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JP2005180294A - 熱音響エンジン - Google Patents

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JP2005180294A
JP2005180294A JP2003421621A JP2003421621A JP2005180294A JP 2005180294 A JP2005180294 A JP 2005180294A JP 2003421621 A JP2003421621 A JP 2003421621A JP 2003421621 A JP2003421621 A JP 2003421621A JP 2005180294 A JP2005180294 A JP 2005180294A
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thermoacoustic
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Yasushi Ito
泰志 伊藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract


【課題】 静粛性や信頼性を良好に確保することができる熱音響エンジンの提供を目的とする。
【解決手段】 熱音響エンジン20は、作動流体が封入される気柱管21と、気柱管21内に配置された蓄熱器25とを有し、蓄熱器25の両端部間に温度勾配を形成して作動流体の熱音響自励振動を発生させる。熱音響エンジン20は、熱音響自励振動の圧力振幅を変化させるために、作動流体管L4、開閉弁28、ポンプ29および作動流体貯留タンク30や、移動管31およびアクチュエータ32を有し、開閉弁28、ポンプ29、アクチュエータ32等は、ECU40によって圧力振幅が許容範囲内に保たれるように制御される。
【選択図】 図1


Description

本発明は、気柱管内に配置された蓄熱手段の両端部間に温度勾配を形成し、気柱管内の作動流体の熱音響自励振動を発生させる熱音響エンジンに関する。
従来から、熱音響現象を利用した冷凍機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この冷凍機は、気体が封入される配管と、この配管の内部に配置されると共に高温側熱交換器と低温側熱交換器とで挟まれたスタックと、このスタックと非対称の位置に高温側熱交換器および低温側熱交換器と共に配置された蓄冷器とを備える。この冷凍機は、スタックの両端部間に温度勾配を形成することにより、スタックにて気体の自励振動を発生させ、それによって得られる定在波および進行波の伝播により蓄冷器に蓄冷するものである。
また、従来から、熱音響現象を利用して内燃機関の排気熱を回収する装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この装置は、内燃機関の排気浄化用触媒コンバータに接続された共鳴管と、この共鳴管の一端に設けられたスタックと、共鳴管の他端に設けられたトランスデューサとを備える。この装置では、触媒コンバータから発せられる熱によりスタックの一端が加熱され、スタックの両端部間に温度勾配が付与される。これにより、スタックにて音波が発生し、音波のエネルギはトランスデューサによって電気エネルギに変換される。
特許第3015786号公報 特開2002−122020号公報
上述のように、熱音響現象を利用することにより、圧縮機やフロン等を用いることなく冷熱を得たり、内燃機関の排気熱(廃熱)を回収したりすることが可能となる。しかしながら、熱音響現象を利用した装置を実用化する上では、解決すべき課題も多く、作動流体の熱音響自励振動を発生させて音響出力を得る際の静粛性や信頼性をも十分に確保する必要がある。
そこで、本発明は、静粛性や信頼性を良好に確保することができる熱音響エンジンの提供を目的とする。
本発明による熱音響エンジンは、作動流体が封入される気柱管と、この気柱管の内部に配置された蓄熱手段とを有し、蓄熱手段の両端部間に温度勾配を形成して作動流体の熱音響自励振動を発生させる熱音響エンジンにおいて、熱音響自励振動の圧力振幅を検出する圧力振幅検出手段と、圧力振幅を変化させることができる圧力振幅設定手段と、圧力振幅検出手段の検出値が所定の閾値を超えているか否か判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づいて圧力振幅が許容範囲内に保たれるように圧力振幅設定手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
この熱音響エンジンでは、圧力振幅検出手段によって気柱管内で発生する作動流体の自励振動の圧力振幅が検出されると共に、判定手段によって圧力振幅検出手段の検出値が所定の閾値を超えているか否か判定される。そして、判定手段の判定結果に応じて圧力振幅設定手段が制御手段によって制御され、これにより、熱音響自励振動の圧力振幅が許容範囲内に保たれる。この結果、この熱音響エンジンでは、自励振動の圧力振幅が過剰に大きくなってしまうことを抑制することができるので、作動流体の熱音響自励振動を発生させて音響出力を得る際の騒音を抑制すると共に、気柱管を始めとする各種構成要素の耐圧負担を軽減させて耐久性を向上させることが可能となる。
この場合、上記閾値は、熱音響自励振動に起因する騒音と気柱管の耐圧限界との少なくとも何れか一方に基づいて定められると好ましい。
また、圧力振幅設定手段は、作動流体の平均圧力を変化させる手段、熱音響自励振動の周波数を変化させる手段、蓄熱手段の両端部間に形成される温度勾配を変化させる手段および熱音響エンジンの負荷を変化させる手段のうちの何れか一つまたはこれらの手段を複数組み合わせたものであると好ましい。
すなわち、作動流体の平均圧力、自励振動の周波数、蓄熱手段の両端部間に形成される温度勾配、熱音響エンジンの負荷の少なくとも何れか一つを変化させることにより、熱音響自励振動の圧力振幅を容易かつ確実に許容範囲内に保つことができる。
例えば、圧力振幅設定手段は、作動流体を貯留する作動流体貯留手段を含み、この作動流体貯留手段と気柱管との間で作動流体を移動させて気柱管内の作動流体の平均圧力を変化させる手段であるとよい。また、圧力振幅設定手段は、共鳴器と、共鳴器の管路長を変化させる手段とを含むものであってもよい。更に、作動流体が複数の流体を混合させた混合流体である場合、圧力振幅設定手段として、気柱管内の作動流体を回収して複数の流体に分離させ、分離させた複数の流体を気柱管の内部に個別に再供給可能な手段を採用してもよい。
そして、本発明による熱音響エンジンは、蓄熱手段の一端側に配置される高温熱交換器を更に備え、この高温熱交換器は、内燃機関の排気ガスを熱源とするものであると好ましい。これにより、熱音響エンジンを用いて、内燃機関の排気熱を効率よく回収することが可能となる。
本発明によれば、静粛性や信頼性を良好に確保することができる熱音響エンジンの実現が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明による熱音響エンジンの第1実施形態を示す概略構成図である。同図に示されるように、熱音響エンジン20は、例えば車両の走行駆動源として用いられる内燃機関1に適用される。まず、熱音響エンジン20の適用対象である内燃機関1について簡単に説明すると、この内燃機関1は、シリンダブロック2に形成された燃焼室3の内部で燃料および空気の混合気を燃焼させ、燃焼室3内でピストン4を往復移動させて動力を発生するものである。
燃焼室3の吸気ポートは、吸気マニホールド5に接続され、燃焼室3の排気ポートは、排気マニホールド6に接続されている。また、内燃機関1のシリンダヘッドには、吸気ポートを開閉する吸気弁Vi、排気ポートを開閉する排気弁Ve、点火プラグ7およびインジェクタ8が燃焼室3ごとに配設されている。吸気マニホールド5は、サージタンク9に接続されており、サージタンク9には、給気管L1が接続されている。そして、給気管L1は、エアクリーナ10を介して図示されない空気取入口に接続されている。更に、給気管L1の中途(サージタンク9とエアクリーナ10との間)には、スロットルバルブ11が組み込まれている。一方、排気マニホールド6は、排気管L2に接続されており、排気管L2には、前段触媒装置12aおよび後段触媒装置12bが組み込まれている。
本発明の熱音響エンジン20は、上述のような内燃機関1の排気熱を回収するために用いられる。熱音響エンジン20は、ステンレス等により円形断面を有するように形成された気柱管21を有し、この気柱管21の内部には、窒素、ヘリウム、アルゴン、ヘリウムおよびアルゴンの混合ガスといった作動流体(不活性ガス)が封入される。気柱管21は、図1に示されるように、概ね矩形ループ状に形成されたループ部22と、ループ部22の一つのコーナー部に接続された共鳴部23とを含む。共鳴部23は、ループ部22と概ね同径の円形断面を有する管部23aと、管部23aの先端に接続された閉鎖端部23bとを含み、共鳴器として機能する。閉鎖端部23bは、管部23aの先端から閉鎖端に向かうにつれて徐々に拡径されており、閉鎖端部23bの閉鎖端には、音波のエネルギ(音響エネルギ)を電気エネルギに変換するトランスデューサ(音/電気変換手段)24が配置されている。トランスデューサTDは、発電量制御器24に接続されており、この発電量制御器24によってトランスデューサTDの発電量が設定される。
また、気柱管21のループ部22の内部には、蓄熱器(蓄熱手段)25が配置されている。蓄熱器25は、配置箇所における気柱管21の軸方向と平行に延びる狭い流路を複数有する。蓄熱器25としては、セラミック等からなるハニカム構造体、ステンレス等からなる薄いメッシュを微小間隔で配列したもの、ステンレス等の金属製繊維を集合させた不織布等を採用することができる。この蓄熱器25の一端側には、高温熱交換器26が隣接して配置されており、蓄熱器25の他端側には、低温熱交換器27が隣接して配置されている。すなわち、蓄熱器25は、高温熱交換器26と低温熱交換器27との間に挟まれた状態で配置される。
高温熱交換器26を構成する伝熱管には、内燃機関1の排気管L2を流通する排気ガスが供給され、高温熱交換器26は、内燃機関1の排気ガスを熱源とする。本実施形態では、高温熱交換器(その伝熱管)26は、前段触媒装置12aと後段触媒装置12bとの間で排気管L2に組み込まれている。また、低温熱交換器27を構成する伝熱管は、内燃機関1の冷却系統L3に組み込まれており、低温熱交換器27は、冷却系統L3を流通する冷却水の熱源(冷熱源)とする。なお、冷却系統L3には、開閉弁または流量調整弁である冷媒導入弁14が含まれており、この冷媒導入弁14を制御することにより、低温熱交換器(その伝熱管)27に対する冷却水の供給量等を変化させることができる。
また、熱音響エンジン20の気柱管21(本実施形態では、管部23a)には、中途に開閉弁(ノーマルクローズ)28およびポンプ29を有する作動流体管L4を介して作動流体貯留タンク(作動流体貯留手段)30が接続されている。作動流体貯留タンク30は、気柱管21の内部に封入されている作動流体と同一の流体を所定圧力下で貯留する。従って、開閉弁28を開放すると共に、ポンプ29を作動させることにより、作動流体貯留タンク30内の作動流体を気柱管21の内部に導入し、気柱管21内における作動流体の圧力(平均圧力)を高めることができる。また、気柱管21内の作動流体の圧力(平均圧力)がある程度高い場合、開閉弁28を開放することにより、気柱管21から作動流体貯留タンク30に作動流体を戻して、気柱管21内における作動流体の圧力(平均圧力)を低下させることができる。すなわち、作動流体管L4、開閉弁28、ポンプ29および作動流体貯留タンク30は、気柱管21内の作動流体の平均圧力を変化させる手段として機能する。
更に、共鳴部23の管部23aの先端内部には、管部23aの内径よりも小さい外径を有する移動管31が摺動自在に配置されている。そして、閉鎖端部23bの内部には、移動管31を管部23aと平行に移動させるためのアクチュエータ(流体圧シリンダ)32が配置されている。アクチュエータ32は、開閉弁33を介して図示されない流体源に接続されており、開閉弁33を操作してアクチュエータ32を作動させることにより、共鳴部23の管路長を変化させることができる。従って、これらの移動管31やアクチュエータ32は、気柱管21内の作動流体の共振周波数を変化させる手段として機能する。
そして、熱音響エンジン20は、制御手段として機能する電子制御ユニット(以下「ECU」という)40を含む。ECU40は、何れも図示されないCPU、ROM、RAM、入出力ポートおよび記憶装置等を含むものである。上述の冷却系統L3の冷媒導入弁14、作動流体管L4の開閉弁28およびポンプ29、アクチュエータ32用の開閉弁33、トランスデューサTDの発電量制御器24等は、それぞれECU40の入出力ポートに接続されており、これらはECU40によって制御される。また、熱音響エンジン20の気柱管21には、ループ部22と共鳴部23との接続部付近に圧力センサ34が設置されている。この圧力センサ34もECU40に接続されており、当該センサ34は、気柱管21内の作動流体の圧力を検出し、検出値を示す信号をECU40に与える。
上述のように構成される熱音響エンジン20は、内燃機関1が運転され、燃焼室3からの排気ガスが前段触媒装置12aを通過した後、熱音響エンジン20の高温熱交換器26を通過するようになると作動を開始する。この場合、前段触媒装置12aを通過した排気ガスの温度は、最高でおよそ900℃程度にも達することから、蓄熱器25の一端部は、高温熱交換器26を流通する排気ガスによって加熱されて昇温する。これに対して、熱音響エンジン20の低温熱交換器27には、冷却系統L3を流通する冷却水(およそ80〜100℃)の冷却水が供給されるので、蓄熱器25の他端部は、低温熱交換器27を流通する冷却水によって冷却される。この結果、蓄熱器25の両端部間に大きな温度勾配が形成され、これに起因して、作動流体の熱音響自励振動(音波)が発生する。
このようにして発生する作動流体の自励振動(音波)の周波数と共鳴部23における共振周波数とが一致することにより、共鳴部23内には定在波が形成される。また、ループ部22内には、低温熱交換器27から高温熱交換器26へと進行する進行波が形成される。そして、共鳴部23内に形成される定在波により、閉鎖端部23bに配置されたトランスデューサTDの振動部が加振される。トランスデューサTDは、共鳴部23内の定在波のエネルギ(音響エネルギ)を電気エネルギに変換し、得られた電気エネルギは、発電量制御器24を介して所定の電気負荷に供給される。これにより、本発明の熱音響エンジン20によれば、内燃機関1の排気熱を効率よく回収して所定の電気負荷のための電力を得ることができる。なお、共鳴部23にトランスデューサTDを配置する代わりに、蓄熱器、高温熱交換器および低温熱交換器のユニットをループ部22に配置し、熱音響エンジン20によって回収された排気熱のエネルギを利用して当該ユニットを冷凍機として作動させてもよい。
さて、上述のような熱音響現象の利用により、内燃機関1の排気熱(廃熱)を良好に回収することが可能となるが、熱音響現象を利用した装置を実用化する上では、作動流体の熱音響自励振動を発生させて音響出力を得る際の静粛性や信頼性をも十分に確保する必要がある。すなわち、熱音響エンジンから音響出力を得る際に作動流体の自励振動の圧力振幅が過剰に大きくなると、騒音の問題や、作動流体の圧力が気柱管等の耐圧限界に近づいてしまって気柱管等の耐久性を低下させてしまうという問題が起こり得る。このため、本実施形態の熱音響エンジン20では、作動流体の自励振動の圧力振幅を許容範囲内に保つべく、図2に示される圧力振幅制御ルーチンが実行される。
図2に示される圧力振幅制御ルーチンは、ECU40によって所定時間おきに繰り返し実行される。ECU40は、圧力振幅制御ルーチンを実行するタイミングになると、圧力センサ34から送られる信号に基づいて気柱管21内で自励振動する作動流体の圧力振幅Pを算出する(S10,S12)。この場合、ECU40は、S10にて、圧力センサ34からの信号に基づいて気柱管21内で自励振動する作動流体の最大圧力と最小圧力とを取得し、S12にて、これらの最大圧力と最小圧力とから気柱管21内の作動流体の圧力振幅Pを求める。
気柱管21内の作動流体の圧力振幅Pを求めると、ECU40は、圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であるか否か判定する(S14)。ここで用いられる許容圧力振幅Pは、熱音響自励振動に起因する騒音の許容値または気柱管21の耐圧限界、あるいはこれらの双方に基づいて定められ、予め記憶装置に格納されている。そして、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断した場合、気柱管21内の作動流体の圧力振幅Pを減少させる圧力振幅減少処理を実行する(S16)。本実施形態では、S16の圧力振幅減少処理として、次の(1)〜(4)の処理のうちの何れか一つまたは複数が実行される。
(1)平均圧力低下処理
この平均圧力低下処理は、気柱管21内における作動流体の平均圧力を低下させることにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させるものである。この場合、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断すると、作動流体管L4の開閉弁28を所定時間または圧力振幅Pと許容圧力振幅Pとの偏差に応じた時間だけ開放させる(S16)。これにより、気柱管21内の作動流体が作動流体管L4を介して作動流体貯留タンク30内に戻されるので、気柱管21内における作動流体の圧力(平均圧力)が低下することになる。
ここで、自励振動する作動流体の平均圧力Pm(自励振動する作動流体の圧力の平均値、すなわち、最大圧力と最小圧力との平均)と圧力振幅Pとは、図3に示されるような相関を有しており、平均圧力Pmが低下すれば、それに応じて圧力振幅Pも減少する。従って、気柱管21内の作動流体を作動流体貯留タンク30内に戻して気柱管21内における作動流体の平均圧力を低下させることにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させることが可能となる。
(2)共振周波数変更処理
この共振周波数変更処理は、気柱管21内における作動流体の共振周波数を高めることにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させるものである。この場合、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断すると、移動管31がループ部22に向けて所定量だけ移動するようにアクチュエータ32を作動させる(S16)。これにより、管部23aと閉鎖端部23bとにより構成される共鳴器の管路長が短縮され、気柱管21内の作動流体の共振周波数が高まるので、それに応じて、自励振動する作動流体の圧力振幅Pが減少することになる。
(3)温度勾配変更処理
この温度勾配変更処理は、高温熱交換器26と低温熱交換器27とによって蓄熱器25の両端部間に形成される温度勾配を小さくすることにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させるものである。この場合、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断すると、冷却系統L3に設けられている冷媒導入弁14を制御して低温熱交換器(その伝熱管)27に対する冷却水の供給を停止させるか、または、冷却水の供給量を減少させる。これにより、低温熱交換器27による蓄熱器25の冷却能力が低下することになるので、蓄熱器25の両端部間に形成される温度勾配が小さくなり、その結果、自励振動する作動流体の圧力振幅Pが減少することになる。
(4)音響負荷変更処理
この音響負荷変更処理は、トランスデューサTDの発電量(ループ部22等に熱音響冷凍機が配置されている場合は、当該冷凍機による冷熱量)を増大化させることにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させるものである。この場合、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断すると、発電量制御器24に対してトランスデューサTDの発電量を増加させるように所定の制御信号を与える(S16)。このように、熱音響エンジン20の負荷を増大化させることによっても、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させることが可能となる。
このように、熱音響エンジン20では、圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上になると、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを低下させるために、(1)平均圧力低下処理、(2)共振周波数変更処理、(3)温度勾配変更処理、および、(4)音響負荷変更処理のうちの何れか一つまたは複数が実行される。これにより、熱音響自励振動の圧力振幅は常時許容範囲内に保たれ、自励振動の圧力振幅が過剰に大きくなってしまうことを抑制することができる。従って、熱音響エンジン20では、作動流体の熱音響自励振動を発生させて音響出力を得る際の騒音を抑制すると共に、気柱管21を始めとする各種構成要素の耐圧負担を軽減させて耐久性を向上させることが可能となる。
なお、作動流体の共振周波数を変化させるために、気柱管21の共鳴部は、図4に示されるように構成されてもよい。図4の共鳴部23Aは、管部23a、管部23aに連なる閉鎖端部23bおよび閉鎖端部23b内に配置された可動チャンバ23cを含む。可動チャンバ23cは、閉鎖端部23bの内部に回転自在に支持されており、1つの開口部23dを有する。これにより、可動チャンバ23cの内部と、閉鎖端部23bの内面と可動チャンバ23cの外面との間に画成される流路とは、可動チャンバ23cの開口部23dを介して互いに連通し合う。そして、可動チャンバ23cは、ラックRとピニオンPとからなるラックアンドピニオンRPを介して図示されない駆動手段によって閉鎖端部23bの内部で正逆方向に回転させられる。
このような構成のもとでは、閉鎖端部23bの内部で可動チャンバ23cを回転させて、開口部23dの位置を変化させることにより、管部23a、閉鎖端部23bおよび可動チャンバ23cにより構成される共鳴器の管路長を変化させることができる。従って、図8の共鳴部23Aを用いても、気柱管21内の作動流体の共振周波数を高めて、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させることが可能となる。
〔第2実施形態〕
以下、図5〜図7を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る内燃機関の熱音響エンジンについて説明する。なお、上述の第1実施形態に関連して説明されたものと同一の要素には同一の参照符号が付され、重複する説明は省略される。
図5に示される熱音響エンジン20Aも、第1実施形態の熱音響エンジン20と基本的に同様の構成を有し、シリンダブロック2に形成された燃焼室3の内部で燃料および空気の混合気を燃焼させ、燃焼室3内でピストン4を往復移動させて動力を発生する内燃機関1に適用される。この熱音響エンジン20Aでは、作動流体として、ヘリウムおよびアルゴンの混合ガスが用いられる。そして、熱音響エンジン20Aは、ヘリウムおよびアルゴンの混合ガスである作動流体におけるヘリウムとアルゴンとの混合比を変化させることができるように構成されている。
すなわち、熱音響エンジン20の気柱管21(本実施形態では、管部23a)には、気柱管21内の作動流体を吸い出し可能なポンプ35と作動流体導入弁(開閉弁)36とを有する作動流体回収管L5を介して流体分離装置50が接続されている。この流体分離装置50は、内部に流体を貯留可能な容器51と、容器51の内部空間を2つの流体貯留室51Aおよび51Hに仕切る分離膜52とを含む。
上述の作動流体回収管L5は、容器51の一方の流体貯留室51Aに接続されている。そして、この流体貯留室51Aは、第1供給弁(開閉弁)53を有する流体導入管L6を介して気柱管21(本実施形態では、管部23a)と接続されている。また、容器51の他方の流体貯留室51Hは、第2供給弁(開閉弁)54を有する流体導入管L7を介して気柱管21(本実施形態では、管部23a)と接続されている。上述のポンプ35、作動流体導入弁36、第1および第2供給弁53,54は、それぞれECU40の入出力ポートに接続されており、これらはECU40によって制御される。そして、これらのポンプ35、作動流体導入弁36、作動流体回収管L5、流体分離装置50、第1および第2供給弁53,54、流体導入管L6およびL7は、気柱管21内の作動流体におけるヘリウムおよびアルゴンの混合比を変化させる手段として機能する。
また、容器51の内部を仕切る分離膜52は、作動流体中のヘリウムのみを通過させてアルゴンと分離させることができるものである。本実施形態では、分離膜52として、ポリイミド、酢酸セルロース、ポリヌルフェン、ポリアミド、ポリエーテルイミド等により形成された多孔質性の膜が採用される。これらの材料の何れかにより形成された分離膜52は、分子量が比較的大きいアルゴン(分子量40)の通過を規制する一方、アルゴンに比べて分子量が小さいヘリウム(分子量4)の通過を許容する。なお、分離膜52としては、およそ0.3〜1.0nmの微小な孔を多数有し、ヘリウムを窒素に対しておよそ500倍に濃縮可能な多孔質ガラスホローファイバ膜が採用されてもよい。
このように構成される熱音響エンジン20Aにおいても、作動流体の自励振動の圧力振幅を許容範囲内に保つべく、ECU40によって第1実施形態に関連して説明された図2の圧力振幅制御ルーチンが実行される。そして、熱音響エンジン20Aでは、気柱管21内で自励振動する作動流体の圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断された場合に、圧力振幅Pを減少させるための圧力振幅減少処理として、図6に示される混合比変更処理が実行され得る。
図6に示される混合比変更処理は、気柱管21内の作動流体におけるヘリウムとアルゴンとの混合比を変更することにより、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させるものである。この場合、ECU40は、S14にて圧力振幅Pが予め定められている許容圧力振幅P以上であると判断すると、作動流体回収管L5の作動流体導入弁36を開放させると共に(S20)、作動流体回収管L5のポンプ35を所定時間だけ作動させる(S22)。そして、ポンプ35を所定時間だけ作動させると、ECU40は、気柱管21の管部23aとアルゴンを貯留する流体貯留室51Aとを接続する流体導入管L6の第1供給弁(Ar供給弁)53を閉鎖させる(閉鎖状態に維持する)と共に、気柱管21の管部23aとヘリウムを貯留する流体貯留室51Hとを接続する流体導入管L7の第2供給弁(He供給弁)54を所定時間またはS12で取得した圧力振幅Pに応じた時間だけ開放させる(S24)。
ここで、作動流体におけるアルゴンの比率と、自励振動する作動流体の共振周波数との間には、図7に示されるような相関が認められ、作動流体におけるアルゴンの比率が低下すればするほど、気柱管21内における作動流体の共振周波数が高まることになる。従って、図6の混合比変更処理(S24)により、流体導入管L6を介して流体分離装置50(流体貯留室51H)からヘリウム(のみ)を気柱管21の内部に所定量導入することにより、気柱管21内における作動流体の共振周波数を高めて、自励振動する作動流体の圧力振幅Pを減少させることができる。
この結果、第2実施形態に係る熱音響エンジン20Aによっても、熱音響自励振動の圧力振幅を常時許容範囲内に保って、自励振動の圧力振幅が過剰に大きくなってしまうことを抑制することができる。従って、熱音響エンジン20Aにおいても、作動流体の熱音響自励振動を発生させて音響出力を得る際の騒音を抑制すると共に、気柱管21を始めとする各種構成要素の耐圧負担を軽減させて耐久性を向上させることが可能となる。なお、第2実施形態に係る熱音響エンジン20Aにおいて、第1実施形態に関連して説明された温度勾配変更処理および音響負荷変更処理が実行され得ることはいうまでもない。
本発明による熱音響エンジンの第1実施形態を示す概略構成図である。 図1の熱音響エンジンにおいて作動流体の圧力振幅を制御する手順を説明するためのフローチャートである。 気柱管内で自励振動する作動流体の平均圧力と圧力振幅との相関を例示するグラフである。 気柱管内の作動流体の共振周波数を変化させるための他の構成を例示する模式図である。 本発明による熱音響エンジンの第2実施形態を示す概略構成図である。 図5の熱音響エンジンにおいて作動流体の混合比を変更する手順を説明するためのフローチャートである。 気柱管内の作動流体におけるアルゴンの比率と作動流体の共振周波数との相関を例示するグラフである。
符号の説明
1 内燃機関
14 冷媒導入弁
20,20A 熱音響エンジン
21 気柱管
22 ループ部
23,23A 共鳴部
23a 管部
23b 閉鎖端部
23c 可動チャンバ
23d 開口部
24 発電量制御器
25 蓄熱器
26 高温熱交換器
27 低温熱交換器
28,33 開閉弁
29,35 ポンプ
30 作動流体貯留タンク
31 移動管
32 アクチュエータ
34 圧力センサ
36 作動流体導入弁
50 流体分離装置
51 容器
51A,51H 流体貯留室
52 分離膜
53 第1供給弁
54 第2供給弁
L1 給気管
L2 排気管
L3 冷却系統
L4 作動流体管
L5 作動流体回収管
L6,L7 流体導入管
RP ラックアンドピニオン
TD トランスデューサ

Claims (4)

  1. 作動流体が封入される気柱管と、この気柱管の内部に配置された蓄熱手段とを有し、前記蓄熱手段の両端部間に温度勾配を形成して前記作動流体の熱音響自励振動を発生させる熱音響エンジンにおいて、
    前記熱音響自励振動の圧力振幅を検出する圧力振幅検出手段と、
    前記圧力振幅を変化させることができる圧力振幅設定手段と、
    前記圧力振幅検出手段の検出値が所定の閾値を超えているか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記圧力振幅が許容範囲内に保たれるように前記圧力振幅設定手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする熱音響エンジン。
  2. 前記閾値は、前記熱音響自励振動に起因する騒音と前記気柱管の耐圧限界との少なくとも何れか一方に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の熱音響エンジン。
  3. 前記圧力振幅設定手段は、前記作動流体の平均圧力を変化させる手段、前記熱音響自励振動の周波数を変化させる手段、前記蓄熱手段の両端部間に形成される温度勾配を変化させる手段および熱音響エンジンの負荷を変化させる手段のうちの何れか一つまたはこれらの手段を複数組み合わせたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の熱音響エンジン。
  4. 前記蓄熱手段の一端側に配置される高温熱交換器を更に備え、この高温熱交換器は、内燃機関の排気ガスを熱源とすることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の熱音響エンジン。
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