送出停止指示を出力し、前記送出切替部が前記予備系無線送出部から前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一への運用切替を行い、前記送出開始処理部が前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示を出力するものを含む。
この構成によれば、無線送出中の予備系無線送出部に対して無線送出停止指示が与えられ、復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示が与えられるので、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、前記受信停止処理部、受信開始処理部及び受信切替部の動作制御を行う制御管理部と、を備えている。
この構成によれば、無線受信中の複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を与え、運用待機中の予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を与えるので、障害が発生した場合でも不要電波の受信を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、前記複数の現用系無線受信部のうちの一が復旧した際には、前記受信停止処理部が無線受信中の前記予備系無線受信部に対して無線受信停止指示を出力し、前記受信切替部が前記予備系無線受信部から前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一への運用切替を行い、前記受信開始処理部が前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示を出力するものを含む。
この構成によれば、無線受信中の予備系無線受信部に対して無線受信停止指示が与えられ、復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示が与えられるので、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、前記送出停止処理部、送出開始処理部、送出切替部、受信停止処理部、受信開始処理部及び受信切替部の動作制御を行う制御管理部と、を備えている。
この構成によれば、無線送出中の複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を与え、運用待機中の予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を与えるので、障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができる。また、無線受信中の複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を与え、運用待機中の予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を与えるので、障害が発生した場合でも不要電波の受信を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、前記複数の現用系無線送出部のうちの一が復旧した際には、前記送出停止処理部が無線送出中の前記予備系無線送出部に対して無線送出停止指示を出力し、前記送出切替部が前記予備系無線送出部から前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一への運用切替を行い、前記送出開始処理部が前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示を出力し、前記複数の現用系無線受信部のうちの一が復旧した際には、前記受信停止処理部が無線受信中の前記予備系無線受信部に対して無線受信停止指示を出力し、前記受信切替部が前記予備系無線受信部から前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一への運用切替を行い、前記受信開始処理部が前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示を出力するものを含む。
この構成によれば、無線送出中の予備系無線送出部に対して無線送出停止指示が与えられ、復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示が与えられるので、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができる。また、無線受信中の予備系無線受信部に対して無線受信停止指示が与えられ、復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示が与えられるので、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができる。
本発明の無線基地局装置は、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、前記複数の現用系無線送出部及び前記予備系無線送出部に対してヘルスチェック信号を送出するヘルスチェック処理部と、一定期間前記ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線送出部が存在する場合に前記予備系無線送出部に対して強制送出停止指示を出力する強制停止処理部と、前記送出停止処理部、送出開始処理部、送出切替部、ヘルスチェック処理部及び強制停止処理部の動作制御を行う制御管理部と、を備え、前記強制送出停止指示を受信した前記予備系無線送出部は前記応答が無い無線送出部の無線送出を強制的に停止させる。
この構成によれば、複数の現用系無線送出部及び予備系無線送出部に対してヘルスチェック信号を送出し、一定期間ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線送出部が存在する場合に予備系無線送出部に対して強制送出停止指示を与え、強制送出停止指示を受信した予備系無線送出部は当該応答が無い無線送出部の無線送出を強制的に停止させるので、通常の状態監視では検出することができない障害が発生した場合でも確実に無線送出を停止させることができる。
本発明の無線基地局装置は、無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、前記複数の現用系無線受信部及び前記予備系無線受信部に対してヘルスチェック信号を送出するヘルスチェック処理部と、一定期間前記ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線受信部が存在する場合に前記予備系無線受信部に対して強制受信停止指示を出力する強制停止処理部と、前記受信停止処理部、受信開始処理部、受信切替部、ヘルスチェック処理部及び強制停止処理部の動作制御を行う制御管理部と、を備え、前記強制受信停止指示を受信した前記予備系無線受信部は前記応答が無い無線受信部の無線受信を強制的に停止させる。
この構成によれば、複数の現用系無線受信部及び予備系無線受信部に対してヘルスチェック信号を送出し、一定期間ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線受信部が存在する場合に予備系無線受信部に対して強制受信停止指示を与え、強制受信停止指示を受信した予備系無線受信部は当該応答が無い無線受信部の無線受信を強制的に停止させるので、通常の状態監視では検出することができない障害が発生した場合でも確実に無線受信を停止させることができる。
本発明の無線基地局装置によれば、無線送出中の複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を与え、運用待機中の予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を与えるので、障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができる。また、無線送出中の予備系無線送出部に対して無線送出停止指示が与えられ、運用待機中の復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示が与えられるので、障害復旧時に迅速に元の状態に戻し通常の装置状態で運用を継続することができる。さらに、複数の現用系無線送出部及び予備系無線送出部に対してヘルスチェック信号を送出し、一定期間ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線送出部が存在する場合に予備系無線送出部に対して強制送出停止指示を与え、強制送出停止指示を受信した予備系無線送出部は当該応答が無い無線送出部の無線送出を強制的に停止させるので、通常の状態監視では検出することができない障害が発生した場合でも確実に無線送出を停止させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Aは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Aが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Aは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Aが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
無線基地局装置1Aは、監視制御機能部11Aと、ベースバンド信号処理部12と、無線送出機能部13とを備えている。監視制御機能部11Aは、無線基地局装置1A内の各機能部の状態を収集監視し、当該状態に応じて各機能部の制御を行うものであり、制御管理部111と、状態記憶部112と、状態取得部113と、送出停止処理部114と、送出開始処理部115とを備えている。制御管理部111は、状態取得部113により収集された無線基地局装置1A内の各機能部の状態が蓄積される状態記憶部112より、無線基地局装置1A内の各機能部の状態を取得するものであり、送出停止処理部114、送出開始処理部115及び後述する送出切替部133の動作制御を行うものである。送出停止処理部114は、後述する複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出停止指示を出力するものである。送出開始処理部115は、複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出開始指示を出力するものである。
ベースバンド信号処理部12は、有線回線網121からのデータに対してベースバンド拡散処理を行うものである。無線送出機能部13は、ベースバンド信号処理部12からのベースバンド信号を受信し、無線送出する機能を有するものであり、現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xと、無線増幅部132A〜132Cと、送出切替部133とを備えている。現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xは、ベースバンド信号を無線周波数信号に変換するものである。無線増幅部132A〜132Cは、当該無線周波数信号を増幅しアンテナ2に送出を行うものである。送出切替部133は、現用系無線送出部131A〜131Cのうちの一から予備系無線送出部131Xへの運用切替を行うものである。無線送出部131A〜131C及び131Xは、冗長構成をとることにより、障害発生時に待機している予備系無線送出部131Xに運用を切替えることにより、サービスの中断を回避することが可能となる。
次に、無線信号の送出停止の動作について説明する。本来、無線信号の送出時において、現用系無線送出部131A〜131Cにおいて何らかの障害が発生した場合、現用系無線送出部131A〜131Cは、自律的に自身の障害を検出し、自身の無線送出を停止し、予備系無線送出部131Xに運用を切替える。
一方、無線送出部131A〜131Cを含む機能部のバージョンアップ等を行うために、当該機能部を運用から切り離す必要がある場合がある。この場合、無線基地局装置1Aの上位装置(図示せず)などから運用からの切り離しの指示を、制御管理部111が受信する。制御管理部111は、当該指示に従い、無線送出部131A〜131Cのうち、運用から切り離す対象となる無線送出部の閉塞処理を行う。閉塞処理は、現在、接続が確立されている無線リソースの使用が終了するのを待ち、その後当該無線送出部のリソースが使用されないようにするための処理である。閉塞処理の途中、無線送出部は予閉塞状態に遷移するが、この予閉塞状態は、待機している予備系無線送出部131X(カード)への無線リソースの引継ぎが完了するまで持続するため、自身で無線リソースの使用終了を検知することができない。このため、監視制御機能部11Aにより、現用系無線送出部131A〜131Cと予備系無線送出部131Xの状態を監視し、明示的に無線送出機能部13に対して無線送出停止指示を出す必要がある。
ここでは、第1の無線送出部131Aを運用から切り離す必要がある場合を例に説明をする。状態取得部113は、定期的に第1〜第3の無線送出部131A〜131Cの状態を監視し、状態記憶部112に状態を格納する。状態の取得は、無線送出部が状態の変化があったときに非同期に監視制御機能部11Aに報告しても良い。また、必要に応じて不定期に状態取得部113から取得をしても構わない。
制御管理部111は、上位装置(図示せず)からの第1の無線送出部131Aに対する閉塞指示を受付けたとする。制御管理部111は、第1の無線送出部131Aに対し閉塞指示を送出する。無線送出部131Aは、閉塞指示に従い、自身の状態を予閉塞状態とし、使用中の無線リソースの使用が終了するまで待機する。状態取得部113は、無線送出部131Aの閉塞状態を検知し、状態記憶部112に格納する。
制御管理部111は、第1の無線送出部131Aの無線リソースに関する情報を更新し、同時に予備系無線送出部131Xの状態を確認する。予備系無線送出部131Xの状態が無線リソースを未使用である場合は、予備系無線送出部131Xへの切替が可能と判断する。予備系無線送出部131Xの状態が、無線リソースを使用中である場合には、予備系無線送出部131Xへの切替が不可能と判断し、切替処理を行わない。
予備系無線送出部131Xへの切替が可能と判断した場合、制御管理部111は、送出停止処理部114に対し、第1の無線送出部131Aへの無線送出停止指示を送出する。無線停止処理部114は、当該指示を受け、第1の無線送出部131Aに対し、無線送出停止指示を送出する。この段階で、第1の無線送出部131Aは、無線信号の送出を停止する。
無線信号の送出停止を検知した制御管理部111は、無線送出機能部13内の送出切替部133に対し、無線送出の切替指示を送出する。切替指示を受信した送出切替部133は、第1の無線送出部131Aに接続されていた無線送出経路を、予備系無線送出部131Xへの接続に切替を実施する。
予備系無線送出部131Xへの切替が完了した時点で、制御管理部111は、送出開始処理部115に対し、予備系無線送出部131Xへの無線送出開始指示を送出する。無線開始処理部115は、当該指示を受け、予備系無線送出部131Xに対し、無線送出開始指示を送出する。この段階で、予備系無線送出部131Xは、無線信号の送出を開始する。
以上説明したとおり、上位装置等からの指示により現用系無線送出部の運用からの切り離しを行う場合に、不要な電波を二重に送出することなく、運用を継続することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、図1を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2においても、無線基地局装置1A内は、実施の形態1と同様の構成をとる。状態取得部113は、定期的に第1〜第3の無線送出部131A〜131Cの状態を監視し、状態記憶部112に状態を格納する。状態の取得は、無線送出部が状態の変化があったときに非同期に監視制御機能部11Aに報告しても良い。また、必要に応じて不定期に状態取得部113から取得をしても構わない。
次に、図1を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2においても、無線基地局装置1A内は、実施の形態1と同様の構成をとる。状態取得部113は、定期的に第1〜第3の無線送出部131A〜131Cの状態を監視し、状態記憶部112に状態を格納する。状態の取得は、無線送出部が状態の変化があったときに非同期に監視制御機能部11Aに報告しても良い。また、必要に応じて不定期に状態取得部113から取得をしても構わない。
第1の無線送出部131Aが例えば1枚の機能カードにより実現されていた場合、前述した実施の形態1の処理により、運用から切り離された後、当該カードを抜去し、新たなカードを挿入することで、機能部の交換を行うことがある。また、上位装置(図示せず)により、前述した実施の形態1の処理により、運用から切り離された後、当該機能部の閉塞状態を解除することも考えられる。ここでは、第1の無線送出部131Aが交換された場合を例に、本実施の形態を説明する。
第1の無線送出部131Aの交換が行われた後、新たな第1の無線送出部131Aは、自律的に起動処理を行う。起動後、第1の無線送出部131Aは、運用可能状態となる。
状態取得部113は、上述したように、当該無線送出部の状態も定期的に取得するため、第1の無線送出部131Aの運用可能状態を検知し、状態記憶部112に状態を格納する。
制御管理部111は、状態記憶部112より、第1の無線送出部131Aの運用可能状態を確認し、第1の無線送出部131Aに対して無線リソースに関する情報を更新し、同時に予備系無線送出部131Xが送出している無線信号が、第1の無線送出部131Aが担当する無線信号に合致するかどうかを判断する。合致した場合、予備系無線送出部131Xから第1の無線送出部131Aへの切り戻しが可能と判断する。合致しなかった場合は、他の無線送出部131B〜131Cのいずれかが担当する無線信号を送出しているものと判断し、切り戻しは行わない。
第1の無線送出部131Aへの切り戻しが可能と判断した場合、制御管理部111は、送出停止処理部114に対し、予備系無線送出部131Xへの無線送出停止指示を送出する。送出停止処理部114は、当該指示を受け、予備系無線送出部131Xに対し、無線送出停止指示を送出する。この段階で、予備系無線送出部131Xは、無線信号の送出を停止する。
無線信号の送出停止を検知した制御管理部111は、無線送出機能部13内の送出切替部133に対し、無線送出の切り戻し指示を送出する。切り戻し指示を受信した送出切替部133は、予備系無線送出部131Xに接続されていた無線送出経路を、第1の無線送出部への接続に切替を実施する。
第1の無線送出部131Aへの切り戻しが完了した時点で、制御管理部111は、送出開始処理部115に対し、第1の無線送出部131Aへの無線送出開始指示を送出する。 送出開始処理部115は、当該指示を受け、第1の無線送出部131Aに対し、無線送出開始指示を送出する。この段階で、第1の無線送出部131Aは、無線信号の送出を開始する。
以上説明したとおり、無線送出部の運用からの切り離し後に、無線送出部の復旧を検知し予備系無線送出部から送出していた無線信号を、通常の無線送出部から送出するように切り戻すことが可能となる。このように、無線機能部の復旧時にも、不要な電波を二重に送出することなく、運用を継続することができ、かつ予備系無線送出部を他の運用中の無線送出部の障害等の発生に待機させることが可能となる。
(実施の形態3)
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。図2は、本発明の実施の形態3に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図2において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Bは、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。図2は、本発明の実施の形態3に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図2において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Bは、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
無線基地局装置1Bは、監視制御機能部11Bと、ベースバンド信号処理部12と、無線受信機能部14とを備えている。監視制御機能部11Bは、無線基地局装置1B内の各機能部の状態を収集監視し、当該状態に応じて各機能部の制御を行うものであり、制御管理部111と、状態記憶部112と、状態取得部113と、受信停止処理部116と、受信開始処理部117とを備えている。制御管理部111は、状態取得部113により収集された無線基地局装置1B内の各機能部の状態が蓄積される状態記憶部112より、無線基地局装置1B内の各機能部の状態を取得するものであり、受信停止処理部116、受信開始処理部117及び後述する受信切替部143の動作制御を行うものである。受信停止処理部116は、後述する複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信停止指示を出力するものである。受信開始処理部117は、複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信開始指示を出力するものである。
ベースバンド信号処理部12は、無線受信機能部14からのデータに対してベースバンド逆拡散処理を行うものである。無線受信機能部14は、アンテナ2からの無線信号を受信し、ベースバンド信号として送出する機能を有するものであり、現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xと、受信切替部143とを備えている。現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xは、無線周波数信号をベースバンド信号に変換するものである。受信切替部143は、現用系無線受信部141A〜141Cのうちの一から予備系無線受信部141Xへの運用切替を行うものである。無線受信機能部14は、冗長構成をとることにより、障害発生時に待機している予備系無線受信部141Xに運用を切替えることにより、サービスの中断を回避することが可能となる。
次に、無線信号の受信停止の動作について説明する。本来、無線信号の受信時において、現用系無線受信部141A〜141Cにおいて何らかの障害が発生した場合、現用系無線受信部141A〜141Cは、自律的に自身の障害を検出し、自身の無線受信を停止し、予備系無線受信部141Xに運用を切替える。
一方、無線受信部141A〜141Cを含む機能部のバージョンアップ等を行うために、当該機能部を運用から切り離す必要がある場合がある。この場合、無線基地局装置1Bの上位装置(図示せず)などから運用からの切り離しの指示を、制御管理部111が受信する。制御管理部111は、当該指示に従い、無線受信部141A〜141Cのうち、運用から切り離す対象となる無線受信部の閉塞処理を行う。閉塞処理は、現在、接続が確立されている無線リソースの使用が終了するのを待ち、その後当該無線受信部のリソースが使用されないようにするための処理である。閉塞処理の途中、無線受信部は予閉塞状態に遷移するが、この予閉塞状態は、待機している予備系無線受信部141X(カード)への無線リソースの引継ぎが完了するまで持続するため、自身で無線リソースの使用終了を検知することができない。このため、監視制御機能部11Bにより、現用系無線受信部141A〜141Cと予備系無線受信部141Xの状態を監視し、明示的に無線受信機能部14に対して無線受信停止指示を出す必要がある。
ここでは、第1の無線受信部141Aを運用から切り離す必要がある場合を例に説明をする。状態取得部113は、実施の形態1で無線送出部131A〜131Cの状態を監視するのと同様に、無線受信部141A〜141Cの状態監視も行う。
制御管理部111は、上位装置からの第1の無線受信部141Aに対する閉塞指示を受付けたとする。制御管理部111は、第1の無線受信部141Aに対し閉塞指示を送出する。無線受信部141Aは、閉塞指示に従い、自身の状態を予閉塞状態とし、使用中の無線リソースの使用が終了するまで待機する。状態取得部113は、無線受信部141Aの閉塞状態を検知し、状態記憶部112に格納する。
制御管理部111は、第1の無線受信部141Aの無線リソースに関する情報を更新し、同時に予備系無線受信部141Xの状態を確認する。予備系無線受信部141Xの状態が無線リソースを未使用である場合は、予備系無線受信部141Xへの切替が可能と判断する。予備系無線受信部141Xの状態が、無線リソースを使用中である場合には、予備系無線受信部141Xへの切替が不可能と判断し、切替処理を行わない。
予備系無線受信部141Xへの切替が可能と判断した場合、制御管理部111は、受信停止処理部116に対し、第1の無線受信部141Aへの無線受信停止指示を送出する。受信停止処理部116は、当該指示を受け、第1の無線受信部141Aに対し、無線受信停止指示を送出する。この段階で、第1の無線受信部141Aは、無線信号の受信を停止する。
無線信号の受信停止を検知した制御管理部111は、無線受信機能部14内の受信切替部143に対し、無線受信の切替指示を送出する。切替指示を受信した受信切替部143は、第1の無線受信部141Aに接続されていた無線受信経路を、予備系無線受信部141Xへの接続に切替を実施する。
予備系無線受信部141Xへの切替が完了した時点で、制御管理部111は、受信開始処理部117に対し、予備系無線受信部141Xへの無線受信開始指示を送出する。受信開始処理部117は、当該指示を受け、予備系無線受信部141Xに対し、無線受信開始指示を送出する。この段階で、予備系無線受信部141Xは、無線の受信を開始する。
以上説明したとおり、上位装置等からの指示により現用系無線受信部の運用からの切り離しを行う場合に、同一の無線周波数を二重に受信することなく、運用を継続することが可能となる。
(実施の形態4)
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4においても、無線基地局装置1B内は、実施の形態3と同様の構成をとる。状態取得部113は、定期的に第1〜第3の無線受信部141A〜141Cの状態を監視し、状態記憶部112に状態を格納する。状態の取得は、無線受信部が状態の変化があったときに非同期に監視制御機能部11Bに報告しても良い。また、必要に応じて不定期に状態取得部113から取得をしても構わない。
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4においても、無線基地局装置1B内は、実施の形態3と同様の構成をとる。状態取得部113は、定期的に第1〜第3の無線受信部141A〜141Cの状態を監視し、状態記憶部112に状態を格納する。状態の取得は、無線受信部が状態の変化があったときに非同期に監視制御機能部11Bに報告しても良い。また、必要に応じて不定期に状態取得部113から取得をしても構わない。
第1の無線受信部141Aが例えば1枚の機能カードにより実現されていた場合、前述した実施の形態3の処理により、運用から切り離された後、当該カードを抜去し、新たなカードを挿入することで、機能部の交換を行うことがある。また、上位装置(図示せず)により、前述した実施の形態3の処理により、運用から切り離された後、当該機能部の閉塞状態を解除することも考えられる。ここでは、第1の無線受信部141Aが交換された場合を例に、本実施の形態を説明する。
第1の無線受信部141Aの交換が行われた後、新たな第1の無線受信部141Aは、自律的に起動処理を行う。起動後、第1の無線受信部141Aは、運用可能状態となる。
状態取得部113は、上述したように、当該無線受信部の状態も定期的に取得するため、第1の無線受信部141Aの運用可能状態を検知し、状態記憶部112に状態を格納する。
制御管理部111は、状態記憶部112より、第1の無線受信部141Aの運用可能状態を確認し、第1の無線受信部141Aに対して無線リソースに関する情報を更新し、同時に予備系無線受信部141Xが受信している無線信号が、第1の無線受信部141Aが担当する無線信号に合致するかどうかを判断する。合致した場合、予備系無線受信部141Xから第1の無線受信部141Aへの切り戻しが可能と判断する。合致しなかった場合は、他の無線受信部141B〜141Cのいずれかが担当する無線信号を受信しているものと判断し、切り戻しは行わない。
第1の無線受信部141Aへの切り戻しが可能と判断した場合、制御管理部111は、受信停止処理部116に対し、予備系無線受信部141Xへの無線受信停止指示を送出する。受信停止処理部116は、当該指示を受け、予備系無線受信部141Xに対し、無線受信停止指示を送出する。この段階で、予備系無線受信部141Xは、無線信号の受信を停止する。
無線信号の受信停止を検知した制御管理部111は、無線受信機能部14内の受信切替部143に対し、無線受信の切り戻し指示を送出する。切り戻し指示を受信した受信切替部143は、予備系無線受信部141Xに接続されていた無線受信経路を、第1の無線受信部141Aへの接続に切替を実施する。
第1の無線受信部141Aへの切り戻しが完了した時点で、制御管理部111は、受信開始処理部117に対し、第1の無線受信部141Aへの無線受信開始指示を送出する。受信開始処理部117は、当該指示を受け、第1の無線受信部141Aに対し、無線受信開始指示を送出する。この段階で、第1の無線受信部141Aは、無線信号の受信を開始する。
以上説明したとおり、無線受信部の運用からの切り離し後に、無線受信部の復旧を検知し予備系無線受信部から受信していた無線信号を、通常の無線受信部から受信するように切り戻すことが可能となる。このように、無線機能部の復旧時にも、不要な電波を二重に受信することなく、運用を継続することができ、かつ予備系無線受信部を他の運用中の無線受信部の障害等の発生に待機させることが可能となる。
(実施の形態5)
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態5について説明する。図3は、本発明の実施の形態5に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図3において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Cは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Cが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態5について説明する。図3は、本発明の実施の形態5に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図3において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Cは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Cが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
無線基地局装置1Cは、監視制御機能部11Cと、ベースバンド信号処理部12と、無線送出機能部13と、無線受信機能部14とを備えている。監視制御機能部11Cは、無線基地局装置1C内の各機能部の状態を収集監視し、当該状態に応じて各機能部の制御を行うものであり、制御管理部111と、状態記憶部112と、状態取得部113と、送出停止処理部114と、送出開始処理部115と、受信停止処理部116と、受信開始処理部117とを備えている。制御管理部111は、状態取得部113により収集された無線基地局装置1C内の各機能部の状態が蓄積される状態記憶部112より、無線基地局装置1C内の各機能部の状態を取得するものであり、送出停止処理部114、送出開始処理部115、送出切替部133、受信停止処理部116、受信開始処理部117及び受信切替部143の動作制御を行うものである。送出停止処理部114は、複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出停止指示を出力するものである。送出開始処理部115は、複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出開始指示を出力するものである。受信停止処理部116は、複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信停止指示を出力するものである。 受信開始処理部117は、複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信開始指示を出力するものである。
なお、ベースバンド信号処理部12、無線送出機能部13及び無線受信機能部14については、実施の形態1及び実施の形態3と同様の構成を有しており、ここでは説明を省略する。
本実施の形態に係る無線基地局装置1Cによれば、実施の形態1及び実施の形態3において説明した双方の動作を実現することが可能となる。
以上説明したとおり、無線送受信可能な無線基地局装置において、不要な電波を二重に送出することなく、また不要な電波を二重に受信することがなく運用を継続することが可能となる。
(実施の形態6)
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態6について説明する。実施の形態6においても、無線基地局装置1C内は、実施の形態5と同様の構成をとる。
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態6について説明する。実施の形態6においても、無線基地局装置1C内は、実施の形態5と同様の構成をとる。
本実施の形態に係る無線基地局装置1Cによれば、実施の形態2及び実施の形態4において説明した双方の動作を実現することが可能となる。
以上説明したとおり、無線送受信可能な無線基地局装置において、不要な電波を二重に送出することなく、また不要な電波を二重に受信することがなく運用を継続することが可能となり、かつ機能部の復旧時に切り戻し処理が可能となり、予備系の無線送受信部を他の運用中の無線送受信部の障害等の発生に待機させることが可能となる。
(実施の形態7)
次に、図4を用いて、本発明の実施の形態7について説明する。図4は、本発明の実施の形態7に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図4において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Dは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Dが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
次に、図4を用いて、本発明の実施の形態7について説明する。図4は、本発明の実施の形態7に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図4において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Dは、有線回線網121からのデータを無線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、当該無線基地局装置1Dが担当する無線エリアに存在する移動機に対して、アンテナ2を介して無線周波数信号を送出する。また、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
無線基地局装置1Dは、監視制御機能部11Dと、ベースバンド信号処理部12と、無線送出機能部13とを備えている。監視制御機能部11Dは、無線基地局装置1D内の各機能部の状態を収集監視し、当該状態に応じて各機能部の制御を行うものであり、制御管理部111と、状態記憶部112と、状態取得部113と、送出停止処理部114と、送出開始処理部115と、ヘルスチェック処理部118と、強制停止処理部119とを備えている。制御管理部111は、状態取得部113により収集された無線基地局装置1D内の各機能部の状態が蓄積される状態記憶部112より、無線基地局装置1D内の各機能部の状態を取得するものであり、送出停止処理部114、送出開始処理部115、送出切替部133、ヘルスチェック処理部118及び強制停止処理部119の動作制御を行うものである。送出停止処理部114は、複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出停止指示を出力するものである。送出開始処理部115は、複数の現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xのうちの一に対して無線送出開始指示を出力するものである。ヘルスチェック処理部118は、現用系無線送出部131A〜131C及び予備系無線送出部131Xに対して定期的にヘルスチェック信号を送出するものである。強制停止処理部119は、一定期間ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線送出部が存在する場合に予備系無線送出部131Xに対して強制送出停止指示を出力するものであり、強制送出停止指示を受信した予備系無線送出部131Xは当該応答が無い無線送出部の無線送出を強制的に停止させる。
なお、ベースバンド信号処理部12及び無線送出機能部13については、実施の形態1と同様の構成を有しており、ここでは説明を省略する。
続いて、ヘルスチェック処理の結果として、無線送出部が無応答になった場合の無線送出停止処理について説明する。
ヘルスチェック処理部118により、ヘルスチェック信号が、各無線送出部毎に、例えば10秒間隔で送出される。ヘルスチェック信号の送出の間隔は特に限定しない。また、複数の無線送出部に対し同報処理により、同時にヘルスチェック信号を送出してもよい。
ヘルスチェック処理部118は、当該ヘルスチェックの応答を正常に検知することで、ヘルスチェック信号を送出した無線送出部の正常動作を確認するが、ヘルスチェックの対象の無線送出部の内部的な障害が発生した場合や、バス等の通信路の障害等により、規定時間内に応答を受信できない場合、あるいはヘルスチェック信号に対してNG応答を受信した場合は、当該無線送出部を障害とみなす。上述したとおり、監視制御機能部11Dは、常に無線基地局装置1D内の無線送出部の状態を監視し、各無線送出部の障害を検知するのが一般的であるが、バスの障害等により、状態は正常に見えても、無線送出部が正常に動作できない場合があるため、このヘルスチェック処理が有効となる。
ヘルスチェック処理部118が、第1の無線送出部131Aに対するヘルスチェック信号を送出した際に、第1の無線送出部131Aに何らかの内部的な障害が発生していた場合、第1の無線送出部131Aからの応答がタイムアウトとなる。ヘルスチェック処理部118は、制御管理部111に対し第1の無線送出部131Aのヘルスチェック異常を通知する。
通知を受けた制御管理部111は、強制停止処理部119に対し、強制的に無線送出を停止させる指示を出す。強制停止処理部119は、予備系無線送出部131Xに対し強制停止指示を出力する。この指示には、強制送出停止をする無線送出部131Aの番号♯1が含まれる。当該強制送出停止指示を受けた予備系無線送出部131Xは、指示の内容に含まれる強制送出停止を行う運用系の第1の無線送出部131Aに対し、出力停止指示を送出する。この出力停止指示を受信した第1の無線送出部131Aは、無条件に無線送出を停止する。
また、予備系無線送出部131Xが切替可能な状態と判断できた場合には、実施の形態1及び実施の形態2で説明した処理と同様に切替処理を行い、予備系無線送出部131Xに対し、送出開始処理部115から無線送出開始指示を出すことにより、予備系での運用継続が可能となる。
以上説明したとおり、状態取得部113による機能部の通常の状態監視では検知できない機能部の障害をヘルスチェック処理により検知し、特に無線送出部の障害をヘルスチェック処理により検知可能とすることにより、監視制御部が障害と認識できない場合にも無線周波数信号を送出し続けてしまうことを回避することが可能となり、かつ運用を継続することが可能となる。
(実施の形態8)
次に、図5を用いて、本発明の実施の形態8について説明する。図5は、本発明の実施の形態8に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図5において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Eは、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
次に、図5を用いて、本発明の実施の形態8について説明する。図5は、本発明の実施の形態8に係る無線基地局装置の概略構成を示すブロック図である。図5において、本実施の形態に係る無線基地局装置1Eは、無線周波数で搬送される移動機からのデータをアンテナ2を介して受信し、有線側のインターフェイスに合うデータフォーマットに変換し、有線回線網121に送出する。
無線基地局装置1Eは、監視制御機能部11Eと、ベースバンド信号処理部12と、無線受信機能部14とを備えている。監視制御機能部11Eは、無線基地局装置1E内の各機能部の状態を収集監視し、当該状態に応じて各機能部の制御を行うものであり、制御管理部111と、状態記憶部112と、状態取得部113と、受信停止処理部116と、受信開始処理部117と、ヘルスチェック処理部118と、強制停止処理部119とを備えている。制御管理部111は、状態取得部113により収集された無線基地局装置1E内の各機能部の状態が蓄積される状態記憶部112より、無線基地局装置1E内の各機能部の状態を取得するものであり、受信停止処理部116、受信開始処理部117、受信切替部143、ヘルスチェック処理部118及び強制停止処理部119の動作制御を行うものである。受信停止処理部116は、複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信停止指示を出力するものである。受信開始処理部117は、複数の現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xのうちの一に対して無線受信開始指示を出力するものである。ヘルスチェック処理部118は、現用系無線受信部141A〜141C及び予備系無線受信部141Xに対して定期的にヘルスチェック信号を送出するものである。強制停止処理部119は、一定期間ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線受信部が存在する場合に予備系無線受信部141Xに対して強制受信停止指示を出力するものであり、強制受信停止指示を受信した予備系無線受信部141Xは当該応答が無い無線受信部の無線受信を強制的に停止させる。
なお、ベースバンド信号処理部12及び無線受信機能部14については、実施の形態2と同様の構成を有しており、ここでは説明を省略する。
続いて、ヘルスチェック処理の結果として、無線受信部が無応答になった場合の無線受信停止処理について説明する。
ヘルスチェック処理部118により、ヘルスチェック信号が、各無線受信部毎に、例えば10秒間隔で送出される。ヘルスチェック信号の送出の間隔は特に限定しない。また、複数の無線受信部に対し同報処理により、同時にヘルスチェック信号を送出してもよい。
ヘルスチェック処理部118が、第1の無線受信部141Aに対するヘルスチェック信号を送出した際に、第1の無線受信部141Aに何らかの内部的な障害が発生していた場合、第1の無線受信部141Aからの応答がタイムアウトとなる。ヘルスチェック処理部118は、制御管理部111に対し第1の無線受信部141Aのヘルスチェック異常を通知する。
通知を受けた制御管理部111は、強制停止処理部119に対し、強制的に無線受信を停止させる指示を出す。強制停止処理部119は、予備系無線受信部141Xに対し強制停止指示を出力する。この指示には、強制受信停止をする無線受信部141Aの番号♯1が含まれる。当該強制受信停止指示を受けた予備系無線受信部141Xは、指示の内容に含まれる強制受信停止を行う運用系の第1の無線受信部141Aに対し、受信停止指示を送出する。この受信停止指示を受信した第1の無線受信部141Aは、無条件に無線受信を停止する。
また、予備系無線受信部141Xが切替可能な状態と判断できた場合には、実施の形態3及び実施の形態4で説明した処理と同様に切替処理を行い、予備系無線受信部141Xに対し、受信開始処理部117から無線受信開始指示を出すことにより、予備系での運用継続が可能となる。
以上説明したとおり、状態取得部113による機能部の通常の状態監視では検知できない機能部の障害をヘルスチェック処理により検知し、特に無線受信部の障害をヘルスチェック処理により検知可能とすることにより、監視制御部が障害と認識できない場合にも無線周波数信号を受信し続けてしまうことを回避することが可能となり、かつ運用を継続することが可能となる。
本発明は、障害が発生した場合でも不要電波の送出を防ぐことができ、かつ障害が発生した箇所を運用から切り離して運用を継続することができるといった効果を有し、移動体通信システムにおける無線基地局装置に適用が可能である。
1A、1B、1C、1D、1E 無線基地局装置
2 アンテナ
11A、11B、11C、11D、11E 監視制御機能部
12 ベースバンド信号処理部
13 無線送出機能部
14 無線受信機能部
111 制御管理部
112 状態記憶部
113 状態取得部
114 送出停止処理部
115 送出開始処理部
116 受信停止処理部
117 受信開始処理部
118 ヘルスチェック処理部
119 強制停止処理部
121 回線網(有線網)
131A〜131C 現用系無線送出部
131X 予備系無線送出部
132A〜132C 無線増幅部
133 送出切替部
141A〜141C 現用系無線受信部
141X 予備系無線受信部
143 受信切替部
2 アンテナ
11A、11B、11C、11D、11E 監視制御機能部
12 ベースバンド信号処理部
13 無線送出機能部
14 無線受信機能部
111 制御管理部
112 状態記憶部
113 状態取得部
114 送出停止処理部
115 送出開始処理部
116 受信停止処理部
117 受信開始処理部
118 ヘルスチェック処理部
119 強制停止処理部
121 回線網(有線網)
131A〜131C 現用系無線送出部
131X 予備系無線送出部
132A〜132C 無線増幅部
133 送出切替部
141A〜141C 現用系無線受信部
141X 予備系無線受信部
143 受信切替部
Claims (8)
- ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、
無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、
前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、
前記送出停止処理部、送出開始処理部及び送出切替部の動作制御を行う制御管理部と、
を備えた無線基地局装置。 - 前記複数の現用系無線送出部のうちの一が復旧した際には、
前記送出停止処理部は無線送出中の前記予備系無線送出部に対して無線送出停止指示を出力し、
前記送出切替部は前記予備系無線送出部から前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一への運用切替を行い、
前記送出開始処理部は前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示を出力する請求項1に記載の無線基地局装置。 - 無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、
無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、
前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、
前記受信停止処理部、受信開始処理部及び受信切替部の動作制御を行う制御管理部と、
を備えた無線基地局装置。 - 前記複数の現用系無線受信部のうちの一が復旧した際には、
前記受信停止処理部は無線受信中の前記予備系無線受信部に対して無線受信停止指示を出力し、
前記受信切替部は前記予備系無線受信部から前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一への運用切替を行い、
前記受信開始処理部は前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示を出力する請求項3に記載の無線基地局装置。 - ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、
無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、
前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、
無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、
無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、
前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、
前記送出停止処理部、送出開始処理部、送出切替部、受信停止処理部、受信開始処理部及び受信切替部の動作制御を行う制御管理部と、
を備えた無線基地局装置。 - 前記複数の現用系無線送出部のうちの一が復旧した際には、
前記送出停止処理部は無線送出中の前記予備系無線送出部に対して無線送出停止指示を出力し、
前記送出切替部は前記予備系無線送出部から前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一への運用切替を行い、
前記送出開始処理部は前記復旧した複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出開始指示を出力し、
前記複数の現用系無線受信部のうちの一が復旧した際には、
前記受信停止処理部は無線受信中の前記予備系無線受信部に対して無線受信停止指示を出力し、
前記受信切替部は前記予備系無線受信部から前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一への運用切替を行い、
前記受信開始処理部は前記復旧した複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信開始指示を出力する請求項5に記載の無線基地局装置。 - ベースバンド信号を無線周波数信号に変換して送出する複数の現用系無線送出部及び一つの予備系無線送出部と、
無線送出中の前記複数の現用系無線送出部のうちの一に対して無線送出停止指示を出力する送出停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線送出部に対して無線送出開始指示を出力する送出開始処理部と、
前記複数の現用系無線送出部のうちの一から前記予備系無線送出部への運用切替を行う送出切替部と、
前記複数の現用系無線送出部及び前記予備系無線送出部に対してヘルスチェック信号を送出するヘルスチェック処理部と、
一定期間前記ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線送出部が存在する場合に前記予備系無線送出部に対して強制送出停止指示を出力する強制停止処理部と、
前記送出停止処理部、送出開始処理部、送出切替部、ヘルスチェック処理部及び強制停止処理部の動作制御を行う制御管理部と、
を備え、前記強制送出停止指示を受信した前記予備系無線送出部は前記応答が無い無線送出部の無線送出を強制的に停止させる無線基地局装置。 - 無線周波数信号をベースバンド信号に変換する複数の現用系無線受信部及び一つの予備系無線受信部と、
無線受信中の前記複数の現用系無線受信部のうちの一に対して無線受信停止指示を出力する受信停止処理部と、
運用待機中の前記予備系無線受信部に対して無線受信開始指示を出力する受信開始処理部と、
前記複数の現用系無線受信部のうちの一から前記予備系無線受信部への運用切替を行う受信切替部と、
前記複数の現用系無線受信部及び前記予備系無線受信部に対してヘルスチェック信号を送出するヘルスチェック処理部と、
一定期間前記ヘルスチェック信号に対する応答が無い無線受信部が存在する場合に前記予備系無線受信部に対して強制受信停止指示を出力する強制停止処理部と、
前記受信停止処理部、受信開始処理部、受信切替部、ヘルスチェック処理部及び強制停止処理部の動作制御を行う制御管理部と、
を備え、前記強制受信停止指示を受信した前記予備系無線受信部は前記応答が無い無線受信部の無線受信を強制的に停止させる無線基地局装置。
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