JP2005112925A - 硬化性組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が700ppm以下であるトリアリルイソシアヌレートを用いる。
【選択図】 なし
Description
(A)トリアリルイソシアヌレート、(B)1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する化合物、(C)ヒドロシリル化触媒を必須成分として含有する硬化性組成物であって、(A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が700ppm以下である硬化性組成物(請求項1)であり、
(A)成分が、700ppmを超える1,3−ジアリル尿素の含有量を精製処理によって700ppm以下に低減したトリアリルイソシアヌレートである請求項1に記載の硬化性組成物(請求項2)であり、
トリアリルイソシアヌレートの精製処理が、塩基性物質を除去可能な処理剤を用いた処理である請求項2に記載の硬化性組成物(請求項3)であり、
(A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が100ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物(請求項4)であり、
(A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が50ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物(請求項5)であり、
(A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が10ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物(請求項6)である。
((A)成分)
本発明の(A)成分は、トリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が700ppm以下であるトリアリルイソシアヌレートである。上記含有量はガスクロマトグラフィーによる内部標準法により測定できる。
トリアリルイソシアヌレート製造中に1,3−ジアリル尿素を副生する可能性のある不純物を極力排除した原料および反応条件を選択することによっても、1,3−ジアリル尿素の含有量が700ppm以下であるトリアリルイソシアヌレートが製造できる。
次に、(B)成分であるSiH基を有する化合物について説明する。
本発明の(B)成分は、1分子中に少なくとも2個のSiH基を含有する化合物である。
(B)成分については1分子中に少なくとも2個のSiH基を含有する化合物であれば特に制限がなく、例えば国際公開WO96/15194に記載される化合物で、1分子中に少なくとも2個のSiH基を有するもの等が使用できる。
一般式(I)で表される化合物中の置換基R1は、C、H、Oから構成されるものであることが好ましく、炭化水素基であることがより好ましく、メチル基であることがさらに好ましい。
(B)成分は単独もしくは2種以上のものを混合して用いることが可能である。
ここで(α)成分は、SiH基と反応性を有する炭素−炭素二重結合を1分子中に少なくとも2個含有する有機化合物(α1)を用いることができる。(α1)成分を用いると得られる硬化物の架橋密度が高くなり力学強度が高い硬化物となりやすい。
(α1)成分としては、SiH基と反応性を有する炭素−炭素二重結合を1分子中に少なくとも2個含有する有機化合物であれば特に限定されない。
有機化合物としてはポリシロキサン−有機ブロックコポリマーやポリシロキサン−有機グラフトコポリマーのようなシロキサン単位(Si−O−Si)を含むものではなく、構成元素としてC、H、N、O、S、ハロゲン以外の元素を含まない化合物がより好ましい。シロキサン単位を含むものの場合は、ガス透過性やはじきの問題がある。
(α1)成分のSiH基と反応性を有する炭素−炭素二重結合を1分子中に少なくとも2個含有する有機化合物は、有機重合体系の化合物と有機単量体系化合物に分類できる。
(α1)成分は、単独もしくは2種以上のものを混合して用いることが可能である。
(α2)成分としては、SiH基と反応性を有する炭素−炭素二重結合を1分子中に1個含有する有機化合物であれば特に限定されないが、(B)成分が(Α)成分と相溶性がよくなるという点においては、化合物としてはポリシロキサン−有機ブロックコポリマーやポリシロキサン−有機グラフトコポリマーのようなシロキサン単位(Si−O−Si)を含むものではなく、構成元素としてC、H、N、O、S、およびハロゲンのみを含むものであることが好ましい。
(α2)成分の化合物は、重合体系の化合物と単量体系化合物に分類できる。
上記のような(α2)成分としては単一のものを用いてもよいし、複数のものを組み合わせて用いてもよい。
(β)成分は、1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する鎖状及び/又は環状のポリオルガノシロキサンである。
具体的には、例えば
ここで、(α)成分との相溶性が良くなりやすいという観点から、下記一般式(I)
一般式(I)で表される化合物中の置換基R1は、C、H、Oから構成されるものであることが好ましく、炭化水素基であることがより好ましく、メチル基であることがさらに好ましい。
上記したような各種(β)成分は単独もしくは2種以上のものを混合して用いることが可能である。
次に、本発明の(B)成分として、(α)成分と(β)成分をヒドロシリル化反応して得ることができる化合物を用いる場合の、(α)成分と(β)成分とのヒドロシリル化反応に関して説明する。
尚、(α)成分と(β)成分をヒドロシリル化反応すると、本発明の(B)成分を含む複数の化合物の混合物が得られることがあるが、そこから(B)成分を分離することなく混合物のままで用いて本発明の硬化性組成物を作成することもできる。
反応時間、反応時の圧力も必要に応じ種々設定できる。
その他、反応性を制御する目的等のために種々の添加剤を用いてもよい。
次に(C)成分であるヒドロシリル化触媒について説明する。
ヒドロシリル化触媒としては、ヒドロシリル化反応の触媒活性があれば特に限定されないが、例えば、白金の単体、アルミナ、シリカ、カーボンブラック等の担体に固体白金を担持させたもの、塩化白金酸、塩化白金酸とアルコール、アルデヒド、ケトン等との錯体、白金−オレフィン錯体(例えば、Pt(CH2=CH2)2(PPh3)2、Pt(CH2=CH2)2Cl2)、白金−ビニルシロキサン錯体(例えば、Pt(ViMe2SiOSiMe2Vi)n、Pt[(MeViSiO)4]m)、白金−ホスフィン錯体(例えば、Pt(PPh3)4、Pt(PBu3)4)、白金−ホスファイト錯体(例えば、Pt[P(OPh)3]4、Pt[P(OBu)3]4)(式中、Meはメチル基、Buはブチル基、Viはビニル基、Phはフェニル基を表し、n、mは、整数を示す。)、ジカルボニルジクロロ白金、カールシュテト(Karstedt)触媒、また、アシュビー(Ashby)の米国特許第3159601号および3159662号明細書中に記載された白金−炭化水素複合体、ならびにラモロー(Lamoreaux)の米国特許第3220972号明細書中に記載された白金アルコラート触媒が挙げられる。さらに、モディック(Modic)の米国特許第3516946号明細書中に記載された塩化白金−オレフィン複合体も本発明において有用である。
また、これらの硬化遅延剤は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
また、これらのカップリング剤、シランカップリング剤、エポキシ化合物等は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
本発明に用いられる有機アルミニウム化合物としては、トリメトキシアルミニウム、トリエトキシアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリノルマルプロピルアルミニウム等のアルミニウムアルコラート化合物;ナフテン酸、ステアリン酸、オクチル酸、安息香酸等のアルミニウム有機酸塩;アルミニウムエチルアセトアセトアセテートジイソプロピレート、アルミニウムエチルアセトアセトアセテートジイソブチレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムビスエチルアセトアセテートモノアセチルアセトネート、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)等のアルミニウムキレート化合物等が挙げられるが、反応性、基材との接着性・密着性の観点から、アルミニウムキレート、及びアルミニウムアルコラートが好ましく、さらにヒドロシリル化硬化反応との相性からアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)が好ましい。又これらを併用してもよい。
本発明に用いられるほう酸エステルとしては、ほう酸トリ−2−エチルヘキシル、ほう酸ノルマルトリオクタデシル、ほう酸トリノルマルオクチル、ほう酸トリフェニル、トリメチレンボレート、トリス(トリメチルシリル)ボレート、ほう酸トリノルマルブチル、ほう酸トリ−sec−ブチル、ほう酸トリ−tert−ブチル、ほう酸トリイソプロピル、ほう酸トリノルマルプロピル、ほう酸トリアリル、ほう酸トリエチル、ほう酸トリメチル、ほう素メトキシエトキサイド等が挙げられる。ほう酸エステルとしては1種類のみを用いてもよく、2種類以上を混合して用いても良い。混合は事前に行なっても良く、また硬化物作成時に混合しても良い。
高温下での着色性が低い点からほう酸トリエチルが好ましく、ほう酸トリメチルがさらに好ましい。
本発明に用いられるチタン系化合物としては、テトライソプロポキシチタン、テトラブトキシチタン等のテトラアルコキシチタン類:チタンテトラアセチルアセトナート等のチタンキレート類:オキシ酢酸やエチレングリコール等の残基を有する一般的なチタネートカップリング剤が例示できる。
これらのシラノール縮合触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
これらのシラノール源化合物は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
また、これらのカルボン酸類あるいは/および酸無水物類は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
これらの熱硬化性樹脂は単独で用いても、複数のものを組み合わせてもよい。
熱可塑性樹脂としては単一のものを用いてもよいし、複数のものを組み合わせて用いてもよい。
充填材としては各種のものが用いられるが、例えば、石英、ヒュームシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、溶融シリカ、結晶性シリカ、超微粉無定型シリカ等のシリカ系充填材、窒化ケイ素、銀粉、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化チタン、ガラス繊維、炭素繊維、マイカ、カーボンブラック、グラファイト、ケイソウ土、白土、クレー、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、無機バルーン等の無機充填材をはじめとして、エポキシ系等の従来の封止材の充填材として一般に使用あるいは/および提案されている充填材等を挙げることができる。
充填材は適宜表面処理してもよい。表面処理としては、アルキル化処理、トリメチルシリル化処理、シリコーン処理、カップリング剤による処理等が挙げられる。
充填材の粒径50μm以上の粒子の割合としては、封止材の狭い隙間への浸透性が良好となりやすいという点においては、1重量%以下であることが好ましく、0.1重量%以下であることがより好ましい。
充填材の平均粒子径、充填材の粒径50μm以上の粒子の割合はレーザー法マイクロトラック粒度分析計を用いて測定することができる。
比表面積はBET法モノソーブ比表面積測定装置によって測定できる。
充填材は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
また、これらの老化防止剤は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
また、これらのラジカル禁止剤は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
また、これらの紫外線吸収剤は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
溶媒としては、トルエン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、クロロホルムが好ましい。
これらの、溶媒は単独で使用してもよく、2種類以上の混合溶媒として用いることもできる。
例えば光学材料、電子材料の他、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が使用される一般の用途が挙げられ、例えば、接着剤、塗料、コーティング剤、成形材料(シート、フィルム、FRP等を含む)、絶縁材料(プリント基板、電線被覆等を含む)、封止剤の他、他樹脂等への添加剤等が挙げられる。
例えば、カラーフィルター保護膜、TFT平坦化膜、基板材料のような液晶表示装置に用いられる材料や、封止剤、ダイボンド剤等の発光ダイオード(LED)に用いられる材料が挙げられる。
農業用では、ハウス被覆用フィルムも挙げられる。
さらに自動車の電子部品周辺の保護剤、コーティング剤、封止剤、接着剤等も挙げられる。
その他、当該用途に用いられている他樹脂等への添加剤等も挙げられる。
半導体としては通常のシリコンをベースとしたもののみではなく、ガリウム、インジウム、ゲルマニウム、亜鉛等種々の金属をベースとしたものを含む。その他、有機半導体も含む。素子としてはトランジスタ、抵抗、ダイオード等の他、発光ダイオード、半導体レーザー等の発光素子や、各種センサー等の受光素子、さらには太陽電池等も含む。また、メモリー、論理回路などの各種IC、LSI等も含まれる。半導体の形状としても通常の平板状、ブロック状のものの他、薄膜状、ボール状のもの(ボールセミコンダクター)のもの等も含まれる。半導体大きさについても種々適用可能であり、例えば0.3mm角のような小さなものから、25mm角あるいは100mm角のような大型のものでもよい。その他半導体上に設けられたパッシベーション膜等の保護膜や、ハンダバンプ、金バンプ、アルミパッド等の接続部位等についても適宜設定できる。
電気接点としては基板とケーブルの接続点、ケーブルとケーブルの接続点あるいは基板同士の接続点、基板と素子の接続点、ケーブルと素子の接続点などが挙げられる。
半導体の封止剤としては、コンデンサ、トランジスタ、ダイオード、発光ダイオード、IC、LSI、センサー等をキャスティング、ポッティング、ディッピング、トランスファーモールド、コーティング、スクリーン印刷等で封止するための封止剤が挙げられ、より具体的には発光ダイオード、IC、LSI、センサー等のCOB、COF、TABといったポッティング封止剤、フリップチップのアンダーフィル(キャピラリーフロータイプおよびコンプレッションフロータイプ)、BGA、CSP等のICパッケージ類実装時の封止剤(補強用アンダーフィル)、スタックドIC用の封止剤、ウェハレベルCSP用の封止剤等を挙げることができる。その他、半導体前工程に使用されるパッシベーション膜、ジャンクションコート膜、バッファコート膜等の各種保護膜も半導体の封止剤の例である。
(製造例1)
内径95mmの減圧吸引可能な漏斗上に濾紙を装着し、シリカ(和光純薬株式会社製ワコーゲルC−200(登録商標))を80g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート300gを減圧度を調整することにより約1滴/秒の速度で吸着濾過処理を2サイクル行なった。回収されたシリカ処理トリアリルイソシアヌレートは250gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は90ppmであった。
内径60mmの減圧吸引可能な漏斗上に濾紙を装着し、合成ケイ酸アルミニウム(協和化学工業株式会社製キョーワード(登録商標)700)を20g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート130gを減圧度を調整することにより約1滴/秒の速度で吸着濾過処理を2サイクル行なった。回収された合成ケイ酸アルミニウム処理トリアリルイソシアヌレートは110gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は530ppmであった。
内径60mmの減圧吸引可能な漏斗上に濾紙を装着し、活性白土(水澤化学工業株式会社製ガレオンアース(登録商標))を20g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート157gを減圧しながら吸着濾過処理を行ない、活性白土処理トリアリルイソシアヌレート60gを得た。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は520ppmであった。
0.1Nの硫酸水溶液200gとガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート200gを500ml三角フラスコに入れ、室温で2時間磁気攪拌を行なった。分液漏斗でトリアリルイソシアヌレート層と水層を分離、トリアリルイソシアヌレート層を200gの純水で3回洗浄し、水層が中性を示すことを確認した。乾燥剤として無水硫酸ナトリウムを添加し一晩放置した。翌日濾過により硫酸ナトリウムを除去し、硫酸処理トリアリルイソシアヌレート165gを得た。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は190ppmであった。
内径35mmの加圧濾過器にメンブレンフィルターを装着し、シリカ(和光純薬株式会社製ワコーゲルC−200(登録商標))を80g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート300gを窒素圧約0.1MPaで加圧濾過を行なった。1回目の加圧濾過処理により得られたシリカ処理トリアリルイソシアヌレートは180gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は450ppmであった。新たに内径35mmの加圧濾過器にメンブレンフィルターを装着し、シリカ(和光純薬株式会社製ワコーゲルC−200(登録商標))を40g充填し、1,3−ジアリル尿素の含有量450ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレート150gを窒素圧約0.2MPaで加圧濾過を行なった。2回目の加圧濾過処理により得られたシリカ処理トリアリルイソシアヌレートは85gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は90ppmであった。
内径35mmの加圧濾過器にメンブレンフィルターを装着し、シリカ(和光純薬株式会社製ワコーゲルC−200(登録商標))を40g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート370gを窒素圧約0.2MPaで加圧濾過を行なった。1回目の加圧濾過処理により得られたシリカ処理トリアリルイソシアヌレートは300gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は520ppmであった。新たに内径35mmの加圧濾過器にメンブレンフィルターを装着し、シリカ(和光純薬株式会社製ワコーゲルC−200(登録商標))を40g充填し、1,3−ジアリル尿素の含有量520ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレート290gを窒素圧約0.2MPaで加圧濾過を行なった。2回目の加圧濾過処理により得られたシリカ処理トリアリルイソシアヌレートは230gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は140ppmであった。同様に新たなシリカを充填して加圧濾過処理を行ない、1,3−ジアリル尿素の含有量が30ppmであるシリカ3回処理トリアリルイソシアヌレート160gを得た。同様に新たなシリカを充填して加圧濾過処理を行ない、シリカ4回処理トリアリルイソシアヌレート80gを得た。このシリカ4回処理トリアリルイソシアヌレートからはガスクロマトグラフィー測定では1,3−ジアリル尿素が検出されなかった。これは検出感度より1,3−ジアリル尿素含量10ppm以下に相当する。
内径60mmの減圧吸引可能な漏斗上に濾紙を装着し、酸化マグネシウム(協和化学工業株式会社製キョーワマグ(登録商標)150)を20g充填した。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート130gを減圧度を調整することにより約1滴/秒の速度で吸着濾過処理を2サイクル行なった。回収された酸化マグネシウム処理トリアリルイソシアヌレートは70gであり、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は2700ppmであった。
純水160gとガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート160gを500ml三角フラスコに入れ、室温で2.5時間磁気攪拌を行なった。分液漏斗でトリアリルイソシアヌレート層と水層を分離、乾燥剤として無水硫酸ナトリウムを添加し一晩放置した。翌日濾過により硫酸ナトリウムを除去し、硫酸処理トリアリルイソシアヌレート130gを得た。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量は1100ppmであった。
(1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する化合物の製造)
2Lオートクレーブにトルエン510g、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン(信越化学工業株式会社製 KF9902)432gを入れ、液温107℃で加熱、攪拌した。気相部を酸素含有量3%の窒素混合ガスで置換した後、トリアリルイソシアヌレート(日本化成株式会社製 1,3−ジアリル尿素 2800ppm含有)60g、トルエン90g及び白金ビニルシロキサン錯体のキシレン溶液(白金として3wt%含有)0.38gの混合液を25分かけて滴下した。滴下終了直後およびその後30分間隔で気相部を酸素含有量3%の窒素混合ガスで置換し、0.1MPa加圧して反応を継続させた。滴下終了から5.5時間後に1H−NMRでアリル基の反応率が95%以上であることを確認し、冷却により反応を終了した。未反応の1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン及びトルエンを減圧留去した。
製造例1で得られたシリカ処理トリアリルイソシアヌレート1.0gと製造例7で得られた部分反応物B1.5gを十分に混合した。表面温度135℃に調節した熱板上に一滴落とし、スパチュラで攪拌し続け液状物が固形物に変化するまでの時間(ゲル化時間)を測定すると93秒であった。
製造例1で得られた処理されたトリイソシアヌレートのかわりに製造例2〜6で得られた処理されたトリアリルイソシアヌレートを用いて実施例1と同様にゲル化時間を測定した。結果をそれぞれ実施例2〜6とし、実施例1とともに表1に示した。
製造例1で得られた処理されたトリイソシアヌレートのかわりに比較合成例1〜2の処理により得られたトリアリルイソシアヌレートおよび上記製造例および比較製造例の原料として用いた、ガスクロマトグラフィーによる内部標準法により定量した1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレートを用いて実施例1と同様にゲル化時間を測定した。結果をそれぞれ比較例1〜3とし、表1に示した。
製造例1で得られた1,3−ジアリル尿素含量90ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレートに、5重量%の1,3−ジアリル尿素(Aldrich製試薬、純度98%)のトルエン溶液を1,3−ジアリル尿素として500ppm添加した(1,3−ジアリル尿素の含有量は590ppm)。トルエンを除いた1,3−ジアリル尿素含量590ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレート1.0gと製造例7で得られた部分反応物B1.5gを十分に混合した。表面温度135℃に調節した熱板上に一滴落とし、スパチュラで攪拌し続け液状物が固形物に変化するまでの時間(ゲル化時間)を測定すると101秒であった。
製造例1で得られた1,3−ジアリル尿素含量90ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレートに、5重量%の1,3−ジアリル尿素(Aldrich製試薬、純度98%)のトルエン溶液を1,3−ジアリル尿素として100ppm添加した(1,3−ジアリル尿素の含有量は190ppm)。トルエンを除いた1,3−ジアリル尿素含量190ppmのシリカ処理トリアリルイソシアヌレート1.0gと製造例7で得られた部分反応物B1.5gを十分に混合した。表面温度135℃に調節した熱板上に一滴落とし、スパチュラで攪拌し続け液状物が固形物に変化するまでの時間(ゲル化時間)を測定すると98秒であった。
ジアリルモノグリシジルイソシアヌレート(四国化成株式会社製)0.4g、製造例6で得られた1,3−ジアリル尿素含量10ppm以下のトリアリルイソシアヌレート0.6gと製造例7で得られた部分反応物B1.2gを十分に混合した。表面温度135℃に調節した熱板上に一滴落とし、スパチュラで攪拌し続け液状物が固形物に変化するまでの時間(ゲル化時間)を測定すると88秒であった。
ジアリルモノグリシジルイソシアヌレート(四国化成株式会社製)0.4g、1,3−ジアリル尿素の含有量が2,800ppmである日本化成株式会社製トリアリルイソシアヌレート0.4g、製造例6で得られた1,3−ジアリル尿素含量10ppm以下のトリアリルイソシアヌレート0.2gと製造例7で得られた部分反応物B1.2gを十分に混合した。表面温度135℃に調節した熱板上に一滴落とし、スパチュラで攪拌し続け液状物が固形物に変化するまでの時間(ゲル化時間)を測定すると110秒であった。
Claims (6)
- (A)トリアリルイソシアヌレート、(B)1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する化合物、(C)ヒドロシリル化触媒を必須成分として含有する硬化性組成物であって、(A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が700ppm以下である硬化性組成物。
- (A)成分が、700ppmを超える1,3−ジアリル尿素の含有量を精製処理によって700ppm以下に低減したトリアリルイソシアヌレートである請求項1に記載の硬化性組成物。
- トリアリルイソシアヌレートの精製処理が、塩基性物質を除去可能な処理剤を用いた処理である請求項2に記載の硬化性組成物。
- (A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が100ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物。
- (A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が50ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物。
- (A)成分であるトリアリルイソシアヌレート中の1,3−ジアリル尿素の含有量が10ppm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性組成物。
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