JP2005111104A - ポータブル型錠剤フィーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 錠剤払出しカセットから錠剤を迅速に且つ確実にまた衛生的に払い出して分配することができ、錠剤を払い出す為の機能を充実させ、実用性に優れ使い勝手が良い、ポータブル型錠剤フィーダを提供する。
【解決手段】 ポータブル型錠剤フィーダ1は、把持部3を有するケース部材2、ケース部材2の上端部に設けられ且つ収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構を有する錠剤払出しカセット10を着脱可能なカセット装着部4、ケース部材2に収納され且つカセット装着部3に装着された錠剤払出しカセット10の払出機構に連動連結されてこの払出機構を作動させる払出作動機構、ケース部材2に設けられ払出作動機構を作動させる為に操作する操作部6とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ポータブル型錠剤フィーダ1は、把持部3を有するケース部材2、ケース部材2の上端部に設けられ且つ収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構を有する錠剤払出しカセット10を着脱可能なカセット装着部4、ケース部材2に収納され且つカセット装着部3に装着された錠剤払出しカセット10の払出機構に連動連結されてこの払出機構を作動させる払出作動機構、ケース部材2に設けられ払出作動機構を作動させる為に操作する操作部6とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、錠剤払出しカセットを着脱自在に装着し、その錠剤払出しカセットの払出機構を作動させて、錠剤払出しカセットに収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出すことができるポータブル型錠剤フィーダに関するものである。
近年、1又は複数種類の錠剤(薬剤)を複数錠ずつ分包する種々の錠剤分包機が広く普及している。例えば、図12の錠剤分包機100 では、分包機ケース101 の上部に、升目状に仕切られた複数の錠剤セット部102 が設けられ、薬剤師がこれら複数の錠剤セット部102 の各々に複数の錠剤をセットし、その後自動的に、各錠剤セット部102 にセットした複数の錠剤が分包紙で一包化される。この種の錠剤分包機に錠剤をセットする場合、薬剤師は手を清潔にして、錠剤の種類毎に、錠剤ビン又はヒートシールから錠剤を取り出し、その錠剤を複数の錠剤セット部に所定数量ずつ分配していく。
一方、本願出願人は、複数の錠剤を自動的に分配して一包化する比較的大型の錠剤分包機を実用化している(例えば、特許文献1参照)。この錠剤分包機では、分包機本体に複数の錠剤カセットが着脱自在に装着され、これら錠剤カセットに複数の錠剤を種類別に収容して準備する。分包機本体には、各錠剤カセットを個別に駆動するカセット駆動機構が設けられ、このカセット駆動機構で駆動された錠剤カセットから錠剤が払い出される。1回の分包処理で、1又は複数の錠剤カセットが駆動され、その錠剤カセットから払い出された複数の錠剤が分包紙で一包化される。
特開2000−185703号公報
従来、図12のような錠剤分包機に錠剤をセットする場合、錠剤の種類毎に、錠剤ビン又はヒートシールから錠剤を取り出し、その錠剤を複数の錠剤セット部に分配しなければならない。しかも、錠剤ビンから錠剤を必要以上に取り出してしまうことも多く、この場合、取り出し過ぎた不必要な錠剤を錠剤ビンに戻さなければならないため、錠剤の分配を迅速に且つ確実に行うことが難しい。また、薬剤師が分配作業を行う場合、どうしても錠剤に触れてしまうことが多く、こうした錠剤の分配作業を衛生的に行うのに限界がある。
そこで、本願発明者は、複数の錠剤を収容することができる錠剤ケースと、この錠剤ケースに一体的に設けられ且つ錠剤ケースから錠剤を1錠ずつ順次払い出す払出駆動機構とを備え、使用者が把持して使用できるポータブル型錠剤フィーダを提案し検討を行った。しかし、複数種類の(成分、サイズ・形状の異なる)錠剤を分配するためには、分包に供する錠剤の種類に相当する数の、複数のポータブル型錠剤フィーダが必要となるためコスト的に不利になり、また、単に払出駆動機構を駆動して錠剤を払い出すようにするのでは、使い勝手が悪く実用性に乏しい、という課題が生じた。
本発明の目的は、錠剤払出しカセットから錠剤を迅速に且つ確実にまた衛生的に払い出して分配することができ、しかも、このポータブル型錠剤フィーダに適用する複数の錠剤払出しカセットを設け、更に、錠剤を払い出す為の機能を充実させ、実用性に優れ使い勝手が良い、ポータブル型錠剤フィーダを提供することである。
請求項1のポータブル型錠剤フィーダは、使用者が把持可能な把持部を有するケース部材と、前記ケース部材の上端部に設けられ且つ収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構を有する錠剤払出しカセットを着脱可能なカセット装着部と、前記ケース部材に収納され且つ前記カセット装着部に装着された錠剤払出しカセットの払出機構に連動連結されてこの払出機構を作動させる払出作動機構と、前記ケース部材に設けられ払出作動機構を作動させる為に操作する操作部とを備えたことを特徴とするものである。尚、前記錠剤は、散剤や液剤を入れたカプセルも含むものとする。
このポータブル型錠剤フィーダでは、使用者がケース部材の把持部を把持して使用することができる。このケース部材の上端部にカセット装着部が設けられ、このカセット装着部に錠剤払出しカセットが着脱可能に装着される。錠剤払出しカセットには払出機構が設けられ、カセット装着部に錠剤払出しカセットが装着されると、この錠剤払出しカセットの払出機構に、ケース部材に収納された払出作動機構が連動連結される。ケース部材に設けた操作部が操作されると払出作動機構が作動し、この払出作動機構により払出機構が作動されて、錠剤払出しカセットに収容した錠剤が1錠ずつ順次払い出される。
請求項2のポータブル型錠剤フィーダは、請求項1の発明において、前記ケース部材の内部に、前記錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を外部へ導出する導出口へ案内する錠剤シュートを設けたことを特徴とするものである。錠剤払出しカセットから払い出された錠剤が、錠剤シュートにより導出口へ案内され、その導出口から外部へ導出される。
請求項3のポータブル型錠剤フィーダは、請求項1又は2の発明において、前記払出作動機構は、電動モータと、払出機構の入力軸に解除可能に係合する出力軸と、この出力軸に前記電動モータによる駆動力を伝達するギヤ機構とを有することを特徴とするものである。カセット装着部に錠剤払出しカセットが装着されると、この錠剤払出しカセットの払出機構の入力軸に、払出作動機構の出力軸が解除可能に係合される。この状態で、払出作動機構電動モータが駆動されると、その駆動力がギヤ機構により出力軸に伝達され、出力軸が回転すると共に入力軸が回転して払出機構が駆動される。
請求項4のポータブル型錠剤フィーダは、請求項3の発明において、前記操作部の操作中にのみ電動モータを作動させるように構成したことを特徴とするものである。操作部が操作されているときにのみ、電動モータが作動して払出機構が駆動され、錠剤払出しカセットから錠剤が払い出され、操作部への操作を停止すると、電動モータが作動停止して払出機構が駆動されなくなり、錠剤払出しカセットからの錠剤の払い出しが停止する。
請求項5のポータブル型錠剤フィーダは、請求項3の発明において、前記操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させるように、電動モータを制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。操作部が1回操作されると、制御手段により電動モータが制御され、所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータが作動する。
請求項6のポータブル型錠剤フィーダは、請求項5の発明において、前記錠剤払出しカセットから払い出す予定の錠剤の所定数量を、前記制御手段に対して設定する払出数量設定手段を設けたことを特徴とするものである。払出数量設定手段により、錠剤払出しカセットから払い出す予定の錠剤の所定数量が制御手段に対して設定され、操作部が1回操作されると、設定された所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出される。
請求項7のポータブル型錠剤フィーダは、請求項5又は6の発明において、前記錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を検知する錠剤検知手段を設け、前記制御手段は、錠剤検知手段からの錠剤検知信号を受けて電動モータを制御することを特徴とするものである。錠剤検知手段により錠剤払出しカセットから払い出された錠剤が検知され、この錠剤検知手段からの錠剤検知信号を制御手段が受けて電動モータを制御し、設定された所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出される。
請求項8のポータブル型錠剤フィーダは、請求項5〜7の何れかの発明において、前記操作部の操作中にのみ電動モータを作動させる第1操作モードと、操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させる第2操作モードとに択一的に切り換えるモード切換手段を設けたことを特徴とするものである。モード切換手段により第1操作モードと第2操作モードとに択一的に切り換えられ、第1操作モードに切り換えると、操作部の操作中にのみ電動モータを作動させることができ、請求項4と同様の作用を奏し、第2操作モードに切り換えると、操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させることができ、請求項5と同様の作用を奏する。
請求項9のポータブル型錠剤フィーダは、請求項4〜8の何れかの発明において、前記電動モータの駆動速度を切り換える速度切換手段を設けたことを特徴とするものである。速度切換手段により電動モータの駆動速度が切り換えられ、錠剤払出しカセットからの錠剤の払い出し速度が切り換えられる。
請求項1のポータブル型錠剤フィーダによれば、把持部を有するケース部材と、ケース部材の上端部に設けられたカセット装着部と、ケース部材に収納された払出作動機構と、ケース部材に設けられた操作部とを備えたので、カセット装着部に錠剤払出しカセットを装着し、把持部を手で握って把持して、その手の指等で操作部を操作することにより払出作動機構を作動させることができ、この払出作動機構により払出機構が作動されるため、錠剤払出しカセットから錠剤を迅速に且つ確実にまた衛生的に払い出して分配することができる。このポータブル型錠剤フィーダに適用する複数の錠剤払出しカセットを設け、これら複数の錠剤払出しカセットに、複数の錠剤を種類別に収容して準備しておき、これら錠剤払出しカセットの何れでもカセット装着部に容易に装着し、その錠剤払出しカセットから所望の錠剤を容易に払い出して分配できるため、非常に汎用性に優れたものとなりコスト的にも有利になる。また、カセット装着部に装着しない錠剤払出しカセットについては、錠剤を収容する容器としてテーブルや棚等に載置して使用することができる。このように、実用性に優れ使い勝手が良いポータブル型錠剤フィーダを提供することができる。
請求項2のポータブル型錠剤フィーダによれば、ケース部材の内部に、錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を外部へ導出する導出口へ案内する錠剤シュートを設けたので、導出口の位置を、その導出口から導出された錠剤を分配し易い位置(例えば、ケース部材の下端部)に設定することができ、しかも、ケース部材の内部を有効に利用して錠剤シュートを配設できるため、ポータブル型錠剤フィーダをコンパクトにまた外観をシンプルに構成することができる。
請求項3のポータブル型錠剤フィーダによれば、払出作動機構は、電動モータと、払出機構の入力軸に解除可能に係合する出力軸と、この出力軸に電動モータによる駆動力を伝達するギヤ機構とを有するので、操作部を操作することにより、払出作動機構を自動的に作動させ、カセット装着部に装着された錠剤払出しカセットの払出機構を駆動できる。
請求項4のポータブル型錠剤フィーダによれば、操作部の操作中にのみ電動モータを作動させるように構成したので、操作部への操作と操作停止とにより、錠剤払出しカセットからの錠剤の払い出しと払い出し停止とを自由に行うことができる。
請求項5のポータブル型錠剤フィーダによれば、操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させるように、電動モータを制御する制御手段を備えたので、操作部を1回操作するだけで、所定数量の錠剤を錠剤払出しカセットから確実に払い出すことができる。
請求項6のポータブル型錠剤フィーダによれば、錠剤払出しカセットから払い出す予定の錠剤の所定数量を、前記制御手段に対して設定する払出数量設定手段を設けたので、前記錠剤の所定数量を所望の数量に設定することができ、操作部を1回操作すると、設定した所定数量の錠剤を錠剤払出しカセットから確実に払い出すことができる。
請求項7のポータブル型錠剤フィーダによれば、錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を検知する錠剤検知手段を設け、制御手段は、錠剤検知手段からの錠剤検知信号を受けて電動モータを制御するので、所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで、電動モータを確実に作動させることができる。
請求項8のポータブル型錠剤フィーダによれば、操作部の操作中にのみ電動モータを作動させる第1操作モードと、操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させる第2操作モードとに択一的に切り換えるモード切換手段を設けたので、この第1操作モードと第2操作モードとに択一的に自由に切り換えることができ、第1操作モードに切り換えると、請求項4と同様の効果を奏し、第2操作モードに切り換えると、請求項5と同様の効果を奏する。
請求項9のポータブル型錠剤フィーダによれば、電動モータの駆動速度を切り換える速度切換手段を設けたので、使い易いように、電動モータの駆動速度、つまり、錠剤払出しカセットからの錠剤の払い出し速度を切り換えることができる。
本実施形態のポータブル型錠剤フィーダには、使用者が把持可能な把持部を有するケース部材が設けられ、そのケース部材の上端部に設けられたカセット装着部に、収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構を有する錠剤払出しカセットが着脱可能に装着される。ケース部材には払出作動機構が収納され、この払出作動機構がカセット装着部に装着された錠剤払出しカセットの払出機構に連動連結される。ケース部材に設けられた操作部を操作すると払出作動機構が作動し、その払出作動機構により払出機構が作動されて、錠剤払出しカセットから錠剤が払い出される。
図1〜図4に示すように、ポータブル型錠剤フィーダ1(以下、錠剤フィーダ1という)は、使用者が把持可能な把持部3を有するケース部材2と、ケース部材2の上端部に設けられ且つ収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構13を有する錠剤払出しカセット10を着脱可能なカセット装着部4と、ケース部材2に収納され且つカセット装着部4に装着された錠剤払出しカセット10の払出機構13に連動連結されてこの払出機構13を作動させる払出作動機構5と、ケース部材2に設けられ払出作動機構5を作動させる為に操作する操作部となる操作スイッチ6を備えている。尚、前記錠剤は、散剤や液剤を入れたカプセルも含むものとする。
先ず、錠剤払出しカセット10について説明する。
図1、図2に示すように、錠剤払出しカセット10は、複数の錠剤を収容できる収容ケース11と、収容ケース11の上端の開口を開閉可能な収容ケース蓋12と、収容ケース11に収容された錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構13を有する。収容ケース11と収容ケース蓋12は合成樹脂製であり、そのうちの少なくとも収容ケース11は透明又は半透明に構成され、収容ケース11に収容された錠剤を外部から確認することができ、収容ケース蓋12を開けて収容ケース11に錠剤を出し入れすることができる。
図1、図2に示すように、錠剤払出しカセット10は、複数の錠剤を収容できる収容ケース11と、収容ケース11の上端の開口を開閉可能な収容ケース蓋12と、収容ケース11に収容された錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構13を有する。収容ケース11と収容ケース蓋12は合成樹脂製であり、そのうちの少なくとも収容ケース11は透明又は半透明に構成され、収容ケース11に収容された錠剤を外部から確認することができ、収容ケース蓋12を開けて収容ケース11に錠剤を出し入れすることができる。
収容ケース11は、円筒部11aと、円筒部11aの上端側に連なる錠剤収容部11bと、円筒部11aの下端側に連なる連結部11cを有する。連結部11cは矩形枠状に形成され、連結部11cが錠剤フィーダ1のカセット装着部4に外嵌されて装着される。収容ケース11の円筒部11aの下端位置に底壁11dが形成され、この底壁11dの後部にカセット払出口11eが形成されている。
払出機構13は、ロータ部材14と、ロータ部材14の下端部に直結された入力軸15を有する。ロータ部材14は、その直径が円筒部11aの直径よりも少し小さく、円筒部11aに収容されて円筒部11aの中心軸回りに回転自在に支持されている。ロータ部材14の外周部に複数の錠剤保持部14aが形成され、収容された錠剤が円筒部11aとロータ部材14間の隙間から各錠剤保持部14aに1錠ずつ取込まれて保持され、ロータ部材14が回転することにより、カセット払出口11eの上側へ移動した錠剤保持部14aに保持された錠剤がカセット払出口11eから払い出される。
入力軸15は収容ケース11よりも下側へ突出することなく、連結部11cの内側に配設されている。それ故、錠剤払出しカセット10をテーブルや棚等に安定した状態で載置できる。錠剤払出しカセット10が錠剤フィーダ1のカセット装着部4に装着されると、入力軸15のスプライン穴に払出作動機構5の出力軸32(スプライン軸)が係合し、払出作動機構5から入力軸15に駆動力が入力されてロータ部材14が回転駆動される。
錠剤払出しカセット10は、特に、収容する錠剤のサイズ・形状に応じて、円筒部11aとロータ部材14間の隙間、ロータ部材14の錠剤保持部14aのサイズ・形状・数等を設定したものとなっている。ここで、複数の錠剤払出しカセット10が準備されており、これら錠剤払出しカセット10に複数の錠剤が種類別に収容されている。
次に、錠剤フィーダ1について詳細に説明する。
図1、図3、図4に示すように、ケース部材2は、金属(例えば、アルミ)又は合成樹脂製であり、矩形箱状の上部ケース20と、横断面形状が上部ケース20の横断面形状よりも小さくて上下に比較的長い下部ケース21からなる。下部ケース21に把持部3が形成され、下部ケース21の上部前面部に操作スイッチ6が設けられ、使用者は把持部3を手で握って把持し、その手の人指し指等でスイッチ6を操作することができる。
図1、図3、図4に示すように、ケース部材2は、金属(例えば、アルミ)又は合成樹脂製であり、矩形箱状の上部ケース20と、横断面形状が上部ケース20の横断面形状よりも小さくて上下に比較的長い下部ケース21からなる。下部ケース21に把持部3が形成され、下部ケース21の上部前面部に操作スイッチ6が設けられ、使用者は把持部3を手で握って把持し、その手の人指し指等でスイッチ6を操作することができる。
上部ケース20の上端部に蓋部材23が固定的に設けられ、この蓋部材23に段状のカセット装着部4が形成され、カセット装着部4の上端壁4aの中央部よりも少し後側に挿入穴4bが形成されている。このカセット装着部4に錠剤払出しカセット10の連結部11cが外嵌されて装着され、そのとき、錠剤払出しカセット10の払出機構13の入力軸15が、挿入穴4bに挿入されて払出作動機構5の出力軸32に係合する。
上部ケース20の内部には、払出作動機構5と基板25が収納されている。払出作動機構5は、バッテリを含む電源ボックス30と、電動モータ31と、払出機構13の入力軸15に解除可能に係合する出力軸32と、出力軸32に電動モータ31による駆動力を伝達するギヤ機構33とを有し、電源ボックス30から基板25を介して電動モータ31に電力が供給されて、電動モータ31が駆動される。
払出作動機構5と基板25は取付フレーム35に取り付けられ、その取付フレーム35がケース部材2に固定されている。例えば、図5に示すように、ギヤ機構33においては、取付けフレーム35に、軸33a〜33cを介して回転自在に支持された複数の2段ギヤ34a〜34fとギヤ34gを有し、ギヤ34gが固定された軸33cの上端部に出力軸31が固定されている。2段ギヤ34b,34d,34fを共通の軸33bで支持し、2段ギヤ34c,34e,34gを共通の軸33cで支持しているため、ギヤ機構33をコンパクトに構成することができる。
図4に示すように、上部ケース20の後面部には電源スイッチ40と駆動速度切換スイッチ41が設けられ、電源スイッチ40がオンされた状態で、操作スイッチ6の操作が有効となり、払出駆動機構5を作動させ、駆動速度切換スイッチ41により、払出作動機構5の電動モータ31の駆動速度を高速と低速の何れかに切り換えることができる。
下部ケース21の下端部は下側へ開口する払出口21aに形成され、ケース部材2の内部には、錠剤払出しカセット10のカセット払出口11eから払い出された錠剤を払出口21aへ案内する錠剤シュート45が設けられている。この錠剤シュート45は、金属又は合成樹脂製であり、ケース部材2の上下長と同じ長さを有し、ケース部材2の内部の後部において立向き姿勢で固定されている。錠剤シュート45の上端部が、カセット装着部4の上端壁4aに固定されて上側外部へ臨み、カセット装着部4に装着された錠剤払出しカセット10のカセット払出口11eの真下に位置する。
この錠剤フィーダ1は、操作スイッチ6の操作中にのみ電動モータを作動させるように構成してあり、その駆動制御系について、図6のブロック図に基づいて説明する。
図6に示すように、基板25に駆動制御回路50が設けられ、この駆動制御回路50に、操作スイッチ6、電源ボックス30、電動モータ31、電源スイッチ40、駆動速度切換スイッチ41が接続されている。
図6に示すように、基板25に駆動制御回路50が設けられ、この駆動制御回路50に、操作スイッチ6、電源ボックス30、電動モータ31、電源スイッチ40、駆動速度切換スイッチ41が接続されている。
電源スイッチ40がオンされた状態で、操作スイッチ6が操作されオンされると、駆動制御回路50により、電動モータ31に電力が供給されて電動モータ31が駆動される。このとき、駆動速度切換スイッチ41が高速側に切り換えられた状態では、シーケンス回路を含む駆動制御回路50により、電動モータ31に所定の高電力が供給されて電動モータ31が高速で駆動され、駆動速度切換スイッチ41が高速側に切り換えられた状態では、電動モータ31に所定の低電力が供給されて電動モータ31が低速で駆動される。尚、駆動速度切換スイッチ41と駆動制御回路50が速度切換手段に相当するものである。
錠剤フィーダ1の作用・効果について説明する。
この錠剤フィーダ1においては、使用者がケース部材2の把持部3を把持して使用することができる。ケース部材2の上端部にカセット装着部4が設けられ、このカセット装着部4に錠剤払出しカセット10が着脱可能に装着される。錠剤払出しカセット10には払出機構13が設けられ、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されると、錠剤払出しカセット10の払出機構13に、ケース部材2に収納された払出作動機構5が連動連結される。そして、ケース部材2に設けれた操作スイッチ6が操作されると払出作動機構5が作動し、この払出作動機構5により払出機構10が作動されて、錠剤払出しカセット10に収容した錠剤が1錠ずつ順次払い出される。錠剤払出しカセット10から払い出された錠剤は、錠剤シュート45によりケース部材2の下端部の導出口21aへ案内され、その導出口21aから外部へ導出される。
この錠剤フィーダ1においては、使用者がケース部材2の把持部3を把持して使用することができる。ケース部材2の上端部にカセット装着部4が設けられ、このカセット装着部4に錠剤払出しカセット10が着脱可能に装着される。錠剤払出しカセット10には払出機構13が設けられ、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されると、錠剤払出しカセット10の払出機構13に、ケース部材2に収納された払出作動機構5が連動連結される。そして、ケース部材2に設けれた操作スイッチ6が操作されると払出作動機構5が作動し、この払出作動機構5により払出機構10が作動されて、錠剤払出しカセット10に収容した錠剤が1錠ずつ順次払い出される。錠剤払出しカセット10から払い出された錠剤は、錠剤シュート45によりケース部材2の下端部の導出口21aへ案内され、その導出口21aから外部へ導出される。
このように、この錠剤フィーダ1によれば、把持部3を有するケース部材2と、ケース部材2の上端部に設けられたカセット装着部4と、ケース部材2に収納された払出作動機構5と、ケース部材2に設けられた操作スイッチ6とを備えたので、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10を装着し、把持部3を手で握って把持し、その手の指等で操作スイッチ6を操作することにより払出作動機構5を作動させることができ、この払出作動機構5により払出機構10が作動されるため、錠剤払出しカセット10から錠剤を迅速に且つ確実にまた衛生的に払い出して分配することができる。
この錠剤フィーダ1に適用する複数の錠剤払出しカセット10を設け、これら複数の錠剤払出しカセット10に、複数の錠剤を種類別に収容して準備しておき、これら錠剤払出しカセット10の何れでもカセット装着部4に容易に装着し、その錠剤払出しカセット10から所望の錠剤を容易に払い出して分配できるため、非常に汎用性に優れたものとなりコスト的に有利になる。また、カセット装着部4に装着しない錠剤払出しカセット10については、錠剤を収容する容器としてテーブルや棚等に載置して使用することができる。
また、ケース部材2の内部に、錠剤払出しカセット10から払い出された錠剤を外部へ導出する導出口21aへ案内する錠剤シュート45を設けたので、導出口21aの位置を、その導出口21aから導出された錠剤を分配し易い位置(ケース部材2の下端部)に設定でき、しかも、ケース部材2の内部を有効に利用して錠剤シュート45を配設できるため、錠剤フィーダ1をコンパクトにまた外観をシンプルに構成することができる。
払出作動機構5は、電動モータ31と、払出機構13の入力軸15に解除可能に係合する出力軸32と、出力軸32に電動モータ31による駆動力を伝達するギヤ機構33とを有するので、操作スイッチ6を操作することにより、払出作動機構5を自動的に作動させ、カセット装着部4に装着された錠剤払出しカセット10の払出機構13を駆動することができる。そして、操作スイッチ6の操作中にのみ電動モータ31を作動させるように構成したので、操作スイッチ6への操作と操作停止とにより、錠剤払出しカセット10からの錠剤の払い出しと払い出し停止とを自由に行うことができる。また、電動モータ31の駆動速度を切り換えることができるため、使い易いように、電動モータ31の駆動速度、つまり、錠剤払出しカセット10からの錠剤の払い出し速度を切り換えることができる。
このように、実用性に優れ使い勝手が良い錠剤フィーダ1を提供することができる。この錠剤フィーダ1の具体的用途の一例としては、図12のような錠剤分包機100 において、分包機ケース101 の上部の升目状に仕切られた複数の錠剤セット部102 に、分包予定の1又は複数種の錠剤を所定数ずつ分配していく場合に使用することができる。ここで、特に、錠剤払出しカセット10の大部分は透明又は半透明状になっており、収容された錠剤を使用者が外部から視認できるため、1錠を半分に割った半錠の錠剤を分配する場合、その半錠の錠剤を錠剤払出しカセット10に収容し、その錠剤払出しカセット10と錠剤フィーダ1を用いて不具合(例えば、かけらが混ざる等)のないように確認しながら行うことができる。
尚、この錠剤フィーダ1においては、電動モータ31の駆動速度を切り換え可能に構成しなくてもよい。この場合、駆動速度切換スイッチ41を省略でき、駆動制御回路50も簡単化できる。また、払出作動機構5、特にギヤ機構33の構成について、前記以外の種々の構成を適用可能である。
図7〜図9に示すように、この錠剤フィーダ1Aは、操作スイッチ6の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセット10から払い出されるまで電動モータ31を作動させるように、電動モータ31を制御する制御装置60と、錠剤払出しカセット10から払い出す予定の錠剤の所定数量を、制御装置60に対して設定する払出数量設定手段としてのディスプレイ61及び複数の設定スイッチ62と、錠剤払出しカセット10から払い出された錠剤を検知する錠剤検知手段としての光学センサ63(フォトインタラプタ)とを備えている。この錠剤フィーダ1Aは、実施例1の錠剤フィーダ1において、駆動制御回路50の代わりに制御装置60を設け、ディスプレイ61、設定スイッチ62、光学センサ63等を追加的に設けたものである。
図9に示すように、制御装置60はCPUとROMとRAMを含むマイクロコンピュータを有する。制御装置60は基板25に設けられ、この制御装置60に、操作スイッチ6、速度切換スイッチ41、複数の設定スイッチ62、光学センサ63、ディスプレイ61のディスプレイ駆動回路61a、電動モータ31のモータ駆動回路31aが接続されている。尚、駆動回路31a,61aは基板25に設けられている。
ディスプレイ61と設定スイッチ62は、ケース部材2の上部ケース20の側面部に設けられ、設定スイッチ62を操作して、ディスプレイ61に所定数量設定画面(図示略)を表示させて所定数量を設定できる。光学センサ63は錠剤シュート45の上部に設けられ、錠剤シュート45の錠剤通路を挟んで対向状に配設された発光部と受光部とを有する。この光学センサ63により、錠剤払出しカセット10から払い出されて錠剤シュート45を通過した錠剤が検知され、制御装置60は、光学センサ63からの錠剤検知信号を受けて払い出された錠剤の数を演算して電動モータ31を制御する。尚、制御装置60のROMには、以上のように、錠剤の所定数量を設定するプログラム、電動モータ31を制御するプログラムが記憶されている。
この錠剤フィーダ1Aによれば、操作スイッチ6の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセット10から払い出されるまで電動モータ31を作動させるように、電動モータ31を制御する制御装置60を備えたので、操作スイッチ6を1回操作するだけで、所定数量の錠剤を錠剤払出しカセット10から確実に払い出すことができる。錠剤払出しカセット10から払い出す予定の錠剤の所定数量を、制御装置60に対して設定するディスプレイ61及び設定スイッチ62を設けたので、前記錠剤の所定数量を所望の数量に設定でき、操作スイッチ6を1回操作すると、設定した所定数量の錠剤を錠剤払出しカセット10から確実に払い出すことができる。
錠剤払出しカセット10から払い出された錠剤を検知する光学センサ63を設け、制御装置60は、光学センサ63からの錠剤検知信号を受けて電動モータ31を制御するので、所定数量の錠剤が錠剤払出しカセット10から払い出されるまで、電動モータ31を確実に作動させることができる。尚、ディスプレイ61には、錠剤フィーダ1Aの、バッテリ切れ、操作手順、注意事項等の種々の表示を行うことができる。その他、実施例1と略同様の作用・効果を奏し、略同様の変更を行うことができる。
図10、図11に示すように、この錠剤フィーダ1Bは、操作スイッチ6の操作中にのみ電動モータ31を作動させる第1操作モードと、操作スイッチ6の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセット10から払い出されるまで電動モータ31を作動させる第2操作モードとに択一的に切り換えるモード切換手段としてのモード切換スイッチ65を備えている。この錠剤フィーダ1Bは、実施例2の錠剤フィーダ1Aにおいて、モード切換スイッチ65を追加的に設けたものであり、モード切換スイッチ65は制御装置60に接続されている。
この錠剤フィーダ1Bによれば、操作スイッチ6の操作中にのみ電動モータ31を作動させる第1操作モードと、操作スイッチ6の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセット10から払い出されるまで電動モータ31を作動させる第2操作モードとに択一的に切り換えるモード切換スイッチ65を設けたので、この第1操作モードと第2操作モードとに択一的に自由に切り換えることができ、第1操作モードに切り換えると、操作スイッチ6への操作と操作停止とにより、錠剤払出しカセット10からの錠剤の払い出しと払い出し停止とを自由に行うことができ、第2操作モードに切り換えると、操作スイッチ6を1回操作するだけで、所定数量の錠剤を錠剤払出しカセット10から確実に払い出すことができる。その他、実施例2と略同様の作用・効果を奏し、略同様の変更を行うことができる。
前記錠剤払出しカセット10は、複数の錠剤を自動的に分配して一包化する比較的大型の錠剤分包機(図示略)に適用されるものである。この錠剤分包機では、分包機本体に複数の錠剤カセットが着脱自在に装着され、分包機本体には、各錠剤カセットを個別に駆動するカセット駆動機構が設けられ、このカセット駆動機構で駆動された錠剤カセットから錠剤が払い出される。こうした錠剤払出しカセット10を錠剤フィーダ1に適用することにより、錠剤フィーダ1及び錠剤払出しカセット10の汎用性を高めることができる。
その他、前記実施例1〜4を部分的に変更した変形例について説明する。
1]錠剤フィーダ1,1A,1Bのカセット装着部4に、一度に複数の錠剤払出しカセットを装着可能に構成し、これら複数の錠剤払出しカセットのうち、錠剤フィーダ1,1A,1Bの払出作動機構5で駆動できる払出機構、即ち、錠剤を払い出すことができる錠剤払出しカセットを択一的に切り換える使用カセット切換手段を設けてもよい。これにより、カセット装着部4に装着した錠剤払出しカセットを取り替えなくても、複数種の錠剤の中から所望の錠剤を払い出すことができる。
1]錠剤フィーダ1,1A,1Bのカセット装着部4に、一度に複数の錠剤払出しカセットを装着可能に構成し、これら複数の錠剤払出しカセットのうち、錠剤フィーダ1,1A,1Bの払出作動機構5で駆動できる払出機構、即ち、錠剤を払い出すことができる錠剤払出しカセットを択一的に切り換える使用カセット切換手段を設けてもよい。これにより、カセット装着部4に装着した錠剤払出しカセットを取り替えなくても、複数種の錠剤の中から所望の錠剤を払い出すことができる。
2]カセット装着部4に、1又は複数種類のカセット装着用アダプタを着脱可能に構成し、このカセット装着用アダプタを介して、構造の異なる複数種類の錠剤カセットの何れかを、カセット装着部4に装着して使用できるように構成できる。
3]錠剤払出しカセット10のカセット払出口を開閉する開閉カバーを設け、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10を装着すると、開閉カバーが自動的に開き、カセット装着部4から錠剤払出しカセット10を取り外すと、開閉カバーが自動的に閉じるようにしてもよい。
3]錠剤払出しカセット10のカセット払出口を開閉する開閉カバーを設け、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10を装着すると、開閉カバーが自動的に開き、カセット装着部4から錠剤払出しカセット10を取り外すと、開閉カバーが自動的に閉じるようにしてもよい。
4]払出作動機構5の電動モータ31の駆動停止時に、その電動モータ31に逆電圧の電力を供給して急速停止させるように構成してもよい。
5]カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されたか否か検出する装着検出センサを設け、この装着検出センサにより、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されていないと検出された場合に、操作スイッチ6が操作されても、電動モータが作動しないように制限してもよい。
5]カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されたか否か検出する装着検出センサを設け、この装着検出センサにより、カセット装着部4に錠剤払出しカセット10が装着されていないと検出された場合に、操作スイッチ6が操作されても、電動モータが作動しないように制限してもよい。
6]錠剤払出しカセット10に長い間錠剤を収容しておく場合、錠剤が湿気ないように、内部に乾燥剤を配設するようにしてもよい。この場合、例えば、収容ケース蓋12の内面に除湿シートを貼り付けてもよい。
7]払出作動機構5のバッテリとして充電可能なものを適用し、このバッテリに家庭用電源からコードを介して充電できるように、また、バッテリを取り替え可能に、また、バッテリを省略し、家庭用電源からコードを介して電力を供給して作動可能にしてもよい。
7]払出作動機構5のバッテリとして充電可能なものを適用し、このバッテリに家庭用電源からコードを介して充電できるように、また、バッテリを取り替え可能に、また、バッテリを省略し、家庭用電源からコードを介して電力を供給して作動可能にしてもよい。
8]錠剤払出しカセット10の前部にカセット払出口を設け、錠剤フィーダ1の上部ケース20の前部下端部に導出口を設け、上部ケース20の前部に錠剤シュートを設けてもよい。
9]払出作動機構5を電動ではなく手動で作動させるようにしてもよい。この場合、払出作動機構5の手動操作部を把持部3の近くに設け、この手動操作部を例えば回動させて操作することで、払出作動機構5を作動させるように構成してもよい。
10]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加し、形状やサイズを適宜変更して、実施することができる。
9]払出作動機構5を電動ではなく手動で作動させるようにしてもよい。この場合、払出作動機構5の手動操作部を把持部3の近くに設け、この手動操作部を例えば回動させて操作することで、払出作動機構5を作動させるように構成してもよい。
10]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加し、形状やサイズを適宜変更して、実施することができる。
1,1A,1B ポータブル型錠剤フィーダ
2 ケース部材
3 把持部
4 カセット装着部
5 払出作動機構
6 操作スイッチ
10 錠剤払出しカセット
13 払出機構
21a 導出口
31 電動モータ
32 出力軸
33 ギヤ機構
41 駆動速度切換スイッチ
45 錠剤シュート
50 駆動制御回路
60 制御装置
61 ディスプレイ
62 設定スイッチ
63 光学センサ
65 モード切換スイッチ
2 ケース部材
3 把持部
4 カセット装着部
5 払出作動機構
6 操作スイッチ
10 錠剤払出しカセット
13 払出機構
21a 導出口
31 電動モータ
32 出力軸
33 ギヤ機構
41 駆動速度切換スイッチ
45 錠剤シュート
50 駆動制御回路
60 制御装置
61 ディスプレイ
62 設定スイッチ
63 光学センサ
65 モード切換スイッチ
Claims (9)
- 使用者が把持可能な把持部を有するケース部材と、
前記ケース部材の上端部に設けられ且つ収容した錠剤を1錠ずつ順次払い出し可能な払出機構を有する錠剤払出しカセットを着脱可能なカセット装着部と、
前記ケース部材に収納され且つ前記カセット装着部に装着された錠剤払出しカセットの払出機構に連動連結されてこの払出機構を作動させる払出作動機構と、
前記ケース部材に設けられ払出作動機構を作動させる為に操作する操作部と、
を備えたことを特徴とするポータブル型錠剤フィーダ。 - 前記ケース部材の内部に、前記錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を外部へ導出する導出口へ案内する錠剤シュートを設けたことを特徴とする請求項1に記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記払出作動機構は、電動モータと、払出機構の入力軸に解除可能に係合する出力軸と、この出力軸に前記電動モータによる駆動力を伝達するギヤ機構とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記操作部の操作中にのみ電動モータを作動させるように構成したことを特徴とする請求項3に記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させるように、電動モータを制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記錠剤払出しカセットから払い出す予定の錠剤の所定数量を、前記制御手段に対して設定する払出数量設定手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記錠剤払出しカセットから払い出された錠剤を検知する錠剤検知手段を設け、
前記制御手段は、錠剤検知手段からの錠剤検知信号を受けて電動モータを制御することを特徴とする請求項5又は6に記載のポータブル型錠剤フィーダ。 - 前記操作部の操作中にのみ電動モータを作動させる第1操作モードと、操作部の1回の操作で所定数量の錠剤が錠剤払出しカセットから払い出されるまで電動モータを作動させる第2操作モードとに択一的に切り換えるモード切換手段を設けたことを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載のポータブル型錠剤フィーダ。
- 前記電動モータの駆動速度を切り換える速度切換手段を設けたことを特徴とする請求項4〜8の何れかに記載のポータブル型錠剤フィーダ。
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JP2003351519A JP2005111104A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | ポータブル型錠剤フィーダ |
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ID=34542736
Family Applications (1)
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JP2003351519A Pending JP2005111104A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | ポータブル型錠剤フィーダ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005111104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100716751B1 (ko) | 2006-12-13 | 2007-05-14 | 하이팜텍주식회사 | 정제약 분배기 |
WO2012077788A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | 株式会社トーショー | 薬剤フィーダ |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003351519A patent/JP2005111104A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012120719A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Tosho Inc | 薬剤フィーダ |
CN103249389A (zh) * | 2010-12-09 | 2013-08-14 | 株式会社东商 | 药剂供给机 |
US9132060B2 (en) | 2010-12-09 | 2015-09-15 | Tosho Inc. | Medicine feeder |
AU2011339288B2 (en) * | 2010-12-09 | 2015-10-29 | Tosho, Inc. | Medicine feeder |
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