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JP2005111568A - 塗工用ロッドの研磨装置及び方法 - Google Patents

塗工用ロッドの研磨装置及び方法 Download PDF

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JP2005111568A JP2003344816A JP2003344816A JP2005111568A JP 2005111568 A JP2005111568 A JP 2005111568A JP 2003344816 A JP2003344816 A JP 2003344816A JP 2003344816 A JP2003344816 A JP 2003344816A JP 2005111568 A JP2005111568 A JP 2005111568A
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Satoru Matsumoto
悟 松本
Atsushi Oshima
篤 大島
Yasuto Naruse
康人 成瀬
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】 塗工用ロッドの研磨を簡単且つ高精度に行う。
【解決手段】 塗工用ロッド10を研磨する研磨装置11を、塗工用ロッド10を上下方向から回転自在に挟持する複数のラッパ15と、各ラッパ15を保持する保持台16と、塗工用ロッド10の端部を把持するチャック17とから構成する。チャック17に塗工用ロッド10を回転させるロッド回転部29を設けるとともに、ロッドを軸方向に往復動させるロッドシフト部30を接続する。各ラッパ15の下部ラッパ本体15a及び上部ラッパ本体15bと、塗工用ロッド10の周面とが接する面に研磨剤(図示せず)を供給する。ロッド回転部29及びロッドシフト部30を用いて、塗工用ロッド10を回転させながら、その軸方向に往復動させるようにしたので、塗工用ロッド10の研磨を簡単且つ高精度に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドの研磨装置及び方法に関するものである。
感光材料、写真製版材料、磁気記録材料、記録紙材料、感光性平版印刷版(以下、単にPS版という)などを製造する際には、薄い金属板、紙、フイルム等のウェブ状の被塗布体を長手方向に連続して走行させつつ各種塗布液を塗布している。このような塗布を行う塗布法としては、ロッドコータを用いて被塗布体の塗布面に塗工用ロッド(バーともいう)を当接させ、ロッド表面に塗布液を供給しながら塗工用ロッドを回転させて塗布を行う塗布法が良く知られている。
塗工用ロッドには、周知のようにロッド周面の周方向に多数の溝(凹凸部)が形成され、塗工用ロッドによって被塗布体に塗布される塗布液の量は、この溝の深さと幅とに依存する。この溝を形成する方法としては、例えば、塗工用ロッドにワイヤを巻く方法(ワイヤーバー)や、ロッド周面に、切削加工、転造加工、レーザー加工等を施す方法などが多く用いられている。そして、切削加工、転造加工、レーザー加工等により溝を加工した場合にはロッドの耐磨耗性を上げるため、例えば特許文献1に記載されているように、溝加工後のロッドの表面に硬質クロムめっきやアモルファスクロムめっきなどを施している。
特開2001−901号公報 (第3頁)
ところで、ロッドの耐磨耗性を上げるために硬質クロムめっき処理など行うと、めっき粒が形成されてしまうことがある。ここで、めっき粒とは、めっき形成途中にめっき液内を浮遊しているゴミやめっき屑などが付着し、これらの付着物が核となって形成された凹凸部のことである。また、溝加工後の表面には微小な突起が残っている。これらの微小突起が残ったり、めっき粒が形成された状態でウェブに塗布を行うと、当然のことながらウェブ表面に擦り傷や押し痕が発生してしまうので、塗布前に塗工用ロッド表面の微小突起やめっき粒を研磨して除去する必要がある。微小突起やめっき粒を除去する方法としては、例えば、周知の円筒研削盤、芯なし研削盤、木工用研削盤などの既存の研磨装置を用いたり、作業者が研磨剤などの砥粒(ラップ剤)を被研磨面に塗布して手作業で研磨を行う所謂ラップ作業(加工)などがよく知られている。
しかしながら、既存の研磨装置では、研磨を高精度に行うことができないため、微小突起やめっき粒を除去することが困難である。また、単に表面を研磨するだけではロッドの真直度、真円度、うねり等のロッド自体の変形を効率良く除去することができない。このロッド自体の変形は塗布むらの原因となってしまう。また、ラップ作業は、作業者による手作業の研磨であるため時間がかかってしまい生産効率が悪くなってしまう。さらに、熟練した作業者でないと高精度に研磨を行うことができないという問題がある。従って、高精度且つ簡単に塗工用ロッドを研磨する方法が求められていた。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、高精度且つ簡単に塗工用ロッドを研磨することができる塗工用ロッドの研磨装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の塗工用ロッドの研磨装置及び方法は、ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨装置において、前記塗工用ロッドを回転自在に保持するように設けられ、この塗工用ロッドの周面を研磨する研磨部材と、塗工用ロッドを回転させながら、その軸方向に往復動させる回転往復動手段とを備えたことを特徴とする。また、前記研磨部材は前記塗工用ロッドの軸方向に所定間隔で分割されていることが好ましい。さらに、前記分割された各研磨部材の前記軸方向の長さをWとし、前記回転往復動手段により前記塗工用ロッドを往復動させるときのストローク量をLとしたときに、回転往復動手段は、W≦Lとなるように塗工用ロッドを往復動させることが好ましい。
また、ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨装置において、前記塗工用ロッドを回転自在に保持する保持台と、前記保持台上で塗工用ロッドを回転させる回転手段と、回転させられている塗工用ロッドの周面に研磨部材を当接させて研磨を行う研磨手段とを備えたことを特徴とする。また、前記研磨部材として砥石を用いるとともに、研磨時に前記砥石を前記塗工用ロッドの軸方向に移動させながら研磨を行うことが好ましい。さらに、前記研磨部材として帯状の研磨部材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものを用いることが好ましい。また、前記保持台上で回転している前記塗工用ロッドの周面と、この塗工用ロッドの周面に当接する前記帯状の研磨部材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものの研磨面との間に研磨剤を供給するための液流路を設けるとともに、この液流路に新しい研磨剤を送り込む研磨剤給液手段を設けることが好ましい。
また、ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨方法において、前記塗工用ロッドを保持台上で回転させるとともに、この回転中の塗工用ロッドの周面に研磨部材を当接させて研磨を行うことを特徴とする。また、ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨方法において、前記塗工用ロッドの周面を研磨部材で囲むとともに、この塗工用ロッドを回転させながら研磨を行うことを特徴とする。
さらに、前記研磨部材の研磨面と前記塗工用ロッドの周面との間に研磨剤を供給しながら研磨を行うことが好ましい。また、前記研磨剤として、砥粒の分散液を用いることが好ましい。
また、前記塗工用ロッドを回転させながら、その軸方向に往復動させて研磨を行うことが好ましい。また、前記研磨部材は、前記塗工用ロッドの軸方向に所定の間隔で分割されていることが好ましい。さらに、分割された各研磨部材の前記軸方向の長さをWとし、前記塗工用ロッドを往復動させるときのストローク量をLとしたときに、W≦Lとなるように塗工用ロッドを往復動させながら研磨を行うことが好ましい。
また、前記研磨部材として、砥石を用いることが好ましい。また、前記砥石を前記塗工用ロッドの軸方向に移動させながら研磨を行うことが好ましい。さらに、前記研磨部材として帯状の研磨材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものを用いることが好ましい。また、前記帯状の研磨材、或いは前記帯状部材の表面に研磨材を含んだものの未使用面を前記塗工用ロッドの周面に当接させながら研磨を行うことが好ましい。
また、前記塗工用ロッドの周面に当接する前の前記帯状部材に研磨剤を供給しながら研磨を行うことが好ましい。また、前記研磨剤として、砥粒の分散液を用いることが好ましい。さらに、前記研磨部材の研磨面の平均粒度をN(μm)とし、研磨時に前記塗工用ロッドの周面にかかる圧力をP(Pa)とし、前記塗工用ロッドの周面と研磨部材の研磨面とが当接する際の両者の相対速度をv(m/min)とし、研磨部材と塗工用ロッドとの接触時間をt(min)としたときに、1/N≦0.000001・P・v・tを満たす条件で研磨を行うことが好ましい。また、前記平均粒度Nが80μm以下であることが好ましい。
本発明の塗工用ロッドの研磨装置及び方法は、塗工用ロッドを研磨部材で回転自在に保持するとともに、塗工用ロッドを回転させながら、ロッドの軸方向に往復動させるようにしたので、熟練作業者に頼らずに高精度且つ簡単に塗工用ロッドを研磨することができる。また、研磨量を正確に制御することができるので、被塗布体に塗布される塗布液量を制御することが可能となる。
また、本発明の塗工用ロッドの研磨装置及び方法は、塗工用ロッドを回転自在に保持する保持台と、前記支持台上で塗工用ロッドを回転させる回転手段と、回転させられている塗工用ロッドの周面に研磨部材を当接させて研磨を行う研磨手段とを設けたので、熟練作業者に頼らずに高精度且つ簡単に塗工用ロッドを研磨することができる。また、研磨量を正確に制御することができるので、被塗布体に塗布される塗布液量を制御することが可能となる。
図1は本発明を実施した塗工用ロッド10の研磨装置11の概略図である。塗工用ロッド10は、ウェブ状の被塗布体(図示せず)に各種塗布液(図示せず)を塗布するものであり、そのロッド周面の周方向には、図2に示すように切削加工、転造加工、レーザー加工等よって多数の溝(凹凸部)10aが形成されている。これらの溝10aは塗布時に塗布むらが発生しないように被塗布体の幅方向の長さよりも長い範囲に形成されている。この塗工用ロッド10の周面、特に溝10aを形成する凸部10bの表面には、上述したように溝加工時、或いはめっき時に形成された微小突起やめっき粒が残っている。従って、塗工用ロッド10の周面を研磨装置11用いて研磨することによって、これらの微小突起やめっき粒を除去する。
図1に示すように研磨装置11は、塗工用ロッド10を上下方向から回転自在に挟持してロッド周面を研磨する複数のラッパ15と、各ラッパ15を保持する保持台16と、塗工用ロッド10の端部を把持して、このロッドを回転、及びロッドの軸方向に往復動させるためのチャック17とから構成されている。
ラッパ15は幅Wのブロック状の研磨部材であり、塗工用ロッド10の軸方向に沿って所定ピッチPで複数個設けられている。本実施形態では、この幅Wは例えば50〜80mmの長さを有しているため、ロッドの被研磨面の長さが2mのときは、ラッパ15は25個程並べて設けることができる。なお、図示では各部材を明確にするために各ラッパ15に隙間を設けて図示しているが、実際は隙間なく並べられている。また、本実施形態では、ラッパ15をロッドの軸方向に沿って複数個設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、各ラッパ15が一体に形成されていてもよい。
各ラッパ15は、図3に示すように上下方向で2分割されており、図中塗工用ロッド10の下側で、このロッドを水平に支持する下部ラッパ本体15aと、この下部ラッパ本体15aと塗工用ロッド10を挟んで対向する位置、つまり、塗工用ロッド10の上側に設けられた上部ラッパ本体15bとから構成されている。ここで、図3は、図1に記載されているラッパ15のIII −III 線に沿った断面図である。各ラッパ本体15a,15bには、塗工用ロッド10の直径とほぼ同じ直径の略半円筒形状の内周面からなる研磨面20a,20bが形成されている。また、各上部ラッパ15bは、上部保持台22に保持されており、上部保持台22の自重によって上部ラッパ本体15bが塗工用ロッド10に向けて付勢される。その結果、塗工用ロッド10が各ラッパ本体15a,15bの間に挟持される。
また、各ラッパ15には、下部ラッパ本体15aと上部ラッパ本体15bとの間から研磨面20a,20bに研磨剤24(ラップ剤)を供給する液流路25が設けられている。この液流路25は、上部保持台22と下部保持台16との間、及び下部ラッパ本体15aと上部ラッパ本体15bとの間に形成されている。また、液流路25の図中左端部には、研磨剤24を給液するための給液配管27が取り付けられている。この給液配管27には、図示は省略するが、研磨剤24が貯留されたタンク(図示せず)から研磨剤24を汲み上げるポンプが接続されている。この給液配管27から研磨剤24を供給することで、研磨面20a,20bとロッド周面との間に、研磨剤24の薄層を形成することができる。なお、研磨面20a,20bに供給された研磨剤24は随時液流路28の図中右端部から排出される。なお、液流路25を形成する箇所は、下部ラッパ本体15aと上部ラッパ本体15bとの間に限定されるものではなく、各ラッパ本体15a,15b、及び各保持台16,22を貫通するように形成してもよい。なお、本実施形態で使用される研磨剤24としては砥粒の分散液が用いられ、例えばアルミナ質研磨剤(WA#1000)が用いられる。
チャック17(図1参照)としては、塗工用ロッド10の端部を把持することができるものであれば、周知ものを用いてよい。また、本実施形態では、チャック17は塗工用ロッド10の左端部をのみを把持しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、塗工用ロッド10の右端部にもこのチャック17を設けて、塗工用ロッド10の両端部を把持するようにしてもよい。このチャック17には、塗工用ロッド10を回転させるためのロッド回転部29が設けられているとともに、塗工用ロッド10をロッドの軸方向に往復動させるためのロッドシフト部30が接続されている。このロッド回転部29としては、例えばモータなどが用いられ、ロッドシフト部30としては、例えばカムを用いたカム機構、タイミングベルトを用いたベルト機構、リードスクリュウを用いたねじ送り機構、リンク機構などを用いることができる。従って、ロッド回転部29を制御することで塗工用ロッド10の回転を制御することができ、ロッドシフト部30を制御することで塗工用ロッド10を往復動させる際の振幅、往復動速度などを制御することができる。なお、往復動させる際の振幅は、ロッドの周面を均一に研磨するために、少なくともラッパ15の幅W以上、より好ましくは各ラッパ15のピッチP以上にすることが好ましい。
塗工用ロッド10を回転させながら往復動させることで、異なる研磨面20a,20bによって研磨が行われ、さらに、研磨面20a,20bとロッド周面との間には研磨剤24の薄層が形成されているため、ロッドの周面を均一に研磨することができる。研磨によって単位時間当たり研磨される研磨量は、塗工用ロッド10の回転数及び回転速度、往復動速度、研磨時に塗工用ロッド11の周面にかかる圧力、上部保持台22の自重、研磨剤24の平均粒度などに依存する。ここで平均粒度とは、周知のように研磨剤24内に分散されている砥粒の平均粒子径のことである。なお、本実施形態では平均粒度80μm以下の研磨剤を用いることが好ましい。
単位時間当たりの研磨量が小さいほどロッドの周面を細かく研磨することができるが、単位時間当たり研磨量が減るため研磨に時間がかかってしまう。逆に、単位時間当たりの研磨量が増えると、研磨時間を短くすることができるが、被研磨面に凹凸が形成されたり、或いは必要以上に研磨してしまう畏れがある。そのため、本実施形態では研磨装置11の研磨条件を、研磨面20a,20bの平均粒度をN(μm)とし、研磨時に塗工用ロッド10の周面にかかる圧力をP(Pa)とし、塗工用ロッド10の周面と研磨面20a,20bとの相対速度をv(m/min)とし、研磨面20a,20bと塗工用ロッド10の周面との接触時間(研磨時間)をt(min)としたときに、1/N≦0.000001・P・v・tを満たす条件としている。ここで、相対速度vは、ラッパ15が固定されているため、塗工用ロッド10の回転速度とロッドの軸方向の往復速度とをベクトル合成した合成速度になる。この研磨条件を満たした平均粒度Nの研磨剤24を用いて研磨を行うことで、凸部10bの表面をほぼ平坦に研磨することができるとともに、凸部10bが削られ過ぎてしまうのを防止することができる。
また、研磨量は使用する研磨剤24の平均粒度N以外に、上部ラッパ本体15bが塗工用ロッド10を加圧する加圧力の大きさによっても変わるため、加圧力を減らしたい場合には、上部ラッパ本体15bを軽くし、逆に加圧力を増やしたい場合には、重くすればよい。さらには、上部保持台22と上部ラッパ本体15bとの間にコイルばね、板ばね等の押圧部材を設けてもよい。
本実施形態では、図1に示すようにロッド回転部29及びロッドシフト部30を用いて、塗工用ロッド10を回転させながら、その軸方向に往復動させて研磨を行う。そのため、塗工用ロッド10の回転速度、ロッドの往復動速度、使用される研磨剤24の平均粒度N、ロッドの材質などの各パラメータと単位時間当たりの研磨量との関係を予め求めておくことで、作業者は所定の研磨時間だけロッド回転部29及びロッドシフト部30を運転させることで研磨量を正確に制御することが可能となる。さらに、塗工用ロッド10によって被塗布体に塗布される塗布液量は、この溝10aの深さと幅(凸部10bの高さと幅)に依存するため、研磨量を正確に制御することで、被塗布体への塗布液量を正確に制御することができる。なお、各パラメータと単位時間当たりの研磨量との関係を求める代わりに、各パラメータと塗工用ロッドを1往復動させたときの研磨量との関係を求めてもよい。さらに、図示は省略するが、ロッド回転部29及びロッドシフト部30の運転を開始してから所定の研磨時間が経過したとき、或いは塗工用ロッド10が所定回数往復動したときに、ロッド回転部29及びロッドシフト部30の運転を停止させるタイマー制御部等を設けてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。図1に示すように研磨時には塗工用ロッド10の端部をチャック17で固定するとともに、この塗工用ロッド10の被研磨面を各ラッパ15の下部ラッパ本体15aと上部ラッパ本体15bとの間に回動自在に挟持させる。次いで、給液配管27から液流路25を介して研磨面20a,20bに研磨剤24を供給する。研磨剤24の供給を開始したらロッド回転部29及びロッドシフト部30の運転を開始して、塗工用ロッド10を回転させながら、その軸方向に往復動させて研磨を行う。そして、所定時間、或いは所定回数往復動させたらロッド回転部29及びロッドシフト部30の運転を停止させる。これにより、塗工用ロッド10の周面、つまり凸部10b(図2参照)表面を高精度に所定量研磨(ラップ加工)して微小突起やめっき粒を除去することができる。また、研磨時に作業者は塗工用ロッド10を研磨装置11にセットするだけでよいので、誰でも簡単に研磨することができる。
なお、本発明の研磨装置11によって研磨される塗工用ロッド10は、ウェブ状の被塗布体に各種塗布液を塗布するものに限定されるものではなく、塗布液が過剰に塗布された被塗布体の塗布液過剰分を掻き落とす部材として用いられているものでもよい。
また、本発明の研磨装置11は、塗工用ロッド10の回転速度、往復動速度、使用される研磨剤24の平均粒度などを変えることで、塗工用ロッド10の周面を任意の表面粗さで研磨することができる。従って、溝10aの加工後の塗工用ロッド10の周面にめっき処理などの表面硬化処理を施す前に、研磨装置11を用いて、ロッドの周面をめっきの材質、工法、及びロッドの塗工用途などに適した表面粗さに研磨することができる。さらに、この研磨装置11は、研磨面20a,20bに予め研磨材を含有させておくことにより、研磨剤24を供給しなくても塗工用ロッド10の周面を研磨することができる。この場合には、研磨剤24の代わりに冷却水または油脂を研磨面20a,20bに供給すればよい。
なお、本実施形態の研磨装置11は、上述したように研磨剤24と前記ラッパ15とを用いて研磨(ラップ加工)を行ったが、粒径が非常に細かい研磨材を含有した砥石などを用いて直接塗工用ロッド10の周面を手作業で研磨(手研磨)をしてもよい。手研磨を行う場合には、研磨装置11と比較して装置構造が簡略化された研磨装置を用いることができる。この簡略化した研磨装置35を図4及び図5に示す。図5は、図4に記載されている研磨装置35のV −V 線に沿った断面図である。なお、研磨装置11と同一の部材には同一名を用いてその説明を省略する。
図4に示すように研磨装置35は、塗工用ロッド10の図中左端部を把持するチャック17と、塗工用ロッド10を回転自在に保持する保持台37と、塗工用ロッド10の周面(凸部10bの表面)を研磨する砥石38とから構成されている。また、チャック17にはロッド回転部29が設けられているため、塗工用ロッド10を保持台37上で回転させることができる。従って、保持台37で回転している塗工用ロッド10の周面に砥石38を当接させることで、その周面を研磨することができる。なお、保持台37としては任意のものを用いてよいが、その長さは塗工用ロッド10の被研磨面(凹凸部)の軸方向の長さよりも長く形成されているとともに、塗工用ロッド10よりも柔らかく、さらに摩擦係数の低いものが好ましい。
研磨装置35を用いて研磨を行う際には、ロッド回転部29の運転を開始させて塗工用ロッド10を保持台37上で回転させるとともに、作業者は砥石38を塗工用ロッド10の周面に当接させる。次いで砥石38をロッドの軸方向に交差する方向に摺動させる(図5参照)。それから、塗工用ロッド10の軸方向に対して均一に研磨を行えるように、砥石38を軸方向に交差する方向に摺動させながら、ロッドの軸方向に往復動させる。この往復動を繰り返すことにより、塗工用ロッド10の周面を均一に研磨することができる。なお、手研磨に使用される砥石38は、上述の研磨装置11に使用される研磨剤24と同様に、その研磨面の平均粒度Nが80μm以下であるとともに、1/N≦0.000001・P・v・tを満たす条件のものを用いることが好ましい。ここで、圧力Pは塗工用ロッド10の周面にかかる圧力(Pa)であり、接触時間tは砥石38の研磨面と塗工用ロッド10の周面との接触時間(min)であり、相対速度vは塗工用ロッド10の回転速度と、砥石38を前記垂直方向に摺動させる摺動速度、及び砥石38をロッドの軸方向に往復動させる往復動速度をベクトル合成した合成速度との相対速度(m/min)である。
なお、図示は省略するが、作業者が仕上げ研磨を行う代わりに、例えば砥石38を常に一定の押圧力で塗工用ロッド10の周面に当接させる当接機構、砥石38を一定速度でロッドの軸方向に交差する方向に摺動させる摺動機構、及び砥石38を一定速度でロッドの軸方向に往復動させるシフト機構などを設けて、自動で研磨加工してもよい。作業を自動化することで、作業者による仕上げのばらつきを無くすことができる。また、図4及び図5では図示は省略しているが、研磨時の摩擦熱を冷却する冷却水や油脂、或いは研磨剤24などを砥石38と塗工用ロッド10の周面とが接する面に吹き付ける液吹付機構(図示せず)を設けてもよい。さらに、図4及び図5では、塗工用ロッド10は保持台37に水平に保持されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば鉛直方向に保持してもよい。
上述したように、研磨装置35は砥石38を用いて研磨を行うが、砥石38の代わりに、例えばエンドレスの研磨シートを用いて、塗工用ロッド10の周面を研磨してもよい。エンドレスの研磨シート40を用いた研磨装置41の例を図6(A)に示す。図6(A)に示すように、研磨装置41には塗工用ロッド10を回転自在に保持する保持台42と、エンドレスの研磨シート40を搬送するシート搬送部43とから構成されている。この研磨シート40は、塗工用ロッド10の被研磨面の長さよりも長く形成されている。従って、図示しないロール回転部によって回転されている塗工用ロッド10の周面に、このエンドレスの研磨シートを摺接させることで、塗工用ロッド10の周面を均一に研磨することができる。また、例えば図6(B)に示すように、この研磨装置35に、研磨シート40と塗工用ロッド10との間に研磨剤(ラップ剤)24を供給する研磨剤供給部46を設けて、ラップ加工(ラッピング)を行うようにしてもよい。なお、研磨装置41で使用される研磨シート40、研磨剤24も上述の研磨装置11に使用される研磨剤24と同様に、その平均粒度Nが80μm以下であるとともに、1/N≦0.000001・P・v・tを満たす条件のものを用いることが好ましい。ここで、圧力Pは塗工用ロッド10の周面にかかる圧力(Pa)であり、接触時間tは研磨シート40の研磨面と塗工用ロッド10の周面との接触時間(min)であり、相対速度vは塗工用ロッド10の回転速度と、研磨シート40のシート搬送速度との相対速度(m/min)である。
研磨剤供給部46は、例えば研磨剤24を貯留したタンク47、給液配管48、保持台42の内部に設けられ、給液配管48から送られた研磨剤24を研磨シート40と塗工用ロッド10との間に供給するための液流路49などから構成されている。なお、液流路49は、塗工用ロッド10に当接する前の研磨シート40に研磨剤24を供給できるように、塗工用ロッド10のシート搬送方向上流側に設けられていることが好ましい。さらに、研磨剤24の代わりに冷却水や油脂などを研磨シート40と塗工用ロッド10との間に供給しててもよい。
また、エンドレスの研磨シート40を用いる代わりに、例えば、フィーダ形式の研磨シート51を用いてもよい。このフィーダ形式の研磨シート51を用いた研磨装置53の例を図7に示す。研磨装置53も基本的には研磨装置41(図6参照)と同様の構成であり、ロール状に巻き回された研磨シート51を巻き解して順次送り出すシート供給部55と、送り出された研磨シート51を巻き取るシート巻取部56とからなるシートフィーダ58が設けれられている。そのため、常に研磨シート51の新しい研磨面を用いて塗工用ロッド10の周面を研磨することができる。
以下に、本発明の効果を明確にするために、本発明を実施した研磨装置を用いて塗工用ロッドの周面の研磨を行い、研磨前と研磨後とでの微小突起やめっき粒の発生を評価した。この評価には自動研磨を行う研磨装置11と、砥石38を用いて作業者が手研磨を行う研磨装置35とを用いた。各研磨装置11,35の研磨条件を下記表1に記した。表1には、塗工用ロッド10の径と寸法が記載された「塗工用ロッド寸法」欄、「塗工用ロッド10の回転数が記載された「ロッド回転数」欄、塗工用ロッド10の往復速度が記載された「ロッドの往復速度」欄、研磨剤(材)24の平均粒度が記載された「研磨剤(材)の平均粒度」欄が設けれている。
Figure 2005111568
表1に記載された研磨条件に従って、各研磨装置11,35で研磨を行ったときの研磨前後での評価結果を下記表2に記した。表2には、塗工用ロッド10の周面(外径)の表面粗さ(Rmax)を測定した結果が記載された「外径表面粗さ」欄、ロッド周面の凹凸むらを測定した結果が記載された「外径凹凸むら」欄、めっき粒の高さを測定した「めっき粒突起」欄、各研磨装置11,35の研磨所要時間が記載された「研磨所要時間」欄、研磨前後の塗工用ロッド10用いて塗布を行ったときに被塗布体に擦り傷が発生しているか否かの評価を行った「塗布面状(1)」欄、同じく被塗布体に押し痕が発生しているか否かの評価を行った「塗布面状(2)」欄が設けられている。なお、表面粗さ、凹凸むら、めっき粒の高さは、既存の表面粗さ計や、測定顕微鏡などの各種測定器を用いて測定した。また、擦り傷や押し痕の評価は、被塗布体の塗布面を目視または光学顕微鏡で観察ししたときに、擦り傷や押し痕が全く発生していなかったときには「◎」が書き込まれ、発生が少し見られるときには「○」が書き込まれ、発生がすぐに確認できるときには「△」が書き込まれ、非常に多く発生しているときには「×」が書き込まれる。
Figure 2005111568
表2に示すように、各研磨装置11,35を用いて研磨を行うことで、表面粗さは約5分の1以下に抑えられ、凹凸むらは約3分の1以下に抑えられ、また、めっき粒は完全に除去することができた。さらに、研磨前のロッドでは被塗布体に擦り傷や押し痕が多数発生したが、研磨を行うことによってこれらの発生が抑えられることが確認された。なお、研磨装置11は、研磨所要時間が研磨装置35の約20分の1であり、評価結果も研磨装置35よりも良い結果を出しているので、製造現場での使用に適してる。
本発明の研磨装置は、回転速度、往復動速度、使用される研磨剤24の平均粒度など研磨条件を変えることで塗工用ロッド10の周面の凸部10bの高さを均一に減少させることが出来るとともに、塗工用ロッド製作工程では制御できない1〜5μmの研磨を行うことができるので、研磨量を制御することで、被塗布体に塗布される塗布液量(塗工量)を制御することができる。塗工用ロッド10の周面(凸部10bの表面)を均一に1〜5μm研磨したときに、被塗布体に塗布される塗布液量を測定した。その測定結果を図8に示す。
図8に示すように、研磨量が増えるに従って被塗布体に塗布される塗布液量は減少した。その結果、本発明の研磨装置を用いて被塗布体に塗布される塗布液量を制御することができる。
本発明を実施した研磨装置の概略図である。 同研磨装置により研磨される塗工用ロッドの周面の断面を拡大した拡大図である。 同研磨装置の図1におけるIII −III 線に沿った断面図である。 研磨部材に砥石を用いた他の実施形態の研磨装置を示した概略図である。 同研磨装置の図4におけるV −V 線に沿った断面図である。 (A)は研磨部材にエンドレスの研磨シートを用いた別の実施形態の研磨装置を示した概略図であり、(B)は(A)の研磨装置に研磨剤供給部を設けた他の実施例を示した概略図である。 研磨部材にフィーダ形式の研磨シートを用いた別の実施形態の研磨装置を示した概略図である。 研磨量と被塗布体に塗布される塗布液量との関係を表したグラフである。
符号の説明
10 塗工用ロッド
11 研磨装置
15 ラッパ
16 保持台
17 チャック
20a,20b 研磨面
22 上部保持台
25 液流路
29 ロッド回転部
30 ロッドシフト部

Claims (22)

  1. ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨装置において、
    前記塗工用ロッドを回転自在に保持するように設けられ、この塗工用ロッドの周面を研磨する研磨部材と、
    塗工用ロッドを回転させながら、その軸方向に往復動させる回転往復動手段とを備えたことを特徴とする塗工用ロッドの研磨装置。
  2. 前記研磨部材は前記塗工用ロッドの軸方向に所定間隔で分割されていることを特徴とする請求項1記載の塗工用ロッドの研磨装置。
  3. 前記分割された各研磨部材の前記軸方向の長さをWとし、前記回転往復動手段により前記塗工用ロッドを往復動させるときのストローク量をLとしたときに、回転往復動手段は、W≦Lとなるように塗工用ロッドを往復動させることを特徴とする請求項2記載の塗工用ロッドの研磨装置。
  4. ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨装置において、
    前記塗工用ロッドを回転自在に保持する保持台と、
    前記保持台上で塗工用ロッドを回転させる回転手段と、
    回転させられている塗工用ロッドの周面に研磨部材を当接させて研磨を行う研磨手段とを備えたことを特徴とする塗工用ロッドの研磨装置。
  5. 前記研磨部材として砥石を用いるとともに、研磨時に前記砥石を前記塗工用ロッドの軸方向に移動させながら研磨を行うこと特徴とする請求項4記載の塗工用ロッドの研磨装置。
  6. 前記研磨部材として帯状の研磨部材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものを用いることを特徴とする請求項4記載の塗工用ロッドの研磨装置。
  7. 前記保持台上で回転している前記塗工用ロッドの周面と、この塗工用ロッドの周面に当接する前記帯状の研磨部材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものの研磨面との間に研磨剤を供給するための液流路を設けるとともに、この液流路に新しい研磨剤を送り込む研磨剤給液手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の塗工用ロッドの研磨装置。
  8. ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨方法において、
    前記塗工用ロッドを保持台上で回転させるとともに、この回転中の塗工用ロッドの周面に研磨部材を当接させて研磨を行うことを特徴とする塗工用ロッドの研磨方法。
  9. ウェブに塗布液を塗布するための塗工用ロッドを研磨する研磨方法において、
    前記塗工用ロッドの周面を研磨部材で囲むとともに、この塗工用ロッドを回転させながら研磨を行うことを特徴とする塗工用ロッドの研磨方法。
  10. 前記研磨部材の研磨面と前記塗工用ロッドの周面との間に研磨剤を供給しながら研磨を行うことを特徴とする請求項8または9記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  11. 前記研磨剤として、砥粒の分散液を用いることを特徴とする請求項10記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  12. 前記塗工用ロッドを回転させながら、その軸方向に往復動させて研磨を行うことを特徴とする請求項8ないし11記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  13. 前記研磨部材は、前記塗工用ロッドの軸方向に所定の間隔で分割されていることを特徴とする請求項8ないし12記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  14. 分割された各研磨部材の前記軸方向の長さをWとし、前記塗工用ロッドを往復動させるときのストローク量をLとしたときに、W≦Lとなるように塗工用ロッドを往復動させながら研磨を行うことを特徴とする請求項13記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  15. 前記研磨部材として、砥石を用いることを特徴とする請求項8ないし14記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  16. 前記砥石を前記塗工用ロッドの軸方向に移動させながら研磨を行うことを特徴とする請求項15記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  17. 前記研磨部材として帯状の研磨材、或いは帯状部材の表面に研磨材を含んだものを用いることを特徴とする請求項8または12記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  18. 前記帯状の研磨材、或いは前記帯状部材の表面に研磨材を含んだものの未使用面を前記塗工用ロッドの周面に当接させながら研磨を行うことを特徴とする請求項17記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  19. 前記塗工用ロッドの周面に当接する前の前記帯状部材に研磨剤を供給しながら研磨を行うことを特徴とする請求項18記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  20. 前記研磨剤として、砥粒の分散液を用いることを特徴とする請求項19記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  21. 前記研磨部材の研磨面の平均粒度をN(μm)とし、研磨時に前記塗工用ロッドの周面にかかる圧力をP(Pa)とし、前記塗工用ロッドの周面と研磨部材の研磨面とが当接する際の両者の相対速度をv(m/min)とし、研磨部材と塗工用ロッドとの接触時間をt(min)としたときに、1/N≦0.000001・P・v・tを満たす条件で研磨を行うことを特徴とする請求項8ないし20記載の塗工用ロッドの研磨方法。
  22. 前記平均粒度Nが80μm以下であることを特徴とする請求項21記載の塗工用ロッドの研磨方法。
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