JP2005208199A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 定着後の搬送路で、転写材ジャムが発生した場合、定着部材、加圧部材、分離爪等の損傷を防止し、ジャム処理を容易に行うことが出来る定着装置を提供すること。
【解決手段】 互いに当接回転し転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され、定着部材及び/又は加圧部材に当接し転写材を分離する分離爪と、分離された転写材の搬送路を形成する搬送部材とを有する定着装置において、搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で分離爪を搬送路から退避させるように構成したことを特徴とする定着装置。
【選択図】 図2
【解決手段】 互いに当接回転し転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され、定着部材及び/又は加圧部材に当接し転写材を分離する分離爪と、分離された転写材の搬送路を形成する搬送部材とを有する定着装置において、搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で分離爪を搬送路から退避させるように構成したことを特徴とする定着装置。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いる定着装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる定着装置は、図4に一例を示すように、ヒータHを内蔵した定着ローラ401と、定着ローラ401に当接する加圧ローラ402と、定着ローラ401への転写材Pの巻き付きを防止する分離爪403と、分離された転写材Pの搬送路を形成する上下のガイド部材404、405等で構成されている。搬送された転写材Pは排紙ローラ406、407により排紙部へ排出される。
分離爪403は、引っ張りバネ408により付勢され、支持軸409を中心に反時計方向に回動し、定着ローラ401の表面に当接している。
このような構成の定着装置においては、分離爪403による転写材Pの分離不良や転写材Pのカール、先端折れ等が原因で、転写材Pが搬送路内で蛇腹状に詰まり、転写材ジャムを起こすことがある。
近年、カラー画像が普及しつつあり、カラー画像のようにトナー付着量の多い転写材の場合には、分離不良による転写材ジャムの発生確率が大きくなる傾向にある。
転写材ジャムが発生すると、搬送路内に蛇腹状に詰まった転写材Pの押圧力により分離爪403を定着ローラ401に過度に押し当て、表面に傷を付けてしまう。定着ローラ401に傷が発生すると、転写材上のトナーがオフセットしたり、傷の形が転写されたりし、そのまま使用を続けると、傷が大きくなってしまい定着ローラとしての機能を失ってしまう。
このような問題を解決するために、以下のような定着装置が提案されている。図4を参照しながら説明する。
1つは、分離爪403を転写材搬送方向と平行な方向に移動自在とし、転写材ジャムが発生した場合、転写材Pの押圧力により分離爪403を定着ローラ401から離間させる構成の定着装置である(例えば、特許文献1参照)。
1つは、転写材ジャムが発生した場合、上ガイド部材404を転写材Pの押圧力により上方に移動させ、その動きを利用して、分離爪403を定着ローラ401から離間させる構成の定着装置である(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−11992号公報
特開平6−194990号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載された構成では、転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力により分離爪は定着ローラから離間するが、分離爪が上述した搬送路から退避する構成にはなっていないため、押圧力により鋭角形状をした分離爪の先端が欠けてしまう恐れがある。また、搬送路に詰まった転写材を取り除くときに、分離爪の先端に転写材が引っ掛かり、取り除くのが困難であったり、引っ掛かった転写材が破れて搬送路に残ってしまい、新たなジャムを誘発してしまうことがある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構成で、転写材ジャムが発生した場合、定着部材、加圧部材、分離爪等の損傷を防止し、かつ、ジャム処理を容易に行うことが出来る定着装置を提供することにある。
本発明者は、定着装置の転写材ジャム対策を検討中に、分離爪の先端部が破損する現象や、転写材が破れ、その破片が搬送路に残り、新たな転写材ジャムをおこしてしまう現象を確認した。
このような現象を元に、転写材ジャムが発生したときには、分離爪を定着部材から離間させるだけでは上述した問題の解決には不十分であり、分離爪を搬送路から退避させることが必要であると考え本発明に至った。
即ち、本発明の目的は、下記の構成により達成することが出来る。
(1)互いに当接回転し、転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、当該定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され当該定着部材及び/又は加圧部材に当接し転写材を当該定着部材及び/又は加圧部材から分離する分離爪と、分離された転写材の搬送路を形成する搬送部材とを有する定着装置において、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で前記分離爪を前記搬送路から退避させるように構成したことを特徴とする定着装置。
(2)前記分離爪の前記搬送路からの退避動作を検知する検知手段を有することを特徴とする前記(1)に記載の定着装置。
(3)前記搬送部材は、前記搬送路を形成する2つのガイド部材からなり、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力により、前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つを、前記ニップ部から離間させるように構成したことを特徴とする前記(1)に記載の定着装置。
(4)互いに当接回転し、転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、当該定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され、転写材の搬送路を形成する2つのガイド部材とを有する定着装置において、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で、前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つを前記ニップ部から離間させるように構成したことを特徴とする定着装置。
(5)前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つの、前記ニップ部からの離間動作を検知する検知手段を有することを特徴とする前記(3)又は(4)に記載の定着装置。
請求項1の発明によれば、搬送路で転写材ジャムが発生した場合、分離爪を搬送路から退避させることにより、定着部材、加圧部材、分離爪等の損傷を防止でき、また、ジャム処理を容易に行うことが出来、転写材が分離爪に引っ掛かり破れて搬送路に残り、新たなジャムを誘発することを防止出来る。
請求項2の発明によれば、分離爪の搬送路からの退避動作を検知することにより、定着装置の作動を迅速に停止させ、転写材押圧力による各部材の損傷を防止できる。
請求項3の発明によれば、2つのガイド部材のうち少なくとも1つをニップ部から離間させることにより、定着部材、加圧部材、分離爪、ガイド部材等の損傷を防止できる。
請求項4の発明によれば、2つのガイド部材のうち少なくとも1つをニップ部から離間させることにより、定着部材、加圧部材、ガイド部材等の損傷を防止できる。
請求項5の発明によれば、ガイド部材のニップ部からの離間動作を検知することにより、定着装置の作動を迅速に停止させ、転写材押圧力による各部材の損傷を防止できる。
以下、本発明の実施の形態の一例を説明する。なお、以下の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
先ず、本発明に係わる定着装置を備えた画像形成装置の実施の形態を図1を用いて説明する。
図1はデジタル式複写機からなる画像形成装置の構成を示す模式図である。
本実施の形態の画像形成装置は電子写真方式を利用してトナー画像を転写材上に形成するもので、自動原稿送り装置1、画像読取装置2、画像形成部3、転写材収納部4、給紙部5、反転排紙・再給紙部6、および反転搬送部8を有している。
自動原稿送り装置1は、原稿を載置する原稿載置台11、原稿載置台11上に載置された原稿を分離する原稿分離手段12、原稿分離手段12で分離された原稿を搬送する複数のローラを含む原稿搬送手段13、原稿搬送手段13で搬送された原稿を排紙する原稿排紙手段14、原稿排紙手段14によって排紙された原稿を載置する原稿排紙台15、および、両面複写モードにおいて原稿の表裏を反転させるためのローラ対からなる原稿反転手段16を有している。
原稿載置台11上に載置された複数枚の原稿(不図示)は、原稿分離手段12によって1枚づつ分離され、原稿搬送手段13によって画像読取位置に向けて搬送される。
原稿読取位置は原稿搬送手段13の下方部に設けられており、画像読み取り装置2のスリット21を通して原稿の画像が読み取られるようになっている。
また、自動原稿送り装置1は可倒式に構成されており、この自動原稿送り装置1を起こしてプラテンガラス22上を開放し、当該プラテンガラス22上に原稿を直接載置して複写を行うこともできるように構成してある。
画像読取装置2は、原稿の画像を読み取って画像データを得るための装置であり、原稿画像を読み取るための光学系25、読み取られた光像を光電変換するCCD26を有する。
光電変換されたアナログ信号は、アナログ処理後にA/D変換され、適宜の画像処理を施された後、画像データとして制御手段(不図示)内のメモリに蓄積される。
画像形成部3は、像担持体としての光導電性感光層を表面に有する感光体ドラム31、当該感光体ドラム31の表面を一様帯電させる帯電電極を含む帯電手段32、画像処理後の画像データに基いて作動され、前記感光体ドラム31上を露光して静電荷潜像を形成するための露光手段であるレーザ書込手段33、感光体ドラム31上に形成される静電荷潜像を反転現像してトナー像となす現像装置34、前記トナー像を普通紙等からなる転写材上に転写する転写電極を含む転写手段35、トナー像が転写された転写材の裏面から、例えば、ACまたはACとDCを重畳させた電圧によるコロナ放電を行い、前記感光体ドラム31上からの転写材の分離を促進する分離手段36、および、転写工程終了後の感光体ドラム31を清掃するためのクリーニング手段37等を有する。
現像装置34に収納されている現像剤は、粒子状のフェライトにスチレンアクリル樹脂やシリコン樹脂をコーティングしたものからなる、所謂、コーティングキャリアと、例えば、重合法により製造された絶縁性、非磁性の重合トナーとを主要成分とする二成分現像剤からなる。
38は分離後の転写材を搬送する搬送ベルト、10は転写材上に転写されたトナーを定着する定着装置、63は排紙ローラである。
なお、本発明の特徴である定着装置10の詳細については後述する。
上記構成による画像形成は、適宜の駆動手段によって矢示の方向に回転する感光体ドラム31を帯電手段32により順次帯電した後、レーザ書込手段33によるドット露光で原稿画像に対応した静電荷潜像を形成し、現像装置34を用いて前記静電荷潜像をトナー像となし、その後、レジストローラ56の回転開始により給送される転写材上に、転写手段35の作用を介して転写させることで達成される。
転写材Pは、転写材収納部4の給紙トレイ450、460、470の何れかのトレイから、給紙部5の複数の搬送ローラを介して、レジストローラ56に向けて搬送された後、転写工程に搬送される。
転写後の転写材Pは分離手段36の作用により感光体ドラム31上から分離され、定着装置10の加熱・加圧作用を受けた後、排紙ローラ63により機外に排出される。
一方、転写領域を通過した感光体ドラム31は更に回転を続け、クリーニング手段37によって残留トナーが除去されて次の画像形成への準備がなされる。
反転排紙・再給紙部6、反転搬送部8は、転写材Pを表裏反転して排紙したり、裏面にも画像形成を行うための反転搬送機能を有する。
次に、本発明に係わる定着装置の実施の形態の一例を図面を参照しながら説明する。
図2は定着装置の要部断面図である。
図からも明らかなように、同一機能を有する分離爪、ガイド部材等が、転写材(用紙)Pの搬送路を挟んで対称に配設されているので、特に説明の必要のあるものを除いて片側(上側)の部材についてのみ説明する。
101は定着部材である定着ローラで、ハロゲンランプ等からなる加熱源を内蔵している。
102は加圧部材である加圧ローラで、不図示の付勢手段により定着ローラ101に当接している。
定着ローラ101は、不図示の駆動手段により図の矢印方向に回転し、トナーが転写された用紙Pをニップ部Nを通過させることにより用紙Pへのトナー定着を行う。
加圧ローラ102は、定着ローラ101に当接することにより従動回転する。
103は分離爪であり、分離爪支持部材104の端部に設けた支持軸105に回動可能に取り付けられており、コイルバネ106により反時計方向に付勢され、用紙Pの搬送方向下流側において、定着ローラ101の表面に当接している。
同様に、下側の分離爪103Bも加圧ローラ102に当接している。
分離爪103及び103Bは、定着ローラ101及び加圧ローラ102に、定着された用紙Pが巻き付くことを防止する機能を有する。
本実施の形態のように、分離爪を定着ローラ及び加圧ローラの両方に配設することは、用紙の両面にトナー像を定着させる場合に特に有効である。
分離爪支持部材104の他方の端部は、定着装置10の本体(不図示)に固定された支持軸107に回動可能に取り付けられている。
分離爪支持部材104は圧縮バネ108により反時計方向に付勢され、分離爪103が定着ローラ101に所定圧力で当接するようにストッパ109により回動を規制されている。
分離爪103が定着ローラ101から離間した場合、分離爪103の反時計方向の回転は、分離爪103の先端部103Aが分離爪支持部材104に当接することにより規制される。
定着された用紙Pの搬送路を形成する搬送部材は、2つのガイド部材、即ち、上ガイド部材110、下ガイド部材110Bで構成されている。
用紙Pの搬送方向に見て、上ガイド部材110及び下ガイド部材110Bの上流側先端は定着ローラ101及び加圧ローラ102に近接し、下流側先端は排紙ローラ111及び112の外周面よりも中側に入り込んでいる。
なお、ここでいう搬送路とは、上ガイド部材110及び下ガイド部材110Bに挟まれた空間を意味する。
上ガイド部材110には、用紙搬送方向に略平行な長穴113及び114が形成されており、これらの長穴は定着装置10の本体に設けた固定ピン115、116に係合している。
117は引っ張りバネであり、上ガイド部材110を用紙搬送方向と反対の方向に付勢している。
118及び119はストッパであり、上ガイド部材110がスライドしたときの移動量を規制している。
130はフォトセンサ等からなる検知手段であり、分離爪103が上述した搬送路から退避したときに、分離爪支持部材104に形成された突出部104Aを検知し、作動するように配設されている。
検知手段130は、分離爪103が退避動作を開始する位置から、退避完了までの適宜の位置で、退避動作を検知するように構成することも可能である。
同様に、検知手段131は、上ガイド部材110が定着ローラ101から離間したときに、上ガイド部材110に形成された突出部110Aを検知し、作動するように配設されている。
検知手段131は、上ガイド部材110が離間動作を開始する位置から、離間完了までの適宜の位置で、離間動作を検知するように構成することも可能である。
以上述べた構成において、分離不良や用紙のカール、先端折れ等が原因で、上記搬送路でジャムが発生したときの分離爪及びガイド部材の動作について説明する。
図に示すように蛇腹状にジャムが発生すると、用紙Pの押圧力により分離爪103は支持軸107を中心に、時計方向に回転を始め、さらに用紙Sが送り込まれてくると、搬送路から退避する。
検知手段130が分離爪103の退避したことを検知すると、画像形成装置の制御手段(不図示)により、定着装置10の作動が停止する。
同様に、上ガイド部材110は用紙Pの押圧力を受け、固定ピン115、116にガイドされて用紙搬送方向にスライドし、所定量移動すると検知手段131が働き、定着装置10の作動が停止する。
分離爪103B及び下ガイド部材110Bも、用紙Pの押圧力を受けると同様な動作を行う。
本実施の形態では、検知手段130、130B、131、131Bのうち何れかが作動すると、定着装置10の作動が停止するように制御されている。
上述した構成により、以下の効果が得られる。
・搬送路でジャムが発生した場合、分離爪を搬送路から退避させることにより、定着ローラ、加圧ローラ、及び、分離爪の損傷を防止でき、また、ジャム処理を行うときに、用紙が分離爪に引っ掛かり破れて搬送路に残るのを防止することが出来る。
・分離爪が搬送路からの退避動作を検知することにより、定着装置の作動を迅速に停止させ、用紙押圧力による各部材の損傷を防止できる。
・2つのガイド部材をニップ部から離間させることによりガイド部材の変形、損傷を防止できる。
また、ニップ部出口の空間が広くなるので、分離爪、定着ローラ、加圧ローラの損傷も防止できる。
・2つガイド部材がニップ部から離間したことを検知することにより、定着装置の作動を迅速に停止させ、用紙押圧力による各部材の損傷を防止できる。
なお、本実施の形態以外に、例えば、以下のような構成にすることも可能である。
・定着装置を、図3に示すように、支持ローラ301と、少なくとも支持ローラ301に張架された定着部材である無端状定着ベルト302と、定着ベルト302を介して支持ローラ301に圧接する加圧部材である加圧ローラ303を用いて定着を行う、いわゆるベルト定着装置としても良い。
・分離爪を定着部材又は加圧部材に当接するようにしても良い。
・2つのガイド部材のうち少なくとも1つがニップ部から離間するように構成しても良い。
・2つのガイド部材は分離爪と併用せずに単独で使用することも可能である。
10 定着装置
101 定着ローラ
102 加圧ローラ
103、103B 分離爪
104 分離爪支持部材
110 上ガイド部材
110B 下ガイド部材
111、112 排紙ローラ
130、130B、131、131B 検知手段
P 転写材
101 定着ローラ
102 加圧ローラ
103、103B 分離爪
104 分離爪支持部材
110 上ガイド部材
110B 下ガイド部材
111、112 排紙ローラ
130、130B、131、131B 検知手段
P 転写材
Claims (5)
- 互いに当接回転し、転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、当該定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され当該定着部材及び/又は加圧部材に当接し転写材を当該定着部材及び/又は加圧部材から分離する分離爪と、分離された転写材の搬送路を形成する搬送部材とを有する定着装置において、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で前記分離爪を前記搬送路から退避させるように構成したことを特徴とする定着装置。
- 前記分離爪の前記搬送路からの退避動作を検知する検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送部材は、前記搬送路を形成する2つのガイド部材からなり、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力により、前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つを、前記ニップ部から離間させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 互いに当接回転し、転写材に転写されたトナーの定着を行う定着部材及び加圧部材と、当該定着部材及び加圧部材により形成されるニップ部の転写材搬送方向下流側に配置され、転写材の搬送路を形成する2つのガイド部材とを有する定着装置において、前記搬送路で転写材ジャムが発生した場合、転写材の押圧力で、前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つを前記ニップ部から離間させるように構成したことを特徴とする定着装置。
- 前記2つのガイド部材のうち少なくとも1つの、前記ニップ部からの離間動作を検知する検知手段を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の定着装置。
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Cited By (2)
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