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JP2005163744A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ Download PDF

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JP2005163744A
JP2005163744A JP2003407217A JP2003407217A JP2005163744A JP 2005163744 A JP2005163744 A JP 2005163744A JP 2003407217 A JP2003407217 A JP 2003407217A JP 2003407217 A JP2003407217 A JP 2003407217A JP 2005163744 A JP2005163744 A JP 2005163744A
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JP
Japan
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baffle plate
accumulator
refrigerant
discharge pipe
discharge pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003407217A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Horibatake
秀幸 堀畑
Hiroshi Matsunaga
寛 松永
Manabu Sakai
学 阪井
Toshiharu Nozu
敏治 野洲
Yoshihiko Wakasa
好彦 若狭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003407217A priority Critical patent/JP2005163744A/ja
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Abstract

【課題】アキュムレータに流入する冷媒の液分離機能を高め、コンプレッサの圧縮要素への液冷媒流入防止機能を向上させること。
【解決手段】アキュムレータ上部の吸入管と、最下部より容器内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管との間に設けられている、複数孔を有するバッフルプレートについて、バッフルプレートの孔の部分に、バッフルプレートの外周に向う、滑らかに盛り下がった、段差を付け、バッフルプレートの孔のあいていない中央部と前記段差で吐出管上端の開口部を覆うような構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機等の冷凍装置に使用されるコンプレッサ用アキュムレータに関し、アキュムレータに吸込んだ液冷媒を1シリンダ形だけでなく、2シリンダ形のロータリコンプレッサの圧縮要素にも吸入し難くしたアキュムレータに関するものである。
従来のアキュムレータの構造としては、図6及び図7に示すように、上下の端を大きな丸みを持たせた絞り形状をもつ筒状密閉容器1と、その上部中央に冷媒を吸入する吸入管2、最下部より容器を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管31a、31bが設けられ、さらに吸入管2と吐出管31a、31b上端との間に、上側にメッシュ状で凸面形のフィルタ4と、下側に吐出管31a、31b上端の開口部31cが重なる位置にならないよう設けられた複数の孔61を有するバッフルプレート52が設けられている。
以上のような構造により筒状密閉容器1、上部中央の吸入管2より流入した冷媒は、フィルタ4により冷媒に混入しているゴミ等の異物が除去され、次にバッフルプレート52に当たり、バッフルプレート52に設けられた孔61を通過することでガス冷媒と液冷媒に分離される。吐出管31a、31b上端の開口部31cにはガス冷媒のみが流入し、液冷媒は密閉容器1下部に溜まり、気化後に吐出管31a、31b開口部31cより流入される。
図6及び図7に記載された2シリンダ形ロータリコンプレッサのアキュムレータでは、吐出管31a、31bの開口部31c端面を、それぞれの中心軸線に対して傾斜して開口させている。これにより、前記の液分離機能に影響を与えることなく、さらに騒音の低減を図ることができる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−227486号公報
しかしながら前記、特許文献1記載の2シリンダ形ロータリコンプレッサのアキュムレータでは、バッフルプレート52の形状が1シリンダ形ロータリコンプレッサのアキュムレータと同様であるため、孔61が配されていないバッフルプレート中央部5aの盛り上がり領域が吐出管1本用に対応しており、2シリンダ形ロータリコンプレッサ用の吐出管31a、31bの2本の場合には、バッフルプレート中央部5aの盛り上がり領域が小さく、盛り上がった中央部5aで吐出管31a、31b開口部31cを覆うようにバッフルプレート52の配置ができず、吐出管31a、31b開口部31c周りに最適な冷媒の吸入空間を保つため、等でバッフルプレート52を上方もしくは、吐出管31a、31cを下方に離し距離を取らなければならない。この場合、距離を取った分だけ液分離機能の低下が考えられ、また、吐出管31a、31bの長さを短かくした場合はアキュムレータの有効受液体積も減少するため、さらに液分離機能の悪化になる可能性があるという課題を有していた。
またアキュムレータ内での圧力損失低減や冷媒流速の急変動低減のために吐出管31a、31b上端の開口部31c面積を拡大する場合においても吐出管31a、31bの径の拡大、および吐出管31a、31bの開口部31c端面を、それぞれの中心軸線に対して傾斜して開口させる等の構成では、さらに液分離機能の悪化の可能性が考えられ特性改善のする上でも課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、従来の騒音等の特性を確保しつつ、液分離機能を向上させることができるコンプレッサ用アキュムレータを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、バッフルプレートの孔の部分に、バッフルプレートの外周に向う、滑らかに盛り下がった、段差を付け、バッフルプレートの孔のあいていない中央部と滑らかに盛り下がった段差で、吐出管上端の開口部を覆うようにした構成となっている。
これによって、1本もしくは2本の吐出管上端の開口部は、滑らかに盛り下がった段差の傘に完全に覆われるかたちとなり、最適な空間容積を保ちつつ、位置的にもバッフルプレートに近づけることができ、液分離機能を向上させることができると共に、吐出管の径拡大等による開口部面積の従来(開口部を傾斜断面にした面積拡大)比、同等確保が容易となり、従来同等の冷媒の圧力損失低減および、急激な断面積変化に伴う流速変化による騒音低減効果を得ることができる。
本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、前記構成を有し、アキュムレータに流入する冷媒の液分離機能を高め、コンプレッサの圧縮要素への液冷媒流入防止機能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図5は、アキュムレータ付き縦型2シリンダ形ロータリーコンプレッサを示す図である。図5において、8が縦型2シリンダ形ロータリコンプレッサであって、密閉容器内には、下方に回転により冷媒ガスを圧縮するロータリ式の圧縮要素と、上方にその圧縮要素を回転駆動する電動要素とを配置している。
7がアキュムレータであって、取付金具9によって、ロータリコンプレッサ8の側壁に立てて固定され、アキュムレータ7は吸入管2から吸入された冷媒をガス冷媒と液冷媒に分離し吐出管3a、3bよりガス冷媒を圧縮要素へ送りこんでいる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるアキュムレータの断面図、図2は図1におけるA方向から見たバッフルプレートと吐出管開口部の位置関係図である。
図1及び図2に示すように、筒状密閉容器1には、その上部に冷媒を吸入する吸入管2と、最下部より容器1を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管3a、3bを有し、さらに吸入管2と吐出管3a、3b上端との間には、上側にフィルタ4と、下側に複数の孔6を有するバッフルプレート5が設けられており、バッフルプレート5は、孔6の部分に、バッフルプレート5の外周に向う、滑らかに盛り下がった、段差5bを付け、バッフルプレートの孔のあいていない中央部と滑らかに盛り下がった段差5bで、吐出管上端の開口部3cを覆うようにした構成となしている。
かかる構成によれば、1本もしくは2本の吐出管3上端の開口部3cは、滑らかに盛り下がった段差5bの傘に完全に覆われるかたちとなり、吐出管3a、3bの冷媒吸入に最適な空間容積を保ちつつ、位置的にバッフルプレート5に近づけることができ液分離機能を向上させることができると共に、吐出管3a、3bの径拡大等による、従来同等の開口
部3c面積確保が容易となり、従来同等の冷媒の圧力損失低減および、急激な断面積変化に伴う流速変化による騒音低減効果を得ることができる。
なお前記、実施の形態1は吐出管が2本の2シリンダ形のタイプのもので説明したが、これに限定されるものではなく、吐出管が1本の1シリンダ形のタイプの場合においても同様な効果作用を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明第2の実施形態におけるアキュムレータの断面図、図4は図3におけるA方向から見たバッフルプレートと吐出管開口部の位置関係図である。
図3及び図4に示すように、バッフルプレート51以外は実施の形態1と同一構成で、バッフルプレート51には段差51bを孔6の全てにではなく、吐出管3a、3b上端の開口部3cにかかる部分のみ2ヶ所設けた構成となっている。
かかる構成によれば、実施の形態1の作用効果と同様な効果を得ることができるとともに、バッフルプレートの形状をシンプルにすることができる。
なお前記、実施の形態2は吐出管が2本の2シリンダ形のタイプのものを例にしているが、これに限定されるものではなく、吐出管が1本の1シリンダ形のタイプの場合においても同様な効果作用を得ることができる。
本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、2シリンダ形、1シリンダ形に関わらずアキュムレータを有する、あらゆるコンプレッサに適応が可能である。
本発明第1の実施形態におけるアキュムレータの縦断面図 図1におけるA方向から見たバッフルプレートと吐出管開口部の位置関係図 本発明第2の実施形態におけるアキュムレータの縦断面図 図3におけるA方向から見たバッフルプレートと吐出管開口部の位置関係図 従来のアキュムレータ付き縦型2シリンダ形ロータリーコンプレッサの図 従来のアキュムレータの縦断面図 図6におけるA方向から見たバッフルプレートと吐出管開口部の位置関係図
符号の説明
1 筒状密閉容器
2 吸入管
3a 吐出管
3b 吐出管
3c 吐出管開口部
4 フィルター
5 バッフルプレート
5a バッフル中央部
5b 段差
6 孔
7 アキュムレータ
8 縦型2シリンダ形ロータリコンプレッサ
9 取付金具

Claims (2)

  1. 筒状密閉容器の上部中央に冷媒を吸入する吸入管を、最下部より前記容器を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管を1本以上と、前記吸入管と吐出管上端との間に複数の孔を有するバッフルプレートとを設けているアキュムレータにおいて、前記バッフルプレートの孔の部分に、前記バッフルプレートの外周に向う、滑らかに盛り下がった、段差を付け、前記バッフルプレートの孔のあいていない中央部と前記段差で前記吐出管上端の開口部を覆うようにしたことを特徴とするアキュムレータ。
  2. 前記バッフルプレートに、前記段差を2ヶ所以上設けたことを特徴とする請求項1に記載のアキュムレータ。
JP2003407217A 2003-12-05 2003-12-05 アキュムレータ Pending JP2005163744A (ja)

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