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JP2005277584A - 画像形成装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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JP2005277584A JP2004085507A JP2004085507A JP2005277584A JP 2005277584 A JP2005277584 A JP 2005277584A JP 2004085507 A JP2004085507 A JP 2004085507A JP 2004085507 A JP2004085507 A JP 2004085507A JP 2005277584 A JP2005277584 A JP 2005277584A
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健史 諏訪部
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Abstract

【課題】 外部機器の命令に基づき原稿の読取データを外部機器に転送する際のユーザの待ち時間を短縮し、作業効率を向上させることを可能とした画像形成装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、CPU1、外部インタフェイス6、スキャナ部9等を備える。プルスキャン機能の動作時において、スキャナ部9及び外部インタフェイス6によるデータ転送がenableの場合に、PCからスキャン開始命令を受信したとき、CPU1は、スキャナ部9及び外部インタフェイス6によるデータ転送をdisableとし、スキャナ部9による原稿の読み取り完了後にスキャナ部9をenableとし、外部インタフェイス6からPCへの画像データ転送完了後に外部インタフェイス6によるデータ転送をenableとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャン開始命令によりスキャン動作を行い読み取ったデータを送信可能な画像形成装置に関し、特に、スキャン開始命令を出す機器とスキャン動作を行う機器を互いに離れた位置に設置して行うプルスキャン(ネットワークスキャン、リモートスキャン)に適用可能な画像形成装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、上記のプルスキャンに関する技術としては、外部機器から複数のスキャン命令が同時に来たときに画像形成装置において排他制御を行う技術(例えば、特許文献1参照)や、データの機密性を守るために転送されたデータを見る際に暗証番号を必要とする技術(例えば、特許文献2参照)や、データ転送時間を短縮するためにデータ転送中にプレビューを見て途中でデータ転送を中止する技術(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開2002−185690号公報 特開2003−115957号公報 特開2000−78576号公報
しかしながら、従来の、スキャナ部とデータ転送部を備えた画像形成装置においては、プルスキャン時におけるユーザの待ち時間が長くなる場合が発生するという問題がある。ユーザの待ち時間が長くなる場合とは、1つは大量の文書をスキャンすることによりプルスキャン動作完了が遅くなることに起因する場合で、もう1つはプルスキャンを終えたユーザがプルスキャン終了(オフライン)の設定を忘れることに起因する場合である。特に、大量の文書をスキャンすると、画像形成装置から外部機器に対するスキャンデータの転送だけで数十分かかるため、ユーザの待ち時間を短縮したいという要望がある。
本発明の目的は、外部機器の命令に基づき原稿の読取データを外部機器に転送する際のユーザの待ち時間を短縮し、作業効率を向上させることを可能とした画像形成装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置であって、前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態か、前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態かを判断する読取判断手段と、前記通信手段が前記各機能において通信可能状態か、前記他の機能において通信不可能状態かを判断する通信判断手段と、前記読取手段が前記使用可能状態で前記通信手段が前記通信可能状態である場合に前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記使用不可能状態とすると共に前記通信手段を前記通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とする制御手段とを備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置の制御方法であって、前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態で、前記通信手段が前記各機能において通信可能状態である場合に、前記画像形成装置が前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態とすると共に、前記通信手段を前記他の機能において通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とすることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態か、前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態かを判断する読取判断モジュールと、前記通信手段が前記各機能において通信可能状態か、前記他の機能において通信不可能状態かを判断する通信判断モジュールと、前記読取手段が前記使用可能状態で前記通信手段が前記通信可能状態である場合に前記画像形成装置が前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記使用不可能状態とすると共に前記通信手段を前記通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とする制御モジュールとを備えることを特徴とする。
更に、本発明は、原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置であって、前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能なイネーブル状態か、前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能なディセーブル状態かを判断する読取判断手段と、前記通信手段が前記各機能において通信可能なイネーブル状態か、前記他の機能において通信不可能なディセーブル状態かを判断する通信判断手段と、前記読取手段及び前記通信手段が前記イネーブル状態である場合に前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段及び前記通信手段を前記ディセーブル状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記イネーブル状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記イネーブル状態とする制御手段とを備える構成としてもよい。
本発明によれば、読取手段が使用可能状態で通信手段が通信可能状態の場合に外部機器から命令を受信したとき、読取手段を使用不可能状態とすると共に通信手段を通信不可能状態とし、読取完了後に読取手段を使用可能状態とし、転送完了後に通信手段を通信可能状態とする。これにより、読取手段による読取データを外部機器へ転送中においても、読取手段は読取が完了すれば使用可能状態となるので、読取手段を用いる他の機能を使用することが可能となり、転送中に次の画像の読取動作も行うことができる。その結果、ユーザの待ち時間を短縮でき、作業効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、一定時間経過した場合、読取手段と通信手段の両方を確保したオンライン状態を、読取手段と通信手段の両方を開放したオフライン状態に切り替えるため、画像形成装置を利用する次のユーザの手間(画像形成装置を利用していた前のユーザに確認を行う手間)を減らすことができ、利便性の高い遠隔読取機能を提供することができる。
また、本発明によれば、一定時間経過しても外部機器への読取データ転送が完了していない場合、オンライン状態をオフライン状態に切り替えるため、上記同様に、利便性の高い遠隔読取機能を提供することができる。
また、本発明によれば、紙詰まりを検知した状態において、一定時間経過しても紙詰まりが解除されていない場合、オンライン状態をオフライン状態に切り替えるため、上記同様に、利便性の高い遠隔読取機能を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置は、例えば、複数の機能(コピー機能、ボックス機能、プルスキャン機能(プルスキャンを行うためのネットワーク機能))を有する複合機として構成されており、CPU1、メモリ2、入出力部3、プリンタ部4、時間測定部5、外部インタフェイス6、画像処理部7、操作部8、スキャナ部9、転送終了判定部10、エラー検知部11を備えている。
CPU1は、画像形成装置全体の制御を司るものであり、制御プログラムに基づき後述の図3〜図5のフローチャートに示す処理を実行する。メモリ2は、画像データ等の情報を記憶する。入出力部3は、情報の入出力を行うためのものであり、例えばICカード等が考えられる。プリンタ部4は、用紙に画像を印刷するプリント動作を行う。時間測定部5は、ある時刻から現在の時刻までの時間を測定する。外部インタフェイス6は、画像形成装置とネットワークを介して接続されている外部機器(パーソナルコンピュータ(以下PCと略称))との間で通信を行う。
画像処理部7は、スキャナ部9で原稿から読み取った画像を画像データに変換する画像処理を行う。操作部8は、図2に示す構成を備えており、ユーザが入出力部3から入力された情報を操作したり、画像形成装置に対する各種設定を行ったりするためのものである。スキャナ部9は、原稿から画像を読み取るスキャン動作を行う。転送終了判定部10は、外部インタフェイス6による外部機器に対する画像データ転送が終了したかどうかを判定する。エラー検知部11は、画像形成装置内部における紙詰まりなどのエラーを検知する。
なお、画像形成装置には、原稿を読み取る際に使用する一般的な原稿台とフィーダが装備されているものとするが図示は省略する。フィーダは、原稿を読み取った後には当該原稿を排紙し、続けて次の原稿を読み取ることができる一般的なものとする。
図2は、画像形成装置の操作部の概略構成を示す図である。
図2において、コピーボタン21は、コピーモードへの遷移を指示するためのもので、ボックスボタン22は、ボックスモードへの遷移を指示するためのもので、ネットワークボタン23は、ネットワークモードへの遷移を指示するためのものである。パネル24は、入出力部3からの情報を表示する。キーボード25は、文字及び記号の入力やカーソルの操作を行うためのもので、テンキー26は、数字を入力するためのものである。
クリアボタン29は、設定内容のクリア指示もしくは選択に対してNOを意味する指示を行うためのもので、スタートボタン30は、設定内容の実行指示もしくは選択に対してYESを意味する指示を行うためのものである。オフラインボタン27は、オフライン状態(スキャナ部9及び外部インタフェイス6を介したデータ転送の両方のリソース(必要な全ての資源)を開放した状態:以下オフラインと略称)への切り替え指示を行うためのもので、オンラインボタン28は、オンライン状態(スキャナ部9及び外部インタフェイス6を介したデータ転送の両方のリソース(必要な全ての資源)を確保した状態:以下以下オンラインと略称)への切り替え指示を行うためのものである。なお、「外部インタフェイス6を介したデータ転送」は、以下単に「転送」と略記する。
次に、上記構成を有する本実施の形態の画像形成装置における動作を図3乃至図7を参照しながら詳細に説明する。最初に画像形成装置におけるコピー機能及びボックス機能の動作概要を説明し、その後にプルスキャン機能の動作概要を説明する。
まず、コピー機能により、画像形成装置の原稿台にセットされた例えば1枚の原稿を読み取り、コピー枚数3枚のコピーを行うコピー動作を説明する。ユーザが原稿を原稿台にセットし、操作部8のコピーボタン21を押下することで、画像形成装置はコピーの設定を行うためのコピーモードに遷移する。この時、操作部8のパネル24に設定内容が表示される。ここで、コピー枚数が3枚であるため、ユーザは操作部8のテンキー29の数字3を押下し、スタートボタン30を押下することで、画像形成装置にコピー開始命令を出す。この時、設定したコピー枚数3はメモリ2に記憶される。
コピー開始命令が出されると、CPU1は、このコピー開始命令を受け取り、スキャナ部9に対する読取命令と画像処理部7に対する画像処理命令を各々送出する。これにより、スキャナ部9は原稿台の原稿を読み取り、画像処理部7は原稿から読み取られた画像を画像データに変換してメモリ2に記憶する。メモリ2に画像データが記憶されると、CPU1は、メモリ2に記憶された画像データとコピー枚数をプリンタ部4に送る。プリンタ部4はこの画像データをコピー枚数分プリントするコピー動作を行う。これがコピー機能である。
次に、ボックス機能により、画像形成装置のフィーダにセットされた例えば3枚の原稿から読み取った画像データをボックス名“MYBOX1”に保存するボックススキャン動作を説明する。ユーザが3枚の原稿をフィーダにセットし、操作部8のボックスボタン22を押下することで、画像形成装置はボックスの設定を行うためのボックスモードに遷移する。この時、操作部8のパネル24に設定内容が表示される。ここで、保存したいボックス名は“MYBOX1”であるため、ユーザは操作部8のキーボード25もしくはテンキー26を用いて保存先としてボックス“MYBOX1”を指定し、スタートボタン30を押下することで、画像形成装置にボックス開始命令を出す。この時、設定した記憶場所“MYBOX1”はメモリ2に記憶される。
ボックス開始命令が出されると、CPU1は、このボックス開始命令を受け取り、スキャナ部9に対する読取命令と画像処理部7に対する画像処理命令を各々送出する。これにより、スキャナ部9はフィーダの原稿を読み取り、画像処理部7は原稿から読み取られた画像を画像データに変換してメモリ2のボックス“MYBOX1”の領域に記憶する。1枚目の原稿データがメモリ2に記憶されると、CPU1は、続けて2枚目の原稿の画像データを1枚目の原稿の画像データと同じボックスに記憶するようにボックス開始命令を出す。この動作を3枚目の原稿についても繰り返し行い、フィーダに原稿がないことがスキャナ部9からCPU1に通知されると処理が終了となる。これがボックス機能のボックススキャンである。
最後に、プルスキャン機能(ネットワーク機能のプルスキャン)により、画像形成装置のスキャナ部9で原稿からスキャンした画像データを、画像形成装置とネットワークで接続されている外部機器(PC)に送信する動作を、図3乃至図5のフローチャートを用いて説明する。
図3は、画像形成装置のスキャンフェーズを含む全体処理を示すフローチャート、図4は、転送フェーズを示すフローチャート、図5は、図3及び図4を簡略化したものでありスキャナ部9及び転送のイネーブル(enable)とディセーブル(disable)の切り替え処理を示すフローチャートである。
なお、本実施の形態では、プルスキャン時におけるユーザの待ち時間が短縮されることを説明するために、原稿1枚のスキャン時間を例えば3秒(スキャン開始からスキャン終了までの時間)とし、画像形成装置からPCに対する原稿からスキャンした画像データの転送時間を例えば5秒(転送開始から転送終了までの時間)とするが、ここでは、メモリ2からのデータ読み出し時間、CPU1の判断時間、スキャナ部9の状態(占有状態/不使用状態)切り替えなどにかかる時間は全て考えないものとして説明する。
以下の説明で、スキャナ部9をenableにするとは、各機能(コピー機能、ボックス機能、プルスキャン機能)においてスキャナ部9を使用可能状態とすることであり、外部インタフェイス6による転送をenableにするとは、各機能において外部インタフェイス6経由の通信を可能状態とすることである。また、スキャナ部9をdisableにするとは、当該機能(本処理ではプルスキャン機能)以外の他の機能においてスキャナ部9を使用不可能状態とすることであり、外部インタフェイス6による転送をdisableにするとは、当該機能(本処理ではプルスキャン機能)以外の他の機能において外部インタフェイス6経由の通信を不可能状態とすることである。
図3乃至図5において、ユーザが画像形成装置のフィーダに例えば3枚の原稿をセットすると、CPU1は、スキャナ部9をenableとすると共に、外部インタフェイス6による転送をenableとする(ステップS1)。ユーザが操作部8のネットワークボタン23を押下することで、プルスキャンの設定を行うためのネットワークモードに遷移する。この時、操作部8のパネル24に設定内容が表示される。次に、CPU1は、PCから画像形成装置に送信されてきたプルスキャン開始命令(ステップS2)を、外部インタフェイス6で受信したことを検知すると、スキャンフェーズ(ステップS3〜ステップS6)を起動する。スキャンフェーズは以下の通りである。
スキャンフェーズの起動により、CPU1は、スキャナ部9によりスキャンしていない原稿があるかどうかの判定を行う(ステップS3)。スキャンしていない原稿がない場合には、CPU1は、スキャナ部9をenableにする(スキャナ部9が既にenableのときはenableを維持する)(ステップS12)。スキャンしていない原稿がある場合には(ここではまだ1枚目の原稿をスキャンしていないため)、CPU1は、スキャナ部9をdisableにし(ステップS4)、スキャナ部9にスキャン開始命令を出す。このスキャン開始命令によりスキャナ部9は原稿のスキャンを開始する(ステップS5)。スキャナ部9による原稿のスキャンが終了すると(ステップS6)、画像処理部7はスキャナ部9で原稿から読み取られた画像を画像データに変換しメモリ2に記憶する。以上がスキャンフェーズである。
CPU1は、最初の原稿に対するスキャンフェーズ(ステップS3〜ステップS6)が終了すると、次の原稿に対するスキャンフェーズ(ステップS3〜ステップS6)を起動すると共に、転送フェーズ(ステップS8〜ステップS11)を起動する(ステップS7)。
転送フェーズの起動により、CPU1は、外部インタフェイス6による転送をdisableとし(ステップS8)、PCに対するスキャナ部9で原稿からスキャンした画像データの転送が終了したかどうかを判定する(ステップS9)。転送が終了している場合には、このまま待機する。転送が終了していない場合には、CPU1は、メモリ2に記憶されている画像データを外部インタフェイス6を介してPCへ転送する転送開始命令を出し、外部インタフェイス6により画像データの転送を開始する(ステップS10)。そして、CPU1は、転送終了判定部10から転送終了通知を受け取ると画像データ転送を終了させ(ステップS11)、再び、PCに転送するスキャンした画像データがあるかどうかを判定する(ステップS9)。以上が転送フェーズである。
本実施の形態では、CPU1は、スキャナ部9で原稿を3枚スキャンした後は、スキャナ部9をenableとし(ステップS12)、PCに対する画像データの転送が終了するまで待機する(ステップS13)。上記転送フェーズが終了すると(ステップS14)、外部インタフェイス6による転送をenableとし(ステップS15)、プルスキャンが終了となる。
次に、画像形成装置において例えば3枚の原稿を順次読み取る際のスキャンの処理時間と、3枚の原稿から読み取った画像データを順次PCに転送する処理時間に関わるシーケンスについて図6を基に詳しく説明する。
図6は、画像形成装置における原稿のスキャン及び転送の各処理時間を示すシーケンス図である。
図6において、1枚目の原稿のスキャン開始から3秒後に1枚目の原稿のスキャンが完了し、1枚目の原稿のスキャン開始から6秒後に2枚目の原稿のスキャンが完了し、1枚目の原稿のスキャン開始から8秒後に1枚目の原稿の画像データ転送が完了する例を示している。この1枚目の原稿の画像データ転送が完了した直後には、2枚目の原稿の画像データ転送を開始する。1枚目の原稿のスキャン開始から9秒後には3枚目の原稿のスキャンが完了し、原稿は3枚しかないためスキャンは終了となる。1枚目の原稿のスキャン開始から13秒後には2枚目の原稿の画像データ転送が完了し、1枚目の原稿のスキャン開始から18秒後には3枚目の原稿の画像データ転送が完了する。
従来の方法でスキャナを用いるコピー機能やボックス機能を使用するには、画像形成装置からPCへの画像データ転送が終了するまで、プルスキャン機能以外の他の機能(コピー機能やボックス機能)が使えないため、原稿3枚分の画像データ転送が完了するまでは、1枚目の原稿のスキャン開始から18秒待たなくてはならない。これに対し、本実施の形態では、3枚目の原稿のスキャンが終了した時点でスキャナ部9がenableとなり上記他の機能が使用可能となるため、1枚目の原稿のスキャン開始から9秒待つだけでよい。
図7は、画像形成装置のプルスキャン機能以外の他の機能がプルスキャン時の各状態(スキャン中及び転送中、転送中、転送完了)で使用可能か否かを示す図である。
図7において、コピー、ボックススキャン、ボックスプリント、FAX通信、データ送信のそれぞれが、上述したプルスキャン時におけるスキャン中及び転送中、転送中、転送完了のそれぞれにおいて、使用可能(通信可能)な場合は〇印、使用不可能(通信不可能)な場合は×印で示している。
即ち、上記説明では、画像形成装置が、コピー機能によるコピー(スキャナ部9及びプリンタ部4使用)と、ボックス機能によるボックススキャン(スキャナ部9使用)と、プルスキャン機能(ネットワーク機能によるプルスキャン)(スキャナ部9及び外部インタフェイス6使用)を実行可能である場合を例を挙げている。
図7の例は、画像形成装置が、更に、ボックス機能によりボックスのデータをプリントするボックスプリント(プリンタ部4使用)、FAX通信(スキャナ部9及び外部インタフェイス6使用)、データを転送する送信(外部インタフェイス6使用)を実行可能である場合を示すと共に、これらの動作が、プルスキャン時におけるスキャン中及び転送中、転送中、転送完了のそれぞれにおいて、使用可能(通信可能)であるか使用不可能(通信不可能)であるかを示したものである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置においてスキャナ部9及び転送がenableの場合にPCからスキャン開始命令を受信したとき、CPU1は、スキャナ部9及び転送をdisableとし、スキャナ部9による原稿の読み取り完了後にスキャナ部9をenableとし、外部インタフェイス6からPCへの画像データ転送完了後に転送をenableとする。これにより、プルスキャン機能によりスキャナ部9で原稿から読み取った画像データをPCに転送するデータ転送中においても、スキャナ部9は読取が完了すればenableとなるので、スキャナ部9を用いる他の機能を使用することが可能となり、データ転送中に次の画像のスキャン動作も行うことができる。その結果、ユーザの待ち時間を短縮でき、作業効率を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、オンライン(後述)から設定時間が経過していた場合に自動的にオフライン(後述)に遷移する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1及び図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
上述した第1の実施の形態では、画像形成装置のスキャナ部9及び転送が共にenableの場合にプルスキャンを実行する例を説明した。
本実施の形態では、スキャナ部9と転送の両方のリソース(装置もしくは通信を行うために必要な全ての資源)を確保した状態(オンライン)で、且つ、スキャナ部9及び転送が共にenableの場合にのみプルスキャンを行うことができる画像形成装置について説明する(PCからのプルスキャン開始命令によりスキャナ部9及び転送が共にenableならば自動的にオンラインとなる)。なお、プルスキャン機能以外の他の機能はオンラインではない状態(オフライン)の場合でしか使用できない。
本実施の形態では、第1の実施の形態とは異なり、画像形成装置のプルスキャン開始前に管理者もしくはユーザが操作部8のパネル24に「オンラインの状態においてユーザの最後の操作からx分経過した場合はオンラインからオフラインに自動的に遷移します。xを入力してください。」という内容のメッセージを表示する。これにより、ユーザが操作部8のキーボード25もしくはテンキー26を用いてxを所望の時間(例えば30分)に設定する。
本実施の形態は、画像形成装置のプルスキャン開始後からPCに対する最後の画像データ転送までの手順は第1の実施の形態と同じであるため、ここからは画像データ転送終了後からの動作を中心に第1の実施の形態との相違点のみを説明する。
画像形成装置からPCに対する原稿からスキャンした全ての画像データ転送が終了した時点においては、設定はオンラインとなっている。ここで、PCからプルスキャン開始命令を送信して画像形成装置でプルスキャンを行ったユーザAが、設定をオフラインにしないままどこかに行ってしまうと仮定する。この場合、次のユーザBが画像形成装置のコピー機能、ボックス機能、プルスキャン機能を利用しようとしても、設定がオンラインになっているため、前記機能を使用できない(画像形成装置のネットワークもユーザAのPCに接続されているため、それ以外のPCでは使用できない)。
しかし、ユーザAが設定をオンラインにしてから上記設定時間(30分)経過したことが時間測定部5により測定されると、CPU1の命令により設定は自動的にオフラインに遷移する。これにより、ユーザBは画像形成装置のコピー機能、ボックス機能、プルスキャン機能を使用することができる。
なお、上記設定時間については、上述したようにユーザが操作部8から任意に設定する方法と、予めメモリ2に記憶しておく方法のうち所望の方法を選択可能としてもよい。また、上記設定時間は、上述したようにオンラインになってから現在時刻までの一定の時間、または外部インタフェイス6によりPCへ最後に画像データが転送されてから現在時刻までの一定の時間の何れでもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置においてオンラインから設定時間が経過していた場合に自動的にオフラインに遷移する(リソース開放を行う)ため、画像形成装置を利用する次のユーザの手間(画像形成装置を利用していた前のユーザに確認を行う手間)を減らすことができ、利便性の高いプルスキャン機能を提供することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、画像形成装置からPCへの画像データ転送開始から所定時間経過しても転送が完了しない場合に自動的にオフラインに遷移する旨の警告を行う点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1及び図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態は、第2の実施の形態と同様に、設定がオンラインで且つスキャナ部9及び転送が共にenableである場合にのみプルスキャンを行うことができる画像形成装置について説明する。
本実施の形態では、画像形成装置の時間測定部5の測定により、PCへの画像データ転送開始から所定時間(例えば20分)経過しても画像データ転送が完了しない場合は、操作部8のパネル24に警告メッセージを表示し、ユーザが警告に対して同意する操作を行わない場合もしくは何の操作も行わない場合には、自動的にオンラインからオフラインに遷移する例を説明する。なお、第2の実施の形態とは異なり、所定時間(20分)は予めメモリ22に記憶されており、ユーザまたは管理者により設定を変えることはできないものとする。
本実施の形態は、PCから画像形成装置に対するプルスキャン開始命令によりスキャナ部9及び転送が共にenableならば自動的にオンラインに遷移する点を除き、第1の実施の形態と画像データ転送開始までの手順は同じであるため、画像データ転送開始後からの相違点のみを説明する。
画像形成装置からPCに対する画像データ転送が開始されると、CPU1は、時間測定部5を用いて測定した転送開始時刻(転送時間を0としている)をメモリ2に記憶する。CPU1は、転送終了判定部10により画像データ転送が完了したか否かを判定し、画像データ転送が完了していなかった場合は、画像データ転送にかかっている時間は所定時間(20分)未満であるか否かを、メモリ2に記憶されている転送開始時刻と時間測定部5による測定を基に判断する。
画像データ転送が完了している場合と画像データ転送にかかっている時間が所定時間(20分)未満の場合は、CPU1は、第1の実施の形態と同じ処理を行う。画像データ転送にかかっている時間が所定時間(20分)以上経過した場合には、CPU1は、操作部8のパネル24に「データの転送に異常が発生した可能性があります。自動的にオフラインに切り替えますが、よろしければオフラインボタンもしくはスタートボタンを押してください。オンラインを維持する場合はオンラインボタンもしくはクリアボタンを押してください。なお何も入力がない場合には10秒後には自動的にオフラインとします」という内容のメッセージを表示する。
操作部8のオンラインボタン28もしくはクリアボタン29の押下を検知した場合には、CPU1は、経過時間を0に戻して、再び画像データ転送が完了するのを待つ。操作部8のオフラインボタン27もしくはクリアボタン29の押下を検知した場合、もしくは何も入力がない場合には、CPU1は、オフラインに遷移させる。
なお、上記所定時間については、上述したように予めメモリ2に記憶しておく方法と、ユーザが操作部8から任意に設定する方法のうち所望の方法を選択可能としてもよい。また、上記所定時間は、上述したように外部インタフェイス6によりPCへ画像データの転送が開始されてから現在時刻までの一定の時間、またはオンラインになってから現在時刻までの一定の時間、または外部インタフェイス6によりPCへ最後に画像データが転送されてから現在時刻までの一定の時間の何れでもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置からPCへのデータ転送開始から所定時間経過しても転送が完了しない場合、自動的にオフラインに切り替える旨の警告を発生し、ユーザが警告に対して同意する操作を行わない場合もしくは何の操作も行わない場合、自動的にオフラインに遷移する(リソース開放を行う)ため、画像形成装置を利用する次のユーザの手間(画像形成装置を利用していた前のユーザに確認を行う手間)を減らすことができ、利便性の高いプルスキャン機能を提供することができる。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、画像形成装置で原稿のスキャン中に紙詰まりが発生した際、所定時間経過しても紙詰まりが解除されない場合に自動的にオフラインに遷移する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1及び図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態は、第2の実施の形態と同様に、設定がオンラインで且つスキャナ部9及び転送が共にenableである場合にのみプルスキャンを行うことができる画像形成装置において、原稿のスキャン時に紙詰まりが発生した場合に後述する条件のもとで自動的にオフラインに遷移させる例について説明する。
本実施の形態は、PCから画像形成装置に対するプルスキャン開始命令によりスキャナ部9及び転送が共にenableならば自動的にオンラインに遷移する点を除き、スキャン開始命令が出るまでの手順は第1の実施の形態と同じであるため、相違点のみを説明する。
なお、紙詰まりの発生時に自動的にオフラインに遷移するまでの時間は、オンラインになった時点から現在までに所定時間(例えば10分)以上経過していたら自動的にオフラインに遷移するように、画像形成装置のメモリ2に記憶されている(上記所定時間は変更することができない)ものとする。
画像形成装置における原稿のスキャン中に紙詰まりが発生したことがエラー検知部11により検知されCPU1に通知されると、CPU1は、時間測定部5を用いて設定がオンラインになった時点から現在までの時間を測定し、所定時間(10分)以上経過しているかどうかの判定を行う。
もし所定時間(10分)未満だった場合は、CPU1は、オンラインを維持しながら、操作部8のパネル24に「紙詰まりが発生しました。取り除いてください」という内容の警告メッセージを表示する。ユーザは紙詰まりを解除することで続けてスキャンを行うことができる(紙詰まりの原因となった画像データは削除される)。もしユーザが紙詰まりを解除せずに所定時間(10分)以上経過した場合、もしくは紙詰まり発生時に所定時間(10分)以上経過していた場合には、CPU1は、操作部8のパネル24に「紙詰まりが発生したためオフラインとします」という内容のメッセージを表示して、オフラインに遷移させる(スキャンした画像データは全て削除される)。
なお、上記所定時間については、上述したように予めメモリ2に記憶しておく方法と、ユーザが操作部8から任意に設定する方法のうち所望の方法を選択可能としてもよい。また、上記所定時間は、上述したようにオンラインになってから現在時刻までの一定の時間、または外部インタフェイス6によりPCへ最後に画像データが転送されてから現在時刻までの一定の時間の何れでもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置において原稿のスキャン中に紙詰まりが発生した際に所定時間経過しても紙詰まりが解除されない場合、自動的にオフラインに遷移する(リソース開放を行う)ため、画像形成装置を利用する次のユーザの手間(画像形成装置を利用していた前のユーザに確認を行う手間)を減らすことができ、利便性の高いプルスキャン機能を提供することができる。
[他の実施の形態]
上記第1乃至第4の実施の形態では、画像形成装置が上記複数の機能(プルスキャン機能、コピー機能、ボックス機能(ボックススキャン、ボックスプリント)、FAX機能等)を備える場合を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、画像形成装置が備える機能としては、プルスキャン機能と、それ以外の任意の機能とすることが可能である。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3〜図5のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
更に、本発明は、前述した実施の形態を実現するソフトウェアのプログラムがネットワーク上のデータベース又はホームページから通信プログラムによりダウンロードされ、このプログラムを読出して実行することによって達成することができる。
上記プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからコンピュータプログラム自体、又は自動インストール機能を含む圧縮ファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給することができる。
また、上記プログラムは、プログラムコードを暗号化した上で格納したCD−ROM等の記憶媒体をユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムコードを実行してコンピュータにインストールさせることによっても供給することができる。
上述した実施の形態の機能は、プログラムコードを複数のファイルに分割し、夫々のファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現することができる。即ち、本発明の機能処理をコンピュータで実現させるためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明を構成する。
また、上述した実施の形態の機能は、記憶媒体から読出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード又はコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備えられたメモリに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニットに備えられたCPU又はMPU等が実際の処理の一部又は全部を実行することによっても実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部の概略構成を示す図である。 画像形成装置のスキャンフェーズを含む全体処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の転送フェーズを示すフローチャートである。 画像形成装置のスキャナ部及び転送のイネーブルとディセーブルの切り替え処理を示すフローチャートである。 画像形成装置における原稿のスキャン及び転送の各処理時間を示すシーケンス図である。 画像形成装置のプルスキャン機能以外の他の機能がプルスキャン時の各状態(スキャン中及び転送中、転送中、転送完了)で使用可能か否かを示す図である。
符号の説明
1 CPU(読取判断手段、通信判断手段、制御手段、第1の切替手段、第2の切替 手段、第3の切替手段に対応)
2 メモリ(メモリに対応)
5 時間測定部(時間測定手段に対応)
6 外部インタフェイス(通信手段に対応)
9 スキャナ部(読取手段に対応)
10 転送終了判定部
11 エラー検知部(検知手段に対応)

Claims (12)

  1. 原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置であって、
    前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態か、前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態かを判断する読取判断手段と、
    前記通信手段が前記各機能において通信可能状態か、前記他の機能において通信不可能状態かを判断する通信判断手段と、
    前記読取手段が前記使用可能状態で前記通信手段が前記通信可能状態である場合に前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記使用不可能状態とすると共に前記通信手段を前記通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とする制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. ある時刻から現在の時刻までの時間を測定する時間測定手段と、
    前記時間測定手段の測定により一定時間経過した場合、前記読取手段と前記通信手段の両方を確保したオンライン状態を、前記読取手段と前記通信手段の両方を開放したオフライン状態に切り替える第1の切替手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記時間測定手段の測定により一定時間経過しても前記外部機器への読取データ転送が完了していない場合、前記オンライン状態を前記オフライン状態に切り替える第2の切替手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置内の紙詰まりを検知する検知手段と、
    前記紙詰まり検知手段により紙詰まりを検知した状態において、前記時間測定手段の測定により一定時間経過しても紙詰まりが解除されていない場合、前記オンライン状態を前記オフライン状態に切り替える第3の切替手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記一定時間を任意に設定できる方法と前記一定時間を予め記憶しておく方法の何れかを選択可能であることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記一定時間とは、前記通信手段により前記外部機器へ最後に読取データが転送されてから現在時刻までの一定の時間であることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記一定時間とは、前記オンライン状態になってから現在時刻までの一定の時間であることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記オフライン状態に切り替える旨の警告を発生し、前記警告に対して同意する操作が行われない場合もしくは何の操作も行われない場合、前記オフライン状態に切り替えることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記遠隔読取機能以外の他の機能とは、読取データを用紙に複写する機能、読取データをメモリのボックス領域に保存する機能、前記ボックス領域の保存データを印刷する機能を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記請求項1乃至9の何れかに記載の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して通信を行う外部機器とを備えることを特徴とする画像形成システム。
  11. 原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態で、前記通信手段が前記各機能において通信可能状態である場合に、前記画像形成装置が前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態とすると共に、前記通信手段を前記他の機能において通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とすることを特徴とする制御方法。
  12. 原稿を読み取る読取手段と外部機器と通信を行う通信手段とを備え、前記外部機器の命令に基づき原稿の読取データを前記外部機器に転送する遠隔読取機能を有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記読取手段が前記遠隔読取機能を含む各機能において使用可能状態か、前記遠隔読取機能以外の他の機能において使用不可能状態かを判断する読取判断モジュールと、
    前記通信手段が前記各機能において通信可能状態か、前記他の機能において通信不可能状態かを判断する通信判断モジュールと、
    前記読取手段が前記使用可能状態で前記通信手段が前記通信可能状態である場合に前記画像形成装置が前記外部機器から命令を受信したとき、前記読取手段を前記使用不可能状態とすると共に前記通信手段を前記通信不可能状態とし、読取完了後に前記読取手段を前記使用可能状態とし、転送完了後に前記通信手段を前記通信可能状態とする制御モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010041099A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Canon Electronics Inc 画像読取装置及びその制御方法、ならびにプログラム
US10455099B2 (en) 2014-06-30 2019-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus with pull scan function, method of controlling printing apparatus, and storage medium

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