JP2005250087A - 画像形成装置及び該装置に用いるプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置条件として定めた色配置への各色用のプロセス(現像)ユニットの装着チェックを、必要なときに簡単な方法で実行可能とすること。
【解決手段】 各現像ユニットで用いるトナーの使用色情報の管理、誤装着のチェック、誤装着を条件に印刷を禁止する点を特徴とする。使用色は、トナー濃度が所定の基準値を超えた状態にあることを条件にトナーの色を検知して、現像ユニットの使用色を決定し(決定は一度)、その色情報をユニットに取付けたEEPROMに記憶、管理する(S101〜103)。誤装着のチェック(S104)は、その都度使用色の検出をすることなく、EEPROMに記憶された色情報を順次読取って使用色の並び(例、M→C→Y→K)を得、装置条件として予め定めた色配置との一致をチェックし、一つでも違いがあれば誤装着を判定し、制御条件を印刷不可とする(S105)。印刷不可時にはユーザに警告表示を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】 各現像ユニットで用いるトナーの使用色情報の管理、誤装着のチェック、誤装着を条件に印刷を禁止する点を特徴とする。使用色は、トナー濃度が所定の基準値を超えた状態にあることを条件にトナーの色を検知して、現像ユニットの使用色を決定し(決定は一度)、その色情報をユニットに取付けたEEPROMに記憶、管理する(S101〜103)。誤装着のチェック(S104)は、その都度使用色の検出をすることなく、EEPROMに記憶された色情報を順次読取って使用色の並び(例、M→C→Y→K)を得、装置条件として予め定めた色配置との一致をチェックし、一つでも違いがあれば誤装着を判定し、制御条件を印刷不可とする(S105)。印刷不可時にはユーザに警告表示を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明は、本体に着脱可能なカラー構成色分のプロセスユニットを具備する画像形成装置(カラー複写機、プリンタ、ファクシミリ等)に関し、より特定すると、現像部を少なくとも有するプロセスユニットの誤装着による色配置の不備に対応した動作を可能とした前記画像形成装置に関する。
従来から、カラー複写機では、カラー構成色であるM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イェロー)、K(ブラック)の各画像データによって像担持体への現像を行うことによりカラー画像を形成しており、電子写真プロセスを用いる画像形成装置では、タンデム作像方式或いはリボルバ作像方式と呼ばれる方式にも見られるように、MCYK個別に感光体や現像手段(トナー収納部を含む)よりなる現像ユニットを具備する方式が知られている。
MCYK個別に現像ユニットを具備する方式では、他の色に比べK(ブラック)トナーを多く消費するといったように、各色間で使用状態に違いがあり、それぞれに応じた管理を可能にするという面からも、現像ユニットを個別に本体に着脱可能とし、交換できる方式が採用されている。
このような、現像ユニットを交換できるカラーの画像形成装置において、各色の現像ユニットが同じ外形及び寸法の場合、使用中の現像ユニットを他の画像形成装置で使用したい場合などに、誤った配置をしてしまうことがある。従来機では、現像ユニットの使用する色と装着する位置は固定の関係であることを前提として,動作条件を定めているので、色配置が変わるような現像ユニットを装着すると、出力画像が正常ではなくなり、品質が劣化してしまう。
MCYK個別に現像ユニットを具備する方式では、他の色に比べK(ブラック)トナーを多く消費するといったように、各色間で使用状態に違いがあり、それぞれに応じた管理を可能にするという面からも、現像ユニットを個別に本体に着脱可能とし、交換できる方式が採用されている。
このような、現像ユニットを交換できるカラーの画像形成装置において、各色の現像ユニットが同じ外形及び寸法の場合、使用中の現像ユニットを他の画像形成装置で使用したい場合などに、誤った配置をしてしまうことがある。従来機では、現像ユニットの使用する色と装着する位置は固定の関係であることを前提として,動作条件を定めているので、色配置が変わるような現像ユニットを装着すると、出力画像が正常ではなくなり、品質が劣化してしまう。
そこで、現像ユニットの誤装着をチェックする手段により、不良な画像出力を防止することが提案されている。
下記特許文献1は、この1例を示すカラー電子写真装置に係わるもので、第1の実施形態では、テスト印刷を行い、トナーカートリッジの装着位置との関係で定まるテスト印刷領域に用いたトナーの色を色センサにより検出する方式によっており、また、第2の実施形態では、トナーカートリッジのケースに色識別手段としての突起を設け、カートリッジを装着した位置のカートリッジの突起を検出することにより色を識別する方式によっている。いずれの方式も電源オン時の初期設定で誤装着のチェックをし、誤装着の場合にそれを表示して知らせるようにし、ている。また、誤装着があり、トナーカートリッジが正しい配置ではない場合にも、画像形成に用いる画像データ側でカートリッジの配置に対応して画像データを切り替えることによって、画像の品位を低下させないようにする解決方法について示されている。
ところで、現像ユニット(トナーカートリッジ)を交換できるカラー画像形成装置において、使用中のトナーカートリッジを他の画像形成装置で使用するといったことにより、カートリッジ個々の管理が十分にできない、という課題があり、この課題対する解決手段が従来から提案されている。下記特許文献2は、この1例を示すもので、カートリッジ個々の使用状態を管理するための情報をカートリッジ側に保存しておくことを可能とするものである。この例では、カートリッジ内のトナー残量を監視するために、使用量を示す情報をカートリッジに設けた不揮発性の記憶手段に記憶するようにしている。
特開平10−171199号公報
特開2002−258596号公報
下記特許文献1は、この1例を示すカラー電子写真装置に係わるもので、第1の実施形態では、テスト印刷を行い、トナーカートリッジの装着位置との関係で定まるテスト印刷領域に用いたトナーの色を色センサにより検出する方式によっており、また、第2の実施形態では、トナーカートリッジのケースに色識別手段としての突起を設け、カートリッジを装着した位置のカートリッジの突起を検出することにより色を識別する方式によっている。いずれの方式も電源オン時の初期設定で誤装着のチェックをし、誤装着の場合にそれを表示して知らせるようにし、ている。また、誤装着があり、トナーカートリッジが正しい配置ではない場合にも、画像形成に用いる画像データ側でカートリッジの配置に対応して画像データを切り替えることによって、画像の品位を低下させないようにする解決方法について示されている。
ところで、現像ユニット(トナーカートリッジ)を交換できるカラー画像形成装置において、使用中のトナーカートリッジを他の画像形成装置で使用するといったことにより、カートリッジ個々の管理が十分にできない、という課題があり、この課題対する解決手段が従来から提案されている。下記特許文献2は、この1例を示すもので、カートリッジ個々の使用状態を管理するための情報をカートリッジ側に保存しておくことを可能とするものである。この例では、カートリッジ内のトナー残量を監視するために、使用量を示す情報をカートリッジに設けた不揮発性の記憶手段に記憶するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1記載の装置においては、電源オン時の初期設定で誤装着のチェックを行うとしており、特にテスト印刷による方式は、特別にテストモードの動作が必要であり、実際には、実施形態の記載のように初期設定で行うといった、限定された時期に行う場合に適した方式と考えられる。この方式では、次の初期設定までは設定が変わらないので、その間に装着の変更があった場合には、誤動作に繋がる可能性があることから、必要な場合にもすぐに行えないという点で問題がある。また、カートリッジケースに設けた突起により色識別をする方法は、ケースと色の関係が固定されるので、その管理が必要になり、利便性を損なう場合が生じる。
なお、上記特許文献1の記載には、色配置が定められている場合の誤装着を解決するためのアプローチがなく、この課題の解決手段を直接示すものではない。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、これを解決するためになされたもので、その解決課題は第1に、カラー印刷に用いるプロセス(現像)ユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置において、装着チェックが必要な場合にすぐに簡単な方法により実行を可能とすることにある。
また、上記の方法により装着チェックを行った結果、誤装着があっても、制御条件の設定の変更より印刷が可能な場合には、印刷を実行可能にすることを第2の解決課題とする。
さらに、第1の課題を解決するための手段として採用する、プロセス(現像)ユニットに取り付けた管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を、画質の劣化を未然に防止するための情報の管理手段として用いるようにすることを第3の解決課題とする。
なお、上記特許文献1の記載には、色配置が定められている場合の誤装着を解決するためのアプローチがなく、この課題の解決手段を直接示すものではない。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、これを解決するためになされたもので、その解決課題は第1に、カラー印刷に用いるプロセス(現像)ユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置において、装着チェックが必要な場合にすぐに簡単な方法により実行を可能とすることにある。
また、上記の方法により装着チェックを行った結果、誤装着があっても、制御条件の設定の変更より印刷が可能な場合には、印刷を実行可能にすることを第2の解決課題とする。
さらに、第1の課題を解決するための手段として採用する、プロセス(現像)ユニットに取り付けた管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を、画質の劣化を未然に防止するための情報の管理手段として用いるようにすることを第3の解決課題とする。
請求項1の発明は、現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置であって、プロセスユニットに取り付け、管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別する手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を検知する手段と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する色決定手段と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手段と、色配置の不備を条件に印刷を禁止する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置であって、プロセスユニットに取り付け、管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別する手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を検知する手段と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する色決定手段と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手段と、色配置に不備があっても、各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替える手段と、画像データの切り替えを条件に印刷を実行する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載された画像形成装置において、プロセスユニットへの現像剤補給手段を有し、プロセスユニットで使用する現像剤の色配置に不備があるときに、現像剤補給手段によるプロセスユニットへの補給を停止する手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載された画像形成装置において、プロセスユニットへの現像剤補給手段を有し、プロセスユニットで使用する現像剤の色配置に不備があるときに、現像剤補給手段によるプロセスユニットへの補給を停止する手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、プロセスユニットで現像を行った回数を算出する手段と、算出した各プロセスユニットの現像回数を前記不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較することにより寿命をチェックする手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とし、プロセスユニットに管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を取り付けた画像形成装置が有するコンピュータに、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別するための手順と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を得るための手順と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する手順と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むための手順と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手順と、色配置の不備を条件に印刷を禁止するための手順を実行させるためのプログラムである。
請求項6の発明は、現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とし、プロセスユニットに管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を取り付けた画像形成装置が有するコンピュータに、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別するための手順と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を得るための手順と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する手順と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むための手順と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手順と、色配置に不備があっても、各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替える手順と、画像データの切り替えを条件に印刷を実行するための手順を実行させるためのプログラムである。
請求項6の発明は、現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とし、プロセスユニットに管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を取り付けた画像形成装置が有するコンピュータに、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別するための手順と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を得るための手順と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する手順と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むための手順と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手順と、色配置に不備があっても、各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替える手順と、画像データの切り替えを条件に印刷を実行するための手順を実行させるためのプログラムである。
請求項1,5の発明によると、一度使用したプロセス(現像)ユニットには、使用したトナー色が不揮発性記憶手段に記憶されているので、現像ユニットが画像形成装置で予め決められた色配置と異なる場所にセットされた場合、現像ユニットの誤装着のチェックが必要なときすぐに、簡単な方法によってそれを実行し、誤装着時には印刷を禁止することによって、現像ユニット内で複数のトナーが混じり合うことによる画像品質の劣化を有効に防ぐことが可能になる。
また、請求項2,6の発明によると、一度使用したプロセス(現像)ユニットには、使用したトナー色が不揮発性記憶手段に記憶されているので、現像ユニットが画像形成装置で予め決められた色配置と異なる場所にセットされた場合、現像ユニットの誤装着のチェックが必要なときすぐに、簡単な方法によってそれを実行し、誤装着時には装着ユニットの色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えることによって、ダウンタイムを無くすことができ、生産性を向上させることが可能になる。さらに、請求項3の発明によると、現像ユニット内に残っているトナーが無くなるまでは、ほとんど画像の品質を劣化させずに印刷することが可能になる。
また、請求項4の発明によると、現像ユニットに取り付けた不揮発性記憶手段を利用して現像回数を管理することによって、他の画像形成装置で使用した場合でも寿命を正確に予測できるので、寿命による画質の劣化についても、未然に防止することが可能になる。
また、請求項2,6の発明によると、一度使用したプロセス(現像)ユニットには、使用したトナー色が不揮発性記憶手段に記憶されているので、現像ユニットが画像形成装置で予め決められた色配置と異なる場所にセットされた場合、現像ユニットの誤装着のチェックが必要なときすぐに、簡単な方法によってそれを実行し、誤装着時には装着ユニットの色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えることによって、ダウンタイムを無くすことができ、生産性を向上させることが可能になる。さらに、請求項3の発明によると、現像ユニット内に残っているトナーが無くなるまでは、ほとんど画像の品質を劣化させずに印刷することが可能になる。
また、請求項4の発明によると、現像ユニットに取り付けた不揮発性記憶手段を利用して現像回数を管理することによって、他の画像形成装置で使用した場合でも寿命を正確に予測できるので、寿命による画質の劣化についても、未然に防止することが可能になる。
本発明に係わる画像形成装置を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。
以下に示す実施形態は、本発明の画像形成装置を電子写真方式のカラー画像形成装置(例えば、カラー複写機、プリンタ等)に適用した例を示す。また、このカラー画像形成装置は、タンデム作像方式と呼ばれる方式の装置で、4色(MCYK)が個別に感光体や現像手段を具備することにより同時に像担持体への作像動作を可能とし、さらに、感光体や現像手段(トナー収納部を含む)をプロセスユニットとして本体に着脱可能にする方式を採用している。
図1は、4連ドラムのタンデム作像方式を採用した画像形成装置のプロセスユニット周りの概略構成を示す。図1に示す構成は、タンデム作像方式の作像部として公知のもので、書き込み(露光)ユニット3と、4連のプロセスユニット1a,1b,1c,1dと、4連のトナー補給装置2a,2b,2c,2dと、転写ユニット4と、印刷用紙の搬送ユニット5を要素とする。
プロセスユニット1a,1b,1c,1dそれぞれは、感光体と現像装置をユニットの要素とし、現像装置にはトナー補給装置2a,2b,2c,2dそれぞれが、図中破線で示すように対応してトナーを補給する。
書き込みユニット3は、カラー印刷動作時には、プロセスユニット1a,1b,1c,1dの各感光体上に同時に光書き込みにより静電潜像を生成する。
転写ユニット4は、現像装置によって生成される感光体上のトナー像を中間転写ベルト42に転写し、このベルトを介して用紙搬送ユニット5により上方に搬送される印刷用紙にカラー画像を再転写する。
以下に示す実施形態は、本発明の画像形成装置を電子写真方式のカラー画像形成装置(例えば、カラー複写機、プリンタ等)に適用した例を示す。また、このカラー画像形成装置は、タンデム作像方式と呼ばれる方式の装置で、4色(MCYK)が個別に感光体や現像手段を具備することにより同時に像担持体への作像動作を可能とし、さらに、感光体や現像手段(トナー収納部を含む)をプロセスユニットとして本体に着脱可能にする方式を採用している。
図1は、4連ドラムのタンデム作像方式を採用した画像形成装置のプロセスユニット周りの概略構成を示す。図1に示す構成は、タンデム作像方式の作像部として公知のもので、書き込み(露光)ユニット3と、4連のプロセスユニット1a,1b,1c,1dと、4連のトナー補給装置2a,2b,2c,2dと、転写ユニット4と、印刷用紙の搬送ユニット5を要素とする。
プロセスユニット1a,1b,1c,1dそれぞれは、感光体と現像装置をユニットの要素とし、現像装置にはトナー補給装置2a,2b,2c,2dそれぞれが、図中破線で示すように対応してトナーを補給する。
書き込みユニット3は、カラー印刷動作時には、プロセスユニット1a,1b,1c,1dの各感光体上に同時に光書き込みにより静電潜像を生成する。
転写ユニット4は、現像装置によって生成される感光体上のトナー像を中間転写ベルト42に転写し、このベルトを介して用紙搬送ユニット5により上方に搬送される印刷用紙にカラー画像を再転写する。
この実施形態では、プロセスユニット1a,1b,1c,1dは、書き込みユニット3及び転写ユニット4を除いて、感光体、帯電手段、現像手段、及びクリーニング手段等の作像部の構成要素を一体に結合した構成になっている。なお、プロセスユニットは、現像手段に結合してプロセスユニットを構成する要素として、感光体、帯電手段、クリーニング手段及び転写手段のいずれの組み合わせでも良い。
プロセスユニット1a,1b,1c,1dは、個別に着脱自在な構成で、各々のストッパーを解除することにより交換できるようになっている。また、プロセスユニットは、中間転写ベルト42の移動方向に、例えばMCYKの順で所定の色配置をとる。なお、この色配置は固定であり、即ち、各色のプロセスユニット1a,1b,1c,1dは非互換となっており、色間の入れ替えはできない構成になっている。
また、プロセスユニット1a,1b,1c,1dは、不揮発性メモリを有するメモリタグを実装する。このメモリタグの不揮発性メモリ(後述の例にEEPROM12a〜dとして示す)には、プロセスユニットに関する種々の管理情報、即ち、後述するトナーの色情報、プロセスユニットのID、製造年月日、使用開始年月日、リサイクル回数、後述する現像回数、現在の年月日等を記憶する。また、不揮発性メモリを有するのものであれば、メモリタグに代えて、接触型のICチップを搭載したプリント基板又は非接触型ICチップを搭載したプリント基板を実装しても良い。本実施形態では、本体側のコントローラが各プロセスユニットの不揮発性メモリを相手に上記した管理情報の読み出し、或いは書き換え等を行うので、本体コントローラとの間を結ぶ通信手段を必要とする。
プロセスユニット1a,1b,1c,1dは、個別に着脱自在な構成で、各々のストッパーを解除することにより交換できるようになっている。また、プロセスユニットは、中間転写ベルト42の移動方向に、例えばMCYKの順で所定の色配置をとる。なお、この色配置は固定であり、即ち、各色のプロセスユニット1a,1b,1c,1dは非互換となっており、色間の入れ替えはできない構成になっている。
また、プロセスユニット1a,1b,1c,1dは、不揮発性メモリを有するメモリタグを実装する。このメモリタグの不揮発性メモリ(後述の例にEEPROM12a〜dとして示す)には、プロセスユニットに関する種々の管理情報、即ち、後述するトナーの色情報、プロセスユニットのID、製造年月日、使用開始年月日、リサイクル回数、後述する現像回数、現在の年月日等を記憶する。また、不揮発性メモリを有するのものであれば、メモリタグに代えて、接触型のICチップを搭載したプリント基板又は非接触型ICチップを搭載したプリント基板を実装しても良い。本実施形態では、本体側のコントローラが各プロセスユニットの不揮発性メモリを相手に上記した管理情報の読み出し、或いは書き換え等を行うので、本体コントローラとの間を結ぶ通信手段を必要とする。
次に、印刷出力時におけるプロセス(現像)ユニットの装着チェック処理に関し、その実施形態を示す。
ここでは、各プロセスユニットが予め定められた色配置に従って装着されているか、その装着状態をチェックし、誤装着である場合に、「実施形態1」では、印刷出力を禁止し、「実施形態2」では、誤装着があっても、装着されたプロセスユニットの色に合わせて、現像に用いる画像データの方を切り替えることにより、印刷を実行可能にする(ただし、誤装着されたプロセスユニットについてはトナー補給を停止させる)。さらに、「実施形態3」では、プロセスユニットに取り付けた不揮発性記憶手段を利用してプロセスユニットの寿命の管理を可能にする。
上記した動作を行うためには、装置の制御部は、次に示す機能を備えたシステムを必要とする。即ち、誤装着をチェックするために、各プロセスユニットが用いている現像剤(トナー)の色を識別し、トナーの濃度を検知すること、所定濃度を越えることを条件に識別したトナーの色を各プロセスユニットの使用色として決定すること、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むこと、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性をみることにより色配置の不備をチェックすることを必要とする。さらに、「実施形態1」では、誤装着を条件に印刷を禁止すること、「実施形態2」では、誤装着があっても各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えること、また、「実施形態3」では、プロセスユニットで現像を行った回数を算出すること、現像回数を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むこと、現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較することが必要になる。
ここでは、各プロセスユニットが予め定められた色配置に従って装着されているか、その装着状態をチェックし、誤装着である場合に、「実施形態1」では、印刷出力を禁止し、「実施形態2」では、誤装着があっても、装着されたプロセスユニットの色に合わせて、現像に用いる画像データの方を切り替えることにより、印刷を実行可能にする(ただし、誤装着されたプロセスユニットについてはトナー補給を停止させる)。さらに、「実施形態3」では、プロセスユニットに取り付けた不揮発性記憶手段を利用してプロセスユニットの寿命の管理を可能にする。
上記した動作を行うためには、装置の制御部は、次に示す機能を備えたシステムを必要とする。即ち、誤装着をチェックするために、各プロセスユニットが用いている現像剤(トナー)の色を識別し、トナーの濃度を検知すること、所定濃度を越えることを条件に識別したトナーの色を各プロセスユニットの使用色として決定すること、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むこと、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性をみることにより色配置の不備をチェックすることを必要とする。さらに、「実施形態1」では、誤装着を条件に印刷を禁止すること、「実施形態2」では、誤装着があっても各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えること、また、「実施形態3」では、プロセスユニットで現像を行った回数を算出すること、現像回数を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むこと、現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較することが必要になる。
図2は、本画像形成装置における制御部の1例を示すブロック図である。
図2に示す実施形態は、装置本体の制御部の制御下にプロセス(現像)ユニットに設けたメモリタグ等の不揮発性記憶手段をおいた場合の実施形態を示す。
図2に示すシステムでは、CPU9が装置全体を制御するためのプログラムに従って各種の処理を実行する。CPU9には、その制御下にNVRAM10、ROM13、バスコントローラ11、読み取りコントローラ16、I/Oコントローラ17、エンジンコントローラ20を接続する。ROM13には、制御・処理に必要なプログラムを格納し、NVRAM10或いはROM13に、保存が必要な設定データ(例えば、装置の制御情報や管理情報等)を格納する。
I/Oコントローラ17は、各種センサ類18の入力ポートの制御、モータ類19など出力ポートの制御を行う。センサ類18には、トナーの色を識別し、トナーの濃度を検知するセンサーが含まれる。
図2に示す実施形態は、装置本体の制御部の制御下にプロセス(現像)ユニットに設けたメモリタグ等の不揮発性記憶手段をおいた場合の実施形態を示す。
図2に示すシステムでは、CPU9が装置全体を制御するためのプログラムに従って各種の処理を実行する。CPU9には、その制御下にNVRAM10、ROM13、バスコントローラ11、読み取りコントローラ16、I/Oコントローラ17、エンジンコントローラ20を接続する。ROM13には、制御・処理に必要なプログラムを格納し、NVRAM10或いはROM13に、保存が必要な設定データ(例えば、装置の制御情報や管理情報等)を格納する。
I/Oコントローラ17は、各種センサ類18の入力ポートの制御、モータ類19など出力ポートの制御を行う。センサ類18には、トナーの色を識別し、トナーの濃度を検知するセンサーが含まれる。
バスコントローラ11は、I2CバスやPCIバスなどを制御する。バスの先にはプロセスユニット1a,1b,1c,1dに各々取り付けられたメモリタグのEEPROM12a〜dがある。CPU9は、EEPROM12a〜dに対する書き換え(書き込み)により、各プロセスユニットのトナーの色情報或いは現像回数をここで管理し、ここから読み出した情報を後述する誤装着のチェックや寿命のチェック動作に用いる。
読み取りコントローラ16は、原稿読み取り部を制御し、出力画像データの処理を行う。モータ14はスキャナの原稿から画像を読み取るCCD15を設けた読み取り走行体を駆動し、原稿面をラスタスキャニングする。CCD15は原稿からRGB系で画像データを読み取る。また、読み取りコントローラ16は、スキャナ入力及び外部入力(例えば、ホストコンピュータからの印刷要求)画像に対する各種の補正・変換処理を行い、各プロセスユニットの感光体への書き込み信号を出力する。後述する感光体への書き込み信号の切り替えは、ここでその操作を行うことにより実施し得る。
エンジンコントローラ20は、電子写真プロセスによる作像を行うプリンタエンジン21を制御する。
また、CPU9は、図示の外に、表示コントローラを接続し、ユーザによる動作モード等の設定、実行指令等の入力操作や警告表示をダイアログ形式で行うために操作部に設けた、液晶表示装置、タッチパネル、等を制御下におく。
読み取りコントローラ16は、原稿読み取り部を制御し、出力画像データの処理を行う。モータ14はスキャナの原稿から画像を読み取るCCD15を設けた読み取り走行体を駆動し、原稿面をラスタスキャニングする。CCD15は原稿からRGB系で画像データを読み取る。また、読み取りコントローラ16は、スキャナ入力及び外部入力(例えば、ホストコンピュータからの印刷要求)画像に対する各種の補正・変換処理を行い、各プロセスユニットの感光体への書き込み信号を出力する。後述する感光体への書き込み信号の切り替えは、ここでその操作を行うことにより実施し得る。
エンジンコントローラ20は、電子写真プロセスによる作像を行うプリンタエンジン21を制御する。
また、CPU9は、図示の外に、表示コントローラを接続し、ユーザによる動作モード等の設定、実行指令等の入力操作や警告表示をダイアログ形式で行うために操作部に設けた、液晶表示装置、タッチパネル、等を制御下におく。
次に、上記した制御部が行うプロセス(現像)ユニットの装着チェックと、誤装着時の印刷動作(実施形態1,2)及びプロセスユニットの寿命管理動作(実施形態3)について、その実施形態を説明する。
「実施形態1」
本実施形態で行う動作の特徴は、各プロセス(現像)ユニットで用いるトナーの色情報の管理、誤装着のチェック、誤装着を条件に印刷を禁止する点にある。
色情報の管理は、プロセスユニットで用いているトナー濃度が所定の基準値を超えた状態にあることを条件に、そのトナーの色を検知して、使用色を決定し、その色情報を各プロセスユニットに取り付けたEEPROM12a〜dに書き込み、記憶しておくことにより行う。この色情報のEEPROM12a〜dへの書き込みは、一度使用したプロセスユニットには、使用したトナー色が記憶されており、他の色のトナーに使用することはあり得ないので、色情報の書き込みがあれば、使用色の決定は一度で、再度行う必要はない。
また、誤装着のチェックは、作像順(例えば、M→C→Y→Kの順)に配置されるEEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の並びを取得し、予め定められている色配置(即ち順番と色の関係)との一致をチェックすることにより行い、一つでも違いがあれば誤装着の判定をする。
「実施形態1」
本実施形態で行う動作の特徴は、各プロセス(現像)ユニットで用いるトナーの色情報の管理、誤装着のチェック、誤装着を条件に印刷を禁止する点にある。
色情報の管理は、プロセスユニットで用いているトナー濃度が所定の基準値を超えた状態にあることを条件に、そのトナーの色を検知して、使用色を決定し、その色情報を各プロセスユニットに取り付けたEEPROM12a〜dに書き込み、記憶しておくことにより行う。この色情報のEEPROM12a〜dへの書き込みは、一度使用したプロセスユニットには、使用したトナー色が記憶されており、他の色のトナーに使用することはあり得ないので、色情報の書き込みがあれば、使用色の決定は一度で、再度行う必要はない。
また、誤装着のチェックは、作像順(例えば、M→C→Y→Kの順)に配置されるEEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の並びを取得し、予め定められている色配置(即ち順番と色の関係)との一致をチェックすることにより行い、一つでも違いがあれば誤装着の判定をする。
図3は、本実施形態の誤装着チェックを行う印刷動作の制御フロー図を示す。
なお、本実施形態は、画像形成装置に対し操作部からの入力操作によるか、或いは接続した外部端末から印刷指令が与えられた場合に行う印刷動作の一部として実施する形態を示す。
図3を参照して、本例の印刷動作の制御フローを説明すると、先ず、プロセス(現像)ユニットの使用色を決定する処理を行う必要があるか、否かを調べる(ステップS101)。使用色の決定処理は、一度処理を行っていれば、しなくても良いから、各プロセスユニットに取り付けたEEPROM12a〜dの色情報を読み出し、既に記憶情報があれば、既に使用色が決定されているので(ステップS101-YES)、行わない。
この使用色の決定の有無は、全てのプロセス(現像)ユニットについて確認をし、EEPROM12a〜dに記憶情報がなく、まだ使用色を決定していないユニットがあれば(ステップS101-N0)、全てこの処理を行う。使用色の決定処理の際、決定時の条件として、プロセス(現像)ユニット内のトナーが正常な使用状態にあることが必要であるから、トナー濃度の検出センサによって濃度が所定の基準値を超えたことを確認して(ステップS102-YES)、プロセスユニットで使用しているトナーの色を検出し、検出した色を使用色として決定する(ステップS103)。このとき、決定した使用色の色情報をEEPROM12a〜dに記憶する。なお、トナーの色を検出する手段は、公知の手段を適用することにより実施し得る。
なお、本実施形態は、画像形成装置に対し操作部からの入力操作によるか、或いは接続した外部端末から印刷指令が与えられた場合に行う印刷動作の一部として実施する形態を示す。
図3を参照して、本例の印刷動作の制御フローを説明すると、先ず、プロセス(現像)ユニットの使用色を決定する処理を行う必要があるか、否かを調べる(ステップS101)。使用色の決定処理は、一度処理を行っていれば、しなくても良いから、各プロセスユニットに取り付けたEEPROM12a〜dの色情報を読み出し、既に記憶情報があれば、既に使用色が決定されているので(ステップS101-YES)、行わない。
この使用色の決定の有無は、全てのプロセス(現像)ユニットについて確認をし、EEPROM12a〜dに記憶情報がなく、まだ使用色を決定していないユニットがあれば(ステップS101-N0)、全てこの処理を行う。使用色の決定処理の際、決定時の条件として、プロセス(現像)ユニット内のトナーが正常な使用状態にあることが必要であるから、トナー濃度の検出センサによって濃度が所定の基準値を超えたことを確認して(ステップS102-YES)、プロセスユニットで使用しているトナーの色を検出し、検出した色を使用色として決定する(ステップS103)。このとき、決定した使用色の色情報をEEPROM12a〜dに記憶する。なお、トナーの色を検出する手段は、公知の手段を適用することにより実施し得る。
次いで、誤装着のチェックを行う(ステップS104)。このチェックは、EEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の配置情報を得、装置条件として予め定められている色配置との一致をチェックすることにより行う。この一致のチェックは完全一致を判定し、4連のプロセスユニットの一つでも違いがあれば不一致として、誤装着の判定をする。また、プロセスユニットが装着されていない場合には、データの読み取り要求に対する応答が無いことで分かり、不一致と判定する。
プロセスユニットの使用色の色配置が正しい場合には(ステップS104-YES)、印刷出力をしても問題がないので、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS107)、この処理フローを抜ける。
他方、プロセスユニットの使用色の色配置が一致しない場合は(ステップS104-NO)、誤装着か未装着があるかのどちらかであるから、このまま印刷を実行すると、出力画像が劣化するので、制御条件を印刷不可能状態にセットし、印刷出力を禁止する(ステップS105)。このときに、「印刷ができない」旨の印刷禁止メッセージ及び誤装着のメッセージ等を表示することにより、ユーザに通知する(ステップS106)。この通知は、装置の操作部にある液晶表示装置や外部端末のディスプレイを通して行うことが可能である。このような誤装着時の処理を行った後、この処理フローを抜ける。
プロセスユニットの使用色の色配置が正しい場合には(ステップS104-YES)、印刷出力をしても問題がないので、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS107)、この処理フローを抜ける。
他方、プロセスユニットの使用色の色配置が一致しない場合は(ステップS104-NO)、誤装着か未装着があるかのどちらかであるから、このまま印刷を実行すると、出力画像が劣化するので、制御条件を印刷不可能状態にセットし、印刷出力を禁止する(ステップS105)。このときに、「印刷ができない」旨の印刷禁止メッセージ及び誤装着のメッセージ等を表示することにより、ユーザに通知する(ステップS106)。この通知は、装置の操作部にある液晶表示装置や外部端末のディスプレイを通して行うことが可能である。このような誤装着時の処理を行った後、この処理フローを抜ける。
「実施形態2」
上記実施形態1では、誤装着をチェックし、誤装着があれば、印刷を禁止するという対応をとるようにしたが、本実施形態では、誤装着があっても各プロセス(現像)ユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えるという対応をとることにより、印刷の停止を避け、生産性の向上を図ることを可能とする。
本実施形態でも各プロセスユニットで用いる色情報を管理するが、そのために用いる方法は、上記実施形態1と同じ方法による。
また、誤装着のチェックは、作像順(例えば、M→C→Y→Kの順)に配置されるEEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の並びを取得し、予め定められている色配置(即ち順番と色の関係)との一致をチェックすることにより行う点では、上記実施形態1と同様であるが、誤装着したプロセスユニットの色配置に従って、現像に用いる画像データの切り替えをするので、この色配置の情報を保持しておく必要がある。
なお、本実施形態では、装置条件として予め定められているプロセスユニットの色配置に従わずに、誤装着したプロセスユニットの色配置で印刷を実行するので、トナー補給を受けると、異なる色のトナーが混じり合ってしまう。このような弊害を起こさずに、誤装着したプロセスユニットの使用が可能な間、画像品質を良好に保つために、誤装着したプロセスユニットへのトナー補給を停止させる制御を行うようにする。
上記実施形態1では、誤装着をチェックし、誤装着があれば、印刷を禁止するという対応をとるようにしたが、本実施形態では、誤装着があっても各プロセス(現像)ユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替えるという対応をとることにより、印刷の停止を避け、生産性の向上を図ることを可能とする。
本実施形態でも各プロセスユニットで用いる色情報を管理するが、そのために用いる方法は、上記実施形態1と同じ方法による。
また、誤装着のチェックは、作像順(例えば、M→C→Y→Kの順)に配置されるEEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の並びを取得し、予め定められている色配置(即ち順番と色の関係)との一致をチェックすることにより行う点では、上記実施形態1と同様であるが、誤装着したプロセスユニットの色配置に従って、現像に用いる画像データの切り替えをするので、この色配置の情報を保持しておく必要がある。
なお、本実施形態では、装置条件として予め定められているプロセスユニットの色配置に従わずに、誤装着したプロセスユニットの色配置で印刷を実行するので、トナー補給を受けると、異なる色のトナーが混じり合ってしまう。このような弊害を起こさずに、誤装着したプロセスユニットの使用が可能な間、画像品質を良好に保つために、誤装着したプロセスユニットへのトナー補給を停止させる制御を行うようにする。
図4は、本実施形態の誤装着チェックを行う印刷動作の制御フロー図を示す。
図4を参照して、本例の印刷動作の制御フローを説明すると、先ず、各プロセス(現像)ユニットで用いる色を決定し、その使用色を管理情報として各々のEEPROM12a〜dへ記憶する処理を行う(ステップS201〜203)。なお、プロセスユニットの使用色情報を管理するためのこの処理は、上記実施形態1と全く変わりが無いので、先の図3に示したの処理フローにおけるステップS101〜103の記載を参照することとして、ここでは、説明を省略する。
次いで、誤装着のチェックを行う(ステップS204)。このチェックは、EEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の配置情報を得、装置条件として予め定められている色配置との一致性をチェックすることにより行う。この一致性のチェックは、4連のプロセスユニット全部が一致し誤装着が無いか、誤装着があるかという判定と、誤装着がある場合には、誤装着しているプロセスユニットについては、その色配置(位置と使用色)情報を保持しておく。
4連のプロセスユニット全部が一致している場合には(ステップS204-YES)、印刷出力をしても問題がないので、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS208)、この処理フローを抜ける。
図4を参照して、本例の印刷動作の制御フローを説明すると、先ず、各プロセス(現像)ユニットで用いる色を決定し、その使用色を管理情報として各々のEEPROM12a〜dへ記憶する処理を行う(ステップS201〜203)。なお、プロセスユニットの使用色情報を管理するためのこの処理は、上記実施形態1と全く変わりが無いので、先の図3に示したの処理フローにおけるステップS101〜103の記載を参照することとして、ここでは、説明を省略する。
次いで、誤装着のチェックを行う(ステップS204)。このチェックは、EEPROM12a〜dに記憶された色情報を順次読み取ることで、プロセスユニットの使用色の配置情報を得、装置条件として予め定められている色配置との一致性をチェックすることにより行う。この一致性のチェックは、4連のプロセスユニット全部が一致し誤装着が無いか、誤装着があるかという判定と、誤装着がある場合には、誤装着しているプロセスユニットについては、その色配置(位置と使用色)情報を保持しておく。
4連のプロセスユニット全部が一致している場合には(ステップS204-YES)、印刷出力をしても問題がないので、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS208)、この処理フローを抜ける。
他方、プロセスユニットの使用色の色配置が一致しない場合は(ステップS204-NO)、誤装着した状態にあるから、このままでは、装置条件と整合しないが、本実施形態では、プロセスユニットの方は誤装着の状態にしておき、現像に用いる画像データを用意する側でデータの切り替えをして整合を図る方法をとる。
この方法は上記実施形態における、誤装着時に印刷を禁止する方法をとると、長い時間印刷を停止させてしまう場合が起きる、という状況を回避するために、一時的に誤装着のまま印刷を実行可能にする方法である。従って、誤装着したプロセスユニットを使用して一時的に印刷を行う間には、装置条件として予め定められているプロセスユニットの色配置に従って行われるトナーの補給動作をおこなうと、色が混ざり合うことになり、画質の低下に繋がる。そこで、非常時の動作として行う誤装着したプロセスユニットを使用して行う印刷の画質を良好に保つために、この印刷の実行に先立ち、トナーの補給を停止させる(ステップS205)。
次いで、誤装着したプロセスユニットの色配置に従って、現像(露光)に用いる画像データの切り替えをする(ステップS206)。この処理は、誤装着のチェック時に誤装着しているプロセスユニットに関する情報として保持しておいた色配置(位置と使用色)情報を用いて、各色の現像に用いるための出力画像データの展開順序やメモリ領域を変更する。
現像(露光)に用いる画像データの切り替えをした後、このデータを用いた印刷出力を行うために、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS207)、この処理フローを抜ける。
この方法は上記実施形態における、誤装着時に印刷を禁止する方法をとると、長い時間印刷を停止させてしまう場合が起きる、という状況を回避するために、一時的に誤装着のまま印刷を実行可能にする方法である。従って、誤装着したプロセスユニットを使用して一時的に印刷を行う間には、装置条件として予め定められているプロセスユニットの色配置に従って行われるトナーの補給動作をおこなうと、色が混ざり合うことになり、画質の低下に繋がる。そこで、非常時の動作として行う誤装着したプロセスユニットを使用して行う印刷の画質を良好に保つために、この印刷の実行に先立ち、トナーの補給を停止させる(ステップS205)。
次いで、誤装着したプロセスユニットの色配置に従って、現像(露光)に用いる画像データの切り替えをする(ステップS206)。この処理は、誤装着のチェック時に誤装着しているプロセスユニットに関する情報として保持しておいた色配置(位置と使用色)情報を用いて、各色の現像に用いるための出力画像データの展開順序やメモリ領域を変更する。
現像(露光)に用いる画像データの切り替えをした後、このデータを用いた印刷出力を行うために、制御条件を印刷可能状態にセットして(ステップS207)、この処理フローを抜ける。
「実施形態3」
本実施形態は、プロセス(現像)ユニットの寿命をチェックする機能の付加に係わる。
プロセス(現像)ユニットは、出力画像を高品質に保つために重要な要素となる感光体や現像装置をユニット化しており、寿命の管理が不可欠である。従来、現像ユニットの寿命は使用回数を目安にし、使用するたびに画像形成装置が装置内のNVRAMに保存している値をカウントアップし更新するという方法により、装置側で使用回数の管理をしていた。しかしながら、この方法では、現像ユニットを他の画像形成装置で使用する場合には管理できないので、正確なユニットの寿命が管理できずに、まだ使用できるユニットでも寿命より早く交換を通知することになったり、逆に、寿命を過ぎても交換を通知できず、画像の品質が劣化することになってしまう。
そこで、本実施形態では、プロセスユニットに取り付けたEEPROMの管理情報の保存領域を利用して現像回数を記憶することで、現像ユニットを他の画像形成装置で使用する場合にも、ユニットに付属させた現像回数を用いて、漏れの無い現像回数の管理を可能にすることによって、正確な寿命チェックができるようにする。
現像(露光)の実行は、例えば、プリントエンジンに対する印刷指令の発行により知ることが可能であり、上記実施形態では、制御条件の印刷可能状態へのセット(図3のステップS107、図4のステップS207、S208)を現像の実行と認識する方法を用いても良い。
寿命管理は、本実施形態において、現像回数を更新したときに、現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較し、寿命現像回数を超えた場合に、ユーザに警告する。寿命現像回数は、実験的に画質の劣化が起きる現像回数を確認し、その値に基づいて劣化が生じる前の許容限界値として定めるようにする。
本実施形態は、プロセス(現像)ユニットの寿命をチェックする機能の付加に係わる。
プロセス(現像)ユニットは、出力画像を高品質に保つために重要な要素となる感光体や現像装置をユニット化しており、寿命の管理が不可欠である。従来、現像ユニットの寿命は使用回数を目安にし、使用するたびに画像形成装置が装置内のNVRAMに保存している値をカウントアップし更新するという方法により、装置側で使用回数の管理をしていた。しかしながら、この方法では、現像ユニットを他の画像形成装置で使用する場合には管理できないので、正確なユニットの寿命が管理できずに、まだ使用できるユニットでも寿命より早く交換を通知することになったり、逆に、寿命を過ぎても交換を通知できず、画像の品質が劣化することになってしまう。
そこで、本実施形態では、プロセスユニットに取り付けたEEPROMの管理情報の保存領域を利用して現像回数を記憶することで、現像ユニットを他の画像形成装置で使用する場合にも、ユニットに付属させた現像回数を用いて、漏れの無い現像回数の管理を可能にすることによって、正確な寿命チェックができるようにする。
現像(露光)の実行は、例えば、プリントエンジンに対する印刷指令の発行により知ることが可能であり、上記実施形態では、制御条件の印刷可能状態へのセット(図3のステップS107、図4のステップS207、S208)を現像の実行と認識する方法を用いても良い。
寿命管理は、本実施形態において、現像回数を更新したときに、現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較し、寿命現像回数を超えた場合に、ユーザに警告する。寿命現像回数は、実験的に画質の劣化が起きる現像回数を確認し、その値に基づいて劣化が生じる前の許容限界値として定めるようにする。
図5は、本実施形態におけるプロセス(現像)ユニットの寿命管理動作のフロー図を示す。
図5を参照して、画像形成装置の制御部が行う本例の寿命管理動作のフローを説明すると、現像(露光)の実行時に管理動作を行うので、先ず、現像の実行を確認する(ステップS301-YES)。ここでは、制御条件の印刷可能状態へのセット(図3のステップS107、図4のステップS207、S208)により、現像の実行を知る。
現像の実行を確認したときに、現像回数をカウントアップする(ステップS302)。この処理は、現像ユニットに取り付けたEEPROM12a〜dから格納しておいたこれまでの現像回数を読み出し、今回の現像を+1して、現像回数を更新する。なお、フローには明示していないが、当然、EEPROM12a〜dのデータの書き換えも行う。
次いで、更新した現像回数により現像ユニットの寿命をチェックする(ステップS303)。寿命のチェックは、更新した値を予め定めた寿命現像回数と比較し、寿命現像回数を超えるか、否かを判断し、超えない場合には(ステップS303-NO)、現像回数の更新処理だけで、この処理フローを抜ける。
他方、寿命現像回数を超えた場合には(ステップS303-YES)、現像ユニットが寿命に近づいており、画像の劣化が生じたり、印刷ができなくなることをユーザに知らせるために警告をする(ステップS304)。この警告は、「現像ユニットの交換が必要である」旨のメッセージを表示することにより、ユーザに通知する。なお、メッセージには、どの色の、或いは何番目の現像ユニットであるかを指示することが望ましい。この通知は、装置の操作部にある液晶表示装置や外部端末のディスプレイを通して行うことが可能である。
上記のような寿命のチェック結果に従った管理動作を行った後、この動作フローを抜ける。
図5を参照して、画像形成装置の制御部が行う本例の寿命管理動作のフローを説明すると、現像(露光)の実行時に管理動作を行うので、先ず、現像の実行を確認する(ステップS301-YES)。ここでは、制御条件の印刷可能状態へのセット(図3のステップS107、図4のステップS207、S208)により、現像の実行を知る。
現像の実行を確認したときに、現像回数をカウントアップする(ステップS302)。この処理は、現像ユニットに取り付けたEEPROM12a〜dから格納しておいたこれまでの現像回数を読み出し、今回の現像を+1して、現像回数を更新する。なお、フローには明示していないが、当然、EEPROM12a〜dのデータの書き換えも行う。
次いで、更新した現像回数により現像ユニットの寿命をチェックする(ステップS303)。寿命のチェックは、更新した値を予め定めた寿命現像回数と比較し、寿命現像回数を超えるか、否かを判断し、超えない場合には(ステップS303-NO)、現像回数の更新処理だけで、この処理フローを抜ける。
他方、寿命現像回数を超えた場合には(ステップS303-YES)、現像ユニットが寿命に近づいており、画像の劣化が生じたり、印刷ができなくなることをユーザに知らせるために警告をする(ステップS304)。この警告は、「現像ユニットの交換が必要である」旨のメッセージを表示することにより、ユーザに通知する。なお、メッセージには、どの色の、或いは何番目の現像ユニットであるかを指示することが望ましい。この通知は、装置の操作部にある液晶表示装置や外部端末のディスプレイを通して行うことが可能である。
上記のような寿命のチェック結果に従った管理動作を行った後、この動作フローを抜ける。
1a,1b,1c,1d・・プロセス(現像)ユニット、
2a,2b,2c,2d・・トナー補給装置、
3・・書き込み(露光)ユニット、
4・・転写ユニット、 42・・中間転写ベルト、
5・・用紙搬送ユニット、
9・・CPU、 10・・NVRAM、
11・・バスコントローラ、 12a〜d・・EEPROM、
13・・ROM、 16・・読み取りコントローラ、
17・・I/Oコントローラ、 20・・エンジンコントローラ。
2a,2b,2c,2d・・トナー補給装置、
3・・書き込み(露光)ユニット、
4・・転写ユニット、 42・・中間転写ベルト、
5・・用紙搬送ユニット、
9・・CPU、 10・・NVRAM、
11・・バスコントローラ、 12a〜d・・EEPROM、
13・・ROM、 16・・読み取りコントローラ、
17・・I/Oコントローラ、 20・・エンジンコントローラ。
Claims (6)
- 現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置であって、プロセスユニットに取り付け、管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別する手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を検知する手段と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する色決定手段と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手段と、色配置の不備を条件に印刷を禁止する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とした画像形成装置であって、プロセスユニットに取り付け、管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別する手段と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を検知する手段と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する色決定手段と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手段と、色配置に不備があっても、各プロセスユニットの装着状態を維持し、それぞれが用いている現像剤の色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替える手段と、画像データの切り替えを条件に印刷を実行する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2に記載された画像形成装置において、プロセスユニットへの現像剤補給手段を有し、プロセスユニットで使用する現像剤の色配置に不備があるときに、現像剤補給手段によるプロセスユニットへの補給を停止する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、プロセスユニットで現像を行った回数を算出する手段と、算出した各プロセスユニットの現像回数を前記不揮発性記憶手段に書き込む手段と、不揮発性記憶手段に書き込まれた現像回数を予め定められた寿命現像回数と比較することにより寿命をチェックする手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とし、プロセスユニットに管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を取り付けた画像形成装置が有するコンピュータに、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別するための手順と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を得るための手順と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する手順と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むための手順と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手順と、色配置の不備を条件に印刷を禁止するための手順を実行させるためのプログラム。
- 現像部を少なくとも有するプロセスユニットをカラー構成色分本体に着脱自在に装着し得るようにするとともに、予め定められた色配置への各色用のプロセスユニットの装着をチェック可能とし、プロセスユニットに管理情報の書き込みが可能な不揮発性記憶手段を取り付けた画像形成装置が有するコンピュータに、プロセスユニットが用いている現像剤の色を識別するための手順と、プロセスユニットが用いている現像剤の濃度を得るための手順と、所定濃度を越えたことを条件に識別した現像剤の色を各プロセスユニットの使用色として決定する手順と、決定した色情報を各プロセスユニットの不揮発性記憶手段に書き込むための手順と、不揮発性記憶手段に書き込まれた色情報の並びと予め定められた色配置との一致性を判断することにより色配置の不備をチェックする手順と、色配置に不備があっても、各プロセスユニットの使用色に合わせて、現像に用いる画像データを切り替える手順と、画像データの切り替えを条件に印刷を実行するための手順を実行させるためのプログラム。
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2004
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