JP2005149416A - 画像形成装置及びその交換部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置に装着される交換部品の記憶装置に記憶されたデータの破損及び改ざんを検出できるようにする。
【解決手段】画像形成装置本体のCPUは、RFIDタグに書き込むべき書込対象データ300に対してCRC符号305を付加し、これを暗号化することで暗号化データ310を生成する。そして、この暗号化データ310を所定サイズの書込単位312に分割し、各書込単位312を含んだ書込コマンドデータ320を生成してRFIDタグ210へと送信する。RFIDタグ210は、受け取った書込コマンドデータ320を処理することで、内蔵メモリに対して該データ320内の暗号化データ310の書込単位312を書き込む。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成装置本体のCPUは、RFIDタグに書き込むべき書込対象データ300に対してCRC符号305を付加し、これを暗号化することで暗号化データ310を生成する。そして、この暗号化データ310を所定サイズの書込単位312に分割し、各書込単位312を含んだ書込コマンドデータ320を生成してRFIDタグ210へと送信する。RFIDタグ210は、受け取った書込コマンドデータ320を処理することで、内蔵メモリに対して該データ320内の暗号化データ310の書込単位312を書き込む。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成装置に着脱自在に装着される交換部品の記憶部に対するデータの書き込みおよび読み出しに関する。
プリンタや複写機、デジタル複合機、ファクシミリなどの画像形成装置には、トナーカートリッジや感光体ドラムカートリッジなどの交換部品が着脱自在に装着されるものがある。また交換部品の使用量(何枚の印刷に使ったかなど)を示すカウント値やユーザ情報などの管理データを記憶する不揮発性記憶媒体をその交換部品に設け、画像形成装置本体からこの不揮発性記憶媒体内の管理データを読み出したり、書き込んだりすることが行われている。
このような交換部品の不揮発性記憶媒体の記憶内容を改ざんすると、例えば使用量が所定寿命を超えて品質が劣化した交換部品を画像形成装置に装着して利用するなどと言ったことが可能となってしまう。これのようなことがなされると、ユーザに高品質の印刷出力の提供ができなくなるのみならず、画像形成装置自体にダメージを与える可能性がある。そこで、交換部品内の記憶媒体のデータ改ざんを検出する必要が出てくる。
このような改ざん検出の技術としては、特許文献1に示される技術がある。この技術では、記憶部に対するデータの書き込み読み出し時に認証処理を実行する構成とし、不正な第三者によるデータの読み書きを防止可能としている。またこの技術では、記憶媒体へのデータの書き込み後、書き込みデータに基づく暗号処理を実行して、暗号処理結果を照合することにより、書き込みデータの検証を行なっている。
また、特許文献2には、ICカードの内蔵メモリの複数箇所に同じデータを書き込み、読出時にはそれら複数箇所のデータを読み出して多数決で正しいデータを決定することで、破損や改ざんに対する耐性を高める技術を開示している。
しかしながら、特許文献1の技術を画像形成装置の交換部品の記憶装置に適用しようとした場合、該記憶装置に認証処理のための機構を設ける必要があり、コスト高を招いてしまう。また特許文献2の技術は、メモリ内の複数箇所のデータの多数決で正しいデータを判定するため、過半数の箇所に対し同じデータを書き込まれると、そのデータが正しいものと判定され、改ざんが成功してしまうという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題の少なくとも1つを解決しようとするものである。
本発明の1つの側面では、記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置であって、前記記憶装置に書き込む対象データに対して誤り検出符号を付加する符号付加部と、前記符号付加部で誤り検出符号が付加された対象データを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを前記記憶装置に対して書き込む書込部と、を備える画像形成装置を提供する。
本発明の別の側面では、記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置であって、前記記憶装置に記憶された暗号化データを読み出す読出部と、前記読出部が読み出した前記暗号化データを復号化して誤り検出符号付きの対象データを再生する復号化部と、前記復号化部で再生された誤り検出符号付きの対象データに対して、該誤り検出符号による誤り検出を行う誤り検出部と、を備える画像形成装置を提供する。
この発明の好適な態様では、画像形成装置は、前記対象データに対応する複数の記憶領域から暗号化データをそれぞれ前記読出部に読み出させ、読み出された複数の暗号化データを前記復号化部に復号化させ、該復号化部で復号化された複数のデータに対する誤り検出を前記誤り検出部に実行させる読出制御部と、前記誤り検出部にて前記復号化された複数のデータのうちの1つについてのみ誤りが検出された場合、該誤りが検出されたデータに対応する暗号化データを記憶した前記記憶領域に対し、誤りが検出されなかったデータに基づき作成した暗号化データを書き込んで修復する修復処理部と、前記誤り検出部にて前記復号化された複数のデータのうちの2以上のデータについて誤りが検出された場合、所定のエラー処理を実行するエラー処理部と、を更に備える。
本発明の更に別の側面では、画像形成装置に対して着脱自在に装着される交換部品であって、該画像形成装置から、書き込むべき対象データとこのデータに対する誤り検出符号とからなるデータブロックを暗号化した暗号化データ、が読み書きされる記憶装置、を備える交換部品を提供する。
本発明では、交換部品の記憶装置に書き込まれるデータは、元の対象データに対して誤り検出符号を付したものを暗号化した暗号化データとなる。したがって、記憶装置内の暗号化データを改ざんしたとしても、そのデータを復号化し、誤り検出することで、その改ざんを検出することができる。また、単なる誤り検出符号付きの対象データでは、データ内容を解析することで、つじつまのあった改ざんデータを作成することも考えられないではないが、本発明では誤り検出符号付きの対象データを暗号化したものを記憶装置に書き込むこととしたので、そのようなデータ解析に基づく改ざんも極めて困難になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の要部構成を示す機能ブロック図である。ここで画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、デジタル複写機など、用紙に対して画像を印刷するための機構を備えた装置である。印刷の方式には、電子写真方式やインクジェット方式などの様々な方式があるが、本発明はそのような方式に依存するものではない。
実施の形態の画像形成装置は、画像形成装置本体100と交換部品200を備えている。画像形成装置本体100は、筐体、ユーザインタフェース用のディスプレイやボタンなど、画像形成装置における実質的に固定的な部分である。交換部品200は、この画像形成装置本体100に着脱自在に装着可能であり、消耗した場合に交換されるユニットである。交換部品200としては、例えばトナーカートリッジ、感光体ドラムカートリッジ、現像ユニット、定着ユニットなどを例示することができる。
交換部品200には、RFIDタグ210が取り付けられている。このRFIDタグ210は、当該交換部品200の消耗量(該部品を何枚の印刷に使ったか、など)や顧客情報などの管理データを記憶するための記憶装置として用いられる。RFID210は、送受信回路212,読出書込回路214,及びメモリ部216を備えている。メモリ部216は、データを記憶するための装置であり、不揮発性の記憶媒体を備えている。送受信回路212は、画像形成装置本体100の読出書込装置120との間で、RFIDの規格に従った無線通信を行うための送受信回路であり、従来のRFIDタグの送受信回路と同じものでよい。読出書込回路214は、メモリ部216に対するデータの読み書きを行う回路であり、送受信回路212を介して画像形成装置100側から受け取ったコマンドに従って動作する。
メモリ部216は、ROM(Read Only Memory)領域とNVRAM(Nonvolatile Random Access Memory)領域とを含んでいる。ROM領域は、ユーザによる書き換えが不可能な記憶領域であり、RFIDタグ210に一意的に割り当てられたシリアルIDが焼き付けられている。NVRAM領域は、書き換えが可能な不揮発性の記憶領域であり、例えばEEPROM (Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などにより構成することができる。このNVRAM領域に上述の管理データが記憶される。本実施の形態では、同じ内容の管理データに対応するデータを、メモリ部212のP箇所(Pは2以上の整数)に書き込むことにより(記憶データ218−1,2,・・・,P)、冗長性を確保し、データの安全性を高めている。
画像形成装置本体100は、制御基板110と読出書込装置120を備える。
制御基板110上のバス119には、CPU(中央演算処理ユニット)112、ROM114、RAM(Random Access Memory)116、NVM(Nonvolatile Memory:不揮発性メモリ)118が接続されている。ROM114には、この画像形成装置の全体的な動作制御のための制御プログラムが格納されている。CPU112は、RAM116を作業用メモリ領域として利用しながら、その制御プログラムを実行することで、画像形成装置の各部の動作を制御する。この制御プログラムの中には、読出書込装置120を介してRFIDタグ210を制御するための処理のプログラムを含まれている。NVM118は、書換可能な不揮発性メモリであり、画像形成装置の制御や管理のために記憶すべき情報(例えば各種の制御パラメータ設定値や印刷出力枚数カウント値)が書き込まれる。
読出書込装置120は、交換部品200のRFIDタグ210に対して無線通信によるデータの読み書きを行うための装置であり、該交換部品200の装着場所の近傍に配設される。制御部122と送受信回路124を有する。送受信回路124は、RFIDタグ210との間での無線通信のために、無線信号の送信及び受信を行う回路である。制御部122は、送受信回路124を制御してRFIDタグ210との信号の送受信を行わせる回路である。制御部122は、CPU112と通信線で接続されており、この通信線を介してCPU112との間でデータのやりとりを行う。送受信回路124としては、従来のリーダライタの送受信回路と同じものを用いることができる。
このような画像形成装置では、従来ならばCPU112が読出書込装置120に指示を送ると、読出書込装置120がその指示に応じたコマンドを作成し、これに通信誤り検査用のCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を付加してRFIDタグ210に送っていた。これに対し、本実施の形態では、従来読出書込装置120が生成していた通信誤り検査用のCRC符号付きのコマンドをCPU112が生成することとする。すなわち、RFIDタグ210が読出書込装置120から受け取るコマンドデータを、CPU112が生成するのである。ROM114等に記憶された制御プログラムには、このようなCRC符号付きのコマンドデータ生成のためのプログラムが含まれている。そして、読出書込装置120は、CPU112から送られてくるCRC符号付きコマンドを受け取ると、CPU112と読出書込装置120の間での通信誤りの有無を調べるために、そのコマンドに対してCRCの検査を行う。この検査で誤りが検出されなければ、読出書込装置120がそのCRC符号付きコマンドをそのまま送受信回路124によりRFIDタグ210に送信する。
また逆に、読出書込装置120は、送信したコマンドに対するRFIDタグ210から応答(この応答にはCRC符号が付加されている)を受け取ると、その応答に対してCRCの検査を行い、その検査で誤りが検出されなければ、そのCRC符号付きの応答データをそのままCPU112に渡す。CPU112は、その応答データのCRC符号を用いて検査を行い、読出書込装置120からCPU112の間での通信誤りの有無を調べる。
このような構成を取ることで、従来からCRC符号による誤り検出が行われていた読出書込装置120とRFIDタグ210の間の経路に加え、CPU112と読出書込装置120の間の経路も誤り検出を行うことができる。しかも、この構成では、読出書込装置120からRFIDタグ210に送信されるCRC符号付きコマンドそのものをCPU112が生成するので、読出書込装置120にCRC符号生成のための回路やプログラムを設ける必要がなくなり、読出書込装置120の構成を簡素化できるというメリットもある。
また、本実施の形態では、RFIDタグ210のメモリ部216に書き込むデータに対してCRC符号を組み込み、暗号化を施す。すなわち、メモリ部216には、CRC符号付きデータの暗号化結果が記憶される。このCRC符号は、前述のコマンドや応答に付加されるCRC符号とは別に付加されるものである。前述のコマンドや応答に付加されるCRC符号は、通信経路での誤りを検出するためのものであったのに対し、メモリ部216に書き込まれるデータ自体に付加されるこのCRC符号は、メモリ部216に書き込まれたデータ自体の破壊や改ざんを検出するためのものである。
以下、本実施の形態についてさらに詳細に説明する。
図2は、読出書込装置120の制御部122のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図に示すように、制御部122は、制御回路1222,バッファメモリ1224,シリアルレジスタ1225,状態レジスタ1226,及びCRC検査回路1228を備えている。
バッファメモリ1224は、制御基板110のCPU112から受信したデータ、及びRFIDタグ210から受信したデータを一時的に保持するための、FIFO(先入れ先出し)方式のメモリである。シリアルレジスタ1225は、CPU112−制御部122間のデータ並び順と、制御部122−RFIDタグ210間のデータ並び順との間の切換を行うために設けられた双方向のシリアルレジスタである。CRC検査回路1228は、CPU112から受信したコマンド、及びそのコマンドに対してRFIDタグ210から受信した応答に対し、通信誤り有無の検出のためにCRC符号の検査を行う回路である。CRC検査回路1228は、シリアルレジスタ1225内のデータに基づき、CRCの誤り検査を実行する。状態レジスタ1226は、読出書込装置120の状態(ステータス)を示す状態情報が登録されるレジスタである。状態レジスタ1226は、制御基板110上のCPU112から読みとり可能となっている。状態レジスタ1226は、CPU112に通知すべき各状態項目ごとにあらかじめ割り当てられたビットを有している。例えば、CPU112から受信したコマンドについてCRC誤りを検出したか否かを示すビット、RFIDタグ210から受信した応答についてCRC誤りを検出したか否かを示すビット、RFIDタグ210との通信が所定の時間内に完了しなかったこと(タイムアウト)を示すビット、CPU112から受信したデータがバッファメモリ1224からオーバーフローしたことを示すビット、RFIDタグ210から受信したデータがバッファメモリ1224からオーバーフローしたことを示すビット、ビジー状態(RFIDタグ210と通信中でCPU112のコマンドを受け付けられないなど)であることを示すビット、等である。CPU112は、例えば定期的に、状態レジスタ1226の各ビットの値を読み取ることで、CPU112と読出書込装置120とRFIDタグ210との間での通信の状態を知ることができる。
制御回路1222は、制御部122全体の動作制御を行う回路である。制御回路1222は、CPU112からコマンドのデータを受け取った場合、そのデータをバッファメモリ1224に入れる。そして、そのバッファメモリ1224内のデータを送受信回路124に渡す際には、バッファメモリ1224内のデータをいったんシリアルレジスタ1225に入れ、このシリアルレジスタ1225から送受信回路124へとそのデータをシリアルに供給する。このとき、制御回路1222は、シリアルレジスタ1225内のデータに対するCRCの検査を、CRC検査回路1228に実行させ、その結果誤りが検出された場合は、その誤りの情報を状態レジスタ1226にセットする。
また、RFIDタグ210から送信された応答(レスポンス)のデータは、送受信回路124で受信され、デジタルデータに変換された上でシリアルレジスタ1225に入力される。制御回路1222は、そのシリアルレジスタ1225内の応答データをバッファメモリ1224に格納する。またこのとき制御回路1222は、シリアルレジスタ1225内のデータに対するCRC検査をCRC検査回路1228に実行させ、その結果誤りが検出された場合は、その誤りを示す情報を状態レジスタ1226に登録する。
また、制御回路1222は、RFIDタグ210との通信がタイムアウトすると、状態レジスタ1226におけるタイムアウトビットをセットする。このように制御回路1222は、制御部122各部の状況に基づき状態レジスタ1226へ状態情報を登録する。
また、RFIDタグ210から送信された応答(レスポンス)のデータは、送受信回路124で受信され、デジタルデータに変換された上でシリアルレジスタ1225に入力される。制御回路1222は、そのシリアルレジスタ1225内の応答データをバッファメモリ1224に格納する。またこのとき制御回路1222は、シリアルレジスタ1225内のデータに対するCRC検査をCRC検査回路1228に実行させ、その結果誤りが検出された場合は、その誤りを示す情報を状態レジスタ1226に登録する。
また、制御回路1222は、RFIDタグ210との通信がタイムアウトすると、状態レジスタ1226におけるタイムアウトビットをセットする。このように制御回路1222は、制御部122各部の状況に基づき状態レジスタ1226へ状態情報を登録する。
以上に説明した制御部122は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)の形で実現することができる。
次に、この画像形成装置がRFIDタグ210にデータの書込を行う時の処理手順を説明する。
図3は、データ書込時にCPU112が実行する処理の手順を示すフローチャートである。この手順、及び後で説明するCPU112の他の処理の手順は、ROM114に保持された制御プログラム中に記述されている。また、図4は、RFIDタグ210へのデータ書込のための書込コマンドデータの生成処理におけるデータの変遷の様子を示した図である。
データ書込処理では、まずCPU112は、RFIDタグ210へ書き込むべきデータ(書込対象データ300)を取得する(S10)。すなわち、データの書き込みタイミングになると、制御プログラムのメインルーチンから、この図3の処理手順に対応したルーチンが呼び出され、RAM116又はNVM118上にある書込対象データ300のアドレスが、このプログラムに渡される。ここで、書込対象データ300は、所定の予めサイズのデータである。このサイズは、後述する暗号化処理のために定められたサイズであり、適切な暗号強度を実現するために必要なサイズである(周知のように暗号化の単位となるデータサイズが小さいと、暗号強度が低くなる)。メインルーチンは、そのサイズのデータごとに図3の書込処理のルーチンを呼び出す。なお、書き込むべきデータのサイズがその暗号強度から要請される所定サイズより小さい場合は、例えばデータのないビットを所定値(例えば‘0’)で埋めることにより、所定サイズの書込対象データ300を生成する。次にCPU112は、書込対象データ300に対するCRC符号305を計算し、これを書込対象データ300に付加する(S12)。計算するCRC符号305は、予め定められたサイズとする。
次にCPU112は、今回のデータを書き込むべきメモリ部216内の書込先アドレス(仮にこのアドレスの値をAとする)を取得する(S14)。
本実施の形態では、同じ書込対象データ300をメモリ部216内の異なるP箇所(Pは2以上の整数)に書き込むこととしている。そして、1つの書込対象データ300に対するP個の書込先アドレスと、それらP箇所のアドレスに対する書込の順序についての情報は、ROM114ないしNVM118に書き込まれている。S14では、CPU112は、ROM114ないしNVM118から、その順序に従って、当該書込対象データ300に対応する書込先アドレスを順に1つずつ取り出す。
次にCPU112は、CRC符号305付きの書込対象データ300を暗号化して、暗号化データ310を生成する(S16)。この暗号化の際、1つの好適な例として、本実施の形態では、S14で取得した書込先アドレスの値を暗号処理のパラメータとして利用する。利用の仕方としては、例えば暗号処理に用いる暗号鍵をその書込先アドレスに基づき作成するという方法や、暗号処理にブロック暗号方式のアルゴリズムを用いる場合に、暗号処理の初期ベクトルをその書込先アドレスから作成するという方法などがある。このように書込先アドレスを暗号処理のパラメータとして用いることで、同じ書込対象データ300から生成されるP箇所の書込先への暗号化データの値が、それぞれ異なったものとなる。このため、同じ書込対象データをP箇所に書き込むにもかかわらず、暗号が見破られにくくなる。また、書込先アドレスのほかに、RFIDタグ210が記憶する該タグ固有の情報を暗号処理のパラメータとして利用すれば、同じ値の書込対象データ300をRFIDタグ210に書き込んでも、RFIDタグ210が異なれば書き込まれたデータの値が異なるので、より暗号強度を高めることができる。なお、RFIDタグ210が記憶する固有のデータとしては、該タグに一意的に割り当てられたシリアルIDや、画像形成装置のベンダ(販売者)を示すベンダコード(OEMコードとも呼ばれる)などがある。シリアルIDはRFIDタグ210のメモリ部216のROM領域に焼き付けられており、これを改変したり他のRFIDタグにコピーしたりすることはきわめて困難なので、このシリアルIDを暗号処理のパラメータに用いることは、不正防止の面で有効性が高い。シリアルIDやベンダIDは、交換部品200が画像形成装置本体100に装着された際、あるいは交換部品200が装着された画像形成装置本体100の電源が投入された際に実行される読出処理により読み出され、RAM116又はNVM118に記憶されている。
なお、S16での暗号化処理には、公開鍵方式と共通鍵方式のどちらのアルゴリズムを利用してもよい。
データの暗号化が終わると、CPU112は、得られた暗号化データ310をRFIDタグ210のアドレスAに書き込むための処理を実行する(S18)。この書込処理は後で詳しく説明する。
アドレスAへの書込が完了すると、CPU112は、今書き込んだデータをRFIDタグ210のアドレスAから読み出す処理(リードバック)を実行する(S20)。このリードバックは、RFIDタグ210に正しいデータが書き込まれたか否かを検査するためのものである。このリードバック処理についても後で詳しく説明する。
アドレスAに書き込まれたデータがS20で読み出されると、CPU112は、この読出データをS18で書き込んだ暗号化データ310と比較する(S22)。
この比較で両者が一致しなければ、書き込まれたデータが正しくなかったことになるので、CPU112はS18に戻り、同じ暗号化データ310を再度同じアドレスAに書き込む処理を繰り返す。
一方、S22の比較で両者が一致すれば、RFIDタグ210に正しいデータが書き込まれていたことになるので、今回のアドレスAへの書込処理は成功である。この場合、CPU112は、書込対象データ300に対応するP箇所の書込先への書込がすべて完了したかどうかを判定し(S24)、完了していなければ、S14に戻って次の書込先アドレスを取り出し、S16〜S24までの処理を繰り返す。S24の判定で、P箇所すべてへの書込が完了したと判定された場合は、与えられた書込対象データ300に対する書込処理全体が完了する。
なお、以上の例では、S22では、リードバックしたデータの検査を暗号化データ310のレベルで行ったが、このかわりに、リードバックしたデータを復号化し、書込対象データ300の生データのレベルで正しいデータか否かを判定するようにしてもよい。
次に図5を参照して、指定された1つのアドレスAへデータを書き込むための処理(図3のS18)の詳細を説明する。図4にも関連の図が示されるので参照されたい。
この処理ではまず、S16で生成された暗号化データ310から、所定の書込単位のサイズのデータ312を取り出す(S30)。EEPROMへのデータ書込速度は、CPU112の処理やRAM116の読み書きの速度に比べて著しく遅い等の理由から、RFIDタグ210に一回の無線送信で書き込むことのできるデータのサイズには限りがある。この1回の無線送信で書き込むデータのサイズが、前述の書込単位である。一方、前述のごとく、暗号強度を確保するためには暗号化データのサイズはあまり小さくできない。このため、本実施の形態では、比較的サイズの大きい暗号化データを生成し、これを複数回の無線送信に分けて書き込むこととしたわけである。CPU112は、暗号化データ310の先頭から順に、書込単位ずつ順に取り出していく。
書込単位のデータ312を取得すると、次にCPU112は、この書込単位のデータ312を含んだ書込コマンドデータ320を生成する(S32)。書込コマンドデータ320は、「書込コマンド」であることを示すコード314と、書込先アドレスAなどの書込処理のパラメータ316の後に、書き込むべき書込単位のデータ312を付加し、さらにその後に、コード314,パラメータ316及びデータ312の全体に対するCRC符号318を付加したものである。このコマンドデータは、ISO 14443やISO 15693の規格に規定されたRFIDタグ210へのコマンドの形式に準拠したものである。付加されるCRC符号318は、それら規格においてリーダライタ−RFIDタグ間の通信データに付加するものとして定められた通信誤り検出用の所定バイトのサイズ符号である。
このようにして書込コマンドデータ320ができると、CPU112は、それを制御プログラムの送信処理ルーチンへと渡す(S34)。この送信処理(S34)については、後で図6を参照して詳細に説明する。
送信処理(S34)により、S30で取り出した書込単位のデータについての書込コマンドの送信が完了すると、次にCPU112は、暗号化データ310を全部送信し終わったかどうかを判定し(S36)、未送信のデータが残っていれば、S30に戻って以上の処理を繰り返す。暗号化データ310の全部の送信が完了すると、図5の処理は完了する。
次に図6を参照して、CPU112によるコマンド送信処理の詳細について説明する。この手順では、CPU112は、送信すべきコマンドデータを受け取ると(S40)、これを読出書込装置120の制御部122へと送信する(S42)。このようにコマンドを送信すると、CPU112は、定期的に読出書込装置120の制御部122内の状態レジスタ1226を読み取り(S44)、通信に誤りが生じていないかどうか判定する(S46)。S46の判定で、通信に誤りが生じたと判定された場合、CPU112は、S42に戻り、同じコマンドデータを再度読出書込装置120へと送信し、以上の処理を繰り返す。なお、通信に誤りが生じたと判定されるのは、例えば、状態レジスタ1226において、CPUからのデータについてのCRC誤りの有無を示すビットや、RFIDタグからのデータについてのCRC誤り検出の有無を示すビットが、誤りが検出されたことを示す値になっている場合である。
状態レジスタ1226のチェックで通信誤りありと判定されなかった場合、さらに読出書込装置120がRFIDタグ210から当該コマンドデータに対する応答データを受信したかどうかを判定する(S48)。読出書込装置120の制御部122が、RFIDタグ210から応答データを正しく受信したときに、その旨を状態レジスタ1226に登録するようにしておけば、CPU112は状態レジスタ1226を読み取ることで、応答データの受信が完了したか否かを判断できる。S48の判定で、読出書込装置120が応答データの受信を完了していない間は、S44に戻って定期的な状態レジスタ1226のチェックを繰り返す。
RFIDタグ210からの応答データは、例えば書込コマンドデータ320に対するものの場合は、メモリ部216への書込が成功したか失敗したかなどを示すデータである。また、メモリ部216に記憶されたデータを読み出すための読出コマンドデータに対する応答データには、読み出されたそのデータが含まれることになる。
読出書込装置120の応答データの受信完了を検知した場合、CPU112は、読出書込装置120の制御部122のバッファメモリ1224から、その応答データを取得する(S50)。このときCPU112が取得する応答データは、RFIDタグ210が生成したままの、規格に準拠したCRC符号を有するデータである。CPU112は、そのCRC符号を用いて応答データを検査し(S52)、誤りを有無を判定する(S54)。そして、S54の判定の結果、応答データに誤りがあれば、CPU112はS42に戻って、同じコマンドデータの再送信を行う。ただし、ここでの誤りは、制御部122とCPU112との間の通信経路で誤りが生じたものと判断できる(なぜならタグ210からのデータに通信誤りがあればS46の判定で分かっている)ので、S54で誤りありと判定された場合、S42に戻る代わりに、CPU112がバッファメモリ1224から同じ応答データを再度読み出す処理を行うような変形例も考えられる。もっとも、この変形例を実現するためには、バッファメモリ1224は読み出されたデータを削除せずに残せるタイプである必要があり、CPU112は、応答データの通信誤りがないと判定すると、そのデータをバッファメモリ1224からの削除を制御部122に指示する必要がある。
S54の判定で応答データに誤りがないと判定された場合、CPU112は、この送信処理ルーチンを呼び出したプログラムに対して、その応答データを渡す(S56)。
以上に説明した図6の送信処理によれば、コマンドデータが誤り無くRFIDタグ210まで送信され、それに対するRFIDタグ210の応答データが誤り無くCPU112に到達するまで、コマンドデータの再送信(リトライ)が繰り返される。
次に図7を参照して、RFIDタグ210のメモリ部216の1つのアドレスからデータを読み出すための処理(図3のS20)の詳細を説明する。
この処理では、まずCPU112は、読出コマンドデータを作成する(S60)。この読出コマンドデータの本体は、「読出コマンド」であることを示すコードと、読出先のアドレスや読出データのサイズなどのパラメータとから構成される。読出は書込よりも高速処理が可能なので、1回のコマンド送信で読み出せるデータのサイズは、書込時よりも大きい。この本体に対し、CRC符号を付加したものが読出コマンドデータとなる。次にCPU112はこの読出コマンドデータを、図6に示した送信処理のルーチンへと渡す(S62)。この送信処理により、読出コマンドデータがRFIDタグ210に送信されると、RFIDタグ210から、そのコマンドで指示されたアドレス及びサイズに合致するデータが読み出され、このデータが応答データに組み込まれて返信されてくる。送信処理ルーチンは、この応答データから、ヘッダやCRC符号などを取り除いて、メモリ部216から読み出されたデータ(すなわち暗号化データ)を取り出し、読出処理のルーチンに渡す(S64)。読出処理のルーチンはこのデータを、該読出処理を呼び出したルーチンへと渡す。
リードバック処理(S20)の場合は、読み出されたデータは図3の処理ルーチンに返され、S22の判定処理に供される。
以上、RFIDタグ210のメモリ部216のP箇所に、同一の書込対象データ300から生成したP個の暗号化データを書き込む際の処理を説明した。
次に、CPU112が1つの管理データをRFIDタグ210から読み出す場合の処理を説明する。前述のように、本実施の形態では同じデータから生成した暗号化データをメモリ部216のP箇所に記憶しているため、この読出処理でもそれらP個のデータを読み出すことになる。この読出処理の流れを、図8を参照して説明する。
この処理を呼び出すプログラムは、読み出すべきデータの識別情報(例えばデータ項目名)を指定する。この指定を受けた、図8の処理ルーチンは、その識別情報に基づき、当該読出対象のデータのP個の書込先アドレスとその順序の情報をROM114ないしNVM118から読み出し、その順序情報に従いそれらP箇所のアドレスから順に1つずつ、読出先アドレスとして取り出す(S70)。そして、そのアドレスを図7の読出処理ルーチンに与えて読出を実行させる(S72)。送信処理ルーチンからこの図8の処理ルーチンへは、読出データとして、メモリ部216から読み出された暗号化データ310が渡される。この読出処理ルーチンについてはすでに説明済みである。本実施の形態では、この読出処理を、メモリ部216のP箇所のアドレスのデータがすべて読み出されるまで繰り返す(S74)。
P箇所のデータがすべて読み出せると、CPU112は、それらP個の読出データについて、データ検査用のCRC符号305(図4参照)を用いた誤り検出を実行する(S76)。図9に、このS76の処理の詳細な手順を示す。この処理では、P個の読出データから1つを取り出し(S90)、その読出データを復号化する(S92)。この復号化では、暗号化のときと同様、メモリ部216においてその読出データが格納されていたアドレス(すなわちS70の読出先アドレス)をパラメータとして用いて、暗号化処理に対応した復号化処理を実行する。暗号化の際にシリアルIDなどの他の固有データをパラメータも用いている場合は、復号化でもそれらパラメータを用いる。この復号化の結果、図4に示したように、書込対象データ300とこれに付加されたCRC符号305が得られる。CPU112は、その復号結果のCRC符号305を用いて誤り検出処理を行う(S94)。以上の処理を、P個の読出データすべてについて繰り返す(S96)。
以上のようにしてP個の読出データの検査が完了すると(S76)、CPU112は、その検査結果の中に、異常データ、すなわち誤りが検出されたデータがあるかどうかを判定する(S78)。P個の読出データすべてが正常であれば、復号結果からCRC符号を除いたデータ部分を、この読出処理を呼び出した制御プログラムのメインルーチンに渡して通常処理に戻り、これでこの読出処理を終了する。
S78で異常データがあると判定した場合、CPU112は、その異常データが1つだけであるかどうかを判定する(S80)。ここで、異常データがP個のうち1つだけと判定された場合、CPU112は、その異常データを、正常な(すなわち誤りが検出されなかった)(P−1)個のデータのうちの1つを用いて修復する(S82)。修復では、正常なデータにCRC符号を付加し、その異常データの書込先アドレスをパラメータとして暗号化し、その暗号化データを該書込先アドレスに書き込むための書込コマンドデータを作成して送信する。一方、異常データが2個以上あれば、RFIDタグ210内のデータの破壊又は改ざん等の致命的なエラーが生じたと判断し、所定の異常処理ルーチンへと移行する。
このように、ここでは、異常データが1つの場合は修復を行い、2個以上の場合は致命的エラーと判断するのは次のような理由からである。
すなわち、本実施の形態では、CPU112と読出書込装置120とRFIDタグ210との間のすべての通信経路で通信誤り検出を行うとともに、RFIDタグ210に書き込まれたデータをリードバックして正しいものか否かを検査しており、それらにより誤りが検出された場合は、書込のリトライを行っている。したがって、通常の状況ではRFIDタグ210に書き込まれたデータはすべて正しいものと想定できる。ただし、RFIDタグ210が内蔵しているEEPROM等の書換可能な不揮発性記憶媒体は、書き込みに比較的時間がかかるため、書き込み中に読出書込装置120−RFIDタグ210間にキャリア異常等による電力供給遮断が起こり、書き込みが失敗する可能性もある。例えば、書込中に交換部品200を引き抜いた場合、その時書き込まれていたデータは破損してしまう。しかしこの場合も、破損するのはその時書き込んでいたデータのみである。すなわち、本実施形態では、1つの書込対象データについてP箇所に書き込みを行うが、仮に書込中の交換部品200の引き抜き等によりデータが破損するとしても、それはP箇所のうちの1箇所のみであり、残りの(P−1)箇所は上述した本実施の形態のデータ書込処理により正しいものであると想定できる。そして、書込中の交換部品200の引き抜き等の操作では、2箇所以上のデータが同時に損傷することはない。このようなことから、本実施の形態では、読出したP個のデータのうち、誤りが検出されたものが1つであれば、それは交換部品200の引き抜きなどの通常の作業でデータ破損してしまった可能性があるので、RFIDタグ210内のその誤りのあるデータを修復し、その交換部品200の使用を認める。それに対し、P個のデータのうち誤りのあるものが2以上あった場合、メモリ部216の寿命や機械的外力によるRFIDタグ210の破損などによるデータ破壊、或いは第三者によるデータの改ざんなどがあった可能性があるので、これを致命的エラーとして取り扱うのである。致命的エラー時に実行する異常処理としては、そのエラーのあった交換部品200が装着されたままでは、当該画像形成装置が印刷動作や、原稿読取などの正常動作が実行できないようにする処理、などがある。
なお、異常データが1つだけであった場合の修復は、残りの(P−1)個のデータのうち、新しい方のデータを用いて行うことが好適である。すなわち、P箇所へのデータの書込順序は前述のごとく決まっているので、異常データがそのうちの何番目の箇所であるかが分かれば、それより前の順番のデータの方が後の順番のデータよりも新しいデータであることが分かる。例えば、異常データが2番目の箇所のデータであれば、1番目の箇所への書込が成功した後、2番目の箇所で書込が失敗したままになっており、3番目以降の箇所は、前回書き込まれたデータがそのまま残っていることになる。したがって、異常があった2番目の箇所は、1番目の箇所から読み出したデータを用いて修復すればよい。なお、異常データが1番目又はP番目(すなわち最後)の箇所のデータである場合は、残り(P−1)個のデータは同じ時点でのデータなので、修復にはそれら(P−1)個のうちのどれを用いてもよい。
図8に示したRFIDタグ210の読出処理は、例えば、画像形成装置に電源を投入した際や、部品交換で新たな交換部品200が装着された際などに行われるメモリチェック処理の一環で実行される。
以上、CPU112が実行する処理について説明した。次に、読出書込装置120の制御部122の動作を、図10を参照して説明する。
読出書込装置120は、CPU112からコマンドデータの到来を待ち、コマンドデータが到来すると、制御部122はそのコマンドデータをバッファメモリ1224に入れ、図10の処理を開始する。この処理では、まずバッファメモリ1224内のコマンドデータ(例えば図4の書込コマンドデータ320)をシリアルレジスタ1225に入れる(S100)。すると、そのシリアルレジスタ1225内のデータはシリアルに送受信回路124に供給され、RFIDタグ210へと送信される。このときのシリアルレジスタ1225内のコマンドデータに対し、CRC検査回路1228が通信誤り検出用のCRC符号318を用いて誤り検出を行う(S102,S104)。ここで誤りが検出された場合、制御部122は、CPUから受信したコマンドに誤りがあった旨の情報を状態レジスタ1226に登録する(S116)。
その後、制御部122は、送信したコマンドに対するタグ210からの応答を待つ(S106)。制御部122が送受信回路124を介してタグ210からの応答データを受け取った場合、その応答データはいったんシリアルレジスタ1225に格納され、そこからバッファメモリ1224に格納される。このとき、制御部122はそのシリアルレジスタ1225内の応答データの誤り検査をCRC検査回路1228に実行させ、その検査結果を受け取る(S108,S110)。この誤り検査では、応答データに含まれる通信誤り検出用のCRC符号が用いられる。この誤り検出で誤りが検出されなければ、制御部122はタグ210からの応答データの受信に成功した旨の情報を状態レジスタ1226に登録する(S112)。CPU112はこの状態レジスタ1226を監視しているので、制御部122が応答データの受信に成功したことを検知すると、バッファメモリ1224からその応答データを取得する。一方、誤り検出で誤りが検出された場合は、制御部122は、タグ210から受信したデータに誤りがあった旨を示す情報を状態レジスタ1226に登録する(S114)。すると、その状態レジスタ1226を監視しているCPU112は、その情報に基づきコマンド送信のリトライなどの所定のリカバリー処理を実行する。
なお、公知のように、RFIDタグ210が、読出書込装置120から受信したデータに対してCRC検査を行って誤りを検出した場合、RFIDタグ210は誤り検出の旨を示す応答データ(これにも通信誤り検出用のCRC符号が付されている)を作成し、読出書込装置120へと返信する。読出書込装置120は、その応答データをバッファメモリ1224に格納すると共に、その応答データに対する通信誤りの検出を行う。ここで誤りが検出されなかった場合は、応答受信成功を示す情報が状態レジスタ1226に登録され、これに応じてCPU112がバッファメモリ1224内から応答データ(この時点では通信誤り検出用のCRC符号は削除されている)を読み出す。これにより、CPU112は、RFIDタグ210の受信時点で通信誤りが検出されたことを認識し、リトライ等の必要な処理を実行する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明した。なお、以上ではCPU112及び読出書込装置120の処理を詳細に説明したが、RFIDタグ210の実行する処理は、従来通りでよいので詳しい説明は省略する。
以上では、RFIDタグ210に対するデータの書込及び読出の場合を主として説明したが、本実施の形態では、RFIDタグ210に対するその他のコマンドや、そのコマンドに対する応答についても、書込や読出の場合と同様上述の方式で、CPU112及び読出書込装置120及びRFIDタグ210の三者間での通信誤りの検出及びそれに基づくリカバリー処理が行われる。
以上に説明した実施の形態はあくまで例示のためのものに過ぎず、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、以上の例では誤り検出符号としてCRC符号を用いたが、これ以外の符号を用いてももちろんよい。
100 画像形成装置本体、110 制御基板、112 CPU、114 ROM、116 RAM、118 NVM(不揮発性メモリ)、120 読出書込装置、122 制御部、124 送受信回路、200 交換部品、210 RFIDタグ、212 送受信回路、214 読出書込回路、216 メモリ部。
Claims (9)
- 記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置であって、
前記記憶装置に書き込む対象データに対して誤り検出符号を付加する符号付加部と、
前記符号付加部で誤り検出符号が付加された対象データを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、
前記暗号化データを前記記憶装置に対して書き込む書込部と、
を備える画像形成装置。 - 前記書込部に、同一の前記対象データに対応する暗号化データを前記記憶装置における該対象データに対応する複数の記憶領域にそれぞれ書き込ませる書込制御部、を更に備える請求項1記載の画像形成装置。
- 前記書込制御部は、前記各記憶領域に書き込むべき暗号化データを前記暗号化部に生成させるに当たり、前記記憶領域ごとに対応する暗号化方法を用いて暗号化を実行させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置であって、
前記記憶装置に記憶された暗号化データを読み出す読出部と、
前記読出部が読み出した前記暗号化データを復号化して誤り検出符号付きの対象データを再生する復号化部と、
前記復号化部で再生された誤り検出符号付きの対象データに対して、該誤り検出符号による誤り検出を行う誤り検出部と、
を備える画像形成装置。 - 前記対象データに対応する複数の記憶領域から暗号化データをそれぞれ前記読出部に読み出させ、読み出された複数の暗号化データを前記復号化部に復号化させ、該復号化部で復号化された複数のデータに対する誤り検出を前記誤り検出部に実行させる読出制御部と、
前記誤り検出部にて前記復号化された複数のデータのうちの1つについてのみ誤りが検出された場合、該誤りが検出されたデータに対応する暗号化データを記憶した前記記憶領域に対し、誤りが検出されなかったデータに基づき作成した暗号化データを書き込んで修復する修復処理部と、
前記誤り検出部にて前記復号化された複数のデータのうちの2以上のデータについて誤りが検出された場合、所定のエラー処理を実行するエラー処理部と、
を更に備える請求項4記載の画像形成装置。 - 前記読出制御部は、前記復号化部に対し、読み出された複数の暗号化データを、それら各データが格納されていた各記憶領域に対応する復号化方法を用いて復号化させることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置における、該画像形成装置から該記憶装置へのデータ書込制御方法であって、
前記記憶装置に書き込む対象データに対して誤り検出符号を付加し、
誤り検出符号が付加された対象データを暗号化して暗号化データを生成し、
前記暗号化データを前記記憶装置に対して書き込む、
方法。 - 記憶装置を備える交換部品が装着される画像形成装置における、該記憶装置から該画像形成装置へのデータ読出制御方法であって、
前記記憶装置に記憶された暗号化データを読み出し、
読み出した前記暗号化データを復号化して誤り検出符号付きの対象データを再生し、
再生された誤り検出符号付きの対象データに対して、該誤り検出符号による誤り検出を行う、
方法。 - 画像形成装置に対して着脱自在に装着される交換部品であって、
該画像形成装置から、書き込むべき対象データとこのデータに対する誤り検出符号とからなるデータブロックを暗号化した暗号化データ、が読み書きされる記憶装置、
を備える交換部品。
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