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JP2005260730A - 光複合モジュール - Google Patents

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JP2005260730A
JP2005260730A JP2004071451A JP2004071451A JP2005260730A JP 2005260730 A JP2005260730 A JP 2005260730A JP 2004071451 A JP2004071451 A JP 2004071451A JP 2004071451 A JP2004071451 A JP 2004071451A JP 2005260730 A JP2005260730 A JP 2005260730A
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Masaru Yui
大 油井
Yoichi Hata
洋一 畑
Kazuo Watabe
和雄 渡部
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】 拡張接続可能であって所望の特性を有することができる光複合モジュールを提供する。
【解決手段】 光複合モジュール1は、親基板110と、この親基板110に対して拡張接続可能な子基板120とを備える。親基板110上には、バスライン111に接続された不揮発性メモリ112およびCPU113が搭載され、AWG114が搭載されている。子基板120上には、バスライン121に接続された不揮発性メモリ122およびAD/DA変換部127が搭載され、また、可変光アッテネータ125およびタップモニタ126が搭載されている。子基板120上のメモリ122は、可変光アッテネータ125およびタップモニタ126それぞれの特性情報を記憶する。親基板110上のメモリ112は、AWG114の特性情報を記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光部品を各々搭載する複数の基板を含む光複合モジュールに関するものである。
光モジュールの1例として例えば非特許文献1に記載された光ADM(Add-Drop Multiplexer)が知られている。この文献に記載された光モジュールは、光分波器、光合波器、AWG(Arrayed Waveguide Gratings)、可変光アッテネータ、光スイッチ、光分岐器および受光素子を、光部品として含んでいる。
この光モジュールにおいて、光分波器および分波用AWGにより分波された各波長の信号光は、可変光アッテネータにより減衰され、その後に光分岐器および受光素子からなるタップモニタによりパワーがモニタされ、そして、合波用AWGおよび光合波器により合波されて出力される。タップモニタによる光パワーモニタの結果に基づいて、可変光アッテネータにおける光減衰量が調整されて、これにより、各波長の信号光のパワーが一定に制御される。
見尾世津子,他,「10Gb/s 90ch DWDMシステムにおける任意波長選択可能なOADMの開発」,2002年電子情報通信学会総合大会,B-10-57
上記の光モジュールでは、タップモニタおよび可変光アッテネータからなるフィードバックループによる制御により、各波長の信号光パワーが一定に制御される。しかし、これらの光部品は、図4に示されるように波長依存性や温度依存性を有しており、また、特性が必ずしも線形ではない。図4は、温度70℃,25℃および−5℃それぞれの場合におけるタップモニタ出力値の波長依存性を示すグラフである。
このことから、タップモニタによる光パワーのモニタ値が正確でない場合があり、また、可変光アッテネータにおける光減衰量の調整が正確でない場合がある。したがって、各波長の信号光パワーの一定制御が正確に行われない場合がある。また、これらの光部品の特性が個体毎に異なる場合もあり、これによっても、各波長の信号光パワーの一定制御が正確に行われない場合がある。
特に、或る光部品を搭載する親基板に対して、他の光部品を搭載する子基板が拡張接続可能である場合には、親基板と子基板との接続が任意に可能であることから、上述したように光部品の波長依存性や温度依存性が個体毎に異なっていると、親基板と子基板とを含む光複合モジュールの全体の特性は、所望のものでない場合が多い。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、拡張接続可能であって所望の特性を有することができる光複合モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る光複合モジュールは、(1) 第1光部品と、該第1光部品の特性情報を記憶する第1メモリと、を搭載する第1基板と、(2) 第1光部品に光学的に接続される第2光部品と、該第2光部品の特性情報を記憶する第2メモリと、を搭載し、第1基板に対して拡張接続可能な第2基板と、(3) 第1基板上に搭載され、第1メモリに記憶されている第1光部品の特性情報を読み出すとともに、第2メモリに記憶されている第2光部品の特性情報を読み出して、これらの読み出した特性情報に基づいて、第1光部品および第2光部品を経て第1基板および第2基板から出力される光の特性を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
この光複合モジュールでは、第1基板上に搭載されたせ制御部により、第1基板上に搭載されている第1メモリに記憶されている第1光部品の特性情報が読み出されるとともに、第2基板上に搭載されている第2メモリに記憶されている第2光部品の特性情報が読み出されて、これらの読み出された特性情報に基づいて、第1光部品および第2光部品を経て第1基板および第2基板から出力される光の特性が制御される。
本発明に係る光複合モジュールは、(1) 第1光部品と、該第1光部品の特性情報を記憶する第1メモリと、を搭載する第1基板と、(2) 第1光部品に光学的に接続される第2光部品と、該第2光部品の特性情報を記憶する第2メモリと、を搭載し、第1基板に対して拡張接続可能な第2基板と、(3) 第1基板上に搭載され、第1メモリに記憶されている第1光部品の特性情報を読み出して、この読み出した特性情報に基づいて、第1光部品を経て第1基板から出力される光の特性を制御する第1制御部と、(4) 第2基板上に搭載され、第2メモリに記憶されている第2光部品の特性情報を読み出して、この読み出した特性情報に基づいて、第2光部品を経て第2基板から出力される光の特性を制御する第2制御部と、を備えることを特徴とする。
この光複合モジュールでは、第1基板上に搭載されたせ制御部により、第1基板上に搭載されている第1メモリに記憶されている第1光部品の特性情報が読み出されて、この読み出された特性情報に基づいて、第1光部品を経て第1基板から出力される光の特性が制御される。第2基板上に搭載されたせ制御部により、第2基板上に搭載されている第2メモリに記憶されている第2光部品の特性情報が読み出されて、この読み出された特性情報に基づいて、第2光部品を経て第2基板から出力される光の特性が制御される。
本発明に係る光複合モジュールは、親基板(第1基板)に対して子基板(第2基板)が拡張接続可能であって、しかも、所望の特性を有することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
先ず、本発明に係る光複合モジュールの第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る光複合モジュール1の基本構成図である。この図に示される光複合モジュール1は、親基板(第1基板)110と、この親基板110に対して拡張接続可能な子基板(第2基板)120と、を備える。
親基板110上には、バスライン111が設けられ、このバスライン111に接続された不揮発性メモリ112およびCPU(制御部)113が搭載され、また、光部品としてAWG114が搭載されている。子基板120上には、バスライン121が設けられ、このバスライン121に接続された不揮発性メモリ122およびAD/DA変換部127が搭載され、また、光部品として可変光アッテネータ125およびタップモニタ126が搭載されている。
子基板120上の光部品である可変光アッテネータ125およびタップモニタ126それぞれは8チャンネルのものである。可変光アッテネータ125は、子基板120上の入力用光コネクタを介して外部から8チャンネルの信号光を入力して、その各チャンネルの信号光に対して減衰を与えて出力する。可変光アッテネータ125における光減衰量は、可変であり、タップモニタ126による光パワーモニタ結果に基づいて調整される。
子基板120上のタップモニタ126は、可変光アッテネータ125から出力された各チャンネルの信号光の光伝送路上に設けられた光分岐器により、その光の一部を分岐して取り出して、この光分岐器により分岐されて取り出された光のパワーを受光素子により検出することで、可変光アッテネータ125から出力された各チャンネルの信号光のパワーをモニタする。そして、タップモニタ126は、子基板120上の出力用光コネクタを介して8チャンネルの信号光を外部へ出力する。
親基板110上の光部品であるAWG114は40チャンネルのものである。AWG114は、親基板110上の入力用光コネクタを介して外部から40チャンネルの信号光を入力し、これらの信号光を合波して、この合波した信号光を親基板110上の出力用光コネクタを介して外部へ出力する。
子基板120上のAD/DA変換部127は、タップモニタ126による光パワーモニタ結果を入力し、これをデジタル値に変換して、このデジタル値をバスライン121へ出力する。また、AD/DA変換部127は、バスライン121を経て到達した制御コマンドを入力し、この制御コマンドに基づいて上記デジタル値を演算処理し、この演算処理した後のデジタル値をアナログ値に変換して、このアナログ値を可変光アッテネータ125に入力させることで、可変光アッテネータ125における光減衰量を調整する。
子基板120上のメモリ122は、可変光アッテネータ125およびタップモニタ126それぞれの特性情報を記憶するものであり、その記憶している特性情報のデータをバスライン121へ出力し、或いは、バスライン121を経て入力した特性情報のデータを記憶する。
親基板110上のメモリ112は、AWG114の特性情報を記憶するものであり、その記憶している特性情報のデータをバスライン111へ出力し、或いは、バスライン111を経て入力した特性情報のデータを記憶する。CPU113は、バスライン111を経て入力したデータを処理し、また、制御コマンドやデータをバスライン111へ出力する。
親基板110に対して子基板120は拡張接続可能であり、1枚の親基板110に対して5枚まで子基板120が接続され得る。図2は、第1実施形態に係る光複合モジュール1における拡張接続を説明する図である。なお、この図では、各基板上の光部品のみが示されている。例えば、親基板110のAWG114が波長λ〜λ40の信号光を合波するものであるとすると、第1の子基板120は波長λ〜λの信号光を処理し、第2の子基板120は波長λ〜λ16の信号光を処理し、第3の子基板120は波長λ17〜λ24の信号光を処理し、第4の子基板120は波長λ25〜λ32の信号光を処理し、また、第5の子基板120は波長λ33〜λ40の信号光を処理する。
そして、親基板110のAWG114は、第1の子基板120から出力される波長λ〜λの信号光、第2の子基板120から出力される波長λ〜λ16の信号光、第3の子基板120から出力される波長λ17〜λ24の信号光、第4の子基板120から出力される波長λ25〜λ32の信号光、および、第5の子基板120から出力される波長λ33〜λ40の信号光を入力して、これらを合波して出力する。なお、親基板110と子基板120〜120それぞれとの間は、例えばリボンファイバにより光学的に接続される。
また、親基板110におけるバスライン111と、子基板120におけるバスライン121とは、互いに接続されている。そして、親基板110上のCPU113は、同じ親基板110上のメモリ112およびAWG114とバスライン111を介して接続されているだけでなく、他方の子基板120上のメモリ122およびAD/DA変換部127とバスライン111およびバスライン121を介して接続されており、さらに、外部のホストコンピュータとも接続が可能である。
親基板110上のCPU113は、メモリ112に記憶されているAWG114の特性情報を読み出すとともに、メモリ122に記憶されている可変光アッテネータ125およびタップモニタ126それぞれの特性情報を読み出して、これらの読み出した特性情報に基づいて、可変光アッテネータ125,タップモニタ126およびAWG114を経て親基板110から出力される光の特性を制御する。
具体的には、CPU113は、メモリ112に記憶されているAWG114の特性情報、メモリ122に記憶されている可変光アッテネータ125の特性情報、および、メモリ122に記憶されているタップモニタ126の特性情報、それぞれを読み出す。これらの特性情報は、各光部品の波長依存性や温度依存性の情報を含む。そして、CPU113は、可変光アッテネータ125およびタップモニタ126それぞれの特性情報に基づいて、AD/DA変換部127を制御するための制御コマンドを出力する。また、CPU113は、AWG114の特性情報に基づいて、AWG114を制御するための制御コマンドを出力する。
AD/DA変換部127は、タップモニタ126による光パワーモニタ結果を入力し、また、CPU113から出力された制御コマンドを入力する。そして、AD/DA変換部127は、入力した光パワーモニタ結果をデジタル値に変換し、入力した制御コマンドに基づいて上記デジタル値を演算処理する。さらに、AD/DA変換部127は、この演算処理した後のデジタル値をアナログ値に変換し、このアナログ値を可変光アッテネータ125に入力させて、これにより、可変光アッテネータ125における光減衰量を調整する。また、AWG114は、CPU113から出力された制御コマンドを入力し、この制御コマンドに基づいて動作が制御される。
このような制御が行われることにより、各光部品の波長依存性や温度依存性が補償されるので、子基板120から出力される各チャンネルの信号光のパワーは一定になり、また、親基板110から出力される各チャンネルの信号光のパワーも一定になる。しかも、子基板120に搭載された光部品(可変光アッテネータ125およびタップモニタ126)の特性情報は、同じ子基板120に搭載されたメモリ122に記憶されるので、この子基板120が親基板110に拡張接続された場合であっても、上記のように各光部品の波長依存性や温度依存性が補償されて、子基板120から出力される各チャンネルの信号光のパワーは一定になる。
なお、親基板110および子基板120の双方または何れか一方に温度センサが搭載されていて、CPU113は、この温度センサにより測定された温度情報に基づいて制御コマンドを出力するのが好適である。また、CPU113は、外部からバスライン111を介して波長情報を入力して、この波長情報に基づいて制御コマンドを出力するのが好適である。また、メモリ112やメモリ122に記憶させるべき特性情報のデータは、外部からバスライン111またはバスライン121を介して、メモリ112またはメモリ122に記憶させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光複合モジュールの第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る光複合モジュール2の基本構成図である。この図に示される光複合モジュール2は、親基板(第1基板)210と、この親基板210に対して拡張接続可能な子基板(第2基板)220と、を備える。
親基板210上には、バスライン211が設けられ、このバスライン211に接続された不揮発性メモリ212およびCPU(第1制御部)213が搭載され、また、光部品としてAWG214が搭載されている。子基板220上には、バスライン221が設けられ、このバスライン221に接続された不揮発性メモリ222,CPU(第2制御部)223およびAD/DA変換部227が搭載され、また、光部品としてタップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226が搭載されている。
子基板220上の光部品であるタップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226それぞれは8チャンネルのものである。タップモニタ224は、子基板220上の入力用光コネクタを介して外部から8チャンネルの信号光を入力し、この光の一部を光分岐器により岐して取り出して、この光分岐器により分岐されて取り出された光のパワーを受光素子により検出する。可変光アッテネータ225は、タップモニタ224から出力された各チャンネルの信号光を入力して、その各チャンネルの信号光に対して減衰を与えて出力する。可変光アッテネータ225における光減衰量は、可変であり、タップモニタ224およびタップモニタ226それぞれによる光パワーモニタ結果に基づいて調整される。
子基板220上のタップモニタ226は、可変光アッテネータ225から出力された各チャンネルの信号光の光伝送路上に設けられた光分岐器により、その光の一部を分岐して取り出して、この光分岐器により分岐されて取り出された光のパワーを受光素子により検出することで、可変光アッテネータ225から出力された各チャンネルの信号光のパワーをモニタする。そして、タップモニタ226は、子基板220上の出力用光コネクタを介して8チャンネルの信号光を外部へ出力する。
親基板210上の光部品であるAWG214は40チャンネルのものである。AWG214は、親基板210上の入力用光コネクタを介して外部から40チャンネルの信号光を入力し、これらの信号光を合波して、この合波した信号光を親基板210上の出力用光コネクタを介して外部へ出力する。
子基板220上のAD/DA変換部227は、タップモニタ224およびタップモニタ226それぞれによる光パワーモニタ結果を入力し、これをデジタル値に変換して、このデジタル値をバスライン221へ出力する。また、AD/DA変換部227は、バスライン221を経て到達した制御コマンドを入力し、この制御コマンドに基づいて上記デジタル値を演算処理し、この演算処理した後のデジタル値をアナログ値に変換して、このアナログ値を可変光アッテネータ225に入力させることで、可変光アッテネータ225における光減衰量を調整する。
子基板220上のメモリ222は、タップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226それぞれの特性情報を記憶するものであり、その記憶している特性情報のデータをバスライン221へ出力し、或いは、バスライン221を経て入力した特性情報のデータを記憶する。CPU223は、バスライン221を経て入力したデータを処理し、また、制御コマンドやデータをバスライン221へ出力する。
親基板210上のメモリ212は、AWG214の特性情報を記憶するものであり、その記憶している特性情報のデータをバスライン211へ出力し、或いは、バスライン211を経て入力した特性情報のデータを記憶する。CPU213は、バスライン211を経て入力したデータを処理し、また、制御コマンドやデータをバスライン211へ出力する。
親基板210に対して子基板220は拡張接続可能であり、1枚の親基板210に対して5枚まで子基板220が接続され得る。この接続の態様については、図2に示したものと同様である。例えば、親基板210のAWG214が波長λ〜λ40の信号光を合波するものであるとすると、第1の子基板220は波長λ〜λの信号光を処理し、第2の子基板220は波長λ〜λ16の信号光を処理し、第3の子基板220は波長λ17〜λ24の信号光を処理し、第4の子基板220は波長λ25〜λ32の信号光を処理し、また、第5の子基板220は波長λ33〜λ40の信号光を処理する。
そして、親基板210のAWG214は、第1の子基板220から出力される波長λ〜λの信号光、第2の子基板220から出力される波長λ〜λ16の信号光、第3の子基板220から出力される波長λ17〜λ24の信号光、第4の子基板220から出力される波長λ25〜λ32の信号光、および、第5の子基板220から出力される波長λ33〜λ40の信号光を入力して、これらを合波して出力する。なお、親基板210と子基板220〜220それぞれとの間は、例えばリボンファイバにより光学的に接続される。
また、親基板210におけるバスライン211と、子基板220におけるバスライン221とは、互いに接続されている。そして、親基板210上のCPU213は、同じ親基板210上のメモリ212およびAWG214とバスライン211を介して接続されているだけでなく、他方の子基板220上のメモリ222およびAD/DA変換部227とバスライン211およびバスライン221を介して接続されている。また、子基板220上のCPU223は、同じ子基板220上のメモリ222およびAD/DA変換部227とバスライン221を介して接続されている。さらに、これらのバスライン211,221は、外部のホストコンピュータとも接続が可能である。
親基板210上のCPU213は、メモリ212に記憶されているAWG214の特性情報を読み出すとともに、メモリ222に記憶されているタップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226それぞれの特性情報を読み出して、これらの読み出した特性情報に基づいて、AWG214を経て親基板210から出力される光の特性を制御する。
また、子基板220上のCPU223は、メモリ222に記憶されているタップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226それぞれの特性情報を読み出して、これらの読み出した特性情報に基づいて、タップモニタ226を経て子基板220から出力される光の特性を制御する。
具体的には、親基板210上のCPU213は、メモリ212に記憶されているAWG214の特性情報、メモリ222に記憶されているタップモニタ224の特性情報、メモリ222に記憶されている可変光アッテネータ225の特性情報、および、メモリ222に記憶されているタップモニタ226の特性情報、それぞれを読み出す。これらの特性情報は、各光部品の波長依存性や温度依存性の情報を含む。そして、CPU213は、タップモニタ224,可変光アッテネータ225,タップモニタ226およびAWG214それぞれの特性情報に基づいて、AWG214を制御するための制御コマンドを出力する。
また、子基板220上のCPU223は、メモリ222に記憶されているタップモニタ224の特性情報、メモリ222に記憶されている可変光アッテネータ225の特性情報、および、メモリ222に記憶されているタップモニタ226の特性情報、それぞれを読み出す。そして、CPU223は、タップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226それぞれの特性情報に基づいて、AD/DA変換部227を制御するための制御コマンドを出力する。
AD/DA変換部227は、タップモニタ224およびタップモニタ226それぞれによる光パワーモニタ結果を入力し、また、CPU223から出力された制御コマンドを入力する。そして、AD/DA変換部227は、入力した光パワーモニタ結果をデジタル値に変換し、入力した制御コマンドに基づいて上記デジタル値を演算処理する。さらに、AD/DA変換部227は、この演算処理した後のデジタル値をアナログ値に変換し、このアナログ値を可変光アッテネータ225に入力させて、これにより、可変光アッテネータ225における光減衰量を調整する。また、AWG214は、CPU213から出力された制御コマンドを入力し、この制御コマンドに基づいて動作が制御される。
このような制御が行われることにより、各光部品の波長依存性や温度依存性が補償されるので、子基板220から出力される各チャンネルの信号光のパワーは一定になり、また、親基板210から出力される各チャンネルの信号光のパワーも一定になる。しかも、子基板220に搭載された光部品(タップモニタ224,可変光アッテネータ225およびタップモニタ226)の特性情報は、同じ子基板220に搭載されたメモリ222に記憶されるので、この子基板220が親基板210に拡張接続された場合であっても、上記のように各光部品の波長依存性や温度依存性が補償されて、子基板220から出力される各チャンネルの信号光のパワーは一定になる。また、CPU223は、子基板220のみを制御するので、親基板210上のCPU213に大きな負担をかけることなく、高速動作が可能となる。
なお、親基板210および子基板220の双方または何れか一方に温度センサが搭載されていて、CPU213およびCPU223それぞれは、この温度センサにより測定された温度情報に基づいて制御コマンドを出力するのが好適である。また、CPU213およびCPU223それぞれは、外部からバスライン211またはバスライン221を介して波長情報を入力して、この波長情報に基づいて制御コマンドを出力するのが好適である。また、メモリ212やメモリ222に記憶させるべき特性情報のデータは、外部からバスライン211またはバスライン221を介して、メモリ212またはメモリ222に記憶させることができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、親基板に拡張接続される複数の子基板は、上記実施形態では互いに同一種類のものであったが、互いに異なる種類のものであってもよい。後者のような場合にも、各々の子基板に搭載された光部品の特性情報は、同じ子基板に搭載されたメモリに記憶されるので、この子基板が親基板に拡張接続された場合であっても、各光部品の波長依存性や温度依存性が補償されて、子基板の光入出力特性は所望のものとなり得る。
第1実施形態に係る光複合モジュール1の基本構成図である。 第1実施形態に係る光複合モジュール1における拡張接続を説明する図である。 第2実施形態に係る光複合モジュール2の基本構成図である。 温度70℃,25℃および−5℃それぞれの場合におけるタップモニタ出力値の波長依存性を示すグラフである。
符号の説明
1,2…光複合モジュール、110…親基板(第1基板)、111…バスライン、112…メモリ、113…CPU(制御部)、114…AWG、120…子基板(第2基板)、121…バスライン、122…メモリ、125…可変光アッテネータ、126…タップモニタ、127…AD/DA変換部、210…親基板(第1基板)、211…バスライン、212…メモリ、213…CPU(第1制御部)、214…AWG、220…子基板(第2基板)、221…バスライン、222…メモリ、223…CPU(第2制御部)、224…タップモニタ、225…可変光アッテネータ、226…タップモニタ、227…AD/DA変換部。

Claims (2)

  1. 第1光部品と、該第1光部品の特性情報を記憶する第1メモリと、を搭載する第1基板と、
    前記第1光部品に光学的に接続される第2光部品と、該第2光部品の特性情報を記憶する第2メモリと、を搭載し、前記第1基板に対して拡張接続可能な第2基板と、
    前記第1基板上に搭載され、前記第1メモリに記憶されている前記第1光部品の特性情報を読み出すとともに、前記第2メモリに記憶されている前記第2光部品の特性情報を読み出して、これらの読み出した特性情報に基づいて、前記第1光部品および前記第2光部品を経て前記第1基板および前記第2基板から出力される光の特性を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする光複合モジュール。
  2. 第1光部品と、該第1光部品の特性情報を記憶する第1メモリと、を搭載する第1基板と、
    前記第1光部品に光学的に接続される第2光部品と、該第2光部品の特性情報を記憶する第2メモリと、を搭載し、前記第1基板に対して拡張接続可能な第2基板と、
    前記第1基板上に搭載され、前記第1メモリに記憶されている前記第1光部品の特性情報を読み出して、この読み出した特性情報に基づいて、前記第1光部品を経て前記第1基板から出力される光の特性を制御する第1制御部と、
    前記第2基板上に搭載され、前記第2メモリに記憶されている前記第2光部品の特性情報を読み出して、この読み出した特性情報に基づいて、前記第2光部品を経て前記第2基板から出力される光の特性を制御する第2制御部と、
    を備えることを特徴とする光複合モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015092245A (ja) * 2009-10-26 2015-05-14 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 光スプリッタ、及び光スプリッタポートを認識するための方法、及び装置
WO2019235356A1 (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 日本電信電話株式会社 光トランシーバ機能制御システムおよび通信システム制御方法

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