JP2005136627A - 通信管理装置及び通信管理方法、並びに実時間通信システム及び実時間通信システムの課金方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実時間のコミュニケーションシステム内にあってサービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側で料金を予測できるような通信管理を行う通信管理装置を提供する。
【解決手段】 サービス提供者8は、通信端末装置9を介して、通信管理装置4に課金レートを設定する。サービス利用者12は、サービスの課金レートに対してサービス利用時間を設定する。サービスプロバイダ3は、サービス利用者12よりサービス提供者8へのピアツーピアの通信セッションが確立すると、通信時間を通信管理装置4により管理し、サービス利用者が設定した時間を経過すると該通信を自動的に切断する。また、自動的に切断までの残り時間をサービス利用者へ通知する。さらに、サービス利用者12が通信前に設定した利用時間を通信中に延長することを可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 サービス提供者8は、通信端末装置9を介して、通信管理装置4に課金レートを設定する。サービス利用者12は、サービスの課金レートに対してサービス利用時間を設定する。サービスプロバイダ3は、サービス利用者12よりサービス提供者8へのピアツーピアの通信セッションが確立すると、通信時間を通信管理装置4により管理し、サービス利用者が設定した時間を経過すると該通信を自動的に切断する。また、自動的に切断までの残り時間をサービス利用者へ通知する。さらに、サービス利用者12が通信前に設定した利用時間を通信中に延長することを可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、インターネットのような通信網を利用し、サービス提供者とサービス利用者との間でピアツーピアの実時間コミュニケーションシステムを構築する通信管理装置及び通信管理方法、並びに上記通信管理装置及び通信管理方法により通信網上に構築された実時間通信システム及び実時間通信システムにおける課金方法に関する。
従来の回線交換による通信網における実時間コミュニケーションを利用したサービスでは、例えばダイヤルQ2サービスのようにサービス提供者が設定した課金レートに応じて課金するシステムがある。
また、本件出願人は、特開2002−109394号公報において、インターネットのようなコンピュータ・ネットワーク上においてサービスを構築し提供する際、当該サービスの利用者に対して対価を適切に課金することができる課金方法を開示した。この特許文献に記載された課金方法は、ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末と、相互に情報を授受するコミュニティサービス提供装置にあって、コミュニティ・システムへのログイン自体には課金せずに、コミュニティ・サービスの中でユーザに対して特権を付与するユーザ固有の仮想空間に対して課金している。つまり、実時間のコミュニケーションシステム自体にログインするのには課金を発生させず、ユーザが所望した固有の専用システムに入ったときに課金を発生させるという技術である。
ところで、上記回線交換による例えばダイヤルQ2サービスでは、サービス提供者が一方的に設定した課金レートに応じて課金が発生し、サービス利用者に対して料金を請求することになる。これでは、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がある。
また、上記特許文献1に開示された課金方法においても、専用のシステムに入ればやはりサービス提供者が設定した課金レートに応じて課金が発生することになる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、実時間のコミュニケーションシステム内にあってサービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側で料金を予測できるような通信管理を行う通信管理装置及び通信管理方法の提供を目的とする。また、サービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側で料金を予測できるような実時間通信システム及び実時間通信システムの課金方法の提供を目的とする。
本発明に係る通信管理装置は、上記課題を解決するために、通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置とサービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金処理を管理する通信管理装置であって、上記サービス利用者側の通信端末装置と上記サービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理する通信管理手段と、上記通信管理手段によって上記サービス利用者との間での通信が管理される上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共に上記サービス利用者の課金情報を管理する課金管理手段と、上記サービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する上記通信管理手段及び上記課金管理手段のインターフェースとなるインターフェース手段とを備える。
この通信管理装置では、通信管理手段がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理する。また、課金管理手段が通信管理手段によってサービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共にサービス利用者の課金情報を管理する。また、インターフェース手段がサービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する通信管理手段及び課金管理手段をインターフェースする。
本発明に係る通信管理方法は、上記課題を解決するために、通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置とサービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金情報を管理する通信管理方法であって、上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を管理する通信管理工程と、上記通信管理工程によって上記サービス利用者との間での通信が管理される上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共に上記サービス利用者の課金情報を管理する課金管理工程と、上記サービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する上記通信管理工程及び上記課金管理工程のインターフェースとなるインターフェース工程とを備える。
この通信管理方法では、通信管理工程がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理する。また、課金管理工程が通信管理手段によってサービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共にサービス利用者の課金情報を管理する。また、インターフェース手段がサービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する通信管理手段及び課金管理手段をインターフェースする。
本発明に係る実時間通信システムは、上記課題を解決するために、通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置と、同じく通信網に接続されたサービス利用者側の通信端末装置と、上記サービス提供者側の通信端末装置と上記サービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金情報を管理する通信管理装置とからなる実時間通信システムであって、上記サービス提供者側の通信端末装置はサービス利用者側の通信端末装置に対する課金レートを設定し、上記サービス利用者側の通信端末装置はサービス利用時間を設定し、上記通信管理装置は上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を管理し、上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理する。
この実時間通話システムでは、サービス提供者側の通信端末装置がサービス利用者側の通信端末装置に対する課金レートを設定し、サービス利用者側の通信端末装置がサービス利用時間を設定し、通信管理装置がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立すると共に、上記サービス利用時間を管理し、上記課金レートを管理する。
本発明に係る実時間通信システムにおける課金方法は、上記課題を解決するために、通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置と、同じく通信網に接続されたサービス利用者側の通信端末装置と、上記サービス提供者側の通信端末装置と上記サービス利用者側の通信端末装置との間での通信に伴う課金情報を管理する通信管理装置とからなる実時間通信システムにおける課金方法であって、上記通信管理装置は、上記サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間に基づいて通信時間を管理する通信時間管理工程と、上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理する課金レート管理工程と、上記通信時間管理工程で管理された通信時間と上記課金レート管理工程で管理された課金レートによって上記サービス利用者に対する課金情報を計算する課金計算工程とに従って課金処理を行う。
この実時間通信システムにおける課金方法では、通信時間管理工程がサービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間に基づいて通信時間を管理し、課金レート管理工程が上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理し、課金計算工程が上記通信時間管理工程で管理された通信時間と上記課金レート管理工程で管理された課金レートによって上記サービス利用者に対する課金情報を計算する。
本発明の通信管理装置によれば、通信管理手段がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理し、課金管理手段が通信管理手段によってサービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共にサービス利用者の課金情報を管理し、インターフェース手段がサービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する通信管理手段及び課金管理手段をインターフェースするので、実時間のコミュニケーションシステム内にあってサービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側で料金を予測できる。このため、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
本発明の通信管理方法によれば、通信管理工程がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理し、課金管理工程が通信管理手段によってサービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共にサービス利用者の課金情報を管理し、インターフェース手段がサービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する通信管理手段及び課金管理手段をインターフェースするので、実時間のコミュニケーションシステムにて実行されるときにはサービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側に料金を予測させることができる。このため、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
本発明の実時間通信システムによれば、サービス提供者側の通信端末装置がサービス利用者側の通信端末装置に対する課金レートを設定し、サービス利用者側の通信端末装置がサービス利用時間を設定し、通信管理装置がサービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立すると共に、上記サービス利用時間を管理し、上記課金レートを管理するので、サービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側に料金を予測させることができる。このため、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
本発明の実時間通信システムにおける課金方法によれば、通信時間管理工程がサービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間に基づいて通信時間を管理し、課金レート管理工程が上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理し、課金計算工程が上記通信時間管理工程で管理された通信時間と上記課金レート管理工程で管理された課金レートによって上記サービス利用者に対する課金情報を計算するので、サービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側に料金を予測させることができる。このため、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、図1に示すような、実時間通信システム1を挙げる。通信網の具体例であるインターネット2に接続されたサービスプロバイダ3の通信管理装置4と、サービス提供者8の通信端末装置9及びサービス利用者12の通信端末装置13で構成される。
通信管理装置4は、インターネット2に接続されたサービス提供者8の通信端末装置9とサービス利用者12の通信端末装置13との間での実時間の通信を管理すると共に、この実時間の通信に伴う課金処理を管理する。
この実時間コミュニケーションシステム1にあって、サービス提供者8とサービス利用者12は、通信管理装置4の制御により、ピアツーピアの通信セッションを確立する。通信セッションを確立する目的となるサービスは、もちろん実時間によるコミュニケーションであり、例えば占い、天気予報、法律相談、映画情報、交通情報、観光情報、育児相談、料理レシピ相談等がある。
サービス提供者8は、サービスプロバイダ3の通信管理装置4によって管理されるサービス提供者向け情報サイトを通して提供するサービスの情報を設定する。サービスは有料であり、サービス提供者8は、通信端末装置9を介して、上記通信管理装置4に課金レートを設定する。
サービス利用者12は、サービスプロバイダ3の通信管理装置4によって管理されるサービス利用者向け情報サイトを通してサービス提供者及びサービスを選択し、認証を受けてから、上記サービスの課金レートに対して許容する通信時間、つまりサービス利用時間を設定することができる。
サービスプロバイダ3は、サービス利用者12からサービス提供者8へのピアツーピアの通信セッションが確立すると、上記通信時間を通信管理装置4により管理し、サービス利用者が設定した時間を経過すると該通信を自動的に切断する。また、自動的に切断までの残り時間をサービス利用者へ通知する。さらに、サービス利用者12が通信前に設定した利用時間を通信中に延長することを可能とする。
サービスプロバイダ3の通信管理装置4は、コミュニケーションサーバ5と、課金サーバ6と、WEBサーバ7からなる。もちろん、これらの機能を併せ持った一つのサーバからなってもよい。
サービス提供者8の通信端末装置9は、例えばパーソルコンピュータ(PC)等からなり、このパーソナルコンピュータ上でコミュニケーションクライアント10、WEBブラウザ11が動作する。また、サービス利用者12の通信端末装置13は、同じくパーソナルコンピュータ等からなる、WEBブラウザ14が動作する。
図2には、通信端末装置9及び13として利用されるパーソナルコンピュータの構成を示す。CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されている各種プログラム、または記憶部28からRAM(Random Access Memory)23にロードされた各種プログラムに従って各種の処理を実行する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU21,ROM22及びRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。このバス24にはまた、入出力インターフェース25も接続されている。入出力インタフェース25には、キーボード、マウスなどよりなる入力部26、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びに、ヘッドフォンやスピーカなどよりなる出力部27、ハードディスクなどより構成される記憶部28、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部29が接続されている。
通信部29は、インターネット2を介して通信処理を行う。CPU21から提供されたデータを送信する。また通信部29は通信相手から受信したデータをCPU21、RAM23、記憶部28に出力する。記憶部28はCPU21との間でやり取りし、情報の保存・消去を行う。通信部29はまた、他の通信端末装置や、通信管理装置との間で、アナログ信号またはデジタル信号の通信処理を行う。
入出力インタフェース25にはまた、必要に応じてドライブ30が接続され、磁気ディスク31、光ディスク32、光磁気ディスク33、或いは半導体メモリ34などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部28にインストールされる。この図2の構成は、通信管理装置4を構成する各サーバにも適用できる。
なお、サービス提供者8及びサービス利用者12の通信端末装置9及び13は、インターネットに接続する機能があれば、回線交換による電話装置や、テレビジョン受像機、或いは携帯情報端末などでもよい。
サービスプロバイダ3のコミュニケーションサーバ5は、通信管理装置4内にあって、例えばセッション・イニシエーション・プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)にしたがってサービス利用者12の通信端末装置13とサービス提供者8の通信端末装置9との通信を制御したり、サービス利用者12の認証処理を行ったり、通信時間をサービス利用者12の設定したサービス利用時間に基づいて管理する通信管理手段の働きをする。このためコミュニケーションサーバ5は、図3に示すように、ユーザ認証部51、呼制御部52、通信時間管理部53及びサービス利用時間管理部54を備えてなる。ユーザ認証部51は、サービス利用者12の通信端末装置13の認証を行う。呼制御部52は、サービス利用者12の通信端末装置13とサービス提供者8の通信端末装置9間の呼制御を例えば上記SIPに従って行う。通信時間管理部53は、サービス利用者12の通信端末装置13とサービス提供者8の通信端末装置9の間の通信時間を管理する。サービス利用時間管理部54は、サービス利用者12にサービス利用時間の指示を要求し、指示されたサービス利用者12のサービス利用時間を記憶する。
サービスプロバイダ3の課金サーバ6は、通信管理装置4内にあって、サービス提供者8とサービス利用者12間のリアルタイム通信における課金に関し、課金レート、課金情報、課金履歴、さらにはユーザ情報等を管理する課金管理手段の働きをする。このため、課金サーバ6は、図4に示すように、課金情報管理部61、課金レート管理部62及びユーザ情報管理部63を備えてなる。課金情報管理部61は、サービス提供者8の設定した課金レートとサービス利用者12の設定したサービス利用時間(=通信時間)を元に課金情報を計算、記憶する。課金レート管理部62は、サービス提供者8が設定した課金レートを管理する。ユーザ情報管理部63は、課金レートを設定したサービス提供者8の情報を管理する。
サービスプロバイダ3のWEBサーバ7は、通信管理装置4内にあって、サービス提供者8やサービス利用者12とのインターフェース手段の働きをする。サービス提供者8は通信端末装置9上で動作するWEBブラウザ11を用いて課金レートを設定し、WEBサーバ7はWEBブラウザ11を介して設定された課金レートに関する情報等を課金サーバ6に受け渡す。また、サービス利用者12はサービス利用時間を通信端末装置13上のWEBブラウザ14を介して設定し、WEBサーバ7はサービス利用時間などに関する情報等をコミュニケーションサーバ5や課金サーバ6に受け渡す。このため、WEBサーバ7は、図5に示すように、サービス情報管理部71、サービス利用時間受付部72、課金レート受付部73及びコミュニケーションクライアント呼制御部74を備えてなる。サービス情報管理部71は、上記サービス提供者向け情報管理サイトや上記サービス利用者向け情報管理サイトを管理する。また、サービス提供者8やサービス利用者12による、課金レートや、利用時間などに関するサービス情報を各通信端末装置9及び13のWEBブラウザ11及び14を介して管理する。また、コミュニケーションサーバ5のユーザ認証部51からの認証要求をサービス利用者12にWEBブラウザ14を通して送る。サービス利用時間受付部72は、サービス利用者12が通信端末装置13のWEBブラウザ14を使って設定してきたサービス利用時間を受け付ける。課金レート受付部73は、サービス提供者8が通信端末装置9のWEBブラウザ11を使って設定してきた課金レートを受け付ける。コミュニケーションクライアント呼制御部74は、サービス提供者8とサービス利用者12間のピアツーピアの通信セッションを確立するための制御を行う。
サービス利用者12が通信端末装置13のWEBブラウザ14でサービス提供者8を呼び出すと、サービスプロバイダ3のWEBサーバ7はコミュニケーションクライアント呼制御部74(WEBサーバ内)に対して、コミュニケーションサーバ5の呼制御部52へサービス提供者呼出指示を送る。コミュニケーションサーバ5の呼制御部52は、上記SIPに従ってサービス提供者8のコミュニケーションクライアント10の後述する呼制御部101に呼出を意味する情報を送信する。サービス提供者8が応答すると、コミュニケーションクライアント10の呼制御部101によりコミュニケーションサーバ5の呼制御部52へ応答が送信される。コミュニケーションサーバ5の呼制御部52はサービス利用者12に対してWEBサーバ7経由でサービス提供者応答を伝える。これにより、サービス利用者12は、WEBブラウザ14にてサービス提供者応答の画面表示を確認できる。ここで、サービス利用の開始、即ち、サービス利用者8とサービス提供者12のピアツーピアの実時間コミュニケーションが開始されることとなる。
サービス提供者8のパーソナルコンピュータ(通信端末装置)9などで動作するコミュニケーションクライアント10は、図6に示すように、上記SIPに従って動作する呼制御部101を備える。また、WEBブラウザ11は、課金レート設定部111及びサービス情報表示部112を備える。
サービス提供者8のコミュニケーションクライアント10が備える呼制御部101は、サービス利用者12との間でピアツーピアの通信セッションを確立するために用いられる。コミュニケーションサーバ5の呼制御部52から、上記SIPに従った呼出を意味する情報が送信されてきたとき、コミュニケーションクライアント10の呼制御部101により応答すると、その応答はコミュニケーションサーバ5の呼制御部52へ送信される。
サービス提供者8のWEBブラウザ11が備える課金レート設定部111は、サービス提供者8による操作に応じて課金レートを設定する。サービス情報表示部112は、サービスプロバイダ2との通信や、サービス利用者12との通信に際して、課金レートの設定や、サービスの内容、或いは情報を表示する。
サービス利用者12のWEBブラウザ14が備える図7のサービス利用時間設定部141は、サービス利用者13の操作に応じてサービス利用時間を設定する。サービス情報表示部142は、サービスプロバイダ3との通信や、サービス提供者8との通信に際し、認証情報の入力、利用時間の設定、サービスの内容、或いは情報を表示する。
以下には、課金レートの設定処理、サービス時間設定処理、サービス利用時間の監視を始めるまでの処理、サービス利用時間の監視処理、サービス時間延長の処理について説明する。
先ず、サービス提供者8による課金レートの設定に応じた実時間通信システム1の処理手順について図8及び図9を参照して説明する。サービス提供者8は、事前にサービスプロバイダ3と契約することにより、サービスプロバイダ3の運営するWEBサーバ7上のサービス情報管理部71によって管理されるサービス提供者向け情報管理サイトのアドレスを取得し、サービス利用者12に対してWEB上でサービス提供が可能となる。
図8に示す処理手順にしたがい、サービス提供者8が通信端末装置9であるPCなどにてWEBブラウザ11のサービス情報表示部112にて、サービス提供者向け情報管理サイトのWEBアドレスを入力するとサービスプロバイダ3の運営するWEBサーバ7へアクセス(ステップS1)し、WEBサーバ7のサービス情報管理部71により表示データがサービス提供者8のWEBブラウザ11に送信され(ステップS2)、サービス情報表示部112上に図9(a)の画面(1)のように表示され、提供サービス情報の設定が可能となる。
ここで、サービス提供者8がWEBブラウザ11の課金レート設定部111により、提供サービスの課金レートを図9(a)の画面(1)に示すように、例えば30円/分と入力し、送信ボタンをクリックして設定すると、サービス提供者8の通信端末装置9からWEBサーバ7へは課金レート設定指示が出され(ステップS3)、WEBサーバ7の課金レート受付部73が課金サーバ6の課金レート管理部62に対して課金レート設定の指示を行う(ステップS4)。
課金サーバ6では、ユーザ情報管理部63及び課金レート管理部62により、サービス提供者のサービス課金レートを記憶する(ステップS5)と、課金レート設定OKを意味する情報をWEBサーバ7に返答する(ステップS6)。
WEBサーバ7が、サービス情報管理部71により課金レート設定OKを意味する表示データをサービス提供者8へ送信することにより(ステップS7)、サービス提供者8はWEBブラウザ11のサービス情報表示部112にて、図9(b)の画面(2)に示すように課金レートを確認することができる。つまり、図9(a)の画面(1)を用いてサービス提供者8は、1分当たり30円という課金レートを設定し、この課金レートが図9(b)の画面(2)に表示されるように課金サーバ6に登録されたことを確認することができた。
次に、サービス利用者12によるサービス時間設定に応じた実時間通信システムの処理手順について図10、図11及び図12を参照して説明する。サービス利用者12は、図10に示す処理手順に従い、通信端末装置13であるPCなどのWEBブラウザ14内サービス情報表示部142にて、WEBアドレスを入力する(ステップS11)と、WEBサーバ7のサービス情報管理部71により表示データがサービス利用者12のWEBブラウザ14に送信される(ステップS12)。このようにしてサービス利用者12によりサービスプロバイダ3の運営するサービス利用者向け情報サイトが閲覧される。
そして、サービス利用者12が上記サービス利用者向け情報サイトの閲覧中にサービス利用開始を意味する指示をWEBサーバ7に対して実行する(ステップS13)。WEBサーバ7は、サービス利用開始を意味する指示をコミュニケーションサーバ5へ送信する(ステップS14)。コミュニケーションサーバ5は、ユーザ認証を要求する指示応答を返送する(ステップS15)。WEBサーバ7はサービス情報管理部71にてサービス利用者12にユーザ認証を要求する(ステップS16)。すると、サービス利用者12のWEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図11(a)に示すように認証情報の入力画面(画面(3))を表示する。
サービス利用者12が図11(a)の画面(3)に示すように、IDとパスワードを認証情報として入力し、送信ボタンを押すと、コミュニケーションサーバ5はWEBサーバ7経由(ステップS17)で認証情報を受信し(ステップS18)、ユーザ認証部51にてユーザ認証を行う。
コミュニケーションサーバ5はユーザ認証がOKであることを意味する情報をWEBサーバ7へ返送すると(ステップS19)、同様にWEBサーバ7はサービス情報管理部71にてユーザ認証がOKであることサービス利用者12へ送信する(ステップS20)。これにより、サービス利用者のWEBブラウザ14のサービス情報表示部142には、図11(b)の画面(4)に示すように、「認証に成功しました。サービスを開始します。」という案内が表示される。サービス利用者12は、このままサービスを受けたいのであれば、OKボタンをクリックすればよい。もしも、サービスを受けるを止めたいのであれば取り消しボタンをクリックすればよい。
続けて、コミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54よりサービス利用時間の指示を要求する情報がWEBサーバ7へ送信され(ステップS21)、WEBサーバ7はサービス情報管理部71にてサービス利用時間の指示を要求する(ステップS22)と、サービス利用者12のWEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図12(a)に示すサービス利用時間の入力画面(画面(5))を表示する。
サービス利用者12がWEBブラウザ14のサービス利用時間設定部141によりサービス利用時間を図12(a)の画面(5)のように例えば「10分」と入力して送信ボタンを押すと(ステップS23)、WEBサーバ7のサービス利用時間受付部72がコミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54に対してサービス利用時間設定の指示を行う(ステップS24)。
コミュニケーションサーバ5では、サービス利用時間管理部54により、サービス利用者12のサービス利用時間を記憶すると(ステップS25)、サービス利用時間設定OKを意味する情報をWEBサーバ7に返答する(ステップS26)。WEBサーバ7が、サービス情報管理部71によりサービス利用時間設定OKを意味する表示データをサービス利用者へ送信することにより(ステップS27)、サービス利用者12はWEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図12(b)に示す画面(6)のように「サービス利用時間を10分で設定しました。」というサービス利用時間の確認を行うことができる。サービス利用者12がOKボタンをクリックすればサービス利用開始処理へと移行する。もし、取り消しボタンがクリックされれば、サービスの利用を止める処理が行われるか、或いは再度サービス利用時間の設定処理が行われることになる。
次に、サービス利用者12がサービス利用を開始してから、サービスプロバイダ3の通信管理装置4がコミュニケーションサーバ5によりサービス利用時間の監視を始めるまでの実時間通信システムの処理手順について図13及び図14を参照して説明する。
サービス利用者12がWEBブラウザ14のサービス情報表示部142に表示された図13(a)の画面(7)にてサービス提供者呼出を意味するボタンをクリックする。図13(a)の画面(7)では、課金レートが30円/分のAさんを選択し、接続ボタンをクリックしたとする。すると、図14に示すようにサービス利用者12の通信端末装置13上のWEBブラウザ14からWEBサーバ7へサービス提供者呼出指示が送信される(ステップS31)。WEBサーバ7のサービス情報管理部71はコミュニケーションクライアント呼制御部74に対してコミュニケーションサーバ5の呼制御部52へサービス提供者呼出を意味する情報の送信要求を行い、コミュニケーションクライアント呼制御部74は、コミュニケーションサーバ5の呼制御部52へサービス提供者呼出を意味する情報を送信する(ステップS32)。
コミュニケーションサーバ5の呼制御部52は、サービス提供者8のコミュニケーションクライアント10の呼制御部101に呼出を意味する情報を送信する(ステップS33)とともに、サービス利用者12に対して、WEBサーバ7経由(ステップS34)でサービス提供者呼出を意味する情報を送信する(ステップS35)。
サービス利用者12は、WEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図13(b)に示すように「Aさんを呼出中です」というサービス提供者呼出中の画面(8)表示を確認することができる。
サービス提供者8が応答すると、コミュニケーションクライアント10の呼制御部101によりコミュニケーションサーバ5の呼制御部52へ応答を意味する情報が送信される(ステップS36)。コミュニケーションサーバ5の呼制御部52は、サービス利用者12に対して、WEBサーバ7経由(ステップS37)でサービス提供者応答を意味する情報を送信する(ステップS38)。
サービス利用者12は、WEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図13(c)に示すように「Aさんが応答しました通話を開始してください。」というサービス提供者応答の画面(9)表示を確認することができる。
ここで、サービス利用の開始、即ち、サービス利用者12とサービス提供者12のピアツーピアの通信セッションが確立し、実時間コミュニケーションが開始されることとなる。
サービス提供者8の応答により、サービス利用が開始されると同時に、コミュニケーションサーバ5の通信時間管理部53は、通信時間の経過を監視する(ステップS39)。
次に、サービスプロバイダ3のコミュニケーションサーバ5が通信時間を監視中にサービス利用を終了するまでの実時間通信システムの処理手順について説明する。
サービス利用者12がサービス提供者8によるサービスを利用中(図14のステップS40)、コミュニケーションサーバ5の通信時間管理部53は通信時間の経過を監視している。通信時間管理部53が通信時間の経過監視中に、サービス利用時間管理部54にて記憶されているサービス利用時間満了接近(例えば、1分前)を検出すると(ステップS41)、コミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54はWEBサーバ7へサービス利用残時間の表示を意味する情報を送信する(ステップS42)。WEBサーバ7のサービス情報管理部71では、サービス利用者12のWEBブラウザ14内サービス情報表示部142へサービス利用残時間の表示を意味する情報を送信する(ステップS43)。サービス利用者12は、WEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図15(a)に示すように「利用時間が残り1分です。」というようなサービス利用残時間の画面(10)の表示を確認することができる。
コミュニケーションサーバ5の通信時間管理部53が通信時間の経過を監視中に、サービス利用時間管理部54にて記憶されているサービス利用時間を経過した、つまりサービス利用時間満了を検出すると(ステップS44)、コミュニケーションサーバ5の呼制御部52は、サービス提供者8のコミュニケーションクライアント内呼制御部101及びWEBサーバ7のコミュニケーションクライアント呼制御部74に対して切断(即ち、ピアツーピア実時間コミュニケーション終了)を意味する情報を送信する(ステップS45及びステップS46)。
また、WEBサーバ7のサービス情報管理部71では、サービス利用者12のWEBブラウザ14内サービス情報表示部142へサービス終了を意味する情報を送信する(ステップS47)。サービス利用者12は、WEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図15(b)に示すように「サービスの利用が終了しました。ご利用ありがとうございました。」というようなサービス利用終了の画面(11)表示を確認することができる。
サービス利用が終了するとコミュニケーションサーバ5は、課金サーバ6の課金情報管理部61に対して、通信情報を送信する(ステップS48)。
課金サーバ6の課金情報管理部61では、サービス提供者8の設定した課金レートとサービス利用者の設定したサービス利用時間(=通信時間)を元に課金情報を計算し記憶する(ステップS49)。
次に、サービス利用者12がサービス利用時間を延長した場合の実時間通話システムの処理手順について図15、図16及び図17を参照して説明する。
コミュニケーションサーバ5の通信時間管理部が図16のステップS51にてサービス利用時間の経過を監視中に、サービス利用が継続され(ステップS52)、サービス利用時間管理部54にて記憶されているサービス利用時間満了接近(例えば、1分前)を検出すると(ステップS53)、コミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54はWEBサーバ7へサービス利用残時間の表示を意味する情報を送信する(ステップS54)。WEBサーバ7のサービス情報管理部71では、サービス利用者12のWEBブラウザ14内サービス情報表示部142へサービス利用残時間の表示を意味する情報を送信する(ステップS55)。サービス利用者12は、WEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図15(a)に示したように「残り時間が1分です。」というサービス利用残時間の画面(10)表示を確認することができる。
続けて、コミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54よりサービス利用時間の指示を要求する情報がWEBサーバへ送信され(ステップS56)、WEBサーバ7はサービス情報管理部71にてサービス利用時間の指示を要求すると(ステップS57)、サービス利用者12のWEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図17(a)に示すように、サービス利用時間(延長時間)の入力画面(12)を表示する。
サービス利用者12がWEBブラウザ14のサービス利用時間設定部142によりサービス利用の延長時間を、図17(a)の画面(12)に示すように、“5分”と入力し(ステップS58)、WEBサーバ7にサービス利用時間更新指示が送られ(ステップS59)、WEBサーバ7のサービス利用時間受付部72がコミュニケーションサーバ5のサービス利用時間管理部54に対してサービス利用時間更新設定の指示を行う(ステップS60)。
コミュニケーションサーバ5では、サービス利用時間管理部54により、サービス利用者12のサービス利用時間を更新して記憶すると(ステップS61)、サービス利用時間設定OKを意味する情報をWEBサーバに返答する(ステップS62)。
WEBサーバ7が、サービス情報管理部71によりサービス利用時間設定OKを意味する表示データをサービス利用者12へ送信することにより(ステップS63)、サービス利用者12はWEBブラウザ14のサービス情報表示部142にて図17(b)に示すように「サービス利用時間を5分間延長しました。」という延長されたサービス利用時間の表示を確認することができる。サービス利用者12は、5分間の延長で良ければOKボタンをクリックし、取り消すのであれば取り消しボタンをクリックすることができる。
コミュニケーションサーバ5の通信時間管理部53は、更新されたサービス利用時間の経過を監視する(ステップS64)。
以上に説明したように、上記実施の形態の実時間通信システム1は、サービス提供者8の通信端末装置9がサービス利用者12の通信端末装置13に対する課金レートを設定し、サービス利用者8の通信端末装置9がサービス利用時間を設定し、サービスプロバイダ3の通信管理装置4がサービス利用者12の通信端末装置13とサービス提供者8の通信端末装置9との間の通信セッションを確立すると共に、上記通信時間をサービス利用時間を基に管理し、上記課金レートを管理するので、サービス提供者8が設定した課金レートに対して、サービス利用者12に料金を予測させることができる。このため、サービス利用者12が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
この実時間通信システム1内にあって、サービスプロバイダ3の通信管理装置4は、コミュニケーションサーバ5がサービス利用者12の通信端末装置13とサービス提供者8の通信端末装置9との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者12の通信端末装置13によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理し、課金サーバ6がサービス提供者8の通信端末装置9によって設定された課金レートを管理すると共にサービス利用者12の課金情報を管理し、インターフェース手段であるWEBサーバ7がサービス利用者12及びサービス提供者8の各通信端末装置13及び9に対するコミュニケーションサーバ5及び課金サーバ6をインターフェースするので、実時間のコミュニケーションシステム内にあってサービス提供者8が設定した課金レートに対して、サービス利用者12側で料金を予測できる。このため、サービス利用者12が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなる。
1 実時間通信システム、2 インターネット、3 サービスプロバイダ、4 通信管理装置、5 コミュニケーションサーバ(通信管理手段)、6 課金サーバ(課金管理手段)、7 WEBサーバ(インターフェース手段)、8 サービス提供者、9 通信端末装置、10 コミュニケーションクライアント、11 WEBブラウザ、12 サービス利用者、13 通信端末装置、14 WEBブラウザ
Claims (16)
- 通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置とサービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金処理を管理する通信管理装置であって、
上記サービス利用者側の通信端末装置と上記サービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を基に通信時間を管理する通信管理手段と、
上記通信管理手段によって上記サービス利用者との間での通信が管理される上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共に上記サービス利用者の課金情報を管理する課金管理手段と、
上記サービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する上記通信管理手段及び上記課金管理手段のインターフェースとなるインターフェース手段と
を備えることを特徴とする通信管理装置。 - 上記通信管理手段は、上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションが確立すると上記通信時間を監視することを特徴とする請求項1記載の通信管理装置。
- 上記通信管理手段は、上記通信時間が上記サービス利用者側の通信端末装置が設定したサービス利用時間を経過したときには上記通信セッションを切断することを特徴とする請求項2記載の通信管理装置。
- 上記通信管理手段は、上記通信セッションを切断するまでの残り時間を上記サービス利用者側の通信端末装置へ通知することを特徴とする請求項3記載の通信管理装置。
- 上記通信管理手段は、上記通信中に上記サービス利用者側の通信端末装置によりサービス利用時間の延長が設定されたときには、上記通信セッションを延長してサービス利用時間を延長することを特徴とする請求項2記載の通信管理装置。
- 通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置とサービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金情報を管理する通信管理方法であって、
上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を管理する通信管理工程と、
上記通信管理工程によって上記サービス利用者との間での通信が管理される上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理すると共に上記サービス利用者の課金情報を管理する課金管理工程と、
上記サービス利用者側及びサービス提供者側の各通信端末装置に対する上記通信管理工程及び上記課金管理工程のインターフェースとなるインターフェース工程と
を備えることを特徴とする通信管理方法。 - 上記通信管理工程は、上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションが確立すると上記通信時間を監視することを特徴とする請求項6記載の通信管理方法。
- 上記通信管理工程は、上記通信時間が上記サービス利用者側の通信端末装置が設定したサービス利用時間を経過したときには上記通信セッションを切断することを特徴とする請求項7記載の通信管理方法。
- 上記通信管理工程は、上記通信セッションを切断するまでの残り時間を上記サービス利用者側の通信端末装置へ通知することを特徴とする請求項8記載の通信管理方法。
- 上記通信管理工程は、上記通信中に上記サービス利用者側の通信端末装置によりサービス利用時間の延長が設定されたときには、上記通信セッションを延長してサービス利用時間を延長することを特徴とする請求項7記載の通信管理方法。
- 通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置と、同じく通信網に接続されたサービス利用者側の通信端末装置と、上記サービス提供者側の通信端末装置と上記サービス利用者側の通信端末装置との間での実時間の通信を管理すると共に上記通信に伴う課金情報を管理する通信管理装置とからなる実時間通信システムであって、
上記サービス提供者側の通信端末装置はサービス利用者側の通信端末装置に対する課金レートを設定し、
上記サービス利用者側の通信端末装置はサービス利用時間を設定し、
上記通信管理装置は上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションを確立するために呼制御を行うと共に、サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間を管理し、上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理する
ことを特徴とする実時間通信システム。 - 上記通信管理装置は、上記サービス利用者側の通信端末装置とサービス提供者側の通信端末装置との間の通信セッションが確立すると上記通信時間を監視することを特徴とする請求項11記載の実時間通信システム。
- 上記通信管理装置は、上記通信時間が上記サービス利用者側の通信端末装置が設定したサービス利用時間を経過したときには上記通信セッションを切断することを特徴とする請求項12記載の実時間通信システム。
- 上記通信管理装置は、上記通信セッションを切断するまでの残り時間を上記サービス利用者側の通信端末装置へ通知することを特徴とする請求項13記載の実時間通信システム。
- 上記通信管理装置は、上記通信中に上記サービス利用者側の通信端末装置によりサービス利用時間の延長が設定されたときには、上記通信セッションを延長してサービス利用時間を延長することを特徴とする請求項12記載の実時間通信システム。
- 通信網に接続されたサービス提供者側の通信端末装置と、同じく通信網に接続されたサービス利用者側の通信端末装置と、上記サービス提供者側の通信端末装置と上記サービス利用者側の通信端末装置との間での通信に伴う課金情報を管理する通信管理装置とからなる実時間通信システムにおける課金方法であって、
上記サービス利用者側の通信端末装置によって設定されたサービス利用時間に基づいて通信時間を管理する通信時間管理工程と、
上記サービス提供者側の通信端末装置によって設定された課金レートを管理する課金レート管理工程と、
上記通信時間管理工程で管理された通信時間と上記課金レート管理工程で管理された課金レートによって上記サービス利用者に対する課金情報を計算する課金計算工程と
に従って課金処理を行うことを特徴とする実時間通信システムの課金方法。
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