JP2005285948A - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽電池表面での反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができて、集光効率を向上させることができる太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】 この太陽電池モジュールは、太陽電池10と、この太陽電池10の表面10a側に配置される光学素子1とを備える。この光学素子1は、太陽光の入射側に配置されるレンズ2と、上記太陽電池10側に配置される台形プリズム4とを含む。そして、上記レンズ2の集光作用および上記台形プリズム4の屈折作用により、太陽光を2回屈折させて、上記太陽電池10の表面10aに入射する太陽光の入射角度を小さくして、上記太陽電池10の表面10aでの反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができ、集光効率を向上させることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 この太陽電池モジュールは、太陽電池10と、この太陽電池10の表面10a側に配置される光学素子1とを備える。この光学素子1は、太陽光の入射側に配置されるレンズ2と、上記太陽電池10側に配置される台形プリズム4とを含む。そして、上記レンズ2の集光作用および上記台形プリズム4の屈折作用により、太陽光を2回屈折させて、上記太陽電池10の表面10aに入射する太陽光の入射角度を小さくして、上記太陽電池10の表面10aでの反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができ、集光効率を向上させることができる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、例えば、変換効率を上げる集光型太陽電池モジュールおよびその製造方法に関する。
太陽光エネルギーを利用する太陽電池は、クリーンなエネルギー源として一般家庭から、発電所まで広範囲での利用が期待されている。太陽電池の集光効率を上げるには、太陽電池に入射してくる太陽光の太陽電池表面での反射を防ぎ、効率よく閉じ込めることが必要となる。そのためには、太陽電池表面の受光部を太陽光の入射に対してほぼ垂直な位置に置き、表面での反射率を減らすことが重要となる。しかしながら、通常、太陽電池は固定されている場合が多く、太陽の時刻や季節による入射角の変化には対応できていない。したがって、斜め方向から入射する太陽光に関しては、反射損失が大きくなり、集光効率を高くできないといった問題がある。一般的に、太陽電池の吸収率は、太陽電池に対する入射角度が60°以上になると、反射率が高くなって急激に落ちる。
そこで、上記課題を改善する手段として、太陽に対して太陽電池表面が常に垂直になるように、太陽追尾装置を組み込んだ太陽電池が提案されているが、装置が非常に高価であるため、モジュール全体のコストが高くなり、経済性に欠ける。
一方、特開平6―37344号公報(特許文献1)や特開平8−330619号公報(特許文献2)に開示されるように、集光器付太陽電池が提案されている。この集光器付太陽電池によれば、集光レンズの集光作用によって、太陽電池より広い範囲から入射した太陽光であっても、太陽電池に取り込むことが可能となる。このため、太陽電池が固定された場合であっても、太陽光を取り込める範囲を大きくすることができて、コスト効率を高めることができる。
しかしながら、上記集光器付太陽電池では、集光レンズのみで太陽光を太陽電池へ入射しているので、太陽電池に対する入射角度には限度があり、斜め方向から入射する太陽光に関しては、反射損失が大きくなって、集光効率を高くできないといった問題がある。また、この集光レンズの屈折面を厳密に形成する必要があり、集光レンズを製造するのに手間であった。
特開平6―37344号公報
特開平8−330619号公報
そこで、この発明の課題は、太陽電池表面での反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができて、集光効率を向上させることができる太陽電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の太陽電池モジュールは、
太陽電池と、
この太陽電池の表面側に配置されると共に太陽光を透過する光学素子と
を備え、
この光学素子は、
太陽光の入射側に配置されると共にこの太陽光の入射側を向く屈折面を有するレンズと、
上記太陽電池側に配置されると共にこの太陽電池側を向く屈折面を有する屈折素子と
を含むことを特徴としている。
太陽電池と、
この太陽電池の表面側に配置されると共に太陽光を透過する光学素子と
を備え、
この光学素子は、
太陽光の入射側に配置されると共にこの太陽光の入射側を向く屈折面を有するレンズと、
上記太陽電池側に配置されると共にこの太陽電池側を向く屈折面を有する屈折素子と
を含むことを特徴としている。
この発明の太陽電池モジュールによれば、上記光学素子は、上記レンズと上記屈折素子とを含むので、上記レンズの集光作用および上記屈折素子の屈折作用により、太陽光を少なくとも2回屈折させることができる。このように、上記太陽電池モジュールに入射する太陽光の入射角度が大きくても、上記光学素子により、上記太陽電池の表面に入射する太陽光の入射角度を小さくして、上記太陽電池の表面での反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができ、集光効率を向上させることができる。
また、上記レンズと上記屈折素子とは、別体であるので、上記レンズおよび上記屈折素子において、種類の違うものを組み合わせて、所望の形状や性質を有する上記光学素子を容易に製造できる。また、上記レンズおよび上記屈折素子にて太陽光を屈折させるので、上記レンズおよび上記屈折素子のそれぞれの屈折面等の形状を厳密に形成する必要がなくて、上記レンズおよび上記屈折素子のそれぞれの製造が容易になる、さらに、上記レンズの屈折面と上記屈折素子の屈折面とは、それぞれ、外側を向くので、上記レンズと上記屈折素子とを背中合わせに、一体に取り付けることができ、上記光学素子の小型化を図ることができる。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、上記レンズの光軸と上記屈折素子の光軸とは、一致している。
この一実施形態の太陽電池モジュールによれば、上記レンズの光軸と上記屈折素子の光軸とは、一致しているので、上記レンズと上記屈折素子との間での光線のケラレなどが発生せず、上記レンズに入射した平行光束(太陽光)を全て上記屈折素子に入射させることができる。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、上記レンズと上記屈折素子とは、マトリクス状に配列されている。
この一実施形態の太陽電池モジュールによれば、上記レンズと上記屈折素子とは、マトリクス状に配列されているので、複数の上記レンズおよび複数の上記屈折素子を稠密に配置することができ、個々の上記レンズおよび上記屈折素子の配置方向によらず、一年を通して効率よく集光できる。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、上記屈折素子は、台形プリズム、球面レンズまたは円筒レンズである。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、上記光学素子は、さらに、上記レンズの太陽光の入射側に、所定の屈折率を有する被覆部材を含む。
この一実施形態の太陽電池モジュールによれば、上記レンズ上に所定の屈折率を有する上記被覆部材を設けることにより、上記光学素子に取り込める太陽光の入射角度範囲を広くすることができる。したがって、上記太陽電池の表面への入射角度範囲が広がることとなり、集光効率を上げることができる。また、この被覆部材は、上記レンズを保護する役割を担い、上記レンズの損傷を防ぐことができる。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、上記被覆部材の太陽光の入射側の表面は、平坦である。
この一実施形態の太陽電池モジュールによれば、上記被覆部材の表面は、平坦であるので、太陽光を確実に屈折させて上記レンズへ導くことができる。
また、一実施形態の太陽電池モジュールでは、
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点から上記レンズ内に入射された入射光と、上記レンズの光軸との成す角度θは、
上記入射光と上記レンズの光軸とが形成する平面において上記レンズの光軸に垂直な方向の上記レンズおよび上記屈折素子の長さをLとし、
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点と、上記屈折素子の光軸と上記屈折素子の上記太陽電池側の面との交点との間の距離をHとすると、
tanθ≦0.5L/H
を満たしている。
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点から上記レンズ内に入射された入射光と、上記レンズの光軸との成す角度θは、
上記入射光と上記レンズの光軸とが形成する平面において上記レンズの光軸に垂直な方向の上記レンズおよび上記屈折素子の長さをLとし、
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点と、上記屈折素子の光軸と上記屈折素子の上記太陽電池側の面との交点との間の距離をHとすると、
tanθ≦0.5L/H
を満たしている。
この一実施形態の太陽電池モジュールによれば、上記光学素子へ所望の角度で入射する太陽光を得たい場合、tanθ≦0.5L/Hを満たすような長さLおよび距離Hで上記光学素子を設計すればよく、所望の光学素子を確実に得ることができる。
また、この発明の太陽電池モジュールの製造方法は、
基板の一面にレンズを取り付ける工程と、
この基板の他面に感光性材料を塗布する工程と、
光源からの光を均一な光強度分布の平行光として上記レンズに入射し、上記レンズによって上記感光性材料に集光して屈折素子を形成する工程と、
上記屈折素子を太陽電池の表面側に配置する工程と
を備えることを特徴としている。
基板の一面にレンズを取り付ける工程と、
この基板の他面に感光性材料を塗布する工程と、
光源からの光を均一な光強度分布の平行光として上記レンズに入射し、上記レンズによって上記感光性材料に集光して屈折素子を形成する工程と、
上記屈折素子を太陽電池の表面側に配置する工程と
を備えることを特徴としている。
この発明の太陽電池モジュールの製造方法によれば、上記レンズを用いて上記屈折素子を作製するため、上記レンズの光軸と上記屈折素子の光軸とを一致させることができる。このため、上記レンズと上記屈折素子との間での光線のケラレなどが発生せず、上記レンズに入射した平行光束(太陽光)を全て、上記屈折素子に入射させることができる。したがって、集光効率の高い太陽電池モジュールを実現できる。
この発明の太陽電池モジュールによれば、上記光学素子は、上記レンズと上記屈折素子とを含むので、太陽光の入射角度が大きくても、上記レンズの集光作用および上記屈折素子の屈折作用により、上記太陽電池の表面に入射する太陽光の入射角度を小さくして、上記太陽電池の表面での反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができ、集光効率を向上させることができる。
また、この発明の太陽電池モジュールの製造方法によれば、上記レンズを用いて上記屈折素子を作製するため、上記レンズの光軸と上記屈折素子の光軸とを一致させることができて、上記レンズと上記屈折素子との間での光線のケラレなどが発生せず、上記レンズに入射した太陽光を全て、上記屈折素子に入射させることができて、集光効率の高い太陽電池モジュールを実現できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の太陽電池モジュールの一実施形態である斜視図を示している。図2は、この発明の太陽電池モジュールの部分構成図を示している。図1と図2に示すように、この太陽電池モジュールは、太陽電池10と、この太陽電池10の表面10a側に配置されると共に太陽光を透過する光学素子1とを備える。
上記太陽電池10は、例えば、架台と、この架台に取り付けられた太陽電池セルとを備える。
上記光学素子1は、太陽光に対して透明な材料からなり、基板7と、この基板7の一面で、矢印Aにて示す太陽光の入射側に配置されるレンズ2と、上記基板7の他面で、上記太陽電池10側に配置される屈折素子4とを含む。
上記レンズ2は、上記太陽光の入射側を向く屈折面20を有する。具体的に述べると、上記レンズ2は、凸レンズであり、この凸レンズの凸面を上記太陽光の入射側に配置している。上記レンズ2の上記基板7との取付面21は、矩形である。
上記屈折素子4は、上記太陽電池10側を向く屈折面40を有する。具体的に述べると、上記屈折素子4は、台形プリズムであり、この台形プリズムの屈折面を上記太陽電池10側に配置している。上記屈折素子4の上記基板7との取付面41は、矩形である。
上記屈折素子4の取付面41と、上記レンズ2の取付面21とは、同じ大きさであり、対向している。また、上記レンズ2の光軸22と上記屈折素子4の光軸42とは、一致している。
上記レンズ2と上記屈折素子4とは、マトリクス状に配列されている。複数の上記レンズ2にて、レンズアレイ3を構成し、複数の上記屈折素子4にて、屈折素子アレイ5を構成する。このとき、隣り合う上記レンズ2,2および隣り合う上記屈折素子4,4は、一体につながっていてもよく、または、別体であってもよい。
上記光学素子1は、さらに、上記レンズ2の太陽光の入射側に、所定の屈折率を有する被覆部材6を含む。この被覆部材6の太陽光の入射側の表面6aは、平坦である。この被覆部材6は、例えば、低屈折率の樹脂を含み、隣り合う上記レンズ2,2の間に充填されて、上記光学素子1の表面を平坦化する。
ここで、太陽光は、上記太陽電池10から無限遠の距離にあると見なすことができるため、上記光学素子1に入射する太陽光は、平行光束と見なせる。以降、上記光学素子1に入射する太陽光を、平行光束と表現する。
次に、図3を用いて、上記構成の太陽電池モジュールの作用および効果を説明する。
図3では、一つの上記レンズ2と一つの上記屈折素子(台形プリズム)4とを用いて説明する。ここで、上記光学素子1の機能の目的は、上記太陽電池モジュールの表面に、60°以上の入射角で入射する平行光束を、上記光学素子1により60°以内に抑え、反射損失エネルギーを減少させ、全ての平行光束を太陽電池に取り込むことを可能とすることである。
上記光学素子1に対して、入射角度θ1で入射した平行光束12は、所定の屈折率の上記被覆部材6により上記平行光束12を曲げられ、上記レンズ2の屈折面20に入射角度θ2で入射する。その後、上記レンズ2の集光作用により、上記レンズ2の屈折面20から出射角度θ3で出射し、上記屈折素子4の屈折面40に入射角度θ4で入射する。上記屈折素子4の屈折作用により、上記屈折素子4の屈折面40から出射角度θ5で出射し、上記太陽電池10の表面10aに、入射角度θ6で入射する。ここで、上記入射角度とは、上記平行光束12と、この平行光束12が入射する面に垂直な方向との成す角度をいう。
そして、上記レンズ2の光軸22と上記レンズ2の屈折面20との交点から上記レンズ2内に入射された入射光(平行光束12)と、上記レンズ2の光軸22との成す角度θ3は、
上記入射光と上記レンズ2の光軸22とが形成する平面において上記レンズ2の光軸22に垂直な方向の上記レンズ2(の上記取付面21)および上記屈折素子4(の上記取付面41)の長さをLとし、
上記レンズ2の光軸22と上記レンズ2の屈折面20との交点と、上記屈折素子4の光軸42と上記屈折素子4の上記太陽電池10側の面との交点との間の距離をHとすると、
tanθ3≦0.5L/H ・・・(式1)
を満たす。
上記入射光と上記レンズ2の光軸22とが形成する平面において上記レンズ2の光軸22に垂直な方向の上記レンズ2(の上記取付面21)および上記屈折素子4(の上記取付面41)の長さをLとし、
上記レンズ2の光軸22と上記レンズ2の屈折面20との交点と、上記屈折素子4の光軸42と上記屈折素子4の上記太陽電池10側の面との交点との間の距離をHとすると、
tanθ3≦0.5L/H ・・・(式1)
を満たす。
要するに、上記光学素子1に取り込むことのできる上記平行光束12の入射角度範囲は、LとHを使って、上記(式1)のように表される。図3では、上記光学素子1は、上記光軸22,42を中心として対称なため、一方向のみの範囲を示す。
上記被覆部材6の屈折率n2は、1.45であり、上記レンズ2、上記屈折素子4および上記基板7の屈折率n3は、1.59であるため、θ1とθ2の間およびθ2とθ3の間には、
n1sinθ1=n2sinθ2 ・・・(式2)
n2sinθ2=n3sinθ3 ・・・(式3)
の関係が成り立つ。ここで、空気中の屈折率n1は、1である。
n1sinθ1=n2sinθ2 ・・・(式2)
n2sinθ2=n3sinθ3 ・・・(式3)
の関係が成り立つ。ここで、空気中の屈折率n1は、1である。
そして、例えば、θ1が、80°であれば、θ2は、42.8°となり、上記レンズ2内へ入射された入射角度θ3は、38.2°となる。したがって、入射角度θ1を80°で入射する平行光束12を、上記光学素子1に取り込むためには、上記(式1)より、1.6≦L/Hの比を満たす上記レンズ2および上記屈折素子4の長さLと、上記レンズ2と上記屈折素子4とを合計した高さHとで、上記光学素子1を設計すればよい。
その後、上記屈折素子4の屈折面40に入射角度θ4で入射する。ここで、上記屈折素子4の屈折面40の射角は45°であるため、θ4は6.8°となる。
上記屈折素子4からの出射角度θ5は、
n3sinθ4=n1sinθ5 ・・・(式4)
の関係が成り立つため、θ5は10.8°となり、上記太陽電池10の表面10aに入射する。上記太陽電池10の表面10aは、上記光学素子1と平行に配置されているため、上記太陽電池10の表面10aに入射する入射角度θ6は、上記屈折素子4の射角45°を考慮して、34.2°となる。すなわち、入射角度80°で入射した平行光束12の角度を、上記光学素子1により、34.2°にして、上記太陽電池10の表面10aに入射させることができる。
n3sinθ4=n1sinθ5 ・・・(式4)
の関係が成り立つため、θ5は10.8°となり、上記太陽電池10の表面10aに入射する。上記太陽電池10の表面10aは、上記光学素子1と平行に配置されているため、上記太陽電池10の表面10aに入射する入射角度θ6は、上記屈折素子4の射角45°を考慮して、34.2°となる。すなわち、入射角度80°で入射した平行光束12の角度を、上記光学素子1により、34.2°にして、上記太陽電池10の表面10aに入射させることができる。
このように、上記構成の太陽電池モジュールによれば、上記光学素子1を上記太陽電池モジュールの表層部とすることで、上記太陽電池モジュールの表面に60°以上の入射角で入射してくる広い範囲の平行光束12を、上記太陽電池10の表面10aに対して60°以下で入射するように変換できる。したがって、上記太陽電池10の表面10aでの反射率を下げ、効率よく太陽光を取り込むことができ、集光効率を向上させることができる。
要するに、上記光学素子1は、上記レンズ2と上記屈折素子4とを含むので、上記レンズ2の集光作用および上記屈折素子4の屈折作用により、太陽光を少なくとも2回屈折させることができる。すなわち、この発明の太陽電池モジュールは、上記レンズアレイ3と上記屈折素子アレイ5から成る集光器を用いた集光型太陽電池モジュールといえる。
また、上記レンズ2と上記屈折素子4とは、別体であるので、上記レンズ2および上記屈折素子4において、種類の違うものを組み合わせて、所望の形状や性質を有する上記光学素子1を容易に製造できる。また、上記レンズ2および上記屈折素子4にて太陽光を屈折させるので、上記レンズ2および上記屈折素子4のそれぞれの屈折面20,40等の形状を厳密に形成する必要がなくて、上記レンズ2および上記屈折素子4のそれぞれの製造が容易になる、さらに、上記レンズ2の屈折面20と上記屈折素子4の屈折面40とは、それぞれ、外側を向くので、上記レンズ2と上記屈折素子4とを背中合わせに、一体に取り付けることができ、上記光学素子1の小型化を図ることができる。
また、上記レンズ2の光軸22と上記屈折素子4の光軸42とは、一致しているので、上記レンズ2と上記屈折素子4との間での光線のケラレなどが発生せず、上記レンズ2に入射した平行光束12を全て上記屈折素子4に入射させることができる。
また、上記レンズ2と上記屈折素子4とは、マトリクス状に配列されているので、複数の上記レンズ2および上記屈折素子4を稠密に配置することができ、個々の上記レンズ2および上記屈折素子4の配置方向によらず、一年を通して効率よく集光できる。
また、上記被覆部材6を設けることにより、上記光学素子1に取り込める太陽光の入射角度範囲を広くすることができて、集光効率を上げることができる。さらに、この被覆部材6は、上記レンズ2を保護する役割を担い、上記レンズ2の損傷を防ぐことができる。しかも、この被覆部材6の表面6aは、平坦であるので、太陽光を確実に屈折させて上記レンズ2へ導くことができる。
なお、上記実施形態では、上記屈折素子4としては、台形プリズムを用いたが、その他にも、球面レンズや円筒レンズであっても、同等の効果を得ることができる。また、上記実施形態では、上記レンズアレイ3上に上記被覆部材6を設けたが、この被覆部材6が無くても、上記レンズ2の効果は得られるため、上記光学素子1としては、同等の効果が得られる。但し、この場合の平行光束12の入射角度範囲は狭くなる。
次に、図4A〜図4Iを用いて、上記光学素子1の製造方法について説明する。
まず、図4A〜図4Eにて、上記レンズアレイ3の形成方法を説明する。すなわち、このレンズアレイ3の形成方法は、紫外線照射により硬化する紫外線硬化樹脂を用いた、いわゆる2P(Photo−Polymerization)法により、樹脂基板の上に上記レンズアレイ3を成形する方法である。この実施形態では、稠密に配列された矩形レンズアレイを用いたが、レンズ形状はそれに限らず、六角形、円形または円筒形であっても構わない。
具体的に述べると、まず、図4Aに示すように、レンズアレイ成形用の矩形凹型形状のスタンパ31を製造する。この実施形態では、スタンパとなる石英基板の上にポジ型電子線レジストを塗布し、電子線露光によってレンズアレイの凹型形状を形成し、その後、ドライエッチングにより石英基板に凹型形状を転写してスタンパ31を製造した。
次に、図4Bに示すように、レンズアレイ成形用の矩形凹型形状の石英スタンパ31の成形面32に、高屈折率の紫外線硬化樹脂33を盛り付ける。さらに、図4Cに示すように、上記紫外線硬化樹脂33の上から樹脂基板7の一面(表面)を押し付けて加圧し、上記紫外線硬化樹脂33を成形する。
そして、図4Dに示すように、上記樹脂基板7の他面(裏面)から紫外線を照射して硬化させる。その後、上記スタンパ31から離型し、図4Eに示すように、上記基板7の一面に、レンズアレイ3を形成する。このようにして、複数のレンズ2が稠密に配置された矩形レンズアレイ3を、上記基板7の一面に作製する。
次に、図4F〜図4Iにて、上記屈折素子4の形成方法を説明する。ここでは、上記レンズアレイ3によって集光された光を用いて、上記屈折素子アレイ5である台形プリズムアレイを形成する。
まず、図4Fに示すように、上記レンズアレイ3を形成した面と反対側の面である上記基板7の他面に、台形プリズムアレイを形成するためのネガレジスト34をスピンコートにより塗布する。この実施形態で用いたネガレジスト34は、紫外線を吸収して硬化し、永久膜としての使用が可能なものである。
次に、図4Gに示すように、上記ネガレジスト34が感度を持つ、波長365nm付近の光を平行光として、上記レンズアレイ3側から入射する。
ここで、上記レンズアレイ3を形成する各々のレンズ2の焦点は、上記ネガレジスト34の外側にある。このネガレジスト34は、広がりをもった光30で露光され、その強度分布に対応した形状に、上記ネガレジスト34の硬化が促進する。このネガレジスト34は、露光時間を長くまたは露光強度を強くするほど、硬化範囲が広くなる性質をもつ。したがって、上記屈折素子4である台形プリズムを形成するためには、上記レンズ2へ入射する平行光の入射角度を変化させ、焦点位置を移動させて、x−z面を形成し、また、露光強度または露光時間を変化させ、露光量を変えて、硬化深さを変化させることで、y方向を形成し、上記ネガレジスト34に台形硬化部35を形成する。
その後、上記ネガレジスト34を、1%濃度の炭酸ナトリウムで現像を行い、上記ネガレジスト34の上記台形硬化部35以外の未硬化部36を除去し、図4Hに示すように、台形プリズム(屈折素子4)から成る台形プリズムアレイ(屈折素子アレイ5)を得る。
最後に、図4Iに示すように、上記レンズアレイ3上に、低屈折率樹脂37を、スピンコート法で塗布するか、もしくは、平坦な型を押し付け、紫外線照射で硬化させて、平坦化を行い、図2に示すように、上記被覆部材6を形成する。
このようにして作製された光学素子1の屈折素子4を、図2に示すように、上記太陽電池10の表面10a側に配置して、太陽電池モジュールを製造する。なお、上記屈折素子4を、球面レンズや円筒レンズにする場合についても、同様の方法で作製できる。
以上まとめると、この発明の太陽電池モジュールの製造方法は、
上記基板7の一面に上記レンズ2を取り付ける工程と、
この基板7の他面に感光性材料を塗布する工程と、
光源からの光を均一な光強度分布の平行光として上記レンズ2に入射し、上記レンズ2によって上記感光性材料中に集光して上記屈折素子4を形成する工程と、
上記屈折素子4を上記太陽電池10の表面10a側に配置する工程と
を備える。
上記基板7の一面に上記レンズ2を取り付ける工程と、
この基板7の他面に感光性材料を塗布する工程と、
光源からの光を均一な光強度分布の平行光として上記レンズ2に入射し、上記レンズ2によって上記感光性材料中に集光して上記屈折素子4を形成する工程と、
上記屈折素子4を上記太陽電池10の表面10a側に配置する工程と
を備える。
このように、この発明の太陽電池モジュールの製造方法によれば、上記レンズ2を用いて上記屈折素子4を作製するため、上記レンズ2の光軸22と上記屈折素子4の光軸42とを一致させることができる。さらに、上記レンズアレイ3を用いて上記屈折素子アレイ5を作製するため、上記レンズアレイ3を構成する各々のレンズ2と、このレンズ2に1対1に対応した上記屈折素子アレイ5を構成する各々の上記屈折素子4との中心(光軸)が、完全に一致している。このため、上記レンズ2と上記屈折素子4との間での光線のケラレなどが発生せず、上記レンズ2に入射した平行光束12(太陽光)を全て、上記屈折素子4に入射させることができる。したがって、集光効率の高い太陽電池モジュールを実現できる。
1 光学素子
2 レンズ
20 屈折面
22 光軸
4 屈折素子
40 屈折面
42 光軸
6 被覆部材
6a 表面
7 基板
10 太陽電池
10a 表面
2 レンズ
20 屈折面
22 光軸
4 屈折素子
40 屈折面
42 光軸
6 被覆部材
6a 表面
7 基板
10 太陽電池
10a 表面
Claims (7)
- 太陽電池と、
この太陽電池の表面側に配置されると共に太陽光を透過する光学素子と
を備え、
この光学素子は、
太陽光の入射側に配置されると共にこの太陽光の入射側を向く屈折面を有するレンズと、
上記太陽電池側に配置されると共にこの太陽電池側を向く屈折面を有する屈折素子と
を含むことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
上記レンズの光軸と上記屈折素子の光軸とは、一致していることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 請求項2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
上記レンズと上記屈折素子とは、マトリクス状に配列されていることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
上記光学素子は、さらに、上記レンズの太陽光の入射側に、所定の屈折率を有する被覆部材を含むことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 請求項4に記載の太陽電池モジュールにおいて、
上記被覆部材の太陽光の入射側の表面は、平坦であることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 請求項2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点から上記レンズ内に入射された入射光と、上記レンズの光軸との成す角度θは、
上記入射光と上記レンズの光軸とが形成する平面において上記レンズの光軸に垂直な方向の上記レンズおよび上記屈折素子の長さをLとし、
上記レンズの光軸と上記レンズの屈折面との交点と、上記屈折素子の光軸と上記屈折素子の上記太陽電池側の面との交点との間の距離をHとすると、
tanθ≦0.5L/H
を満たすことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 基板の一面にレンズを取り付ける工程と、
この基板の他面に感光性材料を塗布する工程と、
光源からの光を均一な光強度分布の平行光として上記レンズに入射し、上記レンズによって上記感光性材料に集光して屈折素子を形成する工程と、
上記屈折素子を太陽電池の表面側に配置する工程と
を備えることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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