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JP2005286702A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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JP2005286702A
JP2005286702A JP2004097853A JP2004097853A JP2005286702A JP 2005286702 A JP2005286702 A JP 2005286702A JP 2004097853 A JP2004097853 A JP 2004097853A JP 2004097853 A JP2004097853 A JP 2004097853A JP 2005286702 A JP2005286702 A JP 2005286702A
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JP2004097853A
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Masako Wada
昌子 和田
Toru Tanigawa
徹 谷川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】 機器本体が複雑な形状にならず、携帯時に違和感を生じることもなく、2つのスピーカからの音を十分な音量で互いに離れる方向に放音させて良好なステレオ効果を得る。
【解決手段】 第2ケース2内に並んで配置された第1、第2スピーカ21、22の互いに接近する側をスピーカ覆部23で覆うと共に、第1、第2スピーカ21、22に対応する部分から第1、第2スピーカ21、22の互いに離間するスピーカ覆部23の両側に向けて第1、第2放音孔24、25を設けた。従って、第1、第2スピーカ21、22からの音が混合するのを軽減することができると共に、第1、第2放音孔24、25を十分に大きくして、第1、第2スピーカ21、22から放音される音の音量を十分に確保することができ、これにより良好なステレオ効果を得ることができ、また第2ケース2の形状が複雑にならず、手に持ったときに違和感がなく、良好に携帯することができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、携帯電話機や携帯型音響機器などの携帯型電子機器に関する。
例えば、携帯電話機においては、多機能化が進み、通話機能のほかに、音響機能をも備えたものが開発されている。このような音響機能を備えた携帯電話機には、音楽情報を受信して音楽を再生するために、機器本体内に受話用スピーカからなるレシーバを設けるほかに、2つのスピーカを設け、この2つのスピーカで楽音をステレオ感覚で聴けるように構成したものがある。
特開2003−152837号公報
この特許文献1の携帯電話機では、機器本体内に第1、第2スピーカを並べて配置し、これら第1、第2スピーカの各放音面と機器本体との間に音響空間をそれぞれ形成するために、機器本体における第1、第2スピーカの互いに離間する両側部分にそれぞれ盛上り部を形成し、この盛上り部の外側面側に位置する各傾斜部に放音孔をそれぞれ設けた構造になっている。
しかしながら、上記のような従来の携帯電話機では、機器本体が第1、第2スピーカの互いに離間する両側部分にそれぞれ盛上り部を形成して、第1、第2スピーカの各放音面と機器本体との間に音響空間をそれぞれ形成しなければ、第1、第2スピーカからの音を盛上り部の放音孔から十分に放音させることができないという問題があるほか、機器本体に盛上り部を形成しているため、機器本体の形状が複雑になるという問題もある。
特に、盛上り部の傾斜部に放音孔を設けているため、盛上り部を大きく形成して、放音孔の孔径を大きく形成しなければ、第1、第2スピーカからの音を十分な音量で放音することができないという不都合もある。また、音量を十分に確保するために、盛上り部を大きくすると、機器本体が大型化すると共に、機器本体を手に持ったときに盛上り部によって違和感が生じるばかりか、携帯時に盛上り部が邪魔になるなどの問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、機器本体が複雑な形状にならず、携帯時に違和感を与えることがなく、2つのスピーカからの音を十分な音量で互いに離れる方向に放音させて良好なステレオ効果が得られる携帯型電子機器を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図13に示すように、機器本体(第2ケース2)内に第1スピーカ(21)と第2スピーカ(22)とが並んで配置された携帯型電子機器であって、前記第1、第2スピーカが互いに接近する側における前記第1、第2スピーカの各放音面(21a、22a)側を覆うスピーカ覆部(23)と、前記第1、第2スピーカの前記各放音面に対応する部分から前記第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置する前記スピーカ覆部の両側に向けて設けられた第1、第2放音孔(24、25)とを備えたことを特徴とする携帯型電子機器である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図13に示すように、前記第1、第2放音孔(24、25)が、前記第1、第2スピーカ(21、22)の前記各放音面(21a、22a)に対応する部分から前記第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置する前記機器本体(第2ケース2)の両側に向けてそれぞれ斜めに形成されていることを特徴する請求項1に記載の携帯型電子機器である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図10に示すように、前記第1スピーカ(21)と前記第2スピーカ(22)との間に、一対の隔壁(29、29)によって形成される空気空間(30)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型電子機器である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図13に示すように、前記機器本体(第2ケース2)を載置面(26)上に配置したときに、前記機器本体と前記スピーカ覆部(23)とが、前記第1放音孔(24)と前記第2放音孔(25)とから放音された音を前記機器本体の両側に向けてそれぞれ導くための放音空間(第1、第2放音空間27、28、または放音空間41)を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯型電子機器である。
請求項5に記載の発明は、図1〜図10に示すように、前記放音空間(第1、第2放音空間27、28)が、前記機器本体(第2ケース2)と前記スピーカ覆部(23)との高低差によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器である。
請求項6に記載の発明は、図10〜図13に示すように、前記放音空間(41)が、前記スピーカ覆部(23)の近傍に配置された突起部(40)によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器である。
請求項7に記載の発明は、図4、図10〜図13に示すように、前記突起部(40)が、前記機器本体(第2ケース2)内に挿脱可能に収納される部品(メモリカード15)を開閉可能に覆うカバー部材(開閉蓋17)に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器である。
請求項1に記載の発明によれば、機器本体内に並んで配置された第1スピーカと第2スピーカとが互いに接近する側における第1、第2スピーカの各放音面をスピーカ覆部で覆うと共に、第1、第2スピーカの各放音面に対応する部分から第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置するスピーカ覆部の両側に向けて第1、第2放音孔を設けたので、第1、第2スピーカからの音をそれぞれ互いに離れる方向に放音させることができ、これにより第1、第2スピーカからの音が混合するのを軽減することができると共に、第1、第2放音孔を十分に大きく形成することができるため、第1、第2スピーカから放音される音量を十分に確保することができ、これにより良好にステレオ効果を得ることができ、また従来例のように機器本体に盛上り部を設ける必要がないので、機器本体の形状が複雑にならず、機器本体を手に持ったときに違和感がなく、良好に携帯することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1、第2放音孔が第1、第2スピーカの各放音面に対応する部分から第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置する機器本体の両側に向けてそれぞれ斜めに形成されているので、第1、第2スピーカからの音を第1、第2放音孔によって第1、第2スピーカが互いに離間する方向に向けてそれぞれ斜めに放音させることができ、これにより第1、第2放音孔から放音される音の指向性が良く、第1、第2スピーカからの音が混合するのを大幅に軽減することができ、このため、より一層、ステレオ効果の高いものを得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1スピーカと第2スピーカとの間に一対の隔壁によって形成される空気空間が設けられていることにより、第1スピーカと第2スピーカとを接近させて配置しても、その間に設けられた一対の隔壁で形成された空気空間によって第1スピーカの音と第2スピーカの音とが干渉するのを防ぐことができ、これにより第1、第2スピーカの両方の音を良好に聴くことができ、これによってもステレオ効果の高いものを得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、機器本体を載置面上に配置したときに、機器本体とスピーカ覆部とが、第1放音孔と第2放音孔とから放音された音を機器本体の両側に向けてそれぞれ導くための放音空間を形成することにより、機器本体を載置面上に配置しても、第1放音孔と第2放音孔とが塞がれることがなく、第1放音孔と第2放音孔とから放音された音を放音空間によって機器本体の両側から外部に放音させることができ、これにより機器本体を載置面上に配置した状態でも、第1、第2スピーカの音を機器本体の外部に確実に放音させることができるので、良好にステレオ効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、放音空間が機器本体とスピーカ覆部との高低差によって形成されることにより、機器本体とスピーカ覆部とに高低差を持たせるだけの簡単な構造で、機器本体を載置面上に配置したときに放音空間を形成することができ、このためスピーカ覆部を機器本体に一体的に形成しても、機器本体が複雑な形状にならず、スピーカ覆部を有する機器本体を容易に製作することができる。この場合、機器本体とスピーカ覆部との高低差は、機器本体とスピーカ覆部との段差であっても良く、また機器本体とスピーカ覆部とに連続する傾斜面や湾曲面などの斜面であっても良い。
請求項6に記載の発明によれば、放音空間がスピーカ覆部の近傍に配置された突起部によって形成されることにより、突起部をスピーカ覆部の近傍に配置するだけの簡単な構造で、機器本体を載置面上に配置したときに放音空間を形成することができ、これにより機器本体を載置面上に配置した状態でも、良好にステレオ効果を得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、突起部が機器本体内に挿脱可能に収納される部品を開閉可能に覆うカバー部材に設けられていることにより、放音空間を形成する突起部を備えていても、この突起部を機器本体と別のカバー部材に形成すれば良いので、突起部を簡単に形成することができると共に、機器本体の形状も複雑にならず、機器本体を容易に製作することができる。この場合、特に突起部がカバー部材の取っ手の役目をも兼ねることができるので、カバー部材の開閉操作が容易にでき、これにより使い勝手の良いものを得ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図5を参照して、この発明の携帯型電子機器を携帯電話機に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の携帯電話機を示した正面図、図2はその側面図、図3は図1の背面図、図4は図3のA−A矢視における拡大断面図、図5は図4の主要部を原理的に示した断面図である。
この携帯電話機は、第1ケース1と第2ケース2とを備え、第1、第2ケース1、2の各端部をヒンジ部3によって回動可能に連結し、このヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を回動させて閉じると、第1、第2ケース1、2が互いに重なり合うように構成されている。
この場合、第1ケース1は、片手で握れる程度の細長い箱形状に形成されている。この第1ケース1の正面、つまり第2ケース2に対向する正面(図2では左側面)には、図1に示すように、メイン表示部4がほぼ全域に亘って設けられており、このメイン表示部4の上端部側には、受話音を発するための小型スピーカからなるレシーバ部5が設けられている。また、この第1ケース1の背面(図2では右側面)のほぼ中央部分には、図3に示すように、サブ表示部6が設けられており、その手前側(図3では下側)には、カメラ部7が設けられている。
メイン表示部4およびサブ表示部6は、液晶表示素子やEL表示素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、電話情報や時刻情報などの各種の情報を選択的に表示するように構成されている。この場合、メイン表示部4は第1ケース1の横幅とほぼ同じ幅の縦長の長方形状に形成されており、サブ表示部6は円形状に形成されている。また、メイン表示部4は、サブ表示部6よりも表示領域が大きく形成され、これによりサブ表示部6よりも多くの情報を表示するように構成されている。
一方、第2ケース2は、図4に示すように、上ケース2aと下ケース2bとを重ね合わせて接合した構造で、全体が第1ケース1とほぼ同じ大きさの箱形状に形成されている。この第2ケース2の正面、つまり第1ケース1に対向する正面(図2では左側面)には、図1に示すように、マルチガイド釦8およびキー入力部9が設けられており、その下端部側には、マイク部10が設けられている。マルチガイド釦8は、各種のモードを切り替えるモード切替機能、カーソル機能、シフト機能などの多くの機能を選択して実行する釦である。キー入力部9は、数字キーなどの文字キーを備え、電話番号やメッセージなどの各種の情報を入力するように構成されている。
この第2ケース2の背面(図2では右側面)におけるほぼ中央部分には、図3に示すように、電池パック(図示せず)を覆って保護する電池蓋11が着脱可能に取り付けられており、その上部側には、後述するステレオスピーカ部12が設けられている。また、この第2ケース2の内部には、図4に示すように、シールド板13がキー入力部9の下側に対応して配置されており、このシールド板13の下側には、回路基板14が配置されている。この回路基板14の下側には、SDカードなどのメモリカード15を挿脱可能に収納するカード収納部16が設けられている。このカード収納部16は、第2ケース2の上端部(ヒンジ部3側の端部)に位置する背面(図3では上面)に挿入口(図示せず)が設けられており、この挿入口には、図3に示すように、開閉蓋17が着脱可能に取り付けられている。
また、第2ケース2内におけるカード収納部16の両側には、図4に示すように、スピーカコネクタ18、18がそれぞれ回路基板14に電気的に接続された状態で配置されており、このカード収納部16およびその両側のスピーカコネクタ18、18の下側には、ステレオスピーカ部12が設けられている。このステレオスピーカ部12の左側には、アンテナ19が図3に示す第2ケース2の上端部側に向けて出没可能に配置されており、ステレオスピーカ部12の右側には、電話の着信を振動で伝えるバイブレータ20が配置されている。
ところで、第2ケース2の背面側(図4では下面側)に設けられたステレオスピーカ部12は、図4に示すように、第1スピーカ21と第2スピーカ22とを備えている。これら第1、第2スピーカ21、22は、カード収納部16およびその両側のスピーカコネクタ18、18の下側に位置した状態で、その各放音面21a、22aを下側に向けて、図3に示すように第2ケース2の幅方向に並んで配置され、この状態でスピーカコネクタ18、18とそれぞれ電気的に接続されている。
また、このステレオスピーカ部12における第2ケース2の下面、つまり第2ケース2の下ケース2bには、図4に示すように、第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに接近する側に位置する第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22a側を覆うスピーカ覆部23が設けられていると共に、第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aに対応する部分から第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに離間する側に位置するスピーカ覆部23の両側に向けて第1、第2放音孔24、25が設けられている。
この場合、スピーカ覆部23は、図4に示すように、第2ケース2の下ケース2bの下面よりも下側に突出した状態で、下ケース2bに一体に形成されていると共に、図3および図5に示すように、第1、第2スピーカ21、22の互いに接近する部分の各放音面21a、22aを覆った状態で、第1、第2スピーカ21、22の互いに離間する両側部分をほぼ扇状に露出させるように構成されている。また、第1、第2放音孔24、25は、図4に示すように、第2ケース2の下ケース2bとスピーカ覆部23との間に、第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに離間する方向、つまり第2ケース2の幅方向における両側に向けて斜め下側に傾斜して形成されている。この場合、第1、第2放音孔24、25は、第2ケース2の下側に位置する各開放部分が図3に示すようにスピーカ覆部23の両側にほぼ扇状に形成されている。
すなわち、第1、第2放音孔24、25は、左右対称に形成されており、これら第1、第2放音孔24、25のうち、第1放音孔24は、図5に原理的に示すように、第2ケース2の下ケース2bにおける右側の端面とスピーカ覆部23の右側の端面とがほぼ平行な傾斜面24a、24bに形成され、これにより第1スピーカ21からの音を第2ケース2の右下側に向けて斜め下方に放音するように構成されている。同様に、第2放音孔25は、第2ケース2の下ケース2bにおける左側の端面とスピーカ覆部23の左側の端面とがほぼ平行な傾斜面25a、25bに形成され、これにより第2スピーカ22からの音を第2ケース2の左下側に向けて斜め下方に放音するように構成されている。
この場合、スピーカ覆部23は、下ケース2bよりも厚みが厚く形成され、これにより下ケース2bよりも下側に突出していることにより、スピーカ覆部23の傾斜面24b、25bが下ケース2bの傾斜面24a、25aよりも長く形成されている。このため、第1、第2放音孔24、25は、第1、第2スピーカ21、22の放音面21a、22aの各中央部分から下ケース2bの下部両側に向けて斜めに形成されていることにより、第1、第2スピーカ21、22からの各音を下ケース2bの下部両側にそれぞれ導いて下側外部に斜めに放音させるように構成されている。
また、スピーカ覆部23は、図5に示すように、第2ケース2の下ケース2bよりも下側に突出していることにより、スピーカ覆部23の下面と下ケース2bの下面とに段差が形成されている。このため、このステレオスピーカ部12は、第2ケース2の下ケース2bを卓上などの載置面26上に載置したときに、図5に示すように、スピーカ覆部23と下ケース2bとの段差によって、第1、第2放音孔24、25からの各音を第2ケース2の両側にそれぞれ導く第1、第2放音空間27、28が載置面26上に形成されるように構成されている。
また、スピーカ覆部23の内面(図4では上面)には、一対の隔壁29、29が第1、第2スピーカ21、22間に位置して形成されている。これら一対の隔壁29、29は、図4および図5に示すように、所定間隔を隔てて設けられ、これにより第1、第2スピーカ21、22間に空気空間30を形成するように構成されている。なお、第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22a側には、図4に示すように、第1、第2放音孔24、25から塵埃などの異物が侵入するのを防ぐための防塵ネット31がそれぞれ設けられている。
このような携帯電話機では、通常の携帯電話機と同様、通話機能によって通信相手と通話することができるほか、音楽情報を受信してその音楽をステレオスピーカ部12によってステレオ感覚で聴くことができる。すなわち、このステレオスピーカ部12は、第1、第2スピーカ21、22を備えているので、受信した音楽情報に基づいた音楽を第1、第2スピーカ21、22で再生することができる。この場合、ステレオスピーカ部12は、第2ケース2内に並んで配置された第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに接近する側に位置する第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aをスピーカ覆部23で覆った構造であるから、従来例のように第2ケース2に音響空間を形成するための盛上り部を設ける必要がなく、このため第2ケース2の形状が複雑にならず、第1、第2ケース1、2を手に持ったときに違和感がなく、良好に携帯することができる。
また、このステレオスピーカ部12は、第2ケース2内に並んで配置された第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに接近する側に位置する第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aをスピーカ覆部23で覆うと共に、第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aに対応する部分から第1、第2スピーカ21、22が互いに離間する側に位置するスピーカ覆部23の両側に向けて第1、第2放音孔24、25が設けられているので、第1、第2放音孔24、25によって第1、第2スピーカ21、22からの音を互いに離れる方向に放音させることができ、これにより第1、第2スピーカ21、22からの音が混合するのを軽減することができると共に、第1、第2放音孔24、25を十分に大きく形成することができるため、第1、第2スピーカ21、22から放音される音量を十分に確保することができ、これにより良好にステレオ効果を得ることができる。
特に、第1、第2放音孔24、25が第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aに対応する部分から第1スピーカ21と第2スピーカ22とが互いに離間する側に位置する第2ケース2の両側に向けてそれぞれ斜めに形成されているので、第1、第2スピーカ21、22からの音を第1、第2放音孔24、25によって第1、第2スピーカ21、22が互いに離間する方向に向けてそれぞれ斜めに放音させることができる。これにより、第1、第2放音孔24、25から放音される音の指向性が良く、第1、第2スピーカ21、22からの音が混合するのを大幅に軽減することができ、このため、より一層、ステレオ効果の高いものを得ることができる。
また、第1スピーカ21と第2スピーカ22との間に一対の隔壁29、29によって形成される空気空間30が設けられていることにより、第1スピーカ21と第2スピーカ22とを接近させて配置しても、その間に設けられた一対の隔壁29、29で形成された空気空間30によって第1スピーカ21の音と第2スピーカ22の音とが干渉するのを防ぐことができる。このため、第1、第2スピーカ21、22で発生した各音を干渉させることなく第1、第2放音孔24、25から互いに離れる方向に向けて外部に放音させることができるので、第1、第2スピーカ21、22の両方の音を良好に聴くことができ、これによっても、ステレオ効果の高いものを得ることができる。
また、スピーカ覆部23が下ケース2bよりも下側に突出していることにより、スピーカ覆部23と下ケース2bとに段差が形成され、この段差によって第2ケース2の下ケース2bを卓上などの載置面26上に載置したときに、第1、第2放音孔24、25からの音を第2ケース2の両側にそれぞれ導く第1、第2放音空間27、28を形成することができる。このため、第2ケース2の下ケース2bを載置面26上に配置しても、図5に示すように、第1放音孔24と第2放音孔25とが塞がれることがなく、第1放音孔24と第2放音孔25とから放音された音をそれぞれ第1、第2放音空間27、28によって第2ケース2の両側に導いて第2ケース2の外部に確実に放音させることができ、これによっても良好なステレオ効果を得ることができる。
この場合、スピーカ覆部23が下ケース2bよりも下側に突出してスピーカ覆部23と下ケース2bとに段差が生じることにより、第2ケース2の下ケース2bを卓上などの載置面26上に配置したときに、第2ケース2の下ケース2bとスピーカ覆部23とが第1、第2放音空間27、28を形成するので、簡単な構造で、第1、第2放音空間27、28を必要に応じて形成することができる。このため、携帯時には第1、第2放音空間27、28が存在しないため、携帯性が良いばかりか、スピーカ覆部23を第2ケース2の下ケース2bに段差を持たせて形成するだけで良いので、第2ケース2が複雑な形状にならず、しかもスピーカ覆部23を有する第2ケース2を容易に製作することができる。
なお、上記実施形態1では、第1放音孔24の各傾斜面24a、24bおよび第2放音孔25の各傾斜面25a、25bをほぼ平行に形成したが、これに限らず、図6に示す第1変形例、および図7に示す第2変形例のように形成しても良い。なお、これらの各変形例では、第1スピーカ21の第1放音孔24側のみについて説明する。例えば、図6に示された第1変形例は、第1放音孔24の各傾斜面24a、24bのうち、スピーカ覆部23の傾斜面24bを円弧状の凹曲面に形成した構造になっている。また、図7に示された第2変形例は、第1放音孔24を、第1スピーカ21側がその放音面21a全体に対応し、外部側が第2ケース2の下部側方に向けて傾斜するように形成した構造になっている。このようないずれの構造においても、実施形態1とほぼ同様の作用効果がある。
また、これに限らず、図8〜図10に示す第3〜第5変形例のように構成しても良い。例えば、図8に示された第3変形例は、第2ケース2の下ケース2bとスピーカ覆部23との厚みを同じにして、スピーカ覆部23を下ケース2bよりも下側に突出させることにより、スピーカ覆部23と下ケース2bとに段差を持たせると共に、第1スピーカ21と第1放音孔24との間に共鳴空間35を形成した構造である。このような構造でも、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に共鳴空間35によって第1スピーカ21からの音を共鳴させることができるので、より一層、音量を確保することができる。
また、図9に示された第4変形例は、第2ケース2の下ケース2bの両側をスピーカ覆部23の両端部に向けて傾斜させると共に、第1、第2スピーカ21、22をも傾斜させて配置し、これにより第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22aを第1、第2放音孔24、25に対向させた構造である。さらに、図10に示された第5変形例は、スピーカ覆部23の両端部と下ケース2bの両側部とを連続する平坦面状の傾斜部にそれぞれ形成し、その各中間部に第1、第2放音孔24、25を形成し、その各傾斜部の内面に第1、第2スピーカ21、22を傾斜させて配置した構造である。この場合、スピーカ覆部23の両端部と下ケース2bの両側部との連続する傾斜部は、平坦面状である必要はなく、凸型の円弧面状や湾曲面状に形成しても良い。このようないずれの構造においても、実施形態1とほぼ同様の作用効果がある。
(実施形態2)
次に、図11〜図13を参照して、この発明の携帯型電子機器を携帯電話機に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図5に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この携帯電話機は、第2ケース2に設けられたカード収納部16の挿入口16aを開閉可能に塞ぐ開閉蓋17に突起部40を形成し、第2ケース2を卓上などの載置面26上に配置したときに、開閉蓋17の突起部40によって第2ケース2の背面(図13では下面)を載置面26の上方に少し浮かせて、ステレオスピーカ部12の第1、第2放音孔24、25から放音された音を第2ケース2の両側に向けて放音させる放音空間41を形成した構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、開閉蓋17は、スピーカ覆部23の近傍に配置され、第2ケース2に設けられたカード収納部16の挿入口16aに着脱可能に取り付けられ、これによりカード収納部16内に収納されたメモリカード15を保護するように構成されている。この開閉蓋17の外面には、図11に示すように、突起部40が形成されている。この突起部40は、全体がほぼ半円弧状に形成され、開閉蓋17の表面からの突出高さがスピーカ覆部23の外表面よりも少し高くなるように形成されている。
これにより、第2ケース2のステレオスピーカ部12は、図13に示すように、第2ケース2が卓上などの載置面26上に配置されると、開閉蓋17に設けられた突起部40によって第2ケース2の背面が載置面26から少し浮き上がり、第1、第2放音孔24、25からの音を第2ケース2の両側に導く放音空間41を形成するように構成されている。この場合、放音空間41は、第1、第2スピーカ21、22の各放音面21a、22a側を覆うスピーカ覆部23によって第1放音孔24側と第2放音孔25側とに仕切られ、これにより実質的に第1放音孔24側の放音空間部と第2放音孔25側の放音空間部との2つに分割されるように構成されている。
このような携帯電話機では、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に第2ケース2内に設けられたカード収納部16の挿入口16aを開閉可能に塞いでカード収納部16内に収納されたメモリカード15を保護する開閉蓋17に突起部40を設けたので、第2ケース2を卓上などの載置面26上に配置したときに、第2ケース2の背面が突起部40によって載置面26から少し浮き上がり、第1、第2放音孔24、25からの音を第2ケース2の両側に導く放音空間41を形成することができる。このため、第2ケース2を載置面26上に配置しても、図13に示すように、第1放音孔24と第2放音孔25とが塞がれることがなく、第1、第2放音孔24、25から放音された音を放音空間41によって第2ケース2の両側から外部に確実に放音させることができ、これにより良好にステレオ効果を得ることができる。
この場合、突起部40がカード収納部16の開閉蓋17に形成されているため、突起部40を第2ケース2に設ける必要がなく、第2ケース2とは別の開閉蓋17に形成すれば良いので、突起部40を簡単に形成することができる。このため、第2ケース2の形状が複雑にならず、第2ケース2を容易に製作することができる。特に、突起部40が開閉蓋17の取っ手の役目をも兼ねることができるので、開閉蓋17の開閉操作が容易にできると共に、突起部40によって第1、第2ケース1、2を開いた状態で載置面26上に配置したときに、第1ケース1の重量によって第2ケース2が浮き上がるように回動するのを防ぐことができ、これによっても使い勝手の良いものを得ることができる。
なお、上記実施形態2では、メモリカード15を収納するカード収納部16の挿入口16aを開閉可能に塞ぐ開閉蓋17に突起部40を設けたが、これに限らず、例えば電池パックを収納する電池収納部の開口部を開閉可能に塞ぐ電池蓋11に突起部40を設け、この電池蓋11をステレオスピーカ部12の近傍に配置するようにしても良い。このような構造でも、実施形態2と同様の作用効果がある。
また、上記実施形態1、2および第1〜第5変形例では、ステレオスピーカ部12を第2ケース2に設けた場合について述べたが、これに限らず、第1ケース1に設けても良い。この場合にも、実施形態1、2と同様の作用効果がある。
さらに、上記実施形態1、2および第1〜第5変形例では、携帯型電子機器として、携帯電話機に適用した場合について述べたが、これに限らず、携帯型音響機器、電子辞書、電卓、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの携帯型の電子機器に広く適用することができる。
この発明を適用した携帯電話機の正面図である。(実施形態1) 図1の携帯電話機の側面図である。 図1の携帯電話機の背面図である。 図3のA−A矢視における拡大断面図である。 図4の主要部を原理的に示した断面図である。 実施形態1の第1変形例を示した要部の拡大断面図である。 実施形態1の第2変形例を示した要部の拡大断面図である。 実施形態1の第3変形例を示した要部の拡大断面図である。 実施形態1の第4変形例を示した要部の拡大断面図である。 実施形態1の第5変形例を示した要部の拡大断面図である。 この発明を適用した携帯電話機における第2ケースを示した一部分解した斜視図である。(実施形態2) 図11の携帯電話機の背面図である。 図12の携帯電話機を載置面上に配置した状態を示した側面図である。
符号の説明
1 第1ケース
2 第2ケース
12 ステレオスピーカ部
15 メモリカード
16 カード収納部
17 開閉蓋
21 第1スピーカ
22 第2スピーカ
21a、22a 放音面
23 スピーカ覆部
24 第1放音孔
25 第2放音孔
26 載置面
27 第1放音空間
28 第2放音空間
29 隔壁
30 空気空間
40 突起部
41 放音空間

Claims (7)

  1. 機器本体内に第1スピーカと第2スピーカとが並んで配置された携帯型電子機器であって、
    前記第1、第2スピーカが互いに接近する側における前記第1、第2スピーカの各放音面側を覆うスピーカ覆部と、
    前記第1、第2スピーカの前記各放音面に対応する部分から前記第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置する前記スピーカ覆部の両側に向けて設けられた第1、第2放音孔と
    を備えたことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記第1、第2放音孔は、前記第1、第2スピーカの前記各放音面に対応する部分から前記第1、第2スピーカが互いに離間する側に位置する前記機器本体の両側に向けてそれぞれ斜めに形成されていることを特徴する請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記第1スピーカと前記第2スピーカとの間には、一対の隔壁によって形成される空気空間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記機器本体を載置面上に配置したときに、前記機器本体と前記スピーカ覆部とが、前記第1放音孔と前記第2放音孔とから放音された音を前記機器本体の両側に向けてそれぞれ導くための放音空間を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯型電子機器。
  5. 前記放音空間は、前記機器本体と前記スピーカ覆部との高低差によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器。
  6. 前記放音空間は、前記スピーカ覆部の近傍に配置された突起部によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器。
  7. 前記突起部は、前記機器本体内に挿脱可能に収納される部品を開閉可能に覆うカバー部材に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機器。

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