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JP2005106199A - 動圧軸受装置およびディスク駆動装置 - Google Patents

動圧軸受装置およびディスク駆動装置 Download PDF

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JP2005106199A
JP2005106199A JP2003340952A JP2003340952A JP2005106199A JP 2005106199 A JP2005106199 A JP 2005106199A JP 2003340952 A JP2003340952 A JP 2003340952A JP 2003340952 A JP2003340952 A JP 2003340952A JP 2005106199 A JP2005106199 A JP 2005106199A
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JP2003340952A
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English (en)
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Masayoshi Seichi
正義 齋地
Masato Gomyo
五明  正人
Junya Mizukami
順也 水上
Yoshitaka Murayama
佳孝 村山
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 簡易な構成によって、簡易な構成によって安定した動圧特性を長期にわたって得ることを可能とする。
【解決手段】 軸受空間内の圧力バランスをとる圧力開放用バイパス通路BPを設けたことに加えて、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBどうしの間部分に設けた流体溜め部OSにおける潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力を有する構成を採用したことによって、潤滑流体内における気泡の発生を良好に防止して適正な動圧が安定的に得られるようにしたもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は、潤滑流体の動圧によって回転軸を支持する動圧軸受部材を備えた動圧軸受装置およびディスク駆動装置に関する。
近年、各種回転駆動装置において、回転体を高速かつ高精度に回転させるための軸受装置として、潤滑流体に動圧を発生させて回転軸を非接触で支持する動圧軸受装置の開発が進められている。このような動圧軸受装置において、本願発明者らは、装置全体の薄型化を図るなどの目的で、例えば図8に示されているような構造のスラスト動圧軸受部SBを採用したものを開発し提案している。(例えば、本願の出願時点において未公開である下記特許文献1)。すなわち、同図に示されているスラスト動圧軸受部SBにおいては、動圧軸受部材(軸受スリーブ)1により回転自在に支持された回転軸2に、回転部材(回転ハブ)3が接合されているとともに、その回転部材3の中心領域における軸方向内側(図8の下面側)の端面と、上記動圧軸受部材1の軸方向外端面(図8の上端面)とが、互いに近接対向するように配置されており、そのスラスト対向領域内の一部に上述したスラスト動圧軸受部SBが形成されている。
このスラスト動圧軸受部SBにおける軸受空間の内部側には、適宜の潤滑流体(図示省略)が注入されているとともに、その潤滑流体に対する動圧発生手段として、例えばスパイラル形状の動圧発生溝が周方向に沿って並列するように凹設されており、その動圧発生溝の加圧作用によって上記潤滑流体に対して動圧を発生させ、所望のスラスト浮上力を得るようしている。
また、上記動圧軸受部材1の内周側壁面と、回転軸2の外周側壁面とが対向したラジアル対向領域には、軸方向に沿って2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBが形成されており、それらの各ラジアル動圧軸受部RBの軸受空間の内部側には、上述したスラスト動圧軸受部SBから連続して潤滑流体(図示省略)が注入されている。そして、その潤滑流体に対する動圧発生手段として、例えばヘリングボーン形状の動圧発生溝が周方向に沿って並列するように凹設されており、その動圧発生溝の加圧作用によって上記潤滑流体に対して動圧を発生させ、所望のラジアル浮上力を得るようしている。
このように、上述した動圧軸受装置では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBからスラスト動圧軸受部SBにかけての軸受空間が、連続するように形成されており、その連続した軸受空間内に潤滑流体が連続的に注入された構成になされている。
特願2002−170619
ところが、このような構造を有する動圧軸受装置では、上述したラジアル動圧軸受部RBにおける隙間寸法や動圧発生溝の溝形状(溝長さ)等が、製造時の加工誤差などによって軸方向にアンバランスな形状になされてしまうことがあり、それによって、例えば図示下側のラジアル動圧軸受部RBにおいて、図9の矢印長さで表したようにポンピング作用力P1,P2が軸方向にアンバランス状態(P1>P2またはP1<P2)となってしまうことがある。このようなラジアル動圧軸受部RBにおけるアンバランス状態は、各動圧軸受部またはその近傍どうしを、圧力調整用バイパス通路などのような循環孔で連通しても完全に解消されることはない。特に、上述したラジアル動圧軸受部RBおよびスラスト動圧軸受部SBを含む軸受空間の中心部分に設けられた流体溜め部4内の潤滑流体の圧力が、大気圧より小さい負圧状態になってしまうと、潤滑流体に気泡が発生してしまうことがある。このような気泡が各動圧軸受部の内部に浸入していくと、良好な動圧が得られなくなって軸受特性を著しく損なう結果となる。
そこで本発明は、簡易な構成によって気泡の発生を良好に防止し、長期にわたって安定した動圧特性を得ることができるようにした動圧軸受装置およびディスク駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項1にかかる動圧軸受装置では、ラジアル対向領域内に軸方向に適宜の間隔を離して設けられた2箇所のラジアル動圧軸受部のうちのスラスト動圧軸受部に隣接する側のラジアル動圧軸受部から上記スラスト動圧軸受部にかけての軸受空間と、他方側のラジアル動圧軸受部に隣接する軸方向外方側の空間との間が、前記軸受空間とは別個に形成された圧力調整用バイパス通路により連通されているとともに、上記2箇所のラジアル動圧軸受部どうしの間部分に相当する軸受空間に、上記ラジアル動圧軸受部における軸受空間を半径方向に拡大した隙間空間からなる流体溜め部が設けられ、かつ前記2箇所のラジアル動圧軸受部における潤滑流体に対する加圧力が、上記流体溜め部における潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように構成されている。
そして、例えば本発明の請求項3にかかる動圧軸受装置では、上記請求項1における2箇所のラジアル動圧軸受部のうちの少なくとも一方側を構成している軸受空間が、当該軸受空間における隙間寸法を前記流体溜め部に向かって連続的に拡大または同一としたテーパ状空間または平行状空間をなすように形成されている。
また、本発明の請求項5にかかる動圧軸受装置では、上記請求項1における動圧発生手段が、略くの字状をなすように形成されたヘリングボーン状屈曲溝の環状集合体から形成され、2箇所のラジアル動圧軸受部のうちの少なくとも一方側に配置された動圧発生手段を構成しているヘリングボーン状屈曲溝の頂点位置が、当該ラジアル動圧軸受部における軸方向中心位置より前記流体溜め部側にずらした位置に配置されている。
このような構成を有する本発明の請求項1または請求項3または請求項5にかかる動圧軸受装置によれば、2箇所のラジアル動圧軸受部とスラスト動圧軸受部とを含む軸受空間の中心部分に設けられた流体溜め部の内部が、ラジアル動圧軸受部における潤滑流体への加圧力によって、常時大気圧より大きい正圧状態に維持されることとから、潤滑流体内における気泡の発生が良好に防止されることとなり、適正な動圧が安定的に得られるようになっている。
また、例えば本発明の請求項2にかかる動圧軸受装置では、上記2箇所のラジアル動圧軸受部に加えて上記スラスト動圧軸受部における潤滑流体に対する加圧力が、上記流体溜め部における潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように構成されている。
このような構成を有する本発明の請求項2にかかる動圧軸受装置によれば、潤滑流体内における気泡の発生を良好に防止して適正な動圧が安定的に得られるようにしたものであるから、簡易な構成によって安定した動圧特性を長期にわたって得ることができ、動圧軸受装置の信頼性を向上させることができる。
このとき、本発明の請求項4にかかる動圧軸受装置では、上記請求項1における2箇所のラジアル動圧軸受部のうち、軸方向に長い方のラジアル動圧軸受部を構成している軸受空間が、テーパ状空間をなすように形成されている。
このような構成を有する本発明の請求項4にかかる動圧軸受装置によれば、大きな加圧力を有する方のラジアル動圧軸受部によって、上述した作用が効率的に行われるようになっている。
また、本発明の請求項6にかかる動圧軸受装置では、上記請求項5における2箇所のラジアル動圧軸受部動圧にそれぞれ設けられた各動圧発生手段のヘリングボーン状屈曲溝において、頂点位置より軸方向外側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれAおよびDとし、頂点位置より軸方向内側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれBおよびCとしたとき、A+D≧B+Cなる関係が成立するように構成されている。
このような構成を有する本発明の請求項6にかかる動圧軸受装置によれば、2箇所のラジアル動圧軸受部における潤滑流体への加圧力が、全体として流体溜め部の内部側に潤滑流体を押し込むように作用することから、流体溜め部が、常時大気圧より大きい正圧状態に確実に維持されるようになっている。
一方、本発明の請求項7にかかるディスク駆動装置では、請求項1から6いずれかに記載の動圧軸受装置を備えたスピンドルモータと、そのスピンドルモータのロータに搭載された情報記録ディスクと、その情報記録ディスクに対して情報を記録または再生する記録ヘッドとを有する。
このような構成を有する請求項7にかかるディスク駆動装置によれば、記録ディスク駆動装置においても、上述した良好な作用を奏することが可能となる。
以上説明したように本発明にかかる動圧軸受装置は、軸受空間内の圧力バランスをとる圧力調整用バイパス通路を設けたことに加えて、2箇所のラジアル動圧軸受部どうしの間部分に設けた流体溜め部における潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力を有する構成を採用したことによって、潤滑流体内における気泡の発生を良好に防止して適正な動圧が安定的に得られるようにしたものであるから、簡易な構成によって安定した動圧特性を長期にわたって得ることができ、動圧軸受装置の信頼性を向上させることができる。
また、本発明にかかるディスク駆動装置は、上述した本発明にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータにより情報記録ディスクを回転駆動して記録ヘッドにより情報を記録または再生することによって、上述した動圧軸受装置における顕著な効果を、記録ディスク駆動装置において同様に得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、まず本発明にかかる動圧軸受装置を採用した一例としてのハードディスク駆動装置(HDD)用スピンドルモータの概要を説明することとする。
図1に示されている軸回転型のHDD駆動装置用スピンドルモータの全体は、固定部材としてのステータ組10と、そのステータ組10に対して図示上側から組み付けられた回転部材としてのロータ組20とから構成されている。そのうちステータ組10は、図示を省略した固定基台側にネジ止めされる固定フレーム11を有している。この固定フレーム11は、軽量化を図るためにアルミ系金属材料から形成されているが、当該固定フレーム11の略中央部分に立設するようにして形成された環状の軸受ホルダー12の内周面側には、中空円筒状に形成された動圧軸受部材としての軸受スリーブ13が、圧入又は焼嵌めによって上記軸受ホルダー12に接合されている。この軸受スリーブ13は、小径の孔加工等を容易化するためにリン青銅などの銅系材料から形成されている。
また、前記軸受ホルダー12の外周取付面には、電磁鋼板の積層体からなるステータコア14が嵌着されているとともに、そのステータコア14に設けられた各突極部には、駆動コイル15がそれぞれ巻回されている。
さらに、図2にも示されているように、上記動圧軸受部材としての軸受スリーブ13に設けられた中心孔内には、上述したロータ組20を構成する回転軸21が回転自在に挿入されている。すなわち、上記軸受スリーブ13の内周壁部に形成された動圧面は、上記回転軸21の外周面に形成された動圧面に対して半径方向に対向するように配置されており、その微小隙間からなる軸受空間部分に、軸方向に適宜の間隔をあけて2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBが構成されている。より詳細には、上記ラジアル動圧軸受部RBにおける軸受スリーブ13側の動圧面と、回転軸21側の動圧面とは、数μmの微少隙間を介して周状に対向配置されており、その微少隙間からなる軸受空間内に、潤滑オイルや磁性流体等の潤滑流体が軸線方向に連続するように注入又は介在されている。
さらにまた、上記軸受スリーブ13及び回転軸21の両動圧面の少なくとも一方側には、適宜の構造を有するラジアル動圧発生用溝が、軸線方向に2ブロックに分けられて環状に凹設されており、回転時に、当該ラジアル動圧発生用溝のポンピング作用により図示を省略した潤滑流体が加圧されて動圧を生じ、その潤滑流体の動圧によって、上記回転軸21とともに後述する回転ハブ22が、上記軸受スリーブ13に対してラジアル方向に非接触状態で軸支持される構成になされている。
このとき、上述した各ラジアル動圧軸受部RBに設けられたラジアル動圧発生用溝は、例えば図9に示されているような略「く」の字状をなすように形成されたヘリングボーン状屈曲溝の環状集合体から形成されているが、その「く」の字状における中央部分の頂点部に相当する位置を中心として、基本的には軸方向に対称な溝形状をなすように構成されており、その対称的な溝形状を備えたラジアル動圧発生用溝によるポンピング作用は、例えば、前述した図9中の矢印で示されているように、軸方向に対称的にバランスした状態になされる。
従って、設計上では、上述した各ラジアル動圧軸受部RBによるバランスしたポンピング作用力によって、潤滑流体が軸方向の一方側に押し込まれていくことはないが、実際の製造を行うにあたっては、上記各ラジアル動圧軸受部RBにおける隙間寸法や、動圧発生溝の溝形状(溝長さ)等が、製造誤差などによって軸方向にアンバランスな形状に成形されてしまうことがあり、それによって各ラジアル動圧軸受部RBにおけるポンピング作用力がアンバランス状態となってしまうことがある。このようなことから本実施形態においては、上記軸受スリーブ13に対して、複数本の圧力調整用バイパス通路BPが軸方向に貫通するように形成されているが、それらの圧力調整用バイパス通路BPの詳細については後述する。
一方、上記回転軸21とともにロータ組20を構成している回転ハブ22は、フェライト系ステンレスからなる略カップ状の部材から構成されており、当該回転ハブ22の中心部分に設けられた接合穴22aが、上記回転軸21の図示上端部分に対して圧入又は焼嵌めによって一体的に接合されている。この回転ハブ22は、図示を省略した磁気ディスク等の記録媒体ディスクを外周部に搭載する略円筒状の胴部22bを有しているとともに、その胴部22bから半径方向外方に張り出して記録媒体ディスクを軸線方向に支持するディスク載置部22cを備えており、図示上方側から被せるように螺子止めされたクランパ(図示省略)により図示上方側からの押圧力によって、上記記録媒体ディスクが固定されるようになっている。
また、上記回転ハブ22の胴部22bの内周壁面側には、環状駆動マグネット22dが取り付けられている。この環状駆動マグネット22dの内周面は、前述したステータコア14における各突極部の外周側端面に対して環状に対向するように近接配置されているとともに、当該環状駆動マグネット22dの軸方向下端面は、上述した固定フレーム11側に取り付けられた磁気吸引板23と軸方向に対面する位置関係になされており、これら両部材22d,23どうしの間の磁気的吸引力によって、上述した回転ハブ22の全体が軸方向に引き付けられ、安定的な回転状態が得られる構成になされている。
さらに、前記軸受スリーブ13の図示下端側に設けられた開口部は、カバー13aにより閉塞されており、上述した各ラジアル動圧軸受部RB内の潤滑流体が外部に漏出しない構成になされている。
さらにまた、上記軸受スリーブ13の図示上端面と、上述した回転ハブ22の中心側部分における図示下端面とは、軸方向に近接した状態で対向するように配置されており、それら軸受スリーブ13の図示上端面と、回転ハブ22の図示下端面との間のスラスト対向領域内が、上述したラジアル動圧軸受部RBから連続する軸受空間に形成されている。そして、そのラジアル動圧軸受部RBから連続する軸受空間にスラスト動圧軸受部SBが設けられている。すなわち、上記スラスト対向領域を構成している両対向動圧面13,22の少なくとも一方側には、スパイラル形状またはへリングボーン形状のスラスト動圧発生溝が形成されており、そのスラスト動圧発生溝を含む軸方向対向部分がスラスト動圧軸受部SBになされている。
このようなスラスト動圧軸受部SBを構成している軸受スリーブ13の図示上端面側の動圧面と、それに近接対向する回転ハブ22の図示下端面側の動圧面とは、数μmの微少隙間を介して軸方向に対向配置されているとともに、その微少隙間からなる軸受空間内に、オイルや磁性流体等の潤滑流体が、上述したラジアル動圧軸受部RBから連続的に充填されていて、回転時に、上述したスラスト動圧発生溝のポンピング作用によって上記潤滑流体が加圧されて動圧を生じ、その潤滑流体の動圧によって、前記回転軸21及び回転ハブ22が、スラスト方向に浮上した非接触状態で軸支持される構成になされている。
なお、本実施形態における上記スラスト動圧軸受部SBは、前述した軸受スリーブ13の図示上端面と、回転ハブ22の図示下端面との間のスラスト対向領域において、最も外周側に相当する部分に配置されていて、そのスラスト対向領域の最外周側部分において、上記スラスト動圧軸受部SBを含むスラスト対向領域内の全体に存在している潤滑流体を、半径方向内方側に向かって加圧するポンピング手段を兼用する構成になされている。
さらに、上記動圧軸受部材としての軸受スリーブ13の最外周壁面によって、毛細管シール部24からなる流体シール部が画成されている。すなわち、この流体シール部としての毛細管シール部24は、前述したスラスト動圧軸受部SBを含む軸方向のスラスト対向領域に対して半径方向外方側から連設されるように設けられており、上記前記軸受スリーブ13の外周壁面と、その軸受スリーブ13の外周壁面と半径方向に対向するように形成された抜け止め部材としてのカウンタープレート25の内周壁面との間に画成されている。上記カウンタープレート25は、上述した回転ハブ22に設けられたフランジ部22eに固定されたリング状部材からなり、当該カウンタープレート25の内周壁面と、上述した軸受スリーブ13の外周壁面との間の隙間を、図示下方側の開口部に向かって連続的に拡大することによって、上述した毛細管シール部24がテーパ状のシール空間をなすように形成されており、前述したスラスト動圧軸受部SB内の潤滑流体が、当該毛細管シール部24内に至るまで連続的に充填されている。
またこのとき、上記軸受スリーブ13の図示上端部分には、半径方向外方側に張り出すようにして抜止め鍔部13bが設けられており、その抜止め鍔部13bの一部が、上述したカウンタープレート25の一部に対して軸方向に対向するように配置されている。そして、これらの両部材13b,25によって、前記回転ハブ22が軸方向に抜け出すことを防止する構成になされている。
ここで、上述した軸受スリーブ13に設けられた複数本の圧力調整用バイパス通路BPは、上述した各ラジアル動圧軸受部RBを含む軸受空間とは別個に、上記軸受スリーブ13を軸方向に貫通するように形成されており、上記軸受スリーブ13の軸方向両端面にそれぞれ開口部BP1,BP2を有するように形成されている。そして、それらの両開口部BP1,BP2のうち、前記軸受スリーブ13の図示上側端面に配置された開口部BP2は、上述したスラスト動圧軸受部SBと、そのスラスト動圧軸受部SBに隣接して配置された図示上側のラジアル動圧軸受部RBとの間の軸受空間内に開口するように配置されている。
すなわち、この圧力調整用バイパス通路BPの図示上側の開口部BP2は、前述したスラスト動圧軸受部SBよりも半径方向内側の部位において上記スラスト動圧軸受部SBよりも軸方向間隔が大きく形成された拡大隙間部LSに開口しており、このような拡大隙間部LSが設けられていることによって、上記圧力調整用バイパス通路BPと軸受空間との間に良好な連通状態が形成され、潤滑流体の流動が良好に行われるようになっている。
一方、上記圧力調整用バイパス通路BPの両開口部BP1,BP2のうち、軸受スリーブ13の図示下側端面に配置された開口部BP2は、当該軸受スリーブ13の図示下端面と前記カバー13aとにより画成された軸方向外方側の空間に向かって開口するように配置されている。
このような圧力調整用バイパス通路BPを設けたことに加えて本実施形態では、上述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBどうしの間部分に相当する軸受空間に、流体溜め部OSが設けられている。この流体溜め部OSは、上記ラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間を半径方向に拡大した隙間空間から形成されており、軸受空間内に中に注入された潤滑流体が上記流体溜め部OS内に蓄えられるようになっている。そして、この流体溜め部OSにおける潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように、前述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBにおける潤滑流体に対して加圧力が付与される構成になされている。
より具体的には、上述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの少なくとも一方側を構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大または同一としたテーパ状空間または平行状空間をなすように形成されている。このような軸受空間の構成は、上述した軸受スリーブ13の内周壁面を中心軸に沿って平行または傾斜して延在させることによって形成してもよいし、回転軸21の外周壁面を中心軸に沿って平行または傾斜して延在させることによって形成してもよい。
例えば、図3(a)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を上述した流体溜め部OSに向かって連続的に縮小させたテーパ状空間をなすように形成されているが、図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間は、当該軸受空間の隙間寸法が前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大するテーパ状空間をなすように形成されている。
また、図3(b)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に縮小させたテーパ状空間をなすように形成されているが、図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間は、当該軸受空間の隙間寸法が前記流体溜め部OSに向かって略同一にて連続する平行状空間をなすように形成されている。
さらに、図3(d)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって略同一で連続させた平行状空間をなすように形成されているとともに、図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間は、当該軸受空間の隙間寸法が前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大するテーパ状空間をなすように形成されている。
さらにまた、図3(e)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBの双方の軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって略同一にて連続させた平行状空間をなすように形成されている。
また、図3(f)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に縮小させたテーパ状空間をなすように形成されているが、図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間は、当該軸受空間の隙間寸法が前記流体溜め部OSに向かって略同一にて連続する平行状空間をなすように形成されている。
さらに、図3(g)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBの双方の軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大させたテーパ状空間をなすように形成されている。
さらにまた、図3(h)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大させたテーパ状空間をなすように形成されているとともに、図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって略同一にて連続する平行状空間をなすように形成されている。
また、図3(i)に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの図示下方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に縮小させたテーパ状空間をなすように形成されているが、図示上方側のラジアル動圧軸受部RBを構成している軸受空間は、当該軸受空間の隙間寸法が前記流体溜め部OSに向かって連続的に拡大するテーパ状空間をなすように形成されている。
このような構成を有する図3の各々に表した各実施形態によれば、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBとスラスト動圧軸受部SBとを含む軸受空間の中心部分に設けられた流体溜め部OSの内部が、上記ラジアル動圧軸受部RBにおける潤滑流体への加圧力によって、常時大気圧より大きい正圧状態に維持される。例えば、上述した図3(e)および図3(g)にかかる各実施形態においては、図4中の実線(e)および(g)で示されているように、流体溜め部OSを含む軸受空間内の全体が正圧状態に維持されることとなって、潤滑流体内における気泡の発生が良好に防止され、適正な動圧が安定的に得られるようになっている。
これに対して、従来からの提案装置においては、前述した図3中の(c)に示されているように、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBの双方における軸受空間が、当該軸受空間の隙間寸法を前記流体溜め部OSに向かって連続的に縮小したテーパ状空間をなすように形成される場合がある。その場合には、それら両ラジアル動圧軸受部RBにおける潤滑流体への加圧力が、図4中の破線(c)で示されているように、軸受空間内、特に流体溜め部OSの内部を大気圧より小さい負圧状態にしてしまい、潤滑流体内に気泡を発生させることとなる。
このとき、上述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうち、軸方向に長い方のラジアル動圧軸受部を構成している軸受空間をテーパ状空間に形成しておけば、大きな加圧力を有する方のラジアル動圧軸受部によって、上述した作用・効果が効率的に行われるようになっている。
なお図4において明らかなように、本実施形態では、上述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBに加えて、スラスト動圧軸受部SBにおけるシール出口部側における潤滑流体に対する加圧力が、前記流体溜め部OSにおける潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように構成されており、さらに安定した動圧力が得られるようになっている。
一方、上述したように実施形態における動圧発生手段は、例えば図5に示されているように、略「く」の字状をなすように形成されたヘリングボーン状屈曲溝DGの環状集合体から形成されているものであるが、前述した2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBのうちの少なくとも一方側に配置された動圧発生手段におけるヘリングボーン状屈曲溝の頂点位置DGOを、当該ラジアル動圧軸受部RBにおける軸方向中心位置DGCに対して、前述した流体溜め部OS側に適宜の距離だけずらした位置に配置されていることによっても上述した実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。すなわち、この場合の実施形態では、上記ヘリングボーン状屈曲溝DGにおいて軸方向外方側に配置された溝DG1の軸方向長さAが、軸方向内側に配置された溝DG2の軸方向長さBより長くなるように設定されている(A>B)。
さらに、図6に示されている実施形態では、2箇所のラジアル動圧軸受部動圧RB,RBにそれぞれ設けられた動圧発生手段のヘリングボーン状屈曲溝DG,DGにおいて、頂点位置DGOより軸方向外側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれAおよびDとするとともに、頂点位置DGOより軸方向内側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれBおよびCとしたとき、
A+D≧B+C
なる関係が成立するように溝長さが設定されている。
このような構成を有する実施形態によれば、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBにおける潤滑流体への加圧力が、全体として流体溜め部OSの内部側に向かって潤滑流体を押し込むように作用することから、流体溜め部OSの内部の潤滑流体が、常時、大気圧より大きい正圧状態に確実に維持されるようになっている。
さらに、このような各実施形態におけるスピンドルモータは、例えば図7に示されているようなハードディスク駆動装置(HDD)の内部に装着されて使用され、同様な作用・効果が得られる。
すなわち、図7に示されているように、上述した各実施形態にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータMは、密閉状のハウジング100を構成している本体プレート100aに固定されることによって使用され、そのスピンドルモータM含むハウジング100の内部空間は、上記本体プレート100aに嵌合する密閉蓋100bによって清浄空間100cに形成されている。上記スピンドルモータMの回転ハブ体(図1中の符号22参照)には、ハードディスク等の情報記録ディスク101が搭載されているとともに、上記回転ハブに対して螺子102により固着されたクランプ103によって、上記情報記録ディスク101が不動状態に保持される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもない。
また、上述した各実施形態は、ハードディスク駆動装置(HDD)用のスピンドルモータに対して本発明を適用したものであるが、その他の多種多様な動圧軸受装置に対しても本発明は同様に適用することができるものである。
以上述べた本発明は、各種モータを始めとして多種多様な回転駆動装置に用いられる動圧軸受装置に対して広く採用することが可能である。
本発明の一実施形態における動圧軸受装置を備えた軸回転型のHDD用スピンドルモータの概要を表した縦断面説明図である。 図1に示されたHDD用スピンドルモータにおける動圧軸受部分を拡大して表した縦断面説明図である。 軸受スリーブの内周壁面の傾斜状体を強調して表した縦断面説明図であって、(c)は従来装置のものであり、その(c)を除いた(a),(b)および(d)ないし(i)は本発明を適用した各実施形態を表したものである。 軸受空間内における潤滑流体の圧力分布を表した線図である。 本発明の他の実施形態における動圧発生用溝の構造を表した模式的説明図である。 本発明のさらに他の実施形態における動圧発生用溝の構造を表した模式的説明図である。 本発明にかかる動圧軸受装置を備えたスピンドルモータを使用したディスク駆動装置の概略構造例を表した縦断面説明図である。 従来から開発されている動圧軸受装置の一例を表した縦断面説明図である。 図8にかかる動圧軸受装置におけるアンバランス状態の一例を表した縦断面説明図である。
符号の説明
13 軸受スリーブ(軸受部材)
21 回転軸(軸部材)
22 回転ハブ(回転部材)
BP 圧力開放用バイパス通路
BP1,BP2 開口部
RB ラジアル動圧軸受部
SB スラスト動圧軸受部
OP 流体溜め部
DG ヘリングボーン状屈曲溝
DGO 頂点位置
DGC 軸方向中心位置
DG1 外方側動圧発生溝
DG2 内方側動圧発生溝
M スピンドルモータ
100 ハウジング
101 情報記録ディスク

Claims (7)

  1. 動圧発生手段により潤滑流体を加圧して発生させた動圧を利用して回転軸を非接触状態で支持する動圧軸受部材を備えたものであって、
    上記動圧軸受部材の内周壁面と、前記回転軸の外周壁面との間に形成されたラジアル対向領域の一部に、軸方向に適宜の間隔を離して2箇所のラジアル動圧軸受部が設けられているとともに、
    上記回転軸とともに一体回転する回転部材の軸方向端面と、前記動圧軸受部材の軸方向端面との間に形成されたスラスト対向領域の一部にスラスト動圧軸受部が設けられ、
    これら2箇所のラジアル動圧軸受部から上記スラスト動圧軸受部にかけて連続するように形成された軸受空間内に前記潤滑流体が連続的に注入された動圧軸受装置において、
    上記2箇所のラジアル動圧軸受部のうちの前記スラスト動圧軸受部に隣接する側のラジアル動圧軸受部から上記スラスト動圧軸受部にかけての軸受空間と、他方側のラジアル動圧軸受部に隣接する軸方向外方側の空間との間が、前記軸受空間とは別個に形成された圧力調整用バイパス通路により連通されているとともに、
    上記2箇所のラジアル動圧軸受部どうしの間部分に相当する軸受空間に、上記ラジアル動圧軸受部における軸受空間を半径方向に拡大した隙間空間からなる流体溜め部が設けられ、かつ
    前記2箇所のラジアル動圧軸受部における潤滑流体に対する加圧力が、上記流体溜め部における潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように構成されていることを特徴とする動圧軸受装置。
  2. 前記2箇所のラジアル動圧軸受部に加えて、前記スラスト動圧軸受部における潤滑流体に対する加圧力が、前記流体溜め部における潤滑流体を大気圧以上の正圧とする加圧力となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。
  3. 前記2箇所のラジアル動圧軸受部のうちの少なくとも一方側を構成している軸受空間が、当該軸受空間における隙間寸法を前記流体溜め部に向かって連続的に拡大または同一としたテーパ状空間または平行状空間をなすように形成されていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。
  4. 前記2箇所のラジアル動圧軸受部のうち、軸方向に長い方のラジアル動圧軸受部を構成している軸受空間が、前記テーパ状空間をなすように形成されていることを特徴とする請求項2記載の動圧軸受装置。
  5. 前記動圧発生手段が、略くの字状をなすように形成されたヘリングボーン状屈曲溝の環状集合体から形成され、
    前記2箇所のラジアル動圧軸受部のうちの少なくとも一方側に配置された動圧発生手段を構成しているヘリングボーン状屈曲溝の頂点位置が、当該ラジアル動圧軸受部における軸方向中心位置より前記流体溜め部側にずらした位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。
  6. 前記2箇所のラジアル動圧軸受部動圧にそれぞれ設けられた各動圧発生手段のヘリングボーン状屈曲溝において、頂点位置より軸方向外側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれAおよびDとし、頂点位置より軸方向内側に位置する溝の軸方向長さをそれぞれBおよびCとしたとき、
    A+D≧B+C
    なる関係が成立するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の動圧軸受装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の動圧軸受装置を備えたスピンドルモータと、そのスピンドルモータのロータに搭載された情報記録ディスクと、その情報記録ディスクに対して情報を記録または再生する記録ヘッドとを有することを特徴とするディスク駆動装置。
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