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JP2005170947A - アルコキシ純粋なアルカリ土類金属アルコキシドの製造方法 - Google Patents

アルコキシ純粋なアルカリ土類金属アルコキシドの製造方法 Download PDF

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JP2005170947A JP2004360132A JP2004360132A JP2005170947A JP 2005170947 A JP2005170947 A JP 2005170947A JP 2004360132 A JP2004360132 A JP 2004360132A JP 2004360132 A JP2004360132 A JP 2004360132A JP 2005170947 A JP2005170947 A JP 2005170947A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
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    • C07C29/705Preparation of metal alcoholates by converting hydroxy groups to O-metal groups by transalcoholysis

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Abstract

【課題】十分な生成物純度で高級のアルカリ土類金属アルコキシドをできる限り経済的に製造する。
【解決手段】金属不含の、かつアルコキシ純粋な一般式I
M(OR (I)
[式中、M、Rは明細書中に記載の通りである]のアルカリ土類金属アルコキシドを製造するにあたり、一般式II
M(OR(OR(OR (II)
[式中、M、基R、R及びR、x、y、zは明細書中に記載の通りである]の化合物を、過剰に使用される一般式III
HOR (III)
[式中、Rは明細書中に記載の通りである]のアルコールにより、式I及び/又は式IIの化合物がアルコリシスの間に部分的に溶解されたままでアルコリシスする。
【選択図】なし

Description

本発明はアルコリシスによるアルカリ土類金属アルコキシドの製造方法に関する。該方法は、金属アルコキシドのアルコキシ基を、その当初のアルコキシドに相応するアルコールとは別のアルコールの存在下に交換すること、すなわち金属アルコキシドを別のアルコールとアルコリシスすることを基礎としている。
アルカリ土類金属ジアルコキシド(以下に短くアルカリ土類金属アルコキシドと呼ぶ)は多岐に亘り有機合成化学において使用される。
その製造のための非常に慣用の方法は、アルカリ土類金属とアルコールとを水素離脱下に直接的に反応させることである[Liebigs Annalen der Chemie 444, 236 (1925)]。この反応は、長鎖アルコールを使用する場合には反応相手の低い親和性に基づいて互いに極めて困難である。
US2965663号は、元素の周期律表(PSE)の第IA族、第IIA族及び第IIIA族の金属とアルコールとを反応させて、特別な還流法により相応のアルコキシドを得ることを教示している。第IIA族及び第IIIA族の金属を使用する場合には極めて反応時間が長いことが欠点である。
DE−OS2261386号は、アルカリ土類金属とアルコールとの反応はより高温でより迅速に実施できるが、該反応はオートクレーブ中で高圧において実施せねばならないという欠点を有することを開示している。
アルカリ土類金属とアルコールからアルカリ土類金属アルコキシドを製造する場合の一般的な問題は未反応の金属の残留含分であり、これは生成物の更なる使用、例えばマグネシウムアルコキシドを触媒として有機合成化学において使用する場合に弊害となる。
金属アルコキシド、特に高級アルコールのアルコキシドの製造のための他の経路はアルコリシスである(Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology, 3rd Ed., Vol. 2, 8及び9頁)。この方法では、PSEの第IIA族のアルコキシドを製造する場合に、生成物中に不純物のアルコールもしくは低級アルコールのアルコキシドの残留が観察されることが欠点である。このように、例えばマグネシウムエタノラートとイソプロパノールとのアルコリシスで、マグネシウム−イソプロピラートを得る場合に、エタノールとして計算して、なおも約15質量%のエタノラートが生成物中に残留する。また生成物中の不純物アルコキシドのかかる含量は、例えばマグネシウム−ジイソプロパノラートを触媒として有機化学での合成において使用する場合に弊害をもたらすことがある。
US2965663号 DE−OS2261386 Liebigs Annalen der Chemie 444, 236 (1925) Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology, 3rd Ed., Vol. 2, 8及び9頁
従って本発明の課題は、十分な生成物純度で高級のアルカリ土類金属アルコキシドをできる限り経済的に製造する更なる方法を提供することであった。
前記課題は、本発明によれば特許請求の範囲の特徴に相応して解決される。
意想外にも、容易にかつ同時に経済的に、一般式I
M(OR (I)
[式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素を表し、かつRは2〜20個のC原子、有利には2〜10個のC原子を有する直鎖状、分枝鎖状又は環式のアルキル基である]の金属不含の、かつアルコキシ純粋なアルカリ土類金属アルコキシドを製造するには、一般式II
M(OR(OR(OR (II)
[式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素、有利にはMg、Caを表し、基R、R及びRは同一又は異なり、かつ1〜4個のC原子を有する直鎖状のアルキル基であるが、但し、0≦x≦2、0≦y≦2、0≦z≦2であって、(x+y+z)=2である]の溶液中に存在する化合物と、過剰に使用される一般式III
HOR (III)
[式中、Rは式I中と同じ意味を有し、式IIによる基R、R及びRとは異なり、かつアルキル鎖中に少なくとも1つであるが、一連のR、R及びRのうちの最長のアルキル基よりも多くのC原子を有する]のアルコールとを、式I及び/又は式IIの化合物がアルコリシスの間に部分的に溶解されたままで反応させればよいことが判明した。
本発明によれば本願方法において、特に、アルコリシスの実施のためにかかる出発アルコキシド(式IIの匹敵化合物)を使用し、かつ/又は本願反応において反応中間段階、例えば混合アルコキシドが生成し、かつ/又は目的アルコキシド、すなわち式Iの生成物が生成し、該生成物は前記反応に使用される式IIIのアルコール中に少なくとも部分的に可溶性であることに配慮する。
更に反応混合物をアルコリシスの実施のために適宜加熱する。本願反応は、一般にアルコリシスで遊離されるアルコールを蒸留により除去することによってより完全なものとする:
M(OR(OR(OR+2ROH→M(OR+xHOR+yHOR+zHOR
例えばメタノール中に溶解されたマグネシウムジメタノラートとn−ヘキサノールとをアルコリシスすることを挙げる:
Mg(OMe)+2HexOH→Mg(OHex)+2MeOH
他の例として、n−オクタノール中の粉末状のカルシウムジエタノラートの反応を挙げることができる:
Ca(OEt)+2OctOH→Ca(O−Oct)+2EtOH
更に特に
Mg(O−n−プロピル)、Ca(O−n−プロピル)
Mg(O−i−プロピル)、Ca(O−i−プロピル)
Mg(O−n−ブチル)、Ca(O−n−ブチル)
Mg(O−i−ブチル)、Ca(O−i−ブチル)
が本発明による方法に従って得られる。
金属不含のアルカリ土類金属アルコキシドとは、本発明では、アルカリ土類金属アルコキシドに対して0.04質量%未満のアルカリ土類金属を含有するアルカリ土類金属アルコキシドを意味する。本発明では、有利には≦0.03質量%のアルカリ土類金属を有する一般式Iの金属不含のアルカリ土類金属アルコキシド、特に≦0.02質量%のアルカリ土類金属乃至検出限界の当該アルカリ土類金属を有するアルカリ土類金属アルコキシドが得られ、その際、その記述はそれぞれアルカリ土類金属アルコキシドに対するものである。
アルコキシ純粋なアルカリ土類金属アルコキシドとは、本発明では、アルコールとして計算され、そして所望のアルカリ土類金属アルコキシドに対して≦10質量%の不純物アルコキシドを含有するアルカリ土類金属アルコキシドを意味する。本発明では、有利には≦5.0質量%の不純物アルコキシドを有する一般式Iのアルカリ土類金属アルコキシド、特に≦1.0質量%の不純物アルコキシド乃至検出限界の当該アルカリ土類金属又はアルコールを示される条件下に有するアルカリ土類金属アルコキシドが得られ、その際、その記述はそれぞれアルカリ土類金属アルコキシドに対するものである。
従って本発明の対象は、金属不含の、かつアルコキシ純粋な一般式I
M(OR (I)
[式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素を表し、かつRは2〜20個のC原子を有する直鎖状、分枝鎖状又は環式のアルキル基である]のアルカリ土類金属アルコキシドを製造するにあたり、一般式II
M(OR(OR(OR (II)
[式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素を表し、基R、R及びRは同一又は異なり、かつ1〜4個のC原子を有するアルキル基であるが、但し、0≦x≦2、0≦y≦2、0≦z≦2であって、(x+y+z)=2である]の化合物と、過剰に使用される一般式III
HOR (III)
[式中、Rは式I中と同じ意味を有し、式IIによる基R、R及びRとは異なり、かつアルキル鎖中に少なくとも1つであるが、一連のR、R及びRのうちの最長のアルキル基よりも多くのC原子を有する]のアルコールとを、式I及び/又は式IIの化合物がアルコリシスの間に部分的に溶解されたままでアルコリシスする方法である。
本発明による方法では、有利には一般式IIの化合物としてマグネシウムジメタノラート又はマグネシウムジエタノラート又はカルシウムジメタノラートを使用する。
更に本発明による方法では一般式IIIの化合物として、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、n−ペンタノール、アミルアルコール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、i−オクタノール又はn−デカノールが有利には使用される。
本発明による方法の実施のために、有利には一般式IIIのアルコールを装入し、そして一般式IIのアルカリ土類金属アルコキシドをよく混和しながら添加する。好適には、アルカリ土類金属アルコキシドは粉末形で又は分散された形で又は溶解された形で添加してよい。特に、アルカリ土類金属アルコキシドをメタノール及び/又はエタノール中に溶解させるか、又はメタノール及び/又はエタノール中に分散させて添加することも有利である。有利にはアルカリ土類金属アルコキシドの均質な溶液が使用される。
本発明によるアルコリシスを特に迅速に実施可能にするために、周囲温度より高温で作業してよい。有利には本発明による反応は20℃乃至それぞれの存在するアルコールの常圧での沸点の範囲の温度で実施する。特に90〜140℃の範囲の温度で作業する。好適には、本発明によるアルコリシスの実施の際に、反応の間に生成するアルコールHOR、HOR及び/又はHORを蒸留により反応混合物から除去し、そのためには真空を適用してよい。本願方法の実施においては、更に、使用される蒸留システムが十分な分離出力を有することを顧慮することが望ましい。前記のアルコールを反応混合物から蒸留により除去するために0.1〜1.1バール(絶対)未満の圧力で作業することが有利である。
本発明による反応は、有利には塔頂部において、最高の沸点を有するアルコールの相応の沸騰温度が少なくとも1時間にわたり確認できる限りは常圧又は場合により少し低減された圧力下に実施する。
メタノール中にマグネシウムを溶解させることによって好適に製造されるマグネシウムメタノレートは一般に10質量%までの濃度でメタノール中に可溶であり、そして従って本発明による方法で出発物質、すなわち一般式IIの出発アルコラートとして有利である。同様に、本発明による反応の有利な経過のために、例えばカルシウムエタノレートが有利であり、その際、その製造はカルシウムをエタノール中に溶解させることによって実施できる。
特に式IIのアルコキシドは高級アルコール、例えばn−ヘキサノール又はn−オクタノールと反応しうる。
一般に本発明による方法は以下のように実施する:
まず一般式IIのM(OR(OR(ORのアルカリ土類金属アルコキシドを自体公知のように製造する。このためにアルカリ土類金属Mをその都度のアルコキシドに相当するアルコールもしくはHOR、HOR及び/又はHOR、有利にはメタノール又はエタノールからなるアルコール混合物中で反応させてよい。使用される金属の表面は、反応のよりよい開始を達成するために更に前もって浄化してよい。更に触媒、例えばヨウ素を添加してよい。反応後に過剰のアルコールを分離除去すると、粉末状の金属アルコキシドを得ることができる。通常は、こうして製造されたアルカリ土類金属アルコキシドは、2個より多いC原子を有するアルコールを使用する場合には、アルカリ土類金属アルコキシドに対して≧0.04質量%の残留アルカリ土類金属割合を含有する。一般にアルカリ土類金属アルコキシドは湿気の排除下に、かつ保護ガス雰囲気下に取り扱われる。アルカリ土類金属アルコキシド、すなわち出発物質は、目下、本発明によるアルコリシスのために、アルコール性溶液として又は粉末形又は分散された形で、例えばアルコール性分散液として使用できる。好適には、アルコリシスに予定される適宜に無水の一般式IIIのアルコール(HOR)を過剰に、撹拌装置付きの乾燥、冷却もしくは加熱可能な反応容器中で保護ガス、例えば乾燥窒素又はアルゴン下に装入し、そして式IIのM(OR(OR(ORによる出発物質(HOR、HOR、HOR及び/又はHOR中に分散、部分溶解又は溶解されている)を添加し、そして該出発物質を本発明によればアルコールHORと、有利にはHOR、HOR並びにHOR及びM(ORの形成下に反応させ、その際、該反応混合物は適宜よく混和させ、温度は有利には20〜140℃、好ましくは90〜140℃の範囲で保持し、そして本発明によるアルコリシスの間に同時にHOR、HOR、HORもしくはHOR又はそれらの相応の混合物を気相から、すなわち蒸留により該システムから除去する。一般にこうして所望の生成物M(ORは、目的アルコキシドに相当するアルコール(HOR)中に溶解、部分溶解又は分散されて得られる。目下、残留するアルコール又は残留するアルコール混合物は蒸留又は濾過によって、得られたアルカリ土類金属アルコキシドM(ORから分離できる。
一般に本発明による1バッチの実施のためには、有利には10時間未満が必要である。
本発明による方法により、高級アルコールの金属不含の、かつアルコキシ純粋なアルカリ土類金属アルコキシドが容易にかつ経済的に、また工業的規模においても得ることができる。
本発明を以下の実施例によって詳細に説明するが、本発明の対象に制限されるものではない:
以下の実施例1〜7において、出発アルコキシドは均質な溶液中に存在する。本発明によるアルコリシスにより、アルコールとして計算されて≦1質量%の不純物アルコキシド含量を有する生成物が得られる。
実施例8及び9においては、生成物アルコキシドも出発アルコキシドも均質な溶液中に存在する。アルコリシスにより、アルコールとして計算されて≦0.1質量%の不純物アルコキシド含量を有する生成物が得られる。
出発アルカリ土類金属アルコキシドが使用される溶剤、すなわちその都度のアルコール又はアルコール混合物中に難溶性である場合に(比較例Aを参照のこと)、アルコリシスを実施しても不十分な目的アルコキシドが得られるに過ぎないので、生成物中に>10質量%のアルコキシド含量が残留する。
実施例1
マグネシウムジメタノラートからのマグネシウム−ジイソプロパノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、1.2kgのイソプロパノールを装入し、そして沸点まで加熱する。約15ml/分の供給速度でマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(9.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。供給の開始時に、還流比1で、かつ82℃から65℃に塔頂温度を低下させて、先ずイソプロパノール/メタノール混合物を、そして65℃で純粋なメタノールを留去する。引き続き温度を上昇させ(65℃から82℃に)、還流比を5〜20に高めて蒸留する。塔頂温度が82℃で長時間一定(約1時間)になったら、イソプロパノールからなる蒸留物が生成し、そして反応を完了させる。反応の全時間は、約7時間である。マグネシウム−ジイソプロパノラートはプロパノール中に難溶性である。それは反応完了時にプロパノール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の微細粒の粉末(一次粒子は約1μmの直径であり、凝集して5〜50μmの粒子となる)が得られる。単離されたマグネシウム−イソ−プロパノラートのメタノール含量は、1質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例2
マグネシウムジメタノレートからのマグネシウム−ジ−n−ブタノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)、加熱マントル及びNシール装置を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)から構成される装置に、1.2kgのn−ブタノール(ブタン−1−オール)を装入し、そして95℃に加熱する。約15ml/分の供給速度でマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(7.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。90℃から117℃に気泡温度を高める場合に、65℃の塔頂温度でまず純粋なメタノールを留去する。引き続き塔頂温度を高める間に(65℃から117℃)、20の還流比でメタノール/n−ブタノール混合物を留去する。塔頂温度が117℃で長時間一定(約1時間)であれば、n−ブタノールからなる蒸留物が生成し、そして反応を完了させる。反応の全時間は、約7時間である。マグネシウム−ジ−n−ブタノラートはn−ブタノール中に難溶性である。それは反応完了時にn−ブタノール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器(Rotavapor)上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の粗粒の、不規則な粒子構造を有するゲル状に粉砕された粉末が得られる。単離されたマグネシウム−ジ−n−ブタノラートのメタノール含量は、0.11質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例3
マグネシウムジメタノレートからのマグネシウム−ジ−s−ブタノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、0.8kgのs−ブタノール(ブタン−2−オール)を装入し、そして95℃に加熱する。約15ml/分の供給速度で0.2kgのマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(7.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。90℃から99℃に気泡温度を高めて、65℃の塔頂温度でまず純粋なメタノールを留去する。引き続き塔頂温度を高めて(65℃から99℃)、20の還流比でメタノール/ブタノール混合物を留去する。塔頂温度が99℃で長時間一定(約1時間)になったら、s−ブタノールからなる蒸留物が生成し、そして反応を完了させる。反応時間は、約7時間である。マグネシウム−ジ−s−ブタノラートはs−ブタノール中に難溶性である。それは反応完了時にs−ブタノール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の粗粒の、不規則な粒子構造を有するゲル状に粉砕された粉末が得られる。単離されたマグネシウム−s−ブチラートのメタノール含量は、1.0質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例4
マグネシウムジメタノレートからのマグネシウム−ジ−n−アミラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置、真空ポンプLEYBOLD(D2A)及び冷却トラップ(−78℃)から構成される装置に、1.2kgのn−アミルアルコールを装入し、そして600ミリバールで90℃に加熱する。約15ml/分の供給速度で0.8kgのマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(7.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。90℃から120℃に気泡温度を高めて、54℃の塔頂温度でまず純粋なメタノールを留去する。引き続き400ミリバールで、かつ104℃にまで塔頂温度を高めて、10の還流比でメタノール/n−アミルアルコール混合物を留去する。塔頂温度が104℃で長時間一定(約1時間)になったら、n−アミルアルコールからなる蒸留物が生成し、そして反応を完了させる。反応時間は、約5時間である。マグネシウム−ジ−n−アミラートはn−アミルアルコール中に難溶性である。それは反応完了時にn−アミルアルコール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の粗粒の、不規則な粒子構造を有するゲル状に粉砕された粉末が得られる。単離されたマグネシウム−ジ−n−アミラートのメタノール含量は、1.0質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例5
マグネシウムジメタノラートからのマグネシウム−ジ−n−ヘキサノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置、真空ポンプLEYBOLD(D2A)及び冷却トラップ(−78℃)から構成される装置に、0.8kgのn−ヘキシルアルコール(ヘキサン−1−オール)を装入し、そして500ミリバールで100℃に加熱する。約15ml/分の供給速度で0.6kgのマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(7.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。100℃から120℃に気泡温度を高めて、46℃の塔頂温度でまず純粋なメタノールを留去する。引き続き350ミリバールで、かつ室温にまで塔頂温度を低下させて更に蒸留する。塔頂温度が室温にまで低下したら、反応を完了させる。反応時間は、約4時間である。マグネシウム−ジ−n−ヘキサノラートはn−ヘキシルアルコール中に難溶性である。それは反応完了時にn−ヘキシルアルコール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の粗粒の、不規則な粒子構造を有するゲル状に粉砕された粉末が得られる。単離されたマグネシウム−n−ヘキシラートのメタノール含量は、0.1質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例6
マグネシウムジメタノラートからのマグネシウム−ジ−n−デカノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、0.25kgのn−デシルアルコール(デカン−1−オール)を装入し、そして120℃に加熱する。約25ml/分の供給速度で0.25kgのマグネシウムジメタノラートのメタノール溶液(7.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。65℃から室温℃に塔頂温度を低下させて、メタノールを留去する。塔頂温度が室温に下がったら、反応を完了させる。反応時間は、約3時間である。マグネシウム−ジ−n−デカノラートはn−デシルアルコール中に難溶性である。それは反応完了時にn−デシルアルコール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約130℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の粗粒の、不規則な粒子構造を有するゲル状に粉砕された粉末が得られる。単離されたマグネシウム−ジ−n−デカノラートのメタノール含量は、0.1質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例7
マグネシウムジメタノラートからのマグネシウムジエタノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、0.711kgのエタノールを装入し、そして加熱沸騰させる。約1.75ml/分の供給速度で700mlのマグネシウムジメタノラートのメタノール性溶液(8.5質量%のマグネシウムメチラート)を計量供給する。供給の開始時に、還流比を30から10に低下させ、そして78℃から65℃に塔頂温度を低下させて、まずエタノール/メタノール混合物を、そして65℃で純粋なメタノールを留去する。引き続き塔頂温度を高めて(65℃から78℃)、10の還流比でエタノール/メタノール混合物を留去する。塔頂温度が78℃で長時間一定(約1時間)になったら、エタノールからなる蒸留物が生成し、そして反応を完了させる。反応の全時間は、約20時間である。マグネシウムジエタノラートはエタノール中に難溶性である。それは反応完了時にエタノール中に分散されて存在する。該分散液を回転蒸発器上で蒸発させ、そして約120℃及び1ミリバール未満の圧力で3時間乾燥させる。白色の微細粒の粉末(一次粒子は約1μmの直径であり、凝集して5〜20μmの粒子となる)が得られる。単離されたマグネシウムエチラートのメタノール含量は、0.7質量%未満である。遊離のマグネシウムの含量は選択される分析法の検出限界未満の0.02質量%未満で存在する。
実施例8
カルシウムジエタノラートからのカルシウム−n−ヘキサノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機、滴下漏斗を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、84.7gのカルシウムジエタノラート及び1.3lのヘキサン−1−オールを装入する。135℃の塔底温度で、カルシウムメチラートは完全に溶解する。塔頂温度を78℃から148℃に高め、そして塔頂温度を78℃から98℃に高めて、主要量のエタノールを取り除く。引き続き塔底温度を158℃に調節し、その際、塔頂温度は157℃に上昇する。塔頂温度が長時間一定(約0.5時間)になったら、反応を完了させ、そして塔頂生成物がヘキサノールから生成する。反応時間は約3時間である。ヘキサノールを回転蒸発器上(3時間、180℃、p<1ミリバール)で完全に除去した後に、黄色の、粗粒の、ゲル状に粉砕されたカルシウム−n−ヘキサノラートが単離される。エタノール含量は0.1%未満である。
実施例9
カルシウムジエタノラートからのカルシウム−ジ−n−オクタノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機を有する1lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、34gのカルシウムジエタノラート及び650mlのオクタン−1−オールを装入する。141℃の塔底温度で、カルシウムジエタノラートは完全に溶解する。塔底温度を78℃から165℃に高め、そして塔頂温度を78℃から120℃に高めて、まずエタノールを、引き続きエタノール/n−オクタノール混合物を留去する。塔頂温度が175℃の塔底温度の場合に室温にまで低下したら、反応を完了させる。反応時間は約3時間である。オクタノールを回転蒸発器上(3時間、180℃、p<1ミリバール)で完全に除去した後に、黄色の、粗粒の、ゲル状に粉砕されたカルシウム−ジ−n−オクタノラートが単離される。エタノール含量は0.1%未満である。
比較例A
マグネシウムジエタノラートからのマグネシウム−イソプロパノラートの製造
内部温度計、KPG撹拌機を有する2lの多口フラスコ、塔頂部(自動調節分液器、接触温度計)を有する蒸留塔(充填塔、内径25mm、充填高さ1.2m、金網リング4×4mm V4A)、加熱マントル及びNシール装置から構成される装置に、229gのマグネシウムエチラート及び1.5lのイソプロパノール(プロパン−2−オール)を装入する。82℃の塔底温度で、78〜80℃の塔頂温度でエタノールを留去する(蒸留時間は24時間である)。引き続き回転蒸発器でイソプロパノールを除去し、そして残留した粉末を真空中(p<1ミリバール、T=80℃)で2時間乾燥させる。単離された生成物は長い反応時間(24時間)にもかかわらず、加水分解後になおも15質量%のエタノールを含有している。
比較例B
オートクレーブ中でのマグネシウム−ジ−n−プロパノラートの製造
10lの鋼製オートクレーブ中に112gのマグネシウム粉及び3000gのプロパン−1−オールを装入する。188℃及び38バールの圧力で反応を全体で5時間実施する。引き続き80℃の温度及び約50ミリバールの圧力でn−プロパノールを蒸留により除去する。アルコキシドを引き続き80℃及び<1ミリバールの圧力で乾燥させる。該生成物は金属のマグネシウムを、マグネシウム−ジ−n−プロパノラートに対して0.04質量%の量で含有する。

Claims (8)

  1. 金属不含の、かつアルコキシ純粋な一般式I
    M(OR (I)
    [式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素を表し、かつRは2〜20個のC原子を有する直鎖状、分枝鎖状又は環式のアルキル基である]のアルカリ土類金属アルコキシドを製造するにあたり、一般式II
    M(OR(OR(OR (II)
    [式中、Mは元素の周期律表の第2主族の元素を表し、基R、R及びRは同一又は異なり、かつ1〜4個のC原子を有する直鎖状のアルキル基であるが、但し、0≦x≦2、0≦y≦2、0≦z≦2であって、(x+y+z)=2である]の溶液中に存在する化合物と、過剰に使用される一般式III
    HOR (III)
    [式中、Rは式I中と同じ意味を有し、式IIによる基R、R及びRとは異なり、かつアルキル鎖中に少なくとも1つであるが、一連のR、R及びRのうちの最長のアルキル基よりも多くのC原子を有する]のアルコールとを、式IIの化合物が反応中に少なくとも部分的に溶解されたままでアルコリシスする方法。
  2. 反応の間に生成するアルコールHOR、HOR及び/又はHORを蒸留により反応混合物から除去する、請求項1記載の方法。
  3. 一般式IIの化合物としてマグネシウムジメタノラート又はカルシウムジエタノラートを使用する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 一般式IIIの化合物として、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、n−ペンタノール、アミルアルコール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、i−オクタノール又はn−デカノールを使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 反応を、塔頂部において、最高の沸点を有するアルコールの相応の沸騰温度が少なくとも1時間にわたり確認できる限りは常圧下に実施する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 一般式IIIのアルコールを装入し、そして一般式IIのアルカリ土類金属アルコキシドをよく混和しながら添加する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. アルカリ土類金属アルコキシドを粉末形又は分散された形又は溶解された形で添加する、請求項6記載の方法。
  8. アルカリ土類金属アルコキシドをメタノール及び/又はエタノール中に溶解させるか、又はメタノール及び/又はエタノール中に分散させて添加する、請求項7記載の方法。
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