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JP2005211362A - 自律走行ロボットクリーナー - Google Patents

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JP2005211362A
JP2005211362A JP2004022406A JP2004022406A JP2005211362A JP 2005211362 A JP2005211362 A JP 2005211362A JP 2004022406 A JP2004022406 A JP 2004022406A JP 2004022406 A JP2004022406 A JP 2004022406A JP 2005211362 A JP2005211362 A JP 2005211362A
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suction
sensor
cleaning
obstacle
dust
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Hiroyuki Takenaka
博幸 竹中
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】自律走行ロボットクリーナーにおいて、機器本体の幅方向での吸塵力の分布を適宜に変更することが可能で、障害物の近く、例えば壁際の掃除時において掃除能率が低下しないようにする。
【解決手段】機器本体2の左右幅方向に延設された吸込み用凹部51内の中央位置、左側位置及び右側位置に吸込み口52,53,54がそれぞれ開口されており、これら吸込み口52,53,54は、側方障害物センサからの信号に基づきシャッタ板55,56,57により開閉制御される。このため、壁に沿って壁際を掃除する時には、壁側の吸込み口から多く吸塵するが、同時に、吸込み用凹部51の左右幅方向全体からも吸塵する。従って、吸塵力の分布は壁側が高いものの、機器本体2の左右幅方向に延びる吸込み用凹部51全体に及ぶので、掃除能率が低下することはない。
【選択図】図4

Description

本発明は、自律走行しながら部屋の掃除を行う自律走行ロボットクリーナーに関するものである。
自律走行ロボットクリーナーにおいて、障害物の近く、例えば壁際の塵埃を効率良く吸塵できるように、掃除機本体が障害物に対してある一定以上の距離まで近付くと、吸込み口体を掃除機本体の進行方向に直交する方向(機器本体の左右幅方向)に移動させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記と同様の目的で、吸塵ホースに接続される吸込みノズル本体に複数の吸込み口が設けられ、吸込み口とホース装着部との間の空気通路を弁により切替えるようにしたノズルが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−52582号公報 特開2000−300479号公報
しかしながら、上記特許文献1に示されたロボットクリーナーにおいては、吸込み口体が機器本体の左右幅方向の一部分しかなく、これが移動すると、その吸込み口体が位置する幅範囲のみの吸塵となり、機器本体の左右幅方向での吸塵力の分布が片寄り過ぎるため、掃除能率が良好でない。また、特許文献2に示されたノズルにおいては、吸込み口を完全に切替えてしまうため、壁際の掃除時には極めて狭い範囲しか吸塵できないため、上記と同様、掃除能率が低下してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、機器本体の幅方向での吸塵力の分布を適宜に変更することが可能で、障害物の近く、例えば壁際の掃除時において掃除能率が低下することのない自律走行ロボットクリーナーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に配置された複数の吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記側方障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に切替える切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、前記吸込み口は、機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内であって少なくとも中央位置、左側位置及び右側位置にそれぞれ開口され、前記切替手段は、前記吸込み口のそれぞれの開口近傍に配設されたシャッタ板と、前記側方障害物センサからの信号に基づき前記シャッタ板を開閉制御する駆動機構とを備え、前記掃除手段は、前記吸込み用凹部に近接して機器本体底面の左右幅方向に回転軸心を持ち床面にある塵埃を掻き揚げる回転ブラシをさらに備えたものである。
請求項2の発明は、自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に配置された複数の吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記側方障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に切替える切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、前記吸込み口は、機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内の複数位置にそれぞれ開口され、前記切替手段は、前記吸込み口のそれぞれの開口近傍に配設されたシャッタ板と、前記側方障害物センサからの信号に基づき前記シャッタ板を開閉制御する駆動機構とを備えたものである。
請求項3の発明は、自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に移動自在に設けられた吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に移動させる切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、前記吸込み口は、前記機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内に先端を開口した蛇腹状ダクトにより構成され、このダクトは該吸込み用凹部内に設けられた弾性仕切り部材のガイド用スリットを移動自在に挿通して設けられ、前記切替手段は、前記障害物センサからの信号に基づき前記吸込み口を移動させる駆動機構を備え、前記掃除手段は、前記吸込み用凹部に近接して機器本体底面の左右幅方向に回転軸心を持ち床面にある塵埃を掻き揚げる回転ブラシをさらに備えたものである。
請求項1の発明によれば、吸込み口は、機器本体の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内の中央位置、左側位置及び右側位置にそれぞれ開口され、側方障害物センサからの信号に基づきシャッタ板により開閉制御されるので、壁に沿って壁際を掃除する時には、壁側の吸込み口から多く吸塵するが、吸込み用凹部の左右幅方向全体からも吸塵する。従って、吸塵力の分布は壁側が高いものの、機器本体の左右幅方向に延びる吸込み用凹部全体に及ぶので、掃除能率が低下することはない。また、左右幅方向に回転軸心を持つ回転ブラシの作用により、吸込み用凹部全体からの吸塵が効率良く行われる。
請求項2の発明によれば、回転ブラシによる吸塵効果を除いて上記と同等の効果が得られる。
請求項3の発明によれば、吸込み口は、機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内に開口した蛇腹状ダクトにより構成され、弾性仕切り部材のガイド用スリットにより移動自在とされ、障害物センサからの信号に基づき移動されるので、壁に沿って壁際を掃除する時には、壁側の吸込み口から吸塵するが、吸込み用凹部の左右幅方向全体からも吸塵する。従って、上記請求項1と同様に、吸込み用凹部全体からの吸塵も行われ、掃除能率が低下することはない。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。図1は自律走行ロボットクリーナーの概略構成を示す。ロボットクリーナー1は、住居内の部屋の床面(掃除領域)を自律走行しながら床面を掃除する機器であり、機器本体2を走行させる走行手段として、操舵駆動用の左車輪3及び右車輪4と、従動の前車輪5とを備えている。ロボットクリーナー1は、掃除手段として、機器本体2の左右幅方向に回転軸7aを持ち床面にある塵埃を掻き揚げるメインブラシ7(回転ブラシ)、及び従動ローラ8と、吸込み口に連結された吸引ダクト9とを備え、吸塵手段として、ゴミを集めておくダストボックス10、及びゴミ吸引ファン28を備えている。メインブラシ7は、メインブラシモータ34により駆動されるもので、吸込み用凹部51に近接して配置されている。ゴミ吸引ファン28はゴミ吸引用モータ35により駆動される。
吸引ダクト9は、機器本体底面の仕切り板50による吸込み用凹部51内に設けられた複数の吸込み口52,53,54(後述する図3、図4)に連結されており、メインブラシ7により掻き上げられたゴミ、及び従動ローラ8により搬送されたゴミを吸引し、ダストボックス10に集塵するものである。吸込み用凹部51は、機器本体2の床面に対向する底面に進行方向に直交する車体左右幅方向に細長く開口している。なお、機器本体2の左・右前部には、サブブラシモータにより駆動される左・右サブブラシ(図示略)が配置されている。また、機器本体2には、後述の各種センサ類(図示略)が配設されている。
図2はロボットクリーナー1のブロック構成を示す。ロボットクリーナー1は、自律走行のために障害物等を検出するセンサ類として、機器本体2の前方センサ11(前方障害物検知センサ)、左段差センサ12(側方障害物センサ)、右段差センサ13(側方障害物センサ)、天井センサ14、加速度センサ36及び地磁気センサ38を備え、さらにセンサ用照明ランプ15を備えている。前方センサ11、左段差センサ12、右段差センサ13、天井センサ14は、各々光学式の測距センサである。前方センサ11は、機器本体2の前方の斜め下向きを監視し、段差、壁、柱、家具、テーブルやベッドの脚等の障害物までの距離を測定する。左段差センサ12は、機器本体2の僅かに前方の左側方を斜め下向きに監視し、障害物までの距離を測定する。右段差センサ13は、機器本体2の僅かに前方の右側方を斜め下向きに監視し、障害物までの距離を測定する。天井センサ14は、機器本体2の前方を斜め上向きに監視し、機器本体2の前上方にある障害物(テーブルやベッドの下を通り抜けできるか否か)を検出し、その障害物の高さと障害物までの距離を測定する。加速度センサ36は、機器本体2に作用する加速度を上下方向、前後方向、左右方向について各々独立して検出する。
さらに、ロボットクリーナー1は、吸引ダクト9から吸引されるゴミを検出するゴミセンサ16と、人体を検出する人体センサ22と、不法侵入者等を撮影するカメラ23と、カメラ用照明ランプ24と、無線通信モジュール25とを備えている。ゴミセンサ16は、発光部と受光部とから成る透過型光学式のセンサである。人体センサ22は、人体から放射される赤外線を受光することにより機器本体2の周辺の人体の有無を検出する。ロボットクリーナー1は、カメラ23で撮影した画像を無線通信モジュール25により、アンテナ26を介して主制御装置(図示なし)へ無線で送信し、不法侵入者等の監視を行うセキュリティ機能を有している。
また、ロボットクリーナー1は、ユーザにより操作される操作部18と、表示部としてのLCD19及びLED20と、スピーカ21と、装置の各手段を制御する制御部43と、地図情報メモリ41と、バッテリ42とを備えている。操作部18は、ロボットクリーナー1による掃除動作を開始・停止させ、また、その他の各種設定を行うために操作される。LCD19及びLED20は、ロボットクリーナー1の動作状況や各種メッセージを表示する。スピーカ21は、ロボットクリーナー1の動作状況や各種メッセージを音声により周囲の人に報知する。制御部43は、上記各種センサ等から入力される信号を基に装置の各手段を制御するもので、位置・方向判定部43a、走行制御部43b、及び掃除形態選択部43cを備える。
位置・方向判定部43aは、前方センサ11、左段差センサ12、右段差センサ13、天井センサ14からの出力及びロボットクリーナー1の走行距離・方向情報を基に、障害物の存在する領域及び掃除済みの領域についての地図情報を作成し、その地図情報を地図情報メモリ41に記憶させる。また、加速度センサ36からの前後方向の加速度検出値を時間微分することによりロボットクリーナー1の走行速度を算出し、その走行速度と走行時間を基に走行距離を算出する。また、地磁気センサ38からの地磁気の方向に応じた出力値を基に機器本体2が向いている方向を判定する。
走行制御部43bは、左車輪モータ31及び右車輪モータ32(走行手段)を駆動して左車輪3及び右車輪4の回転方向と回転速度を制御することにより機器本体2の走行を制御する。地図情報メモリ41の地図情報は、掃除動作中に随時更新され、ロボットクリーナー1はこれを参照して掃除動作を進めてゆく。
掃除形態選択部43cは、掃除形態(モード)を選択制御するもので、選択された掃除形態に応じて、左車輪モータ31及び右車輪モータ32の駆動を制御して機器本体2の走行領域や走行速度を調整すると共に、サブブラシモータ33、メインブラシモータ34、及びゴミ吸引用モータ35の駆動を制御してゴミを掻き集めて吸引する力を調節する。この制御部43の各部の動作の詳細は後述する。
さらに、ロボットクリーナー1は、左車輪3を駆動する左車輪モータ31及び右車輪4を駆動する右車輪モータ32と、サブブラシモータ33と、メインブラシモータ34と、ゴミ吸引用モータ35とを備え、また、詳細は後述するが、機器本体2が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに吸込み口を障害物側に切替えるシャッタ板駆動モータ61,62,63を備えている。
上記構成のロボットクリーナー1は、ユーザ指示に応じて設定の掃除モードで自律走行しながら掃除領域内を掃除する。このとき、制御部43は、主として前方センサ11、左段差センサ12及び右段差センサ13からの障害物検知信号と、ロボットクリーナー1の走行距離情報とに基づき、地図情報として壁と掃除済み領域の地図情報を作成し、地図情報メモリ41に記憶させる。
図3はロボットクリーナー1の背面側から見た概略断面構成、図4はその概略平面構成を示す。吸込み口52,53,54は、機器本体2の底面の仕切り板50に左右幅方向に延設された吸込み用凹部51内の中央位置、左側位置及び右側位置にそれぞれ開口されている。これら吸込み口52,53,54は、吸引下流側では吸引ダクト9に統合されている。そして、吸込み口52,53,54のそれぞれの開口近傍に、必要に応じて使用する吸込み口を切替えるためのシャッタ板55,56,57が配設され、これらシャッタ板55,56,57を回転させて吸込み口を開閉する駆動機構として、シャッタ板駆動モータ61,62,63、駆動ギヤ61a,61b,62a,62b,63a,63bが設けられている。シャッタ板55,56,57と、上記駆動機構とで切替手段が構成されている。通常使用時には、シャッタ板55,56,57は、吸込み口52,53,54の全てを開いた状態としている。
シャッタ板55,56,57は、図2に示した側方障害物センサである左段差センサ12と右段差センサ13からの信号に基づき制御部43によってシャッタ板駆動モータ61,62,63を駆動制御して開閉動作される。ここに、機器本体2の側方に近接して障害物、例えば、壁が検知され、この壁に沿って走行すると判断されるとき、吸込み口52,53,54のうち、壁側のみを開き、他を閉じるようにシャッタ板55,56,57は開閉制御される。図4は、左側のシャッタ板57が矢印A方向に回転して吸込み口54のみが開いた状態を示している。この状態では、機器本体2の前進方向左側に壁が有るとき、壁際の吸引力を上げることができ、壁際のゴミを能率良く集塵することができる。
ここで、図5を参照して本発明特有の効果を説明する。図5(a)は左側の吸込み口54のみを開口した状態の吸引圧分布であり、(b)は右側の吸込み口52のみを開口した状態の吸引圧分布である。本発明では、吸込み口52,53,54を吸込み用凹部51内に開口しているので、左側又は右側の吸込み口のみを開口した状態において、機器本体2の左右方向での吸引圧の分布は、同図に示すようになる。すなわち、吸引圧は、左側又は右側の開口している吸込み口の部分だけでなく、吸込み用凹部51の横幅全体に得られる。従って、ロボットクリーナー1が壁際を走行して掃除する時にも、清掃の横幅が極端に狭小にはならないので、清掃能率が低下することはなくなる。
次に、第2の実施形態について図6及び図7を参照して説明する。図6はロボットクリーナー1の背面側から見た概略断面構成、図7はその概略平面構成を示す。この実施形態では、前述のように吸込み口をシャッタ板の開閉により切替えるのではなく、吸込み口を機器本体2の底面の左右幅方向に移動自在に設け、移動させることで切替えを行うものとしている。すなわち、吸込み口81は、機器本体2の底面の仕切り板50の左右幅方向に延設された吸込み用凹部51内に先端を開口した蛇腹状ダクト80により構成され、この蛇腹状ダクト80は、吸込み用凹部51の開口に貼り付けた弾性仕切り部材71のガイド用スリット71aを移動自在に挿通して設けられている。
蛇腹状ダクト80の吸込み口81は、移動用モータ75により駆動される駆動プーリ72とプーリ73との間に張られたワイヤ74により矢印B方向に移動させる。これらの駆動機構は、吸込み口81の切替手段を構成している。移動用モータ75は、前述と同様に、側方障害物検知センサからの信号に基づき機器本体2が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに駆動され、吸込み口81を壁側に移動させる。図7は、吸込み口81が左側に移動された状態を示している。本実施形態においても、前述と同等の作用効果が得られる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、機器本体側方の障害物側の吸込み口を開口する例を示したが、障害物側の吸込み口だけでなく中央位置側の吸込み口も開口させるようにしてもよい。この場合の吸引圧分布は、上記図5に示した場合より、もっと平坦化される。
本発明の第1実施形態に係る自律走行ロボットクリーナーの概略斜視図。 同ロボットクリーナーのブロック構成図。 同ロボットクリーナーの背面側から見た概略断面図。 同ロボットクリーナーの概略平面図。 同ロボットクリーナーの吸込み口を切替えたときの吸引圧分布図。 本発明の第2実施形態に係る自律走行ロボットクリーナーの背面側から見た概略断面図。 同ロボットクリーナーの概略平面図。
符号の説明
1 ロボットクリーナー
2 機器本体
3 左車輪(走行手段)
4 右車輪(走行手段)
7 メインブラシ(回転ブラシ:掃除手段)
9 吸引ダクト
11前方センサ(前方障害物検知センサ)
12 左段差センサ(側方障害物センサ)
13 右段差センサ(側方障害物センサ)
28 ゴミ吸引ファン(吸塵手段)
43 制御部
51 吸込み用凹部
52,53,54 吸込み口
55,56,57 シャッタ板(切替手段)
61,62,63 シャッタ板駆動モータ(切替手段の駆動機構)
61a,61b,62a,62b,63a,63b 駆動ギヤ(切替手段の駆動機構)
74 ワイヤ(切替手段の駆動機構)
75 移動用モータ(切替手段の駆動機構)
80 蛇腹状ダクト
81 吸込み口

Claims (3)

  1. 自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に配置された複数の吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記側方障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に切替える切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、
    前記吸込み口は、機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内であって少なくとも中央位置、左側位置及び右側位置にそれぞれ開口され、
    前記切替手段は、前記吸込み口のそれぞれの開口近傍に配設されたシャッタ板と、前記側方障害物センサからの信号に基づき前記シャッタ板を開閉制御する駆動機構とを備え、
    前記掃除手段は、前記吸込み用凹部に近接して機器本体底面の左右幅方向に回転軸心を持ち床面にある塵埃を掻き揚げる回転ブラシをさらに備えたことを特徴とする自律走行ロボットクリーナー。
  2. 自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に配置された複数の吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記側方障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に切替える切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、
    前記吸込み口は、機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内の複数位置にそれぞれ開口され、
    前記切替手段は、前記吸込み口のそれぞれの開口近傍に配設されたシャッタ板と、前記側方障害物センサからの信号に基づき前記シャッタ板を開閉制御する駆動機構とを備えたことを特徴とする自律走行ロボットクリーナー。
  3. 自律走行のための自律走行用センサと、このセンサ出力に基づいて自律走行する走行手段と、掃除領域内の床面を設定された掃除形態に従って自律走行しながら掃除する掃除手段とを備え、前記自律走行用センサは少なくとも機器本体の前方障害物検知センサと側方障害物センサとを有し、前記掃除手段は、機器本体底面の左右幅方向に移動自在に設けられた吸込み口と、この吸込み口から塵埃を吸引する吸塵手段と、前記障害物センサからの信号に基づき機器本体が壁を含む障害物に対してある一定の距離まで近付いたときに前記吸込み口を障害物側に移動させる切替手段とを有した自律走行ロボットクリーナーにおいて、
    前記吸込み口は、前記機器本体底面の左右幅方向に延設された吸込み用凹部内に先端を開口した蛇腹状ダクトにより構成され、このダクトは該吸込み用凹部内に設けられた弾性仕切り部材のガイド用スリットを移動自在に挿通して設けられ、
    前記切替手段は、前記障害物センサからの信号に基づき前記吸込み口を移動させる駆動機構を備え、
    前記掃除手段は、前記吸込み用凹部に近接して機器本体底面の左右幅方向に回転軸心を持ち床面にある塵埃を掻き揚げる回転ブラシをさらに備えたことを特徴とする自律走行ロボットクリーナー。
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