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JP2005259228A - 磁気ヘッドサスペンション - Google Patents

磁気ヘッドサスペンション Download PDF

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JP2005259228A
JP2005259228A JP2004067438A JP2004067438A JP2005259228A JP 2005259228 A JP2005259228 A JP 2005259228A JP 2004067438 A JP2004067438 A JP 2004067438A JP 2004067438 A JP2004067438 A JP 2004067438A JP 2005259228 A JP2005259228 A JP 2005259228A
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longitudinal axis
load beam
central longitudinal
load
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JP2004067438A
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Yasuo Fujimoto
泰夫 藤本
Satoru Takasugi
知 高杉
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Suncall Corp
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Suncall Corp
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

【課題】 共振特性及び耐衝撃性を同時に向上させ得る磁気ヘッドサスペンションを提供する。
【解決手段】 ロードビーム部は、荷重曲げ部に連接される基端領域と、基端領域から先端側へ延びる中間領域とを含んでいる。基端領域は、先端側へ行くに従って中央長手軸線に近接するように傾斜された第1側辺を有し、且つ、中間領域は、第1側辺に連接される第2側辺であって、中央長手軸線と略平行又は先端側へ行くに従って中央長手軸線に近接するように傾斜された第2側辺を有する。第1側辺は第2側辺よりも中央長手軸線に対する傾斜角が大きくされている。該ロードビーム部は、第1側辺及び第2側辺が交差する変曲点と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハードディスク装置等の記憶媒体に対してデータをリード及び/又はライトする為の磁気ヘッドを支持するサスペンションに関する。
磁気ヘッドサスペンションには、共振特性の向上及び耐衝撃性の向上が望まれる。
即ち、搭載する磁気ヘッドを、ハードディスク装置等の記憶媒体における目的トラック上へ向けてシーク方向へ高速移動させる為には、磁気ヘッドサスペンションの共振周波数を高める必要がある。
又、磁気ヘッドがロード位置に位置する際(即ち、磁気ヘッドが記憶媒体上で浮上状態とされている際)に衝撃が加わった場合において、磁気ヘッドがZ方向(記憶媒体の記憶面と直交する方向)へ跳躍して記憶媒体の記憶面を損傷することを防止する為には、耐衝撃性を高める必要がある。
しかしながら、共振特性の向上と耐衝撃性の向上とは相反しており、これらをバランス良く向上させた磁気ヘッドサスペンションは存在しない。
即ち、共振特性を向上させる為には、磁気ヘッドサスペンションの剛性を高める必要がある。
例えば、ロードビーム部を長手方向略全域に亘って積層構造とすることにより、該ロードビーム部の剛性を高め、これにより、共振特性の向上を図ることが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、該従来の磁気ヘッドサスペンションにおいては、ロードビーム部の重量が大きくなってしまい、耐衝撃性が悪化する。
特開平10−31873号公報
本発明は、斯かる従来技術に鑑みなされたものであり、共振特性及び耐衝撃性を同時に向上させ得る磁気ヘッドサスペンションの提供を、一の目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、磁気ヘッドスライダを支持する磁気ヘッド搭載領域を有するフレクシャ部と、前記磁気ヘッドスライダを記憶媒体の記憶面へ向けて押し付ける荷重を発生させる荷重曲げ部と、前記荷重を前記磁気ヘッド搭載領域へ伝達するロードビーム部と、前記荷重曲げ部を支持する基部とを有する磁気ヘッドサスペンションを提供する。
前記ロードビーム部は、前記荷重曲げ部に連接される基端領域と、該基端領域から先端側へ延びる中間領域と、該中間領域から先端側へ延び、前記磁気ヘッド搭載領域へ至る先端領域とを含んでいる。
前記基端領域は、先端側へ行くに従って該磁気ヘッドサスペンションの中央長手軸線に近接するように傾斜された第1側辺を有している。
前記中間領域は、前記第1側辺に連接される第2側辺であって、前記中央長手軸線と略平行又は先端側へ行くに従って該中央長手軸線に近接するように傾斜された第2側辺を有している。
前記第1側辺は前記第2側辺よりも前記中央長手軸線に対する傾斜角が大きくされている。
該ロードビーム部は、前記第1側辺及び第2側辺が交差する変曲点と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造が設けられている。
好ましくは、前記先端領域は、前記第2側辺に連接される第3側辺であって、先端側へ行くに従って前記中央長手軸線から離間するように傾斜された第3側辺を有するものとされる。
斯かる好ましい態様において、前記ロードビーム部は、前記第2側辺及び第3側辺が交差する変曲点と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造が設けられている。
一態様においては、前記補強構造は、前記変曲点を跨ぐように、対応する側辺に設けられたフランジとされる。
該一態様において、好ましくは、前記フランジは、前記ロードビーム部の長手方向略全域に亘って延びるものとされる。
前記一態様において、より好ましくは、前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された開口を有し、該開口の側縁にはフランジが設けられる。
これに代えて、前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された絞り部を有し得る。
他態様においては、前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された開口を有し得る。
該他態様において、前記補強構造は、該開口の側縁に設けられたフランジとされる。
さらに他態様においては、前記補強構造は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された絞り部とされる。
該態様において、好ましくは、前記絞り部は、対応する変曲点に沿うように形成される。
前記種々の態様において、好ましくは、前記ロードビーム部及び前記荷重曲げ部は単一部材によって一体形成される。
これに代えて、前記ロードビーム部及び前記荷重曲げ部は別部材によって形成され得る。
本発明によれば、ロードビーム部の基端領域における第1側辺を先端側へ行くに従って中央長手軸線に近接するように傾斜させ、且つ、中間領域における第2側辺よりも傾斜角を大きくしたので、該ロードビーム部の質量を可及的に低減させ、耐衝撃性を向上させることができる。
さらに、前記第1側辺及び前記第2側辺が交差する変曲点と長手方向同一位置には補強構造を設けたので、質量低減に伴う剛性の低下を防止して、共振特性を維持することができる。
以下、本発明に係る磁気ヘッドサスペンションの好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1を、ハードディスク等の記憶媒体の記憶面とは反対側から視た上面図である。
又、図2は、図1におけるII部拡大図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1は、磁気ヘッドスライダ(図示せず)を支持する磁気ヘッド搭載領域11を有するフレクシャ部10と、前記磁気ヘッドスライダを記憶媒体の記憶面へ向けて押し付ける荷重を発生させる荷重曲げ部30と、前記荷重曲げ部30において発生される荷重を前記フレクシャ部10に伝達するロードビーム部20と、前記荷重曲げ部30を支持する基部40とを備えている。
前記フレクシャ部10は、例えば、厚さ10μm〜30μmのステンレス板材から形成される。
該フレクシャ部10は、前記磁気ヘッド搭載領域が片持ち支持されるように構成されている。
本実施の形態においては、該フレクシャ部10は、前記ロードビーム部20を構成する部材とは別体の部材によって構成されており、該フレクシャ部10は、前記ロードビーム部20との重合領域の任意位置において該ロードビーム部20に溶接61によって接合されている。
なお、本実施の形態においては、該フレクシャ部10に、前記磁気ヘッドスライダ100と外部部材とを電気的に接続する配線体50が一体的に積層されている。
前記荷重曲げ部30は、磁気ディスク等の記憶媒体の回転に伴って磁気ヘッドスライダと記憶面との間に生じる空気膜の圧力に抗して、該磁気ヘッドスライダを記憶面へ向けて押し付け、該磁気ヘッドスライダの一定の浮上量を確保する為の磁気ヘッド押し付け荷重を発生させる板ばねとして機能する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態においては、該荷重曲げ部30は、前記ロードビーム部20を構成する部材によって形成されている。
即ち、本実施の形態においては、該ロードビーム部20及び前記荷重曲げ部30は単一部材によって一体形成されている。
該荷重曲げ部30は、例えば、板厚25μm〜50μmのステンレス材によって形成される。
前記基部40は、互いに接合された前記フレクシャ部10,ロードビーム部20及び荷重曲げ部30からなるアッセンブリを支持すると共に、該アッセンブリに対してアクチュエータからの駆動力を伝達し得るように構成されている。
本実施の形態においては、該基部40は、ボイスコイルモータのベアリングに取り付けられるアームとされている。該アームは、例えば、板厚0.10mm〜0.50mmのステンレス材によって形成される。
なお、該基部40は、前記アームに代えて、Eブロックにかしめにより取り付けられるマウント41とすることも可能である。
前記ロードビーム部20は、前記荷重曲げ部30によって発生される磁気ヘッド押し付け荷重を前記フレクシャ部10に伝達すると共に、磁気ヘッドスライダ100をシーク方向へ移動させ、目的のトラックに位置決めさせるものである。
本実施の形態においては、該ロードビーム部20は、下記構成を備えることにより、共振特性及び耐衝撃性の双方の向上を図っている。
即ち、該ロードビーム部20は、前記荷重曲げ部30に連接される基端領域21と、該基端領域21から先端側へ延びる中間領域22と、該中間領域22から先端側へ延び、前記磁気ヘッド搭載領域11へ至る先端領域23とを有している。
なお、図中の符号24は、前記先端領域のさらに先端側に連接されたリフトタブである。
前記基端領域21は、図2に示すように、平面視において、先端側へ行くに従って該磁気ヘッドサスペンション1の中央長手軸線Lに近接するように傾斜された側辺21a(以下、第1側辺という)を有している。
なお、本実施の形態においては、前記基端領域21は、さらに、前記第1側辺21aと前記荷重曲げ部30との間において、前記中央長手軸線Lと略平行に延びる基端側辺21bを有している。
前記中間領域22は、図2に示すように、前記第1側辺21aに連接される側辺22aであって、平面視において、前記中央長手軸線Lと略平行又は先端側へ行くに従って該中央長手軸線Lに近接するように傾斜された側辺22a(以下、第2側辺という)を有している。
該ロードビーム部20においては、前記第1側辺21aの前記中央長手軸線Lに対する傾斜角を前記第2側辺22aの前記中央長手軸線Lに対する傾斜角よりも大きくしており、これにより、該ロードビーム部20の質量低減化を図っている。
図3に、先端側へ行くに従って中央長手軸線に近接するように一定の傾きで傾斜された側辺200aを有するロードビーム部200を備えた従来の磁気ヘッドサスペンション100の上面図を示す。
又、図4に、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1のロードビーム部20と前記従来の磁気ヘッドサスペンション100のロードビーム部200とを重ね合わせた模式図を示す。
前述の通り、前記ロードビーム部20は、前記第1側辺21aの前記中央長手軸線Lに対する傾斜角を前記第2側辺22aの前記中央長手軸線Lに対する傾斜角よりも大きくしている。
従って、前記従来の磁気ヘッドサスペンション100におけるロードビーム部200に比して、図4に示す領域A部に相当する質量を低減化させることができ、これにより、耐衝撃性を向上させている。
さらに、該ロードビーム部20は、図2に示すように、前記第1側辺21a及び前記第2側辺22aが交差する変曲点C1と中央長手軸方向に関し同一位置には補強構造が存在するように構成されており、これにより、前記領域Aを削除することによる剛性の低下を補っている。
即ち、傾斜角が変位する前記変曲点C1が最も剛性が弱まることを考慮して、該ロードビーム部20は、少なくとも該変曲点C1と中央長手軸方向同一位置には補強構造が存在するように構成されている。
具体的には、該ロードビーム部20は、前記補強構造として、前記中央長手軸方向に関し前記変曲点C1を跨ぐように、前記第1側辺21a及び前記第2側辺22aに設けられたフランジ70を有している。
より好ましくは、前記フランジ70は、該ロードビーム部20の長手方向略全域に亘って設けられ、これにより、該ロードビーム部20の剛性をより向上させることができる。
このように、本実施の形態においては、前記第1側辺21aを第2側辺22aよりも中央長手軸線Lに対して急傾斜とすることにより、ロードビーム部20の質量を低減させて該ロードビーム部20の耐衝撃性(限界加速度)を向上させると共に、前記第1側辺21a及び第2側辺22aが交差する変曲点C1と中央長手軸方向同一位置に補強構造(図示の形態においてはフランジ70)を設けることにより、該ロードビーム部20の剛性低下を防止して、共振特性を向上させている。
さらに、前記ロードビーム部20においては、前記先端領域23が、前記第2側辺22aに連接される側辺23aであって、先端側へ行くに従って前記中央長手軸線Lから離間するように傾斜された側辺23a(以下、第3側辺という)を有するものとされており、これにより、該ロードビーム部20の質量を可及的に減少させつつ、GBB方式の磁気ヘッドサスペンションにも対応可能となっている。
即ち、フレクシャ部10に支持される配線50と磁気ヘッドの端子とを、金によるボールボンディングによって電気的に接続するGBB方式においては、ロードビーム部20における磁気ヘッドの端子位置に対応した領域(以下、端子対応領域という)に、はんだジグ挿通用の開口25を設ける必要がある(図2参照)。
つまり、GBB方式に適用されるロードビーム部20においては、先端領域の幅は前記はんだジグ挿通用開口25によって画されることになる。
本実施の形態における前記ロードビーム部20は、斯かるGBB方式に対応しつつ、質量を可及的に低減させる為に、前記第2側辺22aに連接される前記第3側辺23aを、先端側へ行くに従って中央長手軸線Lから離間するように傾斜させている。
斯かる第3側辺23aを備えることにより、図4に示す領域B部に相当する質量を低減化させることができ、これにより、耐衝撃性をより向上させている。
さらに、該ロードビーム部20は、前記第2側辺22a及び前記第3側辺23aが交差する変曲点C2の剛性低下を補う為に、該変曲点C2と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造(図示の形態においては、フランジ70)を有している。
従って、耐衝撃性を向上させつつ、剛性低下を防止して共振特性の向上を図ることができる。
ここで、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1のディンプル位置20aにおける耐衝撃性及び共振特性の関係を、下記条件下(以下、実施例という)の有限要素法解析に基づき説明する。
・実施例の解析条件
ロードビーム部20の材料 SUS304(ヤング率19700kgf/mm、密度8.03×10−6kgf/mm
ロードビーム部20の板厚t=0.038mm
第1側辺21aの基端幅W1a=3.547mm
第1側辺21aの先端幅W1b=1.179mm
第2側辺22aの先端幅W2=0.834mm
第3側辺23aの先端幅W3=1.211mm
基端領域21の基端から先端領域23の先端までの長さL=7.619mm
第1側辺21の基端から第3側辺23の先端までの長さL1=7.111mm
ロードビーム部20の基端からディンプル20aまでの距離Ld=6.365mm
補強構造として、第1側辺21〜第3側辺23の全域に形成されたフランジの高さh=0.16mm
斯かる寸法の磁気ヘッドサスペンション1において、基部40の取付孔部を完全拘束状態とした。又、磁気ヘッドスライダと記憶媒体の記憶面との間に作用するエアベアリングの剛性を模擬する為に、基端部が該磁気ヘッドスライダに連結され且つ先端部が固定状態とされたばね要素を用いた。
そして、斯かる拘束条件下の実施例に対して、最大値が1G及び波長(2msec,1msec及び0.5msec)の正弦半波を前記拘束位置に入力して、前記磁気ヘッドスライダの中心部の跳躍量を有限解析によって求めた。
該解析結果を表1に示す。
さらに、該実施例のねじれ1次モード及びねじれ2次モードの共振周波数を有限解析によって求めた。
該解析結果を表1に併せて示す。
Figure 2005259228
比較対象として、図3に示す従来の磁気ヘッドサスペンション100(以下、比較例という)についても同様の解析を行った。
なお、該比較例において、ロードビーム部200以外の部材は前記実施例と同一構成とした。
又、ロードビーム部200は、前記実施例における第1側辺21〜第3側辺23に相当する部位が均一な傾きの側辺200aを有するものとした。そして、該側辺200aの基端幅w1及び先端幅w3を、それぞれ、前記第1側辺21の基端幅W1a及び前記第3側辺23の先端幅W3と同一とし、且つ、該側辺200aに高さ0.16mmのフランジを設けた。なお、該ロードビーム200の板厚は、前記ロードビーム部20と同じ0.038mmとした。
該比較例における解析結果を表1に併せて示す。
表1から明らかなように、実施例は、耐衝撃性が比較例に比して約1.5倍向上されていることが確認された。
又、共振特性に関しても、ねじれ1次モード及びねじれ2次モードの双方において、実施例は比較例に対して向上されている。
以上のように、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1においては、ロードビーム部20の基端領域21における第1側辺21aを中間領域22における第2側辺22aよりも中央長手軸線Lに対して近接する方向へ急傾斜させている為、ロードビーム部20の質量、特に、荷重曲げ部30から先端側へ離間された領域の質量を低減させることができ、これにより、耐衝撃性の向上が可能となっている。
さらに、前記第1側辺21及び前記第2側辺22が交差する変曲点C1と中央長手軸方向同一位置には補強構造(図示の形態においてはフランジ70)を備えたので、最も弱剛性となる部位を効果的に補強することができ、これにより、共振特性の向上が可能となっている。
なお、本実施の形態においては、前記補強構造としてフランジ70を備えたが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
例えば、前記フランジ70に代えて又は加えて、前記ロードビーム部20に設けた中空開口26の側辺26aにフランジ71を設けたり(図5参照)、又は、前記ロードビーム部20に絞り部72を設けることができる(図6参照)。
また、本実施の形態においては、前述の通り、前記ロードビーム部20と前記荷重曲げ部30とを単一部材によって一体形成したが、これらを別部材によって形成することも可能である。
このように、前記ロードビーム部20及び前記荷重曲げ部30を別部材によって形成することにより、それぞれの板厚を自由に設定することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図である。 図2は、図1におけるII部拡大図である。 図3は、従来の磁気ヘッドサスペンションにおけるロードビーム部の上面図である。 図4は、図1に示す磁気ヘッドサスペンションにおけるロードビーム部と図3に示す従来の磁気ヘッドサスペンションにおけるロードビーム部とを重ね合わせた模式図である。 図5(a)は、図1に示す磁気ヘッドサスペンションにおけるロードビーム部の変形例の上面図である。 図5(b)は、図5(a)におけるV-V線断面図である。 図6(a)は、図1に示す磁気ヘッドサスペンションにおけるロードビーム部のさらに他の変形例の上面図である。 図6(b)は、図6(a)におけるVI-VI線断面図である。
符号の説明
1 磁気ヘッドサスペンション
10 フレクシャ部
20 ロードビーム部
21 基端領域
21a 第1側辺
22 中間領域
22a 第2側辺
23 先端領域
23a 第3側辺
30 荷重曲げ部
40 基部
70,71 フランジ
72 絞り部
L 中央長手軸線
C1 第1側辺及び第2側辺の交差点
C2 第2側辺及び第3側辺の交差点

Claims (11)

  1. 磁気ヘッドスライダを支持する磁気ヘッド搭載領域を有するフレクシャ部と、前記磁気ヘッドスライダを記憶媒体の記憶面へ向けて押し付ける荷重を発生させる荷重曲げ部と、前記荷重を前記磁気ヘッド搭載領域へ伝達するロードビーム部と、前記荷重曲げ部を支持する基部とを有する磁気ヘッドサスペンションであって、
    前記ロードビーム部は、前記荷重曲げ部に連接される基端領域と、該基端領域から先端側へ延びる中間領域と、該中間領域から先端側へ延び、前記磁気ヘッド搭載領域へ至る先端領域とを含み、
    前記基端領域は、先端側へ行くに従って該磁気ヘッドサスペンションの中央長手軸線に近接するように傾斜された第1側辺を有し、
    前記中間領域は、前記第1側辺に連接される第2側辺であって、前記中央長手軸線と略平行又は先端側へ行くに従って該中央長手軸線に近接するように傾斜された第2側辺を有し、
    前記第1側辺は前記第2側辺よりも前記中央長手軸線に対する傾斜角が大きくされており、
    さらに、該ロードビーム部は、前記第1側辺及び第2側辺が交差する変曲点と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造が設けられていることを特徴とする磁気ヘッドサスペンション。
  2. 前記先端領域は、前記第2側辺に連接される第3側辺であって、先端側へ行くに従って前記中央長手軸線から離間するように傾斜された第3側辺を有しており、
    前記ロードビーム部は、前記第2側辺及び第3側辺が交差する変曲点と中央長手軸方向に関し同一位置に補強構造が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  3. 前記補強構造は、前記変曲点を跨ぐように、対応する側辺に設けられたフランジであることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  4. 前記フランジは、前記ロードビーム部の長手方向略全域に亘って延びていることを特徴とする請求項3に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  5. 前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された開口を有しており、
    該開口の側縁にはフランジが設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  6. 前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された絞り部を有していることを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  7. 前記ロードビーム部は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された開口を有しており、
    前記補強構造は、該開口の側縁に設けられたフランジであることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  8. 前記補強構造は、中央長手軸方向に関し前記変曲点を跨ぐように形成された絞り部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  9. 前記絞り部は、対応する変曲点に沿うように形成されていることを特徴とする請求項8に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  10. 前記ロードビーム部及び前記荷重曲げ部は単一部材によって一体形成されていることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  11. 前記ロードビーム部及び前記荷重曲げ部は別部材によって形成されていることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
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