JP2005230524A - 消防ポンプ用表示器、消防ポンプ用制御装置、及び消防ポンプ車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業員が遠い位置からでも瞬時にデータを判断することができる消防ポンプ用表示器、制御装置、及び消防ポンプ車を提供する。
【解決手段】 表示部2aを上下へ略3分割した中段領域であって、左右方向の中央より少し両側がわの領域にはそれぞれ、円弧状の目盛りに数字を付した数値表示像の中央に針像を回動自在に表示すると共に計器の種類を表示してなる第1アナログメーター像A1及び第2アナログメーター像A2が配してあり、基本画面では、第1アナログメーター像A1に連成計の像が、第2アナログメーター像A2に圧力計の像が表示してある。操作部1の回転ボタン12a又は流量ボタン12bが操作された場合、第1アナログメーター像A1に回転計の像又は流量計の像が表示される。
【選択図】 図2
【解決手段】 表示部2aを上下へ略3分割した中段領域であって、左右方向の中央より少し両側がわの領域にはそれぞれ、円弧状の目盛りに数字を付した数値表示像の中央に針像を回動自在に表示すると共に計器の種類を表示してなる第1アナログメーター像A1及び第2アナログメーター像A2が配してあり、基本画面では、第1アナログメーター像A1に連成計の像が、第2アナログメーター像A2に圧力計の像が表示してある。操作部1の回転ボタン12a又は流量ボタン12bが操作された場合、第1アナログメーター像A1に回転計の像又は流量計の像が表示される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、消防ポンプの運転状態を表示する表示器、及び該表示器を具備し、消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置、並びに該消防ポンプ制御装置を備える消防ポンプ車に関するものである。
従来より、消防ポンプにおいては、ポンプ及びエンジンなどにそれぞれセンサを設け、各センサによる検出結果を計器によって表示するようにしていた。
このように、例えば、エンジンに回転数の状態を表す回転計を設けたり、また、ポンプ内にポンプ内の所定位置の水圧を計測する水圧計を設けたりするなど、各箇所にそれぞれ固有の計器を配置することで、例えば、必要なデータを確認したい場合には、作業員が配置されたメーターを視認するなどして、消防ポンプの状態を確認してその運転を制御するようにしていた。
しかし、このような各箇所に各別に計器が配置された消防ポンプでは、ポンプ全体の状態を確認しようとすると、作業員が各計器を個々に見て各種情報を確認し、その結果に基づいて状態を総合的に判断しなければならないという煩雑さがあった。
そこで、各種センサのデータを1つの表示部に出力して一体表示する消防ポンプ用の表示器が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、次のような表示器も実用化されている。
図16は、消防ポンプを内蔵する従来の消防ポンプ車の側面図であり、図中、Fは、車両Cのシャーシたるフレームである。フレームFは前後に距離を隔てて配置した車軸上に担持されており、前方の車軸の両端には前輪110(110)が、後方の車軸の両端には後輪111(111)がそれぞれ固定してある。このフレームF上の前輪110(110)側の領域には、運転席、助手席及び後部座席等を内部に備える運転部6が設けてあり、運転部6の後方には、略矩形の筐体内にポンプ及びタンク等を設けてなる本体が配設してある。
前記筐体の天井には、ライト及び作業具収納ボックス等を備える機能部7が設けてあり、筐体内の後部には、ホース及び放水銃等を収納する収納部8が設けてある。また、筐体の側部には、ホースを接続する複数の接続部が配設してあり、これら接続部の近傍には、真空ポンプの回転数をアナログで表示する回転計300、エンジンの回転数をアナログで表示する回転計301、主ポンプの吸水側の圧力をアナログで表示する連成計302、及び主ポンプの吐水側の圧力をアナログで表示する圧力計303等がそれぞれ配設してある。そして、これら各計器の近傍に、液晶モニタ等を設けてなる表示器200が取り付けてあり、この表示器200には、前述した各計器に示された全ての値がそれぞれデジタル表示、即ち数字で表示されていた。
ところが、前述したいずれの表示器でも、表示器に各検出値が全て表示されており、視認優先度の高いデータと視認優先度の低いデータが混在状態で表示されていたため、作業員が知りたい検出値を瞬時に視認して、その運転状態を判断することが困難であった。
また、表示器が占めることができる面積は制限されている一方、表示器上に全ての検出値が表示されているので、各検出値の表示サイズが小さく、遠距離から視認することが困難であった。
更に、各検出値は、数字で表示されているので、消火作業のように緊急性を有する作業においては、数字の読み取りに時間がかかってしまうという不具合もあった。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものである。
請求項1記載の消防ポンプ用表示器は、消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器において、各センサに応じた複数種類のアナログメーター像を前記表示部に表示させ得るアナログメーター像表示手段と、このアナログメーター像表示手段に表示させるアナログメーター像の種類を切り替えるアナログメーター像切替手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の消防ポンプ用表示器は、前記アナログメーター像表示手段は、前記表示部にアナログメーター像を表示させる基本画面に、視認優先度が高い種類のアナログメーター像を表示させようにしてあることを特徴とする。
請求項3記載の消防ポンプ用表示器は、前記アナログメーター像表示手段は前記基本画面に2つのアナログメーター像を表示するようになしてあり、一方のアナログメーター像には、消防ポンプの吸水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示され、他方のアナログメーター像には、消防ポンプの吐水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示されるようになっていることを特徴とする。
請求項4記載の消防ポンプ用表示器は、前記各センサが検出した検出結果をそれぞれデジタルメーター像で前記表示部に表示させるデジタルメーター像表示手段を更に備えることを特徴とする。
請求項5記載の消防ポンプ用表示器は、消防ポンプの動作状態を図形で示す像、及び/又は放水状態を図形で示す像、及び/又は吸水状態を図形で示す像を前記表示部に表示させる状態像表示手段を更に備え、状態像表示手段は、対応するセンサの検出結果に基づいて、対応する像の表示状態を変更するようにしてあることを特徴とする。
請求項6記載の消防ポンプ用表示器は、所要センサの検出結果に基づいて、前記消防ポンプの運転に係る警告像を前記アナログメーター像が表示される第1画面に表示させる警告像表示手段を備えることを特徴とする。
請求項7記載の消防ポンプ用表示器は、前記状態像表示手段による像の表示状態の説明を表示した第2画面を前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、表示部に表示されている画面を、前記アナログメーター像が表示される第1画面と前記第2画面とに切り替える表示画面切替手段とを備えることを特徴とする。
請求項8記載の消防ポンプ用表示器は、前記警告像が表示された場合の対処方法を表示した第3画面を前記表示部に表示させる第3画面表示手段と、前記表示部に表示されている画面を、前記第1画面と第3画面とに切り替える表示画面切替手段とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の消防ポンプ用制御装置は、消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を備え、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置において、請求項1から8のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、更に、消防ポンプの動作を開始させる手段、消防ポンプの動作を停止させる手段、消防ポンプの出力を上昇させる手段、及び消防ポンプの出力を降下させる手段を備えることを特徴とする。
請求項10記載の消防ポンプ用制御装置は、消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を備え、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置において、請求項1から8のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、更に、消防ポンプを制御する制御用数値を設定するためのモードに切り替えるモード切替手段と、所要種類の第1アナログメーター像を指定する指定手段と、この第1アナログメーター像に前記制御用数値を設定する制御用数値設定手段と、設定された第1制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御する第1制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項11記載の消防ポンプ用制御装置は、前記指定手段は、前記指定した種類とは異なる種類の第2アナログメーター像を更に指定し得るようにしてあり、前記制御用数値設定手段は第2アナログメーター像に第2制御用数値を設定し得るようにしてあり、設定された第2制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御する第2制御手段を備えることを特徴とする。
請求項12記載の消防ポンプ車は、吸吐水する消防ポンプと、この消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサと、各センサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を具備し、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置とを備える消防ポンプ車において、請求項9から11のいずれかに記載の消防ポンプ用制御装置を備えることを特徴とする。
請求項13記載の消防ポンプ車は、前記消防ポンプへ供給する水を貯留するタンクと、このタンクに貯留された水量を検出する水量センサとを備え、前記消防ポンプ用表示器は、前記水量センサの検出結果を図形で示す像を前記表示部に表示させる水量像表示手段を具備することを特徴とする。
(1)請求項1記載の消防ポンプ用表示器では、アナログメーター像表示手段によって、消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサに応じた複数種類のアナログメーター像を表示部に表示させ得るようになっており、アナログメーター像切替手段によって、前記アナログメーター像表示手段に表示させるアナログメーター像の種類を切り替えるようになっているため、表示部の限られた表示スペース内に、選択したアナログメーター像をより大きく表示することができる。したがって、作業員は遠い位置からでも瞬時にデータを判断することができる。
しかも、アナログメーター像を用いてアナログ表示するようにしているので、表示状態を図形認識により瞬時に判断することができる。その結果、消火作業のように緊急性を有する作業においても、数字の読み取りに時間をかけることがなく、センサの検出結果を瞬時に視認することができる。
(2)請求項2記載の消防ポンプ用表示器では、アナログメーター像表示手段は、表示部にアナログメーター像を表示させる基本画面に、視認優先度が高い種類のアナログメーター像を表示させようにしてあるため、視認する必要頻度の高いデータを優先的に確認することができて、消火作業効率を向上させることができる。
(3)請求項3記載の消防ポンプ用表示器では、アナログメーター像表示手段は基本画面に2つのアナログメーター像を表示するようになしてあり、一方のアナログメーター像には、消防ポンプの吸水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示され、他方のアナログメーター像には、消防ポンプの吐水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示されるようになっているため、消防ポンプの吸水側の圧力を検出するセンサの検出結果を表示する連成計と、消防ポンプの吐水側の圧力を検出するセンサの検出結果を表示する圧力計とを優先的に表示することができ、水の吸入・吐出状況を同時的に視認することができる。したがって、水の吸入・吐出状況に異常等が見つかれば、速やかに対応することができて、円滑かつ確実な消火活動を継続することができる。その結果、この点からも消火作業効率を向上させることができる。
(4)請求項4記載の消防ポンプ用表示器では、各センサが検出した検出結果をそれぞれデジタルメーター像で表示部に表示させるデジタルメーター像表示手段を更に備えるため、検出結果をデジタルデータでも確認することができる。したがって、必要に応じて、詳細な数値を確認することができる。
(5)請求項5記載の消防ポンプ用表示器では、消防ポンプの動作状態を示す像、及び/又は放水状態を示す像、及び/又は吸水状態を示す像を表示部に表示させる状態像表示手段を備え、状態像表示手段は、対応するセンサの検出結果に基づいて、対応する像の表示状態を変更するようにしてあるため、ポンプの運転状態を図形認識により瞬時に判断することができる。その結果、消火作業のように緊急性を有する作業においても、読み取りに時間をかけることがなく、ポンプの運転状態を把握することができる。
(6)請求項6記載の消防ポンプ用表示器では、所要センサの検出結果に基づいて、消防ポンプの運転に係る警告像をアナログメーター像が表示される第1画面に表示させるため、消防ポンプの運転に支障が生じることを比較的離れた位置からでも瞬時にかつ確実に認識することができる。
(7)請求項7記載の消防ポンプ用表示器では、状態像表示手段による像の表示状態の説明を表示した第2画面を表示部に表示させるため、その場で、像の表示状態を理解することができる。また、表示器とは別に説明書等を配備する必要がないので便利である上に、説明書等を取り扱う煩雑な作業を省くことができる。更に、アナログメーター像が表示される第1画面と前記第2画面とを表示画面切替手段によって切り替えるため、1つの表示部を有効利用することができる。
(8)請求項8記載の消防ポンプ用表示器では、警告像が表示された場合の対処方法を表示した第3画面を表示部に表示させるため、その場で、警告に対する対処方法を理解することができる。また、表示器とは別に対処方法の説明書等を配備する必要がないので便利である上に、当該説明書等を取り扱う煩雑な作業を省くことができ、警告に対して迅速かつ正確に対処することができる。更に、表示部に表示されている画面を、第1画面と第3画面とに切り替えるため、1つの表示部を有効利用することができる。
(9)請求項9記載の消防ポンプ用制御装置では、消防ポンプ用表示器のアナログメーター像を視認しつつ、消防ポンプの動作の開始・停止、及び消防ポンプの出力を上昇・降下を行うことができ、前述した如く、アナログメーター像によって消防ポンプの運転状態を図形認識により瞬時に判断しつつ、消防ポンプの運転を制御することができる。
(10)請求項10記載の消防ポンプ用制御装置では、第1アナログメーター像に第1制御用数値を設定し、設定した第1制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御するため、上下限値等を視覚的に容易かつ確実に判断しつつ、第1制御用数値を設定することができ、誤った値を第1制御用数値として設定することが防止され、安全性が高い。
また、モード切替手段によって、消防ポンプの運転を制御する制御用数値を設定するためのモードに切り替えて第1制御用数値を設定するため、一つの表示部を有効利用することができる。
(11)請求項11記載の消防ポンプ用制御装置では、第1制御用数値に加え、第2制御用数値を用いて、消防ポンプの運転を制御するため、消防ポンプをより安全に運転することができる。また、第2アナログメーター像を用いて第2制御用数値を設定するため、前同様、上下限値等を視覚的に容易かつ確実に判断しつつ、第2制御用数値を設定することができ、誤った値を第2制御用数値として設定することが防止され、安全性が高い。
(12)請求項12記載の消防ポンプ車では、前述した消防ポンプ用制御装置を備えるため、前述した各効果を奏する。
(13)請求項13記載の消防ポンプ車では、タンクに貯留された水量を検出する水量センサの検出結果を図形で示す像を前記表示部に表示させるため、タンクの残水量を、図形認識により瞬時に把握することができる。
本発明に係る消防ポンプ用表示器は、消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する場合、各センサに応じた複数種類のアナログメーター像を前記表示部に表示させ得るアナログメーター像表示手段を備える。そして、このアナログメーター像表示手段に表示させるアナログメーター像の種類をアナログメーター像切替手段によって切り替える。
このアナログメーター像表示手段は、表示部にアナログメーター像を表示させる基本画面に、視認優先度が高い種類のアナログメーター像を表示させようにしてある。
また、アナログメーター像表示手段は基本画面に2つのアナログメーター像を表示するようになしてあり、一方のアナログメーター像(連成計)には、消防ポンプの吸水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示され、他方のアナログメーター像(圧力計)には、消防ポンプの吐水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示されるようになっている。
更に、各センサが検出した検出結果をそれぞれデジタルメーター像で表示部に表示させるデジタルメーター像表示手段を備えている。
一方、消防ポンプ用表示器は、消防ポンプの動作状態を図形で示す像、及び/又は放水状態を図形で示す像、及び/又は吸水状態を図形で示す像を前記表示部に表示させる状態像表示手段を更に備え、この状態像表示手段は、対応するセンサの検出結果に基づいて、対応する像の表示状態を変更するようにしてある。
また、所要センサの検出結果に基づいて、消防ポンプの運転に係る警告像をアナログメーター像が表示される第1画面に表示させる警告像表示手段を備えている。
ところで、状態像表示手段による像の表示状態の説明を表示した第2画面を表示部に表示させる第2画面表示手段を備えており、表示画面切替手段によって、表示部に表示されている画面を、前記アナログメーター像が表示される第1画面と前記第2画面とに切り替えるようにしてある。
また、警告像が表示された場合の対処方法を表示した第3画面を前記表示部に表示させる第3画面表示手段を備えており、表示画面切替手段によって、表示部に表示されている画面を、前記第1画面と第3画面とに切り替えるようになしてある。
一方、本発明に係る消防ポンプ用制御装置は、前述したいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、更に、消防ポンプの動作を開始させる手段、消防ポンプの動作を停止させる手段、消防ポンプの出力を上昇させる手段、及び消防ポンプの出力を降下させる手段を備えている。
また、前述したいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、更に、消防ポンプを制御する制御用数値を設定するためのモードに切り替えるモード切替手段と、所要種類の第1アナログメーター像を指定する指定手段と、この第1アナログメーター像に前記制御用数値を設定する制御用数値設定手段と、設定された第1制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御する第1制御手段とを備える構成にすることもできる。
更に、前述した指定手段は、前記指定した種類とは異なる種類の第2アナログメーター像を更に指定し得るようにし、また、制御用数値設定手段は第2アナログメーター像に第2制御用数値を設定し得るようになし、第2制御手段によって、設定された第2制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御するようになしてある。そして、第1制御用数値を用いた主制御に並行して、第2制御用数値を用いた副制御を実施する。
ところで、本発明に係る消防ポンプ車は、前述したいずれかの消防ポンプ用制御装置を備える。
更に、消防ポンプへ供給する水を貯留するタンクと、このタンクに貯留された水量を検出する水量センサとを備え、消防ポンプ用表示器は、水量センサの検出結果を図形で示す像を前記表示部に表示させる水量像表示手段を具備している。
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る消防ポンプ車の側面図であり、図中、Fは、車両Cのシャーシたるフレームである。フレームFは車両Cの前後に距離を隔てて配置した車軸上に担持されており、前方の車軸の両端には前輪110(110)が、後方の車軸の両端には後輪111(111)がそれぞれ固定してある。このフレームF上の前輪110(110)側の領域には、運転席、助手席及び後部座席等を内部に備える運転部6が設けてあり、運転部6の下方にはエンジンが配設してある。このエンジンにはその出力を調整するスロットルが設けてあり、このスロットルの開閉動作は併設したステッピングモータ等によって遠隔操作し得るようになっている。
前述した運転部6の後方には、前記エンジンの駆動力により駆動する主ポンプ、ホース及び主ポンプ内に所謂呼び水を充填する真空ポンプ並びに水を貯留するタンク等を略矩形の筐体内に設けてなる本体が配設してある。また、筐体の天井には、ライト及び作業具収納ボックス等を備える機能部7が設けてある。
一方、筐体内の後部には、ホース及び放水銃等を収納する収納部8が設けてあり、筐体の側部には、吸水又は吐水のためのホースを接続する複数の接続部9,9,…が配設してある。各接続部9,9,…には、内部を通流する水量及び/又は水圧を検出する流量センサ及び/又は圧力センサがそれぞれ設置してあり、各センサの検出結果は、後述する制御装置(消防ポンプ用制御装置)Aに与えられるようになっている。また、前述したエンジンの出力軸には、その回転数を検出する回転センサが配設してあり、回転センサの検出結果も制御装置Aに与えられるようになっている。
制御装置Aは、前述した接続部9,9,…から距離を隔てた位置であって作業者が操作し易い高さ位置に配設してある。この制御装置Aには、液晶パネルといった表示部2a及び表示制御部等を備える表示器(消防ポンプ用表示器)2及び複数のボタンを備える操作部1、並びに表示器2へ表示指令を出力して表示動作を制御すると共に前述したスロットルの開閉動作等を制御すべくCPU及びメモリ等を用いてなる制御部が設けてある。
図2は、図1に示した制御装置Aの正面図である。図2に示した如く、制御装置Aは、矩形環状のフレームAFを備えており、該フレームAF内に、前述した表示器2の表示部2aが嵌合してある。そして、フレームAFの前記表示部2aの一側近傍部分及びフレームAFの前記表示器2aの底部近傍の部分には、後述する如くLEDを内蔵する複数のボタンを備えた操作部1が設けてある。
フレームAFの前記表示部2aの一側近傍部分の操作部1には、前述したスロットルを開閉操作するスロットル操作ボタン部13が設けてあり、該スロットル操作ボタン部13には、スロットルを開させて水圧を上昇させるためのUPボタン13aと、スロットルを閉させて水圧を降下させるためのDOWNボタン13bとが上下へ距離を隔てて配設してある。
また、フレームAFの前記表示部2aの底部近傍の部分の操作部1には、ポンプの動作を操作するためのポンプ操作ボタン部10、表示部2aに表示される画面を切り替えるための画面切替ボタン部11、及び表示部2aに後述する如く表示されるアナログメーターの種類を選択する計器選択ボタン部12が左右へ距離を隔てて設けてある。そして、前記ポンプ操作ボタン部10には、前述した真空ポンプの動作を開始させる作動ボタン10a、真空ポンプの動作を停止させる停止ボタン10b、及び真空ポンプ及び主ポンプの動作を停止させる非常ボタン10cが横一列に配設してある。
また、画面切替ボタン部11には、前述した各センサの検出値、動作状態及び警告を後述する如くアナログメーター像、図形像及び警告像等の複数の像で表示する通常画面に切り替えるための通常ボタン(表示画面切替手段)11aと、通常画面に表示された各像の意味内容を説明する表示説明画面たる第1取扱い画面、及び警告像が表示された場合の対処方法、操作部1の取り扱いを表示した取扱い説明画像たる第2取扱い画面を交互に切替可能に表示させるための取扱いボタン(表示画面切替手段)11bとが配設してある。
更に、前記計器選択ボタン部12には、前述した回転センサの検出値をアナログメーター像で前記表示部2aに表示させる回転ボタン(アナログメーター像切替手段)12aと、主ポンプの吐水側に配設した流量センサの検出値をアナログメーター像で前記表示部2aに表示させる流量ボタン(アナログメーター像切替手段)12bと、主ポンプの吸水側に配設した圧力センサの検出値をアナログメーター像で前記表示部2aに表示させる連成ボタン(アナログメーター像切替手段)12cと、主ポンプの吐水側に配設した圧力センサの検出値をアナログメーター像で前記表示部2aに表示させる圧力ボタン(アナログメーター像切替手段)12dとが横一列に配設してある。
なお、本実施例では、操作部1をフレームAFに形成した各ボタン10a〜13bで構成した場合に付いて示したが、本発明はこれに限らず、表示部2aの表面にタッチパネルを設けておき、前述したボタン10a〜13bに対応する像を表示することによって操作部を構成するようにしてもよい。
そして、制御装置Aの制御部は表示部2aに、初期画面たる通常画面の基本画面として図2に示した画面を表示させるようになっている。
図2に示した如く、基本画面には、横長長方形状の通常画面の一側縁近傍及び底縁近傍には、前述した操作部1の各ボタン10a〜13bの操作状態を各別に表示する複数の操作状態表示像5,5,…が前記各ボタン10a〜13bに対応して配してある。操作状態表示像5,5,…には対応するボタン10a〜13bの名称が表示してあり、操作状態表示像5,5,…は、対応するボタン10a〜13bが押された場合に点灯するようになっている。また、通常画面の一側がわに配した操作状態表示像5,5の近傍には、複数の短冊状の照光部が上下へ重積してあり、照光部の照光数によってスロットルの開閉状態を表示するようにしてある。
これによって、ボタン10a〜13bのうち、どれが操作されているのかを作業者が視覚的に確認できようにしてある。
また、通常画面の中央には、吸水側、ポンプ自体及び吐水側の状態を表示する樹状のポンプ状態表示像4が表示部2aの上縁近傍から底縁近傍に亘って表示してある。このポンプ状態表示像4の中央位置には、前述した主ポンプの作動状態を円形枠内に図形化した主ポンプ作動表示像44が表示してあり、該主ポンプ作動表示像44の近傍に、前述した真空ポンプの作動状態を正方形状枠内に図形化した真空ポンプ作動表示像43が表示してある。そして、主ポンプ作動表示像44及び真空ポンプ作動表示像43は、対応する主ポンプ・真空ポンプが作動している間、点灯するようになっている。また、主ポンプ作動表示像44の近傍には、主ポンプの作動中にエンジンを冷却するサブラジエターに冷却水が通流されている場合に点灯する冷却水表示像42が配してあり、冷却水表示像42には、横長長方形状枠内に「冷却水」の文字が表示されるようになっている。
主ポンプ作動表示像44の下方には、中継用の接続部9(9)(図1参照)に水が流入している状態を正方形状枠内に図形化した中継口表示像45,45が横方向へ距離を隔てて配してあり、この中継口表示像45,45の下方に、フィルタを取り付けた吸水管で吸水している状態を正方形状枠内に図形化した吸水口浸水表示像41、タンク内に貯留されている水量を図形化した複数の貯留水像の数で表示するタンク水量表示像46、及び吸水口浸水表示像41が横方向へこの順で距離を隔てて配してある。そして、これら中継口表示像45,45、吸水口浸水表示像41,41及びタンク水量表示像46には、前述した主ポンプ作動表示像44に連通する主吸水管像から分岐した分岐管像が接続してある。
中継口表示像45,45及び吸水口浸水表示像41,41は、中継口たる接続部9(9)に配設した各センサ、及び吸水口たる接続部9(9)に配設した各センサが通水を検出した場合に点灯するようなっており、前記タンク水量表示像46は、タンク内に配設した貯水量センサの検出結果に応じた数の貯留水像を点灯するようになっている。また、中継口表示像45,45及び吸水口浸水表示像41,41のいずれかが点灯した場合、対応する分岐管像及び主吸水管像も点灯するようになっている。
一方、主ポンプ作動表示像44の上方には、放水銃から放水している状態を正方形状枠内に図形化した放水銃開閉表示像40,40,40,40,40が上下左右へ距離を隔てて配してあり、各放水銃開閉表示像40,40,40,40,40には、前述した主ポンプ作動表示像44に連通する主吐水管像から分岐した分岐管像が接続してある。そして、放水銃開閉表示像40,40,40,40,40は、各放水銃に係るホースが接続した接続部9,9,…に配設した各センサが通水を検出した場合に点灯するようなっており、各放水銃開閉表示像40,40,40,40,40のいずれかが点灯した場合、対応する分岐管像及び主吐水管像も点灯するようになっている。
これによって、作業者が消防ポンプの各状態を視覚的に確認できるようになっている。
これら放水銃開閉表示像40,40,40,40,40の近傍には、当該放水銃から放水される流量をデジタル表示する放水銃流量表示像(デジタルメーター像)40a,40a,40a,40a,40aがそれぞれ設けてあり、各放水銃流量表示像40a,40a,40a,40a,40aには、対応する接続部9,9,…にそれぞれ配設した流量センサの検出値が数字で表示される。
なお、通常画面は、表示すべき優先度が比較的低い像、例えば、前述した放水銃開閉表示像40,40,40,40,40、タンク水量表示像46、及び放水銃流量表示像40a,40a,40a,40a,40a等を表示しないように構成して、表示すべき優先度が高い像をより視認し易くするようにしてもよい。
また、前述した回転ボタン12a、流量ボタン12b、連成ボタン12c及び圧力ボタン12dに対応する操作状態表示像5,5,5,5の近傍には、各ボタン12a,12b,12c,12dに対応して、主ポンプの回転数を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D2、主ポンプの吐水側の流量を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D3、主ポンプの吸水側の水圧を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D4、主ポンプの吐水側の水圧を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D5がそれぞれ配してある。また、中央のデジタルメーター像D3,D4より少し上方の位置に、ポンプの流量を積算した累計流量を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D6が設けてある。
更に、表示部2aのポンプ操作ボタン部10の上方に、主ポンプの回転数を長方形状枠内に数字で表示するデジタルメーター像D1が、同種の前記デジタルメーター像D2より大きいサイズで設けてあり、視認する頻度が高いデータである主ポンプの回転数を強調して表示している。
なお、本実施例では、主ポンプの回転数を数字で表示する2つのデジタルメーター像D1,D2を設けた場合に付いて示したが、本発明はこれに限らず、大きいサイズのデジタルメーター像D1のみを表示するようにしてもよい。
一方、前述した放水銃開閉表示像40,40,40,40,40の側方には、警告表示部3が配してあり、警告表示部3は、主ポンプの吸水真空圧力が吸水限界近くになると点灯し警告する水量不足警告像30と、主ポンプの吸水管内水位が放水可能水位より下がると点灯し警告する落水警告像31と、真空ポンプ作動時間が所定時間(例えば60秒)を超えると点灯し警告する真空タイム警告像32とを、上下へこの順で距離を隔てて表示して構成されている。
このようにして、ポンプがそれぞれ所定の状態になった場合に、警告表示部3の各警告像30,31,32が点灯表示されて、作業者にポンプがそれぞれ所定の状態であることを警告するようにしている。
そして、表示部2aを上下へ略3分割した中段領域であって、左右方向の中央より少し両側がわの領域にはそれぞれ、円弧状の目盛りに数字を付した数値表示像の中央に針像を回動自在に表示すると共に計器の種類を表示してなる第1アナログメーター像A1及び第2アナログメーター像A2が配してある。第1及び第2アナログメーター像A1,A2のサイズは略同じにしてあり、前述したいずれの像D1〜46のサイズより大きくしてある。
このように、第1及び第2アナログメーター像A1,A2は、表示部2aの中段領域に大きいサイズで表示してあるため、表示部2aから比較的離れた位置からでも、第1及び第2アナログメーター像A1,A2の数値表示像に対する針像の相対位置を確実に視認することができる。また、第1及び第2アナログメーター像A1,A2の針像の相対位置、即ち図形認識によって、ポンプの運転状態が正常であるか否かを瞬時に判断することができ、その結果、消化作業のように緊急性を要する作業において、数字の読み取りに時間をかけることなく、瞬時にかつ楽に計測データを視認することができる。
ここで、通常画面の初期画面として表示される基本画面では、図3に示した如く、第1アナログメーター像A1に連成計の像が、第2アナログメーター像A2に圧力計の像がそれぞれ表示してある。つまり、第1アナログメーター像A1には、主ポンプの吸水側の水圧が針像の回動位置で表示され、第2アナログメーター像A2には、主ポンプの吐水側の水圧が針像の回動位置でそれぞれ表示されるようになっている。そして、第1アナログメーター像A1の略中央位置に、「連成計」の文字が、また第2アナログメーター像A2の略中央位置に、「圧力計」の文字が表示してあり、更に、第1及び第2アナログメーター像A1,A2の底部中央に、針像が示す値を数字で表示するデジタルメーター部がそれぞれ設けてある。
このように、消防ポンプ作業において一般的に視認する優先度が高い連成計と圧力計とを初期画面として優先的に表示することで、作業効率を向上させるようにしている。また、連成計及び圧力計が予め定められた側に表示されるため、連成計の文字及び圧力計の文字を確認しなくても、両計器像を互いに誤認する事故を防止することができる。
なお、第1アナログメーター像A1に圧力計の像を表示し、第2アナログメーター像A2に連成計の像を表示するように設定してもよいことはいうまでもない。
かかる基本画面が表示されている場合に、操作部1の回転ボタン12a又は流量ボタン12bが操作された場合、例えば、図3及び図4に示した如く、第1アナログメーター像A1に前述した連成計の像に代えて、回転計の像又は流量計の像が表示されるようになっている。なお、図3は、回転ボタン12aが操作された場合の通常画面を、図4は流量計ボタン12bが操作された場合の通常画面をそれぞれ示している。
このように、第1アナログメーター像A1及び第2アナログメーター像A2に、複数種類の計器の像を選択的に表示することで、表示部2aをコンパクトにすることができると共に、表示部2aをより有効に利用することができる。
なお、第1アナログメーター像A1以外に、第2アナログメーター像A2に、前述した圧力計の像に代えて、回転計の像又は流量計の像を表示するようにしてもよいし、例えば、第1アナログメーター像A1に表示していた計器の像を第2アナログメーター像A2に表示し、操作された回転ボタン12a又は流量ボタン12bに対応する計器の像を第1アナログメーター像A1に表示するようにしてもよい。ただし、連成計の像及び圧力計の像の表示位置を一定にしておいた場合、作業者が、連成計の像及び圧力計の像を他の計器の像と誤認することを防止することができる。
ところで、このような通常画面が表示部2aに表示されている場合に、図2に示した取扱いボタン11bが操作されると、表示部2aに表示される画面は通常画面から、次のような第1取扱い画面に切り替えられ、更に取扱いボタン11bが操作されると、次のような第2取扱い画面に切り替えられる。
図5は、第1取扱い画面の例を説明する説明図であり、図6は、第2取扱い画面の例を説明する説明図である。第1取扱い画面は、通常画面に表示された各像の意味内容を主に説明しており、第2取扱い画面は、警告像が表示された場合の対処方法、操作部1の取り扱いを主に表示している。なお、両図中、図2に示した部分に対応する部分には、同じ番号を付してその説明を省略する。
即ち、図5に示した如く、第1取扱い画面には、前述した通常画面から第1アナログメーター像A1及び第2アナログメーター像A2を除いた各像が表示されている。そして、各警告像30,31,32の近傍に、どのような状態の場合に点灯表示されるのかを文字で説明した警告表示説明像3Aが表示してあり、縮小表示させたポンプ状態表示像4の近傍に、ポンプ状態表示像4の表示内容を文字で説明したポンプ状態表示像説明像4Aが表示してあり、操作状態表示像5,5,…がどのような場合に点灯するのかをボタンの種類別に文字で説明した操作状態表示像説明像5Aが表示されている。更に、前述したデジタルメーター像D6と、主ポンプの通算運転時間を表示するデジタルメーター像D7が適宜の位置に表示してある。
このように、通常画面に表示されている像及び表示状態の説明を表示部2aに表示することによって、作業者が通常画面に表示されている像及び表示状態の意味するところを簡単な操作で容易に理解できるようにしてある。
また、図6に示した如く、第2取扱い画面には、前述した各警告像30,31,32が点灯表示された際の対処方法を文字で表示した警告表示取扱像3Bと、前述した画面切替ボタン部11の機能を文字で表示した画面切替ボタン説明像11Aと、前述した計器選択ボタン部12の機能を文字で表示した計器選択ボタン説明像12Aと、デジタルメーター像D6,D7及びその表示内容をそれぞれ文字で表示したデジタルメーター説明像6A,7Aとが表示してある。
このように、各警告像30,31,32が点灯表示された際の取扱い方法(対処方法)などの各種情報を表示部2aに表示するようにして、作業者がそれぞれの警告表示部3の警告に対しての対処方法を容易に実行できるようにしている。
次に、このような制御装置による表示器2の動作及びポンプの動作の制御方法に付いて説明する。
図7から図12は、図2に示した制御装置Aの制御部による表示器2及び/又はポンプの動作制御手順を示すフローチャートである。なお、かかる制御手順による制御プログラムは制御部のメモリに予め記憶されている。
図7に示した如く、制御装置Aが作動されると、制御装置Aの制御部は、表示器2に図2に示した基本画面を表示させた後(ステップS1)、表示器2の表示動作及びポンプの動作を制御する(ステップS2,S5)。
表示器2の表示動作を制御するには、図8及び図9に示した如く、制御装置Aの制御部は、作動ボタン10aが操作されるまで待機し(ステップS21)、作動ボタン10aが操作された場合、表示器2aに対応する操作状態表示像(作動ボタン像)5を点灯表示させる(ステップS22)。制御部は、真空ポンプが起動された場合、表示器2aに真空ポンプ作動表示像43を点灯表示させ、真空ポンプが停止された場合、表示器2aに真空ポンプ作動表示像43を消灯させる(ステップS23)。また、制御部は、真空ポンプが起動されてから例えば60秒経過した場合、真空タイム警告像32を点灯表示させる(ステップS24)。
制御部は、主ポンプが作動すると主ポンプ作動表示像44を点灯させる等、ポンプ状態に応じて、ポンプ状態表示像4の対応する像を点灯させる(ステップS25)と共に、対応するデジタルメーター像D1〜40aにセンサが検出した数値を表示させる(ステップS26)。また、制御部は、対応するセンサから与えられた検出値に基づいて、第1及び第2アナログメーター像A1,A2の針像の回動位置を算出し(ステップS27)、算出した回動位置に針像を移動表示させる(ステップS28)。
制御部は、計器選択ボタン部12が操作されたか否かを判断し(ステップS29)、操作されていない場合は、ステップS25へ戻る。一方、制御部は、計器選択ボタン部12が操作されたと判断した場合、表示器2をして、第1アナログメーター像A1に対応する計器を表示させる(ステップS30)。
次に、制御部は、前述した取扱いボタン11bが操作されたか否かを判断し(ステップS31)、操作されていない場合は、ステップS25へ戻る。一方、制御部は、取扱いボタン11bが操作されたと判断した場合、表示器2に前述した第1取扱い画面を表示させる(ステップS32)。制御部は、再び取扱いボタン11bが操作されたか否かを判断し(ステップS33)、操作されていない場合、通常ボタン11aが操作されたか否かを判断する(ステップS34)。そして、制御部は、通常ボタン11aが操作されていない場合、ステップS32へ戻る。
一方、制御部は、ステップS33において、取扱いボタン11bが操作されたと判断した場合、表示器2に第1取扱い画面に代えて、前述した第2取扱い画面を表示させる(ステップS35)。制御部は、更に取扱いボタン11bが操作された否かを判断し(ステップS36)、取扱いボタン11bが操作されていない場合は、通常ボタン11aが操作されたか否かを判断する(ステップS37)。そして、制御部は、通常ボタン11aが操作されていない場合、ステップS35へ戻る一方、ステップS36で更に取扱いボタン11bが操作されたと判断した場合、ステップS32へ戻って、再び第1取扱い画面を表示させる。
一方、制御部は、前述したステップS34及びステップS37で、通常ボタン11aが操作されたと判断した場合、表示器2に前述した基本画面を表示させる(ステップS38)。また、制御部は、センサから水量不足又は落水の信号が与えられた場合、水量不足警告像30又は落水警告像31を点灯させる(ステップS39)。そして、制御部は、非常ボタン10cが操作されたか否かを判断し(ステップS40)、それが操作されたと判断するまで、ステップS25からステップS40までの操作を繰り返す。
次に、ステップS5のポンプの運転制御手順について図10から図12を用いて説明する。
図10に示した如く、制御部は、作動ボタン10aが操作されるまで待機し(ステップS49)、作動ボタン10aが操作された場合、真空ポンプの動作を制御した後(ステップS50)、主ポンプの動作を制御する(ステップS60)によるポンプの運転制御手順を示すは、
真空ポンプの動作を制御する場合、図11に示した如く、制御部は、主ポンプ内に設けた水充填センサから水充填信号が与えられたか否かを判断し(ステップS52)、水充填信号が与えられていない場合、真空ポンプを作動させる(ステップS53)。制御部は、停止ボタン10bが操作されたか否かを判断し(ステップS54)、それが操作されていない場合、ステップS52で、水充填信号が与えられたと判断するまで真空ポンプを作動させる。
一方、制御部は、ステップS54で、停止ボタン10bが操作されたと判断した場合、及び、ステップS52で水充填信号が与えられたと判断した場合、真空ポンプの動作を停止させる(ステップS55)。
一方、主ポンプの動作を制御する場合、図12に示した如く、制御部は、真空ポンプの動作を停止された後、非常ボタン10cが操作されたか否かを判断し(ステップS61)、非常ボタン10cが操作されていない場合、主ポンプを作動させる(ステップS62)。制御部は、UPボタン13a又はDOWNボタン13bが操作されたか否かを判断し(ステップS63)、それが操作された場合、操作されたボタンに応じてスロットルを開又は閉させる制御を実行する(ステップS64)。
制御部は、UPボタン13a又はDOWNボタン13bが操作されていない場合、このステップS64をスキップして、ステップS61へ戻る。そして、制御部は、ステップS61で非常ボタン10cが操作されたと判断するまでステップS61からステップS64までの操作を繰り返し、非常ボタン10cが操作されたと判断した場合、主ポンプの動作を停止させる(ステップS65)。
なお、本実施例では、非常ボタン10cで主ポンプの動作を停止するようにしてあるが、本発明はこれに限らず、前述した停止ボタン10bで主ポンプの動作も停止するようにしてもよい。
図13は、実施例2に係る制御装置の構成を説明する説明図であり、画面を用いて制御に用いる数値を設定し得るようにしてある。なお、図中、図2に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図13に示した如く、操作ボタン部10には、前述した非常ボタン10c(図2参照)に代えて、自動運転と手動運転とを切り替える自手ボタン10dが設けてある。ここで、自動運転では、予め設定された数値で主ポンプの動作を制御するようになっており、手動制御では、後述するようにして外部設定した数値で主ポンプの動作を制御するようになっている。なお、停止ボタン10bは、真空ポンプ及び主ポンプの動作を停止するようにしてある。
自手ボタン10dに対応する操作状態表示像5に自動が表示されている場合に、自手ボタン10dが操作されると、前記操作状態表示像5に「手動」の文字が点灯表示される。そして、前述した回転ボタン12a、流量ボタン12b、連成ボタン12c及び圧力ボタン12dから制御対象のボタンを操作した場合、当該計器の像が、例えば第2アナログメーター像A2に表示されると共に、数値表示像の近傍に適宜形状の設定値マーク像B2が表示される。この設定値マーク像B2の位置は、前述したUPボタン13a及びDOWNボタン13bによって、移動させ得るようになっており、UPボタン13a及びDOWNボタン13bを操作して、図13に示した如く、設定値マーク像B2を所要数値の位置に移動させることによって、所要の第1制御用数値を設定する。
なお、このようにして設定された第1制御用数値を用いる制御の種類(例えば、目標値制御又は極大値制御等)は予め定めてある。
これによって、表示器2に表示させた例えば第2アナログメーター像A2上の設定値マーク像B2を移動させて、第1制御用数値を図形認識により設定し得、従って第1制御用数値を容易かつ確実に設定することができる。
そして、制御装置Aの制御部は、このように手動制御が選択されており、第1制御用数値が設定された場合、第1制御用数値を用いて、主ポンプの動作を目標値制御又は極大値制御等によって制御する。
図14は、実施例3に係る制御装置の構成を説明する説明図であり、前述した一の制御である主制御に加え、副制御を行い得るようにしてある。なお、図中、図13に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
前同様にして、自手ボタン10dを操作して、手動制御にした後、回転ボタン12a、流量ボタン12b、連成ボタン12c及び圧力ボタン12dから第1制御対象のボタンを操作して、UPボタン13a及びDOWNボタン13bによって第1制御用数値を設定する。なお、図14では、圧力ボタン12dが操作され、第2アナログメーター像A2によって第1制御用数値として、圧力計に係る値が設定されている。
次に、第1制御用数値に係るボタン以外のボタン、例えば回転ボタン12a、流量ボタン12b及び連成ボタン12cから第2制御対象のボタンを操作する。このとき、当該計器の像が表示部2aに表示されていない場合、本実施例では第1アナログメーター像A1にその計器の像が表示される。図14に示した場合にあっては、連成ボタン12cが操作されており、第1アナログメーター像A1に連成計の像が表示されている。
このとき、前同様、第1アナログメーター像A1の数値表示像の近傍に適宜形状の設定値マーク像B1が表示される。そして、UPボタン13a及びDOWNボタン13bを操作して、設定値マーク像B1を所要数値の位置に移動させることによって、所要の第2制御用数値を設定する。
次に、このような制御用数値が設定された場合の制御装置Aの動作について説明する。
図15は、制御用数値が設定された場合の制御装置Aによる主ポンプの動作の制御手順を示すフローチャートである。制御装置Aの制御部は、停止ボタン10bが操作されたか否かを判断し(ステップS61a)、それが操作されていない場合、自手ボタン10dによって、手動モードが選択されたか否かを判断する(ステップS62a)。制御部は、手動モードが選択されていない場合、自動モードが選択されていると判断し、予め設定された出力になるように主ポンプの動作を制御する自動モード制御を実行する(ステップS63a)。
一方、制御部は、ステップS62aで手動モードが選択されていると判断した場合、前述したようにして第1制御用数値が設定されているか否かを判断し(ステップS64a)、それが設定されていない場合は、第1制御用数値が設定されるまで待機する。
制御部は、第1制御用数値が設定されている場合、前述したようにして第2制御用数値が設定されているか否かを判断する(ステップS65a)。そして、制御部は、第2制御用数値が設定されていない場合、第1制御用数値を用いた主ポンプの動作の制御を実施する(ステップS66a)。例えば、第1制御用数値が圧力である場合、当該圧力が第1制御用数値になるように主ポンプの動作を制御する目標値制御を実施する。
一方、制御部は、ステップS64aで第2制御用数値が設定されている場合、第1制御用数値を用いた主ポンプの動作の正制御を実施する(ステップS67a)のに加え、第2制御用数値を用いた主ポンプの動作の副制御を実施する(ステップS68a)。例えば、主制御として、圧力が第1制御用数値になるように主ポンプの動作を制御する目標値制御を実施すると共に、副制御として、流量が第2制御用数値以下になるように主ポンプの動作を制御する極大値制御を実施する。
そして、制御部は、ステップS61aで停止ボタン10bが操作されたと判断するまで、ステップS61a〜ステップS68aまでの操作を繰り返し、停止ボタン10bが操作された場合、主ポンプの動作を停止させる(ステップS69a)。
このように正副制御による二重制御を実施するため、主ポンプの運転をより安全に行うことができる。また、前同様、第2制御用数値を図形認識により設定し得、従って第2制御用数値を容易かつ確実に設定することができる。
1 操作部
2 表示器(消防ポンプ用表示器)
2a 表示部
3 警告表示部
3A 警告表示説明像
3B 警告表示取扱像
30 水量不足警告像
31 落水警告像
32 真空タイム警告像
4 ポンプ状態表示像
4A ポンプ状態表示像説明像
40 放水銃開閉表示像
40a 放水銃流量表示像
41 吸水口浸水表示像
42 冷却水表示像
43 真空ポンプ作動表示像
44 主ポンプ作動表示像
45 中継口表示像
46 タンク水量表示像
5 操作状態表示像
5A 操作状態表示像説明像
6 運転部
6A デジタルメーター説明像
7A デジタルメーター説明像
9 接続部
10 ポンプ操作ボタン部
11 画面切替ボタン部
11A 画面切替ボタン説明像
12 計器選択ボタン部
12A 計器選択ボタン説明像
12a 回転ボタン
12b 流量ボタン
12c 連成ボタン
12d 圧力ボタン
13 スロットル操作ボタン部
A 制御装置(消防ポンプ用制御装置)
AF フレーム
A1 第1アナログメーター像
A2 第2アナログメーター像
B1 第1設定値マーク像
B2 第2設定値マーク像
D1〜D7 デジタルメーター像
2 表示器(消防ポンプ用表示器)
2a 表示部
3 警告表示部
3A 警告表示説明像
3B 警告表示取扱像
30 水量不足警告像
31 落水警告像
32 真空タイム警告像
4 ポンプ状態表示像
4A ポンプ状態表示像説明像
40 放水銃開閉表示像
40a 放水銃流量表示像
41 吸水口浸水表示像
42 冷却水表示像
43 真空ポンプ作動表示像
44 主ポンプ作動表示像
45 中継口表示像
46 タンク水量表示像
5 操作状態表示像
5A 操作状態表示像説明像
6 運転部
6A デジタルメーター説明像
7A デジタルメーター説明像
9 接続部
10 ポンプ操作ボタン部
11 画面切替ボタン部
11A 画面切替ボタン説明像
12 計器選択ボタン部
12A 計器選択ボタン説明像
12a 回転ボタン
12b 流量ボタン
12c 連成ボタン
12d 圧力ボタン
13 スロットル操作ボタン部
A 制御装置(消防ポンプ用制御装置)
AF フレーム
A1 第1アナログメーター像
A2 第2アナログメーター像
B1 第1設定値マーク像
B2 第2設定値マーク像
D1〜D7 デジタルメーター像
Claims (13)
- 消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器において、
各センサに応じた複数種類のアナログメーター像を前記表示部に表示させ得るアナログメーター像表示手段と、このアナログメーター像表示手段に表示させるアナログメーター像の種類を切り替えるアナログメーター像切替手段とを備えることを特徴とする消防ポンプ用表示器。 - 前記アナログメーター像表示手段は、前記表示部にアナログメーター像を表示させる基本画面に、視認優先度が高い種類のアナログメーター像を表示させようにしてある請求項1記載の消防ポンプ用表示器。
- 前記アナログメーター像表示手段は前記基本画面に2つのアナログメーター像を表示するようになしてあり、一方のアナログメーター像には、消防ポンプの吸水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示され、他方のアナログメーター像には、消防ポンプの吐水側の圧力を検出するセンサの検出結果が表示されるようになっている請求項2記載の消防ポンプ用表示器。
- 前記各センサが検出した検出結果をそれぞれデジタルメーター像で前記表示部に表示させるデジタルメーター像表示手段を更に備える請求項1から3のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器。
- 消防ポンプの動作状態を図形で示す像、及び/又は放水状態を図形で示す像、及び/又は吸水状態を図形で示す像を前記表示部に表示させる状態像表示手段を更に備え、状態像表示手段は、対応するセンサの検出結果に基づいて、対応する像の表示状態を変更するようにしてある請求項1から4のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器。
- 所定センサの検出結果に基づいて、前記消防ポンプの運転に係る警告像を前記アナログメーター像が表示される第1画面に表示させる警告像表示手段を備える請求項1から5のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器。
- 前記状態像表示手段による像の表示状態の説明を表示した第2画面を前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、
表示部に表示されている画面を、前記アナログメーター像が表示される第1画面と前記第2画面とに切り替える表示画面切替手段とを備える請求項5記載の消防ポンプ用表示器。 - 前記警告像が表示された場合の対処方法を表示した第3画面を前記表示部に表示させる第3画面表示手段と、
前記表示部に表示されている画面を、前記第1画面と第3画面とに切り替える表示画面切替手段とを備える請求項6記載の消防ポンプ用表示器。 - 消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を備え、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置において、
請求項1から8のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、
更に、消防ポンプの動作を開始させる手段、消防ポンプの動作を停止させる手段、消防ポンプの出力を上昇させる手段、及び消防ポンプの出力を降下させる手段を備えることを特徴とする消防ポンプ用制御装置。 - 消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を備え、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置において、
請求項1から8のいずれかに記載の消防ポンプ用表示器を備え、
更に、消防ポンプを制御する制御用数値を設定するためのモードに切り替えるモード切替手段と、
所要種類の第1アナログメーター像を指定する指定手段と、
この第1アナログメーター像に前記制御用数値を設定する制御用数値設定手段と、
設定された第1制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御する第1制御手段と
を備えることを特徴とする消防ポンプ用制御装置。 - 前記指定手段は、前記指定した種類とは異なる種類の第2アナログメーター像を更に指定し得るようにしてあり、前記制御用数値設定手段は第2アナログメーター像に第2制御用数値を設定し得るようにしてあり、設定された第2制御用数値を用いて消防ポンプの運転を制御する第2制御手段を備える請求項10記載の消防ポンプ用制御装置。
- 吸吐水する消防ポンプと、この消防ポンプの適宜位置に配設され、当該消防ポンプの運転状態を検出する複数のセンサと、各センサが検出した検出結果を表示部に表示する消防ポンプ用表示器を具備し、前記消防ポンプの運転を制御する消防ポンプ用制御装置とを備える消防ポンプ車において、
請求項9から11のいずれかに記載の消防ポンプ用制御装置を備えることを特徴とする消防ポンプ車。 - 前記消防ポンプへ供給する水を貯留するタンクと、このタンクに貯留された水量を検出する水量センサとを備え、前記消防ポンプ用表示器は、前記水量センサの検出結果を図形で示す像を前記表示部に表示させる水量像表示手段を具備する請求項12記載の消防ポンプ車。
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