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JP2005261086A - ブラシレスモータ - Google Patents

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JP2005261086A
JP2005261086A JP2004069679A JP2004069679A JP2005261086A JP 2005261086 A JP2005261086 A JP 2005261086A JP 2004069679 A JP2004069679 A JP 2004069679A JP 2004069679 A JP2004069679 A JP 2004069679A JP 2005261086 A JP2005261086 A JP 2005261086A
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修 高橋
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史 梅垣
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Abstract

【課題】高い防水性、水密性を備えたブラシレスモータを提供する。
【解決手段】回路基板4を収納保持すると共に、ロータ3を回転可能に支持するよう構成されてなるケーシング1を具備してなるブラシレスモータであって、前記ケーシング1は、モータカバー21の第1の環状周壁21aの部分が基板カバー22の第2の環状周壁22aの内周面に接合するように嵌合され構成されており、第1の環状周壁21aの外周面には、環状溝21cにOリング23がはめ込まれ、モータカバー21と基板カバー22間における高い防水性、水密性を確保できるものとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータに係り、特に、防水性、水密性の向上等を図ったものに関する。
従来、この種のブラシレスモータとしては、例えば、ブラシレスモータのステータが固定されたモータホルダを有し、このモータホルダに固着されたステータにロータが回転可能に支持されるよう設けられると共に、このモータホルダのステータが位置する面と反対側の面側に下部ケースが取り付けられて、モータホルダと下部ケースとでケーシングが構成され、このケーシング内部に回路基板が収納されてなるものが公知・周知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−346458号公報
かかる従来のブラシレスモータにおいては、回路基板の電子部品、特に、トランジスタやICの放熱効率向上のため、ケーシングに通気孔が形成されている。そのため、水気の多い場所などで使用される場合には、通気孔からのケーシング内への水滴などの侵入を回避できるような場所に設けるか、取り付け箇所の周囲に防水壁のようなものを設ける等、その使用に際しては、防水に対する考慮が必要であったため、使用場所の自由度が小さいという問題があった。特に、例えば、車両用空調装置などの送風ファンの駆動用に用いる場合などには、種々の気象環境条件に晒される車両の特性から当然に防水性が必要とされるため、ブラシレスモータ自体、より防水性、水密性の高いものが所望されている。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、使用に際して、防水性、水密性のための特別の処置を施す必要がなく、高い防水性、水密性を備えたブラシレスモータを提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るブラシレスモータは、
回路基板を収納保持すると共に、ロータを回転可能に支持するよう構成されてなるケーシングを具備してなるブラシレスモータであって、
前記ケーシングは、それぞれ基底部の周縁部分に環状周壁を有してなる第1のケース部材と第2のケース部材とを有し、前記第1及び第2のケース部材のいずれか一方のケース部材の環状周壁の外周面が、他方のケース部材の環状周壁の内周面に接合するようにして前記第1のケース部材と第2のケース部材とが嵌合されて、第1のケース部材と第2のケース部材との間に前記回路基板が収納保持される収納空間が形成されるよう構成されてなり、
前記一方のケース部材の外周面には、Oリングが巻装されてなるものである。
本発明によれば、回路基板が収納されるケーシングを構成する第1及び第2のケース部材の間に設けられたOリングにより両者間に水密性が確保され、その接合部分を介して外部からの水滴などの侵入が確実に防止され、従来と異なり、それ自体で高い防水性を備えたブラシレスモータを提供することができるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるブラシレスモータの構成について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態におけるブラシレスモータは、ケーシング1に基部が固定されたステータ2と、このステータ2に回転自在に設けられたロータ3と、ステータ2に巻装された励磁コイル7への通電制御を行う回路基板4とに大別されてなるものである(図1参照)。そして、かかる構成を有してなるブラシレスモータは、例えば、車両用空調装置における送風ファン5の回転駆動に用いられ、送風ファン5は、回転軸12の先端部12aに固着されるものとなっている(図1参照)。
本発明の実施の形態におけるステータ2は、積層コア6と、この積層コア6に巻回された励磁コイル7と、上部絶縁カバー8a及び下部絶縁カバー兼軸受け部材8bとを有してなり、ロータ3の内側に配されたものとなっている。
上部絶縁カバー8aは、中空円筒状に形成された部位15aの外周面の適宜な位置に円環状のつば15bが形成されたものとなっており、その中空円筒状に形成された部位15aに上部軸受けホルダ9aが圧入されるようになっている。上部軸受けホルダ9aは、上部軸受け10aを保持すると共に、積層コア6の上部側(図1においてロータ3側)に圧入される円柱状に形成された上部圧入部14aが設けられたものとなっている。
一方、下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bは、積層コア6の下部側(図1においてケーシング1側)において、先の上部絶縁カバー8aと同様に絶縁カバーとして機能すると共に、下部軸受け10bを収納保持するものなっている。すなわち、下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bは、先の上部絶縁カバー8a同様にほぼ中空円筒状に形成された部位16aの内部に下部軸受け10bが配設されると共に、この部位16aの外周面の適宜な位置に円環状のつば16bが形成されたものとなっている。さらに、部位16bのケーシング1と反対側の端部には、積層コア6の下部側に圧入される下部圧入部14bが設けられたものとなっている。
そして、積層コア6は、その上部側の中央部分に上部軸受けホルダ9aの上部圧入部14aが圧入されると共に、下部側の中央部分に下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bの下部圧入部14bが圧入されることで、その上下から上部絶縁カバー8a及び上部軸受けホルダ9aと、下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bによって挟持されるようにして保持されるものとなっている(図1参照)。
下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bは、下部圧入部14bが形成された端部と反対側の端部が、ケーシング1を構成する第1のカバー部材であるモータカバー21に固着されるようになっている。そして、上部軸受けホルダ9a及び下部絶縁カバー兼軸受けホルダ8bは、その中央部分が中空状に形成されており、その部分に回転軸12が挿通されることで、回転軸12は、上部軸受け10a及び下部軸受け10bによってケーシング1上に回転可能に支持されるようになっている。
ロータ3は、大凡椀側に形成されたヨーク11を有し、その開放面がケーシング1側に、閉成面が上面を形成するようにして、その閉成面の中央部に穿設された軸通孔11aに回転軸12が挿通されて回転軸12に固着され、ケーシング1上に保持されるものとなっている。
そして、ヨーク11の内周面には、複数のマグネット13が周方向で適宜な間隔を隔てて固着されており、積層コア6の周面と適宜な間隙を介して対面するようになっている(図1参照)。
ケーシング1は、モータカバー21と基板カバー22とからなり、特に、本発明のケーシング1は、従来と異なり、その内部と外部との通気を図るような通孔などは形成されておらず、密閉容器状に構成されたものとなっている。
第1のケース部材としてのモータカバー21は、その全体外観平面形状が大凡円盤状に形成されてなるもので(図2参照)、大凡円盤状に形成されたモータカバー基底部21aの周縁部分に第1の環状周壁21bが立設されたものとなっている(図1参照)。そして、このモータカバー21の上面側では、先に説明したようにロータ3が回転可能に支持されたものとなっている(図1及び図3参照)。
第1の環状周壁21bの外周面の適宜な位置には、環状溝21cが凹設されており、この環状溝21cにOリング23が嵌め込まれて、第1の環状周壁21bにOリング23が巻装されるようになっている。
さらに、基板カバー22の裏面側、すなわち、ロータ3が回転可能に支持された側と反対側には、回路基板4が図示されない部位でねじ止めされるようになっている。
そして、回路基板4と励磁コイル7とは、導電性部材からなるターミナルバー24を介して相互に電気的に接続されるようになっている。すなわち、本発明の実施の形態におけるターミナルバー24は、その一端側が励磁コイル7の接続のためにほぼU字状に形成されると共に、このU字状の端部の直下は防水ケース25に埋設されたものとなっている(図1参照)。
本発明の防水ケース25は、全体が大凡円筒状に形成されており、大径部25aと小径部25bとからなり、大径部25aは、中空有底筒状に形成されこの部分にターミナルバー24のU字状に形成された端部が位置するようにして、小径部25bの軸方向の長さに相当するターミナルバー24のU字状の端部直下の部位が小径部25bに埋設され、ターミナルバー24の残る部位は、小径部25bから引き出されるようになっている。
一方、モータカバー21のモータカバー基底部21aの適宜な部位には、中空の嵌合筒状部26が裏面側へ突出形成されており、この嵌合筒状部26に防水ケース25の小径部25bが嵌挿されるものとなっている。なお、小径部25bの外周面には、この部分の水密性を確実とするためにOリング27が巻装されている。
防水ケース25が上述のように嵌合筒状部26に嵌挿された状態で、ターミナルバー24のU字状の端部には、励磁コイル7の端部が半田付けされ、その後、大径部25aの中空部分が接着剤39で充填されるものとなっており、ターミナルバー24の他端は、回路基板4の半田付けされるものとなっている(図1参照)。
一方、第2のケース部材としての基板カバー22は、その底面側からみた全体の外観形状がモータカバー21同様に、大凡円盤状に形成されてなるもので(図1及び図4参照)、基板カバー基底部22aの周縁部分に第2の環状周壁22bが立設されたものとなっている(図1参照)。そして、この第2の環状周壁22bの内径は、先のモータカバー21の第1の環状周壁21bの外径にほぼ一致したものとなっている(図1参照)。
したがって、モータカバー21は、その第1の環状周壁21b部分が、基板カバー22の第2の環状周壁22bの内周面に接合するようにして基板カバー22に嵌挿されるものとなっている(図1参照)。そして、モータカバー2と基板カバー22との間に、収納空間38が形成されるものとなっている。
本発明の実施の形態における基板カバー22の基板カバー基底部22aには、モータカバー21が基板カバー22に嵌挿された際に、回路基板4に取着されている基板側コネクタ28に嵌合するカバー側コネクタ29が一体に形成されており、モータカバー21を基板カバー22に嵌挿させた際に、相互に嵌合するように予めその位置が設定されたものとなっている。このカバー側コネクタ29のコネクタターミナル29aは、本発明の実施の形態における基板カバー22が樹脂成形により製造される際に埋設されるものとなっており、基板カバー22の側面側の外部接続コネクタ30にその一端が位置するようになっている(図1参照)。なお、この外部接続コネクタ30には、図示されない外部コネクタが嵌合され、外部から電源電圧及び駆動パルスが、外部接続コネクタ30、カバー側コネクタ29及び基板側コネクタ28を介して回路基板4へ供給可能となっている。
次に、かかる構成におけるモータカバー21と基板カバー22との組み付け手順について、図5を参照しつつ説明する。
まず、前提として、モータカバー21には、ステータ2やロータ3などが取着されると共に、回路基板4が既に取着されており、更に、Oリング23が巻装されているものとする。
かかる前提の下、回路基板4の基板側コネクタ28の位置が基板カバー22のカバー側コネクタ29の位置と一致するように、モータカバー21の第1の環状周壁21bと、基板カバー22の第2の環状周壁22bとの周方向での位置を所定の位置とし、次いで、第1の環状周壁21bの部分を基板カバー22内部へ徐々に押し込んでゆく。この際、基板側コネクタ28とカバー側コネクタ29とは、第1の環状周壁21bと第2の環状周壁22bとの周方向での位置決めが適切であれば、モータカバー21の基板カバー22への押し込みと共に嵌合してゆくようになっている。
したがって、モータカバー21の基板カバー22への押し込み開始の後、基板側コネクタ28とカバー側コネクタ29との嵌合が始まるので、押し込みの際の抵抗力が増すが、この抵抗力に抗して押し込みを行うことで、基板側コネクタ28とカバー側コネクタ29との嵌合が完了すると同時に、モータカバー21は基板カバー22へそれ以上押し込みできなくなり、モータカバー21と基板カバー22の組付けが完了し、両者は嵌合した状態となる。
なお、回転軸12への送風ファン5の取着は、上述のモータカバー21と基板カバー22との嵌合の前後、いずれでもよい。
このように本発明の実施の形態においては、モータカバー21と基板カバー22との嵌合部分にOリング23が巻装されているために、この部分の水密性が極めて高いものとなっている。
ところで、上述した本発明の実施の形態においては、モータカバー21はアルミ材を用いてなる一方、基板カバー22は樹脂を用いたものとなっているが、それぞれの線膨張率の差に起因して、雰囲気温度が非常に高い環境に長時間晒された場合などにおいては、モータカバー21及び基板カバー22の径方向(図1において回転軸12に直交する方向)での長さにずれが生じる可能性がある。すなわち、樹脂部材からなる基板カバー22の径方向での伸びが、モータカバー21のそれに比して大きくなり、最悪時には、双方の間に間隙を生じ、Oリング23による十分な水密性が保持できなくなる虞がある。
図6及び図7には、上述のような水密性の低下を考慮した他の構成例が示されており、以下、同図を参照しつつこれらの構成例について説明する。なお、図1乃至図5に示された構成例と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略することとする。
最初に、図6に示された構成例について説明することとする。
まず、この例におけるモータカバー21Aは、第1の環状周壁21bの外側に、第1の補強保持片31が次述するように形成されたものとなっている。
すなわち、第1の補強保持片31は、モータカバー21Aのモータカバー基底部21aと第1の環状周壁21bとの接合部分からモータカバー基底部21aが外側へ突出するように若干延設された基底延長部31aを有すると共に、この基底延長部31aの端部で第1の環状周壁21bに平行するように直角に折り曲げられたモータカバー側接合部31bを有してなるものとなっている。
そして、モータカバー側接合部31bと第1の環状周壁21bとの間隔は、丁度、第2の環状周壁22bが嵌まり込む大きさに設定されている。また、モータカバー側接合部31bの高さ、すなわち、モータカバー基底部21aの表面側(ステータ2が設けられた側)からモータカバー側接合部31bの端部までの距離L1は、同じくモータカバー基底部21aの表面側から環状溝21cまでの距離L2よりも小さく(L1<L2)設定されたものとなっている。
これは、環状溝21cは旋盤加工で形成するため、第1の補強保持片31の端部が環状溝21cを越える位置とすると、この第1の補強保持片31のために、旋盤のバイトが環状溝21cを形成する位置へ届かなくなることを回避できるようにするためである。
一方、基板カバー22Aは、第2の環状周壁22bの外側に、次述するように第2の補強保持片32が形成されたものとなっている。
すなわち、第2の補強保持片32は、第2の環状周壁22bの端部近傍を上述した第1の補強保持片31と第1の環状周壁21bとの間に嵌め込んだ際に(図6参照)、第1の補強保持片31の端部が位置する第2の環状周壁22bの外周面から、外側へ突出するうように形成された当接部32aを有し、この当接部32aの端部から直交するようにして、かつ、第2の環状周壁22bと平行するように形成された基板カバー側接合部32bとを有してなるものとなっている。さらに、この基板カバー側接合部32bの端部は、第2の環状周壁22bの端部が第1の補強保持片31と第1の環状周壁21bの間に嵌め込まれた状態において、丁度、モータカバー21Aのモータカバー基底部21aと同じ位置まで延設されており、加えて、この端部から外側へ張り出し片32cが形成されたものとなっている。そして、この第2の補強保持片32と第2の環状周壁22bとの間には、補強用のリブ33が形成されたものとなっている。
かかる構成を有してなる第1の補強保持片31及び第2の補強保持片32は、次述するようにその形成状態を違えることが可能である。
まず、第1の補強保持片31は、第1の環状周壁21bの端部周縁に部分的に形成されると共に、第2の補強保持片32も同様に第2の環状周壁22bの端部周縁に部分的に形成された構成を採ることが可能である。
次に、第1の補強保持片31は、第1の環状周壁21bの端部周縁に連続的に形成される一方、第2の補強保持片32は、第2の環状周壁22bの端部周縁に部分的に形成された構成を採ることが可能である。
次に、第1の補強保持片31は、第1の環状周壁21bの端部周縁に部分的に形成される一方、第2の補強保持片32は、第2の環状周壁22bの端部周縁に連続的に形成された構成を採ることが可能である。
最後に、第1の補強保持片31は、第1の環状周壁21bの端部周縁に連続に形成されると共に、第2の補強保持片32も、第2の環状周壁22bの端部周縁に連続的に形成された構成を採ることが可能である。
かかる構成においては、基板カバー22Aの第2の環状周壁22bの端部がモータカバー21Aの第1の補強保持片31と第1の環状周壁21bとの間に嵌め込まれるため、樹脂部材からなる基板カバー22Aが、例えば、極端な高温に長時間晒されることによって、仮に径方向で伸びようとしても、第1の補強保持片31と第1の環状周壁21bとで阻止されるため、第1の環状周壁21bと第2の環状周壁22bの間に間隙が生じることが抑圧され、両者間の水密性が十分に保持されるようになっている。
次に、図7の構成例について説明する。
まず、この構成例における基板カバー22Bは、第2の環状周壁22bの端部に折り返し部34が次述するように形成されたものとなっている。
すなわち、この例における基板カバー22Bは、第2の環状周壁22bの端部が外側へ折り返されて、折り返し片35が形成されたものとなっている。この折り返し片35は、第2の環状周壁22bから外側方向へ基板カバー基底部22aに平行するように延設された第1の延設部35aと、この第1の延設部35aの端部で直角に、基板カバー基底部22aの方向で、かつ、第2の環状周壁22bに平行するように延設された第2の延設部35bとを有してなるものとなっている。そして、この折り返し片35と第2の環状周壁22bとで、回転軸12方向での断面が大凡逆U字状となる折り返し部34が形成されたものとなっている。
一方、これに対して、モータカバー21Bは、第1の環状周壁21bの端部に補強保持片36が次述するように形成されたものとなっている。
すなわち、この補強保持片36は、その寸法的な違いを除けば、基本的な構成は先の図6に示された構成例における第1の補強保持片31と同様なものとなっている。具体的には、補強保持片36は、モータカバー21Bのモータカバー基底部21aと第1の環状周壁21bとの接合部分からモータカバー基底部21aが外側へ突出するように若干延設された基底延長部36aを有すると共に、この基底延長部36aの端部で第1の環状周壁21bに平行するように直角に折り曲げられた接合部36bを有してなるものとなっている。そして、接合部36bと第1の環状周壁21bとの間隔は、丁度、先の折り返し部34が嵌まり込む大きさに設定されているものである。この構成例では、接合部36bと第1の環状周壁21bとの間隔、換言すれば、折り返し部34の幅(図7において紙面左右方向)を、環状溝21cの形成の際に旋盤のバイトが接合部36bと第1の環状周壁21bとの間に位置できる程度に設定できるので、接合部36bの端部の高さについて、先の第1の補強保持片31の場合のような制限は必要としない。なお、接合部36bの外側には、この部分の補強のための突起37が突出形成されている。
かかる構成においては、基板カバー22Bの折り返し部34がモータカバー21Bの補強保持片36と第1の環状周壁21bとの間に嵌め込まれるため、樹脂部材からなる基板カバー22Bが、例えば、極端な高温に長時間晒されることによって、仮に径方向で伸びようとしても、補強保持片36と第1の環状周壁21bとで阻止され、第1の環状周壁21bと第2の環状周壁22bの間に間隙が生じることが抑圧され、両者間の水密性が十分に保持されるようになっている。
なお、この図7に示された構成例においても、補強保持片36と折り返し片35の形成は、図6に示された構成例で説明したと同様、それぞれ部分的に形成した場合と、連続的に形成した場合とを、それぞれ組み合わせた4つの形成状態を採ることが可能である。
なお、先の図1に示された構成例においては、モータカバー21にアルミを用い、基板カバー22に樹脂を用いたものとしたが、モータカバー21を樹脂製とし、基板カバー22をアルミ製としてもよい。この場合、樹脂製のモータカバー21は、基板カバー22の内側に位置する構成となるので、基本的に先に述べたような熱膨張によるモータカバー21と基板カバー22間における隙間発生の虞は無い。
本発明の実施の形態におけるブラシレスモータの構成例を示す縦断面図である。 図1に示されたブラシレスモータの送風ファン取り付け前の状態における平面図である。 図1に示されたブラシレスモータの送風ファン取り付け前の状態における側面図である。 図1に示されたブラシレスモータの底面図である。 ケーシングの組み立て手順を説明するための主要部の分解状態における縦断面図である。 モータカバーと基板カバーの水密性の更なる向上を図った他の構成例を示す部分断面図である。 モータカバーと基板カバーの水密性の更なる向上を図った第2の他の構成例を示す部分断面図である。
符号の説明
1…ケーシング
2…ステータ
3…ロータ
21…モータカバー
21a…モータカバー基底部
21b…第1の環状周壁
21c…環状溝
22…基板カバー
22a…基板カバー基底部
22b…第2の環状周壁
23…Oリング

Claims (14)

  1. 回路基板を収納保持すると共に、ロータを回転可能に支持するよう構成されてなるケーシングを具備してなるブラシレスモータであって、
    前記ケーシングは、それぞれ基底部の周縁部分に環状周壁を有してなる第1のケース部材と第2のケース部材とを有し、前記第1及び第2のケース部材のいずれか一方のケース部材の環状周壁の外周面が、他方のケース部材の環状周壁の内周面に接合するようにして前記第1のケース部材と第2のケース部材とが嵌合されて、第1のケース部材と第2のケース部材との間に前記回路基板が収納保持される収納空間が形成されるよう構成されてなり、
    前記一方のケース部材の外周面には、Oリングが巻装されてなることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 一方のケース部材の環状周壁には、その外側に前記一方のケース部材の基底部方向と反対方向へ第1の補強保持片が延設され、当該第1の補強保持片と前記環状周壁との間に他方のケース部材の環状周壁の端面近傍が嵌め込み可能にしてなり、
    他方のケース部材の環状周壁には、その外側に第2の補強保持片が、当該第2の補強保持片と前記他方のケース部材の環状周壁との間に前記第1の補強保持片が嵌め込み可能に延設されてなることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 第1の補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなると共に、第2の補強保持片は、他方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなることを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  4. 第1の補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において連続的に複数形成されてなる一方、第2の補強保持片は、他方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなることを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  5. 第1の補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなる一方、第2の補強保持片は、他方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなることを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  6. 第1の補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなると共に、第2の補強保持片は、他方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなることを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  7. 基底部から第1の補強保持片の端部までの高さは、前記基底部からOリングまでの高さを超えないことを特徴とする請求項2乃至請求項6いずれか記載のブラシレスモータ。
  8. 一方のケース部材は、基底部の一方の面側においてロータが回転可能に支持されてなる一方、前記基底部の他方の面側に環状周壁が立設されてなることを特徴とする請求項7記載のブラシレスモータ。
  9. 他方のケース部材の環状周壁の端面からは、その外側で基底部方向へ向かうように折り返し片が延設されて、環状周壁と共に折り返し部を形成する一方、
    一方のケース部材の環状周壁には、その外側に補強保持片が延設され、当該補強保持片と前記一方のケース部材の前記環状周壁との間に前記折り返し部が嵌め込み可能に構成されてなることを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなると共に、折り返し片は、他方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなることを特徴とする請求項9記載のブラシレスモータ。
  11. 補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において連続的に複数形成されてなる一方、折り返し片は、他方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなることを特徴とする請求項9記載のブラシレスモータ。
  12. 補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において部分的に複数形成されてなる一方、折り返し片は、他方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなることを特徴とする請求項9記載のブラシレスモータ。
  13. 補強保持片は、一方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなると共に、折り返し片は、他方のケース部材の環状周壁において連続的に形成されてなることを特徴とする請求項9記載のブラシレスモータ。
  14. 一方のケース部材は、基底部の一方の面側においてにロータが回転可能に支持されてなる一方、前記基底部の他方の面側に環状周壁が立設されてなることを特徴とする請求項9乃至請求項13いずれか記載のブラシレスレスモータ。
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