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JP2005276886A - 静電チャックおよび露光装置 - Google Patents

静電チャックおよび露光装置 Download PDF

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JP2005276886A
JP2005276886A JP2004084120A JP2004084120A JP2005276886A JP 2005276886 A JP2005276886 A JP 2005276886A JP 2004084120 A JP2004084120 A JP 2004084120A JP 2004084120 A JP2004084120 A JP 2004084120A JP 2005276886 A JP2005276886 A JP 2005276886A
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Keiichi Tanaka
慶一 田中
Kazunori Saito
和則 斎藤
Shunichi Sasaki
俊一 佐々木
Kazuho Nakanishi
和穂 中西
Hiroshi Suzuki
弘志 鈴木
Hironori Ishida
弘徳 石田
Mamoru Ishii
守 石井
Tatsuya Shiogai
達也 塩貝
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Nikon Corp
Taiheiyo Cement Corp
NTK Ceratec Co Ltd
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Nihon Ceratec Co Ltd
Nikon Corp
Taiheiyo Cement Corp
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Abstract


【課題】 底面で被吸着物を高精度に吸着保持することができる静電チャックおよびこの静電チャックを備えた露光装置を提供する。
【解決手段】 静電チャック10は、誘電セラミックス体11の内部に電極12とトンネル状空間部13が設けられた構造を有し、その底面でレチクル20を吸着保持する。トンネル状空間部13を所定の流体によって圧力の掛かった状態に保持する、例えばトンネル状空間部13に冷却水を所定の圧力で流すことにより、静電チャック10の撓みを抑制する。これにより、例えば、ガラスレチクルを保持した際のレチクル20の平坦度が高められる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体製造装置に装備される静電チャックおよび露光装置に関し、さらに詳しくは、レチクル等の被吸着物をその底面で吸着保持する静電チャックおよびこの静電チャックを備えた露光装置に関する。
半導体製造技術において、半導体デバイスの高速化と大容量化は、微細化技術の進展によるところが大きい。微細化技術の中でも、特に、パターンを形成するリソグラフィ技術の進歩が、その中心的役割を果たしている。近時、さらに半導体デバイスの高集積化が求められ、100nm以下のデザインルールの下では、従来のKrFエキシマレーザやArFエキシマレーザによるリソグラフィ技術による対応は困難である。そこで、このようなデザインルールに対応できるリソグラフィ技術として、従来の光リソグラフィと像形成原理が同じであり、波長が1桁以上短い極限紫外光(Extreme UV(EUV))を用いたEUVリソグラフィ技術が提案されている。このようなEUVリソグラフィ技術では、レチクルに下側から光を当てて反射させることができるように、レチクルを固定する方法が検討されている。
しかしながら、EUVリソグラフィ技術では、光源が短波長化されることによってレチクルの反射面の平面度が露光精度に直接に関わるために、従来のリソグラフィ技術で用いられていたレチクルの固定方法、例えば、レチクルの周縁部を機械的に保持または支持する方法を、用いることができない。これは、レチクルの周囲を保持または支持する方法では、レチクルに撓みや反りが生じてレチクルの反射面の平面度が低下してしまい、これによって露光精度が低下してしまうからである。
そこでレチクルの固定方法として、半導体製造技術において被処理物であるシリコンウエハを真空雰囲気で保持するために用いられている静電チャックを利用する方法が考えられる。しかしながら、従来の静電チャックはシリコンウエハの加工面が上を向くように下側からシリコンウエハを吸着保持する構造である(例えば、特許文献1参照)。このため、従来の静電チャックを上下逆さにして用いると、レチクルの自重による撓みによって、レチクルの平面度を高く維持することができず、さらに静電チャックの自重による撓みによってもレチクルの平面度が低下するおそれがある。
特開2003−168384号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、底面で被吸着物を高精度に吸着保持することができる静電チャックを提供することを目的とする。また、本発明はこの静電チャックを備えた露光装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の底面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の底面に誘電体が設けられ、前記セラミックス体の側面を介して半導体製造装置の内部に固定される静電チャックであって、
前記セラミックス体の内部に所定パターンのトンネル状空間部が設けられ、
前記トンネル状空間部が所定の流体によって所定の圧力が掛けられた状態に保持されることにより、前記セラミックス体の鉛直方向の変形が抑制されていることを特徴とする静電チャック、が提供される。
このような静電チャックにおいては、このトンネル状空間部に所定の流体を流すことができるように、トンネル状空間部は流体の流入口および排出口とが一筆書きの流路によって結ばれていることが好ましい。
本発明の第2の観点によれば、セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の表面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の表面に誘電体が設けられている静電チャックであって、
前記セラミックス体の内部に、気体または液体を充填するかまたは流すためのトンネル状空間部が設けられ、
前記気体または液体による前記トンネル状空間部の圧力制御により、前記セラミックス体の変形が抑制されることを特徴とする静電チャック、が提供される。
本発明の第3の観点によれば、セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の表面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の表面に誘電体が設けられている静電チャックであって、
前記セラミックス体の内部に、気体または液体を充填するかまたは流すためのトンネル状空間部が設けられ、
前記気体または液体により前記トンネル状空間部に所定の圧力が掛けられた状態に保持することにより、前記セラミックス体の変形が抑制されることを特徴とする静電チャック、が提供される。
これら第2および第3の観点に係る静電チャックでは、セラミックス体の変形が抑制される方向は、鉛直方向であることが好ましい。
これら第1から第3の観点に係る静電チャックでは、被吸着物の平坦度を確保する観点から、セラミックス体が拘束された状態において、セラミックス体の平坦度が0.02μm以下であることが好ましい。本発明の静電チャックの構成は、セラミックス体のヤング率が180GPa以下の場合に好適に用いられる。セラミックス体の体積抵抗率は1×10〜1×1014Ω・cmであり、かつ、20℃〜26℃における平均熱膨張係数が−0.5×10−6/℃〜0.5×10−6/℃であることが、好ましい。
本発明の第4の観点によれば、上記静電チャックを備えたことを特徴とする露光装置、が提供される。
本発明によれば、被吸着物を吸着保持する場合において、静電チャックの撓みの発生を抑制して平坦度を高く維持することができるために、被吸着物の平坦度を良好に維持することができる。被吸着物がレチクル等である場合には、これによって露光精度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、EUV露光装置に装備されるレチクルを吸着保持する静電チャックについて説明することとする。
図1は静電チャック10の概略構造を示す垂直断面図であり、図2は図1に示す線AAを通る水平断面図である。静電チャック10は、板状の誘電セラミックス体11の内部に電極12が埋設された構造を有する。電極12は誘電セラミックス体11の底面側に設けられており、静電チャック10は、被処理体であるレチクル20を、静電チャック10の底面(下面)、つまり誘電セラミックス体11の底面(下面)で吸着保持する。
なお、静電チャック10では、図1に示されるように、レチクル20にアースをとる。電極12に所定の電圧を印加することにより、レチクル20を吸着させるための静電力が誘電セラミックス体11の底部に発生する。電極12に用いられる材料は、誘電セラミックス体11に用いられる材料と静電チャック10の製造方法に依存して定められる。
周知の通り、レチクル20はガラス質からなり、その片面に所定のパターンが高精度に形成されている。また、基材であるガラス基板の平行度および平坦度は極めて高い。このため静電チャック10の底面でレチクル20を保持した場合に、レチクル20の自重撓みと誘電セラミックス体11の自重撓みによって、レチクル20においてパターンが形成されている部分の平坦度が低下し、これによって露光精度が低下するという問題が引き起こされることのないように、いかにしてレチクル20の平坦度を高く維持するかが重要となる。
そこで、静電チャック10では、誘電セラミックス体11の内部につづれ折り形状のトンネル状空間部13が形成されており、このトンネル状空間部13に流体(通常、気体または液体)を流すことができるようになっている。トンネル状空間部13に流体を流すとトンネル状空間部13には圧力が掛かった状態となり、その結果、見かけ上、この流体が梁として機能し、これによって静電チャック10の撓み(鉛直方向の変形)が低減される。トンネル状空間部13における流体圧力を高くすると、さらに梁の強度が上がることになるため、静電チャック10の撓み量を低減させることができる。
トンネル状空間部13に流す流体の種類、圧力によって、静電チャック10の撓み量が変化する。流体の密度が高く、圧力が高いほど、見かけ上の梁の強度が上がり、流体を流す前と比べて大幅に撓み量が低減される。
誘電セラミックス体11内に設けられるトンネル状空間部のパターンは、図2に示されるつづれ折り状に限定されるものではなく、また、誘電セラミックス体11全体に設けなければならないものではない。すなわち、トンネル状空間部は基本的には撓みを低減したいエリア内に設ければよく、そのパターンとしては一般的には幅、高さと隣接間隔がそれぞれほぼ一定であるものが用いられる。但し、静電チャックの形状が複雑な場合には、トンネル状空間部の幅と高さ、隣接間隔を変えた方が、より効果的な場合がある。
トンネル状空間部のパターンは、例えば、所定の流体を所定の圧力で流した場合に、流体に乱流が生じて静電チャックが振動することのないように、設計することが好ましい。
また、静電チャック10の拘束方法によっては、トンネル状空間部のパターンが同じであっても、その効果が異なる。つまり、静電チャック10を拘束する点が同じであっても、トンネル状空間部のパターンの方向が異なると、撓み量に差が現れる。例えば、図3は図1および図2に示す静電チャック10の拘束点を変えた状態を示す平面図であるが、図3と図2とを比較した場合において各拘束点での保持力が均等な場合には、図3に示す状態よりも図2に示す状態の方が、静電チャック10の撓み量は小さくなる。これは、結果的にX方向で静電チャック10を挟み込むために、Y方向よりもX方向の拘束力が強くなるからであり、トンネル状空間部13の直線部をX方向と平行にすることにより拘束力に対して強度が高く維持される。逆に、トンネル状空間部13の直線部をY方向と平行にすることにより、拘束力に対して強度が下がる。
これらの事情を考慮し、トンネル状空間部のパターンは、例えば、有限要素法を用いたシミュレーションによって設計し、実機による試験から最適なパターンを確認決定することが効率的である。
トンネル状空間部13に流す流体は冷媒として機能させることができる。すなわち、露光処理の際にはレチクル20が発熱するため、トンネル状空間部13に流体を流すことにより、レチクル20および静電チャック10の温度上昇とこの温度変化に伴う熱膨張を抑制することができる。これによってより高精度の露光を行うことができるようになる。
上述のようにトンネル状空間部13が流体によって所定の圧力が掛けられた状態に維持されることにより、このトンネル状空間部13内の流体が梁として機能する現象は、ヤング率が180GPa以下のセラミックス体において顕著に現れるため、静電チャック10のようなトンネル状空間部13を有する構造は、誘電セラミックス体11のヤング率が180GPa以下の場合に好適に用いられる。
その一方で、一般的に、EUV露光用のレチクル20に用いられるガラスのヤング率は100GPa以下であるから、誘電セラミックス体11には、このようなヤング率を有するレチクル20を吸着保持した際に、レチクル20の剛性に起因して撓むことのない剛性が必要とされる。また、静電チャック10は、その側面を介してEUV露光装置の内部に固定されるが、このとき誘電セラミックス体11には一定の応力が掛かった状態となるから、誘電セラミックス体11にはこの応力によっても変形しない剛性が求められる。このため、誘電セラミックス体11のヤング率が100GPa以上であることが好ましい。
誘電セラミックス体11には、静電チャック10が被吸着体を吸着する吸着力の機構としてジョンセンラーベック力を用いることができるように、静電チャック10の使用温度における体積抵抗率が1×10Ω・cm〜1×1014Ω・cmの材料が好適に用いられる。
EUV露光装置においてレチクルを保持する場合には、静電チャック10は1つのレチクル20を長時間吸着保持するために、静電チャック10の底面部に電荷が溜まりやすい。そのため、静電チャック10に1×1014Ω・cmを超えた高抵抗の材料を用いると、レチクル交換の際にレチクルが迅速に静電チャック10から脱離しない。そこで、静電チャック10に体積抵抗率が1×10Ω・cm〜1×1014Ω・cmの材料からなる誘電セラミックス体を用いることにより、このような問題の発生を回避することができる。
静電チャック10では、上述の通り、トンネル状空間部13に流体を流すことによって露光時の温度上昇を抑制することができるが、誘電セラミックス体11として熱膨張係数の小さい材料を用いることが好ましいことはいうまでもない。具体的には、誘電セラミックス体11としては、20℃〜26℃における平均熱膨張係数が−0.5×10−6〜0.5×10−6/℃である材料を用いることが好ましく、23℃付近で0に近いものがより好ましい。
このような誘電セラミックス体11に求められる好ましい特性、すなわち、体積抵抗率が1×10〜1×1014Ω・cmであり、ヤング率が100〜180GPaであり、20℃〜26℃における平均熱膨張係数が−0.5×10−6〜0.5×10−6/℃であるセラミックス材料としては、正の熱膨張係数を有するセラミックス材料と負の熱膨張係数を有するセラミックス材料の複合材料が挙げられる。
正の熱膨張係数を有するセラミックス材料としては、炭化珪素(SiC)、窒化珪素(SiN)、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)等が挙げられ、負の熱膨張係数を有するセラミックス材料としては、ユークリプタイトやコーディエライト等が挙げられる。そこで、これらの材料を所定比率で配合すればよく、焼成が困難な場合には、所定の熱膨張係数が得られる範囲で、焼結助剤を添加してもよい。
次に、静電チャック10の製造方法について説明する。1つの方法は、いわゆる、セラミックスグリーンシートを用いた一体焼成法(同時焼成法)である。すなわち、誘電セラミックス粉末を公知のドクターブレード法や押出成形法等によってシート状に成形し、一部のグリーンシートに電極12となる電極ペーストを所定パターンで印刷し、所定枚数のグリーンシートに積層された際にトンネル状空間部13が形成されるようにパンチング(打ち抜き)加工を行う。そして、一般的に、所定枚数の未加工のグリーンシート、電極ペーストが印刷されたグリーンシート、所定枚数の未加工のグリーンシート、パンチング加工された所定枚数のグリーンシート、所定枚数の未加工のグリーンシート、をこの順序で積み重ね、熱プレス処理による一体化、脱脂、焼成、切削・研削、を逐次行うことにより、静電チャック10を製造することができる。
このような一体焼成法では、電極12は、スクリーン印刷等により高い位置精度で形成することができる。また、一体焼成法では、電極12として用いられる材料としては、誘電セラミックス体11の焼成に耐えるタングステンやモリブデン、イリジウム等の高融点金属、または窒化チタンや珪化モリブデン等の高融点導電性化合物を用いることが必要となる。
静電チャック10の別の製造方法はプレス焼成体等を接合する方法である。図4に接合部品の形態を模式的に示す断面図を示す。図4(a)に示されるように、電極12が埋設され、かつ、電極12から離れている表面側に所定パターンの溝16が形成された板状の誘電セラミックス体15aと、所定のセラミックスからなる平板15bとを接合する方法を用いることができる。ここで、平板15bを構成するセラミックス材料と誘電セラミックス体15aを構成するセラミックス材料とは、異なっていてもよい。なお、平板15bとして金属材料を、その熱膨張係数の違いによる不都合が生じない限りにおいて、用いることができる。
また、図4(b)に示されるように、電極12が埋設された板状の誘電セラミックス体17aと、一方の表面側に所定パターンの溝16が形成されたセラミックスまたは金属からなる平板17bとを接合してもよい。
なお、誘電セラミックス体15a・17aの製造方法としては、誘電セラミックス粉末中の所定位置に、電極12となる金属箔や金属網を埋設し、プレス成形し、焼成する方法が挙げられる。この方法では金属箔等の位置精度を高く維持するために注意を払う必要がある。また、誘電セラミックス体15aへの溝16の形成は、成形体または仮焼体の段階で行うことが、加工容易性およびコストの観点から好ましい。平板17bがセラミックスからなる場合も同様である。
誘電セラミックス体15aと平板15bとの接合(誘電セラミックス体17aと平板17bとの接合についても同様)の方法としては、ボルト/ナット等による機械固定、ろう付けによる固定が挙げられ、セラミックスの種類によっては固相接合をすることも可能である。
ボルト/ナットによる機械固定は、誘電セラミックス体15aと平板15bとの間の気密性を保つ必要があるため、これらの間にOリングやシール材を配置し、それをボルト/ナットで締め込んで変形させる必要がある。この方法は、誘電セラミックス体15aと平板15bの双方の一部に応力が掛かるために、変形の原因となりやすいので、十分に注意を要する。
ろう付けによる固定は、誘電セラミックス体15aと平板15bとの間の気密性を確保する観点や、静電チャック10全体のヤング率を高く維持する観点から好ましく、接合も容易であるが、誘電セラミックス体15a等との熱膨張係数が異なることが殆どであるために、静電チャック10の経時的な誘電セラミックス体15aと平板15bとの剥離に注意する必要がある。
セラミックスどうしの固相接合は、誘電セラミックス体15aおよび平板15bと同成分またはそれを主成分とする接合材(セラミックスペースト)を用いて行うことができる。この方法によれば、見かけ上、一体の焼結体と同等の特性を有する静電チャックを得ることができるために、最も好適に用いられる。
なお、誘電セラミックス体15aおよび平板15bの接合方法としては、接着剤による接合、ガラスによる接合も考えられる。しかし、樹脂接着剤による固定は、誘電セラミックス体15aと平板15bとの間の気密を保つことは容易であるが、高温で気密を保つことが難しくなる。また、減圧下で使用する際、接着剤からのアウトガスが問題になることがある。さらに、誘電セラミックス体15aと平板15bとの間にこれらよりも柔らかい層が介在することになるため、露光精度が低下するおそれがある。このため、樹脂接着剤として硬化後の硬度の高い材料を用いたとしても、実質的にEUV露光装置においてレチクル20を保持する静電チャックとしては不適当である。また、無機接着剤は、硬さや耐熱性は優れているが、気密性に劣る点で、やはり実質的に不適と考えられる。さらに、ガラス接合の場合も、ガラスは誘電セラミックス体15aと比較して、強度やヤング率が低いため好ましくない。
静電チャック10のEUV露光装置内への固定方法としては、誘電セラミックス体11の側面に棒状や板状の治具を取り付け、これらの治具をEUV露光装置のフレームや、可動ステージ等に固定する方法や、誘電セラミックス体11に所定の複数方向から押圧力を加えて保持する方法等が挙げられるが、このような形態に限定されるものでない。なお、誘電セラミックス体11の厚さは、静電チャック10の固定方法や設置スペース等を考慮して定めることができる。
次に静電チャック10を備えたEUV光リソグラフィシステム、つまり、露光の照明光としてEUV光を用いた投影露光装置、の実施形態について説明する。図5は、EUV光リソグラフィシステム120の概略構成を示す模式図である。EUV光リソグラフィシステム120では、像光学システム122を用いて反射型マスク124(レチクル)のパターンの縮小像を形成する。
一般的にEUV光とは波長が0.1〜400nmの範囲の光を指すが、EUV光リソグラフィシステム120において露光のための照明光として使用されるEUV光の波長は、1nm〜50nmの範囲にあることが望ましい。また、このようなEUV光は、例えば、レーザプラズマX線源によって生成される。レーザプラズマX線源は、励起光源として作用するレーザ源136とキセノンガス供給装置138と、キセノンガス供給装置138から供給されるキセノンガスを放出するノズル142と、を有している。
レーザ源136は紫外線以下の波長を持つレーザ光を発生させるものであり、例えば、YAGレーザ、エキシマレーザが使用される。レーザ源136から放射されるレーザ光は集光されて、ノズル142から放出されたキセノンガスの流れに照射される。これによりキセノンガスプラズマが発生し、励起されたキセノンガスの分子が低いエネルギ状態に落ちる際にEUV光の光子が放出される。EUV光は大気中では低い透過性を持っているため、キセノンガスプラズマを発生させる領域は真空チャンバ140内に設けられている。
真空チャンバ140内には、プラズマによって生成したEUV光を集光するための放物面ミラー144が配置されている。この放物面ミラー144は集光光学系を構成し、ノズル142からのキセノンガスが放出される位置の近傍に焦点位置がくるように配置されている。放物面ミラー144はEUV光を反射するのに適当な多層膜を、典型的には、放物面ミラー144の凹面の表面に備えている。EUV光はこの多層膜で反射され、真空チャンバ140の窓141を通じて集光ミラー146へと達する。この窓141はレーザプラズマX線源が妨害を受けずに通過できるような開口としても構わない。
前述したようにEUV光が大気中では低い透過性を持っているため、EUV光が通過する光経路は真空雰囲気に保持されていることが好ましい。このため、EUV光が通過する光経路は、真空チャンバ132内に設けられており、この真空チャンバ132は、真空ポンプ134の減圧装置を用いて所定の真空度に保たれている。なお、真空チャンバ140は真空チャンバ132から分離されていることが望ましい。これは、キセノンガスを放出するノズル142によりゴミが生成される傾向があるからである。
集光ミラー146は、放物面ミラー144から届いたEUV光を集光し、反射型マスク124へと反射させる。集光ミラー146で反射されたEUV光は、反射型マスク124の所定の部分を照明する。なお、放物面ミラー144と集光ミラー146は、EUV光リソグラフィシステム120における照明システムを構成する。
反射型マスク124は、マスクステージに設けられた静電チャック10の下面に吸着保持されている。反射型マスク124でEUV光が反射されると、EUV光は反射型マスク124からのパターンデータにより「パターン化」される。このパターン化されたEUV光は、像光学システム122を通じて、ウエハステージ130上に載置されたウエハWに達する。
図5では、像光学システム122の一例として4つの反射ミラーから構成されているものを示している。反射型マスク124により反射されたEUV光は、凹面第1ミラー150a、凸面第2ミラー150b、凸面第3ミラー150c、凹面第4ミラー150dの順で反射されて、マスクパターンの縮小された像を形成する。
ウエハWの露光処理は、典型的には、ステップ・スキャンにより行われる。この場合、前記照明システムによりEUV光が反射型マスク124の所定の領域に照射されてマスクパターンがウエハWの露光領域に投影され、露光の間、静電チャック10とウエハステージ130は、像光学システム122に対してそれぞれ相対的に位相を合わせて、像光学システム122の縮小率に従った所定の速度で移動する。ここで、反射型マスク124とウエハWのスキャンは、像光学システム122に対して1つの自由度に対して行われる。反射型マスク124の全ての領域をウエハWの所定の領域に露光すると、ウエハWのダイ上へのパターンの露光は完了する。次に、露光はウエハWの次のダイへとステップして進む。なお、ウエハWを保持するウエハステージ130は、X,Y,Z方向に可動であることが好ましい。
このような露光処理の際には、ウエハW上のレジストから生じるガスが像光学システム122の各ミラー150a〜150dに影響を与えないように、ウエハWはパーティション152の後ろに配置されることが望ましい。このパーティション152は開口152aを有しており、この開口152aを通じてEUV光が凹面第4ミラー150dからウエハWへと照射される。パーティション152内の空間は真空ポンプ154により真空排気されている。これにより、ウエハWの表面に設けられているレジスト膜(図示せず)に照射することにより生じるガス状のゴミが、各ミラー150a〜150dや反射型マスク124に付着することによる光学性能の悪化が防止される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、トンネル状空間部13のパターンを流体の流入口および排出口とが一筆書きで結ばれているつづれ折り状としたが、これに限定されるものではない。例えば、図6の水平断面図に示すパターンのように、流体を流すことはできないが、流体を所定の圧力で封入することができるようなトンネル状空間部13aを設けることによっても、このトンネル状空間部13aに封入された流体が梁として機能する。
上記説明では、誘電セラミックス体11の底面を平坦としたが、例えば、図7の概略底面図(a)および概略底面図中の線BBを含む垂直断面図(b)に示す誘電セラミックス体11′のように、その底面に所定のパターンでピン21(円柱状突起部)を形成し、その外周部にリブ22(円環状突起部)を形成した形態とすることも好ましい。このようなピン21およびリブ22は誘電セラミックス体11の底面をサンドブラスト加工等することにより形成することができる。
このようにしてピン21およびリブ22が形成された誘電セラミックス体11′では、さらに誘電セラミックス体11′に、その厚み方向に貫通するガス供給孔23aとガス排出孔23bを形成しておくことも好ましい(図7参照)。レチクル20(図示せず)がピン21およびリブ22に吸着保持されている状態で、ガス供給孔23aを通してピン21の隙間に冷却ガス(例えば、窒素ガス)を供給し、ピン21間を流れた冷却ガスをガス排出孔23bから排気することにより、レチクル20と誘電セラミックス体11′とを冷却することができる。これによりトンネル状空間部13を流れる流体への冷却負荷を下げることができる。
以上、レチクル20を裏面で保持する静電チャック10および静電チャック10を備えたEUV光リソグラフィシステム120について説明したが、本発明の静電チャックは、その表面でレチクルやシリコンウエハ等の被吸着物を吸着保持するように、用いることができる。図8に表面吸着型の静電チャック10′の概略構造を示す垂直断面図を示す。静電チャック10′は、先に説明した静電チャック10を構成する誘電セラミックス体10が上下逆に配置されたものであるので、細部の説明は省略する。
例えば、静電チャック10′においても、誘電セラミックス体11がその側面を介して半導体製造装置に固定される場合には、誘電セラミックス体11に設けられたトンネル状空間部13を所定の流体によって所定の圧力に制御し、また保持することにより、その撓み、特に鉛直方向での撓みの発生が抑制されるため、被吸着物20′の平坦度を良好に維持することができる。
次に本発明の実施例について説明する。
(実験例1)
負の熱膨張係数を有するリチウムアルミノシリケートと、正の熱膨張係数を有する炭化珪素を、熱膨張係数が20〜26℃の範囲で−0.5×10−6〜0.5×10−6/℃とになるように配合した。この原料粉末を所定の型に入れて一軸プレスで成形し、成形体の上に電極として、線径がφ0.1mm、50メッシュ、150×150mm□のタンスグテンメッシュを配置し、その上にさらに前記原料粉末を充填して、ホットプレス焼成した。こうして得られた焼結体を研削加工し、160mm×160mm×16mmの板材aを得た。なお、タングステンメッシュからなる電極は、被吸着体を吸着保持する面の表面から2mmの深さに配置した。次いで、板材aの吸着保持面の反対側の表面に、図2に示すトンネル状空間部13と同様のパターンで、幅;8mm、深さ;5mm、隣接する溝の間隔(溝の直線部分の間隔);8mmとして、マシニングにより溝を形成した。
板材aとは別に、前記原料粉末を所定形状にCIP成形し、焼成し、得られた焼結体を研削加工することにより、縦160mm×160mm×6mmの平板bを得た。板材aと平板bとを前記溝の上開口面を塞ぐように、前記原料粉末とほぼ組成が同じであるセラミックスペーストを用いて固相接合し、その上下面を研削して160×160×20mmの形状を有する実施例1に係る静電チャックを得た。
(比較例1)
上記実施例1と同じ原料粉末を所定の型に入れて一軸プレス成形し、得られた成形体の上に実施例1と同じタングステンメッシュを配置し、さらにその上に原料粉末を充填して、ホットプレス焼成した。こうして得られた焼結体を研削加工し、160mm×160mm×20mmである比較例1に係る静電チャックを得た。この比較例1に係る静電チャックにはトンネル状空間部が設けられていない。なお、タングステンメッシュからなる電極は、実施例1と同様に、被吸着体を吸着保持する面の表面から2mmの深さに配置した。この静電チャックのヤング率を測定したところ、180GPaであった。
(実施例2)
焼結助剤として酸化イットリウムが3重量%添加された窒化アルミニウム粉末を原料とし、その他は前記実施例1に倣い、トンネル状空間部が設けられた、160mm×160mm×20mmの実施例2に係る静電チャックを作製した。
(比較例2)
実施例2と同じ原料を用い、その他は前記比較例2に倣い、160×160×20mmの比較例2に係る静電チャックを作製した。この比較例2に係る静電チャックにはトンネル状空間部は設けられておらず、このヤング率を測定したところ320GPaであった。
(平坦度の測定)
このようにして作製した静電チャックをそれぞれ図2に示した拘束点で固定し、実施例1および実施例2の静電チャックでは、トンネル状空間部に0.2kPaの冷却水を流して、レーザー干渉計により静電チャック表面(ここでは表面から電極が2mmの位置にある方の面)の平坦度を測定した。ここで、平坦度とは、その平面の最も高い位置と低い位置との高低差である。また、比較例1および比較例2の静電チャックについては、固定した状態でその平坦度を測定した。測定結果を表1に示す。
実施例1のようにトンネル状空間部を設けてこの内部に水圧を掛けることによって、無垢体である比較例1よりも良好な平坦度を得ることができる。実施例2と比較例2とを比較してみても、同様であるが、比較例1に対する実施例1の平坦度の向上は、比較例2に対する実施例2の平坦度の向上よりも顕著である。これは、実施例1の方が実施例2よりもヤング率が小さいために、トンネル状空間部に掛かる水圧の影響が大きく現れたことによるものと考えられる。
Figure 2005276886
上述の通り、本発明の静電チャックは半導体製造装置、特に露光装置用の部材として好適である。
本発明に係る静電チャックの概略構造を示す垂直断面図。 図1中の線AAを含む水平断面図。 図1および図2に示す静電チャックの拘束点を変えた状態を示す平面図。 本発明に係る静電チャックを接合により製造する場合に用いられる部品を模式的に示す説明図。 本発明に係るEUV光リソグラフィシステムの概略構成を示す模式図。 本発明に係る静電チャックに形成することができる別のトンネル状空間部のパターンを示す水平断面図。 本発明に係る別の静電チャックの概略底面図および垂直断面図。 本発明に係るさらに別の静電チャックの概略構造を示す垂直断面図。
符号の説明
10・10′;静電チャック
11・11′;誘電セラミックス体
12;電極
13・13a;トンネル状空間部
15a・17a;誘電セラミックス体
15b・17b;平板
16;溝
20;レチクル
20′;被吸着物
21;ピン
22;リブ
23a;ガス供給孔
23b;ガス排出孔
120;EUV光リソグラフィシステム
122;像光学システム
124;反射型マスク(レチクル)
130;ウエハステージ
132;真空チャンバ
134;真空ポンプ
136;レーザ源
138;キセノンガス供給装置
140;真空チャンバ
141;窓
142;ノズル
144;放物面ミラー
146;集光ミラー
150a;凹面第1ミラー
150b;凸面第2ミラー
150c;凸面第3ミラー
150d;凹面第4ミラー
152:パーティション
152a;開口
154;真空ポンプ

Claims (9)

  1. セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の底面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の底面に誘電体が設けられ、前記セラミックス体の側面を介して半導体製造装置の内部に固定される静電チャックであって、
    前記セラミックス体の内部に所定パターンのトンネル状空間部が設けられ、
    前記トンネル状空間部が所定の流体によって所定の圧力が掛けられた状態に保持されることにより、前記セラミックス体の鉛直方向の変形が抑制されていることを特徴とする静電チャック。
  2. 前記トンネル状空間部に所定の流体を流すことができるように、前記トンネル状空間部は前記流体の流入口および排出口とが一筆書きの流路によって結ばれていることを特徴とする請求項1に記載の静電チャック。
  3. セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の表面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の表面に誘電体が設けられている静電チャックであって、
    前記セラミックス体の内部に、気体または液体を充填するかまたは流すためのトンネル状空間部が設けられ、
    前記気体または液体による前記トンネル状空間部の圧力制御により、前記セラミックス体の変形が抑制されることを特徴とする静電チャック。
  4. セラミックス体の内部に電極が埋設され、前記セラミックス体の表面で被吸着物を吸着保持することができるように少なくとも前記セラミックス体が誘電体であるかまたは前記セラミックス体の表面に誘電体が設けられている静電チャックであって、
    前記セラミックス体の内部に、気体または液体を充填するかまたは流すためのトンネル状空間部が設けられ、
    前記気体または液体により前記トンネル状空間部に所定の圧力が掛けられた状態に保持することにより、前記セラミックス体の変形が抑制されることを特徴とする静電チャック。
  5. 前記セラミックス体の変形が抑制される方向が鉛直方向であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の静電チャック。
  6. 前記セラミックス体が拘束された状態において、前記セラミックス体の平坦度が0.02μm以下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の静電チャック。
  7. 前記セラミックス体のヤング率が180GPa以下であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の静電チャック。
  8. 前記セラミックス体の体積抵抗率は1×10〜1×1014Ω・cmであり、かつ、20℃〜26℃における平均熱膨張係数が−0.5×10−6/℃〜0.5×10−6/℃であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の静電チャック。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の静電チャックを備えたことを特徴とする露光装置。
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