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JP2005257862A - 定着部材、及び定着装置 - Google Patents

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JP2005257862A
JP2005257862A JP2004067090A JP2004067090A JP2005257862A JP 2005257862 A JP2005257862 A JP 2005257862A JP 2004067090 A JP2004067090 A JP 2004067090A JP 2004067090 A JP2004067090 A JP 2004067090A JP 2005257862 A JP2005257862 A JP 2005257862A
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Masashi Komata
将史 小俣
Kazuhisa Kenmochi
剱持和久
Keisuke Abe
敬介 阿部
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Abstract

【課題】記録部材上にトナー像を記録する電子写真方式等の定着プロセスにおいて、トナー像を記録材の起伏に左右される事無く、記録材上で均一につぶすように定着させ、記録材上の定着画像に濃度ムラをなくす事、および記録材の凹凸による定着性の悪化を防止することを目的とする。
【解決手段】定着部材10の表層である離型性層10cよりも下に位置する例えばプライマー層10bなどに、熱伝導性が2.5E−2W/mmK以上で粒径が5μm〜30μmである粗し粒子Pを混ぜ、プライマー層10cを粗すことで、離型性層10cの表面の表面粗さを粗くする。表面粗さとしては相対負荷長さで10%、1.0μm)、80%、2.5μm以上になるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば電子写真方式、静電記録方式等の作像プロセスを採用した画像形成装置に用いられる定着装置の定着部材に関し、特に作像プロセス部で記録材(転写材、印字用紙、感光紙、静電記録紙等)に転写方式あるいは直接方式で形成担持させた、目的の画像情報の未定着トナー像を熱定着処理して定着画像を形成するための加熱定着装置に用いられる定着部材、該定着部材を有する定着装置に関するものである。
従来、電子写真方式、静電記録方式等を採用する画像形成装置に具備される定着装置には、互いに圧接して回転する定着ローラと加圧ローラとで形成されるニップ部に、未定着トナー像を担持した記録材を通過させる、いわゆる熱ローラ方式(ローラ加熱方式)定着装置が広く用いられている。
図8に従来における熱ローラ方式定着装置の一例を示す。この定着装置は、内部にハロゲンランプ等の加熱体Hを挿入した定着部材としての定着ローラ(熱ローラ)10と、加圧部材としての芯がねの周囲にシリコーンゴム等の弾性体を形成した加圧部材としての弾性加圧ローラ11とを並行に配置、圧接し、加圧ローラを弾性変形させることで定着ニップ部Nを形成し、未定着トナー像を形成担持させた記録材Sを、該ローラ対10・11のニップ部Nを通過させることで熱および圧力によりトナー像を記録材に定着させる。
定着ローラ10としては、例えば特許文献1に開示される層構成のものが使用されている。すなわち、アルミの中空芯がね10aの外面にプライマー層10b、さらにその外面に離型性及び耐熱性に優れた性能を示すポリテトラフルオロエチレン共重合体(PTFE)、パーフルオロアルコキシテトラフルオロエチレン共重合体(PFA)の如き離型性層10cが形成されている。離型性層はチューブ状に形成された材料の被覆、あるいは静電スプレー、ディッピング塗工の如き塗工により形成されている。アルミの中空芯がね10aの内部に配設した加熱体Hとしてのハロゲンランプであり、不図示の電源からの通電により、中空がね内部から記録材上のトナーを融解させるのに十分な加熱を行う。
しかしながら、上記の従来の定着ローラ10においては、記録材Sとして、表面の起伏が大きい紙の紙上のトナーに対しては、与える熱量が不均一になってしまうことがあった。すなわち紙表面の起伏で“山”に位置する部分では、定着ローラ表面とよく密着し熱及び圧力がよくかかるのに対して、“谷”に位置する部分では、定着ローラとの密着性が悪くなるため、それぞれの部分でのトナーのつぶれ具合が異なり、結果的に局所的な定着性の悪化や濃度ムラを引き起こすことがあった。とくにこのつぶれ具合の違いによる上記問題は、孤立ドットよりなるハーフトーン画像で顕著にみられる。
中空芯がね10aと離型性層10cとの間にシリコーンゴムからなる弾性層を設けることで、定着ローラの紙凹凸に対する追随性を良くし、これにより紙表面の起伏が大きい紙に対しても均一に熱がかけられるようにすることができるが、この場合には、定着部材の熱容量増加にともない加熱定着装置の立ち上げ時に温調温度までに達するウェイトタイムの増加、消費電力の増加や定着ローラの部品コスト増加などの弊害が発生してしまう。また加熱定着装置の温調温度を上げることで紙表面の“谷”部に位置するトナーに与える熱量を増やすこともできるが、この場合“山”部のトナーが逆に加熱しすぎ気味になり、オフセットしやすくなる。また消費電力の増加や、加熱定着装置の一層の耐熱性が求められ、より耐熱グレードの高い材料の使用を余儀なくされることによるコストアップや、製品のスペックダウンなど諸々の弊害が発生してしまう。
特開2002−40856号公報
上記事情を鑑み、本発明は定着部材の熱容量増加や定着温調温度の上昇などといった弊害なく、前記のトナーと定着部材の密着性の違いによる、定着不良や濃度ムラの発生をなくすことを目的とする。
上記課題を解決するため、本出願にかかる発明は以下の構成を特徴とする。
(1)表面に離型性層を有する定着部材及び該定着部材に圧接して定着ニップを形成するための加圧部材を有し、未定着トナー像が形成された記録材を該定着ニップ間に通過させることにより、上記未定着トナー像を記録材上に定着画像として定着させる定着装置に用いられる定着部材において、離型性層の表面は、断面曲線で最大高さ(JISB0601−1982)が3.0μm以上で、相対負荷曲線での相対負荷長さが10%の所でのカッティング深さが1μm以上、且つ80%の所でのカッティング深さが2.5μm以上ある表面起伏を有していることを特徴とする定着部材。
(2)離型性層の表面起伏は離型性層より下層の表面形状をあらすことで形成されたことを特徴とする(1)に記載の定着部材。
(3)離型性層より下層の表面形状のあらしは、研磨剤をブラストすることで形成されたことを特徴とする(2)に記載の定着部材。
(4)離型性層の表面起伏は該離型性層より下層の層中に粗し粒子を分散させたことで形成されたことを特徴とする(1)に記載の定着部材。
(5)粗し粒子は、熱伝導率が10W/mk以上、平均粒径が3.5μm以上であることを特徴とする(4)に記載の定着部材。
(6)粗し粒子は、金属酸化物の不定形粒子よりなることを特徴とする(4)又は(5)に記載の定着部材。
(7)上記定着部材はロール形状に形成されていることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれか一項に記載の定着部材。
(8)上記定着部材はベルト又はフィルム形状に形成されていることを特徴とする(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の定着部材。
(9)定着部材及び該定着部材に圧接して定着ニップを形成するための加圧部材とを有し、未定着トナー像が形成された記録材を該定着ニップ間に通過させることにより、上記未定着トナー像を記録材上に定着画像として定着させる定着装置において、上記定着部材が(1)ないし(8)のいずれか一項に記載の定着部材であることを特徴とする定着装置。
すなわち上記(1)の第一の発明に係る定着部材は、離型性層の表面起伏を上記のように有することにより“山”部のトナーをつぶしすぎず、“谷”部のトナーを適度につぶすようになるため、定着性のムラ、濃度ムラを改善することが可能となる。
さらに上記(2)の第二の発明に係る定着部材は、離型性層より下層の層表面をあらすことで、表層の離型性層の離型性を損なうことなく、定着性のムラ、濃度ムラを改善することができる。
さらに上記(3)の第三の発明に係る定着部材は、理離型性層より下層の層表面を研磨剤のブラストによりあらすことで耐久性に優れた定着部材を提供できる。
さらに上記(4)の第四の発明に係る定着部材は、離型性層より下層の層中に粗し粒子をいれることで製造上容易にかつ表層の離型性層の離型性を損なうことなく、定着性のムラ、濃度ムラを改善することができる。
さらに上記(5)の第五の発明に係る定着部材は、粗し粒子の熱伝導度、粒径を上記のようにすることでさらに“谷”部への熱伝導度を上げることができ、定着性のムラを第一、第二の発明よりもさらに改善することができる。
さらに上記(6)の第六の発明に係る定着部材は、粗し粒子として上記部材を用いることで耐久安定性に優れた定着部材を提供できる。また不定形粒子を用いる事で球形など定型粒子を用いる場合と比べてより安価に製造する事が出来る。
さらに上記(7)の第七の発明に係る定着部材は、定着ムラと濃度ムラを両立した定着部材を提供するにあたり、装置の高速化をする上で望ましい。
さらに上記(8)の第八の発明に係る定着部材は、定着ムラと濃度ムラを両立した定着部材を提供するにあたり、伝熱効率のより高い定着部材を提供する上で望ましい。
さらに上記(9)の第九の発明に係る定着装置は、上記第一乃至第八の定着部材を用いた定着装置であり、これにより定着ムラと濃度ムラを両立した定着装置を提供することができる。
要するに、本発明においては、定着ローラや定着フィルム等の定着部材の表面粗さを粗くする。粗さとしては表面の断面曲線において最大高さ(JISB0601−1982)が3.0μm以上、相対負荷長さが10%−1.0μm以上、80%−2.5μm以上に設定する。また粗しかたとして熱電動性の高い金属酸化物の粒子をまぜて粗くする。これにより、PBSパターンなどのハーフトーンのガサツキ対策および定着性の向上がなされる。上記範囲を外れると、すなわち、最大高さが3.0μmよりも小さく、また相対負荷長さが10%−1.0μmよりも小さく、80%−2.5μmよりも小さいと、所期の効果が得られない。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施例にのみ限定されるものではない。
(1)画像形成装置例
図1は本実施例における画像形成装置の概略構成図である。本実施例の画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置であり、静電潜像を表面に担持する像担持体である感光ドラム1と、感光ドラム1を一様に負に帯電する帯電手段である帯電器2と、帯電された感光ドラム1に光Lを照射して静電潜像を形成する静電潜像形成手段である露光手段3と、感光ドラム1上に現像剤のトナーを供給して静電潜像を顕像化する現像手段としての現像装置4と、顕像化された静電潜像であるトナー像を紙等の記録材Sに転写する転写手段である転写ローラ6と、一対のローラからなり、転写ローラ6へ記録材Sを挟持搬送する記録材供給手段であるレジストローラ5と、転写後に感光ドラム1上に残る転写残トナーを除去するクリーニング手段であるブレード7と、トナー像を担持した記録材を次段へ搬送する搬送系8と、トナー像を記録材に定着する定着装置20とを有している。
作像動作を説明する。本実施例の画像形成装置のプロセススピードは90mm/Sec、A4紙を毎分14枚プリントできる。感光ドラム1は矢印の時計方向に所定の速度にて回転駆動され、帯電器2によって一様にマイナス帯電され、露光手段3による光像露光Lにより感光ドラム1の表面には潜像が形成される。この潜像は、マイナスに帯電するトナーを用いる現像装置4によりトナー像として反転現像(可視化)される。一方、不図示の給紙機構部から記録材(転写材)Sが1枚分離給送され、レジストローラ5の位置で一時待機状態にされる。レジストローラ5は所定の制御タイミングにおいて回転駆動されて一時待機状態の記録材Sを挟持搬送して、感光ドラム1と転写ローラ6との当接部である転写ニップ部Tに給送する。レジストローラ5の駆動制御タイミングは、回転する感光ドラム上のトナー像の先端部が転写ニップ部Tに到達したとき記録材Sの先端部も転写ニップ部Tに丁度到達する状態になるタイミングである。転写ニップ部Tに給送された記録材Sは、転写ニップ部Tを挟持搬送され、転写ローラ6に印加した、トナーの帯電極性とは逆極性のプラスの転写バイアスによる電界により、感光ドラム1側のトナー像の静電転写を順次に受ける。転写ニップ部Tを出た記録材Sは感光ドラム1の面から分離されて、搬送系8で定着装置20へ導入されてトナー画像の定着処理を受け、画像形成物として機外に排紙される。記録材分離後の感光ドラム1面はクリーニング手段であるブレード7によってクリーニングされて次の画像形成工程に備える。
(2)定着装置20
本実施例における定着装置20は熱ローラ方式定着装置である。図2はその概略図である。
10は定着部材としての定着ローラ(熱ローラ)、11は加圧部材としての加圧ローラである。定着ローラ10と加圧ローラ11は上下に並行に配列して所定の押圧力で圧接させて、所定幅の定着ニップ部Nを形成させている。また定着ローラ10と加圧ローラ11は矢印の方向に所定の速度にて回転駆動される。
定着ローラ10は、外径30mm、肉厚2mmのアルミニウム円筒状の芯がね10a上に、粗し粒子を有するが約7μm厚のプライマー層10bと、さらにその上に約12μm厚のフッ素樹脂の離型性層10cを有している。また、内部には加熱体として、ハロゲンヒータHが配設されている。給電回路100からハロゲンヒータHに電力が供給され、該ハロゲンヒータHの発熱で定着ローラ10が内側から加熱される。この定着ローラ10の表面温度がサーミスタ等の検温素子THで検温されてその電気的検温情報が制御回路101に入力する。制御回路101は検温素子THから入力する検温情報が所定の定着温度に維持されるように給電回路100からハロゲンヒータHに供給される電力を制御して定着ローラ10の温度を温調する。
12は定着ローラ10に対するバイアス印加電源であり、定着ローラ10の芯がね10aに抵抗13を介して、トナーの帯電極性(マイナス)と同極性の−500Vの電圧を印加できる構成になっている。このバイアス印加により記録材S側から定着ローラ10側へのトナーのオフセットが静電的に防止される。
加圧ローラ11は外径24mmで、外径12mmの芯がね11a上に導電性シリコーンスポンジの弾性層11bを設け、定着に十分な熱量を与えるだけのニップを定着ローラ10に圧接することで形成するように設けられている。また、加圧ローラ11の最外層は30μm厚のPFAチューブ11cで形成され、離型性を向上させている。
9は定着ニップ部Nよりも記録材搬送方向上流側に配設した記録材入り口ガイド板であり、定着ニップ部への記録材Sの進入位置を決定して紙シワ等を防止する。
16は定着ニップ部Nよりも記録材下流側に配設した記録材搬送ローラであり、定着ニップ部Nから不図示の排紙トレーへと記録材Sを案内する。この搬送ローラ16は導電性のプラスチックによって形成されており、アースに接続されている。
転写ニップ部Tで感光ドラム1側からトナー像の転写を受けた記録材Sは搬送系8及び入り口ガイド板9を通って定着装置20の定着ニップ部Nに案内され、定着ニップ部Nにて挟持搬送されながら定着ローラ10と加圧ローラ11により加熱及び加圧されてトナー像の定着が行われる。定着ローラ10では、前述した加熱体であるハロゲンランプHが給電回路100からの通電により、芯がねであるアルミニウム円筒10a内部から記録材S上のトナーを融解させるための加熱を行う。定着温調温度としては、20℃/30%環境で80g/m紙上に5mm角のベタ画像が定着できるような温調温度として設定される。より具体的には5mm角を1.96N(200gf)の力でシルボン紙で5mm角の定着画像をこする前後での濃度をマクベス濃度計で測定しその低下率が25%以内になるように180℃に設定した。
(2)定着部材の表面起伏
本実施例における定着部材である定着ローラ10は、前記したように、外径30mm、肉厚2mmのアルミニウム円筒10a上に、粗し粒子を有する約7μm厚のプライマー層10b、さらにその上に約12μm厚のフッ素樹脂の離型性層10cを有している。図3は上記層構成の模式図である。
プライマー層10bは、フッ素系の樹脂からなり、導電性をもたせるためのカーボンブラックと、粗し粒子Pが分散されている。そのため粗し粒子Pの形状にあわせて中間層であるプライマー層10bに凹凸が形成されるとともに、その影響は定着ローラ表面層である離型性層10cの表面にも凹凸となって現れる。
離型性層10cは、離型性に優れた性能を示すポリテトラフルオロエチレン共重合体(PTFE)、及びパーフルオロアルコキシテトラフルオロエチレン共重合体(PFA)が7:3の割合で混合して形成された層である。
より詳しくは、離型性層10cは、PTFEおよびPFAを7:3の割合で混合し形成した水性ディスパージョン(水分散液)に、中抵抗粒子である酸化チタン粒子30質量%を混合撹拌し、上記アルミ芯金10aにディッピング塗工した後乾燥、焼き付けを行うことにより、およそ12μmの厚みに形成された層である。なお、酸化チタン粒子は、平均粒子径が0.4μmであり、表面をAlで親水化処理した酸化チタン粒子を使用した。
ここで、粒子の粒径測定法として、いくつかの方法が知られているが、本発明においては、レーザー顕微鏡を用いた測定を行った。具体的には粉体のサンプルを平面状の試料台に載せ、レーザー顕微鏡(キーエンス製VK9500)で粒子を観察しながら、粒子各々の最大高さ(試料台の平面から垂直方向の高さの最大値)を測定し、任意に選定した粒子100個の最大高さの平均値を平均粒径として測定した。
離型性層10cは、上記酸化チタン粒子を上記共重合体中に分散することにより、定着ローラ10の表面抵抗をコントロールする。本実施例では概ね、表面抵抗値;1.5×10Ω、体積抵抗値;8.2×1013Ωcmに設定した。
以下、実際に本実施例において、濃度低下率およびハーフトーン画像の濃度ムラに対する効果を粗し粒子Pを振った以下の具体例をもとに説明する。
定着性の評価は15℃/20%の環境でPloverBond75g/m紙に1d1S横線のハーフトーン画像を5mm角に印字したパターンを用いて評価した。また定着条件をそろえるために具体例と比較例の両者の定着ローラ10のプライマー層10b及び離型性層10cの膜厚は同じにしてある。また濃度ムラには図4に示す孤立ドットのハーフトーンパターンをNPI上質紙128g/mA4サイズに印字して評価した。
(具体例1)
粗し粒子Pとして平均粒径15μm(不定形)、熱伝導率が3.6E−2W/mmKの酸化アルミニウムを15%(Wt)用いた離型性層10cの表面の粗さが、断面曲線で最大高さRmax(JISB0601―1982、以下すべて最大高さと略記する)4.3μm、相対負荷曲線での相対負荷長さは、10%の所でのカッティング深さが2.9μm、80%の所でのカッティング深さが3.7μmである定着ローラを用いた場合である。
ここで、本発明における表面粗さはすべて小坂研究所表面粗さ計サーフコーダーSE3500を用い、カットオフを0.8mm、測定長を2.5mmとして測定を行った。
(具体例2)
粗し粒子Pとして平均粒径15μm、熱伝導率が1.2E−3W/mmKであるガラスビーズを10%(wt)用いた離形性層表面の粗さが最大高さ4.3μm、相対負荷長さで10%−3.0μm、80%−3.8μmである定着ローラを用いた場合である。
(具体例3)
粗し粒子Pとして平均粒径7μm(不定形)、熱伝導率が3.6E−2W/mmKの酸化アルミニウムを15%(Wt)もちいた離型性層表面の粗さが最大高さ3.4μm、相対負荷長さで10%−1.85μm、80%−3.0μmである定着ローラを用いた場合である。
(比較例1)
プライマー層10bに粗し粒子Pを混ぜない定着ローラで離形性層10cの粗さが最大高さ2.3μm、相対負荷曲線で10%−0.9μm、80%−1.9μmを用いた場合である。
(比較例2)
粗し粒子Pとして平均粒径15μmの酸化アルミニウム(不定形粒子)を5%(Wt)もちいた離型性層10cの表面の粗さが最大高さ2.8μm、相対負荷長さで10%−0.9μm、80%−2.4μmである定着ローラを用いた場合である。
上記の具体例1〜3及び比較例1・2の各定着ローラを用いた定着装置の効果の結果を表1に示す。
定着性も濃度一様性も最も良好な「具体例1」はおもに中高速機(120mm/Sec以上のプロセススピード)で使われる。「具体例1」や「具体例3」から表面があれた定着ローラ(熱ローラ)でも熱伝導性が(10W/mK以上の熱伝導率を有する特性)の粗し粒子Pを用いることで定着性も良化する効果あることがわかる。
逆にあれた表面でも「具体例2」のように熱伝導性が低い場合は濃度一様性に効果はあっても、定着性においては効果が無い。このような定着ローラは定着性のマージンが確保しやすい比較的に低速85mm/Sec以下のプロセススピードを有する機械で使う事が出来る。
また「具体例3」は「具体例1」と「具体例2」の中間の特性を有し、中速機(85から120mm/Sec)に用いられる。
表1の具体例1〜3と比較例1・2の対比から表面粗さが最大高さ3μm、相対負荷長さで10%−1.0μm以上、80%−2.5μm以上である特性の定着ローラ10を用いることで濃度一様性に対して効果があることが判る。
図5は本実施例における定着装置30の概略構成図である。本実施例の定着装置30は、特にスタンバイ時に加熱定着装置に電力を供給せず、消費電力を極力低く抑えるため、ヒータ部と加圧ローラの間に定着部材として薄い定着フィルム63を介して記録材S上のトナー像を定着するフィルム加熱定着方式による加熱定着方法を採用したことを特徴とする。
この定着装置30は、ステイホルダー(支持体)62と、ステイホルダー62に固定支持させた加熱体(以下ヒータと記す)61と、不図示の加圧手段(定着部材に向けて付勢するスプリング等の弾性部材など)により圧接される加圧部材である加圧ローラ11と、耐熱性の定着部材である薄肉フィルム製の定着フィルム63と、ヒータ61の温度を検知する温度検知手段64とを有し、ヒータ61と加圧ローラ11の間に定着フィルム63を挟んで所定の幅の定着ニップ部Nを形成している。
加熱体としてのヒータ61には一般にセラミックヒータが使用される。このセラミックヒータは、例えばアルミナ等の電気絶縁性、良熱伝導性、低熱容量のセラミック基板の表面(定着フィルム63と対面する側の面)に基板長手方向(図面に垂直の方向)に沿って銀パラジューム(Ag/Pd)、窒化タンタル(TaN)等の通電発熱抵抗層をスクリーン印刷等で形成具備させ、さらに発熱抵抗層形成面を薄肉のガラス保護層で覆ってなるものである。
ステイホルダー62は、例えば耐熱性プラスチック製部材より形成され、定着ニップ部Nと反対方向への放熱を防ぎ、ヒータ61を保持すると共に定着フィルム63の搬送ガイドも兼ねている。
定着フィルム63は不図示の駆動手段あるいは加圧ローラ11の回転力により、定着ニップ部Nにおいてヒータ61面及び加圧ローラ11面に密着、摺動しつつ矢印の方向に搬送移動される、円筒状あるいはエンドレスベルト状、若しくはロール巻きの有端ウェブ状の部材である。定着フィルム63は、定着ニップ部Nにおいてヒータ61の熱を効率よく被加熱材としての記録材Sに与えるため、厚みは20〜80μmとかなり薄くしている。
また、定着フィルム63はヒータ61に対して摺擦しながら回転するので、定着フィルム3とヒータ61との間の摩擦抵抗を小さく抑える必要があり、定着フィルム63及びヒータ61や、定着フィルム63に接触するおそれのあるステイホルダー62の表面の間には耐熱性の高いグリース等の潤滑剤を介在させてある。
図6に定着フィルム63の構成を示す。定着フィルム63はフィルム基層63a、導電性プライマー層63b、及び離型性層63cの三層で構成されており、フィルム基層63a側がヒータ61側であり、離型性層63cが加圧ローラ11側である。
フィルム基層63aは絶縁性の高いポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK等であり、耐熱性、高弾性を有しており、厚み15〜60μm程度で形成され、定着フィルム63全体の引裂強度の機械的強度を保っている。
導電性プライマー層63bは、ポリアミド樹脂とフッ素樹脂のディスパージョンを混合したものにカーボンブラックと粗し粒子を分散し、ディッピングにて形成される。層自体の厚みが4〜8ミクロン程度のため、層中に粗し粒子Pが分散し、層表面には粒子Pのあたまが突出している構造となっている。よって離型性層の表面には図3に示す実施例1の定着ローラ10の表面と同様の起伏ができる。ここで導電性プライマー層63bには、オフセットや尾引き防止のために定着フィルム63と記録材裏面との間に電界を作る目的で、不図示のバイアス電源と接続され、トナーの帯電極性(マイナス)と同極性の−500Vの直流バイアスが印加される。もしくはマイナスの電位が得られるようダイオード接続や、10MΩ程度の抵抗を介してグランドに接続される。
離型性層63cは、実施例1と同様、PTFEおよびPFAを7:3の割合で混合した水性ディスパージョンに、実施例1と同様の親水化処理酸化チタン粒子を30質量%分散し、ディッピング塗工により形成されている。
この定着フィルム63の表面粗さを測定した所、相対負荷長さで10%−2.8μm、80%−3.65μmであった。
ヒータ61は通電発熱抵抗層に通電されることにより通電発熱抵抗層が発熱してセラミック基板、ガラス保護層を含むヒータ全体が急速昇温する。このヒータ61の昇温がヒータ背面に設置された温度検知手段64で検知されるヒータ温度が所定のほぼ一定温度(定着温度)に維持されるように通電発熱抵抗層に対する給電を制御する。すなわちヒータ61は所定の定着温度に加熱、温調される。
ヒータ61を所定の温度に加熱、温調させ、定着フィルム63を矢印の方向に搬送移動させた状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム63と加圧ローラ11との間に被加熱材としての未定着トナー像を形成担持させた記録材Sを導入すると、記録材Sは定着フィルム63の面に密着して定着フィルム63と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。
この定着ニップ部Nにおいて、記録材、トナー像がヒータ61により定着フィルム63を介して加熱されて記録材上のトナー像が加熱定着され、定着ニップ部Nを通った記録材部分は定着フィルム63の面から剥離して搬送される。
実際に、本実施例の効果を以下の具体例を用いて説明する。定着性(濃度低下率)、およびハーフトーン画像の濃度ムラを調べた結果を以下に示す。定着性の評価は15℃/20%の環境でPloverBond75g/m紙に1d1S横線のハーフトーン画像を5mm角に印字したパターンを用いて評価した。
(具体例1)
粗し粒子Pとして平均粒径15μm(不定形)、熱伝導率が3.6E−2W/mmKの酸化アルミニウムを15%(Wt)もちいた離型性層表面の粗さが最大高さRmax(JISB0601―1982、以下すべて最大高さと略記する)4.3μm、断面曲線で相対負荷長さは10%の所でのカッティング深さ2.9μm、80%の所でのカッティング深さ3.7μmである定着フィルム63を用いた場合である。
(具体例2) 粗し粒子Pとして平均粒径15μm、熱伝導率が3.6E−2W/mmKである酸化アルミニウムを8%(wt)用いた離形性層表面の粗さが最大高さ3.3μm、相対負荷長さで10%−1.5μm、80%−3.0μmである定着フィルム63を用いた場合である。
(具体例3)
粗し粒子Pとして平均粒径15μm、熱伝導率が1.2E−3W/mmKであるガラスビーズを10%(wt)用いた離形性層表面の粗さが最大高さ4.3μm、相対負荷長さで10%−3.0μm、80%−3.8μmである定着フィルム63を用いた場合である。
(比較例)
粗し粒子Pを用いない以外は具体例2と同じ材質であり、プライマー層に粗し粒子を混ぜていないフィルム離形性層の粗さが最大高さで2.2μm、相対負荷曲線で10%−0.9μm、80%−1.8μmを用いた場合を載せておく。
ここで定着条件をそろえるために具体例と比較例の両フィルムのフィルム膜厚は同じ値、ベース層=55μm、プライマー層=5μm、及び離型層12μmにした。
以上の結果から、表面粗さが最大高さ3.0μm以上、相対負荷長さで10%−1.0以上μm、80%−2.5μm以上である特性の定着フィルム63を用いることで濃度一様性にたいして非常に効果があることが判る。
また、具体例3の結果から表面粗さが上記特性を満たしていても、熱伝導性の低い粗し粒子を用いると、定着性が悪い事が判る。逆に熱伝導率が10W/mK以上の特性を有する粗し粒子を用いる事で定着性が良化することがわかる。具体例3のようなフィルムは定着性のマージンが構成として確保しやすい比較的低速のプロセススピードを有する機種(85mm/Sec以下)で使う事が出来る。
また、具体例1のように定着性も濃度一様性も良いものは濃度一様性や定着性の確保が厳しい、高速の機種でもちいると良い。
また、酸化アルミニウムの粗し粒子Pとして不定形ではなく球形のものをもちいてもよいが、球形のものよりも不定形の方が耐久が進み、離形性層が磨耗したときに剥がれにくい効果を有するとともに、一般に材料コストが低コストである。また粗し粒子Pの電気的特性として導体のものをもちると、耐久が進み離形性層の磨耗が進むと粗し粒子を介して、記録紙S上のトナーを保持する電荷がプライマー層にリークし、いわゆる静電オフセットの弊害が発生してしまうため粗し粒子としては絶縁性のものが望ましい、とくに絶縁性があり熱伝導度が高く、高温でも物性が安定している金属酸化物(酸化アルミや酸化チタン)、金属窒化物(チッカアルミ)などが望ましい。
本実施例では実施例1と同じ熱ローラ方式定着装置を用いる。定着ローラ(熱ローラ)が異なる以外は基本構成は全く同様であるため、構成の説明は省略する。本実施例の特徴は実施例1のものよりも耐久性にすぐれた定着ローラを提供する事にある。実施例1の定着ローラでは耐久が進むに連れ、粗し粒子Pが露出しやすくなり、粗し粒子Pの剥離や表層の離型性が低下することあったが、本実施例では粗し粒子を使用しないため、これを回避できる。
本実施例の構成の特徴は、定着ローラ表面の起伏を、定着ローラの中空芯がね上を直接あらすことにより形成した所にある。本実施例で用いた定着ローラを図7をもとに説明する。
本実施例の定着ローラ210は、表面の荒れた中空のアルミの芯がね210aを用いている。芯がね210aは実施例1の定着ローラ10の芯がね10aに対して研磨材を吹き付ける事で表面をあらしている。本実施例では研磨剤として粒径30μm球形のアルミ粒子を水の中に分散させ、距離200mmの位置から、噴射水圧29.4N(3kgf)/cmでガンによる吹き付けを行い形成した。この表層に対して実施例1と同材質で粗し粒子を有さないプライマー層210bと離型性層210cを実施例1と同じ厚さに形成した。
これにより定着ローラ210の表面の粗さは最大高さ3.4μm、相対負荷長さで10%−1.8μm、80%−3.0μmであった。
本実施例の定着ローラ210を用いて孤立ドットハーフトンの濃度一様性を調べた結果、濃度一様性は実施例1の比較例1と比して良好であった。なおここでの濃度一様性の評価も実施例1、2と同様の方法で行った。
[その他]
1)本発明において、定着部材の形態はローラ体や円筒体に限られず、可撓性のエンドレスベルト体、ロール巻きにした長尺の有端のウエブ状部材等であってもよい。
2)また、定着部材の加熱形態は内部加熱方式に限られず、外部加熱方式とすることもできるし、定着部材自体を電磁誘導発熱させる加熱方式等であってもよい。
3)加圧部材もローラ体に限られず、回動するエンドレスベルト体等の形態にすることができる。
実施例1における画像形成装置の概略図 実施例1の熱ローラ方式定着装置の概略図 定着ローラの層構成を示す拡大断面模型図 実施例の濃度ムラ効果確認に用いた孤立ドットのハーフトーンパターンの図 実施例2のフィルム加熱方式定着装置の概略図 定着フィルムの層構成を示す拡大断面模型図 実施例3における定着ローラの層構成を示す拡大断面模型図 従来例の熱ローラ方式定着装置の概略図
符号の説明
1・・・感光ドラム、2・・・帯電器、3・・・露光手段、4・・・現像装置、5・・・レジストローラ、6・・・転写ローラ、7・・・ブレード、8・・・搬送系、9・・・入口ガイド板、10・・・定着ローラ、10a・・・アルミニウム円筒(定着ローラ芯がね)、10b・・・離型性層、11・・・加圧ローラ、11a・・・芯がね、11b・・・弾性層、11c・・・PFAチューブ、12・・・バイアス電源、13・・・抵抗、16・・・搬送ローラ、20・・・定着装置、61・・・加熱体、62・・・ステイホルダー、63・・・薄肉フィルム(定着フィルム)、P・・・粗し粒子

Claims (9)

  1. 表面に離型性層を有する定着部材及び該定着部材に圧接して定着ニップを形成するための加圧部材を有し、未定着トナー像が形成された記録材を該定着ニップ間に通過させることにより、上記未定着トナー像を記録材上に定着画像として定着させる定着装置に用いられる定着部材において、離型性層の表面は、断面曲線で最大高さ(JISB0601−1982)が3.0μm以上で、相対負荷曲線での相対負荷長さが10%の所でのカッティング深さが1μm以上、且つ80%の所でのカッティング深さが2.5μm以上ある表面起伏を有していることを特徴とする定着部材。
  2. 離型性層の表面起伏は離型性層より下層の表面形状をあらすことで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着部材。
  3. 離型性層より下層の表面形状のあらしは、研磨剤をブラストすることで形成されたことを特徴とする請求項2に記載の定着部材。
  4. 離型性層の表面起伏は該離型性層より下層の層中に粗し粒子を分散させたことで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着部材。
  5. 粗し粒子は、熱伝導率が10W/mk以上、平均粒径が3.5μm以上であることを特徴とする請求項4に記載の定着部材。
  6. 粗し粒子は、金属酸化物の不定形粒子よりなることを特徴とする請求項4又は5に記載の定着部材。
  7. 上記定着部材はロール形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の定着部材。
  8. 上記定着部材はベルト又はフィルム形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の定着部材。
  9. 定着部材及び該定着部材に圧接して定着ニップを形成するための加圧部材とを有し、未定着トナー像が形成された記録材を該定着ニップ間に通過させることにより、上記未定着トナー像を記録材上に定着画像として定着させる定着装置において、上記定着部材が請求項1ないし8のいずれか一項に記載の定着部材であることを特徴とする定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053354A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Shin Etsu Polymer Co Ltd 弾性ローラ、その製造方法、定着装置及び画像形成装置
JP2018146835A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 キヤノン株式会社 電子写真用回転体、定着装置、電子写真画像形成装置および回転体の製造方法

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