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JP2005153711A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可燃性冷媒の洩れに対する耐性を高め、且つ、万一、可燃性冷媒の洩れが生じても、その洩れ量を効果的に低減することができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 車両用空調装置は、冷凍回路2の循環管路4に設けられ、膨脹弁16及び蒸発器18をバイパスし、冷媒タンク32を備えたバイパス管路30と、このバイパス管路30に冷媒タンク32の上流及び下流に介挿された入口及び出口電磁弁34,36とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷凍回路の冷媒として可燃性冷媒を使用した車両用空調装置に関する。
この種の車両用空調装置はフロンガスの代わりに可燃性冷媒を使用することから、環境負荷の低減に大きく貢献する。しかしながら、その冷凍回路から可燃性冷媒が万一洩れてしまうと、可燃性冷媒は引火する虞が大きいことから、その洩れ対策を考慮する必要がある。このため、冷凍回路からの冷媒の洩れがセンサにて検出されたときには、冷凍回路中の機器間に介挿された電磁弁を閉じて機器間を遮断するようにした車両用空調装置が開発されている(例えば、特許文献1,2)
特開平9-76741号公報 特開平9-104221号公報
前記公報に開示された車両用空調装置の場合、その電磁弁は何れも可燃性冷媒が洩れてから閉弁されるため、洩れの発生個所によっては可燃性冷媒の洩れ量を効果的に低減することができない。より詳しくは、通常、冷凍回路内は可燃性冷媒で満たされているので、車両用空調装置が運転中にあるか否かを問わず、可燃性冷媒は冷凍回路中の何れの個所からも洩れ出す可能性がある。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、冷凍回路からの可燃性冷媒の洩れに対する耐性を高め、また、万一可燃性冷媒が洩れたとしても、その洩れ量を抑制することができる車両用空調装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車両用空調装置は、可燃性冷媒の循環管路から分岐され、冷凍回路の膨脹弁及び蒸発器をバイパスするバイパス管路と、このパイパス管路に介挿され、可燃性冷媒を蓄え可能な冷媒タンクと、バイパス管路の冷媒タンクの上流及び下流にそれぞれ設けられ、バイパス管路を開閉する入口及び出口電磁弁とを備える(請求項1)。
上述した請求項1の車両用空調装置によれば、その運転停止時、つまり、冷凍回路の圧縮機の作動停止時、出口電磁弁を閉じた状態で、入口電磁弁は所定時間だけ開かれた後に閉じられ、そして、圧縮機の作動が実際に停止される。従って、凝縮器から膨脹弁に向かう液相の可燃性冷媒が開弁状態の入口電磁弁を通じて冷媒タンクに回収される。
一方、車両用空調装置の運転開始時にあっては、入口電磁弁を閉じた状態で、出口電磁弁が所定時間開かれた後に閉じられ、これにより、冷媒タンクから循環管路に可燃性冷媒が戻される。
好ましくは、本発明の車両用空調装置は冷媒タンクを外側から冷却する冷却器を更に備え(請求項2)、この場合、冷却器は、蒸発器からバイパス管路までの循環管路の一部により形成され、冷媒タンクを囲繞する冷却コイルからなる(請求項3)。
請求項2,3の車両用空調装置によれば、冷媒タンクにおける液相可燃性冷媒の回収容量が増加される。
更に、本発明の車両用空調装置は、冷凍回路の圧縮機の作動開始時及び作動終了時に入口及び出口電磁弁の開閉作動を制御し、冷媒タンク内に可燃性冷媒を回収する制御手段を更に含むことができる(請求項4)。
請求項4の車両用空調装置は、循環管路内の可燃性冷媒を冷媒タンクに自動的に回収する。
更に、制御手段は、冷凍回路から可燃性冷媒の洩れや、可燃性冷媒の圧力異常が発生したときにも入口及び出口電磁弁の開閉を制御し、冷媒タンク内に前記可燃性冷媒を回収するものであるのが望ましく(請求項5)、この場合の制御手段は、エンジンルーム内にて可燃性冷媒を検出するガスセンサ及び圧縮機からの可燃性冷媒の吐出圧を検出する圧力センサを含んでいる(請求項6)。
請求項5,6の車両用空調装置は、冷凍回路から可燃性冷媒が洩れたり、また、可燃性冷媒の圧力が異常であると、冷凍回路内の液相の可燃性冷媒が冷媒タンクに回収される。
更にまた、本発明の車両用空調装置は、冷媒タンクと出口電磁弁との間のバイパス管路の部位から分岐され、且つ、冷凍回路の膨脹弁と凝縮器との間の循環管路の部位に接続された補給管路と、この補給管路を開閉する補給電磁弁とを更に備えることができる(請求項7)。
請求項7の車両用空調装置によれば、冷媒タンクを冷凍回路のレシーバとしても使用可能である。
請求項1の車両用空調装置によれば、圧縮機の運転停止時には、冷凍回路内の液相の可燃性冷媒が冷媒タンクに回収され、そして、この冷媒タンクに保持されているから、冷凍回路内における可燃性冷媒の残存量は少ない。従って、冷凍回路からの可燃性冷媒の洩れに対する耐性が高まり、そして、万一可燃性冷媒の洩れが発生したとしても、その洩れ量の大幅な低減が可能となる。
請求項2,3の車両用空調装置によれば、冷媒タンク内に液相の可燃性冷媒を多量に回収することができるともに、その冷却器、つまり、冷却コイルを簡単に得ることができる。
請求項4の車両空調装置によれば、冷媒タンクへの可燃性冷媒の回収を自動的に行うことができる。
請求項5,6の車両空調装置によれば、可燃性冷媒に洩れや圧力異常が発生した場合にでも、冷凍回路内の液相の可燃性冷媒を冷媒タンクに自動的に回収でき、請求項7の車両用空調装置によれば、冷媒タンクを冷凍回路のレシーバとしても利用可能となる。
図1は車両用空調装置を示し、この空調装置は冷凍回路2を含んでいる。
冷凍回路2はプロパンガスやR152a等の可燃性冷媒(以下、単に冷媒と称す)の循環管路4を有し、冷媒は循環管路4を通じて循環可能である。より詳しくは、循環管路4はその大部分が車両のエンジンルーム6に配置されているが、その一部はグローブボックス8にも延びており、グローブボックス8はエンジンルーム6と車室10との間を区画する。
循環経路4には上流側から圧縮機12、凝縮器14、膨脹弁16及び蒸発器18が順次介挿されている。圧縮機12、凝縮器14及び膨脹弁16はエンジンルーム6内に配置され、蒸発器18はグローブボックス8内に配置されている。なお、膨脹弁16は蒸発器18の直上流、つまり、グローブボックス8の近傍に配置されている。
圧縮機12は電磁クラッチ20及び動力伝達経路22を介してエンジン24に接続され、このエンジン24からの動力を受けて作動される。動力伝達経路22は圧縮機12の駆動軸及びエンジン24の出力軸にそれぞれ取付けられたプーリ26と、これらプーリ26間に掛け回された駆動ベルト28からなる。
圧縮機12が作動されると、圧縮機12は冷媒を圧縮し、高温・高圧の冷媒を凝縮器14に供給する。この凝縮器14にて冷媒は凝縮され、液相の冷媒が膨脹弁16を通じて蒸発器18に供給される。蒸発器18内にて液相の冷媒が気化し、この際の気化熱により蒸発器18の周囲の空気が冷却される。従って、図示しない送風ファンが蒸発器18側から車室10内に空気を送風することにより、車室内を冷房することができる。
なお、気化した冷媒は蒸発器18から圧縮機12に戻り、そして、圧縮機12により再度圧縮され、循環管路4を上述した如く循環する。
循環管路4の上流側、即ち、凝縮器14と膨脹弁16との間からはバイパス管路30が分岐され、このバイパス管路30は膨脹弁16及び蒸発器18をバイパスして循環管路4の下流側、即ち、蒸発器18と圧縮機12との間に接続されている。
バイパス管路30には冷媒タンク32が介挿されており、この冷媒タンク32は凝縮器14及び膨脹弁16よりも低い位置に配置されている。そして、バイパス管路30には冷媒タンク32の上流側及び下流側に位置して常閉の入口電磁弁34及び出口電磁弁36がそれぞれ介挿されている。
更に、図1から明らかなように循環管路4の下流側の部位、つまり、蒸発器18とバイパス管路30が合流する合流位置との間の部位は冷媒タンク32をコイル状に囲繞し、冷媒タンク32のための冷却コイル38を形成している。
上述した入口及び出口電磁弁34,36はコントローラ40の出力ポートにそれぞれ電気的に接続され、コントローラ40からの指令信号を受けて開閉される。つまり、コントローラ40は入口及び出口弁34,36の開閉を制御する。この開閉制御のため、コントローラ40の入力ポートにはエンジン24のエンジンキースイッチ(SW)42、空調装置の作動スイッチいわゆるエアコンスイッチ(SW)44、冷媒を検出するガスセンサ46及び冷媒の圧力を検出する圧力センサ48が電気的に接続され、これらスイッチ及びセンサからの信号がコントローラ40に供給される。
この実施例の場合、ガスセンサ46はエンジンルーム6内に複数個所に設置されているが、車室10内の複数箇所にも併せて設置することができる。圧力センサ48は圧縮機12の吐出口の近傍に配置され、圧縮機12からの冷媒の吐出圧を検出する。
更に、コントローラ40の出力ポートには前述した圧縮機12の電磁クラッチ20や、表示装置50にも電気的に接続されている。この表示装置50は例えばLED等の表示灯からなり、車室10のインストルメントパネル(図示しない)に配置される。
図2は、コントローラ40にて実行される入口及び出口電磁弁34,36の開閉制御ルーチンを示し、この制御ルーチンを以下に説明する。
先ず、コントローラ40は、エンジンキースイッチ42がオンであるか否か(ステップS2)、そして、エアコンスイッチ44がオンであるか否か(ステップS4)を順次判別する。これらステップS2,S4の判別結果が共に真(Yes)である場合、コントローラ40は圧縮機12の電磁クラッチ20を繋ぎ、圧縮機12を作動させる(ステップS6)。
この後、コントローラ40は冷媒の洩れや、その圧力が異常であるか否か(ステップS8)を判別し、ここでの判別は、ガスセンサ46及び圧力センサ48からの検出信号に基づいて実施される。具体的には、コントローラ40は圧力センサ48により検出した冷媒の吐出圧が許容レベルよりも高いとき、圧力異常であると判定する。
ステップS8の判別結果が偽(No)であって、空調装置が正常に機能している場合、コントローラ40は出口電磁弁36を開き(ステップS10)、この開弁状態を所定時間TS(例えば数秒)の間維持した後(ステップS12)、出口電磁弁36を閉じる。
出口電磁弁36が開かれると、冷媒タンク32内の冷媒が循環管路4の下流側、つまり、圧縮機12に向けて供給され、前述したように冷媒が循環管路4を通じて循環する。
一方、前述したステップS2,S4の何れの判別結果が偽になると、コントローラ40は表示装置50にて、冷媒の回収を示す表示灯を点灯させ(ステップS16)、入口電磁弁34を開く(ステップS18)。入口電磁弁34の開弁状態は所定時間TE(例えば数秒)だけ維持され(ステップS20)、この後、コントローラ40は入口電磁弁34を閉じ(ステップS22)、そして、電磁クラッチ20を断って圧縮機12の作動を停止する(ステップS24)。
また、ステップS8の判別結果が真になると、コントローラ40は表示装置50にて、空調装置の故障を示す表示灯を点灯させた後(ステップS26)、上述したステップS18〜S24を同様にして実行する。
上述の説明から明らかなように、エンジン24や空調装置の作動停止時、並びに、冷媒洩れや冷媒の吐出圧が異常な高圧となった場合、圧縮機12が作動停止される前に、入口電磁弁34が開かれるので、凝縮器14から膨脹弁16に至る循環管路4の上流側部分にある液相の冷媒は入口電磁弁34を通じて冷媒タンク32内に流入し、この結果、冷凍回路2内の大半の冷媒が冷媒タンク32に自動的に回収される。なお、冷媒の回収後、入口電磁弁34は閉じられているので、回収した冷媒が入口電磁弁34を通じて逆流、つまり、流出することはない。
また、循環管路4の一部が冷媒タンク32を囲繞する冷却コイル38として形成されているので、空調装置の運転中、冷媒タンク32は容易且つ簡単にして冷却コイル38により効果的に冷却され、その冷媒の回収容量は高い。なお、冷媒タンク32内の圧力は凝縮器14から膨脹弁16までの高圧側の循環管路4内の圧力と、蒸発器18から圧縮機12までの低圧側の循環管路4内の圧力との間の中間となる。
上述したように空調装置の運転停止時には、冷凍回路2内の大半の冷媒が冷媒タンク32に自動的に回収されているので、この状態にあるときに冷凍回路2が損傷を受けても、冷凍回路2から洩れる冷媒は少なく、この結果、冷媒の洩れに対する冷凍回路2の耐性を高めることができ、車室10内への冷媒の流入を確実に防止することができる。
また、冷媒タンク32への冷媒の回収は、空調装置の運転停止時のみならず、冷媒の洩れが発生したり、また、圧縮機12からの冷媒の吐出圧が異常に高くなった場合にも同様にして直ちに実施されるから、エンジンルーム6や車室10内への冷媒の洩れを最大限低減することができるばかりでなく、空調装置の損壊をも未然に防止可能となる。
本発明は上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、冷媒タンク32の冷却器としては、前述した冷却コイル38に限らず、冷媒タンク32の近傍にサブ蒸発器及び冷却ファンを備えた冷却器を配置してもよい。また、圧縮機12はエンジン24により作動されるものに限らず、電動モータにより作動されるものであってもよい。
更に、図1中に2点鎖線で示されるように、パイパス管路30の冷媒タンク32と出口電磁弁36との間から補給管路52を更に分岐させて、この補給管路52を膨脹弁16の直上流にて循環管路4に接続し、そして、補給管路52に開閉型又は調量型の補給電磁弁54を介挿させてよい。この場合、空調装置の運転中、冷媒タンク32を冷媒のレシーバとして使用することも可能である。
一実施例に係る車両用空調装置を示した概略図である。 図1のコントローラにて実行される入口及び出口電磁弁の制御ルーチンを示したフローチャートである。
符号の説明
2 冷凍回路
4 循環管路
12 圧縮機
14 凝縮器
16 膨脹弁
18 蒸発器
30 バイパス管路
32 冷媒タンク
34 入口電磁弁
36 出口電磁弁
40 コントローラ
46 ガスセンサ
48 圧力センサ
52 補給管路
54 補給電磁弁

Claims (7)

  1. 可燃性冷媒の循環管路に圧縮機、凝縮器、膨脹弁及び蒸発器を順次介挿した冷凍回路を備え、前記圧縮機及び凝縮器が車両のエンジンルーム内に配置され、前記蒸発器にて冷却した空気を前記車両の車室内に供給する車両用空調装置において、
    前記循環管路から分岐され、前記膨脹弁及び前記蒸発器をバイパスするバイパス管路と、
    前記パイパス管路に介挿され、前記可燃性冷媒を蓄え可能な冷媒タンクと、
    前記バイパス管路の前記冷媒タンクの上流及び下流にそれぞれ設けられ、前記バイパス管路を開閉する入口及び出口電磁弁と
    具備したことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記冷媒タンクを外側から冷却する冷却器を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記冷却器は、前記蒸発器から前記バイパス管路までの循環管路の一部により形成され、前記冷媒タンクを囲繞する冷却コイルからなることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記圧縮機の作動開始時及び作動終了時に前記入口及び出口電磁弁の開閉作動を制御し、前記冷媒タンク内に前記可燃性冷媒を回収する制御手段を更に含むことを特徴とする請求項1〜3の何れに記載の車両用空調装置。
  5. 前記制御手段は、前記冷凍回路からの前記可燃性冷媒の洩れ及び前記可燃性冷媒の圧力異常のうちの少なくとも一方が発生したときにも前記入口及び出口電磁弁の開閉を制御して前記冷媒タンク内に前記可燃性冷媒を回収することを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記制御手段は、前記エンジンルーム内にて前記可燃性冷媒を検出するガスセンサ及び前記圧縮機からの前記可燃性冷媒の吐出圧を検出する圧力センサを含むことを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記冷媒タンクと出口電磁弁との間の前記バイパス管路の部位から分岐され、且つ、前記膨脹弁と前記凝縮器との間の前記循環管路の部位に接続された補給管路と、前記補給管路を開閉する補給電磁弁とを更に具備したことを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
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