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JP2005243681A - 膜改質方法、膜改質装置及びスリミング量の制御方法 - Google Patents

膜改質方法、膜改質装置及びスリミング量の制御方法 Download PDF

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JP2005243681A JP2004047611A JP2004047611A JP2005243681A JP 2005243681 A JP2005243681 A JP 2005243681A JP 2004047611 A JP2004047611 A JP 2004047611A JP 2004047611 A JP2004047611 A JP 2004047611A JP 2005243681 A JP2005243681 A JP 2005243681A
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栄一 西村
Takashi Tanaka
崇 田中
Hajime Yo
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Minoru Honda
稔 本多
Mitsuaki Iwashita
光秋 岩下
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Abstract

【課題】従来のフォトレジスト膜層の硬化方法は、いずれも加熱領域を含む温度範囲で電子ビームを照射するため、例えば図11の(a)、(b)に示すように被エッチング膜層1上のフォトレジスト膜層2が電子ビーム等の照射によって、同図の(a)に示す状態から同図の(b)に示す状態まで収縮してレジストパターン2Aの開口のしきい寸法であるCD(Critical dimension)が変化(拡大)する。
【解決手段】本発明の膜改質方法は、フォトレジスト膜層2に電子ビームBを照射してフォトレジスト膜層2を改質する際に、フォトレジスト膜層2を冷却した状態で電子ビームBを照射することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、膜改質方法、膜改質装置及びスリミング量の制御方法に関し、更に詳しくは、例えばレジスト膜層のパターン開口の寸法変化を抑制することができる膜改質方法、膜改質装置及びスリミング量の制御方法に関する。
リソグラフィー技術の飛躍的な発展により、半導体装置の配線構造が急速に微細化すると共に多層化している。リソグラフィー工程では、例えば被エッチング膜層上に形成されたフォトレジストを所定のパターンで露光してレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして被エッチング膜層をエッチングすることによって配線パターンを形成している。現在のところ量産工程では露光光源としてはKrFエキシマレーザ(波長248nm)が使用され、0.15μmの微細化構造を実現している。しかし、今後、微細化が進み0.15μm以降のデザインルールに対応するために、現在ではArFエキシマレーザ(波長193nm)やフッ素ダイマー(F)を利用するリソグラフィー技術が開発されている。リソグラフィー技術が0.15μm以降のデザインルールになると、フォトレジスト材料も更に解像度が高く、エッチング耐性に優れ、ラインエッジラフネスを抑制できるフォトレジスト材料が必要になるため、このような要求を満たすフォトレジスト材料の開発が活発に行われている。
フォトレジスト材料に関して云えば、KrFエキシマレーザまではエッチング耐性に優れた芳香環を含むフォトレジスト材料が使用されているが、芳香環は193nmに吸収帯域があるため、ArFエキシマレーザを使用する0.15μm世代では芳香環を含むフォトレジスト材料を使用することができない。そこで現在、芳香環を含まないArF用のフォトレジスト材料が種々開発されている。例えば、非特許文献1には、エッチング耐性を有するアダマンチルメタクリレートと、t-ブチルメタクリレートの共重合体を組み合わせたフォトレジスト材料が記載されている。このフォトレジスト材料は、アダマンチル基に芳香環のように二重結合が含まれていないため、193nmに対して十分な透明性を有する。また、特許文献1にも同種のArF用のフォトレジスト材料が提案されている。
しかしながら、芳香環を含まないArF用のフォトレジスト材料は、エッチング耐性が十分でなく、エッチング中にレジストパターンの側面が荒れるなどして、本来のレジストパターンを被エッチング膜層に対して正確に転写できず、回路不良等を起こす虞があった。そこで、フォトレジスト膜層に紫外線等の光学的処理によってフォトレジスト膜層を硬化させることによってエッチング耐性を向上させることで、このような問題に対処している。フォトレジスト膜層を光学的処理によって硬化させる技術としては、例えば特許文献2、3に開示されたものが知られている。
特許文献2に記載の技術は、第1の幅を持つ第1のパターン部と、第1の幅より大きい第2の幅を持つ第2のパターン部とからなるレジストパターンを有するフォトレジストのうち、第1のパターン部より幅の大きい第2のパターン部に光源を照射し、第1のバターン部に光源を照射せず第2のパターン部のみを硬化処理する技術である。光源を照射する際、フォトレジストの温度を90℃(好ましくは室温)より低く保つようにしている。この技術は、大きなパターンほどエッチング中にパターン収縮を起こし易いために、大きなパターン部である第2のパターン部を硬化させてエッチング中の収縮を抑制しようとするものである。硬化処理の光源としては、紫外線や電子ビームが用いられている。
特許文献3に記載の技術では、ArF用のフォトレジスト膜層に電子ビームを照射して硬化させてレジストパターンの変形を抑制している。この場合には電子ビームを照射する条件については記載されていない。また、電子ビームを照射して樹脂を硬化させる他の技術としては、特許文献4に記載された硬化性組成物の硬化方法や、特許文献5に記載されたカラーフィルタの製造方法がある。
FUJITSU.50,4.(07,1999)pp.253-258 特開2002−169292号公報 特開平08−227161号公報 特開2003−051443号公報 特開平08−211616号公報 特開2002−031710号公報
しかしながら、特許文献2、4、5に記載の技術の場合には、いずれも加熱領域を含む温度範囲で電子ビームを照射するため、例えば図11の(a)、(b)に示すように被エッチング膜層1上のフォトレジスト膜層2が電子ビーム等の照射によって、同図の(a)に示す状態から同図の(b)に示す状態まで収縮してレジストパターン2Aの開口のしきい寸法であるCD(Critical dimension)が変化(拡大)する現象が発生し、本来のレジストパターン2Aを被エッチング膜層に転写できないという課題があった。この原因として、電子ビーム等の光源の照射時における余剰な熱(例えば、反応熱)によってフォトレジスト膜層からCOガス等の離脱等が起こりパターン収縮を起こすものと推定される。尚、図11の(b)におけるtは、膜厚の減少厚を示す。
また、配線構造の多層化に対処するフォトレジスト材料として、三層レジスト(Tri Layer Resist)や二層レジスト(Bi Layer Resist)などが開発されているが、この場合には最上層にレジストパターン形成用のフォトレジスト膜層が形成され、その下層にエッチング耐性のある膜が形成され、フォトレジスト膜層がその下層膜のマスクとなり、この下層膜がその下層をエッチングする際のマスクとなる。この場合においても最上層のフォトレジスト膜層において上述の課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電子ビームの照射によってフォトレジスト膜層の硬化処理を行ってもフォトレジスト膜層の収縮を抑制して本来のレジストパターンを極力正確に被エッチング膜層に転写することができ、延いては回路不良を生じる虞がない膜改質方法、膜改質装置を提供することを目的としている。また、電子ビームの照射によるスリミング量の制御方法を併せて提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の膜改質方法は、被改質膜層に電子ビームを照射して上記被改質膜層を改質する方法において、上記被改質膜層を冷却した状態で電子ビームを照射することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の膜改質方法は、請求項1に記載の発明において、上記被改質膜層を0℃未満に冷却することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の膜改質方法は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記被改質膜層は、所定の開口寸法を有するパターンが形成されたArFレジスト膜層であり、上記電子ビームを照射して上記開口寸法の変化を抑制することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の膜改質方法は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記被改質膜層は、その上に形成された所定のパターンを有する第1のマスク層を介してエッチングされる被エッチング層であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の膜改質方法は、請求項4に記載の発明において、上記被改質膜層は、その下に形成された下層をエッチングする際の第2のマスク層として利用されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の膜改質方法は、請求項4または請求項5に記載の発明において、上記第1のマスク層は、ArFレジスト膜層であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の膜改質方法は、請求項5または請求項6に記載の発明において、上記第2のマスク層は、無機材料層と有機材料層を積層してなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の膜改質方法は、請求項7に記載の発明において、上記第2のマスク層は、塗布して形成されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載のスリミング量の制御方法は、所定の開口寸法を有するレジスト膜層を冷却した状態で電子ビームを照射し、上記電子ビームの照射線量で上記レジスト膜層のスリミング量を制御することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載のスリミング量の制御方法は、請求項9に記載の発明において、上記レジスト膜層を0℃未満に冷却することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に記載のスリミング量の制御方法は、請求項9または請求項10に記載の発明において、上記レジスト膜層は、ArFレジスト膜層であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載の膜改質装置は、被処理体を載置する載置機構と、この載置機構上の被処理体に電子ビームを照射する電子ビーム照射手段とを備え、上記被処理体に形成された被改質膜層に電子ビームを照射して上記被改質膜層を改質する装置において、上記載置機構に冷却手段を設け、上記冷却手段によって上記被改質膜層を冷却した状態で上記電子ビーム照射手段から電子ビームを照射することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13に記載の膜改質装置は、請求項12に記載の発明において、上記冷却手段は、上記被改質膜層を0℃未満に冷却するように構成されたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1〜請求項8及び請求項12、13に記載の発明によれば、電子ビームの照射によってフォトレジスト膜層の硬化処理を行ってもフォトレジスト膜層の収縮を抑制してレジストパターンのCDの変化を格段に抑制して設計時のレジストパターンを正確に被エッチング膜層に転写することができ、延いては回路不良を生じる虞がない膜改質方法及び膜改質装置を提供することができる。また、本発明の請求項9〜請求項11に記載の発明によれば、電子ビームの照射によるスリミング量の制御方法を併せて提供することができる。
以下、図1〜図10に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。本発明の膜改質方法では、例えば図1、図2に示す本発明の膜改質装置の一実施形態である電子ビーム処理装置が用いられる。そこでまず、本実施形態の電子ビーム処理装置について説明し、次いで、この電子ビーム処理装置を用いた本実施形態の膜改質方法及びスリミング量の制御方法について説明する。
本実施形態の電子ビーム処理装置10は、例えば図1に示すように、アルミニウム等によって減圧可能に形成された処理容器11と、この処理容器11内の底面中央に配設された冷却機構12Aを有するウエハの載置台12と、この載置台12と対向する処理容器11の上面に同心円状に配列して取り付けられた複数(例えば、19本)の電子ビームユニット13と、載置台12及び電子ビームユニット13等を制御する制御装置14とを備え、制御装置14の制御下で作動する冷却機構12Aを介してウエハWを冷却した状態で電子ビームユニット13から載置台12上のウエハW全面に電子ビームを照射し、後述するフォトレジスト膜層を改質する。この改質処理を以下ではEBキュアとして説明する。
上記載置台12の下面には昇降機構15が連結され、昇降機構15のボールネジ15Aを介して載置台12が昇降する。載置台12の下面と処理容器11の底面は伸縮自在なステンレス製のベローズ16によって連結され、ベローズ16によって処理容器11内の気密を保持している。また、処理容器11の周面にはウエハWの搬出入口11Aが形成され、この搬出入口11Aにはゲートバルブ17が開閉可能に取り付けられている。更に、処理容器11には搬出入口11Aの上方に位置するガス供給口11Bが形成され、処理容器11の底面にはガス排気口11Cが形成されている。そして、ガス供給口11Bにはガス供給管18を介してガス供給源(図示せず)が接続され、またガス排気口11Cにはガス排気19を介して真空排気装置(図示せず)が接続されている。尚、図1において、16Aはベローズカバーである。
更に、上記載置台12は上面にヒータ12Bを有し、このヒータ12Bは必要に応じてウエハWを所望の温度に調整するために用いられる。また、19本の電子ビームユニット13は、例えば図2に示すように、処理容器11上面の中心に配置された1本の第1電子ビーム管13Aと、第1電子ビーム管13Aの周りに同心円状に配置された6本の第2電子ビーム管13Bと、これらの第2電子ビーム管13Bの周りに同心円状に配置された12本の第3電子ビーム管13Cとから構成され、第1、第2、第3電子ビーム管13A、13B、13Cをそれぞれブロック毎に制御することができる。第1、第2、第3電子ビーム管13A、13B、13Cは、それぞれ処理容器11内に露出して配置された電子ビームの透過窓を有している。透過窓は例えば透明石英ガラスによって封止されている。そして、透過窓の下方にはグリッド状の検出機構20が対向配置され、この検出機構20に衝突する電子に基づいて照射量を検出し、検出信号が制御装置14に入力する。制御装置14は検出機構20の検出信号に基づいて同心円状に配置された第1、第2、第3電子ビーム管13A、13B、13Cの出力をそれぞれブロック毎に制御する。
而して、上記電子ビーム処理装置10を用いた本実施形態の膜改質方法は、被改質膜層であるフォトレジスト膜層に電子ビームを照射してフォトレジスト膜層を改質する際に、フォトレジスト膜層を冷却した状態で電子ビームを照射する点に特徴がある。
即ち、図3の(a)に示すようにウエハ(図示せず)上面には、被エッチング膜層(例えば、SiO膜層)1が形成され、このSiO膜層1上には例えばスピン塗布法によってフォトレジスト膜層2がArF用フォトレジスト材料によって形成されている。そして、同図に示すようにリソグラフィー工程においてArFエキシマレーザによってレジストパターン2Aが形成されている。ArF用フォトレジスト材料としては、例えば、脂環族アクリレート樹脂及び/または脂環族メタクリレート樹脂を含む有機材料等が用いられる。
フォトレジスト膜層を冷却した状態で電子ビームを照射することによってCOガスや、C、Hを含む炭素化合物の離脱による組成変化を抑制してフォトレジスト膜層を硬化して高密度化することができる。従って、レジストパターンの開口におけるCDの変化を抑制することができる。また、電子ビームの照射によって離脱する炭素化合物は冷却されたレジストパターン開口の側壁に再付着して付着面を硬化し、エッチング時の保護膜としての機能を発揮する。フォトレジスト膜層の冷却温度は、0℃未満が好ましく、0〜−10℃の範囲がより好ましい。冷却温度が0℃以上になると冷却が不十分で電子ビームの照射によるフォトレジスト膜層の発熱を抑制することが難しく、フォトレジスト膜層の温度が上がってCOガス等が離脱してフォトレジスト膜層の収縮が大きくなる虞があった好ましくない。
フォトレジスト膜層に入射する電子ビームBの照射線量は、電子ビームユニット13に給電する電流と照射時間によって制御することができる。照射線量としては200〜2000μC/cmの範囲が好ましい。200μC/cm未満ではフォトレジスト膜層の改質が不十分で硬化せず、また、2000μC/cmを超えるとフォトレジスト膜層の改質が過剰になって収縮が大きくなり、CDが大きくなる虞があって好ましくない。尚、フォトレジスト膜層に入射する電子ビームBの照射線量は処理室11内のガス種及びガス圧力によって影響を受ける。
電子ビームBによるフォトレジスト膜層の改質深さは電子ビームユニット13に対する加速電圧によって制御することができる。電子ビームユニット13の加速電圧としては10〜15kVの範囲が好ましく、このときフォトレジスト膜層に入射する電子ビームBの加速電圧は1〜10kV程度に制御する。尚、フォトレジスト膜層に入射する電子ビームBによる改質深さは処理室11内のガス種及びガス圧力によって影響を受ける。
上記電子ビーム処理装置10を用いて図3の(a)に示すレジストパターンが形成されたウエハWを処理する場合には、ウエハWを搬送機構のアーム(図示せず)を介して電子ビーム処理装置10まで搬送すると、ゲートバルブ17を開き、搬送機構のアームが搬出入口11AからウエハWを処理容器11内へ搬送し、処理容器11内で待機する載置台12上にウエハWを引き渡す。その後、搬送機構のアームが処理容器11から退避し、ゲートバルブ17を閉じ、処理容器11内を気密状態にする。この間に昇降機構15を介して載置台12が上昇し、ウエハWと電子ビームユニット13との間隔を所定距離に保つ。
然る後、制御装置14の制御下で、排気装置を介して処理容器11内の空気を排気すると共にガス供給源から処理容器11内へ例えば希ガス(例えば、アルゴンガス)を供給し、処理容器11内の空気をアルゴンガスで置換し、処理容器11内でウエハWを冷却機構12Aによって冷却した状態で、電子ビームユニット13の第1、第2、第3電子ビーム管13A、13B、13Cそれぞれの出力を同一に設定して図3の(b)に示すように電子ビームBを照射し、下記の処理条件でウエハW表面のフォトレジスト膜層2のEBキュアを行ってフォトレジスト膜層2を硬化させた。この際、下記条件で示すようにフォトレジスト膜層2の温度を−10℃に設定した。そして、この時のEBキュア時間とフォトレジスト膜層2のレジストパターン2Aの開口部のCDとの関係を図4の(a)に●印で示した。また、同図の(b)にはEBキュア時間とフォトレジスト膜層2の膜厚との関係を●印で示した。CDは開口部上端の値を示し、以下も同様である。
更に、フォトレジスト膜層2の改質に対する冷却温度の影響を観るために、フォトレジスト膜層2の温度を25℃、60℃に設定してEBキュアを行った結果を図4の(a)、(b)にそれぞれ示した。また、EBキュアを施さないフォトレジスト膜層のCD及び膜厚も併せて図4の(a)、(b)に示した。尚、図4の(a)、(b)において、■印は25℃で処理した場合を示し、◆印は60℃で処理した場合を示し、▲印は未処理の場合を示した。
[処理条件]
フォトレジスト膜層:脂環族メタクリレート樹脂系ArFレジスト材料
平均膜厚:300nm
Heガス圧:1Torr
ウエハ温度:−10℃
アルゴンガス流量:標準状態で3L/分
電子ビーム管とウエハの間隔:100mm
電子ビーム管
印加電圧:19kV
管電流:250μA/本
図4の(a)、(b)に示す結果によれば、−10℃で処理したフォトレジスト膜層のCD及び膜厚は、未処理の場合と比較して僅かしか変化していないことが判る。また、25℃で処理したフォトレジスト膜層のCD及び膜厚は、−10℃の場合と比較すると−10℃のものよりは多少変化が大きいことが判る。これに対して60℃で処理したフォトレジスト膜層は、EBキュア時間が150秒程度までは25℃の場合と大差ないが、EBキュア時間が150秒を超える急激にCDが大きくなると共に膜厚が薄くなることが判る。従って、フォトレジスト膜層をEBキュアする場合には、0℃未満の温度領域で冷却することが好ましく、この場合には図3の(c)に示すように従来と比較してCD及び膜厚の変化(フォトレジスト膜層の収縮)を格段に抑制できることが判った。また、室温程度の冷却においてもCD及び膜厚は大きく変化しないが、65℃になるとEBキュア時間の経過と共にCD及び膜厚の双方が急激に変化することが判った。
また、図5にはEBキュアの処理条件を変えた場合のEBキュア時間とフォトレジストの収縮率との関係を示してある。同図中、●印は加速電圧が19kV、Heガス圧が50Torr、レジスト温度が25℃の場合の結果を示し、○印はレジスト温度を−10℃に設定した以外は●印と同一の条件である。また、■印は加速電圧が13kV、Heガス圧が10Torr、レジスト温度が25℃の場合の結果を示し、□印はレジスト温度を−10℃に設定した以外は■印と同一の条件である。更に、◆印は加速電圧が13kV、Heガス圧が30Torr、レジスト温度が25℃の場合の結果を示し、◇印はレジスト温度を−10℃に設定した以外は◆印と同一の条件である。つまり、ここでは冷却温度、加速電圧、Heガス圧の影響を観るための処理を行った。これらの結果によれば、フォトレジスト膜層を冷却すれば、加速電圧及びHeガス圧に影響されることなく、フォトレジスト膜層の収縮を抑制できることが判った。また、加速電圧が同一の場合には、Heガス圧が低い方がEBキュア時間を短くできることが判った。
次に、図4の(a)(b)に示したフォトレジスト膜層をエッチングした場合に得られたエッチングレートを図6に示した。図6に示す結果によれば、いずれの場合のもエッチングレートが未処理のものよりも低下し、フォトレジスト膜層が硬化していることが判った。そして、EBキュア時のフォトレジスト膜層の温度及びEBキュア時間はエッチングレートにそれほど影響していないことが判った。この結果から、0℃未満で処理すれば、マスク層としての耐プラズマ性を有し、且つ従来と比較してCDの変化を格段に抑制することができ、被エッチング膜層に対してフォトレジストパターンをより正確に転写できることが判った。
また、図7には図6にける◆印(加速電圧:13kV、Heガス圧:30Torr、レジスト温度:25℃)及び◇印(加速電圧:13kV、Heガス圧:30Torr、レジスト温度:−10℃)で示した条件でフォトレジスト膜層をEBキュアした場合のEBキュア時間とフォトレジスト膜層の収縮率との関係を示している。図7に示す結果によれば、−10℃に冷却してEBキュアをする方が、収縮率はキュア時間に対して変化率(勾配)が一定であること及び収縮の変化率(勾配)が小さいことが判った。尚、ここでは、レジストパターンが形成されていないフォトレジスト膜層、つまりフォトレジスト膜層のべた膜を使用した。
また、図8にはフォトレジスト膜層のEBキュア時間とレジストパターンのCDとの関係を調べた結果を示した。処理条件は、加速電圧が19kV、電子ビーム管の管電流が250μA、Heガス圧が1Torr、レジスト温度が60℃であった。図8に示す結果によれば、EBキュア時間とレジストパターンのCDは概ね比例関係にあることが判った。このことから、EBキュア時間、つまり電子ビームの照射線量によってCDを適宜制御することができることが判った。また、このことから、図9の(a)に示す被エッチング膜層1上に形成されたレジストパターン2A(例えば、配線パターン)を有するフォトレジスト膜層2に同図の(b)に示すように電子ビームBを照射し、照射時間を制御することによって同図の(c)に破線で示すように配線パターン2Aを細くする、つまりスリミングできることが判った。この時、図7に示す結果からレジスト膜層を冷却して、例えば−10℃でスリミングした方がキュア時間によるスリミング量の制御性が向上することが判る。
更に、図10(a)〜(e)に示すようにフォトレジスト膜層2が三層(Tri Layer Resist)の場合にも本実施形態の改質方法を適用することができる。この場合には例えば被エッチング膜層であるSiO膜層1の上面に形成された三層構造のフォトレジスト膜層2は、同図の(a)に示すように、有機材料からなる下層21と、下層21の上面に形成された無機材料からなる中間層22とを有し、中間層22の上面にフォトレジスト材料からなる上層23が形成されており、例えば多層配線構造で深い表面段差がある場合に用いられる。これらの層21、22、23は、いずれもスピン塗布法によって形成することができる。下層21は表面段差を埋めて表面を平坦化する層であり、中間層22はエッチング耐性に優れた層であり、上層23はリソグラフィー技術によってレジストパターンを形成するための層である。
この場合には、図10の(a)に示すように下層21及び中間層22が形成された段階で、同図の(b)に示すように電子ビームBを照射し、下層21及び中間層22を硬化して各層を高密度化する。次いで、中間層22の上面に例えばArF用フォトレジスト材料を塗布して上層23を形成する。そして、ArFエキシマレーザをフォトレジスト層膜2に照射し、現像して同図の(c)で示すようにレジストパターン23Aを形成する。図示してないが、この段階で再び電子ビームを照射して上層23を硬化処理する。その後、同図の(d)に示すように上層23をマスクとして中間層22をCF系ガスによってエッチングすると、中間層22には上層23のレジストパターン23Aが高精度で転写される。この際、中間層22は被エッチング膜層となる。次いで、NとHとの混合ガスによって上層23及び中間層22をマスクとして下層21をエッチングして下層21にレジストパターン23Aが高精度に転写される。有機材料からなるフォトレジスト膜層の上層23は、この工程において下層21と同様にエッチング除去される。引き続き、CF系ガスによってエッチングを行うと被エッチング層であるSiO膜層1を上層23のレジストパターン23Aと略同一の形状でエッチングすることができ、上層23のCDと略同一寸法のCDを有するパターンを形成することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、フォトレジスト膜層2を冷却した状態で電子ビームBの照射によってフォトレジスト膜層2の硬化処理を行ってもフォトレジスト膜層2の収縮を抑制してレジストパターン2Aまたは23AのCDの変化を格段に抑制して設計時のレジストパターン2Aまたは23Aを正確にSiO膜層1に転写することができ、延いては回路不良を生じる虞がない。
また、本実施形態によれば、フォトレジスト膜層2を冷却した状態で電子ビームBの照射時間(照射線量)を制御することによってレジストパターン2Aまたは23Aのスリミング量を制御することができ、レジストパターン2Aまたは23Aよりも細い配線パターンを形成することができる。つまり、ArFエキシマレーザによって形成される線幅よりも細線化することができる。
本発明は、例えば被エッチング膜層をエッチングする際に好適に利用することができる。
本発明の膜改質方法に好適に用いられる電子ビーム処理装置を示す構成図である。 図1に示す電子ビーム処理装置の電子ビーム管の配列の一例を示す平面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の膜改質方法の工程を示す概念図である。 本発明の膜改質方法によって処理した結果を示すグラフで、(a)はEBキュア時間とレジストパターンのCDとの関係をグラフ、(b)はEBキュア時間とレジスト膜厚との関係をグラフである。 本発明の膜改質方法によって処理した時のEBキュア時間とフォトレジスト膜層の収縮率との関係をグラフである。 本発明の膜改質方法によって処理したフォトレジスト膜層を介して被エッチング膜層をエッチングした時のEBキュア時間とエッチングレートとの関係をグラフである。 本発明の膜改質方法によって処理した時のEBキュア時間とフォトレジスト膜層の収縮率との関係をグラフである。 本発明の膜改質方法によって処理した時のEBキュア時間とフォトレジスト膜層のレジストパターンのCDとの関係をグラフである。 本発明のスリミング量の制御方法の工程を示す概念図である。 本発明の膜改質方法を三層構造のフォトレジスト膜層適用した場合の工程を示す概念図である。 従来の膜改質方法の工程を示す概念図である。
符号の説明
1 被エッチング膜層
2 フォトレジスト膜層
10 電子ビーム処理装置(膜改質装置)
12 載置台(載置機構)
12A 冷却機構(冷却手段)
13 電子ビームユニット(電子ビーム照射手段)
21 下層
22 中間層
23 上層
B 電子ビーム

Claims (13)

  1. 被改質膜層に電子ビームを照射して上記被改質膜層を改質する方法において、上記被改質膜層を冷却した状態で電子ビームを照射することを特徴とする膜改質方法。
  2. 上記被改質膜層を0℃未満に冷却することを特徴とする請求項1に記載の膜改質方法。
  3. 上記被改質膜層は、所定の開口寸法を有するパターンが形成されたArFレジスト膜層であり、上記電子ビームを照射して上記開口寸法の変化を抑制することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の膜改質方法。
  4. 上記被改質膜層は、その上に形成された所定のパターンを有する第1のマスク層を介してエッチングされる被エッチング層であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の膜改質方法。
  5. 上記被改質膜層は、その下に形成された下層をエッチングする際の第2のマスク層として利用されることを特徴とする請求項4に記載の膜改質方法。
  6. 上記第1のマスク層は、ArFレジスト膜層であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の膜改質方法。
  7. 上記第2のマスク層は、無機材料層と有機材料層を積層してなることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の膜改質方法。
  8. 上記第2のマスク層は、塗布して形成されることを特徴とする請求項7に記載の膜改質方法。
  9. 所定の開口寸法を有するレジスト膜層を冷却した状態で電子ビームを照射し、上記電子ビームの照射線量で上記レジスト膜層のスリミング量を制御することを特徴とするスリミング量の制御方法。
  10. 上記レジスト膜層を0℃未満に冷却することを特徴とする請求項9に記載のスリミング量の制御方法。
  11. 上記レジスト膜層は、ArFレジスト膜層であることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のスリミング量の制御方法。
  12. 被処理体を載置する載置機構と、この載置機構上の被処理体に電子ビームを照射する電子ビーム照射手段とを備え、上記被処理体に形成された被改質膜層に電子ビームを照射して上記被改質膜層を改質する装置において、上記載置機構に冷却手段を設け、上記冷却手段によって上記被改質膜層を冷却した状態で上記電子ビーム照射手段から電子ビームを照射することを特徴とする膜改質装置。
  13. 上記冷却手段は、上記被改質膜層を0℃未満に冷却するように構成されたことを特徴とする請求項12に記載の膜改質装置。
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