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JP2005236637A - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システムおよび通信方法 Download PDF

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JP2005236637A JP2004042923A JP2004042923A JP2005236637A JP 2005236637 A JP2005236637 A JP 2005236637A JP 2004042923 A JP2004042923 A JP 2004042923A JP 2004042923 A JP2004042923 A JP 2004042923A JP 2005236637 A JP2005236637 A JP 2005236637A
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Abstract

【課題】 ハンドオーバー処理にかかる負荷および時間を削減することを可能としつつ、複数のアクセスポイントとの間で通信する。
【解決手段】 複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3にBTアドレスをそれぞれ設定されるとともに、各アクセスポイントAP−1〜AP−3の周波数ホッピングのクロックが同期化させた状態で、携帯端末K1はこれらのアクセスポイントAP−1〜AP−3との接続を確立する。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信装置、通信システムおよび通信方法に関し、特に、Bluetooth(登録商標)規格による通信システムに適用して好適なものである。
Bluetooth通信は低消費電力である反面、通信範囲が10m程度に限られている。このため、Bluetooth通信を建物内で行う場合においても、その全域で通信可能とするためには、複数のアクセスポイントをその建物内に20m以内の間隔で配置し、それらのアクセスポイント間のハンドオーバー処理を行う必要がある。
図15は、従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作を示す図である。
図15(a)において、アクセスポイントAP−11がマスター、携帯端末K2がスレーブとなり、アクセスポイントAP−11と携帯端末K2との間で接続が確立しているものとする。そして、携帯端末K2が、アクセスポイントAP−12の方に移動し、携帯端末K2がアクセスポイントAP−12との接続を確立する場合、図15(b)に示すように、携帯端末K2はアクセスポイントAP−11との接続を切断する。そして、図15(c)に示すように、携帯端末K2は、アクセスポイントAP−11との接続が切断された状態で、アクセスポイントAP−12との接続を確立する。
図16は、従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作のその他の例を示す図である。
図16(a)において、アクセスポイントAP−21がマスター、携帯端末K3がスレーブとなり、アクセスポイントAP−21と携帯端末K3との間で接続が確立しているものとする。そして、携帯端末K3が、アクセスポイントAP−22の方に移動し、携帯端末K3がアクセスポイントAP−22との接続を確立する場合、図16(b)に示すように、携帯端末K3は、アクセスポイントAP−21との接続を確立したまま、アクセスポイントAP−22との接続を確立する。そして、図16(c)に示すように、携帯端末K3は、アクセスポイントAP−22との接続が確立された状態で、アクセスポイントAP−21との接続を切断する。
図17は、従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作のその他の例を示す図である。
図17(a)において、アクセスポイントAP−31がマスター、携帯端末K4がスレーブとなり、アクセスポイントAP−31と携帯端末K4との間で接続が確立しているものとする。そして、携帯端末K4は、アクセスポイントAP−32との間で接続を確立する場合、図17(b)に示すように、携帯端末K4がマスターとなるとともに、アクセスポイントAP−31がスレーブとなる。そして、携帯端末K4は、図17(c)に示すように、アクセスポイントAP−31との接続を確立したまま、アクセスポイントAP−32との接続を確立する。そして、図17(d)に示すように、携帯端末K4は、アクセスポイントAP−32との接続が確立された状態で、アクセスポイントAP−31との接続を切断する。そして、携帯端末K4がスレーブ、アクセスポイントAP−32がマスターとなり、携帯端末K4とアクセスポイントAP−32との間で通信が行われる。なお、図17の方法は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2003−143640号公報
しかしながら、図15の方法では、携帯端末K2がアクセスポイントAP−12との接続を確立する前に、アクセスポイントAP−12との接続が切断されるため、アクセスポイントAP−11、AP−12間のハンドオーバー時に通信不能時間が発生するという問題があった。
また、図16の方法では、携帯端末K3は、アクセスポイントAP−22との接続を確立した上で、アクセスポイントAP−21との接続を切断する。このため、アクセスポイントAP−21、AP−22間のハンドオーバー時に、携帯端末K3はスキャッタネット状態となり、携帯端末K3はマスターおよびスレーブの両方の役割を担う必要があるため、ハンドオーバー処理の負荷が増大するという問題があった。
また、図17の方法では、携帯端末K34は、アクセスポイントAP−32との接続を確立する前に、アクセスポイントAP−31との間でロールスイッチを行う必要がある。このため、ハンドオーバー手順が複雑化し、ハンドオーバー処理に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ハンドオーバー処理にかかる負荷および時間を削減することを可能としつつ、複数のアクセスポイントとの間で通信することが可能な通信装置、通信システムおよび通信方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信装置によれば、機器を特定するためのアドレスを割り当てることにより、その機器で特定されるエリアで通信を行わせる通信装置において、通信範囲が互いに重複する機器間で共通のアドレスが割り当てられていることを特徴とする。
これにより、通信範囲が互いに重複するように配置された複数の機器に同一のアドレスを割り当てることが可能となり、複数の機器で形成される通信範囲が1つの機器で形成されているように見せかけることができる。このため、今まで通信していた機器とは異なる機器と通信を開始する場合においても、特別な処理を行うことなく、通信を継続させることが可能となり、ハンドオーバー処理にかかる負荷および時間を削減することを可能としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信装置によれば、周波数ホッピングに基づいて信号のスペクトラム拡散を行う変調手段と、前記周波数ホッピングを同期するためのクロックを前記機器間で同期化させる同期化手段とを備えることを特徴とする。
これにより、外来ノイズの影響を抑制しつつ、複数の機器で形成される通信範囲が1つの機器で形成されているように見せかけることができる。このため、スレーブ側でハンドオーバー処理を行うことなく、複数の機器との間で通信を継続させることが可能となり、無線通信における限られた帯域を効率よく伝送することを可能としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信装置によれば、同一のBTアドレスがそれぞれ割り当てられた複数のアクセスポイントと、BTクロックを前記アクセスポイント間で同期化させる同期化手段とを備えることを特徴とする。
これにより、通信範囲が互いに重複するように配置された複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントで形成される通信範囲が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、今まで接続が確立していたアクセスポイントとは異なるアクセスポイントと接続を確立する場合においても、特別な処理を行うことなく、通信を継続させることが可能となり、スレーブ側のハンドオーバー処理を不要としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信装置によれば、時分割制御に基づいて前記アクセスポイントから送信されるパケットの送信権を制御する時分割制御手段を備えることを特徴とする。
これにより、信号が送信される時間帯を複数のアクセスポイント間で異ならせることができる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを複数のアクセスポイントに割り当てた場合においても、通信範囲の重複部分での同一時間帯における同一周波数への送信の衝突を回避させることができる。
また、本発明の一態様に係る通信装置によれば、周波数分割制御に基づいて前記アクセスポイントから送信されるパケットの送信権を制御する周波数分割制御手段を備えることを特徴とする。
これにより、信号が送信される周波数帯を複数のアクセスポイント間で異ならせることができる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを複数のアクセスポイントに割り当てた場合においても、通信範囲の重複部分での同一時間帯における同一周波数への送信の衝突を回避させることができる。
また、本発明の一態様に係る通信装置によれば、BTアドレスが割り当てられた親アクセスポイントと、前記親アクセスポイントと通信ネットワークを介して接続された子アクセスポイントと、前記親アクセスポイントに設定されたBTアドレスを前記子アクセスポイントに割り当てるアドレス設定手段と、前記子アクセスポイントで生成されるBTクロックを前記親アクセスポイントで生成されるBTクロックに同期させるためのクロック情報を、前記子アクセスポイントに送信するクロック情報送信手段とを備えることを特徴とする。
これにより、親アクセスポイントと同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを子アクセスポイントに割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントで形成される通信範囲が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、今まで接続が確立されていたアクセスポイントとは異なるアクセスポイントと接続が確立される場合においても、通信不能時間を発生させることなく、通信を継続させることが可能となり、スレーブ側のハンドオーバー処理を不要としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。また、子アクセスポイントが後付けされた場合においても、BTアドレスおよびBTクロックの設定を人手で行うことなく、親アクセスポイントと同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを子アクセスポイントに割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントにて形成された見掛け上1個の通信範囲を容易に拡大することができる。
また、本発明の一態様に係る通信システムによれば、同一のBTアドレスがそれぞれ割り当てられた複数のアクセスポイントと、BTクロックを前記アクセスポイント間で同期化させる同期化手段と、前記複数のアクセスポイントと通信を行う携帯端末とを備えることを特徴とする。
これにより、複数のアクセスポイントで形成される通信範囲が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、携帯端末が移動した際に、今まで接続を確立していたアクセスポイントとは異なるアクセスポイントと接続を確立する場合においても、通信不能時間を発生させることなく、携帯端末との間で通信を継続させることが可能となるとともに、スレーブ側のハンドオーバー処理を不要とすることができ、携帯端末にかかる負荷を抑制しつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信方法によれば、複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスをそれぞれ割り当てるステップと、前記同一のBTアドレスが割り当てられたアクセスポイントのBTクロックを同期化させるステップと、前記BTクロックが同期化されたアクセスポイントと携帯端末との間で接続を確立するステップとを備えることを特徴とする。
これにより、複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントで形成される通信範囲が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、今まで接続が確立されていたアクセスポイントとは異なるアクセスポイントと接続が確立される場合においても、通信不能時間を発生させることなく、通信を継続させることが可能となり、スレーブ側のハンドオーバー処理を不要としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信方法によれば、前記アクセスポイントと接続が確立した携帯端末をParkモードに移行させるステップと、前記Parkモードの携帯端末からの通信要求に基づいて前記携帯端末をActiveモードに移行させるステップとをさらに備えることを特徴とする。
これにより、複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられた場合においても、これらのアクセスポイントに収容可能な端末数を増加させることが可能となる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられたアクセスポイントと同時に通信可能な端末数が制限されている場合においても、これらのアクセスポイントと通信可能な端末数を増加させることができる。
また、本発明の一態様に係る通信方法によれば、前記携帯端末がそれぞれ収容されているアクセスポイント間の距離に基づいて、前記携帯端末に同一のAMアドレスを割り当てるステップをさらに備えることを特徴とする。
これにより、複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられた場合においても、通信範囲の重複部分がないアクセスポイント間では、それらのアクセスポイントにそれぞれ収容された携帯端末に同一のAMアドレスを割り当てることができる。このため、通信範囲の重複部分での送信の衝突を回避させることを可能としつつ、これらのアクセスポイントと通信可能な端末数を増加させることができ、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられたアクセスポイントと同時に通信可能な端末数が制限されている場合においても、それらのアクセスポイントと同時に通信可能な端末数を増加させることができる。
また、本発明の一態様に係る通信方法によれば、前記アクセスポイントに収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数に基づいて、前記アクセスポイントに割り当てられる送信可能時間または送信可能周波数を制御するステップをさらに備えることを特徴とする。
これにより、アクティブ状態の携帯端末の収容数が少ないアクセスポイントの送信可能時間または送信可能容量よりも、アクティブ状態の携帯端末の収容数が多いアクセスポイントの送信可能時間または送信可能容量を増加させることができる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを複数のアクセスポイントに割り当てた場合においても、通信範囲の重複部分での同一周波数への送信の衝突を回避させることを可能としつつ、通信の渋滞の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係る通信システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図である。
図1において、この通信システムには、Bluetooth通信を行うための複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3が設けられ、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3は制御用ネットワークN1を介して互いに接続されている。なお、制御用ネットワークN1は、有線でも無線でもよい。
そして、アクセスポイントAP−1〜AP−3がマスター、携帯端末K1がスレーブとなり、アクセスポイントAP−1〜AP−3と携帯端末K1との間で接続を確立させるこができる。そして、アクセスポイントAP−1〜AP−3と携帯端末K1との間でパケットを送信する場合、各アクセスポイントAP−1〜AP−3は、周波数ホッピングに基づいてパケットのスペクトラム拡散を行うことができる。
ここで、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3には、同一のBD_ADDR(Bluetooth Device Address:以下、BTアドレスと称す。)がそれぞれ設定されるとともに、各アクセスポイントAP−1〜AP−3の周波数ホッピングを同期させるためのクロック(以下、BTクロックと称す。)を同期化させることができる。なお、各アクセスポイントAP−1〜AP−3のBTクロックを同期化させる場合、例えば、制御用ネットワークN1を介して同一のBTクロックを各アクセスポイントAP−1〜AP−3に供給することができる。
これにより、複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3で形成される通信範囲R10が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、携帯端末K1がアクセスポイントAP−1〜AP−3間を移動した際に、今まで接続を確立していたアクセスポイントAP−1〜AP−3とは異なるアクセスポイントAP−1〜AP−3と接続を確立する場合においても、通信不能時間を発生させることなく、携帯端末K1との間で通信を継続させることが可能となるとともに、携帯端末K1でのハンドオーバー処理を不要とすることができ、携帯端末K1にかかる負荷を抑制しつつ、通信範囲R10を拡大することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、BTクロックをアクセスポイントAP−1〜AP−3間で同期化させるために、制御用ネットワークN1を用いる方法について説明したが、制御用ネットワークN1は必ずしも必要はなく、各アクセスポイントAP−1〜AP−3のBTクロックを人手による設定などによって同期化させるようにしてもよい。
また、同一のBTアドレスをアクセスポイントAP−1〜AP−3に設定する方法としては、人手による設定の他、制御用ネットワークN1を介して同一のBTアドレスをアクセスポイントAP−1〜AP−3に供給するようにしてもよい。
ただし、異なるアクセスポイントAP−1〜AP−3に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てた場合、アクセスポイントAP−1〜AP−3間で重複する通信範囲では、同一周波数への送信の衝突が発生する。
図2は、アクセスポイントAP−1、AP−2の通信範囲における同一周波数への送信の衝突状態を説明する図である。
図2において、アクセスポイントAP−1の通信範囲R1とアクセスポイントAP−2の通信範囲R2とが重複しているものとする。そして、携帯端末K1が通信範囲R1、R2の重複部分に移動した場合、これらのアクセスポイントAP−1、AP−2に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられていると、これらのアクセスポイントAP−1、AP−2から送られた送信パケットが衝突し、携帯端末K1で正常にパケットを受信できない可能性がある。
このため、アクセスポイントAP−1〜AP−3に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てた場合、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3の通信範囲の重複部分での送信の衝突を回避させるために、アクセスポイントAP−1〜AP−3から送信されるパケットの送信制御を行う必要がある。ここで、アクセスポイントAP−1〜AP−3から送信されるパケットの送信制御方法として、例えば、時分割制御方法および周波数分割制御方法を挙げることができる。
図3は、本発明の一実施形態に係るアクセスポイントAP−1、AP−2の時分割制御方法を示す図である。なお、図3では、縦軸は周波数、横軸は時間を示す。また、四角内の文字は各タイムスロットの使用状況すなわちパケットの送信元を示す。
図3において、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−1、AP−2から送信されるパケットの送信時間帯が分割されている。そして、送信時間帯T1、T3では、アクセスポイントAP−1に送信権が与えられ、アクセスポイントAP−1からの送信パケット1およびスレーブ端末からの送信パケットSを発生させることができる。
また、送信時間帯T2、T4では、アクセスポイントAP−2に送信権が与えられ、アクセスポイントAP−2からの送信パケット2およびスレーブ端末からの送信パケットSを発生させることができる。なお、タイムスロットと周波数の関係は、Bluetooth仕様で定められた方法により算出することができる。すなわち、625μm秒の1タイムスロットごとに、使用するチャンネルを変更する周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散を行うことができる。
これにより、送信パケット1、2が送信される時間帯をアクセスポイントAP−1、AP−2間で異ならせることができ、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを複数のアクセスポイントAP−1、AP−2に割り当てた場合においても、通信範囲R1、R2の重複部分での同一周波数への送信パケット1、2の衝突を回避させることができる。スレーブはアクセスポイントAP−1、AP−2間の時分割制御による送信権の排他制御を意識することなく、通常のBluetooth仕様に基づいてパケット送信を含む通信処理を行うことが可能である。
なお、図3の実施形態では、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−1、AP−2同士で時分割制御を行う方法について説明したが、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−2、AP−3同士についても時分割制御を行うことができる。また、互いに隣接しないアクセスポイントAP−1、AP−3については、アクセスポイントAP−1、AP−3の通信範囲に重複部分がない場合には、必ずしも時分割制御を行う必要はない。
図4は、本発明の一実施形態に係るアクセスポイントAP−1、AP−2の周波数分割制御方法を示す図である。なお、図4では、縦軸は周波数、横軸は時間を示す。また、四角内の文字は各タイムスロットの使用状況を示す。
図4において、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−1、AP−2からの送信に使用される周波数帯域が分割されている。そして、周波数帯域F1では、アクセスポイントAP−1に送信権が与えられ、アクセスポイントAP−1からの送信パケット1およびスレーブ端末からの送信パケットSを発生させることができる。また、周波数帯域F2では、アクセスポイントAP−2に送信権が与えられ、アクセスポイントAP−2からの送信パケット2およびスレーブ端末からの送信パケットSを発生させることができる。
これにより、アクセスポイントAP−1、AP−2からの送信に使用される周波数帯域を複数のアクセスポイントAP−1、AP−2間で異ならせることができる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックをアクセスポイントAP−1、AP−2に割り当てた場合においても、通信範囲R1、R2の重複部分での同一周波数への送信パケット1、2の衝突を回避させることができる。スレーブはアクセスポイントAP−1、AP−2間の周波数分割制御による送信権の排他制御を意識することなく、通常のBluetooth仕様に基づいてパケット送信を含む通信処理を行うことが可能である。
なお、図4の実施形態では、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−1、AP−2同士で周波数分割制御を行う方法について説明したが、互いに隣接して配置されたアクセスポイントAP−2、AP−3同士についても周波数分割制御を行うことができる。また、互いに隣接しないアクセスポイントAP−1、AP−3については、アクセスポイントAP−1、AP−3の通信範囲に重複部分がない場合には、必ずしも周波数分割制御を行う必要はない。
また、Bluetooth仕様では、スレーブからの送信パケットは、その直前のタイムスロットでマスターからそのスレーブ宛にパケットが送信されている必要があるが、図3および図4では、この点については省略した。
なお、Bluetoothでは、パケットヘッダのフォーマット上の制約から、1つのマスターに対して同時に通信可能なスレーブ端末は7台までに制限される。従って、複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てた場合、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3全体で同時に通信可能なスレーブ端末は7台までに制限され、アクセスポイントAP−1〜AP−3の数が多くなると、アクセスポイント1個当たりのスレーブ端末の収容可能台数は極端に低下する。このため、アクセスポイントAP−1〜AP−3に収容可能なスレーブ端末の個数を増大させる方策をとることが好ましい。
このアクセスポイントAP−1〜AP−3に収容可能なスレーブ端末の個数を増大させる方策として、Bluetoothに用意されているParkモードを利用することができる。なお、このParkモードでは、スレーブに対するアドレス割り当てが解除され、マスターから送られるブロードキャストパケットをスレーブ端末に受信させることで、同期を維持する動作のみが行われる。このため、スレーブ端末はブロードキャストパケットに対して応答ができず、通信間隔が広がるため、消費電力を下げることができる。
図5は、スレーブ起動のUnPark動作を示す図である。
図5において、アクセスポイントAP−1〜AP−3と接続が確立した携帯端末K1はParkモードに移行させられる。そして、データ通信が必要な携帯端末K1のみがUnPark動作を行い、アクセスポイントAP−1〜AP−3と通信可能なアクティブ状態に遷移することができる。
すなわち、Beacon開始スロットからDaccessスロット後に始まるAccess Windowと呼ばれる期間に、アクセスポイント(マスター)AP−1〜AP−3からのブロードキャストパケットに対してIDパケットを送信することにより、UnPark動作を開始させることができる。Access Window期間中には、アクセスポイントAP−1〜AP−3からのブロードキャストパケットが何度も送信されるが、それらのうちどのブロードキャストパケットに対してIDパケットで応答するかは、Park動作時にアクセスポイントAP−1〜AP−3から与えられたAR_ADDR(Access Request Address)により決定することができる。
そして、アクセスポイントAP−1〜AP−3は、IDパケットの受信を確認すると、そのIDパケットの受信のタイミングからPM_ADDRを判定し、対象となる携帯端末K1(スレーブ)に対してLMP_UnPark_Reqメッセージを送信する。そして、携帯端末K1は、LMP_UnPark_Reqメッセージを受信すると、LMP_acceptedにて応答し、アクセスポイントAP−1〜AP−3と通信可能なアクティブ状態に遷移することができる。
これにより、複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられた場合においても、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3に収容可能な携帯端末K1の個数を増加させることが可能となる。このため、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられたアクセスポイントAP−1〜AP−3と同時に通信可能な携帯端末K1の個数が制限されている場合においても、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3と通信可能な携帯端末K1の個数を増加させることができる。
なお、図5の実施形態では、Bluetoothに用意されているParkモードを利用することにより、アクセスポイントAP−1〜AP−3と通信可能な携帯端末K1の個数を増加される方法について説明したが、携帯端末K1がそれぞれ収容されているアクセスポイントAP−1〜AP−3間の距離に基づいて、異なる携帯端末K1に同一のAMアドレス(AM_ADDR:Active Menber Address)を割り当てるようにしてもよい。例えば、アクセスポイントAP−1〜AP−3同士の距離が離れているため、通信範囲の重複部分がないアクセスポイントAP−1〜AP−3間では、それらのアクセスポイントAP−1〜AP−3にそれぞれ収容された携帯端末K1に同一のAMアドレスを割り当てることができる。
これにより、複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3に同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックが割り当てられた場合においても、通信範囲の重複部分での送信の衝突を回避させることを可能としつつ、これらのアクセスポイントAP−1〜AP−3と通信可能な携帯端末K1の個数を増加させることができる。
ただし、同一のAMアドレスを割り当てられたアクティブ状態の携帯端末K1同士が近寄ってきたため、携帯端末K1が互いに隣接するアクセスポイントAP−1〜AP−3にかかった場合には、ParkモードとActiveモードとの間を遷移させるなどして、この携帯端末K1に割り当てられたAMアドレスを変更することができる。
また、アクセスポイントAP−1〜AP−3に収容されているアクティブ状態の携帯端末K1の個数に基づいて、アクセスポイントAP−1〜AP−3に割り当てられる送信可能時間または送信可能周波数を制御するようにしてもよい。例えば、アクセスポイントAP−1に収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数がアクセスポイントAP−2に収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数よりも多い場合、図3のアクセスポイントAP−1に割り当てられる送信可能時間をアクセスポイントAP−2に割り当てられる送信可能時間よりも長くすることができる。あるいは、アクセスポイントAP−1に収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数がアクセスポイントAP−2に収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数よりも多い場合、図4のアクセスポイントAP−1に割り当てられる周波数帯域をアクセスポイントAP−2に割り当てられる周波数帯域よりも広くすることができる。
これにより、同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを複数のアクセスポイントAP−1〜AP−3に割り当てた場合においても、通信範囲の重複部分での同一周波数への送信の衝突を回避させることを可能としつつ、通信の渋滞の発生を抑制することができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図である。
図6において、この通信システムには、Bluetooth通信を行うための親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3が設けられている。また、これらの親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3は制御用ネットワークN2を介して互いに接続されるとともに、親アクセスポイントAP0は外部ネットワークN3に接続されている。
そして、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3がマスター、携帯端末K11〜K16がスレーブとなり、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3と携帯端末K11〜K16との間で接続を確立させるこができる。そして、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3と携帯端末K11〜K16との間でパケットを送信する場合、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3は、周波数ホッピングに基づいてパケットのスペクトラム拡散を行うことができる。
ここで、親アクセスポイントAP0は、自己のBTアドレスと同一のBTアドレスを子アクセスポイントAP1〜AP3にそれぞれ設定することができる。また、親アクセスポイントAP0は、制御用ネットワークN2を介して、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3のBTクロックを同期させるためのクロック情報を子アクセスポイントAP1〜AP3に供給することができる。
これにより、親アクセスポイントAP0と同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを子アクセスポイントAP1〜AP3に割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントAP0〜AP3で形成される通信範囲が1つのアクセスポイントで形成されているように見せかけることができる。このため、今まで接続が確立されていたアクセスポイントAP0〜AP3とは異なるアクセスポイントAP0〜AP3と接続が確立される場合においても、通信不能時間を発生させることなく、通信を継続させることが可能となり、携帯端末K11〜K16でのハンドオーバー処理を不要としつつ、通信範囲を拡大することが可能となる。また、子アクセスポイントAP1〜AP3が後付けされた場合においても、BTアドレスおよびBTクロックの設定を人手で行うことなく、親アクセスポイントAP0と同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを子アクセスポイントAP1〜AP3に割り当てることが可能となり、複数のアクセスポイントAP0〜AP3にて形成された見掛け上1個の通信範囲を容易に拡大することができる。
図7は、図6の親アクセスポイントAP0の概略構成を示すブロック図である。
図7において、親アクセスポイントAP0には、周波数ホッピングに基づいて信号のスペクトラム拡散を行うBT制御部B1、BTクロックを生成するクロック生成部B2、BTアドレスやクロック情報などを保存するBTパラメータ保持部B3、Bluetooth通信を行う際のパラメータを制御するパラメータ制御部B4、制御用ネットワークN2を介して行われる通信の制御を行う有線通信制御部B5、送信モードや互いに隣接するアクセスポイントAP0〜AP3の設定を行う設定スイッチB6、外部ネットワークN3を介して行われる通信の制御を行うGW制御部B7、初期設定を指示するための初期設定スイッチB8、子アクセスポイントAP1〜AP3の管理を行う子アクセスポイント管理部B9、子アクセスポイントAP1〜AP3のアクセスポイント番号を保存するアクセスポイント情報保持部B10および各種情報を表示する表示装置B11が設けられている。なお、設定スイッチB6としては、例えば、複数のボタン、表示装置B11としては、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
図8は、図6の子アクセスポイントAP1〜AP3の概略構成を示すブロック図である。
図8において、子アクセスポイントAP1〜AP3には、周波数ホッピングに基づいて信号のスペクトラム拡散を行うBT制御部B21、クロック情報に基づいてBTクロックを生成するクロック生成部B22、BTアドレスやクロック情報などを保存するBTパラメータ保持部B23、Bluetooth通信を行う際のパラメータを制御するパラメータ制御部B24、制御用ネットワークN2を介して行われる通信の制御を行う有線通信制御部B25およびアクセスポイント番号を設定するアクセスポイント番号設定スイッチB26がそれぞれ設けられている。なお、アクセスポイント番号設定スイッチB26としては、例えば、ロータリースイッチなどを用いることができる。
ここで、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3は、制御用ネットワークN2を介してメッセージをやり取りしながら、携帯端末K11〜K16に対して見掛け上1個の通信範囲を形成するための通信制御を行うことができる。
図9は、図6の親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3間のメッセージの流れを示す図である。
図9において、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3間でやり取りされるメッセージとして、初期設定要求、初期設定確認、モード設定要求、モード設定確認、クロック情報、端末情報、端末移動情報が用意されている。
初期設定要求では、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3へのブロードキャスト(一斉送信)にて、子アクセスポイントAP1〜AP3の初期設定が行われる。なお、この初期設定要求にて、子アクセスポイントAP1〜AP3のBTアドレスを設定することができる。
初期設定確認では、子アクセスポイントAP1〜AP3から親アクセスポイントAP0へのユニキャスト(個別送信)にて、初期設定要求に対する応答が行われる。なお、この初期設定確認にて、子アクセスポイントAP1〜AP3の数およびそれぞれに設定されたアクセスポイント番号を取得することができる。
モード設定要求では、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3へのユニキャストにて、子アクセスポイントAP1〜AP3の送信モードの設定が行われる。なお、送信モードとしては、例えば、図3の時分割制御または図4の周波数分割制御を選択することができる。
モード設定確認では、子アクセスポイントAP1〜AP3から親アクセスポイントAP0へのユニキャストにて、モード設定要求に対する応答が行われる。
クロック情報では、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3へのブロードキャストにて、BTクロックを同期させるための情報が送られる。
端末情報では、全アクセスポイントAP0〜AP3へのブロードキャストにて、新規に接続された携帯端末K11〜K16の情報が通知される。
端末移動情報では、子アクセスポイントAP1〜AP3から親アクセスポイントAP0へのユニキャストにて、各アクセスポイントAP0〜AP3での携帯端末K11〜K16の移動情報が通知される。
以下、アクセスポイントAP0〜AP3が設置された時の初期設定動作、携帯端末K11〜K16がアクセスポイントAP0〜AP3と接続する時の動作、携帯端末K11〜K16がアクセスポイントAP0〜AP3間を移動する時の動作を例にとって説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る初期設定時のアクセスポイントAP0〜AP3間のメッセージの流れを示すシーケンス図である。なお、初期設定では、子アクセスポイントAP1〜AP3の識別番号(アクセスポイント番号)の付与、アクセスポイントAP0〜AP3同士の隣接状態(通信範囲の重なり部分の有無)の設定、全アクセスポイントAP0〜AP3で使用されるBTアドレスの設定および全アクセスポイントAP0〜AP3で使用されるBTクロックの同期化が行われる。
図10において、親アクセスポイントAP0では、アクセスポイントAP0〜AP3同士の隣接区間での送信衝突を回避するための送信モードを設定する。この送信モードの設定は、図7の初期設定スイッチB8により行うことができる。そして、初期設定スイッチB8を押下すると、表示装置B11には、送信モードを選択するための表示が行われる。ここで、送信モードとしては、図3の時分割制御または図4の周波数分割制御を選択することができる。
図11は、本発明の一実施形態に係る送信モードの設定方法を示す図である。
図11において、表示装置B11に送信モードが表示されると、設定スイッチB6にて送信モードを選択することにより、送信モードを設定することができる。
また、各子アクセスポイントAP1〜AP3では、アクセスポイント番号設定スイッチB26にてアクセスポイント番号の設定を個別に行う。
そして、送信モードの設定およびアクセスポイント番号の設定が行なわれると、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3が制御用ネットワークN2に接続され、親アクセスポイントAP0にて初期設定が開始される。そして、初期設定が開始されると、「初期設定要求」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3にブロードキャスト送信される。なお、「初期設定要求」メッセージには、全アクセスポイントAP0〜AP3で共通に使用されるBTアドレスを含めることができる。ここで、親アクセスポイントAP0は、「初期設定要求」メッセージをブロードキャスト送信すると、子アクセスポイントAP1〜AP3から送られる「初期設定確認」メッセージ待ちのタイマ動作を開始することができる。
そして、子アクセスポイントAP1〜AP3は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「初期設定要求」メッセージを受信すると、その「初期設定要求」メッセージに含まれているBTアドレスをBTパラメータ保持部B23に保存する。さらに、子アクセスポイントAP1〜AP3は、「初期設定要求」メッセージを正しく受信できたことを親アクセスポイントAP0に通知するため、「初期設定確認」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信する。ここで、「初期設定確認」メッセージには、各子アクセスポイントAP1〜AP3にて設定されたアクセスポイント番号を含めることができる。
そして、親アクセスポイントAP0は、各子アクセスポイントAP1〜AP3から送信された「初期設定確認」メッセージを受信すると、「初期設定確認」メッセージを含まれるアクセスポイント番号をアクセスポイント情報保持部B10に保存する。この際、親アクセスポイントAP0は、アクセスポイント番号に重複がないかをチェックし、重複がある場合には、表示装置B11にエラーがあることを表示することができる。
そして、親アクセスポイントAP0は、「初期設定要求」メッセージをブロードキャスト送信した時に開始したタイマがタイムアウトすると、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接状態の設定を行う。この各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接状態の設定は、図7の設定スイッチB6および表示装置B11により行うことができる。
図12は、本発明の一実施形態に係る隣接アクセスポイントの設定方法を示す図である。
図12において、表示装置B11に表示されたメッセージに従って、互いに隣接関係にあるアクセスポイントAP0〜AP3を指定することにより、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接状態の設定を行うことができる。
そして、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接状態の設定が行なわれると、親アクセスポイントAP0は、初期設定時に設定された送信モードおよび各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接関係に基づいて、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータを算出する。
そして、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータが算出されると、そのパラメータを含む「モード設定要求」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3にブロードキャスト送信される。なお、「モード設定要求」メッセージには、親アクセスポイントAP0にて設定された送信モードを含めることができる。
そして、子アクセスポイントAP1〜AP3は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「モード設定要求」メッセージを受信すると、その「モード設定要求」メッセージに含まれているパラメータをBTパラメータ保持部B23に保存する。さらに、子アクセスポイントAP1〜AP3は、「モード設定要求」メッセージを正しく受信できたことを親アクセスポイントAP0に通知するため、「モード設定確認」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信する。
そして、親アクセスポイントAP0が「モード設定確認」メッセージを受信すると、全アクセスポイントAP0〜AP3のBTクロックを同期させるための「クロック情報」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3にブロードキャスト送信される。なお、アクセスポイントAP0〜AP3間のBTクロックのずれを防止するため、「クロック情報」メッセージのブロードキャスト送信を一定間隔で繰り返すことが好ましい。
そして、子アクセスポイントAP1〜AP3は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「クロック情報」メッセージを受信すると、その「クロック情報」メッセージに含まれているクロック情報に基づいて、BTパラメータ保持部B23にBTクロックを保存する。さらに、BTパラメータ保持部B23に保存されたBTクロックをクロック生成部B22に設定することにより、Bluetooth通信を開始できるようにする。
図13は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の接続時のアクセスポイントAP0〜AP3間のメッセージの流れを示すシーケンス図である。
図13において、例えば、携帯端末K13が子アクセスポイントAP1に接近し、携帯端末K13と子アクセスポイントAP1との間で接続が確立したものとする。ここで、携帯端末K13と子アクセスポイントAP1との間で接続が確立すると、携帯端末K13には、子アクセスポイントAP1からAM_ADDRが付与される。そして、携帯端末K13からの接続を受けた子アクセスポイントAP1は、接続された携帯端末K13の情報(BTアドレス、付与したAM_ADDR)を含む「端末情報」メッセージを親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP2、AP3にブロードキャスト送信する。
そして、親アクセスポイントAP0は、子アクセスポイントAP1から「端末情報」メッセージを受信すると、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3の送信パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。なお、この判定は、携帯端末K13が直接通信可能となっている子アクセスポイントAP1に対して優先的に送信権を割り当てる機能を持っている場合に有効とすることができる。そして、親アクセスポイントAP0は、例えば、子アクセスポイントAP1、AP2の送信パラメータを変更する必要があると判定した場合、初期設定時に設定された送信モード、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接関係および携帯端末K11〜K16の通信可能状態に基づいて、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータを更新する。
そして、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータが更新されると、そのパラメータを含む「モード設定要求」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1、AP2にブロードキャスト送信される。
そして、子アクセスポイントAP1、AP2は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「モード設定要求」メッセージを受信すると、その「モード設定要求」メッセージに含まれているパラメータをBTパラメータ保持部B23に保存する。さらに、子アクセスポイントAP1、AP2は、「モード設定要求」メッセージを正しく受信できたことを親アクセスポイントAP0に通知するため、「モード設定確認」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信する。
そして、親アクセスポイントAP0が「モード設定確認」メッセージを受信すると、全アクセスポイントAP0〜AP3のBTクロックを同期させるための「クロック情報」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1〜AP3にブロードキャスト送信される。
そして、子アクセスポイントAP1〜AP3は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「クロック情報」メッセージを受信すると、その「クロック情報」メッセージに含まれているクロック情報に基づいて、BTパラメータ保持部B23にBTクロックを保存する。
図14は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の移動時のアクセスポイントAP0〜AP3間のメッセージの流れを示すシーケンス図である。
図14において、子アクセスポイントAP1との接続が確立していた携帯端末K13が子アクセスポイントAP2の方向に移動し、携帯端末K13と子アクセスポイントAP2との間で接続が確立するものとする。この場合、子アクセスポイントAP2は、携帯端末K13が子アクセスポイントAP1とのみ通信可能な状態から、子アクセスポイントAP1、AP2の双方と通信可能な状態に移行した段階で、携帯端末K13に送信したパケットに対する応答を受信することができる。そして、子アクセスポイントAP2は、携帯端末K13に送信したパケットに対する応答を受信することにより、携帯端末K13が子アクセスポイントAP2の通信範囲に侵入したと判定することができる。そして、子アクセスポイントAP2は、自己の通信範囲に侵入した携帯端末K13を検知すると、「移動端末情報」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信することにより、携帯端末K13の移動を親アクセスポイントAP0に通知する。
そして、親アクセスポイントAP0は、子アクセスポイントAP2から「移動端末情報」メッセージを受信すると、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3の送信パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。そして、親アクセスポイントAP0は、例えば、子アクセスポイントAP1、AP2の送信パラメータを変更する必要があると判定した場合、初期設定時に設定された送信モード、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接関係および携帯端末K11〜K16の通信可能状態に基づいて、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータを更新する。
そして、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータが更新されると、そのパラメータを含む「モード設定要求」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1、AP2にブロードキャスト送信される。
そして、子アクセスポイントAP1、AP2は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「モード設定要求」メッセージを受信すると、その「モード設定要求」メッセージに含まれているパラメータをBTパラメータ保持部B23に保存する。さらに、子アクセスポイントAP1、AP2は、「モード設定要求」メッセージを正しく受信できたことを親アクセスポイントAP0に通知するため、「モード設定確認」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信する。
そして、子アクセスポイントAP1は、携帯端末K13が子アクセスポイントAP1、AP2の双方と通信可能な状態から、子アクセスポイントAP2とのみ通信可能な状態に移行すると、携帯端末K13に送信したパケットに対する応答が受信できなくなる。そして、子アクセスポイントAP1は、携帯端末K13に送信したパケットに対する応答が受信できなくなると、携帯端末K13が子アクセスポイントAP1の通信範囲から外に出たと判定する。そして、子アクセスポイントAP1は、自己の通信範囲から外に出た携帯端末K13を検知すると、「移動端末情報」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信することにより、携帯端末K13の移動を親アクセスポイントAP0に通知する。
そして、親アクセスポイントAP0は、子アクセスポイントAP1から「移動端末情報」メッセージを受信すると、親アクセスポイントAP0および子アクセスポイントAP1〜AP3の送信パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。そして、親アクセスポイントAP0は、例えば、子アクセスポイントAP1、AP2の送信パラメータを変更する必要があると判定した場合、初期設定時に設定された送信モード、各アクセスポイントAP0〜AP3の隣接関係および携帯端末K11〜K16の通信可能状態に基づいて、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータを更新する。
そして、各アクセスポイントAP0〜AP3が送信衝突を起すことなく送信を行うことができるパラメータが更新されると、そのパラメータを含む「モード設定要求」メッセージが、親アクセスポイントAP0から子アクセスポイントAP1、AP2にブロードキャスト送信される。
そして、子アクセスポイントAP1、AP2は、親アクセスポイントAP0からブロードキャスト送信された「モード設定要求」メッセージを受信すると、その「モード設定要求」メッセージに含まれているパラメータをBTパラメータ保持部B23に保存する。さらに、子アクセスポイントAP1、AP2は、「モード設定要求」メッセージを正しく受信できたことを親アクセスポイントAP0に通知するため、「モード設定確認」メッセージを親アクセスポイントAP0に送信する。
なお、上述した実施形態では、Bluetoothを例にとって、複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスおよび同一のBTクロックを割り当てる方法について説明したが、Bluetooth以外にも、例えば、機器を特定するためのアドレスを割り当てることにより、その機器で特定されるエリアで通信を行わせる場合、通信範囲が互いに重複する機器間で共通のアドレスを割り当てるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図。 同一周波数への送信の衝突状態を説明する図。 アクセスポイントAP−1、AP−2の時分割制御方法を示す図。 アクセスポイントAP−1、AP−2の周波数分割制御方法を示す図。 スレーブ起動のUnPark動作を示す図。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図。 図6の親アクセスポイントAP0の概略構成を示すブロック図。 図6の子アクセスポイントAP1〜AP3の概略構成を示すブロック図。 図6のアクセスポイントAP0〜AP3間のメッセージの流れを示す図。 初期設定時のメッセージの流れを示すシーケンス図。 送信モードの設定方法を示す図。 隣接アクセスポイントの設定方法を示す図。 携帯端末の接続時のメッセージの流れを示すシーケンス図。 携帯端末の移動時のメッセージの流れを示すシーケンス図。 従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作を示す図。 従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作を示す図。 従来のアクセスポイント間のハンドオーバー動作を示す図。
符号の説明
AP−1〜AP−3 アクセスポイント、AP0 親アクセスポイント、AP1〜AP3 子アクセスポイント、K1、K11〜K16 携帯端末、N1、N2 制御用ネットワーク、N3 外部ネットワーク、R10、R1、R2、R20 通信範囲、B1、B21 BT制御部、B2、B22 クロック生成部、B3、B23 BTパラメータ保持部、B4、B24 パラメータ制御部、B5、B25 有線通信制御部、B6 設定スイッチ、B7 GW制御部、B8 初期設定スイッチ、B9 子アクセスポイント管理部、B10 アクセスポイント情報保持部、B11 表示装置、B26 アクセスポイント番号設定スイッチ

Claims (11)

  1. 機器を特定するためのアドレスを割り当てることにより、その機器で特定されるエリアで通信を行わせる通信装置において、
    通信範囲が互いに重複する機器間で共通のアドレスが割り当てられていることを特徴とする通信装置。
  2. 周波数ホッピングに基づいて信号のスペクトラム拡散を行う変調手段と、
    前記周波数ホッピングを同期するためのクロックを前記機器間で同期化させる同期化手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 同一のBTアドレスがそれぞれ割り当てられた複数のアクセスポイントと、
    BTクロックを前記アクセスポイント間で同期化させる同期化手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  4. 時分割制御に基づいて前記アクセスポイントから送信されるパケットの送信権を制御する時分割制御手段を備えることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 周波数分割制御に基づいて前記アクセスポイントから送信されるパケットの送信権を制御する周波数分割制御手段を備えることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  6. BTアドレスが割り当てられた親アクセスポイントと、
    前記親アクセスポイントと通信ネットワークを介して接続された子アクセスポイントと、
    前記親アクセスポイントに設定されたBTアドレスを前記子アクセスポイントに割り当てるアドレス設定手段と、
    前記子アクセスポイントで生成されるBTクロックを前記親アクセスポイントで生成されるBTクロックに同期させるためのクロック情報を、前記子アクセスポイントに送信するクロック情報送信手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  7. 同一のBTアドレスがそれぞれ割り当てられた複数のアクセスポイントと、
    BTクロックを前記アクセスポイント間で同期化させる同期化手段と、
    前記複数のアクセスポイントと通信を行う携帯端末とを備えることを特徴とする通信システム。
  8. 複数のアクセスポイントに同一のBTアドレスをそれぞれ割り当てるステップと、
    前記同一のBTアドレスが割り当てられたアクセスポイントのBTクロックを同期化させるステップと、
    前記BTクロックが同期化されたアクセスポイントと携帯端末との間で接続を確立するステップとを備えることを特徴とする通信方法。
  9. 前記アクセスポイントと接続が確立した携帯端末をParkモードに移行させるステップと、
    前記Parkモードの携帯端末からの通信要求に基づいて前記携帯端末をActiveモードに移行させるステップとをさらに備えることを特徴とする請求項8記載の通信方法。
  10. 前記携帯端末がそれぞれ収容されているアクセスポイント間の距離に基づいて、前記携帯端末に同一のAMアドレスを割り当てるステップをさらに備えることを特徴とする請求項8または9記載の通信方法。
  11. 前記アクセスポイントに収容されているアクティブ状態の携帯端末の個数に基づいて、前記アクセスポイントに割り当てられる送信可能時間または送信可能周波数を制御するステップをさらに備えることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項記載の通信方法。
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