JP2005222423A - 情報処理装置、印刷システム、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば、印刷ジョブの送信試みの処理や、印刷ジョブ出力ポートへの書込み等の無駄な処理が発生してしまということを防止することを可能とした印刷システムを提供する。
【解決手段】 印刷システムは、データ送受信制御プログラム52を有するコンピュータ1とプリンタ2を備える。プリンタ2は、印刷ジョブの印刷中にユーザにより操作部からプリンタ2のパワーオフが指示された場合、印刷を中止してパワーオフ処理に移行し、パワーオフ処理中を示すステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に送信する。コンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52は、プリンタ2から受信した状態ステータス情報中にパワーオフ処理中を示すステータス情報がある場合、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し、印刷ジョブを削除する。
【選択図】 図5
【解決手段】 印刷システムは、データ送受信制御プログラム52を有するコンピュータ1とプリンタ2を備える。プリンタ2は、印刷ジョブの印刷中にユーザにより操作部からプリンタ2のパワーオフが指示された場合、印刷を中止してパワーオフ処理に移行し、パワーオフ処理中を示すステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に送信する。コンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52は、プリンタ2から受信した状態ステータス情報中にパワーオフ処理中を示すステータス情報がある場合、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し、印刷ジョブを削除する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、印刷データ送信制御に関し、特に印刷装置が電源オフされた場合にホストコンピュータと印刷装置とが通信不可能な状態になった際の印刷データ送信制御の仕組みに関する。
従来、ホストコンピュータにおいて、プリンタからのリセット通知でデータ転送を中止し、ホスト側で印刷ジョブを取り消す仕組みに関する技術が提案されている。更に、該提案には、ホストコンピュータで印刷ジョブを削除し、プリンタがホストコンピュータから削除通知を受けた後に受信バッファをクリアすることにより、クリア後にホストコンピュータから印刷ジョブを受信し、無駄な印刷を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、この技術の代替技術で、プリンタが、リセット通知をホストコンピュータに通知し、それに応じてホストコンピュータが印刷ジョブの送信を中止し、且つ、未送信の印刷ジョブを全てプリンタに送信し終えるに十分な時間待機し、プリンタにおいて受信バッファの印刷ジョブを削除する技術が開示されている。
また、プリンタ側においてユーザ操作により印刷中止ボタンが押下されると、ホストコンピュータに印刷中止信号がプリンタ側から通知され、ホストコンピュータ側ではその通知を受けたことに応じてジョブを削除し、アクノレッジ信号をプリンタに応答し、プリンタ側ではアクノレッジ信号を受信するとリセット処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、操作パネルへの操作により、プリンタ電源がオフされた場合、Windows(登録商標)98、Meなどのオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)を搭載したホストコンピュータにおいては、デバイスドライバによりプリンタの電源が切断されたことが検知されると、印刷ジョブをプリントスプーラから削除させる仕組みが実現されていた。この時、プリントスプーラは通信不能状態を特に意識することなく、下流のデータ送受信制御プログラム及びインタフェース制御プログラム(所謂ポートモニタやデバイスドライバ)に印刷データを含む印刷ジョブを投入する処理が実行されていた。
なお、上に説明したプリントスプーラとは、プリントジョブを記憶しておき、順次プリンタに出力できるようにするためのソフトウェア或いはハードウェアのことを指す。
このような中、Windows(登録商標)2000、XPなどのオペレーティングシステムでは、プリントスプーラの更なる改良が行われた。
具体的には、データスプールプログラム(プリントスプーラ)がデバイスモニタ(例えば、プラグアンドプレイモジュールを相当させることができる)を介して、通信不能状態を認識し、通信不能状態を認識した場合には、下流のソフトウェアモジュールに通信不能状態時に無駄なジョブの投入を行わないように改良が施されている。デバイスモニタの論理的な位置け付概念を図11に示す。
さらに、Windows(登録商標)2000、XPにおいては、通信不能状態が認識された後に、ユーザの所定の操作により即時通信状態が可能に移行された場合でも、接続デバイスの再判定処理及びそれに引き続く関連する無駄な初期化処理を行ってしまうことが問題を克服している。
具体的には、上記図11のデバイスモニタ44が、通信不能状態を認識してから所定時間待機して、再度同じ通信不能状態が認識された場合に、通信不能状態をデータスプールプログラムに通知するようにし、再度同じ通信不能状態が認識されない場合には初期化処理を省略する技術が採用されている。この概念を図12を用いて具体的に説明する。
プリンタの電源がオフされホストコンピュータとの通信状態が途絶えると、インタフェース制御プログラム43−2は電源オフにより通信不能状態を認識(ステップS1206においてオフライン状態を認識)し、その通信不能状態の状態をデバイスモニタ44、インタフェース制御プログラム43−1の夫々に伝達する(ステップS1208)。
また、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43−1を介して、通信不能状態を認識(ステップS1204でインタフェース制御プログラム43−1へステータス情報を要求する)する。
そして、デバイスモニタ44は所定時間(例えば3000sec)の待機後に再度同じ通信不能状態が確認されれば、データスプールプログラム41にその旨を通知し(ステップS1201でオフライン状態を認識)、該通知を受けてデータスプールプログラム41は下流ソフトウェアモジュールへの印刷ジョブの投入を行わないよう抑制をする。
特開2003−044243号公報
特開平11−232056号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2においては、プリンタにおけるジョブのキャンセルやリセット、或いは、通信ケーブルが抜かれたことをホストコンピュータが認識したことに応じ、ホストコンピュータ側で所定の処理を実行するというものであった。しかし、ホストコンピュータと印刷装置とが通信不能状態になった場合に、ホストコンピュータにおけるオペレーティングシステムの中で如何なる工夫を施した技術を採用するかについては改善の余地があった。
例えば、上述のWindows(登録商標)2000、XPにおいては、データスプールプログラム41と、その下流もソフトウェアモジュールとの通信状態に係る認識タイミングの相違が原因で、無駄な印刷処理が発生してしまうという問題点があった。
具体例としては、プリンタの通信不能状態により、インタフェース制御プログラム43が通信不能状態を認識しているにも関わらず、データスプールプログラム41が通信正常状態(電源オン)を認識しているために、データ送受信制御プログラム以降の下流に新たな印刷ジョブを順次投入してくることがあった。これにより、印刷ジョブの送信試みの処理や、印刷ジョブ出力ポートへの書き込み等の無駄な処理が発生してしまい、ホストコンピュータにおけるCPUリソースを有効に活用していない問題があった。
一方、インタフェース制御プログラムのようなコンピュータ(プリントスプーラ)とプリンタとのデータの送受信の仲介を司る部分において、その動作中に電源断等に伴うインタフェース切断を検知すると、以後、動作不能となる問題もあった。
本発明の目的は、例えば、印刷ジョブの送信試みの処理や、印刷ジョブ出力ポートへの書込み等の無駄な処理が発生してしまということを防止することを可能とした情報処理装置、印刷システム、制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、印刷装置と通信可能で、プリントスプーラから投入される印刷ジョブを前記印刷装置に送信するよう制御する制御手段を備える情報処理装置であって、前記制御手段が、前記印刷装置により電源断に係る処理が実行されたことを認識してから所定時間待機後に、転送対象であった前記プリントスプーラに登録された印刷ジョブに所定の処理を行う処理手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、印刷装置と通信可能で、所定のオペレーティングシステムを稼動可能な情報処理装置であって、前記印刷装置により電源断予告が実行されたことを認識したことに応じて、送信部による印刷ジョブの転送を中止させる制御手段と、中止させた後に、転送対象の印刷ジョブに所定の処理を施す処理手段とを有し、前記所定の処理には、印刷ジョブの削除制御、或いは、印刷ジョブの再転送制御が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、データスプールプログラム(プリントスプーラ)と、その下流もソフトウェアモジュールとの通信状態に係る認識タイミングの相違が原因で、例えば、印刷ジョブの送信試みの処理や、印刷ジョブ出力ポートへの書込み等の無駄な処理が発生してしまということを防止でき、ホストコンピュータにおけるCPUリソースを有効に活用できるようになる。
一方、インタフェース制御プログラムのようなコンピュータ(プリントスプーラ)とプリンタとのデータの送受信の仲介を司る部分において、その動作中に電源断等に伴うインタフェース切断を検知すると、以後、動作不能となる問題を解決することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの構成例を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、印刷システムは、一般的な情報処理装置と同様の機械的構成をもつコンピュータ1とプリンタ2とをインタフェースを介して通信可能に接続したものである。コンピュータ1は、キーボード10、入力インタフェース11、CPU12、ROM13、RAM14、外部記憶装置15、出力インタフェース16、表示部17、マウス18、入出力インタフェース19を備えている。また、プリンタ2は、インタフェース部21、RAM22、ROM23、CPU24、エンジン25、電源のオン/オフ操作等を行う操作部(図示略)を備えている。
コンピュータ1において、キーボード10は、各種データ入力に用いる。マウス18は、各種指示に用いる。入力インタフェース11は、キーボード10、マウス18とコンピュータ本体との間のインタフェースを司る。CPU12は、外部記憶装置15にストアされる各種プログラムに従ってコンピュータ1の各部を制御する中央処理装置である。ROM13には、初期化プログラムが格納されている。RAM14は、プリンタ2に印刷させる画像である図柄情報を記憶する図柄情報記憶部14aと、図柄情報を基に生成された印刷データを記憶する印刷データ記憶部14bと、各種プログラムがロードされるプログラムロード領域14cを備えている。
外部記憶装置15には、図2に示すように、アプリケーションプログラム群30、オペレーティングシステム(以下OSと略称)40、プリンタドライバ50等が格納されている。表示部17は、プリンタ2に印刷を実行させる際の印刷設定画面等の各種画面を表示する。出力インタフェース16は、表示部17とコンピュータ本体との間のインタフェースを司る。入出力インタフェース19は、コンピュータ本体とプリンタ2との間のインタフェースを司る。
プリンタ2において、インタフェース部21は、コンピュータ1の入出力インタフェース19と接続されており、コンピュータ1との間における入出力信号のインタフェースを司る。プリンタ2とコンピュータ1を接続するインタフェースとしては、セントロニクスパラレルインタフェース、USB(Universal Serial Bus)、SCSI(Small Computer System Interface)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394等の各種のインタフェースが考えられるが、特定のインタフェースに限定されるものではなく、任意のインタフェースを使用することが可能である。
RAM22は、CPU24の主メモリとワークメモリとして用いられるものであり、コンピュータ1から受信した印刷データを一旦保存するための受信バッファを備えている。ROM23には、制御プログラムが格納されている。CPU24は、ROM23に格納されている制御プログラムに従ってプリンタ2の各部を制御する中央処理装置であり、後述の図4、図7、図9の各フローチャートに示す処理を実行する。エンジン25は、RAM22に保存された印刷データに基づき用紙上に画像を形成する印刷機構部である。
図2は、コンピュータ1の外部記憶装置15にストアされるプログラム群の例を示すブロック図である。
図2において、外部記憶装置15には、アプリケーションプログラム群30、OS40、プリンタドライバ50等が格納されている。アプリケーションプログラム群30は、印刷アプリケーションプログラム31等から構成されている。OS40は、データスプールプログラム41、データ送信処理プログラム42、インタフェース制御プログラム43等から構成されている。プリンタドライバ50は、印刷データ生成プログラム51、データ送受信制御プログラム52等から構成されている。無論、データ送受信制御プログラム52を印刷データ生成プログラム51とは別途のソフトウェアモジュールにより独立して構成するようにしても良い。
図3は、図2に示した各プログラムの印刷環境におけるデータの流れを示すブロック図である。
図3において、印刷アプリケーションプログラム31は、図形、文字、画像を作成する作画環境とプリンタ2で印刷を行う印刷環境を提供し、プリンタ2にOSを介して印刷開始を命令するためのプログラムである。例えば、マイクロソフト社のWordやExcelや、アドビシステム社のIllustratorなどがこの印刷アプリケーションプログラム31に相当させることができる。
印刷データ生成プログラム51は、印刷アプリケーションプログラム31に従って作成された図形、文字、画像などの情報をプリンタコマンドに変換するためのプログラムであり、生成した印刷データをデータスプールプログラム41に送信する。このデータスプールプログラムには、例えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標)におけるプリントスプーラなどを相当させることができる。
データスプールプログラム41は、印刷データ生成プログラム51から送信された印刷データを任意のサイズの印刷データブロックに分割して、データ送信処理プログラム42にデータ転送要求を行う。また、印刷アプリケーションプログラム31及びOSを介して要求された印刷ジョブが、順次このデータスプールプログラム41或いはデータスプールプログラム41と関連付けられたプリントキューに登録される。
データ送信処理プログラム42は、データ送信処理プログラム42からのデータ転送要求を受け付け、印刷データブロックをデータ送受信制御プログラム52に転送する。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から転送された印刷データブロックをインタフェース制御プログラム43へ送信する。また、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43を通じてプリンタ2の現在の状態を示す状態ステータス情報を取得する。
また、図3に示すように、OS40にはデバイスモニタ44も含まれているものとする。このデバイスモニタ44は、プリンタ2の接続状況を検知するためのソフトウェアモジュールであり、例えばプラグアンドプレイ(Plug and Play)のモジュールを適用することができる。尚、プラグアンドプレイモジュールを適用した場合には、接続されたプリンタ2のドライバが既にインストールされていることになるので、ドライバ探索の処理は実行されない。また、プラグアンドプレイのモジュールに限定されるものではなく、プリンタ2の接続状況を検知するための独自のモジュールを設けることにより、デバイスモニタ44を実現しても良い。
データ送受信制御プログラム52は、CPU12の制御のもとで、後述の図5、図8、図10の各フローチャートに示す各種処理を実行する。
インタフェース制御プログラム43は、プリンタ2における物理的な入出力(I/O)ポートを管理し、上述したセントロニクスパラレルインタフェース、USB、SCSI、IEEE1394等のうち何れかのインタフェースを介してプリンタ2に対するデータの書き込み/読み込みを実際に行うプログラムである。インタフェース制御プログラム43は、予めタイムアウト値を設定しており、プリンタ2にデータを書き込めない場合、データ書き込み時間がタイムアウト値に達するまでプリンタ2に対し繰り返しデータ書き込みを行う。そして、インタフェース制御プログラム43は、データ書き込み時間がタイムアウト値を超えた場合、データ書き込みが失敗したことをデータ送受信制御プログラム52に通知する。
次に、本実施の形態の印刷システムのプリンタ及びコンピュータにおける動作を図4及び図5のフローチャートを参照しながら説明する。
図4は、パワーオフ処理中においてパワーオフ処理中を示すステータス情報を状態ステータス情報に追加し、コンピュータ1に通知することが可能なプリンタ2におけるパワーオフ処理時の流れを示すフローチャートである。
ここで、パワーオフ処理について定義すると、パワーオフ処理とは、プリンタ2が例えば給紙中であれば排紙を行ったり、プリンタ2がインクジェットプリンタであれば、ヘッドをホームポジションに移動し、ノズル乾燥を防止するためにキャッピングをしたりと、プリンタ2がパワーオフ状態に移行するために各部を所定の状態に戻す処理を指す。
まず、図4において、ユーザにより操作部を介してプリンタ2の電源オフが指示されたことに伴い、パワーオフ命令が実行された場合、まず、プリンタ2は、印刷ジョブの印刷を中止し、プリンタ2の状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報を追加し(ステップS101)、パワーオフ処理を開始する(ステップS102)。次に、プリンタ2は、パワーオフ処理が完了したか否かを確認し、パワーオフ処理が完了するのを待つ(ステップS103)。プリンタ2は、パワーオフ処理が完了した場合は、コンピュータ1との通信を行うインタフェースを切断し(ステップS104)、電源を切断することにより、パワーオフ処理を完了する。このインタフェース切断には、論理的な通信ポートの切断、及び/又は、物理的に電源切断の双方が含まれる。物理的な電源切断の検知方法としては、例えばUSB(Universal Serial Bus)の場合、2本の信号線の電圧値を監視することにより実現する。
また、プリンタ2は、上記ステップS101からステップS104の期間、コンピュータ1に「パワーオフ処理中」のステータス情報を含む状態ステータス情報を通知する。
図5は、プリンタ2と通信を行っているコンピュータ1のプリンタドライバ50内のデータ送受信制御プログラム52における、プリンタ2の印刷中にプリンタ2のパワーオフが実行された場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、ユーザからの指示に基づき、コンピュータ1の印刷アプリケーションプログラム31がプリンタ2における印刷開始を命令すると、印刷アプリケーションプログラム31から上記図3で説明したような過程を経て、データ送信処理プログラム42に印刷データが送られる。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42に対し、プリンタ2に送信する印刷データブロックの転送を要求する(ステップS201)。次に、データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から全ての印刷データブロックを受信済みか否かを判定する(ステップS202)。
データ送受信制御プログラム52は、全ての印刷データブロックを受信済みである場合は、印刷ジョブを終了し、全ての印刷データブロックを受信済みでない場合は、データ送信処理プログラム42から、プリンタ2に送信する印刷データブロックを受信する(ステップS203)。
上記ステップS203において、電源断予告、即ちパワーオフ処理中をインタフェースを切断する前にコンピュータ1に通知するようにするので、コンピュータ1に電源断を認識させる前に、コンピュータ1でインタフェース制御プログラム43によるデータ転送を停止させることができるようになる。尚、後述のステップS301、ステップS501においても同様の効果を得ることができる。
次に、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2の状態ステータス情報を取得(受信)し(ステップS204)、取得した状態ステータス情報の中に電源断に係る情報である「パワーオフ処理中」を示すステータス情報があるか否かを判定(認識)する(ステップS205)。
データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報がない場合は、印刷データブロックをインタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2に転送し(ステップS206)、データ送信処理プログラム42に対し、後続の印刷データブロックの転送を要求する(ステップS201)。
一方、プリントスプーラに登録された転送処理対象となっていた印刷ジョブに所定の処理を行う処理手段として機能するデータ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報がある場合は、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し、OS(プリントスプーラ)に転送中の印刷ジョブの削除を通知する(ステップS207)。OSはデータ送受信制御プログラム52の印刷ジョブ削除依頼により、印刷ジョブ終了に伴う処理を行った後、コンピュータ1のプリントキュー及び対応する印刷ジョブのデータを削除する。 以上説明したように、本実施の形態によれば、プリンタ2における印刷中にプリンタ2の電源がオフされた場合でも、コンピュータ1はプリンタ2から受信した状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報がある場合、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し、印刷ジョブを削除するため、プリンタ2に対する不要なデータ送信を防止することができるという効果がある。
また、プリンタ2の電源がオフされた場合はプリンタ2に対する不要なデータ送信を行わないため、プリンタ2の電源がオフされてからプリンタ2の電源が再度オンされた後における、プリンタ2による不要な印刷を防止することができるという効果がある。
また、プリンタ2の電源がオフされた直後にコンピュータ及びプリンタ間でデータの送受信を行うと問題が生じるOSにおいては、その問題を回避することができるという効果がある。プリンタ2の電源オフがオフされたような場合に、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43に電源オフに伴う通信不能状態を検知させることなくインタフェース制御プログラム43の印刷ジョブ転送動作を停止するようにするので、例えば、インタフェース制御部が稼動時に電源オフを検知し場合に、正常動作不能状態に陥ることがあっても、そのような事態を防ぐことができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1〜図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1〜図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
上述した第1の実施の形態ではパワーオフ処理中をプリンタ2からコンピュータ1に通知し、その通知から所定時間後にパワーオフ処理が完了するとインタフェース切断を行う。そして、第1の実施の形態では、インタフェース制御プログラム43の動作中における通信不能状態検知に伴う不具合を解消する仕組みについて説明してきた。
一方、Windows(登録商標)2000、XPにおいては、インタフェース制御プログラム43に比べてプリンタデバイスに対して上流に位置するデータスプールプログラム41が電源オフを認識するタイミングは、インタフェース制御プログラム43の認識よりも遅く、データスプールプログラム41とインタフェース制御プログラム43との間に電源オフについての認識に相違があるという問題があった。
この問題に対して、第1の実施の形態において解決してきた問題が仮に無いものとしても、複数の印刷ジョブがあった場合、プリンタ2をパワーオフした時点の印刷ジョブだけでなく後続の印刷ジョブも削除してしまうという技術的問題がある。
事例を図6に示す。プリンタ2のパワーオフ処理時間がコンピュータ1で行う印刷ジョブ削除処理に比べて長く且つデータスプールプログラム41がインタフェース切断に伴うオフライン状態を認識している場合、コンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52が、プリンタ2からパワーオフ処理中ステータスを取得し(ステップS1)、パワーオフを行った時点の印刷ジョブ1を削除した後(ステップS2)、プリンタ2からパワーオフ処理中ステータスを取得し(ステップS11)、後続の印刷ジョブ2まで削除してしまうことになる(ステップS12)。
これに対し、本実施の形態では、上記のような後続の印刷ジョブまで削除してしまうことを解消すべく、複数の印刷ジョブが存在している場合、プリンタ2のパワーオフを行った時点の印刷ジョブ以降の印刷ジョブに影響を及ぼさないようにする制御例について説明する。
次に、本実施の形態の印刷システムのプリンタ及びコンピュータにおける動作を図7及び図8のフローチャートを参照しながら説明する。
図7は、パワーオフ処理中とパワーオフ処理完了後に、パワーオフ処理中を示すステータス情報とパワーオフ処理完了を示すステータス情報を状態ステータス情報に追加し、コンピュータ1に通知することが可能なプリンタ2におけるパワーオフ処理時の流れを示すフローチャートである。
図7において、ユーザにより操作部を介してプリンタ2の電源オフが指示されたことに伴い、パワーオフ命令が実行された場合、まず、プリンタ2は、印刷ジョブの印刷を中止し、プリンタ2の状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報を追加し(ステップS301)、パワーオフ処理を開始する(ステップS302)。次に、プリンタ2は、パワーオフ処理が完了したか否かを確認し、パワーオフ処理が完了するのを待つ(ステップS303)。
プリンタ2は、パワーオフ処理が完了した場合、上記ステップS301で状態ステータス情報に追加した「パワーオフ処理中」のステータス情報を「パワーオフ処理完了」に変更する(ステップS304)。その後、プリンタ2は、パワーオフ処理完了のステータスを出力しつづけている状態で予め設定された所定時間1だけ待機し(ステップS305)、コンピュータ1との通信を行うインタフェースを切断し(ステップS306)、電源を切断することにより、パワーオフ処理を完了する。
上記ステップS305でプリンタ2が所定時間1だけパワーオフ処理完了を出力しつづけ待機する理由は、コンピュータ1に「パワーオフ処理完了」のステータス情報を確実に通知するためである。また、異機種のプリンタのパワーオフ処理時間が夫々異なっている場合でも、所定時間1を予備時間として確保するのでコンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52を変更する必要はない。
また、プリンタ2は、上記ステップS301からステップS304の期間、「パワーオフ処理中」のステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に通知し、上記ステップS304からステップS306の期間、「パワーオフ処理完了」のステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に通知する。
図8は、プリンタ2と通信を行っているコンピュータ1のプリンタドライバ50内のデータ送受信制御プログラム52における、プリンタ2の印刷中にプリンタ2のパワーオフが実行された場合の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図8を用いて、データスプールプログラム41(プリントスプーラ)から投入される印刷ジョブをプリンタ2に送信するよう制御する制御手段(図3の41〜44、52等)を備えるコンピュータ1において、制御手段が、プリンタ2により電源断に係る処理が実行されたことを認識してから所定時間待機後に、転送対象であったデータスプールプログラム41に登録された印刷ジョブに印刷ジョブ削除などの所定の処理を行う動作について説明する。
図8において、ユーザからの指示に基づき、コンピュータ1の印刷アプリケーションプログラム31がプリンタ2における印刷開始を命令すると、印刷アプリケーションプログラム31から上記図3で説明したような過程を経て、データ送信処理プログラム42に印刷データが送られる。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42に対し、プリンタ2に送信する印刷データブロックの転送を要求する(ステップS401)。次に、データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から全ての印刷データブロックを受信済みか否かを判定する(ステップS402)。
データ送受信制御プログラム52は、全ての印刷データブロックを受信済みである場合は、印刷ジョブを終了し、全ての印刷データブロックを受信済みでない場合は、データ送信処理プログラム42から、プリンタ2に送信する印刷データブロックを受信する(ステップS403)。次に、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2の状態ステータス情報を取得(受信)し(ステップS404)、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があるか否かを判定(認識)する(ステップS405)。
尚、「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報とは、パワーオフ処理完了そのものを示すステータスであっても良いし、或いは、コンピュータ1とプリンタ2との間の通信不能状態を示すステータスであっても良いし、或いは、インタフェース制御プログラム43におけるエラーを示すステータスであっても良い。また、このことは、第3、第4の実施の形態でも同様とする。
データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報がない場合は、取得した状態ステータス情報の中に電源断に係る情報として「パワーオフ処理中」を示すステータス情報があるか否かを判定(認識)する(ステップS406)。データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報と「パワーオフ処理中」を示すステータス情報の両方ともない場合は、印刷データブロックをインタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2に転送し(ステップS407)、データ送信処理プログラム42に対し、後続の印刷データブロックの転送を要求する(ステップS401)。
データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」のステータス情報があった場合は、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し(ステップS408)、ステップS404に戻る。また、プリントスプーラに登録された転送処理対象となっていた印刷ジョブに所定の処理を行う処理手段として機能するデータ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があった場合は、タイマによる計時を開始し(ステップS409)、予め設定された所定時間2を待機した後(ステップS410)、印刷ジョブを削除する(ステップS411)。
このステップS411における削除は、ステップS207の処理と同様であり、OSはデータ送受信制御プログラム52の印刷ジョブ削除依頼により、印刷ジョブ終了に伴う処理を行った後、コンピュータ1のプリントキュー及び対応する印刷ジョブのデータを削除する。
上記ステップS410で待機する所定時間2は、プリンタ2が確実にパワーオフ処理を完了し、且つ、データスプールプログラム41が電源断に伴うインタフェース切断(通信不能状態)を認識するまでの時間よりも長い時間で有ればよい。
尚、ステップS411においては、データ送受信制御プログラム52が明示的に、データスプールプログラム41に削除の指示を行うよう説明してきたが、これに限定されるものではない。
例えば、ステップS411の処理に移行したことに対応して、データスプールプログラム41にエラー通知を行うようにしても良い。この場合には、エラー通知を受信したデータスプールプログラム41が印刷ジョブを削除するか否かを確認するダイアログをコンピュータ1の表示部に表示し、ユーザに印刷ジョブの削除指示を促す処理が行われる。但し、データ送受信制御プログラム52がデータスプールプログラム41に対してエラーを通知する前に、所定時間2を待機する処理が行われるので、データスプールプログラム41は既に通信不能状態を認識しており、後続の印刷ジョブを投入するという無駄な処理は行わないこととなる。
また、このことは、第1の実施の形態におけるステップS207、後述する第3の実施の形態のステップS610においても同様のこととする。
従来から、データ送受信制御プログラム52は、電源断を認識した後、即時にプリントスプーラに登録された印刷ジョブを削除し、次の印刷ジョブの投入を受け入れていた。例えば、Windows(登録商標)98においてこのような形態がとられていた。そして、このような形態により、プリントスプーラばかりでなく、制御手段及び更に下流のソフトウェアモジュールにも無駄な処理を行わせてしまっていた。
これに対して本実施の形態によれば、従来のような無駄な処理を防ぐと共に、コンピュータ1における処理を他の処理に割当てることができ、結果として、レスポンスの良い、言い換えれば、ユーザ所望の処理に処理負荷を効率よく割当てることができる処理環境を実現することができる。例えば、セントロニクスインタフェースを稼動させた場合に、多大なCPUリソースが費やされることが知られているが、本実施の形態においては、このような事態を防ぐことができる。
また、第1の実施の形態の効果に加え、複数の印刷ジョブが存在した場合でも、コンピュータ1はプリンタ2から取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があるとき、所定時間2待機後、当該印刷ジョブに対して処理(例えば削除)を行うため、インタフェース切断された時点における印刷ジョブに続く印刷ジョブまで削除してしまう恐れを解消し、当該印刷ジョブ以降の印刷ジョブに影響を及ぼさないようにすることができるという効果がある。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1〜図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1〜図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
上述した第2の実施の形態では、プリンタ2は状態ステータス情報に追加した「パワーオフ処理中」のステータス情報を「パワーオフ処理完了」に変更した後、所定時間1だけ待機し、コンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52はプリンタ2から取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があった場合、所定時間2だけ待機する例を挙げた。
これに対し、本実施の形態では、コンピュータ1のデータ送受信制御プログラム52からの指示によってプリンタ2のパワーオフ処理を完了させる制御例について説明する。
次に、本実施の形態の印刷システムのプリンタ及びコンピュータにおける動作を図9及び図10のフローチャートを参照しながら説明する。
図9は、パワーオフ処理中とパワーオフ処理完了後に、パワーオフ処理中を示すステータス情報とパワーオフ処理完了を示すステータス情報を状態ステータス情報に追加し、コンピュータ1に通知することが可能なプリンタ2におけるパワーオフ処理時の流れを示すフローチャートである。
図9において、ユーザにより操作部を介してプリンタ2の電源オフが指示されたことに伴い、パワーオフ命令が実行された場合、まず、プリンタ2は、印刷ジョブの印刷を中止し、プリンタ2の状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報を追加し(ステップS501)、パワーオフ処理を開始する(ステップS502)。次に、プリンタ2は、パワーオフ処理が完了したか否かを確認し、パワーオフ処理が完了するのを待つ(ステップS503)。
プリンタ2は、パワーオフ処理が完了した場合は、上記ステップS501で状態ステータス情報に追加した「パワーオフ処理中」のステータス情報を「パワーオフ処理完了」に変更する(ステップS504)。その後、プリンタ2は、コンピュータ1から「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報の受信済み通知が返送されるのを待つ(ステップS505)。プリンタ2は、コンピュータ1から「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報の受信済み通知が返送された場合(通知不要の指令があった場合)、コンピュータ1との通信を行うインタフェースを切断し(ステップS506)、電源を切断することにより、パワーオフ処理を完了する。
また、プリンタ2は、上記ステップS501からステップS504の期間、「パワーオフ処理中」のステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に通知し、上記ステップS504からステップS506の期間、「パワーオフ処理完了」のステータス情報を含む状態ステータス情報をコンピュータ1に通知する。
図10は、プリンタ2と通信を行っているコンピュータ1のプリンタドライバ50内のデータ送受信制御プログラム52における、プリンタ2の印刷中にプリンタ2のパワーオフが実行された場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図10において、ユーザからの指示に基づき、コンピュータ1の印刷アプリケーションプログラム31がプリンタ2における印刷開始を命令すると、印刷アプリケーションプログラム31から上記図3で説明したような過程を経て、データ送信処理プログラム42に印刷データが送られる。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42に対し、プリンタ2に送信する印刷データブロックの転送を要求する(ステップS601)。次に、データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から全ての印刷データブロックを受信済みか否かを判定する(ステップS602)。
データ送受信制御プログラム52は、全ての印刷データブロックを受信済みである場合は、印刷ジョブを終了し、全ての印刷データブロックを受信済みでない場合は、データ送信処理プログラム42から、プリンタ2に送信する印刷データブロックを受信する(ステップS603)。次に、データ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2の状態ステータス情報を取得(受信)し(ステップS604)、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があるか否かを判定(認識)する(ステップS605)。
データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報がない場合は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理中」を示すステータス情報があるか否かを判定(認識)する(ステップS606)。データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報の中に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報と「パワーオフ処理中」を示すステータス情報の両方ともない場合は、印刷データブロックをインタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2に転送し(ステップS607)、データ送信処理プログラム42に対し、後続の印刷データブロックの転送を要求する(ステップS601)。
データ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理中」のステータス情報があった場合は、プリンタ2に対する印刷データの転送を停止し(ステップS608)、ステップS604に戻る。また、プリントスプーラに登録された転送処理対象となっていた印刷ジョブに所定の処理を行う処理手段として機能するデータ送受信制御プログラム52は、取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があった場合は、「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報の受信済みをインタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2に通知し(ステップS609)、第2の実施の形態と同様に所定時間2待機した後(図10のフローチャートには不図示)、印刷ジョブを削除する指示をデータスプールプログラム41に対して行う(ステップS610)。
このステップS610においても、ステップS207の処理と同様のことが行われ、OSはデータ送受信制御プログラム52の印刷ジョブ削除依頼により、印刷ジョブ終了に伴う処理を行った後、コンピュータ1のプリントキュー及び対応する印刷ジョブのデータを削除する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1、第2の実施の形態の効果に加え、複数の印刷ジョブが存在した場合でも、コンピュータ1はプリンタ2から取得した状態ステータス情報に「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報があるとき、「パワーオフ処理完了」を示すステータス情報の受信済みをプリンタ2に通知し、所定時間2経過後当該印刷ジョブを削除するため、第2の実施の形態におけるプリンタ側で待機する所定時間1(ステップS305)を省略することができる。
[第4の実施の形態]
第1乃至3の実施の形態においては、データ送受信制御プログラム52により印刷ジョブの削除指示、及び、該削除制御指示に応じたデータスプールプログラム41の印刷ジョブ(プリントキューの登録及び印刷ジョブのデータ)の削除を例に説明してきた。しかしながら、プリントスプーラに登録された印刷ジョブに所定の処理を行うデータ送受信制御プログラム52の機能は削除指示のみに限定されるものではなく、例えば印刷ジョブの保持保留指示などにも適用することができる。
第1乃至3の実施の形態においては、データ送受信制御プログラム52により印刷ジョブの削除指示、及び、該削除制御指示に応じたデータスプールプログラム41の印刷ジョブ(プリントキューの登録及び印刷ジョブのデータ)の削除を例に説明してきた。しかしながら、プリントスプーラに登録された印刷ジョブに所定の処理を行うデータ送受信制御プログラム52の機能は削除指示のみに限定されるものではなく、例えば印刷ジョブの保持保留指示などにも適用することができる。
第4の実施の形態では、印刷ジョブの削除ではなく、印刷ジョブの再送送信について説明する。尚、プリンタ2及びコンピュータ1の基本的構成及び動作は第1乃至3の実施の形態と同様とするので、差異ある動作について特に説明する。
具体的には、図2のステップS207、ステップS411、ステップS610の処理を、データ送受信制御プログラム52から、データスプールプログラム41へ転送対象であったの印刷ジョブを再送信可能な形態で保留するよう指示する処理に置き換える。そして、再度、インタフェース制御プログラム43及びデバイスモニタ44を介してプリンタ2の電源オン(通信状態可能)が検知された場合に、データスプールプログラム41がデータ送受信制御プログラム52に対して保留対象となっていた印刷ジョブを再送信する。そして、印刷ジョブの再送信を受けたデータ送受信制御プログラム52は、インタフェース制御プログラム43を介してプリンタ2に対して印刷ジョブを転送するよう転送制御の処理を行う。
このように第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態に対応して、例えば、インタフェース制御部が稼動時に電源オフを検知し場合に、正常動作不能状態に陥ることがあっても、そのような事態を防ぐことができる。
また、第2の実施の形態に対応して、従来のような無駄な処理を防ぐと共に、コンピュータ1における処理を他の処理に割当てることができ、結果として、レスポンスの良い、言い換えれば、ユーザ所望の処理に処理負荷を効率よく割当てることができる処理環境を実現するとともに、コンピュータ1からプリンタ2への印刷データの再送信を実現することができる。
[第5の実施の形態]
第1乃至4の実施の形態においては、インタフェース制御プログラム43のようなコンピュータ1(プリントスプーラ)とプリンタ2とのデータの送受信の仲介を司る部分において、その動作中に電源断等に伴うインタフェース切断を検知すると、以後、動作不能となる問題を前提に説明を行ってきた。
第1乃至4の実施の形態においては、インタフェース制御プログラム43のようなコンピュータ1(プリントスプーラ)とプリンタ2とのデータの送受信の仲介を司る部分において、その動作中に電源断等に伴うインタフェース切断を検知すると、以後、動作不能となる問題を前提に説明を行ってきた。
しかしながら、インタフェース制御プログラム43のようなデバイスとのデータの送受信の仲介を司る部分において、その動作中に電源断等に伴うインタフェース切断を検知し且つ、以後にプリンタ2が電源オン(通信可能状態)なったことに応じて正常に復帰できる場合であれば、図8のステップS409、ステップS605の処理をインタフェース切断に伴う通信不能状態を検知する処理に置き換えることができる。
この場合においては、図8においては、ステップS406、ステップS408の処理は省略することができる。また、図10においては、ステップS606、ステップS608の処理を省略することができる。
本実施の形態によれば、より様々な形態のコンピュータシステムにおいて、第1乃至第4の実施の形態を適用することができる。
[他の実施の形態]
上記第1乃至第5の実施の形態では、コンピュータに上記インタフェースを介して接続したプリンタにより印刷を行うローカル印刷環境を例に挙げたが、本発明はローカル印刷環境に限定されるものではなく、コンピュータとの間でLAN等のネットワークを介して通信可能なプリンタにより印刷を行うネットワーク印刷環境にも適用することができる。
上記第1乃至第5の実施の形態では、コンピュータに上記インタフェースを介して接続したプリンタにより印刷を行うローカル印刷環境を例に挙げたが、本発明はローカル印刷環境に限定されるものではなく、コンピュータとの間でLAN等のネットワークを介して通信可能なプリンタにより印刷を行うネットワーク印刷環境にも適用することができる。
上記第1乃至第5の実施の形態では、コンピュータの処理分担形態として上記図3に示すような例を挙げたが、本発明はこの処理分担形態に限定されるものではなく、他の処理分担形態であってもよい。
上記第1乃至第5の実施の形態では、印刷装置としてプリンタを用いた場合を例に挙げたが、本発明はプリンタに限定されるものではなく、印刷装置としてプリンタ機能を有する複写機や複合機などを用いることができる。
上記第1乃至第5の実施の形態では、印刷装置の印刷方式については特に言及しなかったが、本発明は特定の印刷方式に限定されるものではなく、電子写真方式、インクジェット方式、静電方式、熱転写方式など各種印刷方式を用いることができる。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図4〜図5、図7〜図10のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
更に、本発明は、前述した実施の形態を実現するソフトウェアのプログラムがネットワーク上のデータベース又はホームページから通信プログラムによりダウンロードされ、このプログラムを読出して実行することによって達成することができる。
上記プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからコンピュータプログラム自体、又は自動インストール機能を含む圧縮ファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給することができる。
また、上記プログラムは、プログラムコードを暗号化した上で格納したCD−ROM等の記憶媒体をユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムコードを実行してコンピュータにインストールさせることによっても供給することができる。
上述した実施の形態の機能は、プログラムコードを複数のファイルに分割し、夫々のファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現することができる。即ち、本発明の機能処理をコンピュータで実現させるためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明を構成する。
また、上述した実施の形態の機能は、記憶媒体から読出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード又はコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備えられたメモリに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニットに備えられたCPU又はMPU等が実際の処理の一部又は全部を実行することによっても実現することができる。
1 コンピュータ
2 プリンタ
12 CPU
15 外部記憶装置
24 CPU
31 印刷アプリケーションプログラム
40 OS
41 データスプールプログラム
42 データ送信処理プログラム
43 インタフェース制御プログラム
50 プリンタドライバ
51 印刷データ生成プログラム
52 データ送受信制御プログラム
2 プリンタ
12 CPU
15 外部記憶装置
24 CPU
31 印刷アプリケーションプログラム
40 OS
41 データスプールプログラム
42 データ送信処理プログラム
43 インタフェース制御プログラム
50 プリンタドライバ
51 印刷データ生成プログラム
52 データ送受信制御プログラム
Claims (15)
- 印刷装置と通信可能で、プリントスプーラから投入される印刷ジョブを前記印刷装置に送信するよう制御する制御手段を備える情報処理装置であって、
前記制御手段が、前記印刷装置により電源断に係る処理が実行されたことを認識してから所定時間待機後に、転送対象であった前記プリントスプーラに登録された印刷ジョブに所定の処理を行う処理手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記所定時間は、前記プリントスプーラが電源断に伴う状態を認識するまでの時間よりも長い時間であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記電源断に係る処理は、電源断予告の処理であり、前記印刷装置においては電源予告の後にインタフェース切断へ移行することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記電源断に係る処理は、インタフェース切断処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記所定の処理は、前記転送対象の印刷ジョブを前記オペレーティングシステムにおけるプリントスプーラから削除させる削除制御処理、或いは、前記転送対象の印刷ジョブを再送信可能な形態で保留させる処理であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
- 印刷装置と通信可能で、所定のオペレーティングシステムを稼動可能な情報処理装置であって、
前記印刷装置により電源断予告が実行されたことを認識したことに応じて、送信部による印刷ジョブの転送を中止させる制御手段と、
中止させた後に、転送対象の印刷ジョブに所定の処理を施す処理手段とを有し、
前記所定の処理には、印刷ジョブの削除制御、或いは、印刷ジョブの再転送制御が含まれることを特徴とする情報処理装置。 - 前記請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理装置と印刷装置とを備えたことを特徴とする印刷システム。
- 印刷装置と通信可能で、プリントスプーラから投入される印刷ジョブを前記印刷装置に送信するよう制御する制御手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記制御手段が、前記印刷装置により電源断に係る処理が実行されたことを認識してから所定時間待機後に、転送対象であった前記プリントスプーラに登録された印刷ジョブに所定の処理を行う処理ステップを有することを特徴とする制御方法。 - 前記所定時間は、前記プリントスプーラが電源断に伴う状態を認識するまでの時間よりも長い時間であることを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
- 前記電源断に係る処理は、電源断予告の処理であり、前記印刷装置においては電源予告の後にインタフェース切断へ移行することを特徴とする請求項8又は9に記載の制御方法。
- 前記電源断に係る処理は、インタフェース切断処理であることを特徴とする請求項8又は9に記載の制御方法。
- 前記所定の処理は、前記転送対象の印刷ジョブを前記オペレーティングシステムにおけるプリントスプーラから削除させる削除制御処理、或いは、前記転送対象の印刷ジョブを再送信可能な形態で保留させる処理であることを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の制御方法。
- 印刷装置と通信可能で、所定のオペレーティングシステムを稼動可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記印刷装置により電源断予告が実行されたことを認識したことに応じて、送信部による印刷ジョブの転送を中止させる制御ステップと、
中止させた後に、転送対象の印刷ジョブに所定の処理を施す処理ステップとを有し、
前記所定の処理には、印刷ジョブの削除制御、或いは、印刷ジョブの再転送制御が含まれることを特徴とする制御方法。 - 前記請求項8乃至13の何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 前記請求項14記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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