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JP2005202609A - コンテンツ管理装置及び方法並びにロボット装置及びその制御方法 - Google Patents

コンテンツ管理装置及び方法並びにロボット装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2005202609A
JP2005202609A JP2004007307A JP2004007307A JP2005202609A JP 2005202609 A JP2005202609 A JP 2005202609A JP 2004007307 A JP2004007307 A JP 2004007307A JP 2004007307 A JP2004007307 A JP 2004007307A JP 2005202609 A JP2005202609 A JP 2005202609A
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Hideki Shimomura
秀樹 下村
Koji Asano
康治 浅野
Yukiko Yoshiike
由紀子 吉池
Profio Ugo Di
ディプロフィオ ウゴ
Osamu Hanagata
理 花形
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

【課題】
効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るコンテンツ管理装置及び方法並びにロボット装置及びその制御方法を提案する。
【解決手段】
各コンテンツのデータ及びコンテンツごとの所定の管理情報を記憶し、必要時には、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択し、当該選択結果に従って対応するコンテンツのデータを削除するようにしたことにより、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、コンテンツ管理装置及び方法並びにロボット装置及びその制御方法に関し、ネットワークにオンライン接続された外部サーバからコンテンツデータをダウンロードし得るようになされたロボットに適用して好適なものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、マイクロホン及びタッチセンサ等の外部センサと、バッテリセンサ及び加速度センサ等の内部センサとが搭載され、これら外部センサ及び内部センサの出力に基づいて外部及び内部の状況を認識し、認識結果に基づいて自律的に行動し得るようになされたロボットが本願特許出願人により提案され、開発されている(例えば非特許文献1参照)。
かかるロボットにおいては、装填された外部メモリに格納されている各種コンテンツのデータをその起動時に内部メモリに読み込み、これら読み込んだコンテンツの中からそのときの外部及び内部の状況に応じたコンテンツを選択して再生することによって、自律的な行動を発現し得るようになされている。
なお、ここでのコンテンツとは、「前進」、「右を向く」、「お辞儀」などの単位動作(PM:Primitive Motion)や、「前進した後に右を向いてお辞儀をする」といった単位動作を組み合わせた一連の行動、ダンス、「対話相手の話を聞き、その内容に応じて右手又は左手のいずれか一方を挙げ、これと同時に所定の言葉を出力し、その後対話相手が次の言葉を発するのを待ち、……」といった一連のインタラクションを規定したシナリオなど、ロボットの動作や一連の行動を規定したものをいう。
特願2003−270835
しかしながらロボットの内部メモリの記憶容量には限りがあるため、ロボットは限られた数のコンテンツのデータしか保持することができない。このためかかるロボットを長時間使用すると、同じコンテンツが何度も使い回されることになって、ユーザに飽きを感じさせる問題があった。
この場合において、ロボットの起動時に外部メモリから内部メモリに読み込むコンテンツをその都度変更することで起動ごとに異なる行動を発現させることや、ハードディスク等の容量の大きなディスク状記録媒体などからその行動の実行時に対応するコンテンツのデータ(以下、これをコンテンツデータと呼ぶ)を内部メモリに読み込むことによって、ロボットの行動を多様化させることが考えられるものの、いずれにしろ外部メモリやディスク装置などの記憶容量が限られているため、問題の解決とはならない。
かかる問題を解決するための1つの方法として、ネットワークにオンライン接続された外部の巨大サーバや分散サーバを利用することによって、ロボットの記憶容量を仮想的に大容量化する方法が考えられる。例えば特開2003−111981公報では、ロボットがユーザとのインタラクションの際に必要な情報をその都度ネットワークを介してダウンロードする方法が開示されている。
しかしながら、この特開2003−111981公報のように必要なときにその都度情報をダウンロードする方法によると、ロボットを動かすという目的に対して不十分な問題がある。すなわち、ロボットの動きの制御には高速性を必要とするため、かかる制御のための制御データが内部メモリに展開されている必要がある。このためコンテンツデータのダウンロードを繰り返していくと、内部メモリのメモリ容量が不足してロボットが動作しなくなったり、又はコンテンツデータのダウンロード時間が大量にかかってロボットの挙動が鈍くなる問題があるからである。これはユーザとの会話の流れを規定した会話シナリオについても同様のことが言える。
この問題に対しては、基本的にはコンテンツデータを内部メモリに保持しておき、記憶容量が不足したときに不要と思われるコンテンツデータを消去するキャッシュの仕組みが有効であると考えられる。
しかしながら、ロボットという対象の特徴上、従来パーソナルコンピュータ等において採用されているデータの利用状況に基づく機械的な消去方法では効率的な処理ができないという問題がある。例えばコンテンツの間の依存関係をも考慮してどのコンテンツデータを消去するかを決めないと、必要なコンテンツデータをも消去してしまい、ロボットの挙動のスピード低下やコンテンツを実行し得なくなるおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るコンテンツ管理装置及び方法並びにロボット装置及びその制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、コンテンツ管理装置において、コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテンツごとの所定の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する選択手段と、選択手段の選択結果に従って対応するコンテンツのデータをコンテンツ記憶手段から削除する削除手段とを設けるようにした。
この結果このコンテンツ管理装置では、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができる。
また本発明においては、コンテンツ管理方法において、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択するステップと、選択結果に従って対応するコンテンツのデータを削除するステップとを設けるようにした。
この結果このコンテンツ管理方法によれば、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができる。
さらに本発明においては、ロボット装置において、コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテンツごとの管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する選択手段と、選択手段の選択結果に従って対応するコンテンツのデータをコンテンツ記憶手段から削除する削除手段とを設けるようにした。
この結果このロボット装置では、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができる。
さらに本発明においては、ロボット装置の制御方法において、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択するステップと、選択結果に従って対応するコンテンツのデータを削除するステップとを設けるようにした。
この結果このロボット装置の制御方法によれば、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができる。
本発明によれば、所定の情報単位でなるコンテンツを管理するコンテンツ管理装置において、各コンテンツのデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツ記憶手段にデータが記憶されたコンテンツごとの所定の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する選択手段と、選択手段の選択結果に従って対応するコンテンツのデータをコンテンツ記憶手段から削除する削除手段とを設けるようにしたことにより、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るコンテンツ管理装置を実現できる。
また本発明によれば、所定の情報単位でなるコンテンツを管理するコンテンツ管理方法において、各コンテンツのデータ及びコンテンツごとの所定の管理情報を記憶する第1のステップと、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する第2のステップと、選択結果に従って対応するコンテンツのデータを削除する第3のステップとを設けるようにしたことにより、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るコンテンツ管理方法を実現できる。
さらに本発明によれば、動作又は行動の内容を規定したコンテンツのデータを外部からダウンロードし得るようになされたロボット装置において、各コンテンツのデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツ記憶手段にデータが記憶されたコンテンツごとの管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する選択手段と、選択手段の選択結果に従って対応するコンテンツのデータをコンテンツ記憶手段から削除する削除手段とを設けるようにしたことにより、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るロボット装置を実現できる。
さらに本発明によれば、動作又は行動の内容を規定したコンテンツのデータを外部からダウンロードし得るようになされたロボット装置の制御方法において、各コンテンツのデータ及びコンテンツごとの管理情報を記憶する第1のステップと、必要時、管理情報に基づいて削除すべきコンテンツを選択する第2のステップと、選択結果に従って対応するコンテンツのデータを削除する第3のステップとを設けるようにしたことにより、コンテンツのデータを削除する必要が生じたときに、コンテンツごとの管理情報に基づいて、確実に不要なコンテンツを選択して削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るロボット装置の制御方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるロボット1の構成
(1−1)ロボット1のハードウェア構成
図1において、1は全体として本実施の形態によるロボットを示し、胴体部ユニット2の上部に首関節3を介して頭部ユニット4が取り付けられると共に、当該胴体部ユニット2の左右上部にそれぞれ肩関節4A、4Bを介して腕部ユニット5A、5Bが取り付けられ、かつ胴体部ユニット2の下部にそれぞれ股関節6A、6Bを介して一対の脚部ユニット7A、7Bが取り付けられることにより構成されている。
図2は、このロボット1の電気・制御系統の構成を模式的に示したものである。この図2に示すように、ロボット1は、全体の動作の統括的制御やその他のデータ処理を行う制御ユニット10と、入出力部11と、駆動部12と、電源部13とで構成される。
入出力部11は、外部環境を検出する入力部として、ロボット1の目に相当するCCD(Charge Coupled Device)カメラ20や、耳に相当するマイクロホン21、頭部や左右の両肩、手及び足裏などの部位に配設されてユーザからの物理的な働きかけや、手と外部物体との接触、足裏面の接地等を感知するタッチセンサ22、あるいは五感に相当するその他の各種のセンサを含む。またユーザ・フィードバックを行う出力部として、ロボット1の口に相当するスピーカ23、あるいは点滅の組み合わせや点灯のタイミングにより顔の表情を形成するLED(目ランプ)24などを装備している。
駆動部12は、制御ユニット10が指令する所定の運動パターンに従ってロボット1の機体動作を実現する機能ブロックであり、首関節3、肩方関節4A、4B及び股関節6A、6Bなどの各関節におけるロール、ピッチ、ヨーなど各軸毎に設けられた駆動ユニット25〜25で構成される。各駆動ユニット25〜25は、所定軸回りの回転動作を行うモータ26〜26と、モータ26〜26の回転位置を検出するエンコーダ27〜27と、エンコーダ27〜27の出力に基づいてモータ26〜26の回転位置や回転速度を適応的に制御するドライバ28〜28の組み合わせで構成される。
電源部13は、その字義通り、ロボット1内に各電気回路などに対して給電を行う機能モジュールである。本実施形態に係るロボット1は、バッテリを用いた自律駆動式であり、電源部13は、充電バッテリ29と、充電バッテリ30の充放電状態を管理する充放電制御部31とで構成される。
充電バッテリ29は、例えば、複数本のリチウムイオン2次電池セルをカートリッジ式にパッケージ化した「バッテリ・パック」の形態で構成される。
また充放電制御部30は、バッテリ29の端子電圧や充電/放電電流量、バッテリ29の周囲温度などを測定することでバッテリ29の残存容量を把握し、充電の開始時期や終了時期などを決定する。充放電制御部30が決定する充電の開始及び終了時期は制御ユニット10に通知され、ロボット1が充電オペレーションを開始及び終了するためのトリガとなる。
制御ユニット10は、「頭脳」に相当し、例えば頭部ユニット4又は胴体部ユニット2内に配設されている。この制御ユニット10は、図3に示すように、メイン・コントローラとしてのCPU(Central Processing Unit)31が、メモリやその他の各回路コンポーネントや周辺機器とバス接続された構成となっている。バス32は、データ・バス、アドレス・バス、コントロール・バスなどを含む共通信号伝送路である。
RAM(Read Access Memory)33は、DRAM(Dynamic RAM)などの揮発性メモリで構成された書き込み可能メモリであり、CPU31が実行するプログラム・コードをロードしたり、実行プログラムによる作業データの一時的な保存のために使用される。
ROM(Read Only Memory)34は、プログラムやデータを恒久的に格納する読み出し専用メモリである。ROM34に格納されるプログラム・コードには、ロボット1の電源投入時に実行する自己診断テスト・プログラムや、ロボット1の行動を規定する各種制御プログラムなどが挙げられる。
ロボット1の制御プログラムには、CCDカメラ20やマイクロホン21などのセンサ入力を処理してシンボルとして認識する「センサ入力・認識処理プログラム」、短期記憶や長期記憶などの記憶動作を司りながらセンサ入力と所定の行動制御モデルとに基づいてロボット1の行動を制御する行動制御プログラムとしての「コンテンツデータ」、コンテンツデータに従って各関節モータの駆動やスピーカ22の音声出力などを制御する「駆動制御プログラム」などが含まれる。
不揮発性メモリ35は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)のように電気的に消去再書き込みが可能なメモリ素子で構成され、逐次更新すべきデータを不揮発的に保持するために使用される。逐次更新すべきデータには、暗記鍵やその他のセキュリティ情報、後述のようにネットワークを介してダウンロードしたコンテンツデータなどが挙げられる。
インターフェース36は、制御ユニット10外の機器と相互接続し、データ交換を可能にするための機能ブロックである。インターフェース36は、例えば、入出力部11内のカメラ20やマイクロホン21、スピーカ22との間でデータ入出力を行う。またインターフェース35は、駆動部12内の各ドライバ28〜28との間でデータやコマンドの入出力を行う。
またインターフェース36は、RS(Recommended Standard)−232Cなどのシリアル・インターフェース、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers )1284などのパラレル・インターフェース、USB(Universal Serial Bus)インターフェース、i−Link(IEEE1394)インターフェース、SCSI(Small Computer System Interface )インターフェース、PCカードやメモリ・スティックを受容するメモリ・カードインターフェース(カードスロット)などのような、コンピュータの周辺機器接続用の汎用インターフェースを備え、ローカル接続された外部機器との間でプログラムやデータの移動を行い得るようにしてもよい。さらにインターフェース36の他の例として、赤外線通信(IrDA)インターフェースを備え、外部機器と無線通信を行うようにしてもよい。
さらに制御ユニット10は、無線通信インターフェース37を含み、Bluetoothのような近接無線データ通信や、IEEE802.11bのような無線ネットワークによりロボット1の数メートル以内に配設されたアクセスポイント38との間で無線データ通信を行うことができ、さらにはこのアクセスポイント38を介してLANなどの小規模ネットワークやインターネットなどの広域ネットワークに接続された外部機器39との間でデータ通信を行うことができる。
(1−2)ロボット1のソフトウェア構成
本実施の形態によるロボット1は、制御ユニット10内のCPU31が所定のコンテンツを実行することにより、外部刺激の認識結果や内部状態の変化に応じた行動制御を行うことができる。図4は、このようなロボット1の行動制御を行う行動制御システム40の基本的アーキテクチャを模式的に示したものである。
この行動制御システム40は、オブジェクト指向プログラミングを採り入れて実装されている。この場合、各ソフトウェアは、データとそのデータに対する処理手続きとを一体化させた「オブジェクト」というモジュール単位で扱われる。また、各オブジェクトは、メッセージ通信と共有メモリを使ったオブジェクト間通信方法によりデータの受け渡しとInvokeを行うことができる。
行動制御システム40は、入出力部11におけるCCDカメラ20、マイクロホン21及びタッチセンサ23などの各センサ出力に基づいて外部環境を認識するために、視覚認識機能部41と、聴覚認識機能部42と、接触認識機能部43とを備えている。
視覚認識機能部41は、CCDカメラ20のセンサ出力でなる画像信号に基づいて顔認識や色認識などの画像認識処理や特徴抽出を実行する。そして視覚認識機能部41は、かかる顔認識結果であるその人物に固有の顔ID(識別子)や、顔画像領域の位置及び大きさといった顔認識情報と、色認識結果である色領域の位置や大きさ及び特徴量といった色認識情報となどの各種視覚認識結果を出力する。
聴覚認識機能部42は、マイクロホン21のセンサ出力でなる音声信号に基づいて音声認識や話者認識、音源方向認識などの各種音に関する認識処理を実行する。そして聴覚認識機能部42は、かかる音声認識結果である認識した単語の文字列情報と、音響的特徴等に基づく話者認識処理結果であるその話者に固有の話者ID情報と、音源方向認識結果である音源方向情報となどの各種聴覚認識結果を出力する。
接触認識機能部43は、各タッチセンサ22のセンサ出力でなる圧力検出信号に基づいて「なでられた」、「叩かれた」、「物を把持した」、「足裏面が接地した」という外部との物理的な接触を認識し、得られたこれら各種接触認識結果を出力する。
内部状態管理部44は、本能及び感情を数式モデル化して内部状態として管理しており、視覚認識機能部41、聴覚認識機能部42及び接触認識機能部43の認識結果等に応じてその状態を変化させる。
具体的に内部状態管理部44は、疲れ(fatigue)、熱或いは体内温度(temperature)、痛み(pain)、食欲或いは飢え(hunger)、乾き(thirst)、愛情(affection)、好奇心(curiosity)、排泄(elimination)及び性欲(sexual)等といった本能を構成する9個の本能的要素のそれぞれについてその強さを表すパラメータを保持し、幸せ(happiness)、悲しみ(sadness)、怒り(anger)、驚き(surprise)、嫌悪(disgust)、恐れ(fear)、苛立ち(frustration)、退屈(boredom)、睡眠(somnolence)、社交性(gregariousness)、根気(patience)、緊張(tense)、リラックス(relaxed)、警告(alertness)、罪(guilt)、悪意(spite)、誠実さ(loyalty)、服従性(submission)及び嫉妬(jealousy)等といった感情を構成する18個の情動的要素のそれぞれについてその強さを表すパラメータを保持している。
そして内部状態管理部44は、これら各本能的要素及び各情動的要素のパラメータ値を視覚認識機能部41、聴覚認識機能部42及び接触認識機能部43の認識結果と、経過時間となどに基づいて周期的に更新することにより、ロボット1の本能及び感情を時々刻々と変化させる。
一方、行動制御システム40においては、外部刺激の認識結果や内部状態の変化に応じて行動制御を行うために、時間の経過とともに失われる短期的な記憶を行う短期記憶部45と、情報を比較的長期間保持するための長期記憶部46を備えている。短期記憶と長期記憶という記憶メカニズムの分類は神経心理学に依拠する。
短期記憶部45は、ロボット1の外部環境に関する情報を比較的短い時間だけ保持するオブジェクトであり、視覚認識機能部41から出力される各種視覚認識結果と、聴覚認識機能部42から出力される各種聴覚認識結果と、接触認識機能部43から出力される各種接触認識結果と、視覚認識機能部41、聴覚認識機能部42又は接触認識機能部43を介して供給される各種センサ出力とを受け取り、これを短期間だけ記憶する。
また短期記憶部45は、これら受け取った視覚認識結果、聴覚認識結果、接触認識結果及び各種センサ出力を統合的に用いて顔画像領域、人物ID、話者ID及び文字列情報等の対応付けを行うことにより、現在どこにどの人物がいて、発した言葉がどの人物のものであり、その人物とはこれまでにどのような対話を行ったかというターゲット情報及びイベント情報を生成し、これを保存する。
長期記憶部46は、物の名前など学習により得られた情報を長期間保持するために使用されるものであり、制御ユニット10(図3)内のRAM32や不揮発性メモリ34が利用される。この長期記憶部36は、学習により得られた情報を例えば色、形、顔ID、音声、本能値及び感情値等の幾つかの要素の組み合わせとして記憶し、この後視覚認識機能部41から出力される各種視覚認識結果や聴覚認識機能部42から出力される聴覚認識結果に基づき得られたターゲットの色や形、顔IDの組み合わせパターンに基づいてそのターゲットに関する残りの要素を連想するように想起し得るようになされている。
行動制御部47は、短期記憶部44及び長期記憶部46に記憶保持された各種情報に基づいて、予め複数用意されている各種行動の中からロボット1が現在置かれている状況及び以前の行動に依存して選択した行動(状況依存行動)や、外部刺激に応じた反射的な行動(反射行動)、又は与えられた状況若しくはユーザからの命令に応じた比較的長期に渡る行動計画に基づく行動(熟考行動)などを次のロボット1の行動として決定する。
そして行動選択制御部47は、ROM34や不揮発性メモリ35から読み出してRAM33に展開した各種コンテンツのコンテンツデータの中から上述のようにして決定した行動に対応するコンテンツのコンテンツデータを選択し、このコンテンツデータに基づいて対応する駆動ユニット25〜25のモータ26〜26を駆動したり、LED24を所定パターンで点滅駆動させる。
また行動選択制御部47は、次の行動としてユーザとの対話を決定した場合には、この後音声認識部42により短期記憶部44に順次格納されるユーザの発話の音声認識結果を常時監視し、この音声認識結果及び対応するコンテンツのコンテンツデータに基づいて、必要な合成音声の音声信号を生成し、これをスピーカ23(図2)に送出することにより、この音声信号に基づく音声をスピーカ23から出力させる。
このようにしてこのロボット1においては、CCDカメラ20、マイクロホン21及びタッチセンサ23などの各種センサのセンサ出力に基づき認識される外部及び内部の状況等に基づいて自律的に行動し得るようになされている。
(2)本実施の形態によるコンテンツデータダウンロードシステムの構成
(2−1)コンテンツデータダウンロードシステムの構成
ここで図5は、かかるロボット1がユーザの要求に応じて指定されたコンテンツのデータをダウンロードし得るようになされたコンテンツデータダウンロードシステム50を示すものである。このコンテンツデータダウンロードシステム50は、コンテンツ提供者側システム部51及びユーザ側システム部52がネットワーク53を介して相互接続されることにより構成されている。
コンテンツ提供側システム部51においては、ネットワーク53にオンライン接続されたコンテンツサーバ60と、複数台のパーソナルコンピュータ61、62とから構成され、コンテンツ製作者がパーソナルコンピュータ61、62を用いて直接的に又はネットワーク53を介してコンテンツサーバ60にコンテンツデータを送信し、これをコンテンツサーバ60に記憶保持させることができるようになされている。
またユーザ側システム部52においては、かかるロボット1と、図3について上述したアクセスポイント38として機能するユーザが保有するパーソナルコンピュータ63とから構成されている。
この場合ロボット1及びパーソナルコンピュータ63間は無線接続されると共に、パーソナルコンピュータ63は所定の通信回線を通じてネットワーク53と接続されており、これによりロボット1が必要時にパーソナルコンピュータ63及びネットワーク53を順次介してコンテンツ提供側システム部51のコンテンツサーバ60に記憶保持されたコンテンツの中から所望するコンテンツのコンテンツデータをダウンロードすることができるようになされている。
なお、コンテンツサーバ60の具体的構成を図6に示す。この図6からも明らかなように、コンテンツサーバ60は、当該コンテンツサーバ60全体の制御を司るCPU70と、CPU70のワークメモリとしてのRAM71と、各種制御プログラムが格納されたROM72と、各種コンテンツのコンテンツデータを記憶保持するハードディスク装置等からなる大容量の記憶部73と、外部機器と通信を行うための通信部74とがバス75を通じて相互に接続されることにより構成されている。
そしてコンテンツサーバ60においては、コンテンツ提供側システム部51のパーソナルコンピュータ61、62からインターネットを介して又は直接供給されるコマンドやコンテンツデータを通信部74を介して取り込み、このうちコンテンツデータをCPU70の制御のもとに記憶部73において記憶保持する。
またCPU70は、ROM72に格納された制御プログラムに従って、記憶部73に記憶保持した各コンテンツのコンテンツデータを後述のように管理し、ユーザ側システム部52のロボット1からネットワーク53を介して与えられるコンテンツ送信要求に応じて指定されたコンテンツのコンテンツデータをネットワーク53を介してそのロボット1に送信する。
(2−2)コンテンツデータのダウンロード
ここで図7は、このコンテンツデータダウンロードシステム50におけるロボット1によるコンテンツデータのダウンロードに関するソフトウェア構成を模式的に示したものである。
この図7からも明らかなように、このコンテンツデータダウンロードシステム50では、コンテンツ管理のためのソフトウェアモジュールとして、コンテンツ提供側システム部51(図5)のコンテンツサーバ60(図5)にサーバマネージャ80が設けられると共に、ユーザ側システム部52(図5)のロボット1(図5)にコンテンツマネージャ81が設けられている。
この場合サーバマネージャ80は、パーソナルコンピュータ61、62(図5)から供給される新たなコンテンツ(以下、これを新規コンテンツと呼ぶ)のコンテンツデータを記憶部73内のサーバ側コンテンツデータベース82に格納して記憶保持する一方、このコンテンツデータと共にパーソナルコンピュータ61、62から送信されるそのコンテンツの管理情報を、記憶部73内に記憶保持しているサーバ側コンテンツ管理表83に登録する。
実際上、このコンテンツデータダウンロードシステム50の場合、パーソナルコンピュータ61、62からは、送信される新規コンテンツのコンテンツデータと併せて当該新規コンテンツの管理情報として、その新規コンテンツが単位動作(PM)、ダンス(DNC)又はシナリオ(SNL)などの各種種類のうちのどの種類に属するかを表す「種類情報(type)」と、その新規コンテンツが喜び(HAPPY)、悲しみ(SAD)、ハードダンス(H_DNC)、ソフトダンス(S_DNC)、挨拶(GRT)、クリスマス専用(XMAS)などの「種類」のサブカテゴリでなる各種グループのうちのどのグループに属する情報であるかを表す「グループ情報(Group)」と、例えばシナリオの途中でダンスをする場合などのように、その新規コンテンツと他のコンテンツとの依存関係(すなわちその新規コンテンツを実行するために必要となる他の関連するコンテンツのID)を表す「関連コンテンツ情報(Child)」と、その新規コンテンツのデータサイズを表す「データサイズ情報(size)」と、その新規コンテンツに使用期限や実行可能回数などの使用制限がある場合の当該使用制限を表す「使用制限情報(Cond)」とが与えられる(図8参照)。
そしてサーバマネージャ80は、かかる管理情報が与えられると、図8に示すように、その管理情報にその新規コンテンツに付与した固有のID(以下、これをコンテンツIDと呼ぶ)を表す「コンテンツID情報(ID)」と、サーバ側コンテンツデータベース82に格納されたデータ実体への「リンク(p_data)」を表すリンク情報とを付加して、これらの管理情報をサーバ側コンテンツ管理表83に登録し、この後この管理情報に基づいてしてその新規コンテンツを管理する。
またサーバマネージャ80は、これと併せて新規コンテンツのコンテンツデータがパーソナルコンピュータ61、62から与えられたときには、その新規コンテンツのコンテンツID、種類及びグループ等の各種管理情報を、記憶部73において記憶保持された新規コンテンツリスト84に登録する。
一方、コンテンツマネージャ81は、ロボット1内においてコンテンツを管理するオブジェクトであり、ROM34(図3)から読み出し又はネットワーク53を介してダウンロードしたコンテンツデータをフラッシュROM35(図3)内のコンテンツデータベース85に格納する一方、図9に示すように、これらコンテンツに付加されて供給されるそのコンテンツの各種管理情報(コンテンツID情報、種類情報、グループ情報、関連コンテンツ情報、データサイズ情報、使用制限情報)と、ロボット1におけるそのコンテンツのデータ実体へのリンクを表す「リンク情報(p_data)」とをフラッシュROM35に記憶保持されたロボット側コンテンツ管理表86に登録する。
またコンテンツマネージャ81は、そのデータがロボット側コンテンツデータベース85に格納された各コンテンツについて、上述の管理情報に加えて、さらにそのコンテンツのダウンロード日時を表す「ダウンロード日時情報(DL_time)」と、そのコンテンツの実行回数を表す「実行回数情報(repeat)」と、そのコンテンツの失敗回数を表す「失敗回数情報(fail)」と、そのコンテンツに対するユーザの反応(評価)の累積でなる評価累積を表す「評価累積情報(react)」とをそれぞれそのコンテンツの管理情報としてロボット側コンテンツ管理表86に登録する一方、これら管理情報のうちの実行回数情報、失敗回数情報及び評価累積情報をその後のそのコンテンツの使用状況等に応じて必要に応じて更新する。
すなわちコンテンツマネージャ81は、実行回数情報については、ロボット側コンテンツ管理表86へのそのコンテンツの登録時に初期値として「0」を登録する一方、この後そのコンテンツをロボット1が実行しようとしたタイミングでその数値をインクリメント(「1」だけ増加)する。従って、かかるコンテンツの実行過程において後述のようにそのコンテンツを失敗した場合にあっても、実行回数情報の数値が「1」だけ増加されることになる。
またコンテンツマネージャ81は、失敗回数情報については、ロボット側コンテンツ管理表86へのそのコンテンツの登録時に初期値として「0」を登録する一方、この後そのコンテンツをロボット1が実行した際にそのコンテンツが規定のある箇所まで進まなかったときにその数値をインクリメントする。従って、例えばダンスのコンテンツを実行中にロボット1が転倒した場合や、シナリオのコンテンツを実行中にユーザがいなくなってしまったためにそのコンテンツを途中で終えた場合などには失敗回数情報の数値が「1」だけ増加されることとなる。
さらにコンテンツマネージャ81は、評価累積情報については、ロボット側コンテンツ管理表86へのそのコンテンツの登録時に初期値として「5」を登録する一方、この後そのコンテンツをロボット1が実行したときのユーザの反応に応じてこの数値を0〜10の範囲で変化させる。具体的に、コンテンツマネージャ81は、コンテンツの実行時又は実行後においてユーザがそのコンテンツを好きであることを意味する予め定められた反応をした場合(例えばユーザがロボット1の右肩のタッチセンサ22(図2)を押圧操作した場合)には、かかる評価累積情報の数値を例えば「1」ずつ増加させ、これに対して嫌いであることを意味する予め定められた反応をした場合(例えばユーザがロボット1の左肩のタッチセンサ22を押圧操作した場合)には、かかる評価累積情報の数値を減少させる。
そしてコンテンツマネージャ81は、このようにロボット側コンテンツ管理表86を用いてロボット側コンテンツデータベース85に格納された各コンテンツの管理情報(種類、グループ、関連コンテンツ、リンク、実行回数情報、失敗回数情報及び評価累積情報等)に基づいて、新たなコンテンツのダウンロード要求がユーザから与えられた場合であって、フラッシュROM35に十分な記憶容量がない場合におけるロボット側コンテンツデータベース85からの他のコンテンツの削除処理を、このロボット側コンテンツ管理表86を用いて図10に示すダウンロード処理手順RT1に従って行うようになされている。
実際上、このロボット1の場合、行動制御部47(図4)は、ユーザから「新しいダンスはない?」といった、新規コンテンツのダウンロード要求が与えられたことを短期記憶部45(図4)に記憶保持された聴覚認識機能部42(図4)の音声認識結果に基づいて認識すると、これをコンテンツマネージャ81に通知する。
コンテンツマネージャ81は、かかる通知が与えられるとこのコンテンツデータダウンロード処理手順RT1をステップSP0において開始し、続くステップSP1においてネットワーク53(図5)を介してコンテンツサーバ60(図5)のサーバマネージャ80に対して新規コンテンツリスト84の転送要求を発行する。
そしてコンテンツマネージャ81は、この結果としてコンテンツサーバ60のサーバマネージャ80から新規コンテンツリスト84のデータが送信されるとステップSP1に進み、この新規コンテンツリスト84に基づいて、該当する新規コンテンツが存在するか否かを判断する。
そしてコンテンツマネージャ81は、このステップSP2において否定結果を得ると、ステップSP3に進んでその旨を行動制御部47に通知する。かくしてこのとき行動制御部47の制御のもとに、ロボット1から「新しいダンスはないよ」などの新規コンテンツがない旨の音声が出力されることとなる。
これに対してコンテンツマネージャ81は、ステップSP2において肯定結果を得ると、ステップSP4に進んでその旨を行動制御部47に通知する。かくしてこのとき行動制御部47の制御のもとに、ロボット1から「ハードダンスがあるよ」、「ソフトダンスが4つあるよ」、「3つのハードダンスと2つのソフトダンスがあるよ」などの新規コンテンツがある旨の音声が出力される。
そしてコンテンツマネージャ81は、この後ステップSP5に進んでユーザがダウンロード対象の新規コンテンツを指定するのを待ち受ける。そして、この後ユーザが「2番目のハードダンスをダウンロードして」などのように音声によりダウンロード対象の新規コンテンツを指定すると、これに応じた通知が行動制御部47からコンテンツマネージャ81に与えられる。
かくしてコンテンツマネージャ81は、この通知を受け取ると、ステップSP6に進んで、その指定された新規コンテンツをダウンロードするのに十分な空きがフラッシュROM35に存在するか否かを判断する。
そしてコンテンツマネージャ81は、このステップSP6において肯定結果を得るとステップSP10に進んで、ネットワーク53を介してコンテンツサーバ60のサーバマネージャ80(図7)に対してユーザにより指定されたコンテンツのデータの転送要求を送信する。
かくしてこのときサーバマネージャ80は、指定されたコンテンツのデータをネットワーク53を介してロボット1のコンテンツマネージャ81に転送する一方、これと併せてサーバ側コンテンツ管理表83において記憶しているそのコンテンツのID(ID)及び種類(type)等の各種管理情報をネットワーク53を介してロボット1のコンテンツマネージャ81に送信する。
一方、コンテンツマネージャ81は、サーバマネージャ80からコンテンツデータ及びそのコンテンツの管理情報が転送されてくると、このコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85に格納すると共に、この管理情報とこれ以外の必要な管理情報とをロボット側コンテンツ管理表86に書き込むようにして、そのコンテンツをロボット側コンテンツ管理表86に登録する。
これに対してコンテンツマネージャ81は、ステップSP6において否定結果を得ると、ステップSP7に進んでロボット側コンテンツデータベース85に登録されたコンテンツの中から削除候補のコンテンツを図11に示す削除候補選択処理手順RT2に従って選択する。
すなわちコンテンツマネージャ81は、コンテンツデータダウンロード処理手順RT1のステップSP7に進むと、この削除候補選択処理手順RT2をステップSP20において開始し、続くステップSP21において、予めROM34(図3)に格納された例えば図12に示すような採点表87を読み出す。
ここでこの採点表87は、現在ロボット側コンテンツデータベース85(フラッシュROM35)に格納されている各コンテンツがそれぞれ当該ロボット側コンテンツデータベース85から削除するための条件をどの程度満たしているかを判断する際の各種条件と、その条件を満たす場合の得点とを規定したものであり、コンテンツの「種類」や「グループ」、「関連コンテンツ」等の各管理情報にそれぞれ対応させて点数が規定されている。
例えば図12の例では、判断対象のコンテンツとダウンロード対象のコンテンツの種類が一致する場合には「1」、グループが一致する場合には「2」、判断対象のコンテンツが関連コンテンツを有する場合には「1」、当該コンテンツのデータサイズが1000以上の場合には「1」、当該コンテンツが使用可能期限や使用可能回数等の使用許可条件を過ぎている場合には「100」、当該コンテンツをダウンロードしてから100日以上経過している場合には「1」、当該コンテンツを1回も実行していないときには「0」、当該コンテンツの失敗率(実行しようとした回数に対する失敗した回数の百分率)が50〔%〕以上のときには「2」、ユーザ評価の累積値が2以下の場合には「2」がそれぞれその条件を満たす場合の得点として規定されている。
そしてコンテンツマネージャ81は、この採点表87をROM34から読み出すと、この後ステップSP22に進んで、この採点表87とフラッシュROM35に格納されたロボット側コンテンツ管理表86とに基づいて、例えば図13のように全てのコンテンツについて採点し、各コンテンツについてそれぞれその合計点(「SUM」)を算出する。
この後コンテンツマネージャ81は、ステップSP23に進んで、ステップSP22において計算した各コンテンツの合計点に基づいて、最大合計点を取得したコンテンツが複数あるか否かを判断する。そしてコンテンツマネージャ81は、このステップSP23において否定結果を得るとステップSP25に進んでこの削除候補選択処理手順RT2を終了し、これに対して肯定結果を得るとステップSP24に進んで最大合計点を取得したコンテンツの中から1つのコンテンツを削除候補のコンテンツとしてランダムに選択した後、ステップSP25に進んでこの削除候補選択処理手順RT2を終了する。
従って、図13の例について説明すれば、現在ロボット1には「3」、「4」、「7」、「9」のIDが付与されたコンテンツが登録されており、かかる採点の結果、IDが「7」のコンテンツ及びIDが「9」のコンテンツが共に最大合計点である「5」を獲得したため、コンテンツマネージャは、これらIDが「7」のコンテンツ及びIDが「9」のコンテンツのうちのいずれか一方を削除候補としてランダムに選択することとなる。
そしてコンテンツマネージャ81は、このように1つのコンテンツを削除候補として選択し終えると、コンテンツデータダウンロード処理手順RT1に戻ってこの後ステップSP8に進み、かかる削除候補選択処理手順RT2のステップSP24において選択したコンテンツのコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85(フラッシュROM35)から削除する削除処理を実行する。
さらにコンテンツマネージャ81は、この後ステップSP9に進んで、現在のフラッシュROM35の記憶容量の残量がステップSP5においてユーザに指定されたコンテンツのデータ量よりも大きいか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP7に戻って、この後ステップSP9において肯定結果を得るまでステップSP7〜SP9−SP7のループを繰り返す。
これに対してコンテンツマネージャ81は、このステップSP9において肯定結果を得ると、ステップSP10に進んで、ステップSP5においてユーザにより選択されたコンテンツのコンテンツデータのダウンロード処理を実行する。
具体的にコンテンツマネージャ81は、コンテンツサーバ60側のサーバマネージャ80に対してかかるコンテンツデータの転送要求を送信し、この結果としてコンテンツサーバ60から送信されてきたそのコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85(フラッシュROM35)に登録する。またコンテンツマネージャ81は、このコンテンツデータと共に送信される当該コンテンツの管理情報やダウンロード日時等の必要な情報をコンテンツ管理表に書き込む。
そしてコンテンツマネージャ81は、かかるダウンロード処理を終了すると、ステップSP11に進んでこのコンテンツデータダウンロード処理手順RT2を終了する。
(3)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、ロボット1のコンテンツマネージャ81は、ロボット側コンテンツデータベース85に格納した全てのコンテンツについて、その種類やグループ、関連コンテンツ、サイズ、実行回数、失敗回数及び評価累積等の管理情報をロボット側コンテンツ管理表86に登録し、その後コンテンツデータを削除する必要が生じたときにこのロボット側コンテンツ管理表86に基づいて不要なコンテンツを選択し、そのコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85から削除する。
従って、このロボット1では、コンテンツ管理表86に基づいて、コンテンツの類似性や代替性、コンテンツ間の依存関係、利用状況、ユーザからの評価等を総合的に判断しながら不要なコンテンツを選択し、そのコンテンツデータを削除することができるため、必要なコンテンツデータを削除するおそれがなく、またロボットの挙動のスピード低下やコンテンツを実行し得なくなるというおそれを未然かつ有効に防止することができる。
以上の構成によれば、ロボット側コンテンツデータベース85に格納した全てのコンテンツについて、その種類やグループ、関連コンテンツ、サイズ、実行回数、失敗回数及び評価累積等の管理情報をロボット側コンテンツ管理表86に登録し、その後コンテンツデータを削除する必要が生じたときにこのロボット側コンテンツ管理表86に基づいて不要なコンテンツを選択し、そのコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85から削除するようにしたことにより、コンテンツの類似性や代替性、コンテンツ間の依存関係、利用状況、ユーザからの評価等を総合的に判断しながら不要なコンテンツを選択し、そのコンテンツデータを削除することができ、かくして効率良く不要なコンテンツのデータを削除し得るロボットを実現できる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1〜図4のように構成されたヒューマノイド型のエンターテインメント用のロボット1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成のロボット装置及びロボット装置以外のコンテンツデータをダウンロードし得るようになされた機器において当該コンテンツを管理するコンテンツ管理装置に広く適用することができる。
この場合において、上述の実施の形態においては、コンテンツ管理装置の管理対象であるコンテンツがロボットの動作や一連の行動を規定したものである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音楽データ等の所定の情報単位であっても同様に適用することができる。
また上述の実施の形態においては、コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツごとの管理情報を記憶する管理情報記憶手段とをフラッシュROM35により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ハードディスクなどのディスク状記録媒体等、この他種々の記憶手段を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、ロボット側コンテンツデータベース85(フラッシュROM35)に格納されたロボット側コンテンツ管理表86に格納された各種管理情報に基づいて、必要時に削除すべきコンテンツを選択する選択手段と、当該選択手段の選択結果に従って対応するコンテンツのコンテンツデータをロボット側コンテンツデータベース85(フラッシュROM35)から削除する削除手段とを同じ1つのコンテンツマネージャ81で併用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら選択手段及び削除手段を別個のオブジェクトとして構成するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、コンテンツマネージャ81が管理情報としてコンテンツID情報、種類情報、グループ情報、関連コンテンツ情報、データサイズ情報、使用制限情報、リンク情報、ダウンロード日時情報、実行回数情報、失敗回数情報及び評価累積情報をロボット側コンテンツ管理表86に登録するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの情報に加え又は代えて他の情報を管理情報としてロボット側コンテンツ管理表86に登録し、これら管理情報に基づいて各コンテンツを管理するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、コンテンツの内容の類似性を判断するための類似性情報として、そのコンテンツの「種類情報」と、「種類」のサブカテゴリとしての「グループ情報」とを採用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、コンテンツの類似性を判断できるような情報を管理情報に含ませるのであれば、その内容としては「種類情報」及び「グループ情報」に加えて又は代えて他の情報を採用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、コンテンツを実行した結果得られた実行結果情報として「失敗回数情報」及び「評価累積情報」の2つを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実行結果情報としてこれらの情報に加え又は代えて他の情報をも適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ロボット側コンテンツ管理表86に基づいて不要なコンテンツのコンテンツデータを削除するタイミングが新規コンテンツのコンテンツデータをダウンロードする際である場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば使用制限のあるコンテンツであって、その許可条件が終了したコンテンツについては、その許可条件が終了したタイミングや、ロボット1の電源が投入されたタイミングなどの所定のタイミングでそのコンテンツのコンテンツデータを削除するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ロボット1が実行したコンテンツに対するユーザの反応がユーザ及びロボット1間において予め定められている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、通常の人間同士のコミュニケーション時における場合と同様に、例えばコンテンツを実行中又は実行後のユーザの表情や発言内容等に基づいてロボット1が一方的に判断するようにしても良い。
本発明は、エンターテインメントロボットのほか、種々の構成及び用途のロボット装置や、ロボット装置以外のコンテンツデータをダウンロードし得るようになされた種々の機器に広く適用することができる。
本実施の形態によるロボットのハードウェア構成を示す斜視図である。 本実施の形態によるロボットのハードウェア構成を示すブロック図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 ロボットのソフトウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態によるコンテンツデータダウンロードシステムの全体構成を示す略線図である。 コンテンツサーバの簡略構成を示すブロック図である。 コンテンツデータダウンロードシステムにおけるコンテンツデータのダウンロードに関するソフトウェア構成を示すブロック図である。 サーバ側コンテンツ管理表を示す図表である。 ロボット側コンテンツ管理表を示す図表である。 コンテンツデータダウンロード処理手順を示すフローチャートである。 削除候補選択処理手順を示すフローチャートである。 採点表の一例を示す図表である。 採点結果の一例を示す図表である。
符号の説明
1……ロボット、31……CPU、40……行動制御システム、47……行動制御部、50……コンテンツデータダウンロードシステム、53……ネットワーク、80……サーバマネージャ、81……コンテンツマネージャ、82……サーバ側コンテンツデータベース、83……サーバ側コンテンツ管理表、84……新規コンテンツリスト、85……ロボット側コンテンツデータベース、86……ロボット側コンテンツ管理表、RT1……コンテンツデータダウンロードシステム、RT2……削除候補選択処理手順。

Claims (24)

  1. 所定の情報単位でなるコンテンツを管理するコンテンツ管理装置において、
    各上記コンテンツのデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された上記コンテンツごとの所定の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    必要時、上記管理情報に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する選択手段と、
    上記選択手段の選択結果に従って対応する上記コンテンツの上記データを上記コンテンツ記憶手段から削除する削除手段と
    を具えることを特徴とするコンテンツ管理装置。
  2. 上記管理情報は、
    当該コンテンツに使用制限がある場合の当該使用制限に関する使用制限情報と、当該コンテンツの内容の類似性を判断するための類似性情報と、当該コンテンツの依存関係を表す依存関係情報と、当該コンテンツのデータ量を表すデータ量情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  3. 上記管理情報は、
    当該コンテンツを実行した結果得られた実行結果情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  4. 上記実行結果情報は、
    当該コンテンツに対する上記ユーザの評価を表す評価情報と、当該コンテンツを実行した際の成否を表す成否情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ管理装置。
  5. 上記管理情報は、
    当該コンテンツをダウンロードした時間を表すダウンロード時間情報と、当該コンテンツの使用回数を表す使用回数情報とのうちの少なくともいずれか一方を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  6. 各種上記管理情報にそれぞれ対応させて点数が規定された採点表を記憶する採点表記憶手段を具え、
    上記判定手段は、
    上記採点表記憶手段に記憶された上記採点表に基づいて上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された各上記コンテンツを採点し、当該採点結果に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  7. 所定の情報単位でなるコンテンツを管理するコンテンツ管理方法において、
    各上記コンテンツのデータ及び上記コンテンツごとの所定の管理情報を記憶する第1のステップと、
    必要時、上記管理情報に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する第2のステップと、
    選択結果に従って対応する上記コンテンツの上記データを削除する第3のステップと
    を具えることを特徴とするコンテンツ管理方法。
  8. 上記管理情報は、
    当該コンテンツに使用制限がある場合の当該使用制限に関する使用制限情報と、当該コンテンツの内容の類似性を判断するための類似性情報と、当該コンテンツの依存関係を表す依存関係情報と、当該コンテンツのデータ量を表すデータ量情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。
  9. 上記管理情報は、
    当該コンテンツを実行した結果得られた実行結果情報を含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。
  10. 上記実行結果情報は、
    当該コンテンツに対する上記ユーザの評価を表す評価情報と、当該コンテンツを実行した際の成否を表す成否情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ管理方法。
  11. 上記管理情報は、
    当該コンテンツをダウンロードした時間を表すダウンロード時間情報と、当該コンテンツの使用回数を表す使用回数情報とのうちの少なくともいずれか一方を含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。
  12. 上記第1のステップでは、
    各種上記管理情報にそれぞれ対応させて点数が規定された採点表を記憶し、
    上記第2のステップでは、
    上記採点表記憶手段に記憶された上記採点表に基づいて上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された各上記コンテンツを採点し、当該採点結果に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。
  13. 動作又は行動の内容を規定したコンテンツのデータを外部からダウンロードし得るようになされたロボット装置において、
    各上記コンテンツのデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された上記コンテンツごとの管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    必要時、上記管理情報に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する選択手段と、
    上記選択手段の選択結果に従って対応する上記コンテンツの上記データを上記コンテンツ記憶手段から削除する削除手段と
    を具えることを特徴とするロボット装置。
  14. 上記管理情報は、
    当該コンテンツに使用制限がある場合の当該使用制限に関する使用制限情報と、当該コンテンツの内容の類似性を判断するための類似性情報と、当該コンテンツの依存関係を表す依存関係情報と、当該コンテンツのデータ量を表すデータ量情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項13に記載のロボット装置。
  15. 上記管理情報は、
    当該コンテンツを実行した結果得られた実行結果情報を含む
    ことを特徴とする請求項13に記載のロボット装置。
  16. 上記実行結果情報は、
    当該コンテンツに対する上記ユーザの評価を表す評価情報と、当該コンテンツを実行した際の成否を表す成否情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項15に記載のロボット装置。
  17. 上記管理情報は、
    当該コンテンツをダウンロードした時間を表すダウンロード時間情報と、当該コンテンツの使用回数を表す使用回数情報とのうちの少なくともいずれか一方を含む
    ことを特徴とする請求項13に記載のロボット装置。
  18. 各種上記管理情報にそれぞれ対応させて点数が規定された採点表を記憶する採点表記憶手段を具え、
    上記判定手段は、
    上記採点表記憶手段に記憶された上記採点表に基づいて上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された各上記コンテンツを採点し、当該採点結果に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項13に記載のロボット装置。
  19. 動作又は行動の内容を規定したコンテンツのデータを外部からダウンロードし得るようになされたロボット装置の制御方法において、
    各上記コンテンツのデータ及び上記コンテンツごとの管理情報を記憶する第1のステップと、
    必要時、上記管理情報に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する第2のステップと、
    選択結果に従って対応する上記コンテンツの上記データを削除する第3のステップと
    を具えることを特徴とするロボット装置の制御方法。
  20. 上記管理情報は、
    当該コンテンツに使用制限がある場合の当該使用制限に関する使用制限情報と、当該コンテンツの内容の類似性を判断するための類似性情報と、当該コンテンツの依存関係を表す依存関係情報と、当該コンテンツのデータ量を表すデータ量情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項19に記載のロボット装置の制御方法。
  21. 上記管理情報は、
    当該コンテンツを実行した結果得られた実行結果情報を含む
    ことを特徴とする請求項19に記載のロボット装置の制御方法。
  22. 上記実行結果情報は、
    当該コンテンツに対する上記ユーザの評価を表す評価情報と、当該コンテンツを実行した際の成否を表す成否情報とのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項21に記載のロボット装置の制御方法。
  23. 上記管理情報は、
    当該コンテンツをダウンロードした時間を表すダウンロード時間情報と、当該コンテンツの使用回数を表す使用回数情報とのうちの少なくともいずれか一方を含む
    ことを特徴とする請求項19に記載のロボット装置の制御方法。
  24. 上記第1のステップでは、
    各種上記管理情報にそれぞれ対応させて点数が規定された採点表を記憶し、
    上記第2のステップでは、
    上記採点表記憶手段に記憶された上記採点表に基づいて上記コンテンツ記憶手段に上記データが記憶された各上記コンテンツを採点し、当該採点結果に基づいて削除すべき上記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項19に記載のロボット装置の制御方法。
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