JP2005286475A - ゲートウェイ装置および同装置における通信サービス接続方法ならびにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯電話から番号の組み合わせのみで様々なIP網に接続された各種サーバによるサービスを享受することを可能にする。
【解決手段】 ISDN回線で現在利用されているサブアドレス方式を応用して、電話番号の一部をコマンドフィールド及び引数として使用するフォーマットを定義し、ゲートウェイ2を介し、そのコマンドに応じてIP網7に接続された各種サーバ(SIPサーバ3、グループウェアサーバ4)に指令を送る仕組みを提供する。このことにより、携帯電話1は、IP電話端末5との間通話は勿論のこと、IP電話端末5以外のIP網7に接続されたサーバが提供するサービスにアクセスすることが出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】 ISDN回線で現在利用されているサブアドレス方式を応用して、電話番号の一部をコマンドフィールド及び引数として使用するフォーマットを定義し、ゲートウェイ2を介し、そのコマンドに応じてIP網7に接続された各種サーバ(SIPサーバ3、グループウェアサーバ4)に指令を送る仕組みを提供する。このことにより、携帯電話1は、IP電話端末5との間通話は勿論のこと、IP電話端末5以外のIP網7に接続されたサーバが提供するサービスにアクセスすることが出来る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して電話サービスを行うゲートウェイ装置および同装置における通信サービス接続方法ならびにプログラムに関する。
第3世代(3G)携帯電話とIP(Internet Protocol)電話端末とを繋ぎ合わせ、両者で映像と音声を組み合わせたテレビ電話サービスを実現する装置として、3G324Mゲートウェイ装置(以下、ゲートウェイ)がある。このゲートウェイはそれぞれ3G携帯電話が使用しているセッション確立、映像、音声とIP網のそれらとの間で互いに通信できるよう変換するための装置である。
この装置を利用して3G携帯電話からIP電話端末へ電話を掛ける場合は、通常ダイヤルイン方式やサブアドレス方式といった従来のISDN(Integrated Services Digital Network)サービスにより得られる拡張機能を応用して通話を実現している(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、これらの方式の利用方法は、それぞれの電話番号に対しIP電話端末にのみ対応付けしかなされていないのが現状である。
特開平3−272255号公報
図4に、従来の3G324Mゲートウェイを用いた通信システムの一例を示す。この通信システムを利用し、3G324Mゲートウェイ2を用いて3G携帯電話1からIP電話端末5へ電話を行う場合は、ISDNサービスにあるダイヤルイン方式やサブアドレスを利用して実施している。図中、枠内に例示されるように、*マーク以降の部分がサブアドレスと称される部分で、通常のISDN電話番号の後ろに付加される。ここに示す100は、IP電話端末5のアドレス(例えば、sip:satoh@nttcom.co.jp)に一意に割当てられる。
上記したサブアドレスは勿論、ダイヤルイン方式において得られた電話番号は、それぞれIP電話端末5のアドレスと対応付けされており、その電話番号を3G携帯電話から入力すると、電話番号に対応付けされているIP電話端末5へ通話することができる。
しかしながら、これらそれぞれの方式で得られる電話番号は通常IP電話のアドレスのみに対応付けされているため、IP電話以外のサービス、例えば、スケジュール確認や、留守メッセージ再生、または伝言メモ蓄積といったIPネットワークで通常実現されているサービスに連携することができない。
上記したサブアドレスは勿論、ダイヤルイン方式において得られた電話番号は、それぞれIP電話端末5のアドレスと対応付けされており、その電話番号を3G携帯電話から入力すると、電話番号に対応付けされているIP電話端末5へ通話することができる。
しかしながら、これらそれぞれの方式で得られる電話番号は通常IP電話のアドレスのみに対応付けされているため、IP電話以外のサービス、例えば、スケジュール確認や、留守メッセージ再生、または伝言メモ蓄積といったIPネットワークで通常実現されているサービスに連携することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ISDN回線で現在利用されているサブアドレス方式を応用して、電話番号の一部をコマンドフィールド及び引数として使用するフォーマットを定義し、そのコマンドに応じてIP網に接続された各種サーバに指令を送ることで、携帯電話から番号の組み合わせのみで様々なIP網上のサービスにアクセスすることが可能な、ゲートウェイ装置および同装置における通信サービス接続方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して通信を行うゲートウェイ装置であって、前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識し、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するサービス接続手段、を備えことを特徴とする。
また、本発明において、前記サービス接続手段は、前記IP電話端末とともにIP網を介して接続されるSIPサーバの登録情報を元にSIPアドレスと電話番号とのマッピングデータを入手し、前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換した後、前記SIPサーバを発呼し、当該SIPサーバによる相手先IP端末への発呼要求を起動することを特徴とする。
また、本発明において、前記サービス接続手段は、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP網に接続されたサーバをアクセスし、前記サーバ処理による前記携帯端末へのメール送信操作を起動することを特徴とする。
また、本発明は、第3世代携帯電話とIP電話端末を、ゲートウェイ装置を介して接続し、通信を行う通信サービス接続方法であって、前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識するステップと、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して通信を行うゲートウェイ装置に用いられるプログラムであって、前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識するステップと、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して通信を行うゲートウェイ装置に用いられるプログラムであって、前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識するステップと、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ISDN回線で現在利用されているサブアドレス方式を応用して、電話番号の一部をコマンドフィールド及び引数として使用するフォーマットを定義し、そのコマンドに応じてIP網に接続された各種サーバに指令を送ることで、携帯電話は、IP電話端末との接続は勿論のこと、IP電話端末以外のIP網に接続されたサーバが提供するサービスにアクセスすることが出来、携帯電話とIP電話端末間でより利便性の高いサービスを享受できる。
具体的に、ISDNで使用されているサブアドレスに対するフォーマットを、サービスごとに変化させることで、例えば、グループウェアサーバによるスケジュール取得、Webサーバからの情報取得や入力等、複数の引数やコマンドの組み合わせによりIP網に接続されたサーバ群が提供する各種サービスにアクセス可能となる。また、ボタンプッシュ(トーン)でコマンドを入力する従来例に比較して利用者からワンアクションでサービスを利用することができ、また、通話状態でコマンドを入力する必要はないため、電話回線を占有する時間が短くて済むといった利点もある。
図1は、本発明のゲートウェイ装置を含む通信システムを説明するために引用した図である。
図1において、符号1は第3世代携帯電話であり、3G324M網8、ISDN(Integrated Services Digital Network)網6を介し、Webサーバ機能付き3G324Mゲートウェイ装置2(以下、単にゲートウェイという)に接続されている。また、符号5は、IP電話端末であり、ゲートウェイ2、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ3、グループウェアサーバ4と共に、IP(Internet Protocol)網7に接続されている。
図1において、符号1は第3世代携帯電話であり、3G324M網8、ISDN(Integrated Services Digital Network)網6を介し、Webサーバ機能付き3G324Mゲートウェイ装置2(以下、単にゲートウェイという)に接続されている。また、符号5は、IP電話端末であり、ゲートウェイ2、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ3、グループウェアサーバ4と共に、IP(Internet Protocol)網7に接続されている。
なお、ここで、携帯電話1は、FOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access)等の第3世代携帯電話とし、また、SIPサーバ3は、SIPアドレス情報やIP電話端末5の呼情報、通話管理を行うサーバであり、IP電話端末5は、パソコンにインストールされたIPソフトフォン、もしくはIP電話機とする。
なお、ゲートウェイ2は、3G324MゲートウェイにWebサーバ機能を付加した3G324M拡張ゲートウェイであり、内蔵されるサービス接続手段(図示せず)によりこの機能を実現する。
なお、ゲートウェイ2は、3G324MゲートウェイにWebサーバ機能を付加した3G324M拡張ゲートウェイであり、内蔵されるサービス接続手段(図示せず)によりこの機能を実現する。
サービス接続手段は、携帯電話1からサブアドレスを用いた発呼を受信し、当該サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識し、コマンドが示す内容に応じて宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となるIP電話端末5への発呼を起動する。
サービス接続手段はまた、IP電話端末5とともにIP網7を介して接続されるSIPサーバ3の登録情報を元にSIPアドレスと電話番号とのマッピングデータを入手し、宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換した後、SIPサーバ3を発呼し、当該SIPサーバ3による相手先IP電話端末5への発呼要求を起動する。更に、コマンドが示す内容に応じて宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となるIP網7に接続されたグループウェアサーバ4もしくは図示せぬWebサーバ等をアクセスし、これらサーバ処理による携帯端末1へのメール送信操作を起動する。
サービス接続手段はまた、IP電話端末5とともにIP網7を介して接続されるSIPサーバ3の登録情報を元にSIPアドレスと電話番号とのマッピングデータを入手し、宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換した後、SIPサーバ3を発呼し、当該SIPサーバ3による相手先IP電話端末5への発呼要求を起動する。更に、コマンドが示す内容に応じて宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となるIP網7に接続されたグループウェアサーバ4もしくは図示せぬWebサーバ等をアクセスし、これらサーバ処理による携帯端末1へのメール送信操作を起動する。
概略動作の流れを説明する。まず、IP電話端末5は、SIPサーバ3に対してアドレス登録処理を実行する。続いて、SIPサーバ3は、ゲートウェイ2に対してその登録情報に基づきDB(Database)の情報テーブルの更新を行う。ここで、情報テーブルとは、名前と電話番号とがマッピングされた情報をいう。
以上の前処理の後、3G携帯電話1は、電話番号を用いてゲートウェイ2に通話要求を発行する。本発明によれば、ゲートウェイ2に、サブアドレスを、宛先アドレス部とコマンド部といったフォーマットとして認識する機能を持たせている。ここでは、ゲートウェイ2は、サブアドレス*0000を、宛先アドレス部000、コマンド部0として認識する。そこで、*1000の場合、SIPサーバ3経由でIP電話端末5に電話し、*1001の場合、Webサーバ(宛先*100)にある情報を取得してメール送信する。以下にその詳細を説明する。
以上の前処理の後、3G携帯電話1は、電話番号を用いてゲートウェイ2に通話要求を発行する。本発明によれば、ゲートウェイ2に、サブアドレスを、宛先アドレス部とコマンド部といったフォーマットとして認識する機能を持たせている。ここでは、ゲートウェイ2は、サブアドレス*0000を、宛先アドレス部000、コマンド部0として認識する。そこで、*1000の場合、SIPサーバ3経由でIP電話端末5に電話し、*1001の場合、Webサーバ(宛先*100)にある情報を取得してメール送信する。以下にその詳細を説明する。
図2に本発明実施形態の動作シーケンス図が示されている。以下、図2を参照しながら図1に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
IP電話端末5は、まず、SIPプロトコルに従いSIPサーバ3に対してアドレス登録処理を実行する(S21)。これを受けたSIPサーバ3は、登録されたIP電話端末5のアドレス情報をDBに格納する。なお、DBに格納されているユーザ名(SIPアドレスのユーザ名)とグループウェアのユーザ名は同一となるように設定することが以降の説明を行ううえでの前提条件である。
一方、ゲートウェイ2は、DBをアクセスしてSIPアドレスを取得する(S22)。このとき、SIPアドレスと電話番号をマッピングして情報テーブルを作成し(S23)、この際、SIPアドレスからユーザ名を切り出しておく。
IP電話端末5は、まず、SIPプロトコルに従いSIPサーバ3に対してアドレス登録処理を実行する(S21)。これを受けたSIPサーバ3は、登録されたIP電話端末5のアドレス情報をDBに格納する。なお、DBに格納されているユーザ名(SIPアドレスのユーザ名)とグループウェアのユーザ名は同一となるように設定することが以降の説明を行ううえでの前提条件である。
一方、ゲートウェイ2は、DBをアクセスしてSIPアドレスを取得する(S22)。このとき、SIPアドレスと電話番号をマッピングして情報テーブルを作成し(S23)、この際、SIPアドレスからユーザ名を切り出しておく。
以上の前処理の後、携帯電話1は、サブアドレスを用いて発呼する(S24)。例えば、090−1111−1111*0000×とする。これを受信したゲートウェイ2は、サブアドレス*0000×をアドレス部とコマンド部に分割する(S25)。ここでは*0000がアドレス部で、×がコマンド部に相当する。
ここで、コマンド部分×が“0”の場合、ゲートウェイ2は、アドレス部に対応する電話番号からSIPアドレスに変換した後、SIPサーバ3に対して発呼要求を発し(S26)、これを受けたSIPサーバ3は、相手先となるIP電話端末5へ発呼要求を発する(S27)。以降、IP電話端末5から応答を得て、ゲートウェイ2を経由して携帯電話1に応答する。このことにより、携帯電話1とIP電話端末5間でリンクが確立され、通話状態となる。
ここで、コマンド部分×が“0”の場合、ゲートウェイ2は、アドレス部に対応する電話番号からSIPアドレスに変換した後、SIPサーバ3に対して発呼要求を発し(S26)、これを受けたSIPサーバ3は、相手先となるIP電話端末5へ発呼要求を発する(S27)。以降、IP電話端末5から応答を得て、ゲートウェイ2を経由して携帯電話1に応答する。このことにより、携帯電話1とIP電話端末5間でリンクが確立され、通話状態となる。
一方、コマンド部分×が“1”の場合、アドレス部に対応する電話番号からユーザ名に変換した後、グループウェアサーバ4へ発呼要求を発信する(S28)。
グループウェアサーバ4は、ユーザ名に対応する、例えば、ユーザの現在の予定表を取得し、また、同時に各ユーザがグループウェアに設定しているメールアドレスを取得する(S29)。そして、そのメールアドレスに基づき、該当する携帯電話1に対してその予定表をメール送信する(S30)。なお、ここでは、グループウェアサーバ4をアクセスする例を述べたが、他に、IP網7に接続される、例えばWebサーバからも同様に情報を入手し、あるいは入力しても良い。
グループウェアサーバ4は、ユーザ名に対応する、例えば、ユーザの現在の予定表を取得し、また、同時に各ユーザがグループウェアに設定しているメールアドレスを取得する(S29)。そして、そのメールアドレスに基づき、該当する携帯電話1に対してその予定表をメール送信する(S30)。なお、ここでは、グループウェアサーバ4をアクセスする例を述べたが、他に、IP網7に接続される、例えばWebサーバからも同様に情報を入手し、あるいは入力しても良い。
なお、ここでは、ユーザを特定するアドレス部は4桁、コマンド部は1桁とした。そして、コマンドが“0”のとき、IP電話サービスを提供することとし、“1”のとき、スケジュール確認を行うこととし、“2”のとき、社員データの検索を行うこととしてそれぞれ定義した。
サブアドレス部が*00010となっている場合、0001に相当するユーザにIP電話をかける。ここでは、SIPを想定しているため、ゲートウェイ2で0001からSIPアドレスに変換した後は、SIPサーバ3へ発呼要求を発信する。なお、H.323プロトコルを用いたIP電話であれば、ゲートウェイ2は、H.323用のアドレスに変換し、図示せぬゲートキーパへ発呼要求を発信することになる。
サブアドレス部が*00010となっている場合、0001に相当するユーザにIP電話をかける。ここでは、SIPを想定しているため、ゲートウェイ2で0001からSIPアドレスに変換した後は、SIPサーバ3へ発呼要求を発信する。なお、H.323プロトコルを用いたIP電話であれば、ゲートウェイ2は、H.323用のアドレスに変換し、図示せぬゲートキーパへ発呼要求を発信することになる。
また、サブアドレス部が*00011となっている場合、0001に相当するユーザの現在時刻スケジュールを調べる。ゲートウェイ2は、0001に相当するユーザのグループウェアにおけるユーザ名(SIPアドレスのユーザ名:sip:xxx@yyyのxxx部分と同じであると仮定する)に変換し、グループウェアからスケジュール情報を検索し、メール本体に添付することによりユーザへ通知する。
更に、サブアドレス部が*00012となっている場合、0001に相当するユーザの社員データを検索する。0001に相当するユーザの社員DBにおけるユーザ名(SIPアドレスのユーザ名:sip:xxx@yyyのxxx部分と同じであると仮定する)に変換し、Selectコマンドでユーザ名をキーに変換し、社員DB内の社員情報をメール本体に添付してユーザへ通知する。
なお、上記したコマンド1、2の場合、携帯端末1は、マルチアクセス機能を持つ必要がある。
更に、サブアドレス部が*00012となっている場合、0001に相当するユーザの社員データを検索する。0001に相当するユーザの社員DBにおけるユーザ名(SIPアドレスのユーザ名:sip:xxx@yyyのxxx部分と同じであると仮定する)に変換し、Selectコマンドでユーザ名をキーに変換し、社員DB内の社員情報をメール本体に添付してユーザへ通知する。
なお、上記したコマンド1、2の場合、携帯端末1は、マルチアクセス機能を持つ必要がある。
なお、ゲートウェイ2にWebサーバの機能を持たせ、Webサーバ上で名前と電話番号とがマッピングされた情報を公開することで、ユーザ(携帯端末1)は、Webページ上の宛先の名前をクリックするだけで発呼することができる。上記した情報は、SIPサーバ3の登録情報に基づいて自動生成され、マッピング情報は、ゲートウェイ2によって保持され、ゲートウェイ1によってプールされている電話番号の中から動的に選んで割当てられる。
ここでは、上記した自動アドレス登録の仕組みと連携させ、コマンドをWebページで閲覧選択する仕組みについて説明する。
図3にその一例が示されている。すなわち、ここでは、携帯電話1の画面が示されているように、アドレス部、コマンド部の指定は、プロダウンメニュー等により選択させるように設定し、実行ボタンを押すことにより取り込まれる。アドレスのプルダウンメニューに表示する名前は、SIPアドレスの@マーク直前に位置するユーザ名を表示するこことし、コマンドのプルダウンメニューには、各々サービス内容がわかるように、言葉で表記するものとする。データとしては、それぞれのサービスに対応する数字が付与される。例えば、IP電話は0である。
上記したWebページを公開することで、ユーザは、内蔵するWebブラウザを用いて閲覧することにより、アドレスやコマンドを選択することができ、各種サービスを享受する際の操作性が向上する。
図3にその一例が示されている。すなわち、ここでは、携帯電話1の画面が示されているように、アドレス部、コマンド部の指定は、プロダウンメニュー等により選択させるように設定し、実行ボタンを押すことにより取り込まれる。アドレスのプルダウンメニューに表示する名前は、SIPアドレスの@マーク直前に位置するユーザ名を表示するこことし、コマンドのプルダウンメニューには、各々サービス内容がわかるように、言葉で表記するものとする。データとしては、それぞれのサービスに対応する数字が付与される。例えば、IP電話は0である。
上記したWebページを公開することで、ユーザは、内蔵するWebブラウザを用いて閲覧することにより、アドレスやコマンドを選択することができ、各種サービスを享受する際の操作性が向上する。
以上説明のように本発明は、ISDN回線で現在利用されているサブアドレス方式を応用して、電話番号の一部をコマンドフィールド及び引数として使用するフォーマットを定義し、そのコマンドに応じてIP網7に接続された各種サーバに指令を送る仕組みを提供するものであり、このことにより、携帯電話1は、IP電話端末5との間通話は勿論のこと、IP電話端末5以外のIP網7に接続されたサーバ(例えば、グループウェアサーバ4)が提供するサービスにアクセスすることが出来、携帯電話1とIP電話端末5間でより利便性の高いサービスを享受できる。
具体的に、ISDNで使用されているサブアドレスに対するフォーマットを、サービスごとに変化させることで、例えば、グループウェアサーバによるスケジュール取得、Webサーバからの情報取得や入力等、複数の引数やコマンドの組み合わせによりIP網に接続されたサーバ群が提供する各種サービスにアクセス可能となる。また、ボタンプッシュ(トーン)でコマンドを入力する従来例に比較して利用者からワンアクションでサービスを利用することができ、また、通話状態でコマンドを入力する必要はないため、電話回線を占有する時間が短くて済むといった利点もある。
携帯端末1は、Webページ上の宛先の名前をクリックするだけで発呼を行うことができ、従ってユーザは単に宛先の名前さえ分かればよく、都度どの電話番号が宛先のIP電話にマッピングされているのかを調べずに済む。また、アドレスやコマンドもそのページ上で選択が可能であり、提供を受けるサービスの選択設定が容易であり、操作性とともに利便性も向上する。
携帯端末1は、Webページ上の宛先の名前をクリックするだけで発呼を行うことができ、従ってユーザは単に宛先の名前さえ分かればよく、都度どの電話番号が宛先のIP電話にマッピングされているのかを調べずに済む。また、アドレスやコマンドもそのページ上で選択が可能であり、提供を受けるサービスの選択設定が容易であり、操作性とともに利便性も向上する。
なお、本発明によれば、サービス接続手段で実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって本発明のゲートウェイ装置を実現することができるものである。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…携帯電話、2…ゲートウェイ、3…SIPサーバ、4…グループウェアサーバ、5…IP電話端末、6…ISDN網、7…IP網、8…3G324M網
Claims (5)
- 第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識し、前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するサービス接続手段、
を備えことを特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記サービス接続手段は、
前記IP電話端末とともにIP網を介して接続されるSIPサーバの登録情報を元にSIPアドレスと電話番号とのマッピングデータを入手し、前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換した後、前記SIPサーバを発呼し、当該SIPサーバによる相手先IP端末への発呼要求を起動することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 前記サービス接続手段は、
前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP網に接続されたサーバをアクセスし、前記サーバ処理による前記携帯端末へのメール送信操作を起動することを特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ装置。 - 第3世代携帯電話とIP電話端末を、ゲートウェイ装置を介して接続し、通信を行う通信サービス接続方法であって、
前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識するステップと、
前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するステップと、
を有することを特徴とする通信サービス接続方法。 - 第3世代携帯電話とIP電話端末とを接続して通信を行うゲートウェイ装置に用いられるプログラムであって、
前記携帯電話からサブアドレスを用いた発呼を受信し、前記サブアドレスを、宛先アドレスとコマンドに分割して認識するステップと、
前記コマンドが示す内容に応じて前記宛先アドレスに対応する電話番号からユーザ名に変換して宛先となる前記IP電話端末への発呼を起動するステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2009522848A (ja) * | 2005-12-29 | 2009-06-11 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 複数のユーザアプリケーションにより共有されるユーザエージェントを有するsipマルチユーザ・メディア・クライアント |
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2004
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