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JP2005157518A - 駐車場予約方法、プログラム及び装置 - Google Patents

駐車場予約方法、プログラム及び装置 Download PDF

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JP2005157518A
JP2005157518A JP2003391788A JP2003391788A JP2005157518A JP 2005157518 A JP2005157518 A JP 2005157518A JP 2003391788 A JP2003391788 A JP 2003391788A JP 2003391788 A JP2003391788 A JP 2003391788A JP 2005157518 A JP2005157518 A JP 2005157518A
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parking lot
search
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car
route
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JP2003391788A
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Yoshinori Yamamoto
義典 山本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】複数台の予約が同時にできると共に駐車場から目的地まで確実に合流しながら行き着けるようにする。
【解決手段】検索条件入力部24は、検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する。駐車場検索部26は、移動ルート上で、目的地に最も近い空き駐車場を含む希望駐車台数分の空き駐車場を検索して各車に割当てる。検索結果通知部28は、割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空き駐車場を検索して予約する駐車場予約方法、プログラム及び装置に関し、特に、1回の申込みで複数台の空き駐車場を検索して予約する駐車場予約方法、プログラム及び装置に関する。
従来、携帯端末を利用した駐車場の予約システムにあっては、専用駐車場を持たない店舗を利用しようとするユーザがユーザ端末によりネットワーク上の店舗ホームページの駐車場の空き状況および予約に関する予約情報を照会した時点で、駐車場管理サーバが契約駐車場の空きの有無を検索し、空きの契約駐車場がある場合には予約を行って結果をユーザ端末に送信し、ユーザがユーザ端末から空きの契約駐車場を予約できるようにしている。
特開2002−197208号公報
しかしながら、このような従来の駐車場予約システムにあっては、車一台ごとの予約を前提としており、家族やグループが複数の車に分乗して出かけるような場合には、一台ごとに予約しなければならず、予約手続きが煩雑である。
また一台ずつ予約した場合には、利用可能な駐車場は、店舗やイベント会場などに対し複数箇所に分散していることが多く、空きがない場合には、別々の駐車場に分かれて予約されてしまうことがあり、家族やグループで出向いた場合に、予約した駐車場に到着した後に、事前にしっかりと打ち合わせしておかないとうまく合流できないおそれがある。
またイベント会場などでは相当な混雑が予想されるため、駐車場から会場までの様子がわからず、途中で待ち合わせて合流することは相当難しい状況にあるといえる。
本発明は、複数台の予約が同時にできると共に駐車場から目的地まで確実に合流しながら行き着けるようにする駐車場予約方法、プログラム及び装置を提供することを目的とする。
本発明は、駐車場予約方法を提供するものであり、
検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力ステップと、
移動ルート上で、目的地に最も近い空き駐車場を含む前記希望駐車台数分の空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索ステップと、
割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知ステップと、
を備えたことを特徴とする。
このような本発明の駐車場予約方法によれば、家族やグループが複数の車に分乗してイベント会場などの目的地に出掛ける際に、1回のアクセスで複数台の車の駐車場の予約をユーザ端末から行うことができ、一台ずつ予約する場合に比べ、簡単に申込みを行うことができる。
また検索により各車に空き駐車場が割当てられると同時に、各車の運転者端末に駐車場から目的地までのルート情報が通知されるため、ルート情報に従って目的地に向かうことで、別の駐車場に着いた人たちと確実に合流しながら目的地に向かうことができる。
本発明の駐車場予約方法における検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、また駐車場検索ステップは、目的地に最も近い空き駐車場を1台目用として検索し、2台目以降については前回検索した空き駐車場に最も近い空き駐車場を検索して駐車希望台数分の空き駐車場を検索する第1ステップと、各車の進入地点と各検索済みの空き駐車場との全ての組合せにつき合計移動距離を求め、合計移動距離が最小となる組合せを選択して検索済みの駐車場を各車に割当てる第2ステップとを備えたことを特徴とする。
これによって検索された空き駐車場のうちの1台目は目的地から最短距離にあり、2台目以降についても、前回の空き駐車場に対し最短距離にある空き駐車場が検索され、目的地から近く且つ可能な限り集中した範囲の空き駐車場が予約できる。
本発明の駐車場予約方法にあっては、検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、駐車場検索ステップは、目的地に複数の入口がある場合、各進入地点から各入口までの移動距離の合計を各入口毎に求め、合計距離が最小となる入口を到着地点に設定する。これによって目的地入口の中から各車のルートに適合した最適な入口をきめることができる。
本発明の駐車場予約方法に於いて、検索条件入力ステップは、運転者端末アドレスとしてパーソナルコンピュータ、携帯端末等の端末種別に対応した端末アドレスを入力し、検索結果通知ステップは、端末種別に応じたルート情報を生成して運転者端末に送信する。
即ち、検索結果通知ステップは、パーソナルコンピュータのように運転者端末の情報表示機能に制限がない場合、地図によるルート情報を作成して送信する。また検索結果通知ステップは、携帯電話のように運転者端末の情報表示機能に制限がある場合、表示するルート間の距離が所定距離以内であれば地図によるルート情報を作成して送信し、表示するルート間の距離が所定距離以上であればテキストによるルート情報を作成して送信する。
このため運転者端末がパーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置のように十分な通信速度と表示能力をもつていれば、地図によるルート情報を送信して表示させる。これに対し携帯端末のように通信速度と表示能力に制限がある場合には、表示ルート間の距離が例えば500mと短い場合は、地図によるルート情報を送信し、500m以上と長ければ、テキストによるルート情報を送信し、運転者端末の機能に合わせて最適な駐車場から目的地までのルート情報を表示できる。
ここで検索結果通知ステップは、テキストによるルート情報として、目的地から遠い割当駐車場の順に次に遠い割当駐車場から目的地までのルートの合流点までの案内情報を通知する。このため駐車場から目的地までの全てのルート情報をもつ必要がなくなり、遠い順に次の合流地点までのルート情報で済み、携帯端末の負担が軽減される。
検索結果通知ステップは、運転者端末アドレスの入力のない車がある場合、運転者端末アドレスを入力している運転者端末にアドレス入力のない車のルート情報を追加して通知する。
本発明は、駐車場予約のためのプログラムを提供する。このプログラムは、サーバを構築するコンピュータに、
検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力ステップと、
移動ルート上で、目的地に可能な限り近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索ステップと、
割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明は、駐車場予約装置を提供する。この駐車場予約装置は、検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力部と、移動ルート上で、目的地に可能な限り近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索部と、割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知部とを備えたことを特徴とする。
本発明の駐車場予約方法によれば、家族やグループが複数の車に分乗してイベント会場などの目的地に出掛ける際に、1回のアクセスで複数台の車の駐車場の予約をユーザ端末から行うことができ、一台ずつ予約する場合に比べ、簡単に申込みを行うことができる。
また検索により各車に空き駐車場が割当てられると同時に、各車の運転者端末に駐車場から目的地までのルート情報が通知されるため、ルート情報に従って目的地に向かうことで、別の駐車場に着いた人たちと確実に合流しながら目的地に向かうことができる。
また検索された空き駐車場のうちの1台目は目的地から最短距離にあり、2台目以降についても、前回の空き駐車場に対し最短距離にある空き駐車場が検索され、目的地から近く且つ可能な限り集中した範囲の空き駐車場が予約できる。
また運転者端末がパーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置のように十分な通信速度と表示能力をもつていれば、地図によるルート情報を送信して表示され、これに対し携帯端末のように通信速度と表示能力に制限がある場合には、表示ルート間の距離が短い場合は地図によるルート情報を送信し、長ければテキストによるルート情報を送信し、運転者端末の機能に合せて最適な駐車場から目的地までのルート情報を表示できる。
更に、テキストによるルート情報は、駐車場から目的地までの全てのルート情報をもつ必要がなく、次に遠い駐車場からのルートとの合流地点までのルート情報で済み、通信速度と表示能力に制限がある携帯端末であっても、適切にルート情報を表示できる。
図1は、本発明が適用される駐車場予約システムの説明図である。図1において、サーバ10は本発明の駐車場予約サービスを提供するコンピュータであり、サーバ10に対してはユーザ装置としてパーソナルコンピュータ12、携帯電話14及びカーナビゲーション装置16が設けられる。
パーソナルコンピュータ12はインターネット18を介してサーバ10に接続される。携帯電話14は図示しない無線電話ネットワークを介してサーバ10に接続される。更にカーナビゲーション装置16も、携帯電話14と同じ無線通信ネットワークを介してサーバ10に接続される。
サーバ10には、通信制御部20と駐車場予約処理部22の機能が設けられている。通信制御部20は、ユーザ装置としてのパーソナルコンピュータ12、携帯電話14及びカーナビゲーション装置16のそれぞれとの間の通信制御のための通信プロトコルを備えている。
駐車場予約処理部22は、本発明による駐車場予約処理の機能を実現するアプリケーションプログラムで実現され、検索条件入力部24、駐車場検索部26及び検索結果通知部28の各処理機能を備えている。
この駐車場予約処理部22に対しては、イベントテーブル30、開催日テーブル32、入力テーブル34、駐車場テーブル36、登録車テーブル38、到着距離テーブル40、入口テーブル42、検索エリアテーブル44、ルートテーブル46、案内テーブル48、目印テーブル50、割当テーブル52及び組合せテーブル54が、データベースとして接続されている。なおデータベースとしてのテーブルは、これ以外に、駐車場予約処理部22の処理の際に使用されるワークテーブルもあるが、これは省略している。
駐車場予約処理部22に設けた検索条件入力部24は、例えばユーザ装置として、パーソナルコンピュータ12により検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを、ユーザに対する入力条件の設定をもって入力する。
駐車場検索部26は、検索条件入力部24から入力された移動ルート上で目的地に可能な限り近い空き駐車場を検索して各車に割り当てる。検索結果通知部28は、割り当て駐車場及び割り当て駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する。
ここで検索条件入力部24にあっては、目的地及び駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、次の第1及び第2ステップの処理を行う。
(第1ステップ)
目的地に最も近い空き駐車場を1台目用として検索し、2台目以降については前回検索した空き駐車場に最も近い空き駐車場を検索して、駐車希望台数分の空き駐車場を検索する。
(第2ステップ)
各車の進入地点と各検索済みの空き駐車場との全ての組み合わせにつき合計移動距離を求め、この合計移動距離が最小となる組み合わせを選択して、検索済みの駐車場を各車に割り当てる。
また目的地となるイベント会場にあっては、入口が複数設けられている場合がある。このような場合には、イベント会場の複数の入口のうちの特定の入口を到着地点として決めることになる。即ち駐車場検索部26にあっては、目的地となる例えばイベント会場にある複数の入口について、各車の検索エリアに対する進入地点から各入口までの移動距離の合計を各入口ごとに求め、この合計距離が最小となる入口を到着地点に設定する。
また検索結果通知部28にあっては、ユーザ端末としてのパーソナルコンピュータ12、携帯電話14、カーナビゲーション装置16といった端末種別に応じたルート情報を作成して送信する。この場合、パーソナルコンピュータ12やカーナビゲーション装置16のように、ユーザ端末における情報表示機能に制限がなく十分な表示能力がある場合には、地図によるルート情報を作成して送信する。
これに対し携帯電話14のように情報表示機能に制限がある場合には、表示するルート間の距離が例えば500メートル以内であれば地図によるルート情報を作成して送信し、500メートルを超えていた場合にはテキストによるルート情報を作成して送信することになる。ここで、ユーザ端末側に送るルート情報は、割り当てられた駐車場からイベント会場などの目的地の入口までのルートを意味する。
更に検索結果通知部28にあっては、携帯電話14にテキストによるルート情報を送る場合、各駐車場からイベント会場となる目的地までの全てのルート情報を送ると情報量が増加することから、目的地から遠い駐車場の順に、次に遠い駐車場からのルートの合流点までの案内情報をテキストによるルート情報として通知する。
このため一番遠い駐車場から行く人は、次に遠い駐車場からのルートの合流点までのテキストによるルート情報を受け、このような駐車場から合流点までのテキストによるルート情報に分けて各車の運転者端末に送っておくことで、携帯電話をユーザ端末とした場合の各車の運転者に対する情報量を均一化することが可能となる。
更に、運転者によってはパーソナルコンピュータや携帯電話のメールアドレスを持っていない場合も予想されることから、このような場合にはメールアドレスを持っている運転者のユーザ端末に対しメールアドレスを持っていない運転者についてのルート情報を追加して通知することになる。
次に図1のサーバ10に対しテーブルとして設けているデータベースの内容を説明する。図2は図1のイベントテーブル30の説明図である。イベントテーブル30にはイベントコード(イベントCD)に対応してイベント名が予め登録されている。
以下の説明にあっては、運転者A,B,Cの3人が例えばそれぞれの友達や家族を連れて一緒に「ねぶた祭り」の会場に8月7日に行くために3台の車の駐車場予約を行う場合を例にとって説明する。併せて登録車両につき、運転者に対応して登録車A,B,Cと表現する。
図3は、図1の開催日テーブル32の説明図である。開催日テーブル32には開催日コード、イベントコード及び開催日が登録されている。この例では図2のイベントテーブル30のイベントコード1番の「ねぶた祭り」については、8月2日〜8月7日が開催日であることが分かり、A,B,Cの3人は8月7日に友人、家族を連れて出かけることを予定している。なお、以下の説明で「コード」といった場合、図面中では「CD」と標記している。
図4は図1の入力テーブル34の説明図である。入力テーブル34は、後の説明で明らかにするユーザ端末に対する検索条件入力画面を使用して入力された情報が登録されている。この例では、入力テーブル34には入力コード、イベントコード、開催日コード、希望台数、駐車場の限度金額及び到着地点コードが登録されている。
図5は図1の駐車場テーブル36であり、駐車場コード、駐車場名、イベントコード、金額、駐車場から会場入口までの経路情報(ルート情報)、駐車場可能台数及びエリアが登録されている。
図6は図1の登録車テーブル38であり、本発明の駐車場予約システムを利用するユーザの使用している車に関する情報が登録されている。この登録車テーブル38には、入力コード、登録車コード、運転者の名前、カーナビゲーション装置のアドレス、パーソナルコンピュータのアドレス、携帯電話アドレス、駐車場コード、距離1、距離2及び距離3の情報が登録されている。
ここで登録車テーブル38の距離1は出発地点から駐車場までの距離を示し、距離2は駐車場からイベント会場(目的地)までの距離を示し、距離3はデータ表示範囲を示している。そして距離1〜3のそれぞれに格納されている「1」「0」は、2点間の距離が500メートル以上ならば「1」、500メートル以内なら「0」を登録している。
図7は図1の到着距離テーブル40の説明図である。到着距離テーブル40には駐車場コードとイベントCD=1の項目が設けられ、これによって駐車場P1,P2,P3のそれぞれからイベント会場までの距離とその合計距離が登録されている。
図8は図1の入口テーブル42の説明図である。入口テーブル42には入口コード、イベントコード、入口名が登録されている。例えばイベントCD=1の「ねぶた祭り」にあっては、入口は1つであり、入口名は「正面口」となっている。
図9は図1の検索エリアテーブル44の説明図である。この検索エリアテーブル44は、検索対象エリアに対する車の進入点から目的地までのルートに沿った駐車場の検索範囲の情報を登録している。
例えば検索エリアについては縦横格子状のブロックに分割され、縦方向については番号1,2,3,4,…が設定され、横方向については英小文字a,b,c,d,…が設定され、両方の組み合わせ例えば「a6」をもってブロック位置を表している。
図10は図1のルートテーブル46の説明図であり、図10(A)の駐車場からイベント会場までのルートテーブル46−1と、図10(B)の検索エリアに対する進入地点から駐車場までのルートテーブル46−2の2つを登録している。
図10(A)の駐車場からイベント会場までのルートテーブル46−1にあっては、運転者(登録車)A,B,Cに分けてイベント会場を「0」とし、そこに至るルートにおける交差点に設定された番号が登録されている。
また番号の後ろに示す「R」はその交差点の右折を示し、また「L」はその交差点の左折を示し、更に番号の後ろに付されたA,B,Cは別の駐車場から来る人の合流を示す。例えば運転者Aのナンバー3の交差点の情報「10L C」は、この交差点10番を左折することを意味し、且つ別の駐車場に着いた運転者Cとの合流を示している。
図10(B)の進入地点から駐車場までのルートテーブル46−2にあっては、駐車場を「0」として進入点をナンバー1とするルートの交差点番号が登録されている。
図11は図1の案内テーブル48の説明図である。案内テーブル48には運転者A,B,Cに分けてNo.が登録されている。この登録しているNo.は、携帯電話を対象としたテキストによるルート情報の駐車場からイベント会場入口までのルート情報となる交差点番号における合流点の交差点番号を登録している。
例えば案内テーブル48の運転者Aにあっては、「No.3」が登録されている。そこで図10(A)の駐車場からイベント会場までのルートテーブル46−1を参照して運転者AのNo.3を見ると「10L C」とあり、運転者Cとの合流点とNo.1,2,3における交差点情報「8R,9,10L C」を作成して携帯電話に通知することになる。
同様にして運転者Bにあっては、案内テーブル48からNo.4であることから、これは全てのルート情報が作成される。また運転者Cにあっては、No.3であることから、No.1〜3に対応した「15R,10 A,6 B」がテキストによるるート情報として作成されることになる。
図12は図1の目印テーブル50であり、目印コードと目印名が登録されている。この目印コードは交差点もしくは交差点以外の目標物の番号を使用しており、この目印コードが図10のルートテーブルに使用されている。
図13は図1の割当テーブル52の説明図であり、駐車場コードと各車の進入点1,2,3について、進入点から各駐車場までの距離が登録されている。
図14は図1の組合せテーブル54の説明図である。この組合せテーブル54にあっては、組合せとして図13の駐車場コードP1〜P3と進入点I1,I2,I3の全ての組合せにつき合計距離を登録している。
図15は図1のサーバとユーザ端末との間のやり取りにより行われる本発明による駐車場予約の処理手順を示したタイムチャートである。図15において、ユーザ端末11としては図1に示したパーソナルコンピュータ12、携帯電話14、更にカーナビゲーション装置16を含むが、駐車場予約の際には表示処理機能及び通信速度の速いパーソナルコンピュータ12が主に使用される。
まずユーザ端末11にあっては、ステップS101で駐車場予約システムを提供するサーバ10にアクセスする。このサーバ10に対するアクセスは、例えば駐車場予約システムのホームページにアクセスし、会員登録により予めユーザに発行されているユーザID及びパスワードを使用して行われる。
ユーザ端末11からのアクセスに対しサーバ10は、ステップS1でイベント一覧画面をユーザ端末11側に表示させる。このイベント一覧画面に対しユーザ端末11にあっては、ステップS102で必要なイベント選択を行って応答すると、サーバ10はステップS2で図16のような検索条件入力画面62をユーザ端末11側に表示させる。
この検索条件入力画面62に対しユーザ端末11にあっては、ステップS103で必要なイベント選択を行って応答する。例えば図16の検索条件入力画面にあっては、イベント名として「ねぶた祭り」を選択し、予約日としては「8月7日」を選択し、また予約台数は「3台」であり、駐車場の金額としては「2000円以下」を検索条件として指定している。
以上の検索条件の入力ができたならば、ボタン62−1をクリックすることで、図15のユーザ端末11より検索条件がサーバ10に通知され、サーバ10はステップS3で図17に示すような詳細条件入力画面の表示をユーザ端末11に対し行い、ユーザ端末11はステップS104で詳細条件を入力する。
図17の詳細条件入力画面64にあっては、ユーザが予約台数として3台を指定していることから、車両詳細条件入力66−1〜66−3が、1台目、2台目、3台目として表示される。それぞれの車両詳細条件入力66−1〜66−3には登録車名、PCメールアドレス、携帯電話メールアドレス、カーナビメールアドレス、更に進入地点の選択ボタンが設けられている。
また詳細条件入力画面64には、イベント名「ねぶた祭り」に応じて地図68が表示される。地図68には、会場70に対する予め定めた駐車場の場所を含む検索エリアの道路地図が表示されている。この道路地図は交差点ごとに、この例では1番から18番の目印コードが付されている。
そこでユーザ端末にあっては、この詳細条件入力画面64に対し車両詳細条件入力66−1〜66−3について必要な情報を入力した後、進入地点の選択を行う。例えば1台目の運転者Aにあっては進入地点72を設定する。2台目の運転者Bについては進入地点74を設定する。更に3台目の運転者Cについては進入地点76を設定する。
そして、必要とする詳細条件入力が済んだならば「検索実行」のボタン65をクリックすることで、図15のユーザ端末11のステップ104における詳細条件入力結果がサーバ10に通知され、ステップS4における駐車場検索処理が実行される。
図15のサーバ10におけるステップS4の駐車場検索処理の詳細は、図18のフローチャートに示される。
図18の駐車場検索処理にあっては、ステップS1で到着地点決定処理を行う。この到着地点決定処理は、目的地となる例えばイベント会場に入口が複数あった場合に、そのうちの1つを到着地点とする処理である。次にステップS2で検索エリアの範囲格納処理を行う。この検索エリアの範囲格納処理は、各車の進入点から到達地点までのルートに沿った駐車場の検索範囲を決める処理となる。
続いてステップS3で、検索条件に合う駐車場の中で到着地点に一番近い駐車場を検索し、次に2台目以降の検索では前回検索した駐車場から一番近い駐車場を検索する。続いてステップS4で、希望台数から検索された駐車場の残台数を引き、希望台数が0となった時点で検索処理を終了する。そしてステップS5で、各車に対し検索できた駐車場を割り当てる駐車場割り当て処理を行った後、図15のステップS5にリターンして検索結果の画面表示を行う。
図19及び図20は、図18のステップS1による到着地点決定処理の対象となる目的地の例であり、図21に目的地点決定処理で作成されるワークテーブル及び到着距離テーブルを示している。
図19の目的地となる会場70にあっては、3つの入口a,b,cが設けられている。このような場合には、駐車場検索のための地図に対し設定した各車の進入地点から各入口a,b,cまでの移動距離についての合計を求め、その距離が最短となる入口を到着地点とする。
図20は図19の会場70に対し、2台の車の運転者X,Yについて、図20(A)(B)(C)のように検索エリアの進入点から入口a,b,cまでの距離と、そのワークテーブル78−1〜78−3として求めている。このワークテーブル78−1〜78−3に基づき、図20(D)のような各車の運転者X,Yについて、入口a,b,cに対する各距離と合計距離を登録したテーブル内容を作成した後、合計距離の中で最短距離となる「3.1Km」に対応した入口bを到着地点として決定することになる。
なお図17の詳細条件入力画面64に示した地図68の会場70にあっては、入口は1つであることから、図18のステップS1の到達地点決定処理にあっては、そのまま1つの入口を到着地点に決定することになる。
図21は図18のステップS2による検索エリアの範囲格納処理の説明図である。図21(A)は、検索エリアの範囲格納処理に使用される地図68を示しており、地図68は一定の間隔、例えば縦横100メートル単位に分割され、縦方向についてはエリアコード1,2,3,…を設定し、横方向についてはエリアコードa,b,c,…を設定している。
このような地図68につき、各車の進入地点72,74,76が設定されていることから、そこから会場70に至る経路を求め、経路上のブロックを中心とした周囲8ブロックのエリアを検索範囲とすることで、地図68に検索エリア75が設定される。この検索エリア75は、図21(B)の検索エリアテーブル44に入力コード=1をもって、各マスがエリアコードとして「a6,a7,a8,a9…」のように登録される。
図22は図18のステップS5による駐車場割当処理の説明図である。まず図22(A)のように検索エリアの地図68につき、図18のステップS2による検索エリアの範囲格納処理に続くステップS3,S4の処理により、検索条件にあう駐車場の中から、まず会場70に一番近い駐車場P2が検索され、次に駐車場P2に最も近い駐車場P3が検索され、更に駐車場P3に最も近い駐車場P1が検索されたとする。
このように検索された3つの駐車場P1,P2,P3に対し、運転者A,B,Cの登録車A,B,Cを割当てる処理を行なう。この駐車場割当処理はまず登録車A,B,Cと駐車場P1,P2,P3の全ての組み合わせについて進入地点72,74,76から駐車場P1,P2,P3までの移動距離の合計を求めている。次にこの全ての組み合わせの中で移動距離の合計が最も少ない組み合わせに基づき駐車場を割当てる。
図22(B)は地図68について登録車A,B,Cの進入地点72,74,76から駐車場P1,P2,P3までの移動距離を格納した割当テーブル52である。また図22(C)は組み合わせテーブル54であり、登録車A,B,Cについて駐車場P1,P2,P3の全ての組み合わせを登録し、それぞれの組合せにおける合計距離を割当テーブル52を参照して求めている。
この組み合わせテーブル54が作成できたならばその中で合計距離が最も短い0.6キロメートルとなるテーブル先頭の組み合わせ(ABC)=(P1,P2,P3)に基づき登録車Aについては駐車場P1を割り当て、登録車Bについては駐車場P2を割り当て、登録車Cについては駐車場P3を割り当てる。
駐車場割り当て処理が図18のステップS5で終了すると、図15のサーバ10におけるステップS5にリターンし、図23に示す検索結果画面82の表示がユーザ端末11に対して行なわれる。
図23の検索結果画面82にあっては、会場70及び駐車場を含む地図68上に駐車場検索処理により検索された結果として、登録車A,B,Cに対し割当てられた駐車場P1,P2,P3の表示が行なわれている。この地図68における駐車場割り当てを見て、ユーザが了解する場合には「確定」のボタン82−2をクリックする。
一方、もし割当てられた駐車場を変更したい場合には「再検索実行」のボタン82−1をクリックする。それと図15において、ステップS105で駐車場確定が行なわれなかったことが判別され、ステップS104に戻って図17の詳細条件入力画面64が表示され、この詳細条件入力からユーザはやり直すことになる。
図15のユーザ端末11のステップS105で駐車場確定のクリックが行なわれると確定通知がサーバ10に対し行なわれ、サーバ10はステップS6で確定処理を実行する。このステップS6の確定処理は図24(A)に示す確定前の台数作業テーブル80の残台数から検索の結果確定した駐車場P1が1台、駐車場P2が1台、駐車場P3が1台となる確定台数を差し引いて、図24(B)の台数作業テーブル80の格納内容とする。
次に図15のサーバ10におけるステップS7に進み、割当てられた駐車場から会場までの経路となるルート範囲決定処理を実行する。このステップS7のルート範囲決定処理の詳細は図25のフローチャートに示される。
図25において、駐車場から会場までのルートを決めるルート範囲決定処理にあっては、ステップS1でそれぞれの登録車について駐車場から到着地点(会場入口)までの経路上の目印コードをルートテーブルに格納する。例えば、図26(A)の地図68を例にとる、図26(B)のようなルートテーブル46の格納内容が得られる。
即ち、登録車Aについては駐車場P1が割当てられており、駐車場P1から番号0となる会場70までルートは目印コードで(8,9,10,6,3,0)となることから、これをルートテーブル46に登録する。また登録車Bについては駐車場P2から会場までのルートは目印コードで(7,6,3,0)となり、これをルートテーブル46に登録する。更に登録車Cについては駐車場P3から会場70までのルートなることから目印コード(15,10,6,3,0)となる。更にルートテーブル46については交差点で右折する場合は「R」をつけ、左折する場合には「L」をつける。
次に図25のステップS2に進み、ルートテーブル46において「0」が格納されているNo.を案内テーブルに格納する。即ち図26(B)の案内テーブル48に示すようにルートテーブル46において交差点番号「0」即ち会場70を示す番号が格納されているルートテーブルNo.の数字を案内テーブル48に登録する。これは登録車AについてはNo.6であり、登録車BについてはNo.4であり、登録車CについてはNo.5となる。
次に図25のステップS3でルートテーブル46の値を下から比較し、目印コードが一致する最後の地点を合流地点に設定する。具体的には図26(C)のように登録車A,
B,Cについてテーブル番号の下側から上に向かってサーチしていくと、登録車A,B,Cにつき目印コードは「0,3,6」については一致し、それ以降は不一致となることから、一致した最後の目印コード「6」の地点を合流地点に設定する。
次に図25のステップS4で合流地点が設定されたならば、その合流地点で一番小さいルートテーブルNo.を持つ登録車以外は案内テーブルにその地点のルートテーブルNo.を格納し、また合流相手となる登録車コードも格納される。
即ち図26(C)の案内テーブル46のように、目印コード6におけるルートテーブルNo.が一番小さいのは登録車Bであることから、登録車Bについては案内テーブル46のNo.4はそのままとする。それ以外の登録車A,Cについては合流地点となった目印コード「6」を示すルートテーブルNo.として、登録車AについてはNo.4を、登録車CについてはNo.3を格納する。尚、登録車Bについてはこの段階で案内テーブル48の登録内容No.4が確定する。
次に図25のステップS5に進み、未確定となっている登録車につき下から上に続いて、目印コードの比較を行い、一致していればステップS4に戻り、案内テーブル46の変更と合流相手の格納を行なう。即ち、図26(D)のように、ルートテーブル46について未確定の登録車A,Cについて下から上に比較し、ここで目印コード「10」が一致することから、これを合流地点に設定する。
そして合流地点で一番小さいルートテーブルNo.を持つ登録車C以外、即ち登録車Aについては案内テーブル48にその合流地点のルートテーブルNo.であるNo.3を格納し、併せてルートテーブル46の登録車Aの目印コード「10」の隣に合流相手である登録車Cを格納する。それ以降の下から上のサーチについては一致する目印コードがないことから、一連のルート範囲決定処理を終了する。
次に図15のサーバ10におけるステップS8にリターンして、カーナビ送信処理を実行する。尚、カーナビ送信処理については基本的にはステップS9のPC送信処理と同じであることから、PC送信処理について詳細を説明する。
図27は図15のステップS9によるPC送信処理の詳細を示したフローチャートである。このユーザ端末11をパーソナルコンピュータとしたPC送信処理にあっては、ステップS1で予約した登録者につきPCメールアドレスの有無を検索する。続いてステップS2でPCメールアドレスを持たない登録車があるか否かチェックし、ある場合にはステップS3でPCメールアドレスを持つ登録車の登録番号が一番小さい登録車か否かチェックする。
一番小さい登録車であればステップS4でその登録車のルート情報とPCメールアドレスを持っていない登録車のルート情報をメールで送信する。一方、ステップS2でPCメールアドレスを持たない登録車がない場合、もしくはステップS3でPCメールアドレスを持っている登録車のうち登録番号が一番小さくない場合については、ステップS5で各登録車のルート情報をそれぞれメールで送信する。
図28は図27のPC送信処理で参照されるPCアドレステーブル92の説明図である。図28(A)にあっては登録車A,B,Cの全てについてPC用メールアドレスが登録されていることから、それぞれに対して各登録車のルート情報をメールで送信する。
一方、図28(B)の場合には、登録車B,CについてPC用メールアドレスが登録されているが、登録車AについてはPC用メールアドレスが登録されていない、この場合には登録番号が一番小さい登録車BのPC用メールアドレスに対し登録車Bのルート情報にPCメールアドレスを持たない登録車Aのルート情報を追加してメールを送信することとなる。
図29は図28(B)のPCアドレステーブル92に対応した登録車Bに対する送信メールの例である。この登録車Bに対する送信メール94にあっては、登録車Bのルート情報94−2に対し、PCメールアドレスを持たない登録車Aのルート情報94−1を追加して送信する。
これによってPCメールアドレスを持たない登録車Aの運転者AはPCメールアドレスを持つ登録車Bの運転者Bさんのユーザ端末、即ちパーソナルコンピュータで受信したメール内容の通知を受けて予約内容を知ることができる。
次に図15のサーバ10におけるステップS10の携帯電話送信処理を行なう。この携帯電話送信処理の詳細は図30のフローチャートに示される。図30の携帯電話送信処理にあっては、ステップS1で携帯メールアドレスを記入している登録車であることを判別するとステップS2に進み、ルート間距離すなわち割当てられた駐車場から目的地までの距離が500m以内か否かチェックする。
500m以内であれば携帯電話によっても地図表示可能な情報量であることからステップS3に進み、地図情報を作成し、ステップS5でメールを送信する。一方、ステップS2でルート間距離が500m以上であった場合には地図情報による携帯電話での表示が適切にできないことからステップS4でテキスト情報を作成し、ステップS5でメールを送信することになる。
図31は図30のステップS5で携帯電話に対し送信された携帯電話メール受信画面96の説明図である。この携帯電話メール受信画面96にあっては、地図情報は持たず、テキスト情報としての「最低限のルート情報」と「全ルート情報」の内容だけを持っている。
図32は図30のステップS4におけるテキスト情報作成処理のフローチャートである。このテキスト情報作成処理にあっては、ステップS1で例えば図26(D)のように作成されたルートテーブル46について、ルートテーブルNo.1から順番に各登録車についての目印コードの内容を順番に記述する。続いてステップS2で途中に合流地点、右折、左折があればその点を記述する。
図33はテキスト情報作成処理の具体的な説明図であり、図33(A)に目印テーブル50を、図33(B)にルートテーブル46の登録車Aの部分を、更に図33(C)に案内テーブル48を登録車Aの部分について取り出し、これらに基づいて図33(D)のようなテキストルート情報98が作成される。
即ちルートテーブル46のNo.1目印コード「8」を使用して、目印テーブル50を参照し「新町交差点」を取得する。またルートテーブル46の「R」から「右折」を取得する。これによってテキスト情報98の1行目の「1.新町交差点 右折」を作成できる。同様にしてルートテーブル46のNo.2について「2.新町2丁目交差点」のテキスト情報を作成する。更にルートテーブルNo.3の目印コード「10」につき、目印テーブル50から「大通り交差点」を取得し、ルートテーブル46の「L」から「左折」を取得し、更に合流相手となる登録車Cについて「(Cさんと合流)」を作成する。ここで案内テーブル48を参照すると登録車Aについてはルートテーブル46のNo.3がルート情報の最終位置であることを示していることから、ルートテーブルNo.3まででテキスト情報を作成を終了する。
図34は登録車A,B,Cについて作成された携帯電話用のメール受信画面96,100,102を並べて示している。メール受信画面96,100,102にインデックスとして示しているルート情報につき、2点間の距離が500m以内については地図情報を作成しており、500m以上についてはテキスト情報を作成している。そしてメール受信画面96と102がテキスト情報を持っていることから、このテキスト情報について右側にテキストルート情報104、106,108として取り出して示している。それ以外のルート情報は地図情報として作成されていることになる。
このうち登録車Aの携帯電話メール受信画面96にあっては、駐車場からイベント会場までのルート情報につき最低限のルート情報及び全ルート情報のいずれもテキスト情報としていずれも右側に取り出して示すテキストルート情報104、106のようになるが、登録車Cのメール受信画面102にあっては駐車場から合流地点までの最低限のルート情報については地図情報として作成しており、全ルート情報についてのみテキスト情報として取り出して示すテキストルート情報108のものを作成していることになる。
このためパーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置に比べ、表示能力の低い携帯電話であっても駐車場から目的地までのルート情報につきテキスト情報或いは地図情報をもってほぼ同程度の情報量で各携帯電話に送って表示させることができる。
図1におけるサーバ10及びパーソナルコンピュータ16は、例えば図35のようなコンピュータのハードウェア資源により実現される。
図35のコンピュータにおいて、CPU200のバス201にはRAM202、ハードディスクコントローラ(ソフト)204、フロッピィディスクドライバ(ソフト)210、CD−ROMドライバ(ソフト)214、マウスコントローラ218、キーボードコントローラ222、ディスプレイコントローラ226、通信用ボード230が接続される。
ハードディスクコントローラ204はハードディスクドライブ206を接続し、本発明の駐車場予約処理を実行するプログラムをローディングしており、コンピュータの起動時にハードディスクドライブ206から必要なプログラムを呼び出して、RAM202上に展開し、CPU200により実行する。
フロッピィディスクドライバ210にはフロッピィディスクドライブ(ハード)212が接続され、フロッピィディスク(R)に対する読み書きができる。CD−ROMドライバ214に対しては、CDドライブ(ハード)216が接続され、CDに記憶されたデータやプログラムを読み込むことができる。
マウスコントローラ218はマウス220の入力操作をCPU200に伝える。キーボードコントローラ222はキーボード224の入力操作をCPU200に伝える。ディスプレイコントローラ226は表示部228に対して表示を行う。通信用ボード230は無線を含む通信回線232を使用し、外部のパーソナルコンピュータ、携帯電話、カーナビゲーション装置との間の通信を行う。
尚、上記の実施形態は駐車場予約対象としてイベント会場を例にとるものであったが、本発明はこれに限定されず、目的地の周辺に駐車場が分散しているような店舗、施設等であれば任意の目的地につき全く同様に駐車場予約処理を適用することができる。
また上記の実施形態は同時に複数台の予約を行なう場合を例にとっているが1台のみを予約することもなんら問題なくできる。
更に本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴を列挙すると、次の付記のようになる。
(付記)
(付記1)
検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力ステップと、
前記移動ルート上で、目的地に可能な限り近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索ステップと、
前記割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知ステップと、
を備えたことを特徴とする駐車場予約方法。(1)
(付記2)
付記1記載の駐車場予約方法に於いて、
前記検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、
前記駐車場検索ステップは、
目的地に最も近い空き駐車場を1台目用として検索し、2台目以降については前回検索した空き駐車場に最も近い空き駐車場を検索して駐車希望台数分の空き駐車場を検索する第1ステップと、
各車の進入地点と各検索済みの空き駐車場との全ての組合せにつき合計移動距離を求め、合計移動距離が最小となる組合せを選択して検索済みの駐車場を各車に割当てる第2ステップと、
を備えたことを特徴とする駐車場予約方法。(2)
(付記3)
付記1記載の駐車場予約方法に於いて、
前記検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、
前記駐車場検索ステップは、目的地に複数の入口がある場合、前記各進入地点から各入口までの移動距離の合計を各入口毎に求め、合計距離が最小となる入口を到着地点に設定することを特徴とする駐車場予約方法。(3)
(付記4)
付記1記載の駐車場予約方法に於いて、
前記検索条件入力ステップは、前記運転者端末アドレスとしてパーソナルコンピュータ、携帯端末等の端末種別に対応した端末アドレスを入力し、
前記検索結果通知ステップは、前記端末種別に応じたルート情報を生成して前記運転者端末に送信することを特徴とする駐車場予約方法。
(付記5)
付記4記載の駐車場予約方法に於いて、前記検索結果通知ステップは、前記運転者端末の情報表示機能に制限がない場合、地図によるルート情報を作成して送信することを特徴とする駐車場予約方法。
(付記6)
付記4記載の駐車場予約方法に於いて、前記検索結果通知ステップは、前記運転者端末の情報表示機能に制限がある場合、表示するルート間の距離が所定距離以内であれば地図によるルート情報を作成して送信し、表示するルート間の距離が所定距離以上であればテキストによるルート情報を作成して送信することを特徴とする駐車場予約方法。
(付記7)
付記1記載の駐車場予約方法に於いて、前記検索結果通知ステップは、前記テキストによるルート情報として、目的地から遠い割当駐車場の順に次に遠い割当駐車場から目的地までのルートの合流点までの案内情報を通知することを特徴とする駐車場予約方法。
(付記8)
付記1記載の駐車場予約方法に於いて、前記検索結果通知ステップは、前記運転者端末アドレスの入力のない車がある場合、運転者端末アドレスを入力している運転者端末にアドレス入力のない車のルート情報を追加して通知することを特徴とする駐車場予約方法。
(付記9)
コンピュータに、
検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力ステップと、
前記移動ルート上で、目的地に最も近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索ステップと、
前記割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
(付記10)
検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力部と、
前記移動ルート上で、目的地に最も近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索部と、
前記割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知部と、
を備えたことを特徴とする駐車場予約装置。
本発明が適用される駐車場予約システムの説明図 図1のイベントテーブルの説明図 図1の開催日テーブルの説明図 図1の入力テーブルの説明図 図1の駐車場テープルの説明図 図1の登録車テーブルの説明図 図1の到着距離テーブルの説明図 図1の入口テーブルの説明図 図1の検索エリアテーブルの説明図 図1のルートテーブルの説明図 図1の案内テーブルの説明図 図1の目印テーブルの説明図 図1の割当テーブルの説明図 図1の組合せテーブルの説明図 図1のサーバとユーザ端末との処理手順を示したタイムチャート ユーザ端末に送られた検索条件入力画面の説明図 ユーザ端末に送られた詳細条件入力画面の説明図 図15のサーバによるステップS4の駐車場検索処理のフローチャート 図18のステップS1による到着地点決定処理の説明図 図19の到着地点決定処理で作成されるワークテーブル及び到達距離テーブルの説明図 図18のステップS2による検索エリアの範囲格納処理の説明図 図18のステップS1による駐車場割当処理の説明図 図15のステップS5により表示される検索結果画面の説明図 図15のステップS6よる確定処理の説明図 図15のステップS7よるルート範囲決定処理の詳細を示したフローチャート 図15のルート範囲決定処理の説明図 図15のステップS9によるPC送信処理のフローチャート 図27のPC送信処理で参照されるPCアドレステーブルの説明図 図27のPC送信処理で送信されるルート情報の説明図 図15のステップS10による携帯電話送信処理のフローチャート 図30で送信される携帯電話メールの説明図 図30におけるテキスト情報作成処理のフローチャート 図32によるテキスト情報作成処理の説明図 ユーザ端末の種別に応じたルート情報を送信するメールの説明図 図1のサーバを実現するコンピュータのハードウェア環境の説明図
符号の説明
10:サーバ
11:ユーザ端末
12:パーソナルコンピュータ
14:携帯電話
16:カーナビゲーション装置
18:インターネット
20:通信制御部
22:駐車場予約処理部
24:検索条件入力部
26:駐車場検索部
28:検索結果通知部
30:イベントテーブル
32:開催日テーブル
34:入力テーブル
36:駐車場テーブル
38:登録車テーブル
40:到着距離テーブル
42:入口テーブル
44:検索エリアテーブル
46:ルートテーブル
48:案内テーブル
50:目印テーブル
52:割当テーブル
54:組合せテーブル
62:検索条件入力画面
64:詳細条件入力画面
68:地図
70:会場(目的地)
72,74,76:進入地点
86,88,90:ルート
92:PCアドレステーブル
94:PCメール
96,100,102:携帯電話メール受信画面
98,104,106,108:テキストルート情報

Claims (3)

  1. 検索条件として指定されたイベント名、予約日、希望駐車台数、出発地から目的地までの移動ルート、各車の運転者端末アドレスを入力する検索条件入力ステップと、
    前記移動ルート上で、目的地に可能な限り近い空き駐車場を検索して各車に割当てる駐車場検索ステップと、
    前記割当駐車場および割当駐車場から目的地までのルート情報を各車の運転者端末に通知する検索結果通知ステップと、
    を備えたことを特徴とする駐車場予約方法。
  2. 請求項1記載の駐車場予約方法に於いて、
    前記検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、
    前記駐車場検索ステップは、
    目的地に最も近い空き駐車場を1台目用として検索し、2台目以降については前回検索した空き駐車場に最も近い空き駐車場を検索して駐車希望台数分の空き駐車場を検索する第1ステップと、
    各車の進入地点と各検索済みの空き駐車場との全ての組合せにつき合計移動距離を求め、合計移動距離が最小となる組合せを選択して検索済みの駐車場を各車に割当てる第2ステップと、
    を備えたことを特徴とする駐車場予約方法。
  3. 請求項1記載の駐車場予約方法に於いて、
    前記検索条件入力ステップは、目的地および駐車場を含む所定の検索エリアに対する各車の進入地点を入力し、
    前記駐車場検索ステップは、目的地に複数の入口がある場合、前記各進入地点から各入口までの移動距離の合計を各入口毎に求め、合計距離が最小となる入口を到着地点に設定することを特徴とする駐車場予約方法。
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