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JP2005269335A - スピーカ装置 - Google Patents

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JP2005269335A
JP2005269335A JP2004080162A JP2004080162A JP2005269335A JP 2005269335 A JP2005269335 A JP 2005269335A JP 2004080162 A JP2004080162 A JP 2004080162A JP 2004080162 A JP2004080162 A JP 2004080162A JP 2005269335 A JP2005269335 A JP 2005269335A
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Tomoyuki Watabe
友之 渡部
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Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
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Abstract

【課題】導電ダンパーとボイスコイルのリード線とを接続する際の断線防止、及び作業性の向上等を図ることが可能な配線構造を有するスピーカ装置を提供する。
【解決手段】スピーカ装置は、端子部材、連結部材、導電ダンパー及びボイスコイルを備える。端子部材は、接続部21d、スリット21da、孔21ab、接続部21c及び固定部21bを有し連結部材に取り付けられている。突起部8fは孔21abに挿入されている。固定部21bは溝8v内に挿入されている。接続部21cは、円筒部8aの外周壁の下短近傍に配置された導電ダンパーの導電部材に半田付けにより接続されている。これにより、スピーカ装置では、端子部材を介して、導電ダンパーとボイスコイルとが電気的に接続されている。以上の構成により、導電ダンパーとボイスコイルのリード線とを接続する際の断線防止、及び作業性の向上等を図ることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、スピーカ装置の配線構造に関する。
従来より、平板状のマグネット、平板状のプレート及びツボ型ヨークを含む磁気回路と、導電部材が編み込まれた導電ダンパー、樹脂材料からなる連結部材、ボイスコイル、ボイスコイルボビン及びフレームを含む振動系とを備える内磁型のスピーカ装置が知られている。
そのようなスピーカ装置において、連結部材はボイスコイルボビンを移動自在に支持している。この連結部材は、ボイスコイルボビンの外周壁と対向する位置に、略円筒状の形状をなす円筒部を有している。そして、導電ダンパーの内周縁部は、接着剤を介して円筒部の外周壁に取り付けられている。また、ボイスコイルから引き出されたリード線は、ボイスコイルボビンの外周壁、連結部材の上端面、及び円筒部の外周壁に沿って引き回され、導電ダンパーの導電部材の一端側に半田付けによって接続されている。
しかしながら、上記のスピーカ装置において、ボイスコイルのリード線は細いので、そのリード線を引き回す際に、そのリード線が断線してしまうという問題があった。
また、リード線が断線しないように導電ダンパー側まで引き回しつつ、その細いリード線と導電ダンパーの導電部材の一端側とを半田付けする作業をしなければならず、その半田付け時の作業性が極めて悪いという問題があった。
また、上記のスピーカ装置では、リード線に直流電流を入力した時の発火防止、及びスピーカ駆動時におけるリード線と連結部材との当たり音の発生防止等を目的として、リード線を導電ダンパーの導電部材に半田付けした後に、連結部材に接触しているリード線の部分を難燃性の接着剤で固めて当該部分を接着剤で補強する。しかし、この場合において、連結部材の円筒部の外周壁とリード線とが接触する部分に接着剤を塗布すると、円筒部の外周壁はスピーカ装置の中心軸方向と略平行であるため、その接着剤が円筒部の下側に垂れてしまいリード線の特に上方部分が剥き出しになってしまうという問題があった。
なお、導電ダンパーを用いたスピーカの配線構造として、例えば、以下のものが知られている。例えば、ボイスコイルボビンに巻かれるコイル線の端末に折り返し部を形成し、その折り返し部と、導電ダンパーの導電体とを接続してなるスピーカの配線構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、導電ダンパーの貼り代部に装着される端子リングに取付部を設けて、その取付部にリード線付きハウジングを装着して、コネクタラグと導電ダンパーの平編錦糸線とを接続配線するスピーカの配線構造が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
さらに、導電ダンパーのダンパ内周部の一部に凹部を設け、導電体の端部を凹部の底面に沿った状態で装着せしめ、導電体の端部をボイスコイルと接合してなるスピーカの配線構造が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2000−312397号公報 特開平9−9381号公報 特開2001−54190号公報
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、導電ダンパー又は錦糸線とボイスコイルのリード線とを接続する際の断線防止、及び作業性の向上等を図ることが可能な配線構造を有するスピーカ装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカ装置であって、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持された導電ダンパーと、前記導電ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、前記連結部材に装着され、かつ、前記導電ダンパー及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、スピーカ装置であって、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、アンプ側と電気的に接続された錦糸線と、前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、前記連結部材に装着され、かつ、前記錦糸線の端部及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、スピーカ装置は、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持された導電ダンパーと、前記導電ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、前記連結部材に装着され、かつ、前記導電ダンパー及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備える。
上記のスピーカ装置では、端子部材を連結部材に装着することにより、端子部材と、ボイスコイルのリード線及び導電ダンパーの導電部材とを夫々電気的に接続することができる。具体的には、ボイスコイルから引き出されたリード線は、ボイスコイルボビンの外周壁に沿って連結部材の上面付近まで引き回され、端子部材の一端側に接続される。このため、細いリード線の引き回し長さを短くすることができる。換言すれば、ボイスコイルの細いリード線を連結部材の上面、及び連結部材の外周壁に沿って導電ダンパーの導電部材まで引き回さなくて済む。よって、そのようにリード線を長く引き回す必要が無いので、その引き回しに起因するリード線の断線を防止することができる。
また、端子部材を連結部材に装着することにより、端子部材と導電ダンパーの導電部材とが接触し、それらが容易に電気的に接続される。これにより、端子部材と導電部材との接触部分の半田付け作業を迅速且つ容易に行うことができる。
上記のスピーカ装置の一態様では、前記連結部材の上端面には、上方に突出する突起部が形成されていると共に、前記連結部材の下端部には、溝が形成されており、前記端子部材の上端面には、前記突起部が挿入される孔が形成されていると共に、前記端子部材の下端部には、前記溝内に挿入される固定部が形成されている。
この態様によれば、端子部材の穴に連結部材の突起部を挿入すると共に、連結部材の溝内に端子部材の固定部を挿入することができる。これにより、端子部材を連結部材に容易に装着することができる。
上記のスピーカ装置の他の態様では、前記端子部材は、前記ボイスコイルのリード線を接続するためのスリット又は孔を有している。これにより、ボイスコイルのリード線を端子部材のスリット又は穴に巻きつけることができる。よって、ボイスコイルと端子部材とを例えば半田付けなどにより電気的に接続する作業を容易に行うことができる。
上記のスピーカ装置の他の態様では、前記端子部材の下端部には、前記導電ダンパーの導電部材と電気的に接続するための接続部が形成されている。
この態様によれば、端子部材を連結部材に装着することにより、端子部材の接続部と導電ダンパーの導電部材とが接触する。よって、その部分に半田付けなどを行うことにより、端子部材と導電ダンパーを容易に電気的に接続できる。
本発明の他の実施形態では、スピーカ装置は、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、アンプ側と電気的に接続された錦糸線と、前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、前記連結部材に装着され、かつ、前記錦糸線の端部及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備える。好適な例では、コーン型の振動板をこのスピーカ装置に適用することができる。
上記のスピーカ装置では、端子部材を連結部材に装着することにより、端子部材と、ボイスコイルのリード線及び錦糸線とを迅速且つ容易に電気的に接続することができる。
上記のスピーカ装置の一態様では、前記連結部材の上端面には、上方に突出する突起部が形成されていると共に、前記連結部材の下端部には、溝が形成されており、前記端子部材の上端面には、前記突起部が挿入される孔が形成されていると共に、前記端子部材の下端部には、前記溝内に挿入される固定部が形成されている。
この態様によれば、端子部材の穴に連結部材の突起部を挿入すると共に、連結部材の溝内に端子部材の固定部を挿入する。これにより、端子部材を連結部材に容易に装着することができる。
上記のスピーカ装置の一態様では、前記端子部材は、前記錦糸線を接続するためのスリット又は孔を有している。
この態様によれば、錦糸線の一端側を端子部材のスリット又は孔に巻きつけることができる。よって、錦糸線と端子部材とを例えば半田付けなどにより電気的に接続する作業を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。本実施例では、ボイスコイルのリード線と、導電ダンパーの導電部材とを接続する端子部材を設ける。そして、その端子部材を連結部材に取り付けると共に、その端子部材を介してボイスコイルのリード線と導電ダンパーの導電部材とを接続する。これにより、リード線の断線防止を図ると共に、それらの接続時の作業性の向上を図る。
図1に、本発明の実施例に係るスピーカ装置100の概略構成を模式的に示す。なお、本実施例のスピーカ装置100は車載用スピーカとして好適に用いることができる。図1は、スピーカ装置100の中心軸を含む平面を切断したときの断面図を示している。以下、図1を参照して、本実施例のスピーカ装置100の構成等について説明する。
スピーカ装置100は、図1に示すように、主として、フレーム10、支持部材9、ボイスコイルボビン3、連結部材8、ダンパー2、端子部材21、端子部材22、ボイスコイル4、及び振動板1を有する振動系12と、ツボ型ヨーク5、マグネット6及びプレート7を有する磁気回路系11と、防塵キャップ31と、その他各種の部材を備えている。
先ず、振動系12の各構成要素について説明する。
フレーム10には、スピーカ装置100の様々な構成要素が固定され、それらの構成要素を支持する役目を担う。フレーム10は、熱伝導性の良好な金属材料により作製されている。このため、フレーム10は、スピーカ装置100の外部空間とその内部空間との間で熱の授受を行う媒体としての機能を有する。フレーム10は、上方に開いた鍋状又はつぼ状の形状をなし、上部に形成された振動板1の外周縁部等を支持する第1のフランジ部10aと、中央部に形成された支持部材9を支持する第2のフランジ部10bと、内周縁部に形成された開口10cと、第1のフランジ部10aとのフランジ部10bとの間の側壁に形成された複数の開口10dとを有する。開口10cは、その内周縁部の周方向に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各開口10cには、後述するツボ型ヨーク5の変形前の各凸部51cが挿入される。
支持部材9は、例えば、樹脂材料からなり、平面視すると略環状の形状をなす。支持部材9は、断面視すると階段状の形状をなし、上面9a及び上面9bを有する。支持部材9は、例えば、雄ねじやボルトなどの固定部材61を通じて、第2のフランジ部10bに取り付けられる。
ボイスコイルボビン3は、略円筒状の形状をなしている。ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁には、ボイスコイル4が巻かれている。また、ボイスコイルボビン3の下端部の内周壁は、平板状のマグネット6及びプレート7の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。さらに、ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁は、ポールピース5の上端部の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。そして、ポールピース5の上端部の内周壁と、プレート8の外周壁との間に空隙(磁気ギャップ20)が形成されている。
連結部材8は、例えば、樹脂材料からなり、略円筒状の形状をなす円筒部8aと、その円筒部8aの上端から内側に屈曲してなる屈曲部8bとを有し、それらが一体的に形成されてなる。連結部材8の内周縁部、即ち、屈曲部8bの内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。
ダンパー2は、導電ダンパー2aと、通常のダンパー2bとを有している。導電ダンパー2aは、ダンパー2bの上方に配置される。導電ダンパー2aは、図示しない複数の導電部材を有している。各導電部材は、導電ダンパー2aの上面に、かつ、導電ダンパー2aの内周縁部からその外周縁部にかけて縫い付けられている。ダンパー2bの外周縁部は、支持部材9の上面9bに固着していると共に、ダンパー2bの内周縁部は、連結部材8の下端部に接着剤71を介して固着している。一方、導電ダンパー2aの外周縁部は、支持部材9の上面9aに固着していると共に、導電ダンパー2aの内周縁部は、連結部材8の下端近傍に接着剤71を介して固着している。
端子部材21は、導電性を有する金属などの部材であり、複数設けられている。各端子部材21は、連結部材8に取り付けられている。各端子部材21の上端は、ボイスコイル4の各リード線と電気的に接続されていると共に、各端子部材21の下端は、導電ダンパー2aの各導電部材と電気的に接続されている。なお、この配線構造の詳細な説明は後述する。
端子部材22は、導電性を有する部材であり、複数設けられている。各端子部材22は、支持部材9の上面9aに固定されている。各端子部材22の一端は、導電ダンパー2aの各導電部材と電気的に接続されていると共に、各端子部材22の他端は、図示しないアンプ側の中継配線と電気的に接続されている。
ボイスコイル4は、1組のプラス/マイナスのリード線(図示略)を有している。プラス側のリード線はL(又はR)チャンネル信号の入力配線であり、マイナス側のリード線はグランド(GND:接地)信号の入力配線である。各リード線は、上記したように各端子部材21の上端に電気的に接続されている。このため、ボイスコイル4には、各端子部材22、導電ダンパー2aの各導電部材、各端子部材21及び各リード線を介して、アンプ側から1チャンネル分の電気信号が入力される。
振動板1は、その薄型化を図るため略平板状の形状をなしている。振動板1には、各種の用途に応じ、紙系、高分子系、金属系などの各種の材料を適用することができる。振動板1の外周縁部には、別体のエッジ部1aが取り付けられている。振動板1の外周縁部は、第1のフランジ部10aに固着している。一方、振動板1の内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。また、振動板1の内周縁部と、連結部材8の屈曲部8bとは、接着剤71を介して固着している。
次に、磁気回路系11の各構成要素について説明する。
磁気回路系11は、内磁型の磁気回路として構成されている。本磁気回路は、ツボ型ヨーク5と、平板状のマグネット6と、平板状のプレート7とを有している。
ツボ型ヨーク5は、本体部51と底部52とを有し、それらが結合されてなる。また、ツボ型ヨーク5は、フレーム10に取り付けられる。
本体部51は、円筒部51aと、フランジ部51bと、そのフランジ部51bの上面から上方に突出する凸部51cとを有し、それらが一体的に形成されてなる。円筒部51aは略円筒状をなす。円筒部51aは、フランジ部51bの内周近傍からプレート7の近傍位置まで上方に延び出てなる。フランジ部51bは、円筒部51aの外周壁の下端近傍から略垂直に外側方向に延び出てなる。フランジ部51bの上面には、フレーム10の内周縁部が取り付けられる。凸部51cは、円柱状の形状をなし、フランジ部51bの上面に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各凸部51cは、カシメられることによりフレーム10の内周縁部を固定する役割を果たす。
底部52は、略凹形状を逆にした断面形状をなし、平板状のマグネット6、及び平板状のプレート7の直径と略同様の大きさをなす載置部52aを有する。底部52の外周縁部は、本体部51に結合されている。
平板状のマグネット6は、ツボ型ヨーク5の底部52の載置部52a上に固着している。平板状のプレート7は、そのマグネット6上に固着している。磁気回路系11では、マグネット6及びプレート7により磁気回路を構成し、プレート7の外周壁とツボ型ヨーク5の内周壁との間に形成される磁気ギャップ20にマグネット6の磁束を集中させている。
防塵キャップ31は、ボイスコイルボビン3の上面を塞ぐように、そのボイスコイルボビン3の上端部に接着剤を介して取り付けられている。これにより、防塵キャップ31は、異物などがスピーカ装置100内部へ侵入するのを防止する機能を有する。
次に、各種の構成部材について説明する。
各種の構成部材には、パッキン13及び緩衝部材14などの部材が含まれる。
パッキン13は、環状の形状をなし、絶縁性を有する部材である。パッキン13の材料としては、例えば、樹脂材料が好適である。パッキン13の下面は、第1のフランジ部10a、及びエッジ部1aの外周縁部に夫々固着している。これにより、振動板1及びエッジ部1aの外周縁部は、パッキン13と第1のフランジ部10aとにより挟持されている。
緩衝部材14は、例えば、スピーカ装置100を車両の所定位置に取り付ける際の緩衝材としての機能を有するとともに、外部からの振動がスピーカ装置100の本体に伝達するのを防止する機能などを有する。このため、緩衝部材14の材料としては、例えば、クッション性のあるスポンジなどの部材が好適である。また、緩衝部材14は、取付前の状態では棒状をなし、片面に接着剤が塗布、又は両面テープが貼り付けてある。緩衝部材14は、環状に変形された状態で、その接着剤又は両面テープを介してパッキン13の上面に貼り付けられている。
以上に述べたスピーカ装置100において、アンプ側から出力された電気信号は、各端子部22、導電ダンパー2aの各導電部材、各端子部材21、及びボイスコイル4の各リード線を介してボイスコイル4へ供給される。これにより、磁気ギャップ20内でボイスコイル4に駆動力が発生し、振動板1をスピーカ装置100の軸方向に振動させる。こうして、スピーカ装置100は、矢印60の方向に音波を放射する。
[スピーカ装置の配線構造]
次に、図2乃至図8を参照して、本発明の特徴をなすスピーカ装置100の配線構造について詳述する。図2(a)は、本実施例に係る端子部材21の斜視図を示す。図2(b)は、図2(a)の接続部21d近傍の局部を拡大した斜視図を示す。また、図2(b)は、スリット21daが形成された接続部21dの局部拡大斜視図を示す。図2(c)は、接続端子21に適用可能な、孔21dbが形成された接続部21dの局部拡大斜視図を示す。図3(b)は、連結部材8の平面図を示し、図3(a)は、図3(b)の切断線A−A’に沿った断面図を示す。図4は、連結部材8の斜視図を示す。図5は、導電ダンパー2aの平面図を模式的に示す。図6は、端子部材21の取り付け位置に対応する連結部材8の局部を拡大した斜視図を示す。また、図6は、端子部材21を連結部材8に取り付けて、ボイスコイル4と導電ダンパー2aとを電気的に接続する方法を説明する図である。図7は、接続部21dと連結部材8との接続部分近傍の局部拡大斜視図を示す。また、図7は、接続部21dとボイスコイル4のリード線4aとを接続する方法を説明する図である。図8は、端子部材21を連結部材8に取り付けた状態のスピーカ装置の局部拡大断面図を示す。
先ず、図2を参照して、導電ダンパー2aの導電部材と、ボイスコイル4のリード線4aとを電気的に接続する端子部材21の構成について詳述する。端子部材21は、天壁21aと、接続部21dと、起立壁21eと、固定部21bと、屈曲部21fと、接続部21cとを備え、連結部材8に取り付けられる。
天壁21aは、平板状の形状をなし、その略中央に孔21abを有する。この孔21abには、後述する連結部材8の突起体8fが挿入される。接続部21dは、天壁21aの一端側から下側に折り曲げられてなる。接続部21dには、図2(b)に示すように、スリット21daが形成されている。なお、これに限らず、接続部21dには、図2(c)に示すように、孔21dbを形成するようにしてもよい。このスリット21daには、ボイスコイル4のリード線4aの端末が巻きつけられ、半田付けなどにより固定される。これにより、端子部材21とボイスコイル4のリード線4aとが電気的に接続される。
起立壁21eは、天壁21aの他端側から下側に延び出てなる。固定部21bは、舌状の略平板形状をなし、起立壁21eの下端部から下方に延び出てなる。屈曲部21fは、起立壁21aの下端部側から略垂直に外側、即ち、天壁21aの延び出る方向と逆側に延び出てなり、かつ、所定の位置で下側に折り曲げられてなる。接続部21cは、屈曲部21fの下端部側から略垂直に外側、即ち、天壁21aの延び出る方向と逆側に延び出てなる。なお、接続部21cと天壁21aとは略平行をなしている。
次に、図3及び図4を参照して、連結部材8の構成について詳述する。連結部材8の基本的な構成は、上述した通りである。連結部材8は、開口8kと、突起部8fと、スリット部8hと、スリット部8gと、溝8vとをさらに備えている。なお、一組の突起部8f、スリット部8h、スリット部8g、及び溝8v(以下、「一組の端子装着部608」とも呼ぶ)は、連結部材8の周方向に一定の間隔を隔てて複数形成されている。この一組の端子装着部608には、1つの端子部材21が取り付けられる。
開口8kは、連結部材8の略中央に形成されている。この開口8kには、ボイスコイルボビン3が挿入される。突起部8fは、略円柱状の形状をなし、屈曲部8bの上端面から上方に突出してなる。この突起部8fは、端子部材21の孔21abに挿入される。これにより、連結部材8に対する端子部材21の上端部側の移動が阻止され、端子部材21の上端部側を連結部材8に固定することができ、端子部材21は連結部材8の外壁に吊り下げられるように取り付けられる。スリット部8hは、中心軸O側の屈曲部8bの上端面に形成されるスリットである。このスリット部8h内には、端子部材21の接続部21dが配置される。スリット部8gは、円筒部8aの外周壁に形成されるスリットである。スリット部8gは、円筒部8aの外周壁の上端部から円筒部8aの外周壁の下端近傍にかけて形成されている。このスリット部8gには、端子部材21の起立壁21eが配置される。溝8vは、スリット部8gの下方の位置に形成される。この溝8v内には、端子部材21の固定部21bが挿入される。これにより、連結部材8に対する端子部材21の下端部側への移動が阻止され、端子部材21の下端部側を連結部材8に固定することができる。
次に、図5を参照して、導電ダンパー2aの構成について詳述する。導電ダンパー2aの基本的な構成は、上述した通りである。導電ダンパー2aは、開口2abと、複数の突出部2acと、弾性部2adと、複数の導電部材2aeとをさらに備えている。
開口2abは、導電ダンパー2aの略中央に形成されている。この開口2adには、連結部材8が挿入される。複数の突出部2acは、導電ダンパー2aの外周縁部から外側に延び出て略矩形状の形状をなす。また、各々の突出部2acは、図示のように、それぞれ対称となる位置に形成されている。各突出部2ac、及び導電ダンパー2aの外周縁部は、それぞれ上記した支持部材9の上面9aに取り付けられる。弾性部2adは、波型の形状をなし、連結部材8を移動自在に支持する役割を果たす。複数の導電部材2aeは、導電性のある金属などの部材で形成されており、ボイスコイル4のリード線4aと端子部材21とを電気的に接続する役割を果たす。各導電部材2aeは、導電ダンパー2aの上面側に、かつ、導電ダンパー2aの内周縁部から突出部2acの端部側にかけて平網状に編み込まれている。各導電ダンパー2aの内周縁部側の導電部材2aeは、端子部材21の接続部21cと電気的に接続される。一方、各導電ダンパー2aの外周縁部側の導電部材2aeは、各端子部材22の一端側と電気的に接続される。
次に、図6を参照して、端子部材21を連結部材8に取り付けて、ボイスコイル4と導電ダンパー2aとを電気的に接続する方法について説明する。
図中矢印方向に、端子部材21を、対応する一組の突起部8f、スリット部8h、スリット部8g、及び溝8vに装着する。このとき、連結部材8の突起部8fを端子部材21の孔21abに挿入すると共に、端子部材21の固定部21bを連結部材8の溝8v内に挿入する。これにより、端子部材21は連結部材8に固定される。また、端子部材21の接続部21cの下面は、導電ダンパー2aの内周縁部側の導電部材2ae(領域E6の部分)と接続される。そして、その後、接続部21cと導電部材2aeとの接触部分には、図示しない半田付けがされる。これにより、端子部材21と導電ダンパー2aとは、確実に電気的に接続される。
また、端子部材21の接続部21dと、ボイスコイル4のリード線4aとは、図7を参照して理解されるように、既知の方法により、接続部21dのスリット21daにボイスコイル4のリード線4aを巻きつけ、領域E8の部分に半田付けを行うことにより接続される。
以上のようにして、端子部材21が連結部材8に取り付けられ、ボイスコイル4と導電ダンパー2aとが端子部材21を介して電気的に接続された状態が図8に示されている。
かかる状態において、図2(a)及び図8を参照して理解されるように、接続部21dは、スリット部8h内に配置されている。天壁21aの下面は屈曲部8bの上端面に接触している。起立壁21eは、連結部材8のスリット部8gに接触している。固定部21bは、溝8v内に挿入されている。ボイルコイル4から引き出されたリード線4aは、ボイスコイルボビン3の外周壁、及び屈曲部8bの上面に沿って引き回され、端子部材21の接続部21dに半田200によって電気的に接続されている。一方、端子部材21の接続部21cは、導電ダンパー2aの内周縁部側の導電部材2ae(破線部分を参照)に半田200によって電気的に接続されている。このように、ボイスコイル4と導電ダンパー2aとは、端子部材21を介して電気的に接続されている。
以上のように、本実施例に係るスピーカ装置100の配線構造によれば、従来型のスピーカ装置の配線構造と比べて以下の効果を奏する。
従来型のスピーカ装置の配線構造では、その細いリード線4aを、連結部材8の屈曲部8bの上面、及び連結部材8の円筒部8aの外周壁に沿って、導電ダンパー2aの導電部材2ae側まで引き回している。このように、その細いリード線4aを長く引き回すと、その引き回しの際に、そのリード線4aが断線してしまうことがある。
これに対し、本実施例に係るスピーカ装置100の配線構造では、ボイスコイル4から引き出されたリード線4aは、円筒部8aの外周壁に沿って端子部材21の接続部21dまで引き回され、その接続部21dと接続される。このため、従来型のスピーカ装置の配線構造と比べて、それ程長くリード線4aが引き回されることはない。よって、リード線4aの引き回しの際に、そのリード線4aが断線してしまうのを防止できる。
また、従来型のスピーカ装置の配線構造では、リード線4aへの直流電流入力時の発火防止、及びスピーカ装置の駆動時に、リード線4aと連結部材8との当たりによる異音の発生防止等を図ることを目的として、連結部材8に接触しているリード線4aの部分に接着剤を塗布することがある。ところが、連結部材8の円筒部8aの外周壁とリード線4aとの接触部分に接着剤を塗布すると、その接着剤が円筒部8aの下端部側に垂れて、その接触部分のリード線4aが剥き出しになってしまい、上記目的を達し得ないことがある。
これに対し、本実施例のスピーカ装置100の配線構造では、上記のように、リード線4aは、円筒部8aの外周壁側まで引き回されることはない。よって、そのような不具合が発生することはない。
さらに、従来型のスピーカ装置の配線構造では、細いリード線4aが断線しないように導電ダンパー2a側まで引き回して、そのリード線4aと導電ダンパーの導電部材とを半田付けするようにしているので、半田付け時の作業性が悪い。
これに対し、本実施例のスピーカ装置100の配線構造では、端子部材21を連結部材8に取り付けるだけで、その端子部材21の接続部21cと、導電ダンパー2aの導電部材2aeとが電気的に接続される。よって、それらの接続部分に対して、半田付け作業を迅速且つ容易に行うことができる。
[他の適用例]
上記の実施例では、アンプ側からの電気信号が導電ダンパー2a等を通じてボイスコイル4側へ入力されるタイプのスピーカ装置100に対して、本発明の配線構造を適用した。 しかし、これに限らず、図9乃至図11に示すように、アンプ側からの電気信号が錦糸線201等を通じてボイスコイル4側へ入力されるタイプのスピーカ装置に対しても、本発明の配線構造を適用することができる。
図9は、錦糸線201及び複数の通常のダンパー2を有するスピーカ装置600の断面図であり、そのスピーカ装置600に本発明の配線構造を適用した一例を示す。図10は、錦糸線201及び1つの通常のダンパー2を有するスピーカ装置601の断面図であり、そのスピーカ装置601に本発明の配線構造を適用した一例を示す。図11は、錦糸線201及びコーン型振動板607を有するスピーカ装置602あり、そのスピーカ装置602に本発明の配線構造を適用した一例を示す。図12(a)及び(b)は、図9乃至図11に示すスピーカ装置に適用可能な端子部材605及び606の構成をそれぞれ模式的に示す斜視図である。
まず、スピーカ装置600乃至602の構成を説明するのに先立って、端子部材605及び606の構成について説明する。
先ず、端子部材605の構成について説明する。
端子部材605と、上記した端子部材21とを比較すると、前者は、後者の構成要素である屈曲部21f及び接続部21cを有していない。その代わりに、前者は、接続部21gと、複数の舌状の固定部21bとを有している。
接続部21gは、図12(a)に示すように、起立壁21eの下端部から外側、即ち天壁21aの延び出る方向と逆側に延び出てなる。接続部21gの略中央には、孔21gaが形成されている。この孔21gaには、錦糸線201の一端側が巻きつけられる。複数の固定部21bは、連結部材8の溝8v内に挿入される。
次に、端子部材606の構成について説明する。
端子部材606は、端子部材605の構成と略同様であるが、前者は、後者と異なり接続部21gに孔21gaではなくスリット21gbが形成されている。このスリット21gbには、錦糸線201の一端側が巻きつけられる。
以上に述べた端子部材605及び606を、スピーカ装置600、601及び602に適用すれば、錦糸線201の一端側を孔21ga及びスリット21gbに巻きつけるだけで、錦糸線201と端子部材21とを容易に電気的に接続することができる。
次に、図9乃至図11を参照して、本発明の配線構造を適用したスピーカ装置600乃至601について簡単に述べる。
図9に示すスピーカ装置600は、スピーカ装置100と異なり、導電ダンパー2aを有していない。その代わりに、スピーカ装置600は、複数の通常のダンパー2bと、錦糸線201を有している。錦糸線201の一端側は、端子部材605又は606の接続部21dに接続されている。そして、その接続部605又は606と、錦糸線201との接触部分は半田200により半田付けされている。一方、錦糸線201の他端側は、端子部材22の一端側に接続されている。これにより、スピーカ装置600では、アンプ側の中継配線と、端子部材22と、錦糸線201と、端子部材605又は606と、ボイスコイル4のリード線4aとが電気的に接続される。
図10に示すスピーカ装置601は、スピーカ装置600と略同様の構成である。但し、前者は、通常のダンパー2を1つだけ有しており、この点が後者と異なっている。つまり、本発明の配線構造は、1つのダンパー2を有するスピーカ装置601にも適用可能である。これにより、スピーカ装置601では、アンプ側の中継配線と、端子部材22と、錦糸線201と、端子部材605又は606と、ボイスコイル4のリード線4aとが電気的に接続される。
図11に示すスピーカ装置602は、上記のスピーカ装置600及び601と略同様の構成である。但し、前者は、振動板607がコーン型の形状をなしており、この点が主に後者と異なっている。尚、このスピーカ装置602は、ボイスコイルボビン3及び連結部材8等を覆う防塵キャップ32を有している。つまり、本発明の配線構造は、コーン型振動板607を有するスピーカ装置602にも適用可能である。これにより、スピーカ装置602では、アンプ側の中継配線と、端子部材22と、錦糸線201と、端子部材605又は606と、ボイスコイル4のリード線4aとが電気的に接続される。
以上のように、錦糸線201を有するスピーカ装置600乃至602では、端子部材605又は606を連結部材8に取り付けることにより、迅速且つ容易に錦糸線201を端子部材605又は606に接続することができる。
本発明の実施例に係るスピーカ装置の断面図を示す。 本実施例に係る端子部材の斜視図を示す。 本実施例に係る連結部材の断面図及び平面図を示す。 本実施例に係る連結部材の斜視図を示す。 本実施例に係る導電ダンパーの平面図を示す。 端子部材を連結部材に取付ける方法を示す連結部材等の局部斜視図である。 リード線と端子部材との接続方法を示す連結部材等の局部斜視図である。 端子部材と連結部材との接続状態を示すスピーカ装置の局部断面図である。 本発明の配線構造を錦糸線を有するスピーカ装置へ適用した一例を示す。 本発明の配線構造を錦糸線を有するスピーカ装置へ適用した他の例を示す。 本発明の配線構造を錦糸線を有するスピーカ装置へ適用した他の例を示す。 錦糸線を有するスピーカ装置に適用可能な端子部材の各種形態例を示す。
符号の説明
21、605、606 端子部材
2a 導電ダンパー
2ae 導電部材
4 ボイスコイル
4a リード線
8 連結部材
71 接着剤
200 半田
201 錦糸線
100、600、601、602 スピーカ装置

Claims (7)

  1. フレームと、
    外周縁部が前記フレームにより支持された導電ダンパーと、
    前記導電ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、
    前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、
    前記連結部材に装着され、かつ、前記導電ダンパー及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記連結部材の上端面には、上方に突出する突起部が形成されていると共に、前記連結部材の下端部には、溝が形成されており、
    前記端子部材の上端面には、前記突起部が挿入される孔が形成されていると共に、前記端子部材の下端部には、前記溝内に挿入される固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記端子部材は、前記ボイスコイルのリード線を接続するためのスリット又は孔を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記端子部材の下端部には、前記導電ダンパーの導電部材と電気的に接続するための接続部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  5. フレームと、
    外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、
    前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、
    アンプ側と電気的に接続された錦糸線と、
    前記ボイスコイルボビンに巻かれたボイスコイルと、
    前記連結部材に装着され、かつ、前記錦糸線の端部及び前記ボイスコイルと電気的に接続された端子部材と、を備えることを特徴とするスピーカ装置。
  6. 前記連結部材の上端面には、上方に突出する突起部が形成されていると共に、前記連結部材の下端部には、溝が形成されており、
    前記端子部材の上端面には、前記突起部が挿入される孔が形成されていると共に、前記端子部材の下端部には、前記溝内に挿入される固定部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
  7. 前記端子部材は、前記錦糸線を接続するためのスリット又は孔を有していることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
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