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JP2005244672A - ネットワークの障害監視処理システム及び方法 - Google Patents

ネットワークの障害監視処理システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一LAN内で二重化構成を取る各ネットワークの障害発生、復旧を監視する。
【解決手段】二重化されたLAN107A,107Bに接続されるノード装置105間の通信を行うネットワークの障害監視処理システムに、二重化されたLANと他のLANとの接続を行うルータ100と、共通のネットワークアドレスを有し各々が物理アドレスを有し二重化したLANを介してノード装置の通信を行う2つの運用系/予備系インターフェース103A、103Bと、2つのインターフェースの一方からルータにルータのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とするパケットを送信しルータから一方のインターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に一方のインターフェースに接続されるLANが正常であると判断し応答パケットを受信しない場合には一方のインターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する障害検出部104Aとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は二重化されたLANのネットワークに関する。特に、本発明は、二重化されたLANのネットワークの障害監視処理システム及び方法に関する。
一般的に、二重化されたネットワークは、例えば、以下のように、LAN(Local Area Network)を物理的に分離する構成を取る。
従来、LANを二重化して構成されたネットワークにおいて、通常時は両方を現用系LANとして使用することができ、障害時は通信プログラムがLAN障害を意識することなく一方のLANに自動的に縮退して、ノード間の通信を継続でき、更にLAN障害の検出および切替えを早期に行うことができ、各ノード内の通信プログラム間のコネクションを継続できるネットワークシステムを提供するため、各ノードに一つのネットワークアドレスを設定し、各ノードは各通信相手のノードに対し各LANごとに通信経路の障害を検出し、各通信経路毎に通信可否の情報を持ち、各ノードは、通信相手のノードへデータを送信するときに上記の情報をもとに通信可能な通信経路を選択して送信するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、二重化LAN切替システムに関し、ホストで系の障害を認識し系の切替信号を外部に設けた切替装置に送信することにより、各端末に対して主系から従系に瞬時に一括切り替え、切り替え時に発生する種々の障害を軽減し二重化LANを有効に利用する二重化LAN切替システムを提供することを目的として、ホスト及び複数の端末が外部データベースを共有してデータ通信するための主系および従系の伝送路を備えた二重化LANシステムにおいて、前記ホストが主系及び従系の伝送路の伝送障害を認識し伝送路を切り替えるための切替信号を出力した際にその切替信号を送信する送信部と、送信部からの切替信号を受信する受信部と、受信部から出力される切替信号に基づき主系及び従系の伝送路を切り替えるとともにホスト及び各端末に対応してデータを送信する切替装置から構成されるものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、バス構成のLANシステムに関し、バスやノード装置の異常発生時、および、保守時においても、システムをストップすることなく、ノード間通信機能を維持できるようにすることを目的として、一方を現用系とし、他方を予備系として使用するための第1および第2のバスと、複数のノードの各々において、一方を現用系とし、他方を予備系として使用するための第1および第2のノード装置とを有し、各ノード装置は、第1および第2のバスの何れか一方と選択的に接続するための選択接続手段を有し、選択接続手段は、現用系として使用するノード装置を現用系として使用するためのバスに接続し、予備系として使用するノード装置を予備系として使用するためのバスに接続するように構成するものがある(例えば、特許文献3参照)。
以上の従来例では、いずれもLANを物理的に分離するネットワーク構成を取っているが、二重化されたネットワークが他のネットワークと接続する場合、設備コスト、構成上の問題で対向する他のネットワークを二重化することができず、さらに、ネットワーク間を接続するルータも二重化することができないという場合も、以下のように、存在する。
図7は本発明の前提となる二重化されたLANが他のLANに接続する例を説明する図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
本図に示すように、二重化されたLAN107A、107Bにノード装置105が接続され、二重化されたLAN107A、107Bと二重化されないLAN200の間をルータ100が接続する。
ノード装置105には1つのネットワークアドレス、1つの物理アドレスが付与され、ノード装置105上で動くアプリケーションプログラムに二重化されたLAN107A、107Bを意識せずに、さらに、二重化されたLAN107A、107Bの一方の障害を意識せずに継続して、上記の従来技術と同様に、通信を行うことが可能である。
ところで、二重化されたLAN107A、107Bの一方に障害がある場合、どちら側のLANに障害があるかを検出することが以下のようにできない。
例えば、ノード装置105からルータ100に導通確認パケットを送信して応答を要求しても、応答を受信できない場合には、二重化されたLAN107A、107Bの両系が障害中であることを判断することができる。
他方、ルータ100から応答がある場合には、二重化されたLAN107A、107Bの両系が障害中でないか、LAN107A、107Bの一方だけが障害中あるかを判断することができるだけで、障害の判断が漠然としている。すなわち、二重化されたLAN107A、107Bのうち、LAN107Aが障害中の状態か、LAN107Bが障害中の状態か、又はLAN107A、107Bの両系が障害中でないかを判断することができない。
その理由は、1つのネットワークアドレス、1つの物理アドレスしか付与されていないノード装置105からルータ100に対して二重化されたLAN107A、107Bを介して二重化されたLAN107A、107Bのネットワークの状態を監視するパケットを送信したとき、それぞれの応答を識別して受信することができないためである。
すなわち、対向するルータ100が持つ物理アドレス解決テーブルが、二重化されたLAN107A、107Bの同一LAN内において、1つのネットワークアドレス、1つの物理アドレスしか付与されていないノード装置105と二重化されたLAN107A、107Bを介して同時に識別して通信することに対応していないためである。
これでは、二重化されたLAN107A、107Bに対して個別に障害発生、復旧の状態を識別して監視することができない。
特開2001−60959号公報 特開平7−226752号公報 特開平8−149145号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、同一LAN内で二重化構成を取る各ネットワークの障害発生、復旧を監視することができるネットワーク障害監視処理システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理システムにおいて、前記二重化されたLANと他のLANとの接続を行うルータと、共通のネットワークアドレスを有し、各々が物理アドレスを有し、一方を運用系とし他方を予備系として、前記二重化したLANと前記ノード装置との通信を行う2つの運用系/予備系インターフェースと、前記2つの運用系/予備系インターフェースの一方から前記ルータに前記ルータのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信して応答を要求し前記ルータから一方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する障害検出部とを備えることを特徴とするネットワークの障害監視処理システムを提供する。
さらに、前記二重化されたLANと前記ルータの間に位置しパケットのスイッチングを行うスイッチを設け、前記障害検出部は、前記2つの運用系/予備系インターフェースの一方から他方に前記スイッチを介して他方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として導通確認パケットを送信して応答を要求し、他方の前記インターフェースから一方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として応答パケットを受信した場合に、前記2つ運用系/予備系インターフェースに接続される両系のLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には前記2つの運用系/予備系インターフェースの少なくとも一方に接続されるLANが障害中であると判断する。
さらに、前記障害検出部は、前記二重化されたLANの両系が正常の場合、運用系インターフェースに接続されるLANの障害を検出した場合に予備系インターフェースを運用系インターフェースに切り替える。
さらに、前記障害検出部は、予備系インターフェースに接続されるLANが障害中に、運用系インターフェースに接続されるLANが障害中になったと判断した場合には、前記二重化されたLANの両系が障害中と判断する。
さらに、前記障害検出部は、運用系インターフェースに接続されるLANが正常で、予備系インターフェースに接続されるLANが障害中である場合に、予備系インターフェースに接続されるLANが復旧した場合には、前記二重化されたLANの両系が正常であると判断する。
さらに、前記障害検出部は、前記二重化されたLANの両系が障害中である場合に、運用系/予備系インターフェースの一方に接続されたLANが復旧した場合には、復旧したLANに接続される前記運用系/予備系インターフェースの一方を運用系インターフェースとする。
さらに、前記導通確認パケットとしてICMPエコーパケットを用いる。
さらに、前記スイッチはOSIモデルのレイヤ2の物理アドレスを用いたパケットのスイッチングを行う。
さらに、本発明は、二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理方法において、前記ノード装置の運用系インターフェース、予備系インターフェースに共通のネットワークアドレスを付与し、さらに、前記運用系インターフェース、予備系インターフェースの各々に物理アドレスを付与し、前記二重化したLANと前記ノード装置の通信を行う工程と、前記運用系インターフェースから前記二重化されたLANと他のLANとの接続を行うルータに対して前記ルータのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信して応答を要求する工程と、前記ルータから運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、前記運用系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断する工程と、前記応答パケットを受信しない場合には前記運用系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する工程とを備えることを特徴とするネットワークの障害監視処理方法を提供する。
さらに、前記予備系インターフェースから前記運用系インターフェースに、前記二重化されたLANと前記ルータの間に位置しパケットのスイッチングを行うスイッチを介して、前記運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として導通確認パケットを送信して応答を要求する工程と、前記運用系インターフェースから前記予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として応答パケットを受信した場合に前記予備系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断する工程と、前記応答パケットを受信しない場合には前記予備系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する工程とを備える。
さらに、本発明は、二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理システムにおいて、共通のネットワークアドレスを有し、各々が物理アドレスを有し、一方を運用系とし他方を予備系として、前記二重化したLANを介して前記ノード装置の通信を行う2つの運用系/予備系インターフェースと、一方の前記ノード装置の運用系インターフェースから、LANを介して、他方の前記ノード装置の運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信し、一方の前記ノード装置の運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記ノード装置の運用系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記ノード装置の運用系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する障害検出部とを備えることを特徴とするネットワークの障害監視処理システムを提供する。
さらに、前記障害検出部は一方の前記ノード装置の予備系インターフェースから、LANを介して、他方の前記ノード装置の予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信し、一方の前記ノード装置の予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記ノード装置の予備系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記ノード装置の予備系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する。
以上説明したように、本発明によれば、二重化されたLANに接続されるノード装置の2つのインターフェースに、一つのネットワークアドレスを付与すると同時に物理アドレスをそれぞれ付与したので、二重化されたLANに接続され対向するルータ、同様の構成を有し対向するノード装置に対して2つのインターフェースの一方から導通確認パケットを送信し、一方のインターフェースを送信先として応答の要求を行い、応答の有無で二重化されたLANの障害発生、復旧の確認を個別に行うことが可能になった。
図1は本発明に係るネットワークの障害監視処理システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、本発明に係るネットワークでは、二重化されたLAN107A、LAN107Bにはノード装置105が接続され、さらに、ノード装置105に対向してルータ100が接続される。ルータ100にはさらに二重化されていない一重の他のLAN200が接続される。
なお、ルータ100と二重化されたLAN107A、LAN107Bとの間には経路108を介してL2(レイヤ2)スイッチ101が設けられ、さらに、ノード装置105と二重化されたLAN107A、LAN107Bの各々間には経路109A、経路109Bを介してL2(レイヤ2)スイッチ102A、L2(レイヤ2)スイッチ102Bが設けられる。
L2スイッチ101、L2スイッチ102A、L2スイッチ102BはOSI(Open Systems Interconection)参照モデルのレイヤのスイッチであり、MAC(Media Access Cotrol)アドレスを使ったパケットのスイッチングを行い、L2スイッチ101は二重化されたLAN107A、LAN107Bを束ねて経路108を介してルータ100への接続を行う。
このようにして、ノード装置105とL2スイッチ101間が二重化された冗長構成のネットワークとなっており、インターフェース103AがL2スイッチ102Aとインターフェース103BがL2スイッチ102Bと一対一に接続され、データリンク層(レイヤ2)で同一ネットワーク、すなわち、同一のLAN(Local Area Network)となるように、ネットワークが構成される。
ノード装置105はホストコンピュータ等のネットワーク装置であり、インターフェース103A、インターフェース103Bを有し、インターフェース103A、インターフェース103Bの一方は運用系インターフェースとなり、他方は予備系インターフェースとなる。
インターフェース103A、インターフェース103Bは経路109A、経路109Bを介してL2スイッチ102A、L2スイッチ102Aにそれぞれ接続され、さらに、二重化されたLAN107A、LAN107Bにそれぞれ接続される。
ノード装置105には制御部104が設けられ、制御部104はOS(Operating System)、デバイスドライバ等、ネットワークの制御を行う制御プログラムであり、インターフェース103A、インターフェース103Bを二重化インターフェースとして制御し、ネットワーク障害検出処理を行う障害検出部104Aを有する。
制御部104は、インターフェース103A、インターフェース103Bに対して共通の1つのネットワークアドレスを付与する。一例として、インターフェース103A、インターフェース103BにはIPアドレス「IPB」が付与される。
さらに、制御部104は、インターフェース103A、インターフェース103Bに対してそれぞれ1つずつ物理アドレスを有する。一例として、インターフェース103AにMACアドレスとして「MACB」が付与され、インターフェース103BにMACアドレスとして「MACC」が付与される。
ノード装置105に対向するネットワーク装置であるルータ100は冗長構成を取らない一般的なルータであり、インターフェース106を有し、インターフェース106は、前述のように、経路108を介して、L2スイッチ101と一対一に接続されている。
インターフェース106は1つの物理アドレスと1つのネットワークアドレスを有する。一例として、インターフェース106にはMACアドレス「MACA」、IPアドレス「IPA」が付与される。
制御部104の障害検出部104Aでは、インターフェース103Aが運用系インターフェースである場合、インターフェース103Aの先のネットワークの正常性は、インターフェース103AからL2スイッチ101を介して対向するルータ100との間の導通確認パケット(例えばICMP(Internet Control Message Protocol)エコー)にて確認される。
また、インターフェース103Bが予備系インターフェースである場合、インターフェース103Bの先のネットワークの正常性は、インターフェース103BからL2スイッチ101を介してインターフェース103Aとの間の導通確認パケット(例えばICMPエコー)にて確認される。
このようにして、対向のネットワーク装置であるルータ100が識別して運用系インターフェースであるインターフェース103Aとしか通信を行わないため、対向するルータ100が有する物理アドレス解決テーブルに起因する問題が起こらない。
このため、運用系インターフェースであるインターフェース103Aで通信を行っている時に、予備系インターフェースであるインターフェース103Bで障害発生又は復旧の確認が可能となる。さらに、運用系インターフェースであるインターフェース103Aで障害発生の確認、予備系インターフェースであるインターフェース103Bで復旧の確認を同時に行うことが可能になる。
以下に、本発明のネットワークの障害監視処理システムの動作を詳細に説明する。
図2は図1における制御部104の障害検出部104Aにより行われる二重化ネットワークの障害検出処理方式の詳細を説明する状態遷移図である。
本図に示すように、制御部104の障害検出部104Aでは、一例として、インターフェース103A、インターフェース103Bに接続されるLAN107A、LAN107Bの運用、予備、障害の有無に応じて状態200、201、202、203、204の分類を行う。
さらに、インターフェース103A、インターフェース103Bに接続されるLAN107A、LAN107Bの障害検出、復旧検出に応じて検出イベント205、206、207、208の分類を行う。
ここで、状態200では、インターフェース103A、インターフェース103Bに接続されるLAN107A、LAN107Bの両系に障害LANがない正常運用中の状態であり、インターフェース103Aが運用系インターフェースである。この場合、運用系インターフェースであるインターフェース103Aが通常の通信の全てを行い、インターフェース103Bは予備系インターフェースとなり、通常の通信には使用されない。
状態201では、インターフェース103A、インターフェース103Bに接続されるLAN107A、LAN107Bの両系に障害LANがない正常運用中の状態であり、インターフェース103Bが運用系インターフェースである。この場合、運用系インターフェースであるインターフェース103Bが通常の通信の全てを行い、インターフェース103Aは予備系インターフェースの状態となり、通常の通信には使用されない。
状態202では、インターフェース103Aに接続されるLAN107Aが障害中の状態であり、インターフェース103Bが運用系インターフェースであり、正常運用中の状態にある。
状態203では、インターフェース103Bが障害中の状態であり、インターフェース103Aが運用系インターフェースであり、正常運用中の状態にある。
状態204では、インターフェース103A、インターフェース103Bに接続されるLAN107A、LAN107Bの両系が障害中の状態にあり、正常運用中の運用系インターフェースがない状態にある。
次に、検出イベント205はインターフェース103Aに接続されるLAN107Aの障害を検出するイベントである。
検出イベント206はインターフェース103Bに接続されるLAN107Bの障害を検出するイベントである。
検出イベント207は、インターフェース103Aに接続されるLAN107Aの復旧を検出するイベントである。
検出イベント208は、インターフェース103Bに接続されるLAN107Bの復旧を検出するイベントである。
次に、状態遷移について説明を以下に行う。
状態200で検出イベント205があると、インターフェース103Aからインターフェース103Bへの系切り替えが行われ、状態202への遷移が行われる。
状態203で検出イベント205があると、状態204への遷移が行われる。
状態200で検出イベント206があると、状態203への遷移が行われる。
状態201で検出イベント206があると、インターフェース103Bからインターフェース103Aへの系切り替えが行われ、状態203への遷移が行われる。
状態202で検出イベント206があると、状態204への遷移が行われる。
状態202で検出イベント207があると、状態201への遷移が行われる。
状態204で検出イベント207があると、状態203への遷移が行われる。
状態203で検出イベント208があると、状態200への遷移が行われる。
状態204で検出イベント208があると、状態202への遷移が行われる。
図3はインターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態200である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。本図に示すように、運用系インターフェースの先のネットワークの正常性は、運用系インターフェースがインターフェース103Aである場合、インターフェース103Aと対向するルータ100との間で導通確認パケットとしてICMPエコーを用いて、実線矢印300、破線矢印301に示すように、確認される。
最初に、対向ルータ100のインターフェース106を送信先(IPアドレス「IPA」、MACアドレス「MACA」)としたICMPエコー要求がインターフェース103Aから送信される。
このICMPエコー要求に用いられた導通確認パケットは、L2スイッチ101を介して、実線矢印300に示すように、対向するルータ100に流れる。
対向するルータ100は、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、インターフェース103Aを送信先(IPアドレス「IPB」、MACアドレス「MACB」)として送信する。
このICMPエコー応答に用いられた導通確認パケットは、L2スイッチ101を介して、破線矢印301に示すように、インターフェース103Aに流れる。
制御部104の障害検出部104AがこのICMPエコー応答を受信することで、運用系インターフェースであるインターフェース103Aの正常性の確認が取れたことになる。
次に、予備系インターフェースの先のネットワークの正常性は、予備系インターフェースがインターフェース103Bである場合、インターフェース103Bとインターフェース103Aの間で導通確認パケットとしてICMPエコーを用いて、実線矢印302、破線矢印303に示すように、確認される。
最初に、運用系インターフェースであるインターフェース103Aを送信先(IPアドレス「IPB」、MACアドレス「MACB」)としたICMPエコー要求が予備系インターフェースであるインターフェース103Bから送信される。
このICMPエコー要求に用いられた導通確認パケットはL2スイッチ101を介して運用系インターフェースであるインターフェース103Aに、実線矢印302に示すように、流れる。
制御部104の障害検出部104Aは運用系インターフェースであるインターフェース103Aを通してこのICMPエコー要求を受け取る。
さらに、制御部104の障害検出部104AはこのICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、予備系インターフェースであるインターフェース103Bを送信先(IPアドレス「IPB」)として、運用系インターフェースであるインターフェース103Aから送信する。
ICMPエコー応答に用いられた導通確認パケットは、L2スイッチ101を介して、予備系インターフェースであるインターフェース103Bに、破線矢印303に示すように、流れる。
制御部104の障害検出部104AがこのICMPエコー応答を受信することで、予備系インターフェースであるインターフェース103Bの正常性の確認が取れたことになる。
ここで、例えば、L2スイッチ101とL2スイッチ102Aの間で障害が発生し、運用系インターフェースであるインターフェース103Aから送信したICMPエコー要求の応答を制御部104の障害検出部104Aが受信できなかったとする。このとき、制御部104の障害検出部104Aは運用系インターフェースであるインターフェース103Aを障害と判断する(検出イベント205)。
運用系インターフェースであるインターフェース103Aが障害となったため、制御部104の障害検出部104Aは運用系インターフェースをインターフェース103Aからインターフェース103Bに切り替える。制御部104の障害検出部104Aでは、状態200からインターフェース103Aの障害中の状態202に遷移が行われる。
図4はインターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態202である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。本図に示すように、運用系インターフェースの正常性は、運用系インターフェースであるインターフェース103Bと対向するルータ100の間で導通確認パケットとしてICMPエコーを用いて、実線矢印400、破線矢印401に示すように、確認される。
最初に、対向するルータ100のインターフェース106を送信先(IPアドレス「IPA」、MACアドレス「MACA」)としたICMPエコー要求が運用系インターフェースであるインターフェース103Bから送信される。
このICMPエコー要求に用いられた導通確認パケットは、L2スイッチ101を介して、実線矢印400に示すように、対向するルータ100へ流れる。
対向するルータ100は、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答が、インターフェース103Bを送信先(IPアドレス「IPB」、MACアドレス「MACC」)として、送信される。
このICMPエコー応答に用いられる導通確認パケットは、L2スイッチ101を介して、破線矢印401に示すように、インターフェース103Bへ流れる。
制御部104の障害検出部104AがこのICMPエコー応答を受信することで、運用系インターフェースであるインターフェース103Bの正常性の確認が取れたことになる。
状態202の時は、予備系インターフェースであるインターフェース103Aが障害中にあるため、運用系インターフェースであるインターフェース103Bを送信先(IPアドレス「IPB」、MACアドレス「MACC」)としたICMPエコー要求を予備系インターフェースであるインターフェース103Aから、実線矢印402に示すように、送信することで、予備系インターフェースであるインターフェース103Aの障害復旧が試みられる。
ここで、予備系インターフェースであるインターフェース103Aから送信したICMPエコー要求の応答を制御部104の障害検出部104Aが受信したとする。
このとき、制御部104の障害検出部104Aは予備系インターフェースであるインターフェース103Aが障害復旧したと判断する(検出イベント207)。
このときは、インターフェースの系切り替えは発生せず、引き続きインターフェース103Bが運用系インターフェースとなる。
制御部104の障害検出部104Aでは、インターフェース103A、インターフェース103Bの状態は、両系正常運用中である状態201に遷移する。
一方、運用系インターフェースであるインターフェース103Bから出したICMPエコー要求の応答を制御部104の障害検出部104Aが受信できなかったとする。このとき、制御部104の障害検出部104Aは運用系インターフェースであるインターフェース103Bを障害と判断する(検出イベント206)。
両系のインターフェースが障害となったため、制御部104の障害検出部104Aでは両系インターフェース障害の状態204への遷移が行われる。
図5はインターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態204である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。本図に示すように、両系のインターフェースであるインターフェース103A、インターフェース103Bが障害中であるため、それぞれのインターフェースで障害の復旧が試みられる。
インターフェース103Aは、対向するルータ100のインターフェース106を送信先(IPアドレス「IPA」、MACアドレス「MACA」)としたICMPエコー要求が、実線矢印500に示すように、送信される。
また、インターフェース103Bも、対向するルータ100のインターフェース106を送信先(IPアドレス「IPA」、MACアドレス「MACA」)としたICMPエコー要求が、実線矢印501に示すように、送信される。
ここで、インターフェース103Aが送信したICMPエコー要求の応答を制御部104の障害検出部104Aが受信したとする。このとき、制御部104の障害検出部104Aは、インターフェース103Aが障害復旧したと判断する(検出イベント207)。このとき、障害復旧したインターフェース103Aは運用系インターフェースとなり、まだ障害中のインターフェース103Bは予備系インターフェースとなる。制御部104の障害検出部104Aでは、インターフェース103Bが障害中である状態203への遷移が行われる。
以上の説明では、ノード装置105からルータ100に対して導通確認パケットを送信して障害を監視したが、これに限らず、以下のように、ノード装置105同士で導通確認パケットを送信して障害発生、復旧を監視してもよい。
図6は図1の変形例に係るネットワークの障害監視処理システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、本発明に係るネットワーク障害監視処理システムでは、二重化されたLAN107A、LAN107Bには同一構成のノード装置105−1、ノード装置105−2が接続される。
ノード装置105−1は共通のネットワークアドレスIPB−1が付与され、各々が物理アドレスMACB−1、MACC−1が付与されるインターフェース103−1A、インターフェース103−1Bと、制御部104−1とから構成され、制御部104−1は障害検出部104−1Aを有する。
同様に、ノード装置105−2は共通のネットワークアドレスIPB−2が付与され、各々が物理アドレスMACB−2、MACC−2が付与されるインターフェース103−2A、インターフェース103−2Bと、制御部104−2とから構成され、制御部104−2は障害検出部104−2Aを有する。
ノード装置105−1における制御部104−1の障害検出部104−1Aでは、運用系インターフェースであるインターフェース103−1Aから、LAN107Bを介して、ノード装置105−2の運用系インターフェースであるインターフェース103−2Aを送信先(IPアドレス「IPB−2」、MACアドレス「MACB−2」)としたICMPエコー要求を、LAN107Bを介して、送信する。ノード装置105−2における制御部104−2の障害検出部104−2Aでは、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、導通確認パケットとして、LAN107Bを介して、ノード装置105−1の運用系インターフェースであるインターフェース103−1Aを送信先(IPアドレス「IPB−1」、MACアドレス「MACB−1」)として、運用系インターフェースであるインターフェース103−2Aから送信する。
このようにして、ノード装置105−1では、制御部104−1の障害検出部104−1AがこのICMPエコー応答を受信することで、運用系インターフェースであるインターフェース103-1Aの正常性の確認が取れたことになる。
また、ノード装置105−1における制御部104−1の障害検出部104−1Aでは、予備系インターフェースであるインターフェース103−1Bから、LAN107Aを介して、ノード装置105−2の予備系インターフェースであるインターフェース103−2Bを送信先(IPアドレス「IPB−2」、MACアドレス「MACC−2」)としたICMPエコー要求を、導通確認パケットとして、LAN107Aを介して、送信する。ノード装置105−2における制御部104−2の障害検出部104−2Aでは、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、導通確認パケットとして、導通確認パケットとして、LAN107Aを介して、ノード装置105−1の予備系インターフェースであるインターフェース103−1Bを送信先(IPアドレス「IPB−1」、MACアドレス「MACB−2」)として、予備系インターフェースであるインターフェース103−2Bから送信する。
このようにして、ノード装置105−1では、制御部104−1の障害検出部104−1AがこのICMPエコー応答を受信することで、予備系インターフェースであるインターフェース103-1Bの正常性の確認が取れたことになる。
次に、ノード装置105−2における制御部104−2の障害検出部104−2Aでは、運用系インターフェースであるインターフェース103−2Aから、LAN107Bを介して、ノード装置105−1の運用系インターフェースであるインターフェース103−1Aを送信先(IPアドレス「IPB−1」、MACアドレス「MACB−1」)としたICMPエコー要求を、導通確認パケットとして、LAN107Bを介して、送信する。ノード装置105−1における制御部104−1の障害検出部104−1Aでは、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、導通確認パケットとして、LAN107Bを介して、ノード装置105−2の運用系インターフェースであるインターフェース103−2Aを送信先(IPアドレス「IPB−2」、MACアドレス「MACB−2」)として、運用系インターフェースであるインターフェース103−1Aから送信する。
このようにして、ノード装置105−1では、制御部104−2の障害検出部104−2AがこのICMPエコー応答を受信することで、運用系インターフェースであるインターフェース103-2Aの正常性の確認が取れたことになる。
また、ノード装置105−2における制御部104−2の障害検出部104−2Aでは、予備系インターフェースであるインターフェース103−2Bから、LAN107Aを介して、ノード装置105−1の予備系インターフェースであるインターフェース103−1Bを送信先(IPアドレス「IPB−1」、MACアドレス「MACC−1」)としたICMPエコー要求を、導通確認パケットとして、LAN107Aを介して、送信する。ノード装置105−1における制御部104−1の障害検出部104−1Aでは、このICMPエコー要求に対するICMPエコー応答を、導通確認パケットとして、LAN107Aを介して、ノード装置105−2の予備系インターフェースであるインターフェース103−2Bを送信先(IPアドレス「IPB−2」、MACアドレス「MACC−2」)として、予備系インターフェースであるインターフェース103−1Bから送信する。
このようにして、ノード装置105−2では、制御部104−2の障害検出部104−2AがこのICMPエコー応答を受信することで、予備系インターフェースであるインターフェース103-2Bの正常性の確認が取れたことになる。
このようにして、二重化されたLAN107A、LAN107Bの障害発生、復旧を個別に監視確認することが可能になる。
本発明に係るネットワークの障害監視処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図1における制御部104の障害検出部104Aにより行われる二重化ネットワークの障害検出処理方式の詳細を説明する状態遷移図である。 インターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態200である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。 インターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態202である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。 インターフェース103A、インターフェース103Bの状態が状態204である時の制御部104の障害検出部104Aの動作例を説明する図である。 図1の変形例に係るネットワークの障害監視処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の前提となる二重化されたLANが他のLANに接続する例を説明する図である。
符号の説明
100…ルータ
101、102A、102B…L2スイッチ
103A、103A−1、103A−2、103B、103B−1、103B−2、106…インターフェース
104、104−1、104−2…制御部
104A、104A−1、104A−2…障害検出部
105、105−1、105−2…ノード装置
107A、107B…LAN
108、109A、109B…経路

Claims (12)

  1. 二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理システムにおいて、
    前記二重化されたLANと他のLANとの接続を行うルータと、
    共通のネットワークアドレスを有し、各々が物理アドレスを有し、一方を運用系とし他方を予備系として、前記二重化したLANを介して前記ノード装置の通信を行う2つの運用系/予備系インターフェースと、
    前記2つの運用系/予備系インターフェースの一方から前記ルータに前記ルータのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信して応答を要求し前記ルータから一方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する障害検出部とを備えることを特徴とするネットワーク障害監視処理システム。
  2. 前記二重化されたLANと前記ルータの間に位置しパケットのスイッチングを行うスイッチを設け、
    前記障害検出部は、前記2つの運用系/予備系インターフェースの一方から他方に前記スイッチを介して他方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として導通確認パケットを送信して応答を要求し、他方の前記インターフェースから一方の前記インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として応答パケットを受信した場合に、前記2つ運用系/予備系インターフェースに接続される両系のLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には前記2つの運用系/予備系インターフェースの少なくとも一方に接続されるLANが障害中であると判断することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
  3. 前記障害検出部は、前記二重化されたLANの両系が正常の場合、運用系インターフェースに接続されるLANの障害を検出した場合に予備系インターフェースを運用系インターフェースに切り替えることを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
  4. 前記障害検出部は、予備系インターフェースに接続されるLANが障害中に、運用系インターフェースに接続されるLANが障害中になったと判断した場合には、前記二重化されたLANの両系が障害中と判断することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
  5. 前記障害検出部は、運用系インターフェースに接続されるLANが正常で、予備系インターフェースに接続されるLANが障害中である場合に、予備系インターフェースに接続されるLANが復旧した場合には、前記二重化されたLANの両系が正常であると判断することを特徴とする、請求項1に記載のネットワーク障害監視処理システム。
  6. 前記障害検出部は、前記二重化されたLANの両系が障害中である場合に、運用系/予備系インターフェースの一方に接続されたLANが復旧した場合には、復旧したLANに接続される前記運用系/予備系インターフェースの一方を運用系インターフェースとすることを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
  7. 前記導通確認パケットとしてICMPエコーパケットを用いることを特徴とする、請求項1に記載のネットワーク障害監視処理システム。
  8. 前記スイッチはOSIモデルのレイヤ2の物理アドレスを用いたパケットのスイッチングを行うことを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
  9. 二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理方法において、
    前記ノード装置の運用系インターフェース、予備系インターフェースに共通のネットワークアドレスを付与し、さらに、前記運用系インターフェース、予備系インターフェースの各々に物理アドレスを付与し、前記二重化したLANと前記ノード装置の通信を行う工程と、
    前記運用系インターフェースから前記二重化されたLANと他のLANとの接続を行うルータに対して前記ルータのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信して応答を要求する工程と、
    前記ルータから運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、前記運用系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断する工程と、
    前記応答パケットを受信しない場合には前記運用系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する工程とを備えることを特徴とするネットワークの障害監視処理方法。
  10. 前記予備系インターフェースから前記運用系インターフェースに、前記二重化されたLANと前記ルータの間に位置しパケットのスイッチングを行うスイッチを介して、前記運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として導通確認パケットを送信して応答を要求する工程と、
    前記運用系インターフェースから前記予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先として応答パケットを受信した場合に前記予備系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断する工程と、
    前記応答パケットを受信しない場合には前記予備系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する工程とを備えることを特徴とする、請求項9に記載のネットワークの障害監視処理方法。
  11. 二重化されたLANに接続されるノード装置間の通信を行うネットワークの障害監視処理システムにおいて、
    共通のネットワークアドレスを有し、各々が物理アドレスを有し、一方を運用系とし他方を予備系として、前記二重化したLANを介して前記ノード装置の通信を行う2つの運用系/予備系インターフェースと、
    一方の前記ノード装置の運用系インターフェースから、LANを介して、他方の前記ノード装置の運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信し、一方の前記ノード装置の運用系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記ノード装置の運用系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記ノード装置の運用系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断する障害検出部とを備えることを特徴とするネットワークの障害監視処理システム。
  12. 前記障害検出部は一方の前記ノード装置の予備系インターフェースから、LANを介して、他方の前記ノード装置の予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする導通確認パケットを送信し、一方の前記ノード装置の予備系インターフェースのネットワークアドレス、物理アドレスを送信先とする応答パケットを受信した場合に、一方の前記ノード装置の予備系インターフェースに接続されるLANが正常であると判断し、前記応答パケットを受信しない場合には一方の前記ノード装置の予備系インターフェースに接続されるLANが障害中であると判断することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークの障害監視処理システム。
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