JP2005171957A - パッケージ型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 必要な風量を確保しつつ、パッケージ内を冷却及び換気するファンの消費動力を低減して、消費電力量の少ないパッケージ型圧縮機を提供する。
【解決手段】 パッケージ型圧縮機1のパッケージ10内に形成された同一の室内に、駆動モータ60と、冷却風流入口13から流入した冷却風を駆動モータ60の外周に沿った流れに誘導する吸気ダクト14と、駆動モータ60の周囲に誘導された前記冷却風をオイルクーラ80を通過させた後前記パッケージ10に設けられた冷却風排出口16に誘導する排気ダクト17を設ける。
そして、前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせ、かつ、駆動モータ60とは別個に設けられたファンモータ2によって回転する単一のファン3を、前記駆動モータ60から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 パッケージ型圧縮機1のパッケージ10内に形成された同一の室内に、駆動モータ60と、冷却風流入口13から流入した冷却風を駆動モータ60の外周に沿った流れに誘導する吸気ダクト14と、駆動モータ60の周囲に誘導された前記冷却風をオイルクーラ80を通過させた後前記パッケージ10に設けられた冷却風排出口16に誘導する排気ダクト17を設ける。
そして、前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせ、かつ、駆動モータ60とは別個に設けられたファンモータ2によって回転する単一のファン3を、前記駆動モータ60から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、圧縮機本体、この圧縮機本体を駆動する駆動モータ、油分離装置、オイルクーラなどの圧縮機を構成する機器がパッケージ内に収容されたパッケージ型圧縮機に関し、より詳しくは、パッケージ内に収容された機器を冷却するための冷却機構を備えたパッケージ型のモータ駆動圧縮機に関する。
パッケージ内に、圧縮機本体やこれを駆動する駆動モータ、圧縮気体と共に吐出された潤滑油を圧縮気体より分離するための油分離装置、この油分離装置において分離・回収された潤滑油を冷却するためのオイルクーラ等を収容して成るパッケージ型圧縮機は、パッケージ内を冷却し、また、前述のオイルクーラに導入された前記潤滑油と熱交換するための冷却風をパッケージ内に導入してこれらを冷却するための構成を備えている。
このようなパッケージ型圧縮機1の一例として、図6に示すように、パッケージ10内を駆動モータ60や圧縮機本体50を収容した第1室111と、オイルクーラ80やアフタクーラ81を収容した第2室112とに仕切板181によって分割し、第1室111の側壁に形成された第1空気流入口131に面して駆動モータ60に設けられたファン64を配置すると共に、モータの主軸を前記仕切板181に形成された開口部182を介して第2室112に延設し、第2室112内においてこの主軸に両吸込多翼ファン66を取り付け、さらに第2室112の側壁に第2空気流入口132と、空気流出口161とを設け、この空気流出口161に面してアフタクーラ81及びオイルクーラ80をパッケージ10内に配置したパッケージ型圧縮機1がある(特許文献1)。
そして、前記構成のパッケージ型圧縮機1にあっては、モータ60が回転すると、このモータ60の回転に伴って回転する冷却用ファン64によって第1空気流入口131を介して外気をパッケージ10内に導入し、第1室111内に配置されたモータ60、その他の機器が冷却されると共に、両吸込多翼ファン66の回転により、仕切板181に形成された開口部182を介して第1室111内の空気を第2室112内に導入し、前記冷却ファン64と前記両吸込多翼ファン66、2つのファンの作用により第1空気流入口131から仕切板181に形成された開口部182に向かう冷却風の流れが生成されている。
そして、第2室112内に導入された第1室111内の空気は、第2室112の側壁に設けられた第2空気流入口132を介して第2室112内に導入された外気と共に、前述の両吸込多翼ファン66によって空気流出口161に導かれ、アフタクーラ81やオイルクーラ80を冷却した後、機外に排出される。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平10−30594号公報(第3−4頁、図1)。
前述した冷却機構を備える特許文献1に記載のパッケージ型圧縮機1にあっては、モータ60を収容する第1室111内には冷却ファン64によって第1空気流入口131を介して導入された機外の空気が導入され、また、第1室111内を冷却した空気は、両吸込型多翼ファン66によって仕切板181に形成された開口部182を介して第2室112内に導入されるために冷却ファン64側に戻ることがなく、その結果、モータ60の冷却効率を向上させることができるものとなっている。
しかし、前述の構成のパッケージ型圧縮機1にあっては、冷却ファン64によって第1空気流入口131を介してパッケージ10内に導入された冷却風は、両吸込多翼ファン66により吸引、誘導されて空気流出口161に至ることができるものとなっており、複数のファン64,66を必要とするために部品点数の増加により製造工程が増加すると共に、製造コストが高くなる。また、複数のファンを回転するための動力が必要で、消費電力が増加する。
また、前述の従来のパッケージ型圧縮機1にあっては、冷却ファン64により第1室111内に吸込まれた空気を、両吸込多翼ファン66が第2室112に吸込んで空気流出口161からパッケージ10外に排出する構造、すなわち、同一の冷却風の流路中に2つのファン64,66を設ける構造となっていることから、冷却ファン64によって第1室111内に導入される空気量(風量)に対し、両吸込多翼ファン66によって第2室112内に導入される第1室111内の空気量が多いと、第1室111内が強い負圧となり、両吸込多翼ファン66を回転するために要する動力が増大する。
また、このような第1室111の負圧により、第1室111から第2室112に導入される空気量が減少すれば、オイルクーラ80やアフタクーラ81を冷却するために必要な風量が得られないおそれがある。
そのため、前述の特許文献1に記載の発明にあっては、第1空気流入口131とは別に、第2室112内に外気を直接導入するための第2空気流入口132を設けると共に、第2室112内に設けられたファン66を両吸込型のものとして、仕切板181に形成された開口部182を介した第1室111内の空気の吸引と、第2空気流入口132を介した外気の導入とを同時に行うことができるように構成している。そのため、装置全体の構造が複雑なものとなっている。
これとは逆に、冷却ファン64によって第1室111内に導入される空気量に対し、両吸込多翼ファン66によって第1室111から第2室112に導入される空気量(風量)が少ないと、第1室111内の圧力が高くなって必要以上に冷却ファン64の消費動力が大きくなるという問題があり、これに伴う消費電力量が増大して経済的ではない。
なお、前述のように、オイルクーラ80を冷却するための風量が不足したり、又はファンを作動させるための動力が大きくなり、消費電力量が増加するという問題は、前述の特許文献1に記載の構成に限らず、同一の冷却風流路内に複数のファンを直列に配置する場合においても生じ得るもので、それぞれのファンに吸い込まれる風量が一致しない場合にはこのような問題が発生する。
このようにファンを直列に配置する場合において、設計上それぞれのファンの吸い込み空気量(風量)を一致させることが非常に困難であることに鑑みれば、前述の如き構成を採用する以上、上記の問題点を解消することは困難である。
そこで、本発明は、比較的簡単な装置構成により上記従来技術の欠点を解消することを目的としてなされたものであり、圧縮機本体を駆動する駆動モータとオイルクーラとを冷却するために必要な風量を確保しつつ、パッケージ内を冷却及び換気するファンの消費動力を低減して、消費電力量の少ないパッケージ型圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のパッケージ型圧縮機は、パッケージ10内に圧縮機本体50、該圧縮機本体50を駆動する駆動モータ60、油分離装置70及びオイルクーラ80を収容したパッケージ型圧縮機1において、
前記パッケージ10内に形成された同一の室内に、前記駆動モータ60と、前記パッケージ10に設けられた冷却風流入口13から流入した冷却風を前記駆動モータ60の外周に沿う流れに誘導する吸気ダクト14と、前記駆動モータ60の外周に沿って誘導された前記冷却風を前記オイルクーラ80を通過させた後前記パッケージに設けられた冷却風排出口16に誘導する排気ダクト17を設けると共に、
前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせ、かつ、前記駆動用モータ60とは別個に設けられたファンモータ2によって回転する単一のファン3を、前記駆動モータ60から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に配置したことを特徴とする(請求項1,図1,図3〜図5参照)。
前記パッケージ10内に形成された同一の室内に、前記駆動モータ60と、前記パッケージ10に設けられた冷却風流入口13から流入した冷却風を前記駆動モータ60の外周に沿う流れに誘導する吸気ダクト14と、前記駆動モータ60の外周に沿って誘導された前記冷却風を前記オイルクーラ80を通過させた後前記パッケージに設けられた冷却風排出口16に誘導する排気ダクト17を設けると共に、
前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせ、かつ、前記駆動用モータ60とは別個に設けられたファンモータ2によって回転する単一のファン3を、前記駆動モータ60から前記冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に配置したことを特徴とする(請求項1,図1,図3〜図5参照)。
前記構成のパッケージ型圧縮機1において、前記ファン3は、前記オイルクーラ80に対向配置された軸流式ファンとすることができる(請求項2)。
また、前述の構成のパッケージ型圧縮機1において、前記駆動モータ60の外周に誘導された前記冷却風を、前記排気ダクト17に誘導する、例えば、仕切板18等からなる誘導手段を設けることができ(請求項3,図3参照)、この仕切板18等から成る誘導手段により、パッケージ10内を駆動モータ60が収容されるモータ室102と、圧縮機本体50や油分離装置70等のその他の機器を収容する圧縮機室101に分割する構成としても良い。
さらに、前述の構成のパッケージ型圧縮機1において、前記吸気ダクト14と前記排気ダクト17とを(図示の例では、中間ダクト19により)連通し、前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る一連のダクトと成すと共に、前記一連のダクト内に前記駆動モータ60と、前記ファン3とを共に配置する構成としても良い(請求項4:図4参照)。
なお、前記圧縮機本体50が空気圧縮機である場合には、前記圧縮機本体50の吸入口505を前記パッケージ10外に延長する吸入流路4を設ける構成とすることができる(請求項5,図5参照)。
以上説明した本発明の構成により、圧縮機本体50の駆動モータ60から冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に配置された単一のファン3により冷却風流入口13から冷却風流出口16に至る冷却風の流れを生じさせることができると共に、冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入された外気の全量が、駆動モータ60の外周を通過することから、少ない消費電力により駆動モータ60を効率的に冷却することができた。
また、単一のファン3のみを備えた構成とすることができることから、パッケージ10内のスペースを減少、従ってパッケージ10自体を小型化することができると共に、単一の冷却風流入口13を介して導入される冷却風により冷却を行うことができることから、パッケージの構造を単純化することができ、安価に製造することができる。
また、駆動モータ60とは別に設けたファンモータ2により、ファン3を駆動することから、ファン3の配置の自由度が増し、ファン3をオイルクーラ80に対向配置することも可能である。その結果、オイルクーラ80に対して確実に冷却風を導入することができ、その冷却効率を向上させることができた。
さらに、前述の仕切板18等の誘導手段を設け、圧縮機本体50の駆動モータ60の外周に誘導された冷却風を排気ダクト17に誘導することにより、冷却風の流動抵抗を減少させることで、ファン3の回転に要する消費電力をさらに低減させることができた。
さらに、吸気ダクト14と排気ダクト17間を例えば中間ダクト19により連通して冷却風流入口13から冷却風排出口16に至る一連のダクトを形成し、このダクト中に圧縮機本体50の駆動モータ60とファン3とを共に配置する構成にあっては、冷却風流入口13から冷却風排出口16に至る冷却風の流動抵抗をより確実に低減することができると共に、圧縮機本体50の駆動モータ60の外周に確実に冷却風を誘導することができ、この駆動モータ60の冷却効率をさらに向上させることができた。
なお、圧縮機本体50が空気圧縮機である場合、この圧縮機本体の吸入口505をパッケージ外に延長する吸入流路506を設けた構成にあっては、パッケージ10内の空気を圧縮機本体50が吸い込むことによりオイルクーラ80に導入される冷却風の量が減少することを好適に防止することができた。
次に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら以下説明する。
〔実施形態1〕
図1において、1は、本発明の冷却機構を備えたパッケージ型圧縮機を示す。
図1において、1は、本発明の冷却機構を備えたパッケージ型圧縮機を示す。
このパッケージ型圧縮機1は、パッケージ10内に被圧縮気体(一例として燃料ガス)を圧縮するための油冷式の圧縮機本体50、該圧縮機本体50を駆動する駆動モータ60、前記圧縮機本体50より圧縮気体との気液混合流体として吐出された潤滑油を分離する油分離装置70、この油分離装置70において圧縮気体と分離され、回収された潤滑油を冷却するためのオイルクーラ80、その他の圧縮機を構成する機器を収容して構成されている。
本実施形態において、前述の圧縮機本体50を駆動する駆動モータ60、圧縮機本体50及び油分離装置70は、これらを一体的に形成した、所謂、モータ一体型圧縮機として構成されており、これをパッケージ10内に配置している。
この、モータ一体型圧縮機において、図2に示すように前記圧縮機本体50は、雌雄一対のスクリュロータ501,502をシリンダ503のロータ室504内に噛合回転可能に収納し、前記一対のスクリュロータ501,502の回転により燃料ガスを導入して圧縮する過程で前記ロータ室504内に冷却媒体である潤滑油を注入する油冷式の圧縮機本体であり、前記スクリュロータ501,502の軸線方向に対して前記シリンダ503の一側に、機外より延設された燃料ガス吸入配管92が接続された、燃料ガスを吸入する吸入口505及びこれに続く吸入通路を形成し、前記スクリュロータ501,502の吸入側ロータ軸501a,502aを支承する軸受507を収納する吸入側ケーシング508と、前記スクリュロータ501,502の軸線方向に対して前記シリンダ503の他側に燃料ガスを吐出する吐出口及び吐出通路とを形成し、前記スクリュロータ501,502の吐出側ロータ軸501b,502bを支承する軸受507を収納する吐出側ケーシング511とを備えている。
そして、前記吸入側ケーシング508と前記シリンダ503とを一体に形成し、オスロータ501の吸入側ロータ軸501aが前記吸入側ケーシング508を貫通して圧縮機本体50の外部に突出して該圧縮機本体50の駆動軸となっている。
前記油分離装置70は前記圧縮機本体50のロータ室504内で圧縮され吐出された燃料ガスと潤滑油との気液混合流体を導入し、燃料ガスと潤滑油とに分離して燃料ガスを消費側に供給するもので、圧縮機本体50から吐出された前記気液混合流体を一次分離するレシーバタンク71と、前記レシーバタンク71内で一次分離された気液混合流体を導入して微細な潤滑油を分離し燃料ガスを燃料ガス吐出配管91を介して消費側に供給するセパレータ72とを備え、前記レシーバタンク71には前記セパレータ72を接続する接続口73と、レシーバタンク71内を点検・掃除するための点検口74とを形成し、前記圧縮機本体50の吐出側ケーシング511を前記レシーバタンク71の点検口74から内部に挿入し、前記シリンダ503の吐出側ケーシング511との接続部に形成したフランジ部77でレシーバタンク71の開口部から成る点検口74を閉塞し、後述するように、駆動モータ60を固設した圧縮機本体50を前記フランジ部77でレシーバタンク71に連結し、駆動モータ60、圧縮機本体50及びレシーバタンク71を一体に構成している。
前記圧縮機本体50を回転駆動する駆動モータ60は、その回転子61を前記オスロータ501の吸入側ロータ軸501aの軸上に固定されており、これによりオスロータ501のロータ軸、該ロータを回転させる駆動軸、前記モータ60の回転軸とが、全て単一の軸により形成されている。従って、本明細書においてオスロータ501のロータ軸、ロータを回転させる駆動軸、駆動モータ60の回転軸は、いずれも同一部材を指している。
また、前述のようにオスロータ501のロータ軸、ロータを回転させる駆動軸、駆動モータ60の回転軸を一体に形成したことから、前記ロータ軸501aを支承する前記軸受507が、駆動モータ60の回転軸を支承する軸受507を兼用している。また、前記駆動モータ60の固定子62は、モータケーシング63内に固定されている。
前述の駆動モータ60のケーシング63には、その略全周に亘り冷却フィン65(図1参照)が突出形成されており、この冷却フィン65が後述する冷却風と接触することにより駆動モータ60が冷却されるように構成されている。
なお、本実施形態にあっては、駆動モータ60、圧縮機本体50、油分離装置70はこれらを一体に形成した前述のモータ一体型圧縮機として構成されている例を示したが、駆動モータ60、圧縮機本体50、油分離装置70は、それぞれ別個に構成されたものをパッケージ10内で組み合わせて使用するものであっても良い。この場合には、駆動モータ60の回転を圧縮機本体50の駆動軸に伝達するための手段、例えば駆動モータ60の回転軸と圧縮機本体50の駆動軸間を連結する継ぎ手や、プーリ及びプーリベルト等の連動機構、圧縮機本体50と油分離装置70間を連通する配管等が前記駆動モータ60や圧縮機本体50等と共にパッケージ10内に収容される。
前述のように構成されたモータ一体型圧縮機を収容するパッケージ10は、前述のように構成されたモータ一体型圧縮機を載置するフレーム11と、前記モータ一体型圧縮機をフレーム11上で覆うボンネット12により構成され、このフレーム11とボンネット12によって形成されるパッケージ10によって圧縮機の各構成機器が包囲されている(図1参照)。
前述のモータ一体型圧縮機は、図示の例ではその駆動軸501aを水平方向として前述のフレーム11上に載置されており、駆動モータ60の一端が、前記ボンネット12の側壁内面に対向配置されている。
この駆動モータ60の一端が対向する前記ボンネット12の側壁には、パッケージ10内に冷却風を導入するための冷却風流入口13が形成されており、この冷却風流入口13の形成位置におけるボンネット12内部には、この冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入される冷却風を駆動モータ60の外周に沿って流れる空気流とするための吸気ダクト14が設けられている。
図示の実施形態にあっては、この吸気ダクト14に駆動モータ60の外径に対して若干大きな内径を有する円筒部15を設け、この円筒部15内に前記円筒部15の開口端縁15aが駆動モータ60の外周に対して同心円状となるように駆動モータ60の一端を収容して、吸気ダクト14の前記円筒部15の内周と、駆動モータ60のケーシング63の外周間に形成された隙間を介して冷却風が駆動モータ60のケーシング63外周に沿った流れを生じるように形成している。
図示の例では、前述の冷却フィン65を駆動モータ60の駆動軸の長さ方向を長さ方向としてケーシング63の外周に形成すると共に、円筒部15の内周が前記冷却フィン65と接するように設け、冷却フィン65間に形成された凹条に沿って、冷却風が誘導されるように構成している。
パッケージ10の前記ボンネット12には、さらにパッケージ10内に導入された前記冷却風をパッケージ10外に排出するための冷却風排出口16が設けられていると共に、この駆動モータ60から冷却風排出口16に至る冷却風の流路中に、冷却風流入口13から冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせる単一のファン3と、このファン3を駆動するファンモータ2を前記駆動モータ60とは別個に設けている。
前述の冷却風排出口16は、ボンネット12上の適宜位置に設けることができるが、パッケージ10内に導入された冷却風が冷却風排出口16に至るに際し、流動抵抗の少ない流路を辿れる位置に構成することが好ましい。
本実施形態にあっては、この冷却風排出口16を前記駆動モータ60の配置位置の上部に形成し、冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入され、駆動モータ60を冷却した冷却風が、その後、上方に流動して排出されるよう構成している。
このように、図示の実施形態にあってはボンネット12の天板に形成された冷却風排出口16の形成位置に対応し、パッケージ10内には、駆動モータ60を冷却した前述の冷却風を冷却風排出口16に誘導するための排気ダクト17が形成されている。
前述のように、ボンネット12の天板に形成された冷却風排出口16の形成位置に対応して形成された排気ダクト17は、その下方に配置された駆動モータ60に向かって開口しており、駆動モータ60を冷却した後の冷却風を好適に冷却風排出口16に誘導し得るものとなっている。
駆動モータ60を冷却した後の冷却風が、前記冷却風排出口16に至る流路中には、前述の油分離装置70(レシーバタンク71)において分離・回収された潤滑油を冷却するためのオイルクーラ80が配置され、冷却風は冷却風排出口16を介して機外に排出される前にこのオイルクーラ80のコアと接触して潤滑油と熱交換し、潤滑油を冷却する。
このオイルクーラ80の設置は、駆動モータ60を冷却した後、冷却風排出口16に至る迄の冷却風の流路中であれば、その取付位置は特に限定されないが、本実施形態にあっては前述の排気ダクト17内にこのオイルクーラ80を配置して、駆動モータ60を冷却した後の冷却風と潤滑油とを熱交換し得るように構成している。
また、駆動モータ60と冷却風排出口16間の冷却風の流路中には、冷却風流入口13から冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせるためのファン(軸流式ファン)3と、このファン3を駆動するファンモータ2とが配置されており、図示の例では、前述の排気ダクト17の下端を開口中心方向に曲折してファン3のシュラウド17aを形成すると共に、このシュラウド17aに位置して前述のファン3を配置することができるように、前記ファン3が回転軸に取り付けられたファンモータ2をモータブラケット20を介して前記シュラウド17aに取り付けている。
なお、図示の実施形態にあっては、前述のファン3及びこれを駆動するファンモータ2を、前述の駆動モータ60とオイルクーラ80間における冷却風の流路中に配置しているが、このファン3及びファンモータ2は、オイルクーラ80と冷却風排出口16間で冷却風の流路中に配置しても良く、また、図示の実施形態にあっては、このファン3を吐き出し式のものとして示しているが、吸い込み式のものであっても良く、また、ファンモータ2の回転軸の軸心延長に対してオイルクーラ80は必ずしもこれを直交方向に配置する必要はなく、この単一のファン3により冷却風の流入口13から冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせることができると共に、冷却風が前記オイルクーラ80を通過し得る構成であれば図示の構成に限定されず各種の構成及び配置を採用することができる。
以上のように構成された本発明のパッケージ型圧縮機1において、ファンモータ2を回転すると、ファンモータ2の回転軸に取り付けられたファン3が回転し、これにより冷却風流入口13を介して外気がパッケージ10内に導入される。
冷却風流入口13の形成位置において前記ボンネット12の内壁には前述ように吸気ダクト14が取り付けられていることから、この冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入された冷却風は、この吸気ダクト14内を通ってその円筒部15内周と駆動モータ60のケーシング63外周間に形成された隙間よりモータの外周全周に亘って吹き出される。
このように、駆動モータ60の外周に沿って吹き出された冷却風は、駆動モータ60のケーシング63外周に突出形成された冷却フィン65と接触して駆動モータ60を好適に冷却すると共に、この冷却フィン65に誘導されて駆動モータ60の外周に沿って流動する。
このようにして、駆動モータ60の冷却フィン65と接触し、モータ60を冷却した後の冷却風は、パッケージ10内を冷却及び換気した後、ファンモータ2により回転するファン3によって排気ダクト17内に導入されると共に、排気ダクト17内に導入された冷却風は、排気ダクト17に誘導されて冷却風排出口16よりパッケージ10外へ排出される。
この排気ダクト17内には、前述のように油分離装置70において分離・回収された潤滑油を冷却するためのオイルクーラ80が配置されており、排気ダクト17内を通過する冷却風は必然的にこのオイルクーラ80のコアと接触しながらオイルクーラ80を通過し、この際に潤滑油と熱交換して潤滑油を冷却する。特に、図示の実施形態のようにファン3をオイルクーラ80に対向配置した構成にあっては、オイルクーラ80に対して確実に冷却風を導入することができ、オイルクーラ80に導入される冷却風量が減少することがない。
このように、本発明のパッケージ型圧縮機1にあっては、単一のファン3と、これを駆動するファンモータ2とによってパッケージ10内を冷却する冷却風を発生する構成としたことにより、パッケージ10内の冷却と換気、オイルクーラ80の冷却を単一のファン3によって行うことができ、複数のファンを設ける場合に比較してファンの回転に要する動力が少なく、消費電力を減少させることができると共に、パッケージ10自体を小型化可能であり、また、部品点数の減少により安価に製造できる。
特に液化石油ガス(LPG)や都市ガス等の燃料ガスを被圧縮気体とする場合には、被圧縮気体である燃料ガスはパッケージ10外から燃料ガス吸入配管92を介して直接圧縮機本体50の吸入口505に導入されているので、被圧縮気体を空気とする場合のようにパッケージ10内の空気が圧縮機本体50内に導入されて圧縮空気として機外に吐出されることがない。
その結果、冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入すべき空気量として、圧縮機本体50が吸引する空気量を考慮する必要がなく、空気圧縮機の場合に比較してファン3を小さくすることができる。その結果、ファン3の回転に必要な動力をさらに小さくすることができ、消費電力を減少させることができる。
また、機外より導入された比較的温度の低い冷却風が、オイルクーラ80を通過する前に全量、駆動モータ60の外周を通過することから、駆動モータ60を十分に冷却することができると共に駆動モータ60の冷却効率が高い。
さらに、ファン3を駆動するファンモータ2を、圧縮機本体50を駆動する駆動モータ60とは別個に設けたことにより、ファン3の設置位置の自由度が増し、オイルクーラ80に対向してファン3を設けることも可能である。その結果、オイルクーラ80に対して確実に冷却風を当てることができ、オイルクーラ80内を通過する潤滑油との熱交換を確実に行うことができる。
〔実施形態2〕
図3に示す実施形態にあっては、前述の図1に示す実施形態に対し、さらに駆動モータ60を冷却した冷却風を前述の排気ダクト17に誘導する誘導手段として、パッケージ10内を仕切る仕切板18を設けている。その他の点は、図1を参照して説明した前述の実施形態1における構成と同様である。
図3に示す実施形態にあっては、前述の図1に示す実施形態に対し、さらに駆動モータ60を冷却した冷却風を前述の排気ダクト17に誘導する誘導手段として、パッケージ10内を仕切る仕切板18を設けている。その他の点は、図1を参照して説明した前述の実施形態1における構成と同様である。
この仕切板18は、一例として図3に示すようにパッケージ10内を圧縮機室101とモータ室102とに分割しており、この仕切板18により分割されて形成された、パッケージ10内の前記圧縮機室101内に圧縮機本体50と油分離装置70とを収容し、モータ室102内に駆動モータ60,オイルクーラ80,ファン3及びファンモータ2が収容される。
図示の実施形態において、前述の仕切板18は、駆動モータ60と圧縮機本体50の境界付近に図中上下方向に取り付けられており、これによりパッケージ10内を図中左右に二分割すると共に、その上端が前記排気ダクト17の下端に設けられたシュラウド17aに連結されている。
従って、冷却風流入口13、駆動モータ60の上方に位置してボンネット12の天板に形成された冷却風排出口16は、いずれも駆動モータ60が収容されているモータ室102におけるボンネット12の側壁及び天板に形成されていると共に、冷却風流入口13より導入された外気を駆動モータ60の外周に誘導する吸気ダクト14、冷却風排出口16に駆動モータ60を冷却した後の冷却風を誘導する排気ダクト17が、いずれも同一の室(モータ室102)内に配置されている。
なお、前述の仕切板18は、パッケージ10内を完全に2室に仕切るものであっても良いが、前途のように駆動モータ60を冷却した後の冷却風を排気ダクト17に誘導するという作用を生じるものであればパッケージ10内を厳密に2室に分割するものでなくても良く、モータ室102と圧縮機室101とが、一部連通するようにこれを分割するものであっても良い。
このように構成されたパッケージ型圧縮機1にあっては、吸気ダクト14の円筒部15内周と駆動モータ60の外周間を介して吹き出された冷却風は、駆動モータ60を冷却しながらその外周に沿って流動した後、その流動方向前方に配置された前述の仕切板18に案内されて排気ダクト17に向かって誘導され、オイルクーラ80を通過した後に冷却風排出口16を介して機外に排出される。
このように、駆動モータ60を冷却した後の冷却風は、圧縮機本体50や油分離装置70が配置された圧縮機室101内に導入されず、仕切板18によって直接排気ダクト17側に誘導される。そのため、このような仕切板18を設けることにより、冷却風の流動抵抗を減少させることができ、冷却ファン3の消費動力を小さくすることができる。
〔実施形態3〕
図4に示す実施形態にあっては、前述の図1を参照して説明した実施形態に対し、さらに吸気ダクト14と排気ダクト17とを連通して、前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る一連のダクトを形成すると共に、この一連のダクト内に前記駆動モータ60とファン3を共に配置したものである。
図4に示す実施形態にあっては、前述の図1を参照して説明した実施形態に対し、さらに吸気ダクト14と排気ダクト17とを連通して、前記冷却風流入口13から前記冷却風排出口16に至る一連のダクトを形成すると共に、この一連のダクト内に前記駆動モータ60とファン3を共に配置したものである。
この、吸気ダクト14と排気ダクト17との連通は、排気ダクト17の下端縁を下方に向かって延長する中間ダクト19を設け、この中間ダクト19によりモータ60を包囲するように構成しても良く、又は、図3を参照して説明した実施形態同様の仕切板18を設けると共に、吸気ダクト14の円筒部15のモータ60側端縁に位置してモータ室内を図中左右に仕切る、上端を前記排気ダクト17の下端縁に連結する仕切板18’によってモータ室102内をさらに分割し、この2枚の仕切板18,18’間に形成された空間で、吸気ダクト14と排気ダクト17間を連通する中間ダクト19を構成しても良い。
なお、図示の実施形態にあっては、このにような中間ダクト19を設けたことにより、この中間ダクト19を画成する仕切板18,18’に前述のモータブラケット20を取り付けてファンモータ2の固定を行っているが、図3に示す方法と同様の方法で取り付けても良く、その取り付け方法は図示の実施形態に限定されない。
また、図示の例では、冷却風流入口13からパッケージ10内に導入される冷却風の流路抵抗を減少させるべく、冷却風流入口13を駆動モータ60と同一の高さ位置に形成し、冷却風が直線状の流路を辿ってパッケージ10内に導入されるように構成すると共に、これに伴い、吸気ダクト14を図1における吸気ダクト14の円筒部15に対応する部分のみによって構成しているが、冷却風流入口13の形成位置及び吸気ダクト14の形状は、図1及び図3を参照して説明した形状等としても良く、図示の実施形態に限定されない。
以上、図4に示す本発明のパッケージ型圧縮機1にあっては、冷却風流入口13を介してパッケージ10内に導入された冷却風は、吸気ダクト14、排気ダクト17及び両ダクトを連通する中間ダクト19により一連に形成されたダクトを介して冷却風流入口13から冷却風排出口16に誘導されることから、冷却風の流動抵抗をより一層低減することができ、また、このダクト内に配置されたファン3は、効率良く冷却風流入口13から冷却風排出口16に至る冷却風の流れを生じさせることができる。その結果、ファン3の回転に要する消費電力を低減することができると共に、このように一連に形成されたダクト内に配置された駆動モータ60は、ダクト内を通過する冷却風により確実に冷却される。
〔実施例4〕
本発明のパッケージ型圧縮機1のさらに別の実施形態を図5に示す。
本発明のパッケージ型圧縮機1のさらに別の実施形態を図5に示す。
図1、図3及び図4に示す実施形態にあっては、このパッケージ型圧縮機1内に収容された圧縮機本体50は、燃料ガス吸入配管92を介して吸入口に導入された燃料ガスを圧縮するものとして説明したが、図5に示す実施形態にあっては、この圧縮機本体50を空気を圧縮するものとして構成し、この圧縮機本体50の吸入口505をボンネット外に延長する吸入流路4を設けている。
図示の実施形態にあっては、パッケージ10内を仕切ることにより、パッケージ10の側壁上端部に形成された外気吸入口40に連通する吸入ダクト41を形成し、この吸入ダクト41を、エアフィルタ42、吸入管43を介して圧縮機本体50の吸入口505に連通しているが、圧縮機本体50の吸入口505をボンネット10外に延長し得る構成であれば、図示の例に限定されず各種の構成を採用することができる。
このように形成されたパッケージ型空気圧縮機1にあっては、圧縮機本体50により圧縮される空気は、前記吸入流路4を介してパッケージ10外より導入されることから、パッケージ10内に冷却風として導入された空気が消費されることがない。
その結果、圧縮機本体50を空気の圧縮に使用する場合であっても、パッケージ10内の圧力が相対的に低下してオイルクーラ80に供給される冷却風量が減少してオイルクーラ80の冷却効率が低下する等の不都合が発生することを好適に防止することができる。
また、圧縮機本体50がパッケージ10内の空気を吸引する場合にあっては、圧縮機本体50が吸引する分の空気量を考慮して、この分、余分に冷却風をパッケージ10内に導入する必要がある。そのため、被圧縮気体を空気とする場合には、ファン3やファンモータを大型化して導入空気量の増大を図る必要があるが、図5に示す本発明のパッケージ型圧縮機1の構成にあっては、冷却風の導入にあたって圧縮機本体50が吸引する空気量を考慮する必要がなく、前述した燃料ガスを被圧縮気体とするパッケージ型圧縮機1と同様に、ファン3やファンモータ2を小型化することができると共に、これによりファン3の駆動に要する消費電力を減少することができる。
以上説明した本発明の構成により、本発明のパッケージ型圧縮機は、圧縮気体を利用する各種分野において使用することが可能であり、特に燃料ガスの圧縮に使用されるパッケージ型圧縮機の構成として採用するに好適である。
従って、例えばガスを燃料とする内燃機関、その他のガス機器に対するガスの供給、各家庭等に対するガスの供給経路中におけるガスの加圧等の各種の用途において、燃料ガスを加圧するために使用することができる。
1 パッケージ型圧縮機
10 パッケージ
101 圧縮機室
102 モータ室
11 フレーム
111 第1室
112 第2室
12 ボンネット
13 冷却風流入口
131 第1空気流入口
132 第2空気流入口
14 吸気ダクト
15 円筒部(吸気ダクト14の)
15a 開口端縁(円筒部15の)
16 冷却風排出口
161 空気流出路
17 排気ダクト
17a シュラウド
18,18’,181 仕切板
182 開口部
19 中間ダクト
2 ファンモータ
20 モータブラケット
3 ファン
4 吸入流路
40 外気吸入口
41 吸入ダクト
42 エアフィルタ
43 吸入管
50 圧縮機本体
501 ロータ(オス)
502 ロータ(メス)
501a,502a 吸入側ロータ軸
501b,502b 吐出側ロータ軸
503 シリンダ
504 ロータ室
505 吸入口
507 軸受
508 吸入側ケーシング
511 吐出側ケーシング
60 駆動モータ
61 回転子
62 固定子
63 モータケーシング
65 冷却フィン
66 両吸込多翼ファン
70 油分離装置
71 レシーバタンク
72 セパレータ
73 接続口
74 点検口
77 フランジ部
80 オイルクーラ
81 アフタクーラ
91 吐出配管
92 燃料ガス吸入配管
10 パッケージ
101 圧縮機室
102 モータ室
11 フレーム
111 第1室
112 第2室
12 ボンネット
13 冷却風流入口
131 第1空気流入口
132 第2空気流入口
14 吸気ダクト
15 円筒部(吸気ダクト14の)
15a 開口端縁(円筒部15の)
16 冷却風排出口
161 空気流出路
17 排気ダクト
17a シュラウド
18,18’,181 仕切板
182 開口部
19 中間ダクト
2 ファンモータ
20 モータブラケット
3 ファン
4 吸入流路
40 外気吸入口
41 吸入ダクト
42 エアフィルタ
43 吸入管
50 圧縮機本体
501 ロータ(オス)
502 ロータ(メス)
501a,502a 吸入側ロータ軸
501b,502b 吐出側ロータ軸
503 シリンダ
504 ロータ室
505 吸入口
507 軸受
508 吸入側ケーシング
511 吐出側ケーシング
60 駆動モータ
61 回転子
62 固定子
63 モータケーシング
65 冷却フィン
66 両吸込多翼ファン
70 油分離装置
71 レシーバタンク
72 セパレータ
73 接続口
74 点検口
77 フランジ部
80 オイルクーラ
81 アフタクーラ
91 吐出配管
92 燃料ガス吸入配管
Claims (5)
- パッケージ内に圧縮機本体、該圧縮機本体を駆動する駆動モータ、油分離装置及びオイルクーラを収容したパッケージ型圧縮機において、
前記パッケージ内に形成された同一の室内に、前記駆動モータと、前記パッケージに設けられた冷却風流入口から流入した冷却風を前記駆動モータの外周に沿う流れに誘導する吸気ダクトと、前記駆動モータの外周に沿って誘導された前記冷却風を前記オイルクーラを通過させた後、前記パッケージに設けられた冷却風排出口に誘導する排気ダクトを設けると共に、
前記冷却風流入口から前記冷却風排出口に至る冷却風の流れを生じさせ、かつ、前記駆動モータとは別個に設けられたファンモータによって回転する単一のファンを、前記駆動モータから前記冷却風排出口に至る冷却風の流路中に配置したことを特徴とするパッケージ型圧縮機。 - 前記ファンが、前記オイルクーラに対向配置された軸流式ファンであることを特徴とする請求項1記載のパッケージ型圧縮機。
- 前記駆動モータの外周に沿って誘導された前記冷却風を、前記排気ダクトに誘導する誘導手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパッケージ型圧縮機。
- 前記吸気ダクトと前記排気ダクトを連通して前記冷却風流入口から前記冷却風排出口に至る一連のダクトと成すと共に、前記一連のダクト内に前記駆動モータと前記ファンを配置したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のパッケージ型圧縮機。
- 前記圧縮機本体が空気圧縮機であり、前記圧縮機本体の吸入口を前記パッケージ外に延長する吸入流路を設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のパッケージ型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003416314A JP2005171957A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | パッケージ型圧縮機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003416314A JP2005171957A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | パッケージ型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005171957A true JP2005171957A (ja) | 2005-06-30 |
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---|---|---|---|
JP2003416314A Pending JP2005171957A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | パッケージ型圧縮機 |
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JP (1) | JP2005171957A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003416314A patent/JP2005171957A/ja active Pending
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