[go: up one dir, main page]

JP2005101861A - 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置 - Google Patents

漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005101861A
JP2005101861A JP2003332347A JP2003332347A JP2005101861A JP 2005101861 A JP2005101861 A JP 2005101861A JP 2003332347 A JP2003332347 A JP 2003332347A JP 2003332347 A JP2003332347 A JP 2003332347A JP 2005101861 A JP2005101861 A JP 2005101861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
coaxial cable
leaky coaxial
area
radio wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003332347A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Futaki
志郎 二木
Kiyokazu Fuchimoto
清和 淵本
Fumihiko Sugiyama
文彦 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUREWAY Inc
Inter Energy Co Ltd
Original Assignee
SUREWAY Inc
Inter Energy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUREWAY Inc, Inter Energy Co Ltd filed Critical SUREWAY Inc
Priority to JP2003332347A priority Critical patent/JP2005101861A/ja
Publication of JP2005101861A publication Critical patent/JP2005101861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】 建物内での無線通信サービスシステムの構築で、基地局相当部分の設置設計を容易に行い、電波送信エリアの場所設定および広さ設定を自由に行い、安価な方法で無線通信サービス可能場所を設定・選択し、無線通信サービスの提供先の条件変更に応じてシステム変更を高い自由度で容易に行うことができる漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置を提供する。
【解決手段】 この無線通信エリア制御装置は、複数の電波漏洩部25が形成された少なくとも1本の漏洩同軸ケーブル21〜24を無線通信サービス用の有線ネットワーク31に接続し、漏洩同軸ケーブル21〜24をサービス提供エリアである部屋11〜14に配線し、複数の電波漏洩部25のそれぞれは部屋11〜14内の狭域エリアに対応して形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置に関し、特に、複数の電波漏洩部が設けられた漏洩同軸ケーブルを複数のアンテナを備えるアンテナ装置として利用し、狭域エリアの無線通信を管理する無線通信エリア制御装置に関する。
図5を参照して、無線通信サービスを行うための従来の装置構成の一例を説明する。この装置構成は例えば特許文献1に開示されている。図5に示すごとく、一般的な無線通信サービスは、有線ネットワーク(Ethernet(登録商標):イーサネット(登録商標))101に無線通信ルータ102を接続し、この無線通信ルータ102で無線化を行い、電波103を放射させる。この無線通信ルータ102は、有線ネットワーク101が敷設された建物の内部において、限定された比較的広いエリアでの基地局としての機能を有している。このような無線通信ルータ102は有線ネットワーク101において多数台接続され、各無線通信ルータごとに無線通信可能なエリアが設定されている。
基地局である上記の無線通信ルータ102に対しては、所要の距離関係において、複数の端末(PC)104がアクセス側として配置される。これらの端末104は、無線通信ルータ102との間で電波103を介して送受信を行うための送受信機を備えている。図5に示した構成によれば、無線通信ルータ102ごとに設定されたエリアで一様な無線通信のサービスを提供することが可能となり、エリア内であれば、アクセス場所に限定されず、どの場所であっても一様な無線通信サービスを受けることができる。
上記の装置構成に基づく無線通信サービスの方法は規格化されたアクセス方式に従った送信機および受信機を用いるものであれば、アクセスにおいて特別な保護手段(アクセスプロテクション)がかけられない限りにおいて、どの基地局すなわちどの無線通信ルータ102とも自由に通信することができる。従って、端末104の移動自由度が非常に高い、つまり、端末104をどのエリアに移動させても、そのエリアに存在する無線通信ルータ102との間で無線通信を行うことが可能となる。上記の構成を有する無線通信システムは、特に移動性が高く要求される端末にとっては非常にメリットのあるネットワークシステムであり、これにより均一な良質の無線通信サービスの提供を受けることができる。また1つの基地局から送信される電波103の強度も数十メートルから数百メートルと広範囲であり、1つの基地局で比較的に広いエリアをカバーすることができ、一様な無線通信ネットワークサービスを安価に提供することができるという利点も有している。
従来の装置構成による無線通信サービスのシステムでは、前述の通り、一様に安価な無線ネットワークシステムを構築することができる。しかしながら、エリアごとで異なる通信方式の無線通信サービスを提供しようとすると、コストおよび基地局間の干渉等でさまざま問題が提起される。
上記の問題に対して、従来では、電波が無線通信サービスエリアをカバーできるように無線通信ルータ(基地局)を配置する必要があり、かつその配置設計では基地局間の電波干渉や電波の未到達領域がないように周波数制御による通信チャネル制御や最適な基地局送信パワーの制御を行っていた。
さらに、図6に示すような、ビルの1つのフロアに作られたオフィスレイアウトの例において上記の無線通信サービスのシステムを適用した場合の問題を考える。
このオフィスでは、応接室201、会議室202、研修室203、個室204等の部屋が設けられ、各部屋の内部または近傍位置で、図示された場所に無線通信ルータ102が配置されている。上記有線ネットワーク101の図示は省略されている。4台の無線通信ルータ102のそれぞれを中心としてその周囲に描かれた複数の同心円205は各無線通信ルータ102から放射された電波103の分布・到達領域のイメージを示している。各無線通信ルータ102から放射される電波103は、対応する各部屋のほぼ全域をカバーするように広がっている。従って、各部屋のエリアにおいて上記の端末104を用いれば、どの場所であっても無線通信のサービスを受けることができる。
しかしながら、他方で、上記のオフィスの無線通信システムでは、無線通信システムの使用に関して、例えば応接室201において自席では使えても、顧客の席では使えないようにしたいとか、あるいは、会議室202では特定の席のみ使用できるようにしたいという要求が存在する。
さらに無線通信をシールド加工されていない建物のオフィスにおいて、部屋ごとに無線通信可能または無線通信不可能になるように制御したい等の要求も存在する。
以上の場合、上記要求に全面的に応えるには、従来のシステムによれば、緻密な無線通信のネットワークシステムの設計が必要になり、大変なコストがかかる。また一度敷設してしまったシステムは、オフィスのレイアウトの変更等の場合、それによってシステムの設計を基本的に見直し、再設計をし直さなければならないという事態も発生する。
上記の要求に対して、従来では、無線通信サービスを不能にする場所にはシールドを施して電波の到達させないようにしたり、アクセスキーを設定してアクセスプロテクションをかけるようにしていた。
特開2000−92050公報(特願平11−203735号)
本発明の課題は、会社オフィスがあるビル等の建物の内部における限定されたエリアでの無線通信サービスのシステムの構築で、電波の送受を行う基地局部分の設置設計を容易に行うことができ、電波の送信エリアの場所設定および送信エリアの広さ設定を自由に行うことができ、さらにシールド技術やアクセスプロテクション技術を用いることなく安価な方法で無線通信サービス可能場所を設定・選択することができ、無線通信サービスの提供先の条件の変更に応じてシステムの変更を高い自由度で容易に行うことができる技術を提案するものである。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、建物内における会社オフィス等の限定エリアでの無線通信サービスのシステムの構築で、基地局相当部分の設置設計を容易に行うことができ、電波送信エリアの場所設定および広さ設定を自由に行うことができ、安価な方法で無線通信サービス可能場所を設定・選択することができ、無線通信サービスの提供先の条件変更に応じてシステム変更を高い自由度で容易に行うことができる漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置を提供することにある。
本発明に係る漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1の無線通信エリア制御装置(請求項1に対応)は、複数の電波漏洩部が形成された少なくとも1本の漏洩同軸ケーブルを無線通信サービス用の有線ネットワークに接続し、上記漏洩同軸ケーブルをサービス提供エリアに配線し、複数の電波漏洩部のそれぞれはサービス提供エリア内の狭域エリアに対応して形成される。
上記の無線通信エリア制御装置では、複数の電波漏洩部のそれぞれは電波を放射するアンテナとして利用される。漏洩同軸ケーブルは複数のアンテナを備えたアンテナ装置として用いられる。電波漏洩部が設けられる漏洩箇所は切り口として漏洩同軸ケーブルにおいて自由な位置に形成することができる。電波漏洩部から放射された電波を端末で受信することで無線通信サービスを受けることができる。電波漏洩部から放射される電波のカバー領域は、極めて狭い範囲の狭域エリアとして設定することができる。漏洩同軸ケーブルに漏洩箇所を形成するだけで電波漏洩部を設けることができるので、簡単な方法で室内用無線LANのアンテナ装置すなわち基地局相当部分を作ることが可能となる。
第2の無線通信エリア制御装置(請求項2に対応)は、上記第1の構成において、好ましくは、狭域エリアは座席位置に一致していることを特徴とする。この構成により、狭域エリアは、例えば1つの室内のサービス提供エリアにおいて人が座る座席に一致させて設定される。
第3の無線通信エリア制御装置(請求項3に対応)は、上記の各構成において、好ましくは、サービス提供エリアは対象建物内の各種の部屋であり、漏洩同軸ケーブルは対応する部屋に配線されることを特徴とする。この構成により、屋内用の無線LANを構築することができる。
第4の無線通信エリア制御装置(請求項4に対応)は、上記の各構成において、好ましくは、漏洩同軸ケーブルは多芯ケーブルであり、この多芯ケーブルの各々に位置をずらせて電波漏洩部を形成すると共に多芯ケーブルの各々を選択するスイッチ部(RFスイッチ)を設け、電波漏洩部によりサービス狭域単位での無線通信サービスを提供するようにしたことで特徴づけられる。複数のケーブルを利用することにより、サービス領域を狭域エリアの単位で制御することが可能となる。
第5の無線通信エリア制御装置(請求項5に対応)は、上記第3の構成において、好ましくは、複数の漏洩同軸ケーブルの各々は選択スイッチ部を介して有線ネットワークと接続され、複数のサービス提供エリアのそれぞれではエリアごとに異なる無線通信ネットワークサービスが提供されるように構成される。
本発明によれば、屋内用の無線LANを構築するにあたり基地局に相当する部分を漏洩同軸ケーブルに形成される漏洩箇所を利用するという簡単な技術で実現すると共に、電波が放射される基地局部分による電波カバーエリアが1つの座席範囲に相当する狭域エリアである。これにより、建物内における会社オフィス等の限定エリアでの無線通信サービスのシステムの構築で、基地局部分の設置設計を容易に行うことができ、電波送信エリアの場所設定および広さ設定を自由に行うことができ、安価な方法で無線通信サービス可能場所を設定・選択することができる。さらに無線通信サービスの提供先の条件変更に応じてシステム変更を高い自由度で容易に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る無線通信サービスのシステム(屋内用無線LANシステム)のケーブルの配線状態を平面的に示している。10はビル内の任意な会社のオフィスを示す。このオフィス10のレイアウトでは、応接室11、会議室12、研修室13、個室14等の各種の部屋が設けられている。オフィス10における各部屋11〜14には、破線で示されるごとく漏洩同軸ケーブル21,22,23,24がそれぞれ配線されている。漏洩同軸ケーブルは使用周波数に応じて漏洩同軸管も含む概念である。また漏洩同軸ケーブル21〜24のそれぞれには、一点鎖線で示された有線ネットワーク31が接続されている。有線ネットワーク31は、背景技術の箇所で説明した有線ネットワークと同じものである。漏洩同軸ケーブル21〜24の配線はオフィス10の各部屋11〜14に対応して行われるが、有線ネットワーク31の配線は任意である。有線ネットワーク31には、無線通信サービスを実行するための通信制御管理装置が接続されているが、図1ではその図示は省略されている。また無線通信サービスを受けるためには、各部屋11〜14で、漏洩度軸ケーブル21〜24からの電波を送受信する端末が必要である。図1では、端末の図示は省略されている。端末としては、デスクトップタイプのパーソナルコンピュータ(PC)あるいはノートブックタイプの携帯用PC等である。
漏洩同軸ケーブル21〜24の配線状態は各部屋に応じて決められる。
応接室11では、中央にテーブル31が置かれ、その周囲に4つのソファー(3つの座席を備える)32が置かれている。従って漏洩同軸テーブル21は、4つのソファー32のそれぞれの座席に対応してそれらと重なるように配線される。
会議室12では、大型の長方形のテーブル33と、その周囲に配置された複数の椅子34が配置されている。漏洩同軸ケーブル22は、椅子34で特定される座席の位置を結ぶような形で配線される。
研修室13では、長形の複数のテーブル35と、各テーブル35に対応して3つの椅子36とが配置されている。漏洩同軸テーブル23は、各テーブル35に対応して各座席に対応する部分の位置を通るように配線される。
個室14では、執務テーブル37および椅子38と、応接用のテーブル39とその両側に位置する2つのソファ40が配置されている。従って、漏洩同軸テーブル24は執務テーブル37の席と2つのソファ40の各座席をつなぐような形で配線されている。
以上のごとく、漏洩同軸ケーブル21〜24の配線は、各部屋11〜14における座席の位置に対応してこれをつなぐような位置関係にて行われる。漏洩同軸ケーブル21〜24の設置位置は、各部屋において、床の上またはその内部、あるいは天井部である。
図2に、上記の漏洩同軸ケーブル21〜24の構造的な特徴を示す。漏洩同軸ケーブル21〜24では、所定の個所に複数の漏洩箇所(電波漏洩部)25が設けられている。漏洩同軸ケーブルは、通常の同軸ケーブルに対して、電波が放射される切り口を必要な箇所に形成することにより、作られる。当該切り口が上記漏洩箇所25になる。漏洩同軸ケーブル21〜24の一端は、使用周波数帯域に対応するアンプ26を介して上記のごとく有線ネットワーク31に接続されている。
漏洩同軸ケーブル21〜24では、複数の漏洩箇所25のそれぞれからから電波27が漏れ、これらの漏洩電波27を利用して信号等の送受信が可能になる。つまり、電波27を漏洩する漏洩箇所25をアンテナに見たてて、漏洩同軸ケーブル21〜24を送受信アンテナ装置として利用する。漏洩同軸ケーブル21〜24では、複数の漏洩箇所25を設けることにより、電波の送受信を行えるためのエリアを複数の漏洩箇所25ごとに極めて狭いエリアで作ることが可能になる。このエリアは、原則的に、前述した各部屋11〜14におけるソファや椅子における座席に対応する非常に狭いエリア(狭域エリア)である。こうして、漏洩同軸ケーブル21〜24を利用することにより、サービス提供エリアである各部屋11〜14において、送受信アクセス部を複数の狭域エリアに分割することができる。漏洩同軸ケーブル21〜24の各々の複数の漏洩箇所25は、複数のアンテナに見立てられ、各部屋(サービス提供エリア)の床等に敷設することにより、さらに各座席に対応した狭域エリアを設定し、この狭域エリアで無線通信サービスの利用を可能する。逆に、漏洩同軸ケーブルが敷設されていたとしても、漏洩箇所25が形成されていない場合には、無線通信サービスを受けることができないことになる。以上のごとく、漏洩同軸ケーブル21〜24を利用して、無線通信サービスを受けることのできる狭域エリアの制御管理を行うことができる。
図1に示したオフィス10の各部屋11〜14のレイアウトにおいて、無線通信サービスは、座席のポイントのみで行われる。漏洩同軸ケーブル21〜24の漏洩箇所25である切り口が無線通信ポイント(各座席)に合せて形成されている。
また将来のオフィスレイアウトの変更を考慮し、一様なサービスエリア単位を設定して漏洩箇所の切り口を配置するようにしてもよい。
さらに上記の漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置によれば、例えば将来オフィスレイアウトが変更されたときには、漏洩同軸ケーブルの敷設箇所および漏洩箇所の位置を変えるだけ容易に対応することができる。
図3に他の構成の漏洩同軸ケーブルを用いた例を示す。漏洩同軸ケーブル51は多芯のフラットな漏洩同軸ケーブルである。図示例では5本の芯(同軸ケーブル要素)が含まれた漏洩同軸ケーブルとなっている。漏洩同軸ケーブル51では、5本の同軸ケーブル要素51a,51b,51c,51d,51eのそれぞれに漏洩箇所25が位置をずらして形成されている。5本の同軸ケーブル要素51a〜51eにはそれぞれアンプ26が接続され、さらにRFスイッチ・制御部52およびルータ53を介して外部の有線ネットワークと接続される。RFスイッチ・制御部52にはユーザ登録・検出部54が付設されている。上記の漏洩同軸ケーブル51によれば、予め決められた特定の広いサービスエリアにおいて、各漏洩箇所25に対応した狭域エリア単位でかつ異なるケーブル要素を用いることで個別の無線通信による制御を行うことができる。すなわち、ユーザ登録・検出部54で予め登録されたユーザ(アドレス等により識別)に検出し、当該ユーザの存在するエリアのみに無線通信ネットワークサービスを提供する。こうして、狭域エリア単位ごとの個別の無線通信制御を行う場合に適している。
図3の構成は、一例として、携帯端末55と同軸ケーブル要素51aとの間で漏洩箇所25からの電波56を利用して個別の無線通信が行われている。同軸ケーブル要素51aでは、対応するアンプ(またはフィルタ)26およびRFスイッチ・制御部52を通して、さらにルータ53を通して外部との間で、無線通信サービスを個別に受けることができる。この場合には、携帯端末55を使用する特定ユーザのみが個別の無線通信サービスを受け、他のユーザは関与しない。またユーザ登録・検出部54を付加することにより、予め登録されたユーザのみを検出し、ユーザの存在する狭域エリアのみに無線通信サービスを提供するように構成されている。
図4に、特定エリアへの無線通信サービスを提供する実施形態を示す。この実施形態では、サービス提供のエリアとしては、図1で説明したオフィス10を対象している。図4において、図1で説明した要素と同一の要素には同一の符合を付し、ここではその詳細な説明は省略する。この実施形態では、オフィス10の内部において、複数の特定エリアを設定し、それぞれの特定エリアに異なるネットワークサービスを提供するシステムを構築するものである。
すなわち、図4に示すごとく、応接室11のエリアにはパブリックネットワークサービスが提供される漏洩同軸ケーブル61が配線され、会議室12および個室14のエリアには社内ネットワークサービスが提供される漏洩同軸ケーブル62が配線され、研修室13のエリアには研修用ネットワークサービスが提供される漏洩同軸ケーブル63が配線されている。上記の漏洩同軸ケーブル61〜63はいずれもRFスイッチ64に接続されている。以上のごとく、異なる漏洩同軸ケーブル61〜63をサービスエリア単位に引き回すことにより、特定エリアごとに異なる無線通信ネットワークサービスを提供することができる。
本発明は、ビル内の会社オフィス等の屋内用LANを簡単な構成で構築すると共に無線通信サービスを座席周囲の狭域エリアにて選択的に限定して設定するのに利用される。
本発明に係る無線通信エリア制御装置が付設されたサービス提供エリアの平面図である。 本発明に係る無線通信エリア制御装置で使用される漏洩同軸ケーブルの要部を示す外観図である。 多芯構造の漏洩同軸ケーブルの利用形態の一例を示す図である。 本発明に係る無線通エリア制御装置の他の実施形態を説明するための図1と同様な図である。 従来の屋内用無線LANの基地局の一般的構成を示す説明図である。 従来の屋内用無線LANの基地局の問題を示す説明図である。
符号の説明
10 オフィス
11 応接室
12 会議室
13 研修室
14 個室
21〜24 漏洩同軸ケーブル
25 漏洩箇所(電波漏洩部)
27 電波
31 有線ネットワーク

Claims (5)

  1. 複数の電波漏洩部が形成された少なくとも1本の漏洩同軸ケーブルを無線通信サービス用の有線ネットワークに接続し、前記漏洩同軸ケーブルをサービス提供エリアに配線し、前記複数の電波漏洩部のそれぞれは前記サービス提供エリア内の狭域エリアに対応して形成されることを特徴とする漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置。
  2. 前記狭域エリアは座席位置に一致していることを特徴とする請求項1記載の漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置。
  3. 前記サービス提供エリアは対象建物内の各種の部屋であり、前記漏洩同軸ケーブルは対応する前記部屋に配線されることを特徴とする請求項1または2記載の漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置。
  4. 前記漏洩同軸ケーブルは多芯ケーブルであり、前記多芯ケーブルの各々に位置をずらせて前記電波漏洩部を形成すると共に前記多芯ケーブルの各々を選択するスイッチ手段を設け、前記電波漏洩部によりサービス狭域単位での無線通信サービスを提供するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置。
  5. 複数の前記漏洩同軸ケーブルの各々は選択スイッチ手段を介して前記有線ネットワークと接続され、前記複数のサービス提供エリアのそれぞれではエリアごとに異なる無線通信ネットワークサービスが提供されることを特徴とする請求項3記載の漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置。
JP2003332347A 2003-09-24 2003-09-24 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置 Pending JP2005101861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332347A JP2005101861A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332347A JP2005101861A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005101861A true JP2005101861A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34460718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003332347A Pending JP2005101861A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005101861A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049292A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム
JP2007135151A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Toshiba Tec Corp 無線通信システム
JP2009060655A (ja) * 2008-10-06 2009-03-19 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム
JP2010128884A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Itoki Corp ネットワーク管理システム
JP2014149724A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Toshiba Tec Corp 情報処理装置、注文処理システム、及びプログラム
JP2016111709A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 富士通株式会社 無線ネットワーク構成方法及び装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049292A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム
JP2007135151A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Toshiba Tec Corp 無線通信システム
JP2009060655A (ja) * 2008-10-06 2009-03-19 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム
JP2010128884A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Itoki Corp ネットワーク管理システム
JP2014149724A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Toshiba Tec Corp 情報処理装置、注文処理システム、及びプログラム
JP2016111709A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 富士通株式会社 無線ネットワーク構成方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3347986B2 (ja) リピータ
US6980768B2 (en) Spread spectrum signal distribution throughout a building
JPH10323237A (ja) デスクトップ・アンテナを用いる低電力無線ネットワーク
JPH10313263A (ja) 低電力無線ネットワーク
WO2022164930A1 (en) Smart repeater systems
JP2006501778A (ja) ワイヤレスモバイルユニット通信のロケーションベースの方法及びシステム
CN101911533A (zh) 用于多模式系统中频谱共享的方法以及相关设备
JP2015537424A (ja) 分散アンテナアレイシステムによる通信方法およびアレイシステム
JPH07202761A (ja) 構内通信システム
US20160248603A1 (en) Facilitating wireless communications via wireless communication assembly apparatuses
CN105917519A (zh) 提供用于mimo通信的覆盖的天线系统和方法
JP2005101861A (ja) 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信エリア制御装置
KR20010110677A (ko) 이동 전화 시스템의 송신기 및 수신기 유니트에 관한 방법및 기기
KR20120118877A (ko) 공조 덕트를 이용한 무선 전송 시스템
JP2005109690A (ja) 基地局及び通信制御方法
JP2005303669A (ja) 無線lanシステム、送信電力制御方法、位置管理方法および送信電力制御プログラム
US20200037420A1 (en) Lamp with incorporated network access point and lighting facility having a wireless network
JP4731402B2 (ja) 無線通信方法および装置
JP5317910B2 (ja) 基地局装置
JP5565287B2 (ja) 基地局装置および通信方法
Newbold Designing buildings for the wireless age [FSS]
JPH04113727A (ja) 屋内無線方式とその伝送線路
US20050054297A1 (en) Wireless communication system
JP5851073B2 (ja) アクセスポイント装置
US20070274269A1 (en) Device for Converting Umts Signals

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041125

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202