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JP2005251845A - 非線形素子の製造方法、非線形素子、電気光学装置、電子機器 - Google Patents

非線形素子の製造方法、非線形素子、電気光学装置、電子機器 Download PDF

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JP2005251845A
JP2005251845A JP2004057434A JP2004057434A JP2005251845A JP 2005251845 A JP2005251845 A JP 2005251845A JP 2004057434 A JP2004057434 A JP 2004057434A JP 2004057434 A JP2004057434 A JP 2004057434A JP 2005251845 A JP2005251845 A JP 2005251845A
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Abstract

【課題】 プラスチック基板を用いて軽量化を図りつつ、プロセス時の基板変形を防止することのできる非線形素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 可撓性を有するプラスチック基板10上に非線形素子(例えばTFD13)を形成する場合に、まず、係るプラスチック基板10の上に、マスクスパッタ法や液滴吐出法を用いて、陽極酸化のための通電用の配線膜141をライン状に形成する。この際、配線膜141の材料としては、陽極酸化可能で且つ膜応力の小さい材料、例えばアルミニウム等の弁金属を含む導電材料を用いる。次に、この配線膜141の表面に、マスクスパッタ法や液滴吐出法を用いて、TFD13の下電極の本体部となる電極膜142を前記ラインに沿って複数形成する。そして、この配線膜141を使って各電極膜142の表面を一括して陽極酸化し、得られた陽極酸化膜18の表面に、TFD13の上電極11を形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、非線形素子の製造方法、非線形素子、電気光学装置、電子機器に関する。
アクティブマトリクス型液晶装置等の画素スイッチング素子として、第1導電膜/絶縁
膜/第2導電膜の積層構造(MIM構造)を有する非線形素子、例えばTFD(Thin Film Diode)を用いたものが知られている。この種の液晶装置には通常、ガラス基板や石英基板が用いられているが、近年、軽量化を目的として、この基板にプラスチック基板を用いることが検討されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−211399号公報
特許文献1に記載されるように、ロール・トゥ・ロール手法によって成膜できるプラスチック基板は、その軽量性や破壊靭性の高さに加え、生産性の面からも期待されるところは大きい。しかし、プラスチック等の有機基材上に無機物・金属膜を全面スパッタすると、その成膜時の膜応力が大きい材料については室温成膜であっても基板変形が生じてしまう。このため、基板全面に成膜された金属膜等をエッチングする際に十分な精度が得られなくなる。この対策として、例えば特開2001−279011号公報では、基板変形を抑えるために補強板を用いる方法が提案されているが、これはプロセス中において基板変形を生じさせないようにするための工夫であって、補強板から外した時点では基板に反りが生じてしまう。
そこで、特開2003−101193号公報では、予め成膜後の基板変形量を見積もっておいて、事前に基板を逆方向に変形させておく方法が提案されている。しかしながら、この方法では各種のプロセス条件や膜構成が変化したときに新たに変形量の見積もりが必要であるし、計算結果及びその事前変形の加工精度等に問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、プラスチック基板を用いて軽量化を図りつつ、プロセス時の基板変形を防止することのできる非線形素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の非線形素子の製造方法は、可撓性を有するプラスチック基板上に第1の導電膜,絶縁膜,第2の導電膜を順に積層してなる非線形素子の製造方法であって、前記第1の導電膜の形成工程が、材料膜を所定の領域にのみ選択的に堆積可能な方法を用いて、前記第1の導電膜を素子の形成される領域に対して選択的に堆積させる工程を含むことを特徴とする。
具体的には、前記第1の導電膜の形成工程は、マスクスパッタ法若しくは液滴吐出法により行なわれるものとすることができる。
本方法は、従来、全面スパッタを行なうことによって生じていた基板の反りを抑えるべく、非線形素子の下電極となる第1の導電膜を、マスクスパッタ等により、素子の形成領域に対して分割した状態で堆積するようにしたものである。すなわち、従来の下電極の形成工程はタンタル等の金属材料を基板全面にスパッタし、これをエッチングによりパターニングしていた。このため、金属を全面スパッタした際に、プラスチック基板が成膜面を凸にして大きく反り、その後の基板の取り扱いが難しくなっていた。これに対して本発明では、第1の導電膜を全面スパッタせずに最初から分割した状態で成膜するため、少なくとも分割方向には基板の反りは生じない。よって、本方法を用いれば、左右上下の2方向の反りが複合して生じる従来のものに比べて、基板の変形量は格段に少なくなる。
本発明の非線形素子の製造方法では、前記第1の導電膜が弁金属を含む導電材料からなり、前記絶縁膜の形成工程が、前記第1の導電膜を陽極酸化することにより該第1の導電膜の表面に絶縁膜を形成する工程を含むものとすることができる。このように陽極酸化法を用いることで、高品質な絶縁膜を形成することができる。
この方法では、前記第1の導電膜の形成工程が、陽極酸化のための配線膜をライン状に形成する工程と、前記配線膜の表面に前記弁金属を含む島状の電極膜を前記ラインに沿って複数形成する工程と、前記絶縁膜の形成後に、隣接する前記電極膜の間に位置する前記配線膜を除去し、各電極膜を電気的に絶縁する工程とを含むものとすることができる。こうすることで、互いに電気的に絶縁された複数の非線形素子を一括して形成することが可能になる。
この場合、前記配線膜が、前記電極膜よりも膜応力の小さい材料からなることが好ましい。こうすることで、従来のように第1の導電膜をタンタル金属等の単層膜とした場合に比べて、基板の変形量を少なくすることができる。
またこの方法では、前記配線膜の形成工程が、前記配線膜の最表面を弁金属からなる第1の導電材料によって形成する工程を含むものとすることができる。こうすることで、通電時に電極膜の表面を効率的に陽極酸化することができる。つまり、配線膜が弁金属を含まない場合、即ち、配線膜が陽極酸化されない材料からなる場合には、配線膜の部分で通電してしまい、電極膜の表面に陽極酸化膜形成に必要な電界が生じないこととなる。これに対して、本方法では配線膜の表面も陽極酸化されるので、前述の場合に比べて電極膜に有効な電界が生じることとなり、より効率的に前記絶縁膜を形成することができる。
この方法では、前記第1の導電材料が前記電極膜よりも膜応力の小さい材料からなることが好ましい。こうすることで、基板の反りを小さくすることができる。この第1の導電材料としては、弁金属の中で最も膜応力の小さいアルミニウムが好適である。
またこの方法では、前記配線膜の形成工程が、前記配線膜の前記第1の導電材料からなる層よりも下層側の層を前記電極膜よりも膜応力の小さい第2の導電材料、例えば金,銀,銅,アルミニウムのいずれかの金属材料又は導電性有機材料によって形成する工程を含むものとすることができる。こうすることで、基板変形をより小さくすることができる。
本発明の非線形素子は、可撓性を有するプラスチック基板上に第1の導電膜,絶縁膜,第2の導電膜を順に積層してなる非線形素子であって、前記第1の導電膜が、弁金属である第1の導電材料からなる層と、前記第1の導電材料よりも膜応力の小さい第2の導電材料からなる層とを含む多層膜からなることを特徴とする。
このように第1の導電膜を多層膜とすることで、陽極酸化可能で且つ膜応力の小さい膜を得ることができる。このため、従来のように第1の導電膜をタンタル金属等の単層膜とした場合に比べて、プロセス時の基板の反りが少なくなり、素子の微細化,高品質化が可能となる。
本発明の電気光学装置は、前述の方法により製造された非線形素子を備えたことを特徴とする。また本発明の電子機器は、係る電気光学装置を備えたことを特徴とする。これにより、高精細,高コントラストな電気光学装置及び電子機器を提供することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(液晶装置の構成)
図1は、本発明に係る電気光学装置の一例である液晶装置の電気的構成を示すブロック図である。同図に示す液晶装置は、スイッチング素子としてTFD(Thin Film Diode)素子(二端子型非線形素子)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置である。この液晶装置は、図示X方向に延在する複数の走査線25と、Y方向に延在する複数のデータ線11と、走査線25およびデータ線11の各交差に設けられたサブ画素50とを有する。さらに、複数の走査線25のうち図1における上から数えて奇数本目の走査線25(以下、単に「奇数本目の走査線」と表記する)は第1のYドライバIC401に接続される一方、図1における上から数えて偶数本目の走査線25(以下、単に「偶数本目の走査線」と表記する)は第2のYドライバIC402に接続されている。そして、各走査線25には、これらのYドライバICによって生成された走査信号が供給される。
尚、以下では、第1のYドライバIC401と第2のYドライバIC402とを特に区別する必要がない場合には、単に「YドライバIC40」と表記する。また、各データ線11はXドライバIC41に接続されており、このXドライバIC41によって生成されたデータ信号が供給される。一方、マトリクス状に配列する複数のサブ画素50の各々は、R(赤色)、G(緑色)またはB(青色)のいずれかの色に対応する。各サブ画素50は、液晶表示要素51とTFD素子13とが直列接続された構成となっている。
次に、図2は、本実施形態に係る液晶装置を背面側(つまり観察者が位置すべき側と反対側)からみた場合の構成を示す斜視図である。なお、図2に示すように、X軸の負方向を「A側」、正方向を「B側」と定める。
図2に示すように、液晶装置は、相互に対向する素子基板(支持基板)10および対向基板(他の基板)20がシール材30によって貼り合わされるとともに、両基板とシール材30とによって囲まれた領域に電気光学物質である液晶(図2においては図示が省略されている)が封入された構成となっている。シール材30は、対向基板20の縁辺に沿って略矩形枠状に形成されるが、液晶を封入するために一部が開口された形状となっている。このため、液晶の封入後にその開口部分が封止材31によって封止されるようになっている。
また、シール材30には導電性を有する多数の導通粒子が分散されている。この導通粒子は、例えば金属のメッキが施されたプラスチックの粒子や、導電性を有する樹脂の粒子であり、素子基板10および対向基板20の各々に形成された配線同士を導通させる機能と、両基板の間隙(セルギャップ)を一定に保つスペーサとしての機能とを兼ね備える。なお、実際には、素子基板10および対向基板20の外側の表面に、入射光を偏光させるための偏光板や、干渉色を補償するための位相差板などが適宜貼着される。
素子基板10および対向基板20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリカーボネート(PC)等の光透過性を有する可撓性のプラスチックフィルム基材である。このうち観察側に位置する素子基板10の内側(対向基板20側)表面には上述した複数のデータ線11が形成される一方、背面側に位置する対向基板20の内側(素子基板10側)の面上には複数の走査線25が形成されている。また、素子基板10は、シール材30から外側の領域(すなわち、シール材30および液晶と対向しない領域である。以下、「縁辺領域」と表記する)10aを有する。そして、縁辺領域10aのうちX方向の中央部近傍にはXドライバIC41が、当該XドライバIC41を挟んで両側の位置には第1のYドライバIC401および第2のYドライバIC402が実装されている。すなわち、これらのドライバICは、接着材中に導通粒子を分散させた異方性導電膜(Anisotropic Conductive Film;ACF)を介して素子基板10上に実装されている。また、縁辺領域10aのうち素子基板10の縁端部近傍には複数のパッド17が形成されるとともに、パッド17…が形成された部分の近傍には、フレキシブル基板(図示略)の一端が接合される。このフレキシブル基板の他端には、例えば回路基板などの外部機器が接合されている。
係る構成のもと、XドライバIC41は、外部機器からフレキシブル基板およびパッド17を介して入力された信号に応じてデータ信号を生成し、これをデータ線11に対して出力する。他方、YドライバIC401,402は、外部機器からフレキシブル基板およびパッド17を介して入力された信号に応じて走査信号を生成して出力する。この走査信号は、素子基板10上に形成された引廻し配線16からシール材30中の導通粒子を介して対向基板20側へ伝達され、この上基板20上の各走査線25に与えられる。
次に、液晶装置のうち、シール材30の内周縁によって囲まれた領域(以下、「表示領域」と表記する)内の構成を説明する。図3は、図2におけるC−C’線からみた断面のうち表示領域内の部分を示す図である。また、図4(a)は、本実施形態に係る液晶装置の1つのサブ画素領域を示す平面構成図であり、図4(b)は、図4(a)に示すTFD素子13を拡大して示す平面構成図であり、図4(c)は、図4(b)に示すD−D’線に沿う断面構成図である。
図3に示すように、本実施形態の液晶装置は、互いに対向して配置された素子基板10及び対向基板20と、これらの基板10,20との間に挟まれた領域内に封止された液晶35とを備えて構成されている。同図に示す表示領域内における素子基板10の内側(液晶35側)表面には、マトリクス状に配列された複数の画素電極12と、各画素電極12の間隙部分においてY方向に延在する複数のデータ線11とが形成されている。各画素電極12は、例えばITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料によって形成された平面視略矩形状の電極である。そして、各画素電極12と、当該画素電極12に一方の側において隣接するデータ線11とは図示略のTFD素子(非線形素子)を介して接続されている(図4(a)参照)。また、図3に示すように、データ線11、画素電極12およびTFD素子が形成された素子基板10の表面は、配向膜151によって覆われている。この配向膜151は、ポリイミドなどからなる有機薄膜であり、電圧が印加されていないときの液晶35の配向方向を規定するためのラビング処理が施されている。
ここで、図4(a)に示すように、素子基板10上の要素のうちひとつのサブ画素50に対応する領域を対向基板20側(背面側)からみると、平面視略矩形状の画素電極12の長辺方向に沿って延びるようにデータ線11が形成されている。TFD素子13は、図4(b)の拡大平面図に示すように、前記データ線11とほぼ平行に延在する平面視矩形状の下電極(第1の導電膜)14と、この下電極14の表面に陽極酸化によって形成された第1絶縁膜18と、絶縁膜18上に相互に離間して形成された第1の上電極(第2の導電膜)11aおよび第2の上電極(第2の導電膜)19とから構成されている。前記第1の上電極11aは、図4(a)に示すように、データ線11の一部を画素電極12側へ延出して形成されており、第2の上電極19は、前記下電極14と反対側の端部で画素電極12と一部平面的に重なってTFD素子13と画素電極12とを電気的に接続している。
TFD素子13は、第1のTFD素子131と第2のTFD素子132とから構成されている。すなわち、下電極14の平面領域において、絶縁膜18を介して第1の上電極11aと対向する領域内に第1のTFD素子131が形成されており、絶縁膜18を介して第2の上電極19と対向する領域内に第2のTFD素子132が形成されている。
上記第2のTFD素子132をさらに詳細に説明すると、図4(c)に示すように、素子基板10上に形成された下地絶縁膜4と、この下地絶縁膜4上に設けられた下電極14と、下電極14の表面を覆う絶縁膜18とを備えて構成されている。そして、前記絶縁膜18を介して、第2の上電極19と、下電極14とが対向する領域にて金属/絶縁体/金属のサンドイッチ構造を採る結果、正負双方向のダイオードスイッチング特性を有するTFD素子132が構成されている。
尚、図示は省略したが、第1のTFD素子131は、図4(c)に示す断面構造において、上電極19に代えて第1の上電極11aが配置された構成を備えている。
本実施形態に係るTFD素子13では、下電極14上に、互いに離間されて第1のTFD素子131と第2のTFD素子132とが形成されているため、前記両TFD素子131,132は、反対のダイオードスイッチング特性を有する。このように、TFD素子13は、2つのダイオードを互いに逆向きに直列接続した構成となっているため、1つのダイオードを用いた場合と比較して、電流−電圧の非線形特性が正負の双方向にわたって対称化される。
ただし、かかる非線形特性の対称性を確保するためには、第1のTFD素子131を構成する絶縁膜18の厚さと、第2のTFD素子132を構成する絶縁膜18の厚さとを同一の厚さにするとともに、前記絶縁膜18を介して下電極14と対向する領域の上電極11a、19の面積を相等しくする必要がある。本実施形態では、図4(b)に示すように、絶縁膜18は下電極14を覆って形成されているので、上電極11a、19を、同一幅に形成すれば、上記TFD素子131,132の対称性を容易に得ることができる。
本実施形態において、前記下電極14は、導電層141及び導電層142からなる多層構造を有している。導電層142は、弁金属を含む導電材料からなる。ここで、弁金属(バルブ金属)とは、陽極酸化により金属表面がその金属の酸化物の皮膜で一様に覆われるような金属(即ち、金属表面にできた酸化物の酸素空孔が移動しやすい金属)をいい、この弁金属としては、例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)等がある。本実施形態では、導電層142を例えばタンタル(Ta)単体やタンタルを主成分とした合金によって構成する。また、導電層142よりも下層側の導電層141は、導電層142を構成する導電材料よりも膜応力の小さい弁金属を含む導電材料、例えばアルミニウムからなる。またデータ線11(第1の上電極11aを含む)及び第2の上電極19は、例えばクロム(Cr)やアルミニウム(Al)といった各種の導電性材料からなる同一の層から形成され、上記の金属材料に加え、タンタルやモリブデン(Mo)でも形成することができる。
また、下電極14の下側に設けられた下地絶縁膜4は、例えばタンタル酸化物等により形成することができ、下電極14を基板10を固定するための密着層として機能させることができる。
一方、図3に示すように、対向基板20の面上には、反射層21、カラーフィルタ22、遮光層23、オーバーコート層24、複数の走査線25および配向膜26が形成されている。
反射層21は、例えばアルミニウムや銀といった光反射性を有する金属によって形成された薄膜である。観察側から液晶装置に入射した光は、この反射層21の表面において反射されて観察側に出射され、これによりいわゆる反射型表示が実現される。ここで、図3に示すように、対向基板20の内側表面のうち反射層21によって覆われた領域は、多数の微細な凹凸が形成された粗面となっている。したがって、かかる粗面を覆うように薄膜状に形成された反射層21の表面には、当該粗面を反映した微細な凹凸(すなわち散乱構造)が形成される。この結果、観察側からの入射光は、反射層21の表面において適度に散乱した状態で反射され、反射層21表面における鏡面反射を回避して広い視野角が実現される。また、図4(a)に示した画素電極12の平面領域内に部分的に反射層21が形成されない開口領域を設けるならば、係る開口領域を介した透過表示が可能になり、半透過反射型の液晶装置を構成することができる。
尚、図3では、基板20表面に凹凸形状が直接形成されている場合を図示しているが、反射層21に散乱機能を付与するための構造は本実施形態で挙げた例に限定されず、例えば、基板20上に樹脂膜を形成し、その表面に凹凸を形成したものや、反射層21上に光散乱性を有する光学素子(屈折率の異なる材料どうしを混練硬化した樹脂膜等)を設けたものも適用できるのは勿論である。
カラーフィルタ22は、各サブ画素50に対応して反射層21の面上に形成された樹脂層であり、染料や顔料によってR(赤色)、G(緑色)またはB(青色)のうちのいずれかに着色されている。そして、相互に異なる色に対応した3つのサブ画素50によって、表示画像の画素(ドット)が構成される。遮光層23は、素子基板10上にマトリクス状に配列された画素電極12の間隙部分に対応して格子状に形成され、各画素電極12同士の隙間を遮光する役割を担っている。
本実施形態における遮光層23は、図3に示すように、R、G、Bの3色分のカラーフィルタ22が積層された構成を有するものである。オーバーコート層24は、カラーフィルタ22および遮光層23によって形成された凹凸を平坦化するための層であり、例えばエポキシ系やアクリル系などの樹脂材料によって形成される。
走査線25は、オーバーコート層24の面上に、ITOなどの透明導電材料によって形成された帯状の電極である。各走査線25は、素子基板10上においてX方向に列をなす複数の画素電極12と対向するように図示X方向に延在して形成される。そして、画素電極12と、これに対向する走査線25と、両者によって挟まれた液晶35とによって、図1に示した液晶表示要素51が構成される。
すなわち、走査線25に走査信号を供給するとともに、データ線11にデータ信号を供給することによってTFD素子13にしきい値以上の電圧を印加すると、当該TFD素子13はオン状態となる。そしてこの結果、TFD素子13に接続された液晶表示要素51に電荷が蓄積され、液晶35の配向方向が変化する。こうしてサブ画素50ごとに液晶35の配向方向を変化させることにより、所望の表示を行なうようになっている。一方、電荷が蓄積された後に当該TFD素子13をオフ状態としても液晶表示要素51における電荷の蓄積は維持される。また、複数の走査線25が形成されたオーバーコート層24の表面は、素子基板10上の配向膜151と同様の配向膜26によって覆われている。
上記構成を備えた本実施形態の液晶装置は、後述の製造方法により製造できる本発明に係る非線形素子TFD13を備えたものであり、この画素スイッチング素子として備えられた複数のTFD素子13が均一な素子特性を備えて形成されている。従って、サブ画素50の表示特性が均一なものとなり、高画質の表示を得ることができるようになっている。
(素子基板の製造方法)
次に、本発明に係る非線形素子の製造方法、及びこの非線形素子を備えた先の実施形態の液晶装置を製造する方法を、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る非線形素子の製造方法を説明するための工程図であり、素子基板の平面構造の一部を拡大して示す平面模式図である。
まず、図5(a)に示すように、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリカーボネート(PC)等のプラスチック製の支持基板10を用意する。この支持基板10は、本実施形態に係る各工程を経て図2ないし図4に示す素子基板10を成すべきものである。この支持基板10の表面には、必要に応じて、タンタル酸化物等からなる下地絶縁膜4(図4(c)参照)を形成する。
次に、この支持基板上に、マスクスパッタ法等の方法を用いてライン状に複数の導電層141を形成する。この導電層141は、後述の導電層142の表面を陽極酸化する際の通電用の配線膜として機能するものである。本実施形態では、この導電層141を導電層142よりも膜応力の小さい弁金属、例えばアルミニウムによって形成し、膜厚を例えば50nmとする。本実施形態では、導電層141をマスクスパッタによりパターン形成するので、従来のようにタンタル等の下電極金属を基板全面に成膜し、これをエッチングによりパターニングする場合に比べて、基板10の変形量を少なくすることができる。つまり、基板10に金属を成膜した場合、係る金属とプラスチックからなる基板10との熱膨張率の違いによって、成膜後の基板10は成膜面を凸面として大きく反った状態になる。これに対して、本実施形態のように金属をライン状に成膜した場合には、基板10には導電層141の分断方向であるY方向の応力が生じないため、そのぶん基板の反り量も少なくなる。また本実施形態では、この導電層141を下電極14の本体部である導電層142よりも膜応力の小さい材料によって形成するため、従来のように下電極14をタンタルの単層膜で形成する場合に比べて、導電層141の延在方向であるX方向の応力も小さくなる。
次に、図5(b)に示すように、ライン状に形成された各導電層141の表面に、マスクスパッタ法等の方法を用いて、下電極14の本体部となる島状の導電層(電極膜)142を当該ラインに沿ってそれぞれ複数形成する。この導電層142は、後述の工程でその表面を陽極酸化するので、係る導電層142としては陽極酸化可能な導電材料、即ち、弁金属を含む導電材料が使用される。本実施形態では、この導電層142をタンタル単体、若しくはタンタルを主成分とした合金によって形成し、膜厚を例えば100nmとする。本実施形態では、この導電層142がX方向及びY方向の双方で分断された状態で成膜されるため、この導電層142の成膜によって基板10に反りが生じることはない。
なお本例では、導電層141,142をマスクスパッタで形成したが、この導電層の形成方法はこれに限らず、導電材料をエッチング等の後工程に依らずに基板の所定位置に選択的に堆積可能な方法であれば何でもよい。例えば液滴吐出法により、導電材料を含む液体材料を基板上に選択的に吐出し、これを乾燥若しくは焼成する方法であってもよい。
次に、図5(c)に示すように、配線膜である導電層141を用いて上層側の導電層142の表面を陽極酸化し、この導電層142の表面に陽極酸化膜(本例の場合、酸化タンタル)からなる絶縁膜18を形成する。本実施形態では、導電層141に弁金属を用いているため、この工程によって導電層141の表面にも陽極酸化膜141a(本例の場合、酸化アルミニウム)が形成される。このため、導電層141を他の導電材料によって構成した場合のように導電層141の部分でのみ通電するようなことがなく、導電層142を効率的に陽極酸化することが可能である。
次に、図5(d)に示すように、隣接する導電層142の間に位置する導電層141とその酸化膜141aをエッチング等により除去し、各導電層142を電気的に絶縁する。以上により、各TFD素子13の下電極14(導電層141及び導電層142)と絶縁膜18が形成される。
続いて、マスクスパッタ法や液滴吐出法等の方法を用いて、この下電極14上の絶縁膜18を一部覆うように、クロムからなる上電極19を形成する。この上電極19のパターン形成に際して、図4(a)に示すデータ線11(上電極11aを含む)も同時にパターン形成される。以上により、TFD素子13が得られる。
次いで、図4(a)に示したように、第2の上電極19の一端側(下電極14と反対側)に一部乗り上げるようにITO等の透明導電材料からなる画素電極12を形成し、これらの構成部材を覆う配向膜151を成膜すれば、図2に示した素子基板10が得られる。
そして、上記本実施形態の製造方法による製造工程を経て得られた素子基板10を、図2に示すように、別途公知の製造方法により作製された対向基板20と、シール材30を介して貼り合わせ、シール材30と前記両基板10,20とに挟まれる空間に液晶を封止することで、先の実施形態の液晶装置が得られる。
以上説明したように本実施形態では、TFD13を構成する導電膜の形成をマスクスパッタ等により素子の形成領域に限定して行なっているため、従来のように導電膜を基板全面に成膜した後、これをエッチング等によりパターニングする場合に比べて、基板10の変形量を少なくすることができる。特に本実施形態では、下電極14をタンタル等からなる導電層142と該導電層142よりも膜応力の小さい導電層142との積層膜としているため、従来のように下電極14をタンタル単体で形成する場合に比べて、基板の変形量が更に小さくなる。
また本実施形態では、各導電層142に対して共通の配線膜(導電層141)を形成し、陽極酸化後にこの配線膜141を切断しているため、互いに電気的に絶縁された複数のTFD素子を一括して形成することでき、プロセスが容易となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図6を用いて説明する。
図6は、本発明の非線形素子の一例であるTFD素子の断面構造を示す模式図である。本実施形態において、前記第1の実施形態と同様の部材又は部位については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態は、前記第1実施形態の構成において、陽極酸化用の配線膜である下電極14の導電層141を複数の層によって構成したものである。すなわち本実施形態では、TFD素子132の導電層141を、導電層142よりも膜応力の小さい弁金属(第1の導電材料)からなる層141bと、この第1の導電材料よりも膜応力の小さい第2の導電材料からなる層141bの積層構造としている。第1の導電材料としては、例えばアルミニウムが好適であり、第2の導電材料としては、例えば金,銀,銅,アルミニウムのいずれかの金属材料又は導電性有機材料が好適である。
これ以外は、前記第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、導電層141の下層側の層141aを導電性有機材料等の柔らかい(膜応力の小さい)材料によって構成しているため、前記第1の実施形態のように導電層141をアルミニウム等の単層膜とした場合に比べて、成膜時の応力が小さくなり、基板の反りを更に小さくすることができる。また、導電層141の最表面の層141bが陽極酸化可能な金属によって構成されているため、陽極酸化時に配線部分(導電層142以外の部分)でのみ通電することなく、導電層142の表面を効率的に酸化することが可能である。
(電子機器)
次に、本発明の電子機器について説明する。
図7は、本発明に係る電気光学装置を携帯電話機の表示部に適用した例を示す斜視構成図である。同図に示すように、携帯電話機1300は、上記実施形態の液晶装置(電気光学装置)を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。
上記実施の形態の液晶装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、高精細、高コントラストであり、輝度が均一で高画質の表示を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば上記実施形態では、本発明の電気光学装置の例として液晶装置を挙げたが、本発明は液晶装置に限らない種々の電気光学装置及びその製造方法に適用することができる。例えば、EL(エレクトロルミネッセンス)装置、電気泳動装置、プラズマ発光や電子放出による蛍光等を用いた装置(例えば、PDP、FED,SED)や、それらの製造方法等に好適に用いることができる。
本発明の電気光学装置の一例である液晶装置の回路ブロック図。 同、外観を示す斜視構成図。 図2のC−C’線に沿う断面構成図。 (a)は、同液晶装置の画素領域の平面構成図、(b)はTFD素子の拡大平面図、(c)は、(b)のD−D’線に沿う断面構成図。 本発明の非線形素子の製造方法を説明するための断面工程図。 本発明の第2実施形態に係る非線形素子の構成を示す断面図。 本発明の電子機器の一例を示す斜視構成図。
符号の説明
10…素子基板、13…TFD素子(二端子型非線形素子)、14…下電極(第1の導電膜)、141・・・導電層(配線膜)、142・・・導電層(電極膜)、18…絶縁膜、11a…第1の上電極(第2の導電膜)、19…第2の上電極(第2の導電膜)、1300・・・電子機器

Claims (13)

  1. 可撓性を有するプラスチック基板上に第1の導電膜,絶縁膜,第2の導電膜を備える非線形素子の製造方法であって、
    前記第1の導電膜の形成工程が、材料膜を所定の領域にのみ選択的に堆積可能な方法を用いて、前記第1の導電膜を素子の形成される領域に対して選択的に堆積させる工程を含むことを特徴とする、非線形素子の製造方法。
  2. 前記第1の導電膜の形成工程が、マスクスパッタ法若しくは液滴吐出法により行なわれることを特徴とする、請求項1記載の非線形素子の製造方法。
  3. 前記第1の導電膜が弁金属を含む導電材料からなり、前記絶縁膜の形成工程が、前記第1の導電膜を陽極酸化することにより該第1の導電膜の表面に絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴とする、請求項1又は2記載の非線形素子の製造方法。
  4. 前記第1の導電膜の形成工程が、陽極酸化のための通電用の配線膜をライン状に形成する工程と、前記配線膜の表面に前記弁金属を含む島状の電極膜を前記ラインに沿って複数形成する工程と、前記絶縁膜の形成後に、隣接する前記電極膜の間に位置する前記配線膜を除去し、各電極膜を電気的に絶縁する工程とを含むことを特徴とする、請求項3記載の非線形素子の製造方法。
  5. 前記配線膜が、前記電極膜よりも膜応力の小さい材料からなることを特徴とする、請求項4記載の非線形素子の製造方法。
  6. 前記配線膜の形成工程が、前記配線膜の最表面を弁金属からなる第1の導電材料によって形成する工程を含むことを特徴とする、請求項4又は5記載の非線形素子の製造方法。
  7. 前記第1の導電材料が前記電極膜よりも膜応力の小さい材料からなることを特徴とする、請求項6記載の非線形素子の製造方法。
  8. 前記第1の導電材料がアルミニウムであることを特徴とする、請求項6又は7記載の非線形素子の製造方法。
  9. 前記配線膜の形成工程が、前記配線膜の前記第1の導電材料からなる層よりも下層側の層を前記電極膜よりも膜応力の小さい第2の導電材料によって形成する工程を含むことを特徴とする、請求項6〜8のいずれかの項に記載の非線形素子の製造方法。
  10. 前記第2の導電材料が、金,銀,銅,アルミニウムのいずれかの金属材料又は導電性有機材料であることを特徴とする、請求項9記載の非線形素子の製造方法。
  11. 可撓性を有するプラスチック基板上に第1の導電膜,絶縁膜,第2の導電膜を備える非線形素子であって、
    前記第1の導電膜が、弁金属である第1の導電材料からなる層と、前記第1の導電材料よりも膜応力の小さい第2の導電材料からなる層とを含む多層膜からなることを特徴とする、非線形素子。
  12. 請求項1〜10のいずれかの項に記載の方法により製造された非線形素子を備えたことを特徴とする、電気光学装置。
  13. 請求項12記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする、電子機器。
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