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JP2005128462A - 装飾眼鏡枠部品 - Google Patents

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JP2005128462A
JP2005128462A JP2003394742A JP2003394742A JP2005128462A JP 2005128462 A JP2005128462 A JP 2005128462A JP 2003394742 A JP2003394742 A JP 2003394742A JP 2003394742 A JP2003394742 A JP 2003394742A JP 2005128462 A JP2005128462 A JP 2005128462A
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JP
Japan
Prior art keywords
spectacle frame
metal foil
spectacle
decorative
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003394742A
Other languages
English (en)
Inventor
Rie Saito
里恵 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hasegawa Optical Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hasegawa Optical Co Ltd filed Critical Hasegawa Optical Co Ltd
Priority to JP2003394742A priority Critical patent/JP2005128462A/ja
Publication of JP2005128462A publication Critical patent/JP2005128462A/ja
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Abstract

【課題】拡大部分と非拡大部分が浮き上がって見えるような装飾を施した軽くて細い樹脂枠部品を提供すること。
【解決手段】表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂よりなる眼鏡枠部品10を基材として用い、該眼鏡部品の裏面13にプライマー14を塗布後、金箔15を該裏面に散らして蒔き、その後、前記金箔を覆うように該眼鏡枠部品の裏面に、前記蒔かれた金箔とは異なった色のパール塗料16により塗装を施し、前記金箔装飾部分が前記凸状曲面の凸レンズ効果により拡大部分と非拡大部分が角度によって変化して見えるように、且つ角度によっては浮き上がって見えるように装飾を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に樹脂製の装飾眼鏡枠部品に関する。
従来の樹脂製フレームの装飾の主な方法は、(a)テンプル芯金に装飾性の物体をロウ付けして透明な樹脂で被覆し外側から透けて見える様にした物や、(b)外側が透明な樹脂板と内側に色の付いた樹脂板を貼り合わせて二重構造とし、色の違いを表したものが提供されていた。
しかしながら、上記(a)の様にテンプル芯金に装飾性の物体をロウ付けして透明な樹脂で被覆し外側から透けて見えるようにした物は、フレーム自体が太く且つ重くなり、鼻、耳に負担が掛かることにより肌が擦れて赤くなってしまう。又装飾も限定された部分にしか施せない。次に(b)の様に、外側が透明な樹脂板と内側に色の付いた樹脂板を貼り合わせて二重構造とし、色の違いを表したものは、フレーム自体が幅広く且つ厚くならざるを得ず、又切削等により装飾を施さねばならず非常に手間が掛かりコスト高になってしまった。又浮き上がって見えるような装飾を施す事は非常に困難であった。
そこで本発明に於いては、表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂よりなる眼鏡枠部品を基材として用い、該眼鏡枠部品の裏面にプライマーを塗布後、金属箔を該裏面に散らして蒔き、その後、前記金属箔を覆うように該眼鏡枠部品の裏面に、前記蒔かれた金属箔とは異なった色の塗料により塗装を施し、前記金属箔装飾部分が前記凸状曲面の凸レンズ効果により拡大部分と非拡大部分が角度によって変化して見えるように、又は角度によっては浮き上がって見えるようにすることにより上記課題の解決を図った。
本発明の装飾眼鏡枠部品は、テンプルや他の枠部品を太く、大きく、重くすること無しに、軽くて細い部材をそのまま使用でき、外観上、すなわち他人の目から見た場合に於いては、見る角度、又は光の当たる角度が変化することにより、本発明の装飾が施された枠部品の装飾部が枠部品表面の凸状曲面の凸レンズ効果により拡大部分と非拡大部分が変化して表れ、且つ角度によっては浮き上がって見え、今迄に無い感覚の装飾効果を有する眼鏡枠部品及び眼鏡を簡単に且つ安価に提供可能となった。
表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂よりなる眼鏡枠部品に於いて、該眼鏡部品の裏面にプライマーを塗布後、金箔を該裏面に散らして蒔き、その後、前記金箔を覆うように該眼鏡枠部品の裏面に、前記蒔かれた金箔とは異なった色のパール塗料により塗装を施し、前記金箔装飾部分が前記凸状曲面の凸レンズ効果により拡大部分と非拡大部分が角度によって変化して見えるように、又は角度によっては浮き上がって見えるように装飾を実現した。
以下、本発明を図によって詳しく説明すると、(以下、眼鏡枠部品の代表としてテンプルを持って説明する。)図1は本発明の実施例の装飾を施したテンプル10の斜視図であって、補強用の貫通芯金を有さないテンプル10はその表面11が部分的又は全体的に凸状曲面12を有する透明な熱可塑性樹脂より形成されている。該透明な熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、ポリスルフィドポリマー、ポリスルフォン、ポリエーテルケトン、等のエンジニアリングプラスチック、の内から選ばれた一つ及び/又はそれらのブレンド又はアロイが好ましい。
図2は図1のB−B線断面拡大図であって、テンプル10の表面11は凸状曲面12に形成されており、中心を芯金で補強してないので表面からだと裏面まではっきり透けて見えるようになっている。そして前記裏面13にプライマー14を塗布する(プライマーは全体的に塗布しても良い)。次に金属箔15(好ましくは金箔)を散らすようにして蒔き、その上から該金属箔とは異なった色の塗料16により前記金属箔の上に覆うようにして裏面全体又は部分的に塗布する。前記塗装部分がテンプルの上面17及び下面18に掛かっても勿論構わない。
そして、前記塗料16はパール系の塗料が好ましく、薄く光を通すぐらいのパール塗料を用いると、装飾部が鮮やかに際立って、浮いて見える効果が増す。又、仕上げにクリアコートを全体的に施しても良い。
図3は図1のB−B線断面拡大図のテンプル10aの断面形状を角丸四角形にしたものあり、このように一部分が凸状になっているだけでも良く、凸レンズ効果により、金属箔装飾部15aはやはり拡大して見える部分と非拡大部分が、角度の変化によって現れ、且つ角度によっては浮き上がって見えることとなる。
又、図4や図5のように断面形状が楕円形であっても良い。又テンプルの一部分の断面形状が上記凸状曲面又は球面になっていれば良い。そして、装飾部分は図3のように平面上に施されても良く、図4のように曲面上に施されてもよい。
図6は装飾部に金箔を使用し、塗料にはパール塗料を使用した場合の説明用断面図であり、特にこの場合、装飾部である金箔15が際立って見えるのは、光20がパール塗料16の板状粒子21の多層構造により規則的な反射・透過を繰り返すことによって多重層反射が起こり、真珠光沢が発生するのと、該多重反射した光の一部が金箔を透過するのと、金箔表面の明るい金色の反射22により、金箔15がバックライトを受けるように際立って見える為と想像される。
図7は、図3,4,5の矢印Cの位置からテンプル装飾部を見た図であり、凸レンズ効果により拡大して見える部分が当然生じてくる。又、矢印Fの角度から見ると上面又は下面に反射した装飾部の虚像が残り浮き上がって見えるような効果を呈する。このような効果は従来の芯金を貫通した樹脂製のテンプルでは得られなかったものである。そして、このような効果があるにも拘らず、従来よりもずっと軽く細いテンプルですむこととなる。したがって、装着者の耳又は鼻とか、体への負担も少なくなる。
本発明の装飾を施した眼鏡枠部品(テンプル) 図1のB−B断面拡大図 図1の他の変化例のB−B拡大断面図 図1の他の変化例のB−B拡大断面図 図1の他の変化例のB−B拡大断面図 本発明の装飾部の説明用拡大断面図 図2の矢印Cから見たテンプル正面図 図2の矢印Fから見たテンプル正面図
符号の説明
10 テンプル(眼鏡枠部品)
11 テンプル表面
12 テンプル表面凸状曲面
13 テンプル裏面
14 プライマー層
15 装飾部
16 塗料層
17 テンプル上面
18 テンプル下面
20 入射光
21 板状粒子
22 金箔の反射光

Claims (4)

  1. 表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂よりなる眼鏡枠部品に於いて、該眼鏡部品の裏面にプライマーを塗布後、金属箔を該裏面に散らして蒔き、その後、前記金属箔を覆うように該眼鏡枠部品の裏面に、前記蒔かれた金属箔とは異なった色の塗料により塗装を施した事を特徴とする、装飾眼鏡枠部品。
  2. 表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂よりなる眼鏡枠部品に於いて、該眼鏡部品の裏面にプライマーを塗布後、金属箔を該裏面に散らして蒔き、その後、前記金属箔を覆うように該眼鏡枠部品の裏面に、前記蒔かれた金属箔とは異なった色の塗料により塗装を施し、前記金属箔装飾部分が前記凸状曲面の凸レンズ効果により拡大部分と非拡大部分が角度によって変化して見えるように、又は角度によって浮き上がって見えるようにされた事を特徴とする、装飾眼鏡枠部品。
  3. 前記金属箔が金箔であり、前記塗料がパール塗料であることを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾眼鏡枠部品。
  4. 前記表面が部分的又は全体的に凸状曲面を有する透明な熱可塑性樹脂の眼鏡部品が、補強用の貫通芯金を有さないテンプルであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装飾眼鏡枠部品。
JP2003394742A 2003-10-21 2003-10-21 装飾眼鏡枠部品 Pending JP2005128462A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012777A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Maezawa Kanagata:Kk 装飾体及びその製造方法
JP2012520489A (ja) * 2009-03-16 2012-09-06 ブレント シェルドン、 反射フレームを備えたアイウェア
JP2014043054A (ja) * 2012-08-01 2014-03-13 Mimaki Engineering Co Ltd 部材付着式装飾方法

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