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JP2005189658A - 発光演出システム及び発光演出装置 - Google Patents

発光演出システム及び発光演出装置 Download PDF

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JP2005189658A JP2003433006A JP2003433006A JP2005189658A JP 2005189658 A JP2005189658 A JP 2005189658A JP 2003433006 A JP2003433006 A JP 2003433006A JP 2003433006 A JP2003433006 A JP 2003433006A JP 2005189658 A JP2005189658 A JP 2005189658A
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Abstract

【課題】 本発明は、カラオケボックスやカラオケルーム等における視覚へのさらなる演出を実行するための発光演出システム及び発光演出装置を提供することを課題とする。また、本発明は、カラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させ得る演出を行う発光演出システム及び発光演出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の発光演出システム1は、楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信するリモートコントローラ2と、入力信号に基づき楽曲データを抽出し、その楽曲データを出力するカラオケ装置10と、カラオケ装置10から出力される楽曲に対応してストロボ30を発光させる発光演出装置40とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストロボ等の発光装置による演出技術に関するものである。
従来より、カラオケボックスやカラオケルームといったカラオケ装置を設置した複数の小部屋を有する施設が知られている。このような施設においては、カラオケを行おうとするカラオケ利用者は、各部屋でカラオケ装置を操作して所望の曲を歌うことになっている。大抵の場合、所望の曲の選択/決定、又は音量や音質の変更/決定はリモートコントロール装置(以下、リモコンと称す)を操作することにより行われる。
さらに、近年におけるカラオケボックスやカラオケルームには、利用者への演出効果を向上させるために、音に関する調整や選択を行うことができるカラオケ装置や、部屋内のムードを演出するための様々な発光装置(ライト、LED等)が設置されるようになった。
この発光装置として、部屋内の明かりの色を、ブルー、ピンク、黄色、赤色等の色に変化させるライトや、マイクロフォンから出力される音声に対応して発光するライト等を例示できる。
部屋内の明かりの色を変化させることにより、カラオケ利用者は様々なムードに浸って歌を歌うことができる。また、カラオケ利用者は、マイクロフォンから出力される自分の声に呼応するようにライトが発光することにより、歌を歌うという楽しみに伴い視覚への楽しみも得ることができ、カラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させることができる。
特開平7−289746号公報
そこで、本発明は、カラオケボックスやカラオケルーム等における視覚へのさらなる演出を実行するための発光演出システム及び発光演出装置を提供することを課題とする。
さらに、本発明は、カラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させ得る演出を行う発光演出システム及び発光演出装置を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために以下の手段を採用した。即ち、本発明は、楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信する操作手段と、入力信号に基づき楽曲データを抽出し、当該楽曲データを出力する楽曲出力装置と、楽曲出力装置から出力される楽曲の出力内容に対応して発光装置を発光させる発光演出手段とを備えた発光演出システムである。この発光演出手段は、操作手段から入力された楽曲コードを受信する受信部と、所定のデータベースから抽出された楽曲コードに対応する楽曲データを分析する分析手段と、分析手段による分析結果に基づいて発光装置を発光させるための発光信号を楽曲データに対応付ける信号生成手段とを有し、発光装置は発光信号に従って発光することを特徴とする。
本発明の演出装システムは、主に、カラオケルームやカラオケボックスに設置されてい
る、マイクロフォン接続が可能であるカラオケ装置を楽曲出力装置として好適に用いることができる。尚、楽曲出力装置は、楽曲コードに対応付けられた楽曲データを格納するデータベースを有している。このデータベースにアクセスすることにより楽曲データを出力する。
加えて、本発明に係る操作手段は、遠隔操作が可能な装置(通称リモコン)とすると好ましい。このリモコンは、楽曲毎に付された楽曲コードを英字、数字、専用バーコード等により入力できる仕様をなす。
また、本発明に係る発光装置としては、キセノンなどのガスを封入した放電管に高圧電流を通じてガスをイオン化させて強い閃光を得るストロボや、材料によって決まった波長の光を放射する発光ダイオード(LED)等を好適に用いる。
このように、本発明によれば、カラオケ利用者が楽曲を選択して出力された音楽にのせて歌を歌うとその歌の特性に合わせてストロボやLEDが発光するため、カラオケ利用者は自分がスターになったかのような気分を味わいながらカラオケを行うことができる。つまり、本発明の発光演出システムによれば、カラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させることができる。
また、本発明に係る信号生成手段は、楽曲データ中のドラム・バスの一定打音のデータ、スクラッチ音のデータ、ビート音のデータの少なくとも何れか一つのデータに発光信号を同期させることを特徴とする。ドラム・バス音,スクラッチ音,ビート音は、楽曲のジャンルによって異なる。そのため、これらの音に発光信号を同期させることによって、カラオケ利用者はジャンル毎に異なるパターンのフラッシュを浴びることができさらなる面白みを得ることができる。
また、本発明に係る分析手段は、MIDIデータの楽曲データを分析する。さらに、このときの信号生成手段は特定楽器音の制御信号に発光信号を同期させる。このような特徴により、発光装置は楽曲毎に異なる発光を行うことができる。つまり、特定楽器音の制御信号に発光信号を同期させることにより、フラッシュパターン(発光装置の発光パターン)を楽曲毎の特性に対応づけることができる。
さらに、本発明に係る分析手段は、アナログの楽曲データの波形を解析する波形解析手段を有している。そして、信号生成手段は、波形解析手段により解析されたアナログの楽曲データの波形特性に発光信号を対応付ける。アナログの楽曲データは時間の経過に伴い変化する波形の波形となり、この波形を解析したものに発光信号を対応付ける。このように、楽曲がアナログデータであっても発光信号を対応付けることができるので、データベースに格納された楽曲データに限ることなく、利用者が録音した楽曲をカラオケ装置から出力する場合にも適用することができる。
さらに、本発明に係る楽曲出力装置は、楽曲データを提供するサーバとネットワークを介して接続され、そのサーバから楽曲データをダウンロードする構成としてもよい。尚、サーバからダウンロードする楽曲データには、予め発光信号が対応付けられていると好ましい。
また、本発明に係る楽曲出力装置には音声を入力するマイクロフォン(以下、マイクと称す)が接続され、楽曲出力装置は、マイクから入力された音量を測定する測定手段を有し、その測定手段による測定結果に基づいて発光装置から出力する発光密度を変化させることを特徴とする。
例えば、このような構成をカラオケ装置に適用した場合、カラオケ利用者(歌を歌う者)がマイクを介して大きな声で歌えば多くのフラッシュが出力され、小さな声で歌えば少数のフラッシュが出力されることになる。このように、声量に伴いフラッシュの出力数が変化することにより、カラオケに対する面白みを向上させることができる。
また、本発明は、楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信する操作手段からの入力信号に基づき楽曲データを抽出し、その楽曲データを出力するカラオケ装置に接続され、そのカラオケ装置から出力される楽曲の出力内容に対応して発光装置を発光させる発光演出装置でもある。
本発明の発光演出装置は、操作手段から入力された楽曲コードを受信する受信部と、所定のデータベースから抽出された楽曲コードに対応する楽曲データを分析する分析手段と、分析手段による分析結果に基づいて発光装置を発光させるための発光信号を楽曲データに対応付ける信号生成手段とを有し、発光装置は発光信号に従って発光することを特徴とする。
このように、楽曲に合わせて発光装置を発光させる発光演出装置を単体で設けることにより、既存のカラオケ装置にも適用することができるため汎用性を高めることができる。
また、本発明の発光演出装置は、ストロボやLEDの発光装置だけではなく、画像や動画の撮影可能なカメラ機能(デジタルカメラ,ビデオカメラ,カメラ等)を有する装置を有してもよい。発光演出装置をインターネットに接続可能とすれば、撮影した画像や動画のデータをインターネットを介してアップロードし、個人の携帯電話やパソコンへ送信することもできる。この場合、撮影に関する制御を行うため、発光演出装置自体にCPUを設けると好ましい。
本発明によれば、カラオケボックスやカラオケルーム等における視覚へのさらなる演出を実行し、それに伴いカラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させ得る演出を行う発光演出システム、発光演出装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照し、本実施形態の発光演出システム及び発光演出装置について詳説する。本実施形態の発光演出システム及び発光演出装置は、カラオケルームやカラオケボックスに設置されたカラオケ装置に適用するものとして説明する。
<システム概要>
図1に、本実施形態の発光演出システム1のシステム概念図を示す。本実施形態の発光演出システム1は、楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信するリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)(操作手段)2と、入力信号に基づき楽曲データを抽出し、その楽曲データを出力するカラオケ装置(楽曲出力装置)10と、カラオケ装置10から出力される楽曲に対応してストロボ(発光装置)30を発光させる発光演出装置(発光演出手段)40とを備えている。
<システム構成>
図2に本実施形態の発光演出システム1を構成する各装置のハードウェア構成図を示す。
本実施形態のカラオケ装置10は、装置全体の動作を制御するための制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11を有する。CPU11には、歌詞や楽曲の演奏
に合わせて背景画を表示するための表示装置12と、リモコン2から送信されたリクエスト曲の楽曲コードを受信する赤外線受信部13と、楽曲の演奏に必要なデータや予約情報を保存しておくためのメモリ14と、楽曲の演奏に使用する演奏データ,歌詞,背景画のデータを記憶しておくための記憶装置15と、記憶装置に保存されたデータを使用して演奏を行うためのMIDI(Musical Instrument Digital Interface )音源を内蔵した楽音合成装置16と、楽曲データを発光演出装置40に送信する赤外線送信部17とを有している。
また、楽音合成装置16には音声信号アンプ18が接続され、アンプ18にはアンプ18の出力信号を音に変換して出力するためのスピーカ19とカラオケ利用者の音声(歌声)を入力するためのマイクロフォン(以下、マイクと称す)20が接続されている。
また、本実施形態のリモコン2は、動作制御を司るCPU3と、楽曲コードを入力するための数字や英字等の操作キー4と、入力した楽曲コードや楽曲リクエストの順番を表示する表示部5と、予約入力した楽曲コードを記憶するメモリ6と、カラオケ装置に楽曲コードや指示信号を送信するための赤外線送信部7とを有している。
さらに、本実施形態の発光演出装置40は、リモコンから入力された楽曲コードを受信する受信部31と、楽曲コードに対応する発光信号のパターンデータを格納するパターンテーブル(データベース)32と、カラオケ装置10から送信されたアナログの楽曲データの波形を解析する波形解析部(分析手段,波形解析手段)33と、アナログデータ分析部による分析結果に応じて発光する演出部30と、演出部30を発光させるための発光信号を楽曲データの波形特性に対応付けデジタル信号化する第一信号生成部(信号生成手段)34と、演出部30の発光制御を行う発光制御部35を有している。尚、本実施形態ではカラオケ装置10と発光演出装置40とは赤外線にて無線接続であるとして説明するが、ケーブル等を用いた有線接続としてもよい。
本実施形態の演出部30は、キセノンなどのガスを封入した放電管に高圧電流を通じてガスをイオン化させて強い閃光を得るストロボと、カメラのシャッター音や歓声を出力するスピーカおと、スモークを発生させる装置とを備えている。このストロボ30は、発光信号に従って発光する。
また、パターンテーブル32には楽曲コードに対応付けられた演出部30による演出に関する演出信号のパターンデータと、時間データと、演出指定データとが格納されている。
図3にパターンテーブル32内のイメージ図を示す。本実施形態のパターンテーブル32内には、楽曲を特定する楽曲コードに演出部30の演出信号の演出パターンが対応付けられて格納されている。
図4に演出信号の演出パターン例を示す。例えば、パターンAは、楽曲をイントロ,メロディ1,サビ、メロディ2,エンディングに分けた場合、イントロ出力の初めには演出部30による演出を1回実行し、メロディ1を出力中には演出部30による演出を2回実行し、サビの部分は初めから終わりまで演出部30による演出を連続的に実行し、メロディ2を出力中には演出部30による演出を3回実行し、エンディングは最後に1回のみ演出を実行する。
同様に、パターンBは、楽曲をイントロ,サビ1,メロディ,サビ2,エンディングに分けた場合、イントロ出力の初めには演出部30による演出を1回実行し、サビ1を出力中には初めから終わりまで演出部30による演出を連続的に実行し、メロディを出力中に
は演出を2回実行し、サビ2を出力中には初めから終わりまで演出部30による演出を連続的に実行し、エンディング出力中は演出部30による演出を2回実行する。
また、パターンCは、楽曲をイントロ,メロディ1,サビ,メロディ2,エンディングに分けた場合、イントロの出力中は演出部30による演出を連続的に実行し、メロディ1を出力中には演出部30による演出を1回実行し、サビを出力中には演出部30による演出を連続的に実行し、メロディ2を出力中には演出部30による演出を1回実行し、エンディング出力中は演出部30による演出を連続して実行する。
また、本実施形態のパターンテーブル32には、楽曲が出力されてからサビの出力までの時間や、楽曲が出力されてから演出の出力までの時間の時間データが格納されている。
さらに、本実施形態に係るパターンテーブル32には、ストロボ、シャッター音・歓声,スモークの何れの演出を出力するのかを指定する演出指定データが格納されている。
これらのデータ(楽曲コード,演出パターン,時間データ,演出指定データ)が互いに対応付くことにより、演出部30は楽曲の特性に応じて様々な態様で演出することができる。
尚、その他に、パターンテーブル32に格納されるデータとしては、楽曲の内容に合わせ楽曲コード毎に対応した演出パターン(発光パターン、出力パターン等)のデータや、楽曲コードが指定する楽曲データと演出パターンを直接関連付けたデータ等を例示できる。
また、その他の演出方法としては、波形解析部33で波形解析された楽曲データを演奏前、後、又はリアルタイムで解析しそれに対応した演出を実行する方法もある。この場合、音として解析された楽曲を単位時間あたりでスペクトラム解析(周波数解析)し、その音楽のリズムや盛り上がりのピークを分析する。ここで、音楽のリズムは、ベース音,ドラムバスドラなどの音に特定したものであり、盛り上がりのピークは、特定の周波数帯域の一定時間内での繰り返しや、特定した繰り返しの全体の音圧の強弱により推量される。
また、本実施形態の発光演出装置40は、カラオケ装置10の赤外線送信部17から送信されたMIDIの楽曲データを分析するMIDI分析部(分析手段)36と、MIDIの楽曲データに予め組み込まれていた発光信号を抽出する発光信号抽出部37と、MIDIの楽曲データと発光信号をデジタル信号化する第二信号生成部(信号生成手段)38とを有している。
また、MIDI形式の楽曲データで、発光信号の発光パターンが楽曲データに予め組み込まれている場合は、パターンテーブル内のデータは参照せずにそのままデジタル信号化される。MIDIは音色や音程などの情報である。そのため、楽曲データがMIDIの場合における発光信号は、楽曲データ中のドラム・バスの一定打音のデータ、スクラッチ音のデータ、ビート音のデータの少なくとも何れか一つのデータと同期している。その他にも、特定楽器音の制御信号に発光信号を同期させても良い。
以上が本実施形態の発光演出システムのハードウェア構成である。
<演出工程>
次に、発光演出システムによる演出工程についてデータ形式別に説明する。尚、以下の説明では、演出部30による演出をストロボが発光することとして説明する。
(1)楽曲データがアナログの場合
図5に楽曲データがアナログの場合の演出工程のフローチャートを示す。まず、カラオ
ケ利用者がリモコン2に楽曲コードを入力する。入力された楽曲コードは表示部5に表示される。さらに、リモコン2のCPU3は入力された楽曲コードを赤外線送信部7に送り楽曲コードをカラオケ装置10へ送信する(S01)。
リモコン2から送信された楽曲コードは、カラオケ装置10の赤外線受信部13で受信される(S02)。すると、カラオケ装置10のCPU11は、受信した楽曲コードに対応する楽曲データを記憶装置15から抽出する(S03)。CPU11は抽出された楽曲データを赤外線送信部17から発光演出装置40へ送信する制御を実行する(S04)。
送信された楽曲データは、発光演出装置40の受信部31が受信する(S05)。受信された楽曲データは波形解析部33によって波形解析が行われる(S06)。
また、ステップ01でリモコン2から送信された楽曲コードは、カラオケ装置10の赤外線受信部13が受信すると同時に発光演出装置40の受信部が受信する(S07)。すなわち、発光演出装置40の受信部31が、リモコン2からの楽曲コードをハッキングすることとなる。
受信部31によって楽曲コードの信号がハッキングされると、受信部31が受信した楽曲コードに対応した発光パターンがパターンテーブル32から抽出される(S08)。
そして、第一信号生成部34は波形解析部33によって解析された楽曲データとパターンテーブル32から抽出された発光パターンとをデジタル信号化する(S09)。
このデジタル信号は発光制御部35に送られる。すると、発光制御部35は、このデジタル信号に基づいてストロボ(演出部30)を発光させる制御を実行する(S10)。
このような制御工程によって、楽曲のイントロ,メロディ,サビ,エンディング等に対応してストロボが発光する。
(2)楽曲データがMIDIの場合
図6に楽曲データがMIDIの場合の演出工程のフローチャートを示す。
まず、カラオケ利用者がリモコン2に楽曲コードを入力する。入力された楽曲コードは表示部5に表示される。さらに、リモコン2のCPU3は送信の指示を受けて入力された楽曲コードを赤外線送信部7に送り楽曲コードをカラオケ装置10へ送信する(S100)。
リモコン2から送信された楽曲コードは、カラオケ装置10の赤外線受信部13で受信される(S101)。すると、カラオケ装置10のCPU11は、受信した楽曲コードに対応する楽曲データを記憶装置15から抽出する(S102)。CPU11は抽出された楽曲データを赤外線送信部17から発光演出装置40へ送信する制御を実行する(S103)。
カラオケ装置10から送信された楽曲データは、発光演出装置40のMIDI分析部36及び発光信号抽出部37で受信される(S104)。MIDI分析部36では楽曲データの分析が行われ(S105)、発光信号抽出部37では、MIDIの楽曲データに組み込まれた発光信号を抽出する(S106)。
そして、第二信号生成部38は、分析された楽曲データと発光信号とをデジタル信号化する(S107)。
このデジタル信号は発光制御部35に送られる。すると、発光制御部35は、このデジタル信号に基づいてストロボ30を発光させる制御を実行する(S108)。
このような制御工程によって、楽曲のイントロ,メロディ,サビ,エンディング等に対応してストロボが適宜発光する。
以上のように、本実施形態の発光演出システム1及び発光演出装置40によれば、カラオケ利用者が選択した楽曲にのせて歌をを歌うとその楽曲の特性に合わせてストロボが発光したり、カメラのシャッター音・歓声が出力されたり、スモークが出力されたりするため、カラオケ利用者は自分がスターになったかのような気分を味わいながらカラオケを行うことができる。これにより、カラオケ利用者のカラオケに対する面白みを向上させることができる。
また、本実施形態の発光演出システム1及び発光演出装置40の第一信号生成部34及び第二信号生成部38は、楽曲データ中のドラム・バスの一定打音のデータ、スクラッチ音のデータ、ビート音のデータの少なくとも何れか一つのデータに発光信号を同期させる。ドラム・バス音,スクラッチ音,ビート音は、楽曲のジャンルによって異なるため、これらの音にストロボ(演出部)30の発光(演出)信号を同期させることによって、カラオケ利用者はジャンル毎に異なるパターンの演出を体感することができ多様の面白みを得ることができる。
また、本実施形態に係るMIDI分析部36は、特定楽器音の制御信号に演出信号を同期させるため楽曲の特性に応じて演出を実行することができる。これにより、カラオケ利用者は、ドラムやバス等のパーカッションがメインのロック系の楽曲のときと、トランペット等の管楽器がメインのジャズ系の楽曲のときとでは異なる演出を体感することができ楽曲に応じたムードの中で歌を歌うことができる。
さらに、本実施形態の波形解析部33は、アナログの楽曲データの波形を解析する。このように、楽曲がアナログデータであってもストロボの発光信号を対応付けることができるので、カラオケ装置10の記憶手段に格納された楽曲データに限ることなく、利用者が録音した楽曲をカラオケ装置10から出力する場合にも適用することができ本システム1及び装置40の汎用性を高めることができる。
<その他の実施態様1>
本実施形態の発光演出システム1及び発光演出装置40は、楽曲データを提供するサーバ(図示せず)とネットワークを介して接続され、そのサーバから楽曲データをダウンロードし、上記した演出制御を行う構成としてもよい。この場合、サーバからダウンロードする楽曲データには、ストロボの発光信号、カメラのシャッター音・歓声の出力信号、スモークの出力信号等の演出信号が予め対応付けられていると好ましい。
<その他の実施態様2>
また、本実施形態の発光演出システム1及び発光演出装置40は、図1及び図2に示すようにカラオケ装置10に接続されたマイク20に入力されるカラオケ利用者の声量の大きさに合わせてストロボの明るさや発光回数を変化させる構成としてもよい。この場合、カラオケ装置10又は発光演出装置40にマイク20から入力された声量を測定する計器(センサ等)を設けておき、発光演出装置40に声量とストロボ30の発光パターン(回数、輝度、発光色等)を対応付けたデータを格納するパターンテーブル(図示せず)を設けておく。
つまり、このような構成によってカラオケ利用者は、マイクを通して大きな声で歌えば
明るくて多くのフラッシュを浴びることができ、小さな声で歌えば暗く少数のフラッシュを浴びることになる。また、声量が大きい場合はストロボが赤色に発光したり、声量が小さい場合は青色に発光したりしてもよい。
このように、カラオケ利用者の声量に伴いストロボの発光パターンが変化することにより、カラオケ利用者のカラオケに対するさらなる面白みを向上させることができる。
また、マイクから入力された声量に応じてストロボを発光させるという特性を生かす為に、本発明の発光演出システム及び発光演出装置を各種パーティー会場や結婚式の披露宴会場等の場に用いてもよい。この場合、発光演出装置内のパターンテーブル内に声量に応じてストロボを連続して且つ高い輝度で発光させる「芸能人インタビューモード」というようなストロボの発光パターンを格納しておくと好ましい。
これにより、誰であっても芸能人がインタビューされるときのように多数のフラッシュを浴びながらスピーチや挨拶を行うことが可能となる。尚、本実施態様の「ストロボの発光」という演出は、上記その他の実施態様1と同様に、カメラのシャッター音・歓声の出力であっても、スモークの出力であってもよい。
本実施形態の発光演出システムの概念図である。 本実施形態の発光演出システムのハードウェア構成図である。 本実施形態に係るパターンテーブル内のイメージ図である。 本実施形態に係る発光パターンを示すイメージ図である。 楽曲がアナログの場合における発光演出工程を示すフローチャートである。 楽曲がMIDIの場合における発光演出工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1 発光演出システム
2 リモコン
3 CPU
4 操作キー
5 表示部
6 メモリ
7 赤外線送信部
10 カラオケ装置
11 CPU
12 表示装置
13 赤外線受信部
14 メモリ
15 記憶装置
16 合成装置
17 赤外線送信部
18 アンプ
19 スピーカ
20 マイク
30 演出部(ストロボ)
31 受信部
32 パターンテーブル
33 波形解析部
34 第一信号生成部
35 発光制御部
36 MIDI分析部
37 発光信号抽出部
38 第二信号生成部
40 発光演出装置

Claims (9)

  1. 楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信する操作手段と、
    前記入力信号に基づき楽曲データを抽出し、当該楽曲データを出力する楽曲出力装置と、
    前記楽曲出力装置から出力される楽曲の出力内容に対応して発光装置を発光させる発光演出手段と、
    を備え、
    前記発光演出手段は、
    前記操作手段から入力された楽曲コードを受信する受信部と、
    所定のデータベースから抽出された前記楽曲コードに対応する楽曲データを分析する分析手段と、
    当該分析手段による分析結果に基づいて前記発光装置を発光させるための発光信号を前記楽曲データに対応付ける信号生成手段と、
    を有し、
    前記発光装置は前記発光信号に従って発光することを特徴とする発光演出システム。
  2. 前記信号生成手段は、楽曲データ中のドラム・バスの一定打音のデータ、スクラッチ音のデータ、ビート音のデータの少なくとも何れか一つのデータに発光信号を同期させることを特徴とする請求項1に記載の発光演出システム。
  3. 前記分析手段はMIDIデータの楽曲データを分析し、このとき前記信号生成手段は特定楽器音の制御信号に発光信号を同期させることを特徴とする請求項1に記載の発光演出システム。
  4. 前記分析手段は、
    アナログの楽曲データの波形を解析する波形解析手段を有し、
    前記信号生成手段は、前記波形解析手段により解析されたアナログの楽曲データの波形特性に前記発光信号を対応付けることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の発光演出システム。
  5. 前記楽曲出力装置は、楽曲データを提供するサーバとネットワークを介して接続されており、前記楽曲出力装置は、前記サーバから楽曲データをダウンロードすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の発光演出システム。
  6. 前記楽曲データには、予め発光信号が対応付けられていることを特徴とする請求項5に記載の発光演出システム。
  7. 前記楽曲出力装置には音声を入力するマイクロフォンが接続され、当該楽曲出力装置は、当該マイクロフォンから入力された音量を測定する測定手段を有し、当該測定手段による測定結果に基づいて前記発光装置から出力する発光密度を変化させることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の発光演出システム。
  8. 前記操作手段は、遠隔操作可能であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の発光演出システム。
  9. 楽曲毎に対応付けられた楽曲コードを入力し入力信号を発信する操作手段からの入力信号に基づき楽曲データを抽出し、当該楽曲データを出力するカラオケ装置に接続され、
    当該カラオケ装置から出力される楽曲の出力内容に対応して発光装置を発光させる発光演出装置であって、
    前記操作手段から入力された楽曲コードを受信する受信部と、
    所定のデータベースから抽出された前記楽曲コードに対応する楽曲データを分析する分析手段と、
    当該分析手段による分析結果に基づいて前記発光装置を発光させるための発光信号を前記楽曲データに対応付ける信号生成手段と、
    を有し、
    前記発光装置は前記発光信号に従って発光することを特徴とする発光演出装置。
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