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JP2005145870A - パーマネントウェーブ用第2剤 - Google Patents

パーマネントウェーブ用第2剤 Download PDF

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Akira Obara
彰 小原
Kentaro Teramoto
健太郎 寺本
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Abstract

【課題】 毛髪の損傷が少なく、かつ、しっかりとしたウェーブ形成力を発揮できるパーマネントウェーブ用第2剤を提供する。
【解決手段】 少なくとも、酸化剤としての過酸化水素、pH調整剤および緩衝剤を含有させ、そのpHを4〜6にし、さらに緩衝剤の含有量を0.2mol/l以上にして、パーマネントウェーブ用第2剤を構成する。
上記過酸化水素の含有量としては、0.5〜1.3質量%が好ましく、また、上記パーマネントウェーブ用第2剤にはラノリンまたはその誘導体を0.01〜3質量%含有させることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、過酸化水素を含有するパーマネントウェーブ用第2剤に関し、さらに詳しくは、毛髪の損傷が少なく、かつ、しっかりとしたウェーブ形成力を発揮できるパーマネントウェーブ用第2剤に関する。
毛髪へのウェーブ付与のためのパーマネントウェーブ処理は、チオグリコール酸またはその塩、システインまたはその塩などの還元剤を含有するパーマネントウェーブ用第1剤を毛髪に塗布し、該毛髪をロッドなどに巻き付け(毛髪をロッドに巻き付けてから第1剤を毛髪に塗布してもよい)、その状態で毛髪の構成タンパクであるケラチン中のシスチンのジスルフィド結合を上記還元剤で還元開裂してメルカプト基を生成させ、ついで、臭素酸ナトリウム、過酸化水素などの酸化剤を含有するパーマネントウェーブ用第2剤により、メルカプト基を酸化して新たな位置でジスルフィド結合を再形成させ、ウェーブを固定化することによって行われている。
特開昭55−94312号公報
過酸化水素を酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤で従来から汎用されているものは、過酸化水素の含有量が1.5〜2.5質量%で、pHが2.5〜3であることが好ましいとされ、適正なpH域に安定させるために緩衝作用を有する無機塩類などを含有させているが、その含有量は0.1mol/lを上限にすることで充分であるとされていた。
この過酸化水素を酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤は、臭素酸ナトリウムを酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤に比べて、酸化処理に際して要する時間が短く、臭素酸ナトリウムを酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤の約1/3〜1/2程度で済み、また、酸化型染毛剤にて染毛処理された毛髪の褪色が少ないという利点を有していた。
しかしながら、過酸化水素を酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤でパーマネントウェーブ処理した場合、過酸化水素の強い酸化力の影響を受け、パーマネントウェーブ処理後の毛髪が損傷を受け、毛髪がぱさぱさした感触になるという問題があった。また、それを避けるため、処理時間を短くしたり、使用量を少なくすると、ウェーブ形成力に悪影響を及ぼすため、処理時間や使用量の変更では満足のいく解決はできなかった。
本発明は、上記のような過酸化水素を酸化剤として用いたパーマネントウェーブ用第2剤の問題点を解決し、その利点を生かしながら、パーマネントウェーブ処理後の毛髪の損傷が少なく、毛髪がパサパサした感触になることを抑制し、かつ、しっかりとしたウェーブ形成力を発揮できるパーマネントウェーブ用第2剤を提供することを目的とする。
本発明は、パーマネントウェーブ用第2剤を構成するにあたり、少なくとも、酸化剤としての過酸化水素、pH調整剤および緩衝剤を含有させ、そのpHを4〜6にし、さらに緩衝剤の含有量を0.2mol/l以上にするようにして、パーマネントウェーブ用第2剤を構成することにより、上記課題を解決したものである。
本発明によれば、毛髪の損傷が少なく、かつ、しっかりとしたウェーブ形成力を発揮できるパーマネントウェーブ用第2剤を提供することができる。
すなわち、本発明は、前記のように、少なくとも、酸化剤としての過酸化水素、pH調整剤および緩衝剤を含有させ、そのpHを4〜6にすることによって、過酸化水素を安定に保持しながら、毛髪がぱさぱさした感触になるのを抑制し、また、緩衝剤の含有量を0.2mol/l以上にすることにより、毛髪がぱさぱさとした感触になるのを抑制して、毛髪の損傷を少なくしつつ、過酸化水素の有する利点を生かして、しっかりとしたウェーブ形成力を発揮させることができるようにしたものである。
本発明のパーマネントウェーブ用第2剤には、少なくとも、酸化剤としての過酸化水素を含有し、pH調整剤および緩衝剤を含有させ、そのpHは4〜6にしているが、このようにpHを4〜6にするのは、pHが上記範囲より低い場合は、毛髪がぱさぱさした感触になりやすく、pHが上記範囲より高い場合は、過酸化水素を安定に保持できなくなるからである。
そして、本発明のパーマネントウェーブ用第2剤では、緩衝剤の含有量を0.2mol/l以上にしているが、これは、緩衝剤の含有量が0.2mol/lより少ない場合は、毛髪がぱさぱさした感触になりやすいからである。本発明において、この緩衝剤の含有量は、0.2〜0.7mol/lにすることが好ましく、特に0.2〜0.5mol/lにすることが好ましい。
次に、本発明のパーマネントウェーブ用第2剤に含有させる成分について説明すると、過酸化水素は酸化剤として作用させるものであり、その過酸化水素のパーマネントウェーブ用第2剤中の含有量としては、0.5〜1.3質量%が好ましく、特に0.5〜1.2質量%が好ましい。過酸化水素のパーマネントウェーブ用第2剤中の含有量が上記範囲より少ない場合は、ウェーブ形成力が弱くなり、また、過酸化水素の含有量が上記範囲より多い場合は、毛髪がぱさぱさした感触になりやすい傾向がある。
本発明において、パーマネントウェーブ用第2剤中に含有させるpH調整剤としては、例えば、リン酸、塩酸、クエン酸、酢酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、ホウ酸、コハク酸、酒石酸、乳酸などが挙げられ、特にリン酸が好ましい。このpH調整剤の使用量は、パーマネントウェーブ用第2剤中のpHを4〜6に調整できる量であればよい。
緩衝剤としては、例えば、塩化カリウム、フタル酸水素カリウム、クエン酸ナトリウム、ホウ砂、クエン酸水素カリウム、塩化アンモニウム、酒石酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素アンモニウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二水素カリウムなどが挙げられるが、特にリン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素アンモニウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二水素カリウムが好ましい。そして、この緩衝剤のパーマネントウェーブ用第2剤中の含有量としては、前記のように、0.2mol/L以上にすればよい。
本発明のパーマネントウェーブ用第2剤には、上記過酸化水素、pH調整剤、緩衝剤などの必須成分に加えて、さらにラノリンまたはその誘導体を含有させることができる。このラノリンまたはその誘導体をパーマネントウェーブ用第2剤中に含有させることにより、ぱさついた毛髪にしっとりとした感触を付与することができる。このラノリンまたはその誘導体のパーマネントウェーブ用第2剤中の含有量としては、0.01〜3質量%が好ましく、特に0.1〜1質量%が好ましい。
本発明のパーマネントウェーブ用第2剤は、水または水を主剤とする水性液に、上記過酸化水素、pH調整剤、緩衝剤などの必須成分を溶解または分散させることによって調製されるが、その際、上記必須成分以外に他の成分を含有させることができる。そのような成分で、上記のラノリンまたはその誘導体以外のものとしては、例えば、ヒドロキシエタンジホスホン酸またはその塩などの金属封鎖剤、毛髪促進浸透剤や毛髪保護剤として添加されるラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン酢酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミンなどのアニオン性界面活性剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤やラウリルジメチルアミドベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどの両性界面活性剤、ポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタンなどのノニオン性界面活性剤などの各種界面活性剤、湿潤剤として添加されるプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコール、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、アボガド油、オリーブ油、ゴマ油、ツバキ油、アーモンド油などの天然油脂類、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウなどのロウ類、パラフィン、スクワランなどの炭化水素類、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類、ステアリン酸セチル、イソステアリン酸コレステリルなどのエステル類、カルボキシルビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸またはその誘導体などの高分子化合物またはそれらの高分子化合物重合用モノマー間の共重合体、L−アスコルビン酸やトコフェロールなどのビタミン類、メチルパラベンなどの防腐剤、香料などが挙げられる。
つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜14および比較例1〜11
表1〜表5に示す組成で25種類のパーマネントウェーブ用第2剤を調製した。また、表1〜表5中にはそれらのパーマネントウェーブ用第2剤のpHおよび緩衝剤の濃度(mol/l)もあわせて示す。表1〜表5中におけるリン酸や水酸化ナトリウムはpH調整剤であり、それらの配合量(含有量)を示す適量とはパーマネントウェーブ用第2剤のpHを表中の値にするために加えた量を意味し、精製水のバランスとは精製水を加えることによって全体を100質量%とする量を意味している。そして、表1〜表5中のリン酸二水素ナトリウムは緩衝剤として用いたものであり、また、表1〜表5中の各成分の含有量を示す数値は質量%に基づくものであるが、スペース上の関係で、各々の表中には基準を示していない。また、これは以後の組成を示す表においても同様である。
Figure 2005145870
Figure 2005145870
Figure 2005145870
Figure 2005145870
Figure 2005145870
パーマネントウェーブ処理にあたって上記実施例1〜14および比較例1〜11のパーマネントウェーブ用第2剤と組み合わせて用いるパーマネントウェーブ用第1剤は、いずれのパーマネントウェーブ用第2剤に対しても共通であって、次の表6に示す組成のものである。そして、表6において、アンモニア水の配合量を示す適量とはパーマネントウェーブ用第1剤のpHを9にするために加えた量を意味し、その他は前記表1の場合と同様である。
Figure 2005145870
上記のように調製したパーマネントウェーブ用第1剤および実施例1〜14および比較例1〜11のパーマネントウェーブ用第2剤を用いて毛髪にパーマネントウェーブ処理したときの毛髪のぱさつきの少なさについての官能評価、システイン酸生成量によるダメージ度合いの評価およびウェーブ効率によるウェーブ形成力の評価を行った。それらの評価方法は次に示す通りである。
毛髪のパサつきの無さについての官能評価:
評価の対象とした毛髪としては、同一人から採取した毛髪で長さ20cmで重さ1.0gの毛束を作成し、この毛束に市販の酸化染毛剤〔(株)ミルボン製のプロマティス フレーブ(商品名)第1剤(9−35B)とプロマティス フレーブ(商品名)第2剤(オキシダン6%)とを1:1で混合したもの〕を用い、室温(25℃)にて30分間放置して染毛処理した後、10%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥した後、ロッド〔ロッド径14(mm)〕に巻き付け、第1剤を2.0mLずつ塗布し、室温で15分間放置した後、水洗した。ついで、第2剤をそれぞれ2.0mLずつ塗布し、室温で7分間放置した後、水洗し、24時間自然乾燥させ、これを評価用の毛髪とした。
上記パーマネントウェーブ処理後の毛髪のぱさつきの少なさについて専門のパネラー20名に官能評価させた。官能評価の結果は次の評価点の基準により点数化させ、その結果を後記の表7に示すが、その表7への表示にあたっては、次の表示基準により記号化させた。
評価点の基準:
5点:ぱさつきが全く無い
4点:ややぱさつきがある
3点:ぱさつきがある
2点:かなりぱさつきがある
1点:ぱさつく
表示基準:
◎:20名のパネラーによる評価点の合計が80点以上
○:20名のパネラーによる評価点の合計が60点以上、80点未満
△:20名のパネラーによる評価点の合計が40点以上、60点未満
×:20名のパネラーによる評価点の合計が40点未満
ダメージ度合いの評価:
同一人から採取した毛髪で長さ18cm(ただし、伸ばさずに自然の状態で測定)で重さ0.5gの毛束を作成し、この毛束を10%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥した後、ロッド〔ロッド径14(mm)〕に巻き付け、第1剤を2.0mLずつ塗布し、室温で15分間放置した後、水洗した。ついで、第2剤をそれぞれ2.0mLずつ塗布し、室温で7分間放置した後、水洗し、24時間自然乾燥させた。
上記パーマネントウェーブ処理後の毛髪のシステイン酸の生成を1650cm-1付近に一定の吸収を持つアミドの吸光度に対するシステイン酸の吸光度比で評価した。なお、この吸光度比が大きいほどシステイン酸の生成量が多いことを示しており、ダメージ度合いが大きいと見なすことができる。このシステイン酸の吸光度比の測定には、赤外分光光度計〔Nicolet Instrument Corporation社製のNICOLET FT−IR SPECTROMETERS(商品名)〕に測定装置〔Nicolet Instrument Corporation社製のTHUNDERDOM ATR(商品名)アクセサリ、クリスタル素材:Ge〕を取り付け、2000〜900cm-1の波長範囲における吸光度をHATR(HORIZONTALATTENUATED TOTAL REFLECTANCE)法にて測定した。測定条件は、分離能8cm-1、積算回数64回で行った。測定結果を後記の表7に示す。なお、毛髪のダメージ度合いをシステイン酸の生成量で評価するのは、次の理由に基づいている。
毛髪にウェーブを付与するためのパーマネントウェーブ処理は、還元剤を含有するパーマネントウェーブ用第1剤を毛髪に塗布し、該毛髪をロッドなどに巻き付け、その状態で毛髪の構成タンパク(蛋白)であるケラチン中のシスチンのジスルフィド結合を上記還元剤で還元開裂してメルカプト基を生成させ、ついで酸化剤を含有するパーマネントウェーブ用第2剤により、メルカプト基を酸化して新たな位置でジスルフィド結合を再形成させ、ウェーブを固定化させることによって行われる。
しかしながら、第1剤によって開裂したメルカプト基は、第2剤による酸化剤による酸化によっても、その全量がジスルフィド結合に再形成せずに、一部システイン酸が生成される。このシステイン酸の生成は、不可逆変化であり、一旦、システイン酸が生成すると元のメルカプト基には戻らないので、これによって毛髪のダメージ度合いを評価することができる。
ウェーブ形成力の評価:
同一人から採取した毛髪に前記と同様の酸化染毛剤を用い、室温(25℃)にて30分間放置して染毛処理した後、10%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥させ、この染毛処理を3回施した毛髪から、20本を一束とし、毛根に近い部分を束ねて毛束を作り、該毛束に対して前記パーマネントウェーブ用第1剤と前記実施例1〜14および比較例1〜11のパーマネントウェーブ用第2剤とにより下記のキルビー法(kirby法)によるパーマネントウェーブ処理を行った。
毛束の一端部(束ねた側の端部)をキルビーの器具に輪ゴムを用いて固定し、該毛束を一定の力で交互の棒にジグザグにかけ、もう一方の端部を同じように固定した。この毛束をセットした器具をシャーレに入れ、そこに前記パーマネントウェーブ用第1剤を毛束が充分に浸るまで注いだ後、35℃の恒温水浴中で15分間放置し、その後、シャーレから器具を取り出し、流水で当該第1剤を洗い流してから、実施例1〜14および比較例1〜11の第2剤をそれぞれ毛束が充分に浸るまで注いだ後、室温(25℃)で15分間放置した後、再び器具を取り出し、流水で充分に第2剤を洗い流した後、乾燥した。
ついで、毛束を器具から無理のないように静かにはがし、それをガラスプレート上に置き、形成されたウェーブの第1番目の山から第5番目の山までの距離を測定し、下記の式により、ウェーブ効率を求めた。その結果を表7に示す。
ウェーブ効率=100−〔100×(B−A)/(C−A)〕
A:器具の棒の第1番目から第6番目までの距離(mm)
B:形成されたウェーブの第1番目の山から第5番目の山までの距離(mm)
C:Bをまっすぐに伸ばしたときの距離(mm)
Figure 2005145870
表7に示す結果から明らかなように、実施例1〜14のパーマネントウェーブ用第2剤を用いてパーマネントウェーブ処理した毛髪は、比較例1〜11のパーマネントウェーブ用第2剤を用いてパーマネントウェーブ処理した毛髪に比べて、毛髪のぱさつきが少なく、アミドの吸光度に対するシステイン酸の吸光度比が少なく、毛髪の損傷(ダメージ)が少なく、かつウェーブ効率が高く、ウェーブ形成力が優れていた。

Claims (3)

  1. 少なくとも、酸化剤としての過酸化水素、pH調整剤および緩衝剤を含有し、pHが4〜6であり、緩衝剤の含有量が0.2mol/l以上であることを特徴とするパーマネントウェーブ用第2剤。
  2. 過酸化水素の含有量が0.5〜1.3質量%であることを特徴とする請求項1記載のパーマネントウェーブ用第2剤。
  3. ラノリンまたはその誘導体を0.01〜3質量%含有することを特徴とする請求項1または2記載のパーマネントウェーブ用第2剤。
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