JP2005229792A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 力率改善手段を有する電源装置において、負荷出力電圧を一定に保ち電流制御の安定化を図り、電源高調波を抑制する。
【解決手段】 入力電源1を直流電圧に変換して昇圧チョッパ回路3で負荷4の電圧を得る際、昇圧チョッパ回路3のスイッチング素子3cをスイッチングし、昇圧チョークコイル3aを介して短絡して力率を改善する。その電流制御に際して、負荷電圧を検出するための分圧抵抗回路12および制御部13のA/D変換手段によって無負荷出力電圧を検出してこれに所定比率値を乗算するとともに、この所定比率値を乗算した無負荷出力電圧と有負荷出力電圧の電圧偏差を算出し、この電圧偏差分に応じた電圧制御を加え、その無負荷出力電圧と有負荷出力電圧とを所定比に保つようにし、分圧抵抗回路12の抵抗バラツキ、A/D変換手段におけるリファレンス電圧のバラツキにかかわらず、出力電圧を一定に保ち、電流制御の安定化を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力電源1を直流電圧に変換して昇圧チョッパ回路3で負荷4の電圧を得る際、昇圧チョッパ回路3のスイッチング素子3cをスイッチングし、昇圧チョークコイル3aを介して短絡して力率を改善する。その電流制御に際して、負荷電圧を検出するための分圧抵抗回路12および制御部13のA/D変換手段によって無負荷出力電圧を検出してこれに所定比率値を乗算するとともに、この所定比率値を乗算した無負荷出力電圧と有負荷出力電圧の電圧偏差を算出し、この電圧偏差分に応じた電圧制御を加え、その無負荷出力電圧と有負荷出力電圧とを所定比に保つようにし、分圧抵抗回路12の抵抗バラツキ、A/D変換手段におけるリファレンス電圧のバラツキにかかわらず、出力電圧を一定に保ち、電流制御の安定化を図る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機などに用いる電源装置の制御技術に関し、さらに詳しく言えば、リアクタを含む昇圧チョッパ回路を有して力率改善および高調波電流抑制機能の安定化を向上させる電源装置の制御技術に関するものである。
この種の電源装置の一例としては、図10に示すように、入力電源(商用電源)1を整流回路2で全波整流し、この交流/直流変換した電圧を昇圧チョッパ回路(力率改善手段)3を通すことにより電源の力率を改善し、かつ、高調波電流を抑制するようにしたものがある。
この例において、昇圧チョッパ回路3は整流回路2の正端子側に直列に接続した昇圧チョークコイル(リアクタ)3aと、昇圧チョークコイル3aに直列に接続した逆阻止ダイオード3bと、昇圧チョークコイル3aと逆阻止ダイオード3bの間で整流回路2の負端子側に接続したスイッチング素子(例えばIGBT;絶縁ゲート形トランジスタ)3cと、出力電圧を平滑化する平滑コンデンサ3dとを備えている。
昇圧チョッパ回路3の動作は、昇圧チョークコイル3aをスイッチング素子3cによってスイッチングして負端子側に短絡する一方、スイッチングされている電圧を逆阻止ダイオード3bから平滑コンデンサ3dに供給して負荷4の電圧とする。なお、負荷4としては、例えば空気調和機のコンプレッサモータに適用した場合、インバータ回路4aおよびモータ4bを想定することができる。
このような昇圧チョッパ回路3を有する電源装置としては、例えば本出願人による特許文献1があり、交流電源を直流電圧に変換して負荷電圧とする際、その変換された電圧を少なくともリアクタ(昇圧チョークコイル3a)を介して短絡して力率の改善などを行うようにしている。
この電源装置は、昇圧チョッパ回路3の入力電流Iiを検出するための電流センサ5と、その検出電流値,昇圧チョッパ回路3の入力電圧Viおよび出力電圧Voをもとにしてスイッチング素子3cを制御する制御部6と、この制御部6からの信号によりスイッチング素子3cを駆動する駆動部7とを備えている。
上記制御部6は、昇圧チョッパ回路3のスイッチング素子3cをスイッチングするとともに、入力電流と正弦波状の入力電流基準信号との比較結果によりスイッチング素子3cをオン,オフして昇圧チョッパ回路3の出力電圧Voを負荷の電圧とする。
このとき、図11に示すように、出力電圧指令値と検出出力電圧Voとの偏差が演算手段6aで算出され、この算出偏差により電流基準信号振幅作成手段6bで入力電流基準信号Irの振幅値(いわゆる基準となる正弦波状の振幅値)が作成される。
この作成振幅値と検出入力電圧Viとの乗算が乗算手段6cで行われ、その乗算結果の入力電流基準信号(電流指令値)と電流検出値Iiをもとにしてヒステリシスコンパレータ6dでヒステリシスが作成され、このヒシステリシスにより入力電流の上限値および下限値が作成され、これにより入力電流Iiがその上限値および下限値の範囲内に収まるように、上記スイッチング素子3cをスイッチングする電流制御が行われる。
また、特許文献2においては、交流電源1のゼロクロスが電源位相検出回路8で検出されるとともに、そのゼロクロスの所定前から同ゼロクロスまでの所定期間がスイッチング動作禁止時間作成手段6eで作成され、この作成信号によりヒステリシスの出力がアンド回路6fで禁止される。
これにより、図12および図13に示すように、その禁止区間だけスイッチング素子3cのスイッチングが禁止されるため、入力交流電源のゼロクロス点で入力電流が強制的にゼロとなり、そのゼロクロス点近傍における入力交流波形が改善され(正弦波状にされ)、高次高調波電流の低減が図れる。
ところで、上記スイッチング動作においては、出力直流電圧よりも入力電圧が高い区間(Vi≧Vo;入力電流のピーク域付近)では、入力電流が増加傾向にあるため、スイッチング素子3cがほとんどオフ状態になる(図12,図13参照)。
このように、出力直流電圧Voは入力電流波形および高調波電流に対して重要なパラメータであるということができる。したがって、上記出力直流電圧Voにバラツキがあると、上記電流制御による入力電流に影響を及ぼし、当該電源装置を搭載する機器に応じて高調波電流特性および力率改善特性が異なることになり、当該電源装置の適応性が低くなるという問題が起こる。
上述した電源装置にあっては、電圧フィードバック制御をコスト面などからマイコンのソフトウェアによって行うことが好ましいことから、出力直流電圧Voを検出するため直列接続の抵抗よりなる分圧抵抗回路を設け、その分圧抵抗回路の出力をA/D変換するようにしている。
しかしながら、上記分圧抵抗回路に用いられる抵抗素子の抵抗値のバラツキやA/D変換に必要なA/Dコンバータリファレンス電圧AVRのバラツキなどにより、出力直流電圧Voの検出に誤差が生じることになり、この誤差を含む出力直流電圧Voがフィードバックされるため、負荷電圧指令値を正確に出力できないことがある。
一般的に、抵抗素子などのバラツキは±4ないし6%程度であるが、例えば300V程度の出力直流電圧Voを検出するときには±12ないし18V程度にもなり、電圧フィードバック系にこのような大きな誤差が含まれると電流制御が安定しないばかりでなく、電源高調波規制をクリアできないことにもなりかねない。
また、上記したデバイスのバラツキは、入力電流波形にも大きく影響を及ぼし、入力電流の増大による電源電圧低下や他の系統接続機器の影響による電源電圧の増減により入力電流波形が入力電圧波形と相似形に保てなくなり、電流制御の安定に影響を及ぼす。
上記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、交流電源を整流手段で直流電圧に変換して負荷電圧とする際、上記交流電源をリアクタを介して短絡して力率を改善する電源装置において、上記リアクタを含む力率改善手段のスイッチング素子をスイッチングするとともに、入力電流と入力交流電源電圧波形の入力電流基準信号との比較結果により、上記スイッチング素子をオン,オフして上記力率改善手段の出力電圧を負荷電圧とする一方、その電流制御に際して負荷検出手段によって無負荷出力電圧および有負荷出力電圧を検出し、上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との比が所定値となるように電圧制御することを特徴としている。
上記請求項1に記載の発明には、請求項2ないし請求項4に記載の態様が含まれる。すなわち、請求項2においては、上記無負荷出力電圧に対する有負荷出力電圧の所定比は、あらかじめ負荷状態に応じて求めた値とすることを特徴としている。
また、請求項3においては、上記所定値は有負荷時,無負荷時の入力電圧の比率であることを特徴とし、請求項4においては、上記入力電圧の代わりに整流平均値もしくは実効値を用いることを特徴としている。
また、上記した課題を解決するため、請求項5に記載の発明は、交流電源を整流手段で直流電圧に変換して負荷電圧とする際、上記交流電源をリアクタを介して短絡して力率を改善する電源装置において、上記リアクタを含む力率改善手段のスイッチング素子をスイッチングするとともに、入力電流と入力交流電源電圧波形の入力電流基準信号との比較結果により、上記スイッチング素子をオン,オフして上記力率改善手段の出力電圧を負荷電圧とする一方、その電流制御に際して負荷検出手段によって無負荷出力電圧および有負荷出力電圧を検出し、上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との差が所定値となるように電圧制御することを特徴としている。
上記請求項5に記載の発明には、請求項6ないし請求項9の態様が含まれる。すなわち、請求項6においては、上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との差が所定値となるように電圧制御するにあたって、負荷電圧指令値として上記無負荷出力電圧から所定値を減算してなる値を用いることを特徴としている。
また、請求項7においては、入力交流電源電圧を検出する手段を有し、該交流検出電圧が制御開始当初より大きくなった場合には負荷電圧指令値を大きくし、上記交流検出電圧が制御開始当初より小さくなった場合には負荷電圧指令値を小さくすることを特徴としている。なお、この請求項7は請求項1にも従属する。
請求項8においては、上記負荷電圧指令値を上記無負荷出力電圧から所定値を減算して算出する際、上記無負荷出力電圧に対して無負荷時の交流電源電圧と有負荷時の交流電源電圧との比を乗算することを特徴としている。
請求項9においては、上記負荷電圧指令値の算出に用いられる上記無負荷出力電圧に代えて、上記有負荷出力電圧から負荷駆動によって生ずる電圧降下分の予測値を加算した値を用いることを特徴としている。
また、上記請求項1,5に記載の発明において、請求項10に記載のように、上記無負荷出力電圧および上記有負荷出力電圧に代えて、整流平均値もしくは実効値を用いることができ、また、請求項11に記載のように、無負荷判定手段により無負荷状態を判定してその無負荷時の検出値を記憶,更新することが好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、無負荷出力電圧と有負荷出力電圧との比が所定値となるように電圧制御するようにしたことにより、分圧抵抗回路における抵抗値のバラツキやA/D変換におけるリファレンス電圧のバラツキに影響されることなく電圧制御を行うことができ、負荷出力電圧が一定に保たれることから、その電流制御の安定化が図れ、高調波電流の低減が図れるという効果が奏される。
また、請求項5に記載の発明によれば、無負荷出力電圧と有負荷出力電圧との差が所定値となるように電圧制御するようにしたことにより、ワンチップマイクロコンピュータなどからなる制御手段における演算処理の負担が軽減されるため、例えばエアコンに適用された場合には、1台のワンチップマイクロコンピュータでPFC(Power Factor Correction)制御とコンプレッサ制御とを同時に行うことが可能となる。
本発明の第1実施形態(請求項1に対応)に係る電源装置は、少なくともリアクタを含む昇圧チョッパ回路を制御する際、昇圧チョッパ回路の出力電圧Vo(t)を検出するための分圧抵抗回路,LPFおよびA/Dコンバータを利用して無負荷出力電圧Vo(0)を検出する一方、この無負荷出力電圧Vo(0)に所定比率値を乗算した負荷電圧指令値A×Vo(0)と有負荷出力電圧Vo(t)との電圧偏差Ve分に応じた電圧制御を当該電流制御に加味するようにし、無負荷時の電圧に対して有負荷時の電圧を所定比に保つことにより、分圧抵抗やA/Dコンバータレファレンス電圧AVRのバラツキにかかわらず、負荷出力電圧を一定に保つようにしてなる。
すなわち、本発明によると昇圧チョッパ回路の有負荷出力電圧と無負荷出力電圧の比Vo(t)/Vo(0)が分圧抵抗やA/Dコンバータのリファレンス電圧AVRのバラツキに依存しない値となる。
よって、上記比率値A(=Vo(t)/Vo(0))を所定の回路で測定して求めておけばバラツキによらずどの機種でも使用可能な値となる。したがって、上記比率値Aをあらかじめテーブルなどに記憶しておくことにより、Vo(t)=A×Vo(0)とすることができ、どのような装置でもほぼ真値に補正できる。
ここで、有負荷出力電圧とは、例えばエアコン室外機の圧縮機モータ,ファンモータ,電子膨張弁を駆動するステッピングモータや電磁弁などの直流電力を使用する負荷を駆動しているときに昇圧チョッパ回路から出力される出力電圧であり、無負荷出力電圧とは、有負荷状態でないときに昇圧チョッパ回路から出力される出力電圧である。ただし、システムに多数の負荷(例えば圧縮機や通信回路など)がある場合において、これらの負荷間で大負荷(例えば圧縮機)≫小負荷(例えば通信回路)の関係であるときには、大負荷が停止していることをもって無負荷状態としてもよい。
以下に、本発明の第1実施形態を図1ないし図6を参照して詳しく説明する。なお図1において、図10の構成要素と同一もしくは同一と見なされてよい部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
図1において、この電源装置は、昇圧チョッパ回路3の入力電流Iiを電流センサ(例えばCT)5からの検出信号により検出する入力電流検出部10と、昇圧チョッパ回路3の入力電圧Viを検出するため直列に接続した抵抗R1,R2の分圧抵抗回路11と、その出力電圧(出力直流電圧)Voを検出するため直列に接続した抵抗R3,R4の分圧抵抗回路12および雑音除去のLPF(ローパスフィルタ)13と、このLPF13を経た電圧をA/D変換して検出し、それら検出値や電源ゼロクロス検出部(電源位相検出部)8による交流電源1のゼロクロス検出などをもとにして昇圧チョッパ回路3のスイッチング素子3cをオン,オフする信号を駆動部7に出力するマイクロコンピュータなどの制御部14とを備えている。
なお変形例として、図1に示されている昇圧チョークコイル(リアクタ)3aおよびスイッチング素子3cを整流回路2の前段に入れることによってもアクティブフィルタとして同様な効果が得られ、その場合、電流検出手段などは適宜位置を変更すればよい。また、制御部14は図10の制御部6と同様の機能を備え、他の部分については図10と同一であることからその説明を省略する。
図2を併せて参照して、上記制御部14には、出力電圧のバラツキを抑えるための指令値(比率値)Aを出す電圧指令部14aと、LPF13を経た出力電圧Vo(t)をA/D変換して検出するA/D変換部14bと、このA/D変換された出力電圧Vo(t)を無負荷時と有負荷時とに切り替えるための判定手段14cと、無負荷時の出力電圧Vo(0)を記憶する無負荷電圧記憶手段14dと、無負荷時の出力電圧Vo(0)に上記比率値Aを乗算する乗算手段14eと、この乗算結果の電圧指令値と有負荷時の出力電圧検出値Vo(t)とを演算する演算手段14fと、この演算結果をもとにして入力電圧検出値Vi(t)の補正量を算出する電圧コントローラ14gと、電源ゼロクロス検出部5からの検出信号をもとにして従来と同様にスイッチング素子3cのオン,オフタイミングを発生するスイッチング動作コントローラ14hとが含まれる。
上記制御部14は、入力電圧検出値Vi(t)に電圧コントローラ14gで得た演算値を乗算する乗算手段14iと、スイッチング動作コントローラ14hによるスイッチングタイミングをもとにしてスイッチング素子3cのスイッチング信号を出力する際、乗算手段14iの乗算結果を加味して入力電流Iiを制御する電流コントローラ14jとを備えている。スイッチング動作コントローラ14hおよび電流コントローラ14jは図11に示すブロック構成でもよい。
上記構成の電源装置の動作について、図2の処理系統ブロック線図および図3ないし図5のフローチャートを参照して説明する。制御部14は、従来同様に出力電圧指令値(負荷4の印加電圧指令値)をもとにしてスイッチング素子3cをスイッチングして出力電圧を負荷4に必要な所定値にするとともに、入力電流波形を正弦波形状にする。なお、入力交流波形を改善し高次高調波電流の低減を図るため、入力電源のゼロクロス点をもとにして所定期間だけスイッチング素子3cの動作を禁止する。
本発明で実行されるソフトウェアによる処理について説明すると、まず、電圧指令値算出処理系では判定手段14cの切り替えによって無負荷時の出力電圧Vo(0)を無負荷電圧記憶手段14dに記憶し、この無負荷出力電圧Vo(0)を用いて電圧指令値Vo*(t)を得る。判定手段14cは負荷4を運転しているか否かによって無負荷状態,有負荷状態の別を判定する。
なお、上記無負荷出力電圧Vo(0)は所定の期間だけ無負荷状態を作り出して検出し、その検出に際しては後述する無負荷判定手段をもって無負荷状態を判定してその検出値を記憶、更新するとよい。また、上記無負荷出力電圧の検出は、当該電源装置の電源投入後から負荷起動開始までの所定時間を無負荷状態としてその所定時間に実行し、あるいはインターバルタイマを用いて所定時間ごとに上記負荷の運転を停止してその運転停止時に行うことが好ましい。
そして、図3に示すように、比率値Aが予め経験的に求めたテーブルから参照され、あるいは現出力電圧Vo(有負荷時の出力電圧Vo(t))をもとにして算出される(ステップST1)。この比率値Aが無負荷時に得た出力電圧Vo(0)に乗算され、次式(1)で示す電圧指令値Vo*(t)が得られる(ステップST2)。
Vo*(t)=A×Vo(0)…(1)
Vo*(t)=A×Vo(0)…(1)
上記比率値Aは、電源高調波規制のクリアを勘案して求めた値であり、また負荷4がモータである場合、その負荷の量に応じてモータ制御系が要求する電圧値から求めた値であり、テーブル参照や関数による演算によって得たものであるかを問わない。
参考として、電源高調波規制をクリアするうえでの上記比率値Aと負荷の大きさ(入力電流値)との関係を次表1に示す。この表1は試験的に求めた結果の一例であり、電源高調波規制をクリアするか否かは比率値Aの大きさや負荷の大きさによって変わる。表中の「〇」は規制クリア,「△」は電源条件によりNGとなる場合があることを意味し、「×」はNGである。
表1の例では比率値Aを0.94に設定すると、負荷の大きさ(入力電流値)の大きさにかかわらず電源高調波規制をクリアすることができる。なお、「△」の電源条件には、各地域による電源電圧規格値(国内100V/200V,海外220V/230V/240V),電源周波数規格値(50Hz/60Hz),電源インピーダンス値(国内:電源電圧により規定,IEC:規定なし)などを含む。
上記出力電圧や入力電圧などの検出に際してA/D変換を行うA/D変換処理系では、図4に示すように、A/D変換データ(出力電圧や入力電圧)の種類を判断する(ステップST10)。そのデータ種類が出力電圧である場合、A/D変換結果をフィルタ処理するとともにVo(t)に代入する(ステップST11)。続いて、負荷状態を判断し(ステップST12)、有負荷であれば出力電圧Vo(t)をそのままとし、無負荷であれば出力電圧Vo(t)を初期値Vo(0)に代入する(ステップST13)。
上記データ種類が入力電圧である場合、A/D変換結果をフィルタ処理するとともにVi(t)に代入する(ステップST14)。続いて、負荷状態を判断し(ステップST15)、有負荷であれば入力電圧Vi(t)をそのままとし、無負荷であれば出力電圧Vi(t)を初期値Vi(0)に代入する(ステップST16)。その他のデータに関しては、それに応じた処理を実行する(ステップST17)。
上記電圧フィードバック制御を行う出力電圧制御系では、図5に示すようにPI制御であれば上記電圧指令値Vo*(t)と有負荷時の出力電圧検出値Vo(t)の電圧偏差Veを演算手段14fで算出する(ステップST20)。その電圧偏差Veに対して比例項P(=Kp×Ve)を求めるとともに、積分項I(=Ki×シグマVe)を求め、これにより指令振幅D(=P+I)を得て(ステップST21ないしST24)、これを用いて電流指令値を得る。なお、Kpは任意の比例ゲイン、Kiは任意の積分ゲインである。
上述した処理系のインターバル時間については、電圧指令値算出処理系のインターバル時間≧出力電圧制御処理系のインターバル時間≧A/D変換処理系のインターバル時間の関係を基本とする。上記処理により、電圧コントローラ14gは、電圧指令値をVo*(t)とすると、出力電圧Vo(t)がVo*(t)になるように、入力電圧Viを補正する乗算値を乗算手段14iに出力する。
これによれば、各処理系における入力電圧や出力電圧などを同じ分圧抵抗回路11,12の抵抗R1,R2;R3,R4やA/Dコンバータリファレンス電圧AVRを用いて得ている。また、上記電圧指令値Vo*(t)(=A×Vo(0))と出力電圧Vo(t)の電圧偏差Veが分圧抵抗回路12の抵抗R3,R4のバラツキやA/Dコンバータリファレンス電圧AVRのバラツキなどに対応した量に相当する。
したがって、上記スイッチング動作コントロール14hにて決定されたスイッチング素子3cのスイッチング区間において、電流コントローラ14jでは電流制御が行われるとともに、この電流制御に上記乗算手段14iの乗算結果を加味して出力電圧Vo(t)を一定とする電圧制御が加味される。
その乗算結果を加味する電流制御としては、スイッチング動作コントロール14hおよび電流コントロール14jを図11に示す構成とするならば、その電流制御における出力電圧指令値などを変更すればよい。
このように、分圧抵抗R3,R4のバラツキやA/Dコンバータリファレンス電圧AVRのバラツキなどがあり、当該電流制御における電圧検出に誤差が生じても、電圧制御によりその検出誤差による影響がなく、出力電圧Vo(t)が一定に保たれ、当該電流制御の安定化が図られ、また入力電流波形の機器によるバラツキが抑えられ、当該電源装置の適用性の向上が図られる。
上記入力電流波形が入力電圧Viにも影響を及ぼすことから、上記A/D変換処理系を図6に示すルーチンで実行するようにしてもよい。すなわち、比率値Aを乗算する出力電圧を無負荷時の出力電圧Vo(0)に有負荷時と無負荷時の入力電圧Viの比率Vi(t)/Vi(0)を乗算して得る(ステップST30,ST31)。これによれば、電圧指令値Vo*(t)は次式(2)によって表される。
Vo*(t)=A×Vo(0)×(Vi(t)/Vi(0))…(2)
Vo*(t)=A×Vo(0)×(Vi(t)/Vi(0))…(2)
これにより、入力電圧Viの変動を考慮することになるため、電源電圧が変動しても入力電流波形を入力電圧波形と相似形に保て、電流制御をより安定化することができる。また、無負荷時の出力電圧Vo(0)により電圧指令値Vo*(t)が設定されるため、入力電流の増大による電源電圧の低下や他の系統接続機器の影響による電源電圧の増減にもかかわらず、入力電圧ピーク値と出力電圧との比が一定に保てるようになる。
次に、図7ないし図9により、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は請求項7に対応するものである。上記第1実施形態では無負荷出力電圧Vo(0)と有負荷出力電圧Vo(t)との比が所定値となるように電圧制御するようにしているが、この第2実施形態では無負荷出力電圧Vo(0)と有負荷出力電圧Vo(t)との差が所定値となるように電圧制御する。
すなわち、第2実施形態においては、図7に示すように、交流入力電圧(実効値)がVi(0)からVi(1)に減少したときには、直流負荷電圧をVo(0)からVo(1)に減少させる一方、交流入力電圧がVi(0)からVi(2)に増加したときには、直流負荷電圧をVo(0)からVo(2)へと増加させる。
そのため、ハード的には、図8に示すように上記第1実施形態の図1における乗算手段14eに代えて減算手段14e′が用いられる。その他のハード構成は図1と同じであってよい。なお、減算値の極性がマイナスであれば、減算手段14e′を加算手段としてもよい。
図9を併せて参照して、電圧指令値Vo*(t)を算出するにあたっては、電圧指令部14aからあらかじめ設定されている所定の差分指令値ΔVが読み出され、減算手段14e′にて無負荷電圧記憶手段14dから出力される無負荷出力電圧Vo(0)との減算が行われる(ステップST41,42)。これにより減算手段14e′にて次式(3)、
Vo*(t)=Vo(0)−ΔV…(3)
なる負荷電圧指令値Vo*(t)が得られ、この負荷電圧指令値Vo*(t)は上記第1実施形態と同じく演算手段14fにて有負荷出力電圧Vo(t)と演算される。
Vo*(t)=Vo(0)−ΔV…(3)
なる負荷電圧指令値Vo*(t)が得られ、この負荷電圧指令値Vo*(t)は上記第1実施形態と同じく演算手段14fにて有負荷出力電圧Vo(t)と演算される。
この差分指令値ΔVも上記第1実施形態における比率値Aと同じく経験的に求められるもので、電源高調波規制をクリアするうえでの差分指令値ΔVと負荷の大きさ(入力電流値)との関係の一例を次表2に示す。同表中の「〇」,「△」,「×」は上記表1と同じ意味を有している。この表2によれば、差分指令値ΔVを20Vに設定することにより、負荷の大きさ(入力電流値)の大きさにかかわらず電源高調波規制をクリアすることができる。
有負荷出力電圧Vo(t)は負荷電圧指令値Vo*(t)に追従するように制御されるが、ここで、分圧抵抗R3,R4のバラツキやA/Dコンバータリファレンス電圧AVRのバラツキを含めて、その検出誤差をE(通常は5%程度の値である)とすると、有負荷出力電圧Vo(t)は、
Vo(t)=Vo(0)−ΔV×(1±E)
=Vo(0)−ΔV±ΔV×E
=Vo*(t)±ΔV×E
で表され、負荷電圧指令値Vo*(t)に対する出力誤差はΔV×Eとなる。
Vo(t)=Vo(0)−ΔV×(1±E)
=Vo(0)−ΔV±ΔV×E
=Vo*(t)±ΔV×E
で表され、負荷電圧指令値Vo*(t)に対する出力誤差はΔV×Eとなる。
これに対して、差分指令値ΔVを用いずに直接負荷電圧指令値Vo*(t)を出力する場合の有負荷出力電圧Vo(t)は、
Vo(t)=Vo*(t)×(1±E)
=Vo*(t)±Vo*(t)×E
で、その出力誤差はVo*(t)×Eとなる。
Vo(t)=Vo*(t)×(1±E)
=Vo*(t)±Vo*(t)×E
で、その出力誤差はVo*(t)×Eとなる。
このように、差分指令値ΔVを用いたときの出力誤差はΔV×E,これに対して差分指令値ΔVを用いないときの出力誤差はVo*(t)×Eで、Vo*(t)>ΔVの関係にあるから、第2実施形態によればデバイスなどのバラツキに基づく検出誤差Eによる出力誤差を大幅に小さくすることができる。
また、負荷電圧指令値Vo*(t)を算出するにしても、上記式(3)に示すように減算(もとしくは加算)1回で済むため、上記第1実施形態の式(1)の乗算に比べて制御手段の演算負荷を軽減することができる。
また、負荷電圧指令値Vo*(t)を交流入力電圧の変動に対応させるため、上記第1実施形態と同じく、有負荷時の入力電圧Vi(t)と無負荷時の入力電圧Vi(0)とを監視し、その比率を加味することが好ましい。すなわち、負荷電圧指令値Vo*(t)を、
Vo*(t)=Vo(0)×(Vi(t)/Vi(0))−ΔV…(4)
なる式によって求めることが好ましい。また、この式(4)により負荷電圧指令値Vo*(t)を演算するにしても、上記第1実施形態での上記式(2)に比べて演算回数が1回少ないため、その分、制御手段の演算負荷を軽減することができる。
Vo*(t)=Vo(0)×(Vi(t)/Vi(0))−ΔV…(4)
なる式によって求めることが好ましい。また、この式(4)により負荷電圧指令値Vo*(t)を演算するにしても、上記第1実施形態での上記式(2)に比べて演算回数が1回少ないため、その分、制御手段の演算負荷を軽減することができる。
なお、上記各実施形態ともに、無負荷出力電圧および有負荷出力電圧を用いて電圧制御を行うようにしているが、上記整流回路2で整流された直流電圧の整流平均値あるいは実効値を検出する手段および無負荷時の整流平均値あるいは実効値を記憶する記憶手段とを設けて、その無負荷出力電圧および有負荷出力電圧に代えて、その記憶手段の整流平均値あるいは実効値および検出整流平均値あるいは実効値を用いるようにしてもよい。
また、上記各実施形態ともに、負荷電圧指令値Vo*(t)を無負荷出力電圧Vo(0)を基準として求めているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、有負荷時には無負荷時の電圧から数ボルト電圧降下することがあらかじめ分かっている負荷(例えばエアコンの電子膨張弁の駆動に用いられるステッピングモータなど)の場合には、その電圧降下分を見込んで負荷電圧指令値を調整することもできる。
すなわち、上記第1実施形態では上記式(1)に示すように、有負荷時の出力電圧Vo(t)を、Vo(t)=A×Vo(0)になるように電圧制御しているが、負荷駆動時における負荷電圧のドロップ(電圧降下)率の定数をk,負荷駆動時の任意の時点での負荷電圧をVo′として次式(5)、
Vo(t)=A×k×Vo′…(5)
によって有負荷時の出力電圧Vo(t)を制御することもできる。
Vo(t)=A×k×Vo′…(5)
によって有負荷時の出力電圧Vo(t)を制御することもできる。
また、上記第2実施形態では上記式(3)に示すように、有負荷時の出力電圧Vo(t)を、Vo(t)=Vo(0)−ΔVになるように電圧制御しているが、負荷駆動時における負荷電圧のドロップ分を定数をΔk,負荷駆動時の任意の時点での負荷電圧をVo′として次式(6)、
Vo(t)=Vo′+Δk−ΔV…(6)
によって有負荷時の出力電圧Vo(t)を制御することもできる。
Vo(t)=Vo′+Δk−ΔV…(6)
によって有負荷時の出力電圧Vo(t)を制御することもできる。
本発明によれば、電源装置における負荷出力電圧が一定に保たれることから、当該電流制御が安定し、電源高調波電流を低減してその規制をクリアできるため、空気調和機や冷蔵庫などの家電機器全般だけなく、産業機器にも適用可能である。
1 入力電源(交流電源)
2 整流回路
3 昇圧チョッパ回路
3a 昇圧チョークコイル
3b 逆阻止ダイオード
3c スイッチング素子
3d 平滑コンデンサ
4 負荷
5 電流センサ
6,14 制御部
8 電源ゼロクロス検出部
10 入力電流検出部
11,12 分圧抵抗回路
13 LPF
A 電圧指令比率値
ΔV 差分指令値
Ii 入力電流
Vi,Vi(0),Vi(t) 入力電圧
Vo,Vo(0),Vo(t) 出力電圧
Vo*(t) 負荷電圧指令値
2 整流回路
3 昇圧チョッパ回路
3a 昇圧チョークコイル
3b 逆阻止ダイオード
3c スイッチング素子
3d 平滑コンデンサ
4 負荷
5 電流センサ
6,14 制御部
8 電源ゼロクロス検出部
10 入力電流検出部
11,12 分圧抵抗回路
13 LPF
A 電圧指令比率値
ΔV 差分指令値
Ii 入力電流
Vi,Vi(0),Vi(t) 入力電圧
Vo,Vo(0),Vo(t) 出力電圧
Vo*(t) 負荷電圧指令値
Claims (11)
- 交流電源を整流手段で直流電圧に変換して負荷電圧とする際、上記交流電源をリアクタを介して短絡して力率を改善する電源装置において、
上記リアクタを含む力率改善手段のスイッチング素子をスイッチングするとともに、入力電流と入力交流電源電圧波形の入力電流基準信号との比較結果により、上記スイッチング素子をオン,オフして上記力率改善手段の出力電圧を負荷電圧とする一方、その電流制御に際して負荷検出手段によって無負荷出力電圧および有負荷出力電圧を検出し、上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との比が所定値となるように電圧制御することを特徴とする電源装置。 - 上記無負荷出力電圧に対する有負荷出力電圧の所定比は、あらかじめ負荷状態に応じて求めた値とすることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 上記所定値として、有負荷時,無負荷時の入力電圧の比率を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
- 上記入力電圧の代わりに、整流平均値もしくは実効値を用いることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
- 交流電源を整流手段で直流電圧に変換して負荷電圧とする際、上記交流電源をリアクタを介して短絡して力率を改善する電源装置において、
上記リアクタを含む力率改善手段のスイッチング素子をスイッチングするとともに、入力電流と入力交流電源電圧波形の入力電流基準信号との比較結果により、上記スイッチング素子をオン,オフして上記力率改善手段の出力電圧を負荷電圧とする一方、その電流制御に際して負荷検出手段によって無負荷出力電圧および有負荷出力電圧を検出し、上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との差が所定値となるように電圧制御することを特徴とする電源装置。 - 上記無負荷出力電圧と上記有負荷出力電圧との差が所定値となるように電圧制御するにあたって、負荷電圧指令値として上記無負荷出力電圧から所定値を減算してなる値を用いることを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
- 入力交流電源電圧を検出する手段を有し、該交流検出電圧が制御開始当初より大きくなった場合には負荷電圧指令値を大きくし、上記交流検出電圧が制御開始当初より小さくなった場合には負荷電圧指令値を小さくすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電源装置。
- 上記負荷電圧指令値を上記無負荷出力電圧から所定値を減算して算出する際、上記無負荷出力電圧に対して無負荷時の交流電源電圧と有負荷時の交流電源電圧との比を乗算することを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の電源装置。
- 上記負荷電圧指令値の算出に用いられる上記無負荷出力電圧に代えて、上記有負荷出力電圧から負荷駆動によって生ずる電圧降下分の予測値を加算した値を用いることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の電源装置。
- 上記無負荷出力電圧および上記有負荷出力電圧に代えて、整流平均値もしくは実効値を用いることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電源装置。
- 無負荷判定手段により無負荷状態を判定してその無負荷時の検出値を記憶,更新することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の電源装置。
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JP2004006982 | 2004-01-14 | ||
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Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2004-09-29 JP JP2004283677A patent/JP2005229792A/ja not_active Withdrawn
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