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JP2005224921A - 移動ロボットの関節制動装置 - Google Patents

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JP2005224921A
JP2005224921A JP2004038335A JP2004038335A JP2005224921A JP 2005224921 A JP2005224921 A JP 2005224921A JP 2004038335 A JP2004038335 A JP 2004038335A JP 2004038335 A JP2004038335 A JP 2004038335A JP 2005224921 A JP2005224921 A JP 2005224921A
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Masao Nishikawa
正雄 西川
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Tokai University
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Abstract

【課題】簡易な構成で、信頼性の高い高精度な移動ロボットの制動制御を実現すると共に、省電力化の促進を図り得るようにする。
【解決手段】ロボットの関節部の運動を妨げる摩擦力を発生する膝関節制動部226−4L(226−4R)にステップ状の2段階の異なる制動力を発生する空気圧を選択的に供給する空気圧制御回路を備えて構成した。空気圧は、関節の動作角度・関節に加わる負荷トルクなどにより切替設定される。
【選択図】図3

Description

この発明は、ロボットシステムに係り、特に、そのリンクを互いに回転可能に結合した関節を持つ移動ロボットの関節制動装置に関する。
一般に、移動ロボットは、搭載した電力で静止状態を含む全ての運動を賄わなければならない、という宿命を負わされている。一方、このような電力を蓄える電池の技術は、現状、未発達のため、搭載したエネルギーを節約することが重要とされ、例え搭載電池に革命的な技術進歩があったとしても、この省エネルギーに関しては、地球温暖化の唯一の解決策であり、長期的にも大切な技術であると考えられている。
このような移動ロボットにおいては、特に、脚式のロボットの場合、静止している間でも、自分の体重を支えるのにエネルギーを消費する動物に似た特徴を有する。そこで、移動ロボットの関節を機械的に制動する関節制動装置においては、階段を降りるときの膝関節で関節角度に応じて予め設定した強弱2段階の制動力を用意しておき、予め作られた歩容のデータと、この強弱2段階の制動力の設定データとをメモリに蓄えて、両方のデータを一緒に吐き出すことで、消費電流を軽減する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2003−011079号公報 特開2003−136440号公報
しかしながら、上記移動ロボットの関節制動装置では、歩行の現場でリアルタイムに歩容を生成する歩き方を求める必要があるために、その設計を含む製作が非常に煩雑となるという問題を有する。
また、最近では、電圧に反応して出力が直線的に変化する、所謂、リニアソレノイド技術を利用して移動ロボットの関節制動装置を構築する研究が進められている。
ところが、上記リニアソレノイド技術にあっては、油圧の分野では、確立された技術であるが、ロボット関節制動制御のように空気圧を利用する分野では必ずしも技術的に確立されているとは言い難いため、その消費電流の省電力化等の各種の改良が必要とされている。
また、移動ロボットの分野においては、複数の関節を持つ移動ロボットの様々な運動形態に応じて各関節を高精度に制動制御したい場合、その関節数に応じて関節制動部の数も増え、その結果、静止姿勢をとるように制御すると、これら多数の関節制動部に同時に作動させる必要が生まれる。このため、関節制動部の作動に要する消費電力そのものが小さいとは言え、独立に制動したい関節の数が増えれば増える程、静止姿勢時のエネルギーが増加するという問題も有する。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡易して、信頼性の高い高精度な制動制御を実現し得、且つ、省電力化の促進を図り得るようにした移動ロボットの関節制動装置を提供することを目的とする。
この発明の移動ロボットの関節制動装置は、相対的に回転運動する一対のリンクと当該リンクを互いに回転可能に結合する関節を少なくとも1つ有する移動ロボットの前記関節の運動を妨げる摩擦力を発生できるブレーキと、このブレーキの制動力を少なくともステップ状の2段階に変えることができる制動力可変手段とを備え、その制動力の可変動作に際しては実質的に消費電力が増加しないように構成した。
上記構成によれば、ブレーキの制動力は、一定の消費電力を保ったうえで、制動力可変手段を介して2段階に変更することにより、異なる制動モードに対応することが可能となる。これにより、消費電力を一定に保った状態で、信頼性の高い高精度な関節制動制御が可能となり、電源系の小形化を確保したうえで、省電力化の促進を図ることが可能となる。
また、この発明は、相対的に回転運動する第1の対をなすリンクと、当該リンク対を互いに回転可能に結合する第1の関節と、相対的に回転運動する第2の対をなすリンクと、当該第2のリンク対を互いに回転可能に結合する第2の関節の少なくとも2つの関節を有する移動ロボットの関節制動装置において、前記第1の関節の運動を妨げる摩擦力を発生できる第1の空気圧ブレーキと、この第1の空気圧ブレーキを第1の圧力源又は大気に選択的に接続する第1の切替弁と、前記第2の関節の運動を妨げる摩擦力を発生できる第2の空気圧ブレーキと、この第2の空気圧ブレーキを第2の圧力源又は大気とに選択的に接続可能な第2の切替弁とを備えて、前記第2の切替弁が前記第2の関節の制動を休止する切替位置にあるにも係わらず、前記第1の切替弁が前記第1の関節を制動する切替位置にあるときは、前記第2の関節にも制動力が発生するように構成した。
上記構成によれば、第1の空気圧ブレーキを制動制御する第1の切替弁は、第2の切替弁が第2の関節の制動を休止する切替位置にある状態において、第1の空気圧ブレーキを作動して第1の関節を制動する切替位置に設定されると、同時に第2の空気圧ブレーキを作動して第2の関節にも制動力を付与する。これにより、異なる関節制動モードを、少ない消費電力で制動制御することができて、省電力化の促進が図れ、例えば多数の関節の制動制御も、小型の電源系を備えるだけで実現することが可能となる。
この発明によれば、構成簡易して、信頼性の高い高精度な制動制御を実現し得、且つ、省電力化の促進を図り得るようにした移動ロボットの関節制動装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の適用される移動ロボットである2足歩行ロボットの骨格を示すもので、左右それぞれの脚1L、1Rに6個の関節軸を備える。この6個の関節軸は、上から順に、脚部回転用の関節軸10L、10R、股関節部のピッチ方向の関節軸12L、12R、同ロール方向の関節軸14L、14R、膝関節部のピッチ方向の関節軸16L、16R、足関節部のピッチ方向の関節軸18L、18R、同ロール方向の関節軸20L、20Rが可動可能に形成され、その下部には、6軸力センサ22L、22Rを介して足部24L、24Rが組付け配置される。
また、最上部には、例えば人体の骨盤に相当する腰板リンク26がリンク結合される。この腰板リンク26には、関節部の制御に必要な電源やアンプ(増幅器)、及び歩行空間に対するロボットの傾斜を検知して電気信号として出力する傾斜計28等が、図示しない方法で搭載される。
なお、上記左右の脚1L(1R)は、所謂、鏡像の関係にあり、対称形状を有する。
ここで、上記股関節部は、上述したように3つの関節軸10L、10R、12L、12R、14L、14Rから構成されており、股関節部と膝関節部との結合には、大腿リンク30L、30Rが用意される。また、上記足関節部は、上述したように2つの関節軸18L、18R,20L、20Rから構成されており、足関節部と膝関節部との結合には、スネリンク32L、32Rが用意される。
また、上記足関節部と足部24L、24Rとの間には、床反力Fの垂直方向成分Fz、進行方向成分Fx、横方向成分Fy、及び床反力によって生ずるモーメントNの垂直方向成分Nz ,進行方向成分Nx、横方向成分Nyを各々独立に分離して検出できる周知の6軸力センサ22が設けられる。
ここで、図2は、この発明の一実施の形態に係る移動ロボットの関節制動装置の制動手段を構成する膝関節制動部226−4L(226−4R)を模式に示したもので、その他の脚部回転用、股関節部、足関節部も略同様に構成されることで、ここでは、説明の便宜上、膝関節部について代表して説明する。本実施の形態では、膝関節の制動のみが2段階の可変機能をもつ。
即ち、大腿リンク30L(30R)は、同様に空気圧ブレーキを構成するシリンダー220L(220R)に図示しない軸受等を介して回転自在に結合され、このシリンダー220L(220R)には、スネリンク32L(32R)が結合される。このシリンダー220L(220R)には、ピストン222L(222R)が矢印A、B方向に摺動自在に内装され、この挿入されたピストン222L(222R)が大腿リンク30L(30R)に結合された摩擦クラッチを構成する回転円盤224L(224R)に接離移動される。このピストン222L(222R)は、シリンダー220L(220R)を介して矢印A方向に押し出されて回転円盤224L(224R)に当接されると、大腿リンク30L(30R)とスネリンク32L(32R)との間に摩擦力を発生させて、両者の相対運動を抑えようとするモーメントを付与する。このピストン222L(222R)は、外部から適切なレベルの空気圧の圧縮空気が後述する空気圧制御回路を介して選択的に供給されて矢印A方向に押し出し駆動される。なお、シリンダー220L(220R)の内部には、膝関節を駆動するモータ及び減速機等が内蔵されるものとする。
図3は、上記空気圧制御回路を示すもので、圧力源を構成する第1及び第2タンク204、206には、異なる空気圧の圧縮空気が蓄えられる。これら第1及び第2タンク204,206は、ロボットに搭載され、第1タンク204には、高圧の圧縮空気が逆止弁202を介して蓄えられる。この高圧の圧縮空気は、第1減圧弁205を介して減圧され、第2タンク206に中圧の圧縮空気として蓄えられる。
この中圧の圧縮空気は、第2減圧弁207を介して低圧レベルに減圧され、制動力可変手段を構成する切替弁である左右の低圧電磁弁211−L(211−R)に供給される。他方、第1減圧弁205の出力には、各関節部に設けられた関節シリンダーを作動させるヨー軸ロック用電磁弁208及び一括ロック用電磁弁209が接続され、中圧の圧縮空気を出力する。ここで、中圧とは、例えば1.5気圧、低圧とは、例えば1.2気圧に設定される。
ここで、上記膝関節制動部226−4L(226−4R)のシリンダー220L(220R)とピストン222L(222R)のセットは、上記左右の脚1L(1R)において、上から順に配される股関節部を構成するヨー関節制動部226−1L(226−1R)、ピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)にそれぞれ同様に構成される。また、足関節部には、同様のシリンダー構造を有するピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)が順に組合わせ配置される。
このうち股関節部のヨー関節制動部226−1L(226−1R)には、上記ヨー軸ロック用の電磁弁208と、周知のハイセレクト弁230−1を介して上記第2タンク206が接続され、これらヨー軸ロック用電磁弁208及びハイセレクト弁230−1を介して第2タンク206の圧縮空気が導かれる。
また、上記膝関節制動部226−4L(226−4R)には、第2タンク206が1対の膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及びハイセレクト弁230−2L(230R−2R),230−3L(230−3R)を介して接続され、これら膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及びハイセレクト弁230−2L(230R−2R),230−3L(230−3R)を介して第2タンク206の空気圧が導かれる。
上記一括ロック用電磁弁209の出力には、残りの左右のピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)及びハイセレクト弁230ー1が接続され、これらピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)及びハイセレクト弁230−1に第2タンク206の圧縮空気を供給する。
また、上記一括ロック用電磁弁209の出力には、ハイセレクト弁230−3L(230−3R)が接続され、このハイセレクト弁230−3L(230−3R)に上記第2タンク206の圧縮空気を供給する。
上記第2減圧弁207の出力には、左右の低圧電磁弁211−L(211−R)を介して上記ハイセレクト弁230−2L(230−2R)の一方の入力が接続される。
上記ヨー軸ロック用の電磁弁208、一括ロック用電磁弁209、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)、低圧電磁弁211−L(211−R)は、例えば使用時電力が0.5wの3方向電磁弁で構成され、それぞれ通電時に、圧力源である第1タンク204と関節部のヨー関節制動部226−1L(226ー1R)、ピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、膝関節制動部226−4L(226−4R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)とを接続し、消電時にそれぞれ大気に接続する。
ここで、上記ハイセレクト弁230−1、230−2L(230−2R)、230−3L(230−3R)の原理について説明する。但し、ここでは、説明の都合上、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)を介して供給される異なる圧力の圧縮空気を、膝関節制動部226−4L(226−4R)に供給するハイセレクト弁230−2L(230−2R)について図4を参照して説明する。但し、図4の説明においては、このハイセレクト弁230−2L(230−2R)と膝関節制動部226−4L(226−4R)との間に配されるハイセレクト弁230−3L(230−3R)については、説明の便宜上、省略する。
即ち、このハイセレクト弁230−2L(230−2R)は、内部にスチールボール231が互いに向かい合う2つの弁座の間を自由に移動可能に内装される。これにより、例えば膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)から高圧空気が供給されると、スチームボール231は、図4中右方向に移動されて、右側の低圧電磁弁211−L(211−R)を閉じ、その圧力を出力ポート(図では下側)に出力する。言い換えると、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)の双方から異なるレベルの圧縮空気が供給されても、スチームボール231は、低圧側に移動して低圧側の弁座を閉じて、高圧側の圧縮空気のみを出力ポートに送りだす構成となっている。
例えば、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)を介して異なるレベルの圧力P2とP1とが、ハイセレクト弁230−2L(230−2R)の左右の入力ポートに供給されると、上述したハイセレクト弁230−2L(230−2R)の特性から、出力ポートにはいずれか高圧の方の圧縮空気が現れ、出力ポートを膝関節制動部226−4L(226−4R)に接続しておけば、制動力のレベルは送られてくる2つの圧力のうち、高い方の圧力による制動レベルに設定される。
そこで、ハイセレクト弁230−2L(230−2R)は、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)が図5のように通電されると、ハイセレクト弁230−2L(230−2R)は図示cのような圧力を出力する。
仮に、P2>P1に設定した場合には、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)を、同時に通電すればハイセレクト弁230−2L(230−2R)の出力がP2となる。しかし、このように膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)及び低圧電磁弁211−L(211−R)を同時に通電することは、消費電力の視点から望ましくないので、電圧特性a、bのように両者が同時に通電している時間を最小限に抑えて実質的には単独に通電するように制御することで、消費するエネルギーが、1個の消費エネルギーでありながら、強弱2段階の制動力に切替設定することが可能となる。
上記構成において、ヨー軸のみをロックして図示しないヨー軸駆動モータへの供給電力を停止又は低下させる、例えば直進歩行中を行う場合には、ヨー軸ロック用電磁弁208のみを通電し、残りの一括ロック用電磁弁209、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)、低圧電磁弁211−L(211−R)を非通電に設定する。すると、ハイセレクト弁230−1は、第2タンク206の圧縮空気(この例では、1.5気圧)を左右2つのヨー関節制動部226−1L(226−1R)に供給して、ロック状態に設定する。これにより、直進歩行時には、その2つのヨー軸のサーボモータによるロックが、ヨー軸ロック用電磁弁208の僅か0.5wの電力消費で実現される。
また、例えば階段を下りるときの立脚のように、関節の移動方向と駆動モータの駆動トルクの方向とが逆となる場合には、その膝関節制動部226−4L(226−4R)に強弱2段階の制動を適時かける制御が行われる。この場合には、立脚側の膝関節が未だ伸びていて余り負荷モーメントが大きくない状態から次第に膝関節が曲がって行き、負荷モーメントが次第に大きくなることで、先ず、膝関節ロック用電磁弁210−L(又は210−R)を非通電のままにし、低圧電磁弁211−L(又は211−R)を膝関節がある程度曲がりはじめた時に通電する。この時、膝関節制動部226−4L(226−4R)には、第2減圧弁207の出力である1.2気圧の圧力が導かれ、弱い制動力が発生する。
次に、膝関節が曲がって負荷モーメントが大きくなった状態で、膝関節ロック用電磁弁210−L(又は210−R)を通電し、その後、微小時間が経ってから低圧電磁弁211−L(又は211−R)を非通電状態に設定する。ここで、膝関節制動部226−4L(226−4R)には、第1減圧弁205の出力である1.5気圧の圧力が導かれ、強い制動力が発生される。この強い制動力により、増大した負荷モーメントの大部分を制動機構が負担し、その分、膝関節の駆動モータの負担が軽減されて小さくなる。この間、他の関節制動部を担当する一括ロック用電磁弁209及び低圧電磁弁211−L(211−R)は、全て非通電状態に設定される。ここで、膝関節制動部226−4L(226−4R)の制動で消費する電力は、膝関節ロック用電磁弁210−L(又は210−R)を、上述したように0.5wの3方向電磁弁で構成した場合、1個分の0.5wとなる。
さらに、例えば階段を下りるときの遊脚で、且つ、膝関節が相当に曲がっている状態では、膝関節制動部に弱い制動力のみ発生させる。この場合、膝関節には、スネリンク32L(32R)より下の重量が作用しており、且つ、徐々に伸びている状態であることで、弱い制動力が図示しない駆動モータの負担を小さくする方向に付与するように、その膝角度に応じて適時、低圧電磁弁211−L(211−R)のみを通電する。立脚時とは違い、膝関節部に加わる負荷モーメントがそれほど大きくならないから、比較的弱い制動力を付与することとなる。仮に、強い制動力が必要となった場合には、上述した2段階の制動制御を行うことで極めて少ない電力消費で高精度な制御か可能となる。
また、ロボットが歩行を中断または終了して静止姿勢を保つような場合には、全ての脚関節をロックして、図示しない12個全ての駆動モータへの供給電流を停止又は低減するように制御する。この場合には、一括ロック用電磁弁209のみを通電し、各所に配置したハイセレクト弁230−1、230−2L(230−2R)、230−3L(230−3R)を介して第2タンク206の圧縮空気がヨー関節制動部226−1L(226−1R)、ピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、膝関節制動部226−4L(226−4R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)に供給され、機械的にロックされてそのときの姿勢が維持される。
ここで、例えば直前に他の電磁弁、例えばヨー軸ロック用電磁弁208が作動していたとしても、起立姿勢に入った直後に、先ず一括ロック用電磁弁209を通電し、それから所定の時間を置いてヨー軸ロック用の電磁弁208を非通電に設定することによいり、単一の電磁弁209の電流消費だけで、長時間起立姿勢を保つことができる。
なお、この際、2つの電磁弁208,209の出力圧が同じ圧なので、ハイセレクト弁230−1、230−2L(230−2R)、230−3L(230−3R)の切り替わりの瞬間にヨー軸の制動トルクが不安定にならないか、との心配があるときは、次のような手順で起立姿勢をロックする。
先ず、上記ヨー軸駆動モータ(図示せず)に電力を供給してサーボロックと機械的な摩擦ロックとを併用する。次に、ヨー軸ロック用電磁弁208を非通電にしてサーボロックだけで固定する。その後、一括ロック用電磁弁209を通電し、所定の時間を置いて全ての駆動モータ(図示せず)への供給電力を停止若しくは低減する。
これにより、ロボットの起立姿勢を保つ場合にも、ヨー軸ロック用電磁弁208、又は一括ロック用電磁弁209の一方を駆動するだけの僅か0.5wの消費電力だけで起立姿勢を保つことができる。
このように、上記移動ロボットの関節制動装置は、ロボットの関節部の運動を妨げる摩擦力を発生する膝関節制動部226−4L(226−4R)にステップ状の強弱2段階の異なる制動力をする発生する空気圧を選択的に供給する空気圧制御回路を備えて構成した。
これによれば、空気圧制御回路を介して異なる制動力を発生する空気圧を切替式に供給することにより、異なる制動モードが実現されるため、消費電力を一定に保った状態で、信頼性の高い高精度な関節制動制御が可能となる。この結果、電源系の小形化を確保したうえで、極めて少ない電力で、高精度な制動制御が可能となり、省電力化の促進を図ることができる。
具体的には、空気圧制御回路として、例えば12.5グラムの重量を有するヨー軸ロック用電磁弁208、一括ロック用電磁弁209、低圧電磁弁211−L(211−R)、膝関節ロック用電磁弁210−L(210−R)と、ハイセレクト弁230−1、210−L(210−R)、230−2L(230−2R)、230−3L(230−3R)や第1及び第2減圧弁205,207を加えるだけの単純な構成で、信頼性の高い制動制御が可能となることにより、軽量化と共に、小形化の要求を満足することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、ハイセレクト弁230−1、210−L(210−R)、230−2L(230−2R)、230−3L(230−3R)を備えて空気圧制御回路を構成した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、次に述べるように複数の電磁弁を組合わせて制動力を、ステップ状の強弱2段階に切替設定可能とした空気圧制御回路を構成することも可能で、略同様の効果が期待される。
この実施の形態においては、説明の都合上、例えば図6に示すように上記膝関節制動部226−4L(226−4R)の制動制御を例に採って説明する。即ち、膝関節制動部226−4L(226−4R)には、切替弁を構成する第1電磁石100のポート100bが接続され、この第1電磁石100のポート100aに空気圧P2の圧縮空気を供給とする。そして、この第1の電磁石100の他方のポート100cには、第2の電磁石101のポート101bが接続される。この第2の電磁石101は、そのポート101aに空気圧P1の圧縮空気が供給され、そのポート101cが大気に開放される。ここで、空気圧P2≧P1とする。
上記第1電磁弁100は、図7に示すように通電されて励磁されると、ポート100aに供給される空気圧P2の圧縮空気を、ポート100bを介して膝関節制動部226−4L(226−4R)に供給して制動し、消磁されると、膝関節制動部226−4L(226−4R)が第2電磁弁101のポート101bに接続される。この第2電磁弁101は、通電されて励磁されると、ポート101aに供給される空気圧P1の圧縮空気をポート101bを介して上記第1電磁弁100に出力し、消磁されると、大気を第1電磁弁100のポート100cに接続する。この第2電磁弁101を介して大気開放となる第1電磁弁100は、通電されて励磁されると、その接続されている空気圧源からの圧縮空気を、第2電磁弁101に優先して、膝関節制動部226−4L(226−4R)に供給する(図8参照)。
ここで、第2電磁弁101が励磁され、続いて第1電磁弁100が消磁されると、膝関節制動部226−4L(226−4R)には、図8に示すように空気圧P1の圧縮空気が供給される。そして、第2電磁弁101が消磁された状態で、第1電磁弁100が通電されて励磁されると、空気圧P2の圧縮空気が供給される。
また、第1及び第2電磁弁100,101の双方が励磁されると、第2電磁弁101の出力は、第1電磁弁100によって阻止され、空気圧P2の圧縮空気が膝関節制動部226−4L(226−4R)に供給される。一方、第1及び第2電磁弁100,101の双方が非通電状態に設定されて消磁されると、膝関節制動部226−4L(226−4R)の内部圧力は、該第1及び第2電磁弁100,101を介して大気に排出される。
即ち、P2>P1の場合を考えてみると、同時に、第1及び第2電磁弁100,101の双方が励磁される状態では、膝関節制動部226−4L(226−4R)には、第1電磁弁100の一方の入力に接続されている空気圧P2の圧縮空気が供給されるだけで、第2電磁弁101からの空気圧P1の圧縮空気が第1電磁弁100によって阻止される。従って、この状態においては、図7に示すように第1及び第2電磁弁100,101が励磁されている区間では、膝関節制動部226−4L(226−4R)は、高い方の圧力レベルの出力特性c1に設定される。
上記構成により、膝関節部の制動力をステップ状の強弱2段階に切替設定する場合には、図8に示すように、先ず、膝関節が曲がると、第1電磁弁100を非通電状態に設定して消磁すると共に、第2電磁弁101を通電状態に設定して励磁する。そして、更に膝関節部が曲がって負荷モーメントが増えた場合には、上記第2電磁弁101を励磁した状態で、第1電磁弁100を通電状態に設定して励磁し、所定の僅かな時間が経過した後、第2電磁弁101を非通電状態に設定して消磁すると、高い圧力レベルの出力特性c1に設定される。
ここで、実質的に励磁するのは、第1及び第2電磁弁100,101のいずれか一方でありながら、図7の出力特性c1のようにステップ状の強弱2段階の制動力に切替設定することができる。なお、上記第1及び第2電磁弁100,101の圧力レベルは、P1=P2であってもよい。
上記実施の形態の係る空気圧制御回路を2足歩行ロボットに適用した場合には、例えば図9に示すように構成される。但し、この図9においては、説明の便宜上、上記図3と同一部分について、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
即ち、上記第1減圧弁205の出力には、ヨー軸ロック用電磁弁308、一括ロック用電磁弁309、膝関節ロック用電磁弁310−L(310−R)の各一方の入力が接続される。そして、上記第2減圧弁207の出力には、低圧電磁弁311−L(311−R)の一方の入力が接続される。
このうちヨー軸ロック用電磁弁308の出力には、上記ヨー関節制動部226−1L(226−1R)が接続され、その制動部のピストン室を上記第2タンク206に接続する。他方、一括ロック用電磁弁309の出力には、ピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)が接続され、これらの制動部のピストン室を上記第2タンク206、又は大気と選択的に接続する。そして、この一括ロック用電磁弁309の出力は、上記ヨー軸ロック用電磁弁308の他方の入力に接続され、膝関節制動部226−4L(226−4R)を選択的に大気、又は第2タンク206に接続する。また、この一括ロック用電磁弁309の出力は、低圧電磁弁311−L(311−R)の他方の入力に接続され、該低圧電磁弁311−L(311−R)が消磁されると、膝関節ロック用電磁弁310−L(310−R)の他方の入力に接続される。
さらに、上記低圧電磁弁311−L(311−R)の他方の入力には、上記第2減圧弁207の出力が接続される。そして、この低圧電磁弁311−L(311−R)の出力は、膝関節ロック用電磁弁310−L(310−R)の一方の入力に接続され、これら膝関節ロック用電磁弁310−L(310−R)の他方の入力には、上記低圧電磁弁311−L(311−R)の出力が接続される。
上記構成により、上述した図3に示す実施の形態の場合と略同様にヨー軸ロック用電磁弁308、一括ロック用電磁弁309、膝関節ロック用電磁弁310−L(310−R)及び低圧電磁弁311−L(311−R)を選択的に動作制御することにより、ヨー軸のみをロックして図示しないヨー軸駆動モータへの供給電力を停止又は低下させたり、階段を下りる場合等において、膝関節制動部226−4L(226−4R)に強弱2段階の制動を適時かける制御を行ったり、各種の制動制御が行われる。
この実施の形態によれば、複数の関節制動部を備える移動ロボットにおいて、その複数の関節制動部の少なくとも1個の電磁弁を、他の電磁弁に対して優先的に機能させるように構成して、当該電磁弁が励磁されると、優先的に別の電磁弁が励磁されていなくても、その別の電磁弁が管理担当する関節を制動するようにしていることにより、その消費エネルギーが約半分で済むことで、この点からも省電力化の促進と共に、小形化の促進を図ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、膝関節制動部226−4L(226−4R)をステップ状の強弱2段階に切替設定するように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、例えばロボットの関節部の運動を妨げる摩擦力を発生するヨー関節制動部226−1L(226−1R)、ピッチ腰関節制動部226−2L(226−2R)、ロール腰関節制動部226−3L(226−3R)、ピッチ足関節制動部226−5L(226−5R)、ロール足関節制動部226−6L(226−6R)をステップ状の強弱2段階の異なる制動力で制動制御するように構成することも可能である。
また、上記実施の形態では、移動ロボットとして、2足歩行ロボットに適用した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、相対的に回転運動する一対のリンクと当該リンクを互いに回転可能に結合する関節を少なくとも1つ有する移動ロボットにおいても適用可能で、略同様の効果が期待される。
さらに、上記実施の形態では、関節部の制動力をステップ状の強弱2段階に切替設定するように構成した場合で説明したが、この2段階に限ることなく、2段階以上の複数段階に切替設定するように構成することも可能である。
また、さらに、上記実施の形態では、流体として空気を利用した空気圧ブレーキを用いて構成した場合で説明したが、これに限ることなく、各種の流体を用いて構成することも可能である。
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の適用される2足歩行ロボットの骨格構成を示した図である。 図1の膝関節部の関節軸を取り出して模式的に示した図である。 図1の2足歩行ロボットに適用するこの発明の一実施の形態に係る移動ロボットの関節制動装置の空気圧制御回路を示した図である。 図3の一部回路構成を取り出して示した図である。 図4の動作を説明するために示した図である。 この発明の他の実施の実施の形態の係る移動ロボットの関節制動装置を原理を説明するために示した図である。 図6の動作を説明するために示した図である。 図6の切替手順の一例を示した図である。 図6の移動ロボットの関節制動装置を、図1に示す2足歩行ロボットに適用した場合を示した図である。
符号の説明
1L、1R…脚、10L、10R…関節軸、12L、12R…関節軸、14L、14R…関節軸、16L、16R…関節軸、18L、18R…関節軸、20L、20R…関節軸、22L、22R…6軸センサ、24L、24R…足部、26…腰板リンク、28…傾斜計、30L、30R…大腿リンク、32L、32R…スネリンク、220L、220R…シリンダー、222L、222R…ピストン、202…逆止弁、204…第1タンク、205…第1減圧弁、206…第2タンク、224L、224R…回転円盤、207…第2減圧弁、208…ヨー軸ロック用電磁弁、209…一括ロック用電磁弁、210−L、210−R…膝関節ロック用電磁弁、211−L、211−R…低圧電磁弁、230−1、230−L、230−R、230−2L、230−2R、230−3L、230−3R、230−4L、230−4R…ハイセレクト弁、231…スチームボール、226−1L、226−1R…ヨー関節制動部、226−2L、226−2R…ピッチ腰関節制動部、226−3L、226−3R…ロール腰関節制動部、226−4L、226−4R…膝関節制動部、226−5L、226−5R…ピッチ足関節制動部、226−6L、226−6R…ロール腰関節制動部、100…第1電磁弁、101…第2電磁弁、308…ヨー軸ロック用電磁弁、309…一括ロック用電磁弁、310−L、310−R…膝関節ロック用電磁弁、311−L、311−R…低圧電磁弁。

Claims (5)

  1. 相対的に回転運動する一対のリンクと当該リンクを互いに回転可能に結合する関節を少なくとも1つ有する移動ロボットの関節制動装置において、
    前記関節の運動を妨げる摩擦力を発生できるブレーキと、
    このブレーキの制動力を少なくともステップ状の2段階に変えることができる制動力可変手段と、
    を具備したことを特徴とする移動ロボットの関節制動装置。
  2. 前記制動力可変手段は、前記関節の動作角度を指標として、当該動作角度が第1の角度範囲において第1のレベルの制動力に設定し、前記動作角度が前記第1の角度範囲と異なる第2の角度範囲において、前記第1のレベルに比して強い制動力に切替設定することを特徴とする請求項1に記載の移動ロボットの関節制動装置。
  3. 前記制動力可変手段は、前記関節に加わる負荷トルクを指標として、当該負荷トルクが第1のトルク範囲において第1のレベルの制動力に設定し、前記負荷トルクが前記第1のトルク範囲と異なる第2のトルク範囲において前記第1のレベルと異なる第2のレベルの制動力に切替設定することを特徴とする請求項1に記載の移動ロボットの関節制動装置。
  4. 前記ブレーキを、前記一対のリンクの間に架設される摩擦クラッチと、この摩擦クラッチを作動するピストンと、このピストンを駆動する圧縮空気が供給される圧力室と、この圧力室に空気圧源の圧縮空気を選択的に導入する電磁切替弁とを備えて構成し、さらに前記ブレーキの圧力室に少なくとも2つの圧力レベルの空気圧を選択的に供給する圧力レベル切替手段を設けて構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の移動ロボットの関節制動装置。
  5. 相対的に回転運動する第1の対をなすリンクと、当該リンク対を互いに回転可能に結合する第1の関節と、相対的に回転運動する第2の対をなすリンクと、当該第2のリンク対を互いに回転可能に結合する第2の関節の少なくとも2つの関節を有する移動ロボットの関節制動装置において、
    前記第1の関節の運動を妨げる摩擦力を発生できる第1の空気圧ブレーキと、
    この第1の空気圧ブレーキを第1の圧力源又は大気に選択的に接続する第1の切替弁と、
    前記第2の関節の運動を妨げる摩擦力を発生できる第2の空気圧ブレーキと、
    この第2の空気圧ブレーキを第2の圧力源又は大気とに選択的に接続可能な第2の切替弁と、
    を具備し、前記第2の切替弁が前記第2の関節の制動を休止する切替位置にあるにも係わらず、前記第1の切替弁が前記第1の関節を制動する切替位置にあるときは、前記第2の関節にも制動力が発生するように構成したことを特徴とする移動ロボットの関節制動装置。
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