JP2005151871A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮影範囲の制約。
【構成】 走行装置1の上方の一側に設けた脱穀装置2と、該脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク4と、前記脱穀装置2の前側の操縦部10とを設けたコンバインにおいて、機体の左右何れか一側または両側に、機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラ20を設け、該サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35による遠隔操作で位置変更可能に構成したコンバイン。前記サイドカメラ20のうち脱穀装置2の側部に設けたサイドカメラ20は、脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置12の供給穀稈搬送通路より上方に設ける。
【選択図】 図1
【構成】 走行装置1の上方の一側に設けた脱穀装置2と、該脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク4と、前記脱穀装置2の前側の操縦部10とを設けたコンバインにおいて、機体の左右何れか一側または両側に、機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラ20を設け、該サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35による遠隔操作で位置変更可能に構成したコンバイン。前記サイドカメラ20のうち脱穀装置2の側部に設けたサイドカメラ20は、脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置12の供給穀稈搬送通路より上方に設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、機体の側部にサイドカメラを設けたコンバインに係るものである。
従来、機体後方や穀粒排出するオーガの先端にカメラを設け、該カメラによる映像を操縦部に設けたモニタに映し出すようにした構成は公知である(特許文献1参照)。
特開平11−46562号公報
前記公知例は、単に機体後方やオーガの先端にカメラを据え付けた構成のため、種々の撮影情報を得るには多数のカメラが必要となって、コストが高くなるという課題がある。
また、カメラの据え付け位置も、他の装置や作業に支障がない箇所にしなければならず、設置箇所に制約があり、その分撮影範囲が制約される。
本願は、機体の左右何れか一側または両側に機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラを設けることで、一つのカメラにより幅広く撮影情報を入手できるようにしたものである。
また、カメラの据え付け位置も、他の装置や作業に支障がない箇所にしなければならず、設置箇所に制約があり、その分撮影範囲が制約される。
本願は、機体の左右何れか一側または両側に機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラを設けることで、一つのカメラにより幅広く撮影情報を入手できるようにしたものである。
本発明は、走行装置1の上方の一側に設けた脱穀装置2と、該脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク4と、前記脱穀装置2の前側の操縦部10とを設けたコンバインにおいて、機体の左右何れか一側または両側に、機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラ20を設け、該サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35による遠隔操作で位置変更可能に構成したコンバインとしたものであり、機体を走行させて圃場の穀稈を刈取り、刈り取った穀稈は供給穀稈搬送装置12により脱穀装置2に供給搬送して脱穀し、機体の左右何れか一側または両側に設けたサイドカメラ20は、前方に向けることで、刈取部4における分草刈取状態を監視し、また、供給穀稈搬送装置12の搬送通路に向けることで搬送穀稈の扱深さ等の情報を視認でき、また、撮影位置と格納位置の位置切替を行うことで、サイドカメラ20の存在が作業の邪魔にならず、また、サイドカメラ20の位置変更調節は、操縦部10からの遠隔操作により行える。
本発明は、前記サイドカメラ20のうち脱穀装置2の側部に設けたサイドカメラ20は、脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置12の供給穀稈搬送通路より上方に設けたコンバインとしたものであり、サイドカメラ20が搬送穀稈より上方に位置することで、被写体部分が搬送穀稈の影とならず光が当たり映像が鮮明となり、また、脱穀装置2の後方の排藁処理部16の排藁搬送部の監視や、刈取部3の左前方部の左分草穀稈の条合せの状態を視認するに当たり、搬送穀稈の上方から搬送穀稈を映像で捉えることで視認範囲が拡大する。
本発明は、前記脱穀装置2の扱胴の上方は上下回動自在の上部カバー13により包囲し、該上部カバー13と共に上下回動するようにサイドカメラ20を設けたコンバインとしたものであり、上部カバー13をオープンさせて扱胴周辺を開放すると、サイドカメラ20は上部カバー13と共に上方移動し、特別に、サイドカメラ20の着脱等を行わなくても、脱穀装置2の側部にサイドカメラ20を設けられ、しかも、サイドカメラ20の存在が脱穀装置2のメンテナンス作業の障害とならず、メンテナンス作業を容易にする。
本発明は、前記サイドカメラ20のうち脱穀装置2の側部に設けたサイドカメラ20は、脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置12の供給穀稈搬送通路より上方に設けたコンバインとしたものであり、サイドカメラ20が搬送穀稈より上方に位置することで、被写体部分が搬送穀稈の影とならず光が当たり映像が鮮明となり、また、脱穀装置2の後方の排藁処理部16の排藁搬送部の監視や、刈取部3の左前方部の左分草穀稈の条合せの状態を視認するに当たり、搬送穀稈の上方から搬送穀稈を映像で捉えることで視認範囲が拡大する。
本発明は、前記脱穀装置2の扱胴の上方は上下回動自在の上部カバー13により包囲し、該上部カバー13と共に上下回動するようにサイドカメラ20を設けたコンバインとしたものであり、上部カバー13をオープンさせて扱胴周辺を開放すると、サイドカメラ20は上部カバー13と共に上方移動し、特別に、サイドカメラ20の着脱等を行わなくても、脱穀装置2の側部にサイドカメラ20を設けられ、しかも、サイドカメラ20の存在が脱穀装置2のメンテナンス作業の障害とならず、メンテナンス作業を容易にする。
請求項1の発明では、一つのサイドカメラ20により刈取部4の分草刈取状態や、脱穀装置2への穀稈供給状態や、排藁搬送装置への引継状態等を視覚により確認でき、操作性および作業性を向上させる。
請求項2の発明では、映像を鮮明にでき、操作性および作業性を向上させる。
請求項3の発明では、サイドカメラ20の着脱等を行わなくても、脱穀装置2の扱胴周辺を開放でき、サイドカメラ20の存在が脱穀装置2のメンテナンス作業の障害とならず、メンテナンス作業を容易にする。
請求項2の発明では、映像を鮮明にでき、操作性および作業性を向上させる。
請求項3の発明では、サイドカメラ20の着脱等を行わなくても、脱穀装置2の扱胴周辺を開放でき、サイドカメラ20の存在が脱穀装置2のメンテナンス作業の障害とならず、メンテナンス作業を容易にする。
本発明の実施例をコンバインの図面により説明すると、1はコンバインの走行装置、2は走行装置1を有する機体フレームの上方に設けた脱穀装置、3は脱穀装置2の前側に設けた刈取部、4は脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク、5はグレンタンク4の排出装置(図示省略)の終端に接続した排出揚穀装置、6は排出揚穀装置5の上部に設けた排出オーガであり、排出オーガ6の先端は排出揚穀装置5に対して上下および縦軸旋回自在に構成する。グレンタンク4の前側には操縦部(運転席)10を設ける。11はグレンタンク4と操縦部10の間に設けたエンジン(図示省略)を包囲するエンジンカバー、12は脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置であり、脱穀装置2の脱穀室(図示省略)の上方を包囲する上部カバー13に挾扼杆14を設け、挾扼杆14の下方に供給搬送チエン15を設けて構成している(図3)。供給穀稈搬送装置12の終端より後側には排藁処理部16を設け、排藁処理部16の上方は前記上部カバー13または他のカバーにより包囲し、排藁処理部16には脱穀済の穀稈(排藁)を搬送する排藁搬送装置(図示省略)を設けている。
しかして、機体の左右何れか一側または両側には、周辺の撮影が可能なサイドカメラ20を設ける。サイドカメラ20は前記操縦部10に設けたモニタ27(図4)に映像を映し出す。
サイドカメラ20は回動アーム21の縦軸部先端に取付け、回動アーム21の横軸部22の基部は屈曲させてステー23に回転自在に取付ける。横軸部22の中間部には回動ギヤ24を設け、回動ギヤ24には回動モータ25に設けた出力ギヤ26を噛み合わせる。
ステー23は機体固定部に設けた支持部材28に縦軸29により縦軸回動自在に取付け、縦軸29には位置切替ギヤ30を設け、位置切替ギヤ30には位置切替モータ31に設けた出力ギヤ32を噛み合わせる。
前記回動モータ25および位置切替モータ31は、ポテンショメータを内蔵させるか、あるいは別途設けた検出手段によりサイドカメラ20の位置を検出可能に構成する。サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35により遠隔操作可能に構成する。
即ち、前記カメラ操作手段35は、サイドカメラ20を撮影位置と格納位置の位置切替えや回動操作可能にし、また、サイドカメラ20の撮影操作もできるようにすると、操作性が向上して、好適である。
サイドカメラ20は回動アーム21の縦軸部先端に取付け、回動アーム21の横軸部22の基部は屈曲させてステー23に回転自在に取付ける。横軸部22の中間部には回動ギヤ24を設け、回動ギヤ24には回動モータ25に設けた出力ギヤ26を噛み合わせる。
ステー23は機体固定部に設けた支持部材28に縦軸29により縦軸回動自在に取付け、縦軸29には位置切替ギヤ30を設け、位置切替ギヤ30には位置切替モータ31に設けた出力ギヤ32を噛み合わせる。
前記回動モータ25および位置切替モータ31は、ポテンショメータを内蔵させるか、あるいは別途設けた検出手段によりサイドカメラ20の位置を検出可能に構成する。サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35により遠隔操作可能に構成する。
即ち、前記カメラ操作手段35は、サイドカメラ20を撮影位置と格納位置の位置切替えや回動操作可能にし、また、サイドカメラ20の撮影操作もできるようにすると、操作性が向上して、好適である。
しかして、前記サイドカメラ20のうち、脱穀装置2の供給穀稈搬送装置12を設けた側のサイドカメラ20は、供給穀稈搬送装置12の穀稈搬送通路よりも上方に設ける。
実施例では、前記支持部材28を上部カバー13に固定し、支持部材28にサイドカメラ20を取付ける。
サイドカメラ20が搬送穀稈より上方に位置することで、被写体部分が搬送穀稈の影とならず光が当たり映像が鮮明となる。また、脱穀装置2の後方の排藁処理部16の排藁搬送部の監視や、刈取部3の左前方部の左分草穀稈の条合せの状態を視認するに当たり、搬送穀稈の上方から搬送穀稈を映像で捉えることで視認範囲が拡大する。
図8は図1におけるA位置のサイドカメラ20の映像のイメージを、図9は図1におけるB位置のサイドカメラ20の映像のイメージを、夫々表現したものである。
実施例では、前記支持部材28を上部カバー13に固定し、支持部材28にサイドカメラ20を取付ける。
サイドカメラ20が搬送穀稈より上方に位置することで、被写体部分が搬送穀稈の影とならず光が当たり映像が鮮明となる。また、脱穀装置2の後方の排藁処理部16の排藁搬送部の監視や、刈取部3の左前方部の左分草穀稈の条合せの状態を視認するに当たり、搬送穀稈の上方から搬送穀稈を映像で捉えることで視認範囲が拡大する。
図8は図1におけるA位置のサイドカメラ20の映像のイメージを、図9は図1におけるB位置のサイドカメラ20の映像のイメージを、夫々表現したものである。
しかして、サイドカメラ20は上方回動して扱胴周辺を開放する上部カバー13に取付けられているので、上部カバー13をオープンさせると、サイドカメラ20も上部カバー13と共に上方移動し、脱穀装置2のメンテナンス作業の障害とならず、メンテナンス作業を容易にする(図10)。
しかして、刈取部3から脱穀装置2の側部にはナローガイド36を設け(図11)、左側のサイドカメラ20はナローガイド36の分草状態を映し出すように構成し、前記サイドカメラ20は刈取クラッチ(図示省略)の「入り」に起因して、前記映像を映し出す。
そのため、ナローガイド36の分草状況が確認でき、ナローガイド36を最適な張出位置に調整できる。
そのため、ナローガイド36の分草状況が確認でき、ナローガイド36を最適な張出位置に調整できる。
しかして、左右のサイドカメラ20は、左右一対のクローラ40により構成した走行装置1の前後の重心位置に相当する部分が撮影範囲となるように配置する。
「アユミ」と呼ばれる補助具41を用いたトラック42の荷台への積み込みや、積み降ろし(図12、図13)、また、畦越えに際して、クローラ40の重心位置が通過するときにシーソーのように前側が下がるが、サイドカメラ20による走行装置1の前後重心位置の映像により、適正な速度操作等を行え、操作性を向上させ、走行安全性を向上させる。
また、畦際43の刈取作業や幅寄せのときにも、機体側部をサイドカメラ20により撮影して操縦者が視認することで、操作性を向上させ、走行安全性を向上させる。
「アユミ」と呼ばれる補助具41を用いたトラック42の荷台への積み込みや、積み降ろし(図12、図13)、また、畦越えに際して、クローラ40の重心位置が通過するときにシーソーのように前側が下がるが、サイドカメラ20による走行装置1の前後重心位置の映像により、適正な速度操作等を行え、操作性を向上させ、走行安全性を向上させる。
また、畦際43の刈取作業や幅寄せのときにも、機体側部をサイドカメラ20により撮影して操縦者が視認することで、操作性を向上させ、走行安全性を向上させる。
この場合、サイドカメラ20は、操縦部10に設けたパワステレバー(図示省略)の操作をパワステレバー操作感知手段44が感知すると、前記走行装置1の前後の重心位置に相当する部分を撮影し、モニタ27に映し出すように出力するように構成する(図15)。
パワステレバーは、機体の旋回操作に使用し、機体が旋回すると、旋回の抵抗により走行装置1に泥土が寄ったり、また、機体が沈下したりするが、これらの旋回状態をサイドカメラ20により撮影して視認することにより、的確な操作が容易に行え、操作性を向上させる。
パワステレバーは、機体の旋回操作に使用し、機体が旋回すると、旋回の抵抗により走行装置1に泥土が寄ったり、また、機体が沈下したりするが、これらの旋回状態をサイドカメラ20により撮影して視認することにより、的確な操作が容易に行え、操作性を向上させる。
しかして、図16、図17は走行装置1の他の実施例に関するものであり、前記走行装置1は左右一対のトラックフレーム50を所定間隔を有して設け、各トラックフレーム50の外側面には前後に所定間隔を置いて転輪51を設け、該転輪51の外周にはクローラ40を掛け回す。52は駆動輪、53はアイドルローラである。
しかして、前記左右のトラックフレーム50のうち何れか一方は、機体フレーム55に対して位置固定に設け、何れか他方のトラックフレーム50は上下機構56を介して機体フレーム55に対して上下自在に設け、このトラックフレーム50を上下させることで圃場の左右傾斜に対して機体フレーム55を水平にする。
前記上下するトラックフレーム50の前部には左右方向の前部横取付軸57を設け、前部横取付軸57には前側横アーム58の先部を軸着し、前側横アーム58の基部は左右方向の前側支持軸59に固定状態に取付ける。前側支持軸59は前記機体フレーム55側に設けた前側支持メタル60に回転のみ自在に軸着する。
前側支持メタル60に軸装した前側支持軸59には前側縦アーム61の基部を固定状態に取付ける。
前記トラックフレーム50の後部には左右方向の後部横取付軸62を設け、後部横取付軸62には後側横アーム63の先部を取付け、後側横アーム63の基部は左右方向の後側支持軸65に固定状態に取付ける。後側支持軸65は前記機体フレーム55側に設けた後側支持メタル66に回転のみ自在に軸着する。後側支持軸65には後側縦アーム67の基部を固定する。
前記上下するトラックフレーム50の前部には左右方向の前部横取付軸57を設け、前部横取付軸57には前側横アーム58の先部を軸着し、前側横アーム58の基部は左右方向の前側支持軸59に固定状態に取付ける。前側支持軸59は前記機体フレーム55側に設けた前側支持メタル60に回転のみ自在に軸着する。
前側支持メタル60に軸装した前側支持軸59には前側縦アーム61の基部を固定状態に取付ける。
前記トラックフレーム50の後部には左右方向の後部横取付軸62を設け、後部横取付軸62には後側横アーム63の先部を取付け、後側横アーム63の基部は左右方向の後側支持軸65に固定状態に取付ける。後側支持軸65は前記機体フレーム55側に設けた後側支持メタル66に回転のみ自在に軸着する。後側支持軸65には後側縦アーム67の基部を固定する。
後側縦アーム67と前側縦アーム61とは連結ロッド68により連結する。後側縦アーム67と前側縦アーム61の何れかには、操作アーム部70の基部を固定(一体的に形成)し、操作アーム部70の先端には操作伝達ロッド73の後端を接続する。操作伝達ロッド73の前端にはリンク杆74を接続し、リンク杆74の他端は減速機構75の出力軸76に接続する。
77は減速機構75の入力軸であり、入力軸77には操作ハンドル78を設ける。79は減速機構75を構成する歯車群である。
操作ハンドル78を一方向回転させると、減速機構75が出力軸76に操作回転力を出力し、これによりリンク杆74が操作伝達ロッド73を牽引し、操作伝達ロッド73は後側縦アーム67と前側縦アーム61の何れかを回動させ、トラックフレーム50を機体フレーム55に対して下動させて、機体傾斜を修正する。
反対に、操作ハンドル78を他方向回転させると、減速機構75が出力軸76に操作回転力を出力し、これによりリンク杆74が操作伝達ロッド73を押し、操作伝達ロッド73は後側縦アーム67と前側縦アーム61の何れかを回動させ、トラックフレーム50を機体フレーム55に対して上動させて、機体傾斜を修正する。
77は減速機構75の入力軸であり、入力軸77には操作ハンドル78を設ける。79は減速機構75を構成する歯車群である。
操作ハンドル78を一方向回転させると、減速機構75が出力軸76に操作回転力を出力し、これによりリンク杆74が操作伝達ロッド73を牽引し、操作伝達ロッド73は後側縦アーム67と前側縦アーム61の何れかを回動させ、トラックフレーム50を機体フレーム55に対して下動させて、機体傾斜を修正する。
反対に、操作ハンドル78を他方向回転させると、減速機構75が出力軸76に操作回転力を出力し、これによりリンク杆74が操作伝達ロッド73を押し、操作伝達ロッド73は後側縦アーム67と前側縦アーム61の何れかを回動させ、トラックフレーム50を機体フレーム55に対して上動させて、機体傾斜を修正する。
このように、上下機構56を電気や油圧を用いずにリンクと減速機構75により操作でき、安価かつ操作容易に製作できる。
この場合、左右のクローラ40のうち操縦部10を設けた側のトラックフレーム50を上下自在に構成すると、リンクおよび減速機構75と操作ハンドル78を操縦部10近傍に配置でき、一層、操作性を向上させられる。
なお、実施例では、左右のトラックフレーム50のうち一方に上下機構56を設けて機体フレーム55に対して上下自在に構成すれば、左右傾斜を修正できて目的を達成できるが、左右両側のトラックフレーム50を上下機構56により機体フレーム55に対して上下自在に設けてもよく、このようにすると、機体全体の高さ(車高)を調節可能となる。
この場合、左右のクローラ40のうち操縦部10を設けた側のトラックフレーム50を上下自在に構成すると、リンクおよび減速機構75と操作ハンドル78を操縦部10近傍に配置でき、一層、操作性を向上させられる。
なお、実施例では、左右のトラックフレーム50のうち一方に上下機構56を設けて機体フレーム55に対して上下自在に構成すれば、左右傾斜を修正できて目的を達成できるが、左右両側のトラックフレーム50を上下機構56により機体フレーム55に対して上下自在に設けてもよく、このようにすると、機体全体の高さ(車高)を調節可能となる。
1…走行装置、2…脱穀装置、3…刈取部、4…グレンタンク、5…排出揚穀装置、6…排出オーガ、10…操縦部、11…エンジンカバー、12…供給穀稈搬送装置、13…上部カバー、14…挾扼杆、16…排藁処理部、20…サイドカメラ、21…回動アーム、22…横軸部、23…ステー、24…回動ギヤ、25…回動モータ、26…出力ギヤ、28…支持部材、29…縦軸、30…位置切替ギヤ、31…位置切替モータ、32…出力ギヤ、35…カメラ操作手段、36…ナローガイド、40…クローラ、41…補助具、42…トラック、43…畦際、44…パワステレバー操作感知手段、50…トラックフレーム、51…転輪、52…駆動輪、53…アイドルローラ、55…機体フレーム、56…上下機構、57…前部横取付軸、58…前側横アーム、59…前側支持軸、60…前側支持メタル、61…前側縦アーム、62…後部横取付軸、63…後側横アーム、64…取付軸、65…後側支持軸、66…後側支持メタル、67…後側縦アーム、68…連結ロッド、70…操作アーム部、73…操作伝達ロッド、74…リンク杆、75…減速機構、76…出力軸、77…入力軸、78…操作ハンドル、79…歯車群。
Claims (3)
- 走行装置1の上方の一側に設けた脱穀装置2と、該脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク4と、前記脱穀装置2の前側の操縦部10とを設けたコンバインにおいて、機体の左右何れか一側または両側に、機体前後方向および左右方向に移動自在のサイドカメラ20を設け、該サイドカメラ20は操縦部10に設けたカメラ操作手段35による遠隔操作で位置変更可能に構成したコンバイン。
- 請求項1において、前記サイドカメラ20のうち脱穀装置2の側部に設けたサイドカメラ20は、脱穀装置2に供給する穀稈を搬送する供給穀稈搬送装置12の供給穀稈搬送通路より上方に設けたコンバイン。
- 請求項2において、前記脱穀装置2の扱胴の上方は上下回動自在の上部カバー13により包囲し、該上部カバー13と共に上下回動するようにサイドカメラ20を設けたコンバイン。
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
CN101884270A (zh) * | 2009-05-15 | 2010-11-17 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
JP2011193764A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | コンバイン |
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DE102014208068A1 (de) | 2014-04-29 | 2015-10-29 | Deere & Company | Erntemaschine mit sensorbasierter Einstellung eines Arbeitsparameters |
JP7474398B1 (ja) | 2022-12-22 | 2024-04-25 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395035A patent/JP2005151871A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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