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JP2005191036A - 発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路 - Google Patents

発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路 Download PDF

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JP2005191036A JP2003426841A JP2003426841A JP2005191036A JP 2005191036 A JP2005191036 A JP 2005191036A JP 2003426841 A JP2003426841 A JP 2003426841A JP 2003426841 A JP2003426841 A JP 2003426841A JP 2005191036 A JP2005191036 A JP 2005191036A
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学 大久保
Masayuki Ozasa
正之 小笹
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Abstract

【課題】出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することができる発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路を提供する。
【解決手段】基準電流を生成する第一のNMOSカレントミラー回路と、電流を出力する第二のPMOSカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のNMOSトランジスタとスイッチ用の第六のPMOSトランジスタと、ブースト電流量をコントロールする第七のNMOSトランジスタとスイッチ用の第八のNMOSトランジスタと、ブースト時に第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする第九のNMOSトランジスタとスイッチ用の第十のNMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レーザーダイオード等の発光素子の電流駆動を必要とする機器に使用する発光素子駆動回路に関するものである。
本発明は、デジタルアナログ変換器に関するものである。
本発明は、電流駆動を必要とする機器に使用する電流駆動回路に関するものである。
近年、レーザーダイオード等の発光素子を駆動して光ディスク等の記憶媒体に情報を書き込むことが行われている。この情報の書き込みを高速に行うためには、発光素子の駆動パルスを高速にする必要がある。
従来、レーザーダイオード等の発光素子の電流駆動を必要とする機器に使用する発光素子駆動回路については特許文献1に開示されている。図8は従来の発光素子駆動回路の回路図である。図8において、VREFは基準電圧源、M4、M5はカレントミラー型の電流出力回路、M1はVREFに応じて基準電流を生成する回路、M2、M3はワンショット回路の出力を受けて出力電流の立ち上がりを改善する回路、SW1はスイッチである。電流を出力するときには、SW1をオンにして、M1、VREFによって生成された基準電流をM4、M5で構成されるカレントミラー型の出力回路に接続する。さらにM2、M3、ワンショット回路により、出力電流の立ち上がりを改善する。電流をオフするときには、SW1をオフにしてM5のゲート電位を、M4を用いて電源よりM4の閾値電圧分低い電圧にする。
また、デジタルアナログ変換器については特許文献2に開示されている。図9は従来のデジタルアナログ変換器の回路図である。図9において、IREFは基準電流源、M1、M2はIREFの電流をミラーするカレントミラー回路、M4、M5はカレントミラー型の電流出力回路である。SW1はM5をオフするためのスイッチである。電流を出力する際にはSW1をオフにし、電流を切断するときにはSW1をオンにしてM5をオフにする。
特開2003−188465号公報(第11頁、図6) 特開平11−251912号公報(第1頁、図1)
従来、光ディスク等の記録媒体にレーザーダイオード等の発光素子を用いて記録することが行われている。近年、この光ディスク等の記録媒体に市場の要求から高速に記録することが求められ、レーザーダイオード等の発光素子を高速に電流駆動する必要が出て来た。しかしながらこれまで、レーザーダイオード等の発光素子を電流駆動する場合に、高速な立ち上がり時間、立下り時間で動作させることが課題であった。
また従来、光ディスク等の記録媒体に最適に記録するためにレーザーダイオードの発光量を発光素子への駆動電流量によって最適にする必要があった。すなわちレーザーダイオード等の発光素子への駆動電流は一定ではなく、記録媒体の種類、記録手法、また発行素子の特性などによって、それぞれの要因に応じた最適な電流量で駆動する必要があった。そして、これまで出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することも課題であった。
例えば、特開2003−188465号公報に開示されている回路の場合、電流を出力するときには、SW1をオンにして、M1、VREFによって生成された基準電流をM4、M5で構成されるカレントミラー型の出力回路に接続する。さらにM2、M3、ワンショット回路により、出力電流の立ち上がりを改善する。しかし、出力電流をオフするときには、SW1をオフにして、ダイオード接続されたM4のみを用いてM5のゲート電位を上げてオフにしているので高速な立下りは期待できない。さらに、M5のゲート電位はダイオード接続されたM4を用いているために電源よりM4の閾値電圧分低い電圧になるので、M5は完全にオフにならずにリーク電流が流れる。
例えば、特開平11−251912号公報に開示されている回路の場合、電流を遮断するときにはSW1をオンにしてM5をオフにするために高速な立下りを得ることができるが、M2が動作状態にあるために、M5のゲート電位が完全に電源電圧にならないためにM5を完全にオフできずにリーク電流が流れる。また、電流を出力するときには、M1、M2のカレントミラー回路だけで、電流出力回路であるM4、M5のカレントミラー回路を駆動する。ここで、基準電流源IREFで電流駆動回路を駆動することになるので、電流駆動回路の入力付加容量に対してIREFの値が小さいときには出力電流の高速な立ち上がりを期待することはできない。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することのできる発光素子駆動回路を提供することを目的とする。
また本発明によって高速なデジタルアナログ変換器を提供することもできる。
さらに本発明によって高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供することもできる。
この目的を達成するために本発明の発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路においては、出力電流の基準電流を生成する電流源と、出力電流に見合った量のブースト電流量を制御するブースト電流コントロール回路と、電流を出力する電流出力回路とを備えたものである。
電流源によって基準電流を生成し、基準電流に一致もしくは比例した電流を電流出力回路で出力する。そのとき基準電流をブースト電流コントロール回路でモニターし、電流出力回路を制御することによって出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することができる。
以下に本発明の具体的な解決手段を示す。
電流源は2つの並列ラインを有する第一のカレントミラー回路の一方に基準電流を決める基準電流源を接続し、他方を電流出力回路に接続する。この第一のカレントミラー回路を構成する第一のMOSトランジスタのドレインとゲートには前記の基準電流源を接続し、第二のMOSトランジスタのソースには出力電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタを有する。電流出力回路は2つの並列ラインを有する第二のカレントミラー回路であり、一方を発光素子に接続し、他方を前記の電流源の第一のカレントミラー回路に接続する。この第二のカレントミラー回路を構成する第四のMOSトランジスタのドレインとゲートには前記第一のカレントミラー回路を接続し、また発光素子に接続する第五のMOSトランジスタのゲートと電源間に出力電流をオフするときに使用するスイッチ用の第六のMOSトランジスタを有する。すなわち、電流源によって基準電流を生成し、基準電流に一致もしくは比例した電流を電流出力回路で出力する。そのとき基準電流をブースト電流コントロール回路でモニターし、電流出力回路を制御することによって出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することができる。
ブースト電流コントロール回路の実現方法のひとつとしては、先の2つの並列ラインを有する第一のカレントミラー回路の基準電流源が接続されたラインを第七のMOSトランジスタのゲートに接続し、基準電流に一致もしくは比例したブースト電流が流れるようにした第三のカレントミラー回路構成をとり、スイッチ用の第八のMOSトランジスタを用いて電流出力時の立ち上がり、立下り時のみに作用するようにする。
また、高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するために前記第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする必要がある。そのときに出力電流のオーバーシュート、アンダーシュートを抑えて、出力電流の線形性を保つ必要がある。そのために前記第二のカレントミラー回路の第四のMOSトランジスタと第五のMOSトランジスタがオン状態になる閾値電圧に高速になるように電流を注入する第九のMOSトランジスタ、第十のMOSトランジスタを使用する。第九のMOSトランジスタのゲートは前記第二のカレントミラー回路の入力付加容量に応じてバイアス電圧を与える。第十のMOSトランジスタはスイッチとして使用し出力電流の立ち上がり、立下り時のみにオンさせることによって、第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にし、出力電流の高速な立ち上がり時間、立下がり時間を達成する。
以上のように本発明は、基準電流を生成する電流源と、ブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する電流出力回路を備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以上のように本発明は、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流源の出力をモニターしブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタとスイッチ用の第六のMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以上のように本発明は、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタとスイッチ用の第六のMOSトランジスタと、ブースト電流量をコントロールする第七のMOSトランジスタとスイッチ用の第八のMOSトランジスタと、ブースト時に第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする第九のMOSトランジスタとスイッチ用の第十のトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以上のように本発明は、発行素子を電流駆動する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以上のように本発明は、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以上のように本発明は、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項1に記載の発明は、発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する電流源と、ブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する電流出力回路を備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流源の出力をモニターしブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタと第六のMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項3に記載の発明は、発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタとスイッチ用の第六のMOSトランジスタと、ブースト電流量をコントロールする第三のカレントミラー回路構成をとった第七のMOSトランジスタとスイッチ用の第八のMOSトランジスタと、ブースト時に第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする第九のMOSトランジスタとスイッチ用の第十のトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項2に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項3に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は第1の実施の形態における発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路の基本構成を示すものである。図1において、1は出力電流の基準電流を生成する電流源、2は出力電流に見合った量のブースト電流量を制御するブースト電流コントロール回路、3は電流を出力する電流出力回路である。電流源で基準電流を生成し、基準電流に一致もしくは比例した電流を電流出力回路で出力する。そのとき、ブースト電流コントロール回路で電流源をモニターして電流出力回路をコントロールし、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成することができる優れた発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路を実現できるものである。
図2は、第2の実施の形態における発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路の基本構成を示すものである。図2において、基準電流を生成する第一のNMOSカレントミラー回路6と、電流源の出力をモニターしブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路2と、電流を出力する第二のPMOSカレントミラー回路7と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のNMOSトランジスタとスイッチ用の第六のPMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
図3は、前記図2の第一のカレントミラー回路6をNMOSで、第二のカレントミラー回路7をPMOSで、第三のMOSトランジスタをPMOSで、第六のMOSトランジスタをNMOSで構成したものである。
図4は、図2の回路の動作を示したものである。Φ1はGND、VDDの電圧レベルで高速にスイッチする入力信号である。Φ1がVDDからGNDに遷移するとき、M3はオフ、M6はオンとなり、M5のゲートはM6より高速に充電されVDD電位レベルになり、M5は高速にオフになる。Φ1がGNDからVDDに遷移するとき、M6はオフにM3はオンになる。そのとき、第一のカレントミラー回路によって第二のカレントミラー回路が駆動されるが、基準電流が第二のカレントミラー回路の入力付加容量に比べて小さいときは高速な立ち上がりを得ることができない。そこで、ブースト電流コントロール回路によって基準電流をモニターして、M5のゲートにブースト電流を注入することによって、出力電流の立ち上がりを高速にする。実際には、出力電流の波形は、図4中のIOUT1からIOUT2になる。
図5は、第3の実施の形態における発光素子駆動回路、デジタルアナログ変換器及び電流駆動回路の基本構成を示すものである。図5において、基準電流を生成する第一のNMOSカレントミラー回路6と、電流を出力する第二のPMOSカレントミラー回路7と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のNMOSトランジスタとスイッチ用の第六のPMOSトランジスタと、ブースト電流量をコントロールする第七のNMOSトランジスタとスイッチ用の第八のNMOSトランジスタと、ブースト時に第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする第九のNMOSトランジスタとスイッチ用の第十のNMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
図6は、前記図5の第一のカレントミラー回路6をPMOSで、第二のカレントミラー回路7をNMOSで、スイッチ用の第三のMOSトランジスタをPMOSで、スイッチ用の第六のMOSトランジスタをNMOSで、ブースト電流量をコントロールする第七及び第八のトランジスタをPMOSで、ブースト時に第二のカレントミラー回路7を高速にオフ状態からオン状態にする第九、第十のMOSトランジスタをPMOSで構成したものである。
図7は、図5の回路の動作を示したものである。Φ1、Φ2、Φ3はGND、VDDの電圧レベルで高速にスイッチする入力信号である。また、Φ1、Φ2、Φ3の立ち上がりは同期している。Φ1がVDDからGNDに遷移するとき、M3はオフ、M6はオンとなり、M5のゲートはM6より高速に充電されVDDとなり、M5は高速にオフになる。Φ1がGNDからVDDに遷移するとき、M6はオフにM3はオンになる。そのとき、第一のカレントミラー回路6によって第二のカレントミラー回路7が駆動されるが、基準電流が第二のカレントミラー回路7の入力付加容量に比べて小さいときはM5のゲート電位はV1のようになり高速な立ち上がりを得ることができず、出力電流波形はIOUT1のようになる。そこで、基準電流源が接続されたラインをM7のNMOSトランジスタのゲートに接続し、基準電流に一致もしくは比例したブースト電流が流れるようにした第三のカレントミラー回路8構成をとり、M8のNMOSトランジスタを用いてΦ2によって電流出力時の立ち上がり時にブースト電流を第二のカレントミラー回路7に注入する。さらにそのときに出力電流のオーバーシュート、アンダーシュートを抑えて出力電流の線形性を保つ必要がある。そのために前記第二のカレントミラー回路7のM4のPMOSトランジスタとM5のPMOSトランジスタがオン状態になる閾値電圧に高速になるように電流を注入するM9のNMOSトランジスタ、M10のNMOSトランジスタを使用する。M9のNMOSトランジスタのゲートは前記第二のカレントミラー回路7の入力付加容量に応じてバイアスする。M10のNMOSトランジスタはスイッチとして使用し、Φ3のパルス幅によって所望の電流量を第二のカレントミラー回路7に注入することによってM5のゲート電位はV2のようになり、出力電流波形はIOUT2のようになる。
本発明は、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有し、電流駆動回路等として極めて有用である。
本発明の第1の実施形態における電流駆動の回路図 本発明の第2の実施形態における電流駆動の回路図 本発明の第2の実施形態における電流駆動の回路図 本発明の第2の実施形態における電流駆動の回路の動作説明を示す図 本発明の第3の実施形態における電流駆動の回路図 本発明の第3の実施形態における電流駆動の回路図 本発明の第3の実施形態における電流駆動の回路の動作説明を示す図 従来の発光素子駆動回路の回路図 従来のデジタルアナログ変換器の回路図
符号の説明
1 電流源
2 ブースト電流コントロール回路
3 電流出力回路
4 発光素子
6 第一のカレントミラー回路
7 第二のカレントミラー回路
8 第三のカレントミラー回路
IOUT 出力電流
IREF 基準電流源
M1〜M10 MOSトランジスタ
SW1 スイッチ
VBIAS バイアス電圧
VDD,GND 電源電位
VREF 基準電圧源
Φ1,Φ2,Φ3 入力信号

Claims (9)

  1. 発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する電流源と、ブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する電流出力回路を備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  2. 発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流源の出力をモニターしブースト電流量をコントロールするブースト電流コントロール回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタと第六のMOSトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  3. 発光素子駆動回路を構成する場合に、基準電流を生成する第一のカレントミラー回路と、電流を出力する第二のカレントミラー回路と、電流をオフするときに使用するスイッチ用の第三のMOSトランジスタとスイッチ用の第六のMOSトランジスタと、ブースト電流量をコントロールする第三のカレントミラー回路構成をとった第七のMOSトランジスタとスイッチ用の第八のMOSトランジスタと、ブースト時に第二のカレントミラー回路を高速にオフ状態からオン状態にする第九のMOSトランジスタとスイッチ用の第十のトランジスタを備え、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  4. 請求項1に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  5. 請求項2に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  6. 請求項3に記載の発明を備え、デジタルアナログ変換器を構成する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  7. 請求項1に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  8. 請求項2に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
  9. 請求項3に記載の発明を備え、高速な電流駆動を必要とする機器に電流駆動回路を提供する場合に、出力電流の線形性を保ちながら高速な立ち上がり時間、立下り時間を達成するという作用を有する。
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