JP2005145137A - サスペンションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁弁50〜56が閉状態とされることにより、ロールとピッチとが抑制される。電磁弁84の開状態において、第1、第2液圧シリンダ80,82において第1,第2の可動部材92,93が移動可能な状態とされる。それによって、アーティキュレーションが許容される。電磁弁84の閉状態において、第1,第2の可動部材92,93の移動が抑制されるため、アーティキュレーションが抑制される。このように、電磁弁84の開閉によりアーティキュレーションを許容する状態と抑制する状態とに切り換えることができる。
【選択図】図1
Description
また、右側の前後輪のショックアブソーバと左側の前後輪のショックアブソーバとの間に設けられた場合には、ロールが抑制されるとともに、前側の車輪と後側の車輪とが車体前方から見て左右方向に捻れるような挙動が許容される。
アーティキュレーションにおいては、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組のそれぞれに属する2つの車輪がそれぞれ上下方向に同相で、かつ、一方の組に属する2つの車輪と他方の組に属する2つの車輪とが逆相に移動する。逆相に移動するとは、一方の組に属する2つの車輪が他方の組の2つの車輪に対して相対的に上方または下方へ移動することをいい、一方の組に属する2つの車輪が上方へ移動するとともに他方の2つの車輪が下方へ移動する場合が典型的であるが、特殊な場合として、一方の組の2つの車輪のみが上方または下方へ移動する場合等も含まれる。換言すれば、一方の組の2つの車輪についての、車輪側部材と車体側部材との相対距離の変化の方向と他方の組の2つの車輪についての、車輪側部材と車体側部材との相対距離の変化の方向とが反対である場合、一方の組に属する車輪についての相対距離のみが変化する場合等が該当する。
前後左右の車輪にそれぞれ対応して設けられた液圧シリンダは、車輪側部材と車体側部材とが相対移動した場合に、移動速度に応じた減衰力を発生させるショックアブソーバであっても、相対移動量に応じた弾性力を発生させる液圧シリンダであっても、荷重を支持する液圧シリンダであってもよい。液圧シリンダは単動シリンダであっても複動シリンダであってもよい。
前後左右の液圧シリンダは連通路によって互いに連通させられる。連通路には、サスペンション制御装置が設けられ、ロールとピッチとが抑制されるとともにアーティキュレーションが許容される。
例えば、ロール、ピッチが抑制される状態においてアーティキュレーションが許容されれば、走行安定性の確保を図りつつ、路面入力に起因する乗り心地の低下を抑制することができ、アーティキュレーションが抑制されるようにすれば、旋回中で、かつ、加速度が大きい場合に走行安定性の向上を図ることができる。
前記車両のロールとピッチとを抑制する状態において、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが互いに逆相に移動するのを許容する状態とその移動を抑制する状態とに切り換え可能なサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。
(2)当該サスペンションシステムが、前記前後左右の車輪に対応してそれぞれ設けられた液圧シリンダを含み、
前記サスペンション制御装置が、
それら前後左右の液圧シリンダのうち、右前輪の液圧シリンダの液圧と左後輪の液圧シリンダの液圧とが、同じ向きに変化した場合に移動可能な第1可動部材と、その第1可動部材の移動に応じて容積が変化する第1容積変化室とを備えた第1作動装置と、
前記左前輪の液圧シリンダの液圧と右後輪の液圧シリンダの液圧とが同じ向きに変化した場合に移動可能な第2可動部材と、その第2可動部材の移動に応じて容積が変化する第2容積変化室とを備えた第2作動装置と、
前記第1容積室の前記第1可動部材の移動に応じた容積変化と前記第2容積変化室の前記第2可動部材の移動に応じた容積変化とを許容する状態と抑制する状態とに切り換え可能な作動状態切換装置と
を含む(1)項に記載のサスペンションシステム。
第1容積変化室、第2容積変化室の容積変化が許容されれば、第1可動部材、第2可動部材の移動が許容され、アーティキュレーションが許容される。第1容積変化室と第2容積変化室との容積変化が抑制されれば、第1可動部材、第2可動部材の移動が抑制され、アーティキュレーションが抑制される。
なお、第1作動装置、第2作動装置、作動状態切換装置等によりアーティキュレーション制御装置が構成されると考えることができる。
(3)前記第1作動装置が、ハウジングと、そのハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合された段付きピストンである第1可動部材とを含み、前記第1可動部材の同じ向きに設けられた2つの受圧面に、それぞれ、前記左前輪の液圧シリンダの液圧と右後輪の液圧シリンダの液圧とが作用する状態で接続され、残りの受圧面に対向する液室が前記第1容積変化室とされた(2)項に記載のサスペンションシステム。
第1作動装置は、左前輪の液圧シリンダと右後輪の液圧シリンダとの間に設けられる。例えば、第1作動装置には、第1可動部材の小径部側の受圧面と段部の受圧面との一方に左前輪の液圧シリンダの液圧が作用し、他方に右後輪の液圧シリンダの液圧が作用する状態で、左前輪、右後輪の液圧シリンダが接続される。
(4)前記第2作動装置が、ハウジングと、そのハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合された段付きピストンである第2可動部材とを含み、前記第2可動部材の同じ向きに設けられた2つの受圧面に、それぞれ、前記右前輪の液圧シリンダの液圧と左後輪の液圧シリンダの液圧とが作用する状態で前記右前輪の液圧シリンダと前記左後輪の液圧シリンダとが接続されるとともに、残りの受圧面に対向する液室が前記第2容積変化室とされた(2)項または(3)項に記載のサスペンションシステム。
第2作動装置は、右前輪の液圧シリンダと左後輪の液圧シリンダとの間に設けられる。例えば、第2可動部材の小径部側の受圧面と段部の受圧面との一方に右前輪の液圧シリンダの液圧が作用し、他方に左後輪の液圧シリンダの液圧が作用する状態で、右前輪、左後輪の液圧シリンダが接続される。
(5)前記作動状態切換装置が、前記第1容積変化室と第2容積変化室との間に設けられ、それら第1容積変化室と第2容積変化室との間の作動液の流れを許容する状態と抑制する状態とに切り換え可能な流通状態制御装置を含む(2)項ないし(4)項のいずれか1つに記載のサスペンションシステム。
第1容積変化室と第2容積変化室との間で作動液の流れが許容された状態において、第1,第2の可動部材の移動が許容され、アーティキュレーションが許容される。
第1容積変化室と第2容積変化室との間で作動液の流れが抑制された状態において、第1、第2の可動部材の移動が抑制され、アーティキュレーションが抑制される。
(6)前記流通状態制御装置が、前記第1容積変化室と第2容積変化室とを接続する液通路と、その液通路に設けられた電磁弁と、その電磁弁のソレノイドへの供給電流を制御することにより、これらの間の流通状態を制御する電磁弁制御部とを含む(5)項に記載のサスペンションシステム。
電磁弁の制御により、第1容積変化室と第2容積変化室との間の作動液の流通状態が制御される。電磁弁は、開状態と閉状態とにソレノイドへの供給電流のON・OFFにより切り換え可能な電磁開閉弁としたり、開状態において、流路面積を変更可能な電磁リニア制御弁としたりすることができる。
(7)前記サスペンション制御装置が、前記アーティキュレーションを抑制すべき場合であるか許容すべき場合であるかを取得するアーティキュレーション抑制・許容取得部を含む(1)項ないし(6)項のいずれか1つに記載のサスペンションシステム。
アーティキュレーション抑制・許容取得部によってアーティキュレーションを抑制すべき場合であるとされた場合に、アーティキュレーションが抑制される状態とされ、アーティキュレーションを許容すべき場合であるとされた場合に、アーティキュレーションが許容される状態とされる。
アーティキュレーションを許容すべき場合であるか抑制すべき場合であるかは、車両の走行状態に基づいて取得したり、路面状態に基づいて取得したりすることができる。
例えば、旋回中で前後加速度が設定値以上である場合、旋回の程度が設定レベル以上(例えば、旋回半径が設定値以下である場合、遠心力または横加速度が設定値以上である場合等が該当する)であり、かつ、前後加速度が設定値以上である場合等に、アーティキュレーションを抑制すべき場合であるとすることができる。また、路面の凹凸が大きい場合、凹凸の頻度が高い場合等悪路である場合に、アーティキュレーションを許容すべき場合であるとすることができる。路面の凹凸の状態は、路面状態センサによる検出値に基づいて取得したり、車輪側部材と車体側部材との間の相対距離の変化量、変化速度、変化加速度(上下加速度)等に基づいて取得したりすることができる。
(8)前記サスペンション制御装置が、前記第1作動装置と第2作動装置との間に設けられたヒーブ制御装置を含む(2)項ないし(7)項のいずれか1つに記載のサスペンションシステム。
(9)前記ヒーブ制御装置が、ハウジングと、そのハウジングに液密かつ摺動可能な段付きピストンである第3可動部材とを含み、その第3可動部材の同じ向きに設けられた2つの受圧面の一方に、前記第1作動装置の第1容積変化室の液圧が作用し、他方に前記第2作動装置の第2容積変化室の液圧が作用する第3作動装置を含む(8)項に記載のサスペンションシステム。
第3可動部材は、第1容積変化室の液圧と第2容積変化室の液圧とが同じ向きに変化した場合に移動可能なものである。第3作動装置は、原則として、第1容積変化室と第2容積変化室との間で作動液の流れが抑制される状態であっても許容する状態であっても、関係なく作動する。
また、ヒーブ制御装置は、第3可動部材の前記2つの受圧面とは反対側から弾性力を付与する弾性力付与装置を含むものとすることができる。弾性力付与装置は、スプリングを含むものであっても、アキュムレータを含むものであってもよい。
(10)前記ヒーブ制御装置が、前記第3可動部材の移動を許容する状態と抑制する状態とに切り換え可能な移動許可・抑制装置を含む(9)項に記載のサスペンションシステム。
第3可動部材の移動が許容されればヒーブが許容され、移動が抑制されればヒーブが抑制される。
左右、前後の液圧シリンダ同士が互いに連通させられた状態において、ロール、ピッチ、アーティキュレーションが許容され、左右、前後の液圧シリンダ同士が遮断された状態においては、ロール、ピッチ、アーティキュレーションが抑制される。左右の液圧シリンダの間の作動液の流れが抑制されればロールが抑制され、前後の液圧シリンダの間の作動液の流れが抑制されればピッチが抑制される。
なお、サスペンションシステムを、右前輪の液圧シリンダと左後輪の液圧シリンダとを接続する第1対角通路と、左前輪の液圧シリンダと右後輪の液圧シリンダとを接続する第2対角通路とを含むものとし、サスペンション制御装置を、第1対角通路、第2対角通路にそれぞれ設けられた電磁弁と、電磁弁を制御する電磁弁制御部とを含むものとすることができる。第1,第2の対角通路に設けられた電磁弁によりこれらの間の作動液の流れが許容されれば、ロールおよびピッチが許容され、これらの間の作動液の流れが抑制されれば、ロールおよびピッチが抑制される。
(12)前記サスペンション制御装置が、車両のロールおよびピッチを抑制し、アーティキュレーションを許容すべき場合に、前記電磁弁の制御により、右側、左側の前後の液圧シリンダの作動液の流れを抑制するとともに、前側、後側の左右の液圧シリンダの作動液の流れを抑制する作動液抑制装置を含む(11)項に記載のサスペンションシステム。
(11)項に記載のサスペンションシステムにおけるように、4つの液圧シリンダを接続する連通路を設けるとともに電磁弁を設け、電磁弁を制御しても、ロール、ピッチを抑制するとともにアーティキュレーションを許容する状態を実現することはできない。それに対して、アーティキュレーション制御装置によれば、ロール、ピッチを抑制する状態において、アーティキュレーションを許容する状態と抑制する状態とに切り換えることができる。前後の液圧シリンダの間、左右の液圧シリンダの間の作動液の流れが抑制されれば、ロールおよびピッチを抑制することができる。
それら前後左右の液圧シリンダを互いに連通させる連通路と
を含むサスペンションシステムにおいて、
前記連通路に設けられ、当該サスペンションシステムを、前記前後左右の液圧シリンダを、前記車両のロールとピッチとを抑制するとともに、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが互いに逆相に移動することを許容する状態とするサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。
本項に記載のサスペンションシステムには、(1)項ないし(12)項のいずれか1つに記載の技術的特徴を採用することができる。
(14)前記サスペンション制御装置が、前記前後左右の液圧シリンダの液圧により作動させられる作動装置であって、前記互いに対角位置にある車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧が両方とも同じ向きに変化し、かつ、前記2つの組の一方に属する2つの車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧の変化の向きと他方に属する2つの車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧の変化の向きとが互いに反対である場合に移動可能な可動部材を備えた作動装置を含む(13)項に記載のサスペンションシステム。
可動部材は、アーティキュレーションが生じた場合に移動可能なものである。可動部材は1つであっても2つ以上であってもよく、作動装置は、ハウジングを1つ有するものであっても2つ以上有するものであってもよい。
(15)前記サスペンション制御装置が、前記可動部材の移動を許容する状態と阻止する状態とに切り換える移動状態切換装置を含む(14)項に記載のサスペンションシステム。
可動部材の移動が許容されればアーティキュレーションが許容される状態となり、可動部材の移動が抑制されればアーティキュレーションが抑制される状態となる。本項に記載のサスペンションシステムにおいては、アーティキュレーションが許容される状態と抑制される状態とに切り換えることができる。
(16)前記連通路が、前側、後側の左右の液圧シリンダ同士をそれぞれ接続する左右連通路と、右側、左側の前後の液圧シリンダ同士をそれぞれ接続する前後連通路とを含み、前記サスペンション制御装置が、それら4つの液通路にそれぞれ設けられた電磁弁と、それら電磁弁の少なくとも1つを制御することにより、2つの液圧シリンダの間の作動液の流通状態を制御する電磁弁制御部とを含む(13)項ないし(15)項のいずれか1つに記載のサスペンションシステム。
前記車両のロールとピッチとの少なくとも一方を抑制する状態において、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが互いに逆相に移動するのを許容する状態とその移動を抑制する状態とに切り換え可能なサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。
本項に記載のサスペンションシステムには、(1)項ないし(16)項のいずれか1つに記載の技術的特徴を採用することができる。
(18)車両の前後左右の車輪に対応してそれぞれ設けられた液圧シリンダと、
それら前後左右の液圧シリンダを互いに連通させる連通路と
を含むサスペンションシステムにおいて、
前記連通路に設けられ、当該サスペンションシステムを、前記前後左右の液圧シリンダを、前記車両のロールとピッチとの少なくとも一方を抑制するとともに、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが互いに逆相に移動することを許容する状態とするサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。
本項に記載のサスペンションシステムには、(1)項ないし(17)項のいずれか1つに記載の技術的特徴を採用することができる。
図1において、車両の前後左右の車輪のそれぞれに対応して、車体側部材6と車輪側部材8との間に液圧シリンダ10〜16が設けられる。液圧シリンダ10〜16は、それぞれ、ハウジング20と、ハウジング20に液密かつ摺動可能に嵌合されたピストン22とを含む。本実施形態においては、ハウジング20が車輪側部材8に上下方向に相対移動不能かつ相対回動可能に取り付けられ、ピストン22のピストンロッド24が車体側部材6に上下方向に相対移動不能かつ相対回動可能に取り付けられる。ピストン22には、上下方向に延びる液通路26が設けられる。連通路26によって、ピストン22によって仕切られた2つの液室は互いに連通させられ、同じ液圧とされる。液圧室28の液圧は、車輪側部材8と車体側部材6との間に作用する荷重に応じた大きさとなる。液圧室28には、アキュムレータ30が接続され、ピストン22のハウジング20に対する相対移動が許容される。
本実施形態においては、左右前後の液圧シリンダ10〜16は、連通路としての液通路40〜46によって互いに連通させられた状態にある。電磁弁50〜56の開状態においては、2つの液圧シリンダの間の作動液の流れが許容され、閉状態においては、作動液の流れが阻止される。
電磁弁50,52が開状態にある場合には、液圧シリンダ12,16から液圧シリンダ10,14に向かって作動液が流れる。液圧シリンダ10〜16各々において、ハウジング20に対するピストン22の相対移動が許容され、ロールに起因する車輪側部材8と車体側部材6との間の相対移動が許容される。
電磁弁50,52が閉状態にある場合には、左右の液圧シリンダ10,12の間、左右の液圧シリンダ14,16の間の作動液の流れが阻止される。液圧シリンダ10〜16は別個独立にされたのと同じになり、電磁弁50,52が開状態にある場合に比較して、液圧シリンダ10〜16におけるハウジング20に対するピストン22の相対移動が抑制され、ロールに起因する車輪側部材8と車体側部材6との相対移動が抑制される。
このように、電磁弁50,52を開状態と閉状態とに切り換えることにより、ロールを許容する状態と抑制する状態とに切り換えることができる。
電磁弁54,56が開状態にある場合には、前輪の液圧シリンダ10,12から後輪の液圧シリンダ14,16への作動液の流れが許容され、ピッチが許容される。
電磁弁54,56が閉状態にある場合には、作動液の流れが阻止されるため、液圧シリンダ10〜16は別個独立にされたのと同じになり、電磁弁54,56が開状態にある場合に比較してピッチが抑制される。
このように、電磁弁54,56の開閉により、ピッチを抑制する状態と許容する状態とに切り換えることができる。
なお、液通路40〜46,電磁弁50〜56等によりロール・ピッチ制御装置58が構成される。また、電磁弁50,52をロール抑制用制御弁、電磁弁54,56をピッチ抑制用制御弁と称することができる。
アーティキュレーション制御装置70は、第1作動装置としての第1液圧シリンダ80と、第2作動装置としての第2液圧シリンダ82と、これらの間に設けられた電磁弁84とを含む。第1,第2液圧シリンダ80,82は、それぞれ、シリンダボアが段付き形状を成したハウジング90、91と、ハウジング90、91にそれぞれ、液密かつ摺動可能に嵌合された段付きピストンである第1,第2可動部材92、93とを含む。第1、第2可動部材92、93の小径部の端面が第1受圧面94、95とされ、小径部と大径部との段部の端面が第2受圧面96、97とされ、大径部の端面が第3受圧面98、99とされ、第3受圧面98、99に対向する液室が容積変化室100、101とされる。第1受圧面94,95,第2受圧面96,97は第1,第2可動部材92,93各々の同じ側に設けられ、第1受圧面94,95および第2受圧面96,97が、第3受圧面98,99に対向する状態で設けられる。
また、第1液圧シリンダ80の容積変化室100と第2液圧シリンダ82の容積変化室101とが連通路102によって接続され、連通路102には、電磁弁84が設けられる。電磁弁84は、開状態と閉状態とにソレノイドへの供給電流のON・OFFにより切り換え可能な電磁開閉弁である。電磁弁84の開閉により、容積変化室100,101の間の作動液の流れが許容される状態と阻止される状態とに切り換えられる。容積変化室100,101の容積変化が許容されて可動部材92,93の移動が許容される状態と、容積変化室100,101の容積変化が阻止されて可動部材92,93の移動が阻止される状態とに切り換えられるのである。
第1液圧シリンダ80において、第1可動部材92の第1受圧面94,第2受圧面96の液圧が高くなり、容積変化室100の液圧が高くなる。第2液圧シリンダ82において、第2可動部材93の第1受圧面95,第2受圧面97の液圧が低くなり、容積変化室101の液圧が低くなる。
電磁弁84が閉状態にある場合には、第1液圧シリンダ80と第2液圧シリンダ82との間の作動液の流れが阻止される。第1液圧シリンダ80においても第2液圧シリンダ82においても第1可動部材92、第2可動部材93の移動が抑制される。それによって、アーティキュレーションが抑制される。
ヒーブ抑制装置108は、第3液圧シリンダ110と、アキュムレータ111とを含む。第3液圧シリンダ110は、ハウジング112と、ハウジング112に液密かつ摺動可能に嵌合された段付きピストンである第3可動部材114とを含む。第3可動部材114の小径部側の端面である第1受圧面120は、第2液圧シリンダ82の容積変化室101の液圧を受け、小径部と大径部との段部の端面である第2受圧面122には、第2液圧シリンダ80の容積変化室100の液圧を受ける。大径部側の端面124に対向する容積変化室126には、アキュムレータ111が電磁弁130を介して接続される。電磁弁130は、ソレノイドへの供給電流のON・OFFにより開状態と閉状態とに切り換え可能な常閉の電磁開閉弁である。第3可動部材114は、容積変化室100,101の液圧が同じ向きに変化した場合に、すなわち、液圧シリンダ10〜16の液圧がすべて同じ向きに変化した場合に移動可能なものである。
なお、ヒーブが生じた場合には、電磁弁84が開状態にあっても、閉状態にあっても、第1液圧シリンダ80,第2液圧シリンダ82の容積変化室100、101の液圧はほぼ同じになるため、電磁弁84を経て作動液が流れることがなく、第3液圧シリンダ110が作動させられることになる。
本実施形態においては、横加速度が設定値以上の場合、遠心力が設定値以上の場合、ヨーレイトが設定値以上の場合に、旋回のレベルが設定レベル以上であるとされる。実行部202には、電磁弁50〜56,84,130のソレノイドが図示しない駆動回路を介して接続される。記憶部204には、図2のフローチャートで表される姿勢変化制御プログラム等が記憶されている。
図2のフローチャートで表される姿勢変化制御プログラムが予め定められた設定時間毎に実行される。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、旋回レベルが設定レベル以上であるかどうかが判定される。
旋回レベルが設定レベル以上である場合には、S2において、前後加速度が設定加速度以上であるかどうかが判定される。前後加速度が設定加速度より小さい場合には、S3,4において、電磁弁50,52が閉状態とされて、電磁弁84が開状態とされる。この場合には、車両のロールが抑制されて、ピッチが許容される。
旋回レベルが設定レベルより低い場合には、S5において、前後加速度の絶対値が設定値以上であるかどうかが判定される。前後加速度の絶対値が設定値以上である場合には、S6,7において、電磁弁54,56が閉状態とされて、電磁弁84が開状態とされる。この場合には、ピッチが抑制されて、ロールが許容される。
なお、これらの場合には、電磁弁84が開状態にあるので、アーティキュレーションは許容される。それによって、路面入力に起因する乗り心地の低下を抑制することができる。また、電磁弁50および電磁弁52と電磁弁54および電磁弁56とのいずれか一方が開状態にあるため、それによっても、アーティキュレーションは許容される。
旋回レベルが設定レベルより低く、かつ、前後加速度の絶対値も設定値より小さい場合には、電磁弁50〜56,電磁弁84に電流が供給されないで、図示する位置とされる。それによって、ロール、ピッチ、アーティキュレーションが許容される。
また、それ以外の場合には、アーティキュレーションが許容される状態にあるため、例えば、走行安定性を確保し得、路面入力に起因する乗り心地の低下を抑制することができる。
以上のように、本実施形態においては、電磁弁50〜56,84、第1液圧シリンダ80,第2液圧シリンダ82およびサスペンションECU200の図2のフローチャートで表される姿勢変化制御プログラムを記憶する部分、実行する部分等によりサスペンション制御装置が構成され、そのうちの、S4,7,9を記憶する部分、実行する部分等により作動状態切換装置が構成される。第1液圧シリンダ80,第2液圧シリンダ82等によって作動装置が構成される。
例えば、図4に示すアーティキュレーション制御装置248は、上記実施形態における場合と同様の第1,第2液圧シリンダ80,82を含むが、第1、第2液圧シリンダ80,82の容積変化室100、101には、それぞれ、液通路250,252を介してアキュムレータ254,256が接続される。また、液通路250,252には、それぞれ電磁弁260,262が設けられる。
電磁弁260,262の開状態において、容積変化室100,101とアキュムレータ254,256とが連通させられる。容積変化室100,101の容積変化が許容されて第1、第2の可動部材92,93の移動が許容される。それによって、アーティキュレーションが許容される。
電磁弁260,262の閉状態において、容積変化室100,101とアキュムレータ254,256とが遮断されて、第1,第2の可動部材92,93の移動が抑制される。それによって、アーティキュレーションが抑制される。
なお、電磁弁260,262の開状態においては、ヒーブも許容される。
第1液圧シリンダ302において、第1ピストン314の外側の第1受圧面320には左前輪の液圧シリンダ10の液圧を受け、内側の第2受圧面322には左後輪の液圧シリンダ14の液圧を受ける。第2液圧シリンダ304において、第2ピストン316の内側の第3受圧面324には右後輪の液圧シリンダ16の液圧を受け、外側の第4受圧面326には右前輪の液圧シリンダ12の液圧を受ける。
制御ピストン320において、左前輪の液圧シリンダ10の液圧と右後輪の液圧シリンダ16の液圧とが同じ向きに、右前輪の液圧シリンダ12の液圧と左後輪の液圧シリンダ14の液圧とが同じ向きに、かつ、これらが互いに逆向きに作用する。
電磁弁342が開状態にある場合には、液圧室338,339の間において、液圧が高い方の液圧室から低い方の液圧室に向かう作動液の流れが許容され、制御ピストン320の移動が許容され、アーティキュレーションが許容される。
電磁弁342が閉状態にある場合には、液圧室338,339の間の作動液の流れが阻止され、制御ピストン320の移動が阻止される。それによって、アーティキュレーションが抑制される。
このように、本実施形態においては、電磁弁342を開状態と閉状態とに切り換えることにより、アーティキュレーションが許容される状態と抑制される状態とに切り換えることができる。
さらに、上記実施形態においては、旋回レベルが設定レベル以上であって、かつ、前後加速度が設定値以上である場合に、アーティキュレーションが抑制されるようにされていたが、旋回レベルが設定レベル以上であっても設定レベルより低くても、旋回中である場合に、前後加速度が設定値以上である場合には、アーティキュレーションが抑制されるようにすることもできる。
また、上記実施形態においては、液通路40〜46により、4つの液圧シリンダ10〜16が互いに連通状態にあったが、互いに連通状態にすることは不可欠ではない。例えば、左前輪の液圧シリンダ10と右後輪の液圧シリンダ16とを接続する連通路と、右前輪の液圧シリンダ12と左後輪の液圧シリンダ14とを接続する連通路とを設け、これら連通路に電磁弁を設けることができる。
また、電磁弁50〜56,84,130は電磁開閉弁でなく、開状態において、流路面積が連続的に変更可能な流路制御弁とすることができる。
その他、本発明は、前記〔発明が解決しようとする課題、課題解決手段および効果〕に記載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
Claims (4)
- 車両の前後左右の車輪と車体との間に設けられたサスペンションシステムであって、
前記車両のロールとピッチとを抑制する状態において、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが逆相に移動するのを許容する状態とその移動を抑制する状態とに切り換え可能なサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。 - 当該サスペンションシステムが、前記前後左右の車輪に対応してそれぞれ設けられた液圧シリンダを含み、
前記サスペンション制御装置が、
それら前後左右の液圧シリンダのうち、右前輪の液圧シリンダの液圧と左後輪の液圧シリンダの液圧とが、同じ向きに変化した場合に移動可能な第1可動部材を備えた第1作動装置と、前記左前輪の液圧シリンダの液圧と右後輪の液圧シリンダの液圧とが同じ向きに変化した場合に移動可能な第2可動部材を備えた第2作動装置と、それら第1作動装置と第2作動装置との間の作動液の授受の状態を制御することにより、前記第1,第2の可動部材の移動を許容する状態と抑制する状態とに切り換え可能な作動状態切換装置とを含む請求項1に記載のサスペンションシステム。 - 車両の前後左右の車輪に対応してそれぞれ設けられた液圧シリンダと、
それら前後左右の液圧シリンダを互いに連通させる連通路と
を含むサスペンションシステムにおいて、
前記連通路に設けられ、当該サスペンションシステムを、前記車両のロールとピッチとを抑制するとともに、前記前後左右の車輪のうち互いに対角位置にある車輪同士が上下方向に同相に、かつ、互いに対角位置にある車輪同士から成る2つの組の一方に属する2つの車輪と他方に属する2つの車輪とが互いに逆相に移動することを許容する状態とするサスペンション制御装置を含むことを特徴とするサスペンションシステム。 - 前記サスペンション制御装置が、前記前後左右の液圧シリンダの液圧により作動させられる作動装置であって、前記互いに対角位置にある車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧が両方とも同じ向きに変化し、かつ、前記2つの組の一方に属する2つの車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧の変化の向きと他方に属する2つの車輪に対応する2つの液圧シリンダの液圧の変化の向きとが互いに反対である場合に移動可能な可動部材を備えた作動装置を含む請求項3に記載のサスペンションシステム。
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