JP2005101745A - Ip電話システム及び通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 発信先端末のWebサーバーにアクセス可能なIP電話システムを提供する。
【解決手段】 発信元端末3の第1のIP電話機5は、接続要求送信部22、接続応答受信部23、接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出部24を有し、Webブラウザ6は、通話セッションの確立後、Webサーバーにアクセス要求を送信するアクセス要求送信部32を有する。発信先端末4の第2のIP電話機7は、接続要求受信部42、接続応答送信部43、接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出部44を有し、Webサーバー8は、アクセス要求受信部47、アクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出部48、IPアドレス抽出部44及びIPアドレス抽出部48がそれぞれ抽出したIPアドレスが一致していれば、アクセスを許可するアクセス許可部49を有する。
【選択図】 図4
【解決手段】 発信元端末3の第1のIP電話機5は、接続要求送信部22、接続応答受信部23、接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出部24を有し、Webブラウザ6は、通話セッションの確立後、Webサーバーにアクセス要求を送信するアクセス要求送信部32を有する。発信先端末4の第2のIP電話機7は、接続要求受信部42、接続応答送信部43、接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出部44を有し、Webサーバー8は、アクセス要求受信部47、アクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出部48、IPアドレス抽出部44及びIPアドレス抽出部48がそれぞれ抽出したIPアドレスが一致していれば、アクセスを許可するアクセス許可部49を有する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、IP電話システム及び通信端末に係り、さらに詳しくは、IP網を介して行われる通話時に発信先端末のWebサーバーにアクセス可能なIP電話システムの改良に関する。
ブラウザ機能を備えた情報処理端末では、インターネット上の様々なWebサイトを閲覧することができる。ユーザは、Webサイトを閲覧する場合、Webサーバーに割り当てられているIPアドレスなどを入力する必要がある。しかし、IPアドレスは通常公開されていないので、Webサーバーにアクセスするためには、Webサーバーの管理者にIPアドレスを問合せなければならず、極めて煩わしかった。仮に、IPアドレスを取得できたとしても、IPアドレスを操作入力するのは面倒であった。また、Webサーバーの管理者にとっては、IPアドレスさえ入手できれば常にアクセス可能であるので、意図しないユーザからのアクセスを拒否するのが容易ではないという問題があった。
特開2002−9834号公報
特開2002−199027号公報
上述した通り、従来の情報処理端末では、WebサーバーにアクセスするためのIPアドレスの取得及び入力操作が煩わしいという問題があった。また、従来のWebサーバーでは、意図しないユーザからのアクセスを拒否するのが容易ではないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、利便性を向上させたIP電話システム及び通信端末を提供することを目的としている。特に、通話相手にIP電話をかけるだけで発信先端末のWebサーバーにアクセス可能なIP電話システムを提供することを目的としている。また、セキュリティーを向上させたIP電話システムを提供することを目的としている。
本発明によるIP電話システムは、呼制御を中継するVoIPサーバーを有するIP網と、IP網を介して音声通信を行う第1のIP電話機、及び、WebサーバーにアクセスするWebブラウザからなる発信元端末と、IP網を介して音声通信を行う第2のIP電話機、及び、この第2のIP電話機に割り当てられるIPアドレスと同一のIPアドレスが割り当てられるWebサーバーからなる発信先端末により構成される。
第1のIP電話機は、上記VoIPサーバーに対して接続要求を送信する接続要求送信手段と、上記接続要求に基づいて上記第2のIP電話機から返送される接続応答を受信する接続応答受信手段と、受信した接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出手段とを有する。Webブラウザは、上記接続要求に基づく通話セッションの確立後、抽出された発信先IPアドレスに基づいて上記Webサーバーに対してアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段を有する。
第2のIP電話機は、上記VoIPサーバーから上記接続要求を受信する接続要求受信手段と、上記接続要求に基づいて、自局に割り当てられたIPアドレスを含む接続応答を上記第1のIP電話機に対して返送する接続応答返送手段と、受信した接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出手段とを有する。Webサーバーは、上記Webブラウザからの上記アクセス要求を受信するアクセス要求受信手段と、受信したアクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出手段と、上記第1の発信元IPアドレス抽出手段及び上記第2の発信元IPアドレス抽出手段がそれぞれ抽出した発信元IPアドレスが一致していれば、上記Webブラウザからのアクセスを許可するアクセス許可手段とを有する。
この様な構成によれば、接続要求に基づいて返送される接続応答から発信先IPアドレスが抽出されるので、IP網を介して発信先端末の第2のIP電話機に接続要求を送信することにより、発信先端末のWebサーバーに割り当てられているIPアドレスを取得することができる。つまり、通話相手にIP電話をかけることによって容易に発信先IPアドレスを入手することができ、発信先端末のWebサーバーにアクセスすることができる。また、接続応答から抽出された発信先IPアドレスに基づいて発信元端末のWebブラウザがWebサーバーにアクセス要求を送信するので、発信先IPアドレスを操作入力する手間を省くことができる。さらに、接続要求に基づく通話セッションの確立後にアクセス要求が送信され、このアクセス要求から抽出された発信元IPアドレスと、接続要求から抽出された発信元IPアドレスとが一致している場合に、Webサーバーはアクセスを許可するので、IP電話をかけてきた通話相手(発信元端末)のWebブラウザからのアクセスだけを許可することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記第2のIP電話機が、受信した接続要求から発信元IP電話番号を抽出する発信元IP電話番号抽出手段を有し、上記Webサーバーが、アクセスを許可するIP電話番号を記憶するIP電話番号記憶手段を有し、上記アクセス許可手段が、抽出された発信元IP電話番号が上記IP電話番号記憶手段に記憶されている場合に、アクセスを許可するように構成される。この様な構成によれば、接続要求から抽出された発信元IP電話番号と同一のIP電話番号がIP電話番号記憶手段に記憶されている場合に、Webサーバーはアクセスを許可するので、IP電話番号が予め登録されている通話相手(発信元端末)からのアクセスだけを許可することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記第2のIP電話機が、ユーザが操作入力を行うための操作入力手段を有し、上記Webサーバーが、上記通話セッションの確立後における操作入力に基づいて、抽出された発信元IP電話番号を上記IP電話番号記憶手段に記憶させるIP電話番号自動登録手段を有するように構成される。この様な構成によれば、通話セッションの確立後における操作入力に基づいて、発信元IP電話番号が記憶されるので、Webサーバーの管理者は、IP電話による通話中に操作入力することによって通話相手(発信元端末)のIP電話番号を必要に応じて自動的に登録することができ、アクセスを許可することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記第2のIP電話機が、ユーザが操作入力を行うための操作入力手段を有し、上記Webサーバーが、上記通話セッションの確立後における操作入力に基づいてオン状態となる許可フラグを有し、上記アクセス許可手段が、上記許可フラグがオン状態である場合にアクセスを許可するように構成される。この様な構成によれば、通話セッションの確立後における操作入力によりオン状態となる許可フラグの状態に基づいてアクセスが許可されるので、Webサーバーの管理者は、IP電話による通話中に操作入力することによって通話相手(発信元端末)からのアクセスを必要に応じて許可することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記許可フラグが、上記通話セッションの切断に基づいてオフ状態となるように構成される。この様な構成によれば、許可フラグが接続の切断に基づいてオフ状態となり、アクセスが許可されなくなるので、IP電話による通話が終われば、アクセスを自動的に拒否することができる。例えば、通話終了と同時にアクセスを拒否することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記許可フラグが、上記通話セッションの切断後、所定時間が経過するとオフ状態となるように構成される。この様な構成によれば、接続の切断後において所定時間が経過すると、許可フラグがオフ状態となり、アクセスが許可されないので、IP電話による通話の終了から所定時間が経過した後以降におけるアクセスを自動的に拒否することができる。
本発明によるIP電話システムは、上記構成に加え、上記許可フラグが、上記通話セッションの切断後における操作入力に基づいてオフ状態となるように構成される。この様な構成によれば、接続の切断後における操作入力に基づいて許可フラグがオフ状態となり、アクセスが許可されないので、Webサーバーの管理者は、IP電話による通話の終了後に操作入力することによって、通話相手(発信元端末)からのアクセスを必要に応じて拒否することができる。
本発明による通信端末は、IP網を介して音声通信を行うIP電話機と、接続要求に基づく通話セッションの確立後に発信元からのアクセスを許可するWebサーバーに対してアクセス要求を送信するWebブラウザとからなる通信端末であって、IP網上のVoIPサーバーに対して上記接続要求を送信する接続要求送信手段と、上記接続要求に基づいて発信先から返送される接続応答を受信する接続応答受信手段と、受信した接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出手段と、上記接続要求に基づく通話セッションの確立後、抽出された発信先IPアドレスに基づいて上記Webサーバーに対してアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段により構成される。
また、本発明による通信端末は、IP網を介して音声通信を行うIP電話機と、接続要求に基づく通話セッションの確立後に発信先にアクセス要求を送信するWebブラウザからアクセス可能なWebサーバーとからなる通信端末であって、IP網上のVoIPサーバーから上記接続要求を受信する接続要求受信手段と、上記接続要求に基づいて、自局に割り当てられたIPアドレスを含む接続応答を発信元に対して返送する接続応答返送手段と、受信した接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出手段と、上記Webブラウザからの上記アクセス要求を受信するアクセス要求受信手段と、受信したアクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出手段と、上記第1の発信元IPアドレス抽出手段及び上記第2の発信元IPアドレス抽出手段がそれぞれ抽出した発信元IPアドレスが一致していれば、上記Webブラウザからのアクセスを許可するアクセス許可手段により構成される。
本発明によるIP電話システム及び通信端末によれば、IP網を介して発信先端末に接続要求を送信することにより、発信先端末に割り当てられているIPアドレスを取得することができる。従って、通話相手にIP電話をかけるだけで容易に発信先IPアドレスを入手することができ、発信先端末のWebサーバーにアクセスすることができるので、利便性を向上させることができる。また、発信元端末のWebブラウザが抽出された発信先IPアドレスに基づいてWebサーバーにアクセス要求を送信するので、発信先IPアドレスを入力する手間を省くことができる。
また、接続要求に基づく通話セッションの確立後にアクセス要求が送信され、このアクセス要求から抽出された発信元IPアドレスと、接続要求から抽出された発信元IPアドレスとが一致している場合に、Webサーバーはアクセスを許可するので、IP電話をかけてきた通話相手(発信元端末)のWebブラウザからのアクセスだけを許可することができ、セキュリティーを向上させることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるIP電話システムの概略の一構成例を示した図である。このIP電話システム1は、SIPサーバー9及び10を有するIP網2と、IP網2を介して音声通信などを行う発信元端末3と、IP網2を介して発信元端末3と音声通信などを行う発信先端末4からなる。IP網2は、通信プロトコルとしてIP(Internet Protocol)を使用するインターネットやLANなどの通信ネットワークである。SIP(Session Initiation Protocol)サーバー9及び10は、IP網2を介して行われる呼制御を中継するVoIP(Voice over IP)サーバーであり、プロキシサーバーやリダイレクトサーバーなどがある。SIPサーバー9及び10は、それぞれIP網2に接続されており、IP電話の加入者に割り当てられるIP電話番号(例えば、050で始まる電話番号)11に対応付けてIPアドレス12を記憶するデータベース9a及び10aが接続されている。ここでは、発信元端末3に係る端末情報(IP電話番号及びIPアドレスなど)が登録されているサーバーをSIPサーバー9とし、発信先端末4に係る端末情報が登録されているサーバーをSIPサーバー10としている。
図1は、本発明の実施の形態1によるIP電話システムの概略の一構成例を示した図である。このIP電話システム1は、SIPサーバー9及び10を有するIP網2と、IP網2を介して音声通信などを行う発信元端末3と、IP網2を介して発信元端末3と音声通信などを行う発信先端末4からなる。IP網2は、通信プロトコルとしてIP(Internet Protocol)を使用するインターネットやLANなどの通信ネットワークである。SIP(Session Initiation Protocol)サーバー9及び10は、IP網2を介して行われる呼制御を中継するVoIP(Voice over IP)サーバーであり、プロキシサーバーやリダイレクトサーバーなどがある。SIPサーバー9及び10は、それぞれIP網2に接続されており、IP電話の加入者に割り当てられるIP電話番号(例えば、050で始まる電話番号)11に対応付けてIPアドレス12を記憶するデータベース9a及び10aが接続されている。ここでは、発信元端末3に係る端末情報(IP電話番号及びIPアドレスなど)が登録されているサーバーをSIPサーバー9とし、発信先端末4に係る端末情報が登録されているサーバーをSIPサーバー10としている。
IP網2を介して行われる音声通信では、まず、発信操作に基づいて発信元端末3が接続要求を送信し、この接続要求がIP網2を介してSIPサーバー9に伝送される。当該接続要求には、発信元端末3のIPアドレス(発信元IPアドレス)と、発信先端末4のIP電話番号(発信先IP電話番号)が含まれており、デジタル符号化されたパケットデータ(IPパケット)として伝送される。SIPサーバー9は、これらの発信元端末3及び発信先端末4の情報に基づいて、接続要求をSIPサーバー10に伝送する。SIPサーバー10では、SIPサーバー9から接続要求が伝送されると、発信先IP電話番号に対応するIPアドレスをデータベース10aから読み出し、読み出したIPアドレス(発信先IPアドレス)に基づいて発信先端末4に対して接続要求を伝送する。
次に、発信先端末4は、接続要求が受信されると呼び出しを行い、オフフック操作に基づいて接続応答を返送する。この接続応答には、発信先端末4の発信先IPアドレスが含まれており、IPパケットにより伝送される。接続応答は、SIPサーバー10及び9を介して発信元端末3に伝送される。この様にして、接続要求に基づく接続、すなわち、セッションが確立すると、発信元端末3及び発信先端末4間で通話が開始される。本実施の形態によるIP電話システム1では、IP網2を介して行われる音声通信時に発信先端末4から返送される接続応答から発信先IPアドレスを抽出することによって、発信元端末3が発信先端末4に対してアクセスを行っている。
発信元端末3は、音声通信を行うための第1のIP電話機5と、WebサーバーにアクセスするためのWebブラウザ6とからなる通信端末である。第1のIP電話機5は、発信操作に基づいて、SIPサーバー9に対して接続要求を送信している。また、接続要求に基づいて発信先端末4から返送される接続応答が受信され、発信先IPアドレスの抽出が行われる。Webブラウザ6は、例えばユーザの操作により起動し、接続要求に基づく通話セッションの確立後において、発信先端末4に対してアクセス要求の送信を行っている。第1のIP電話機5及びWebブラウザ6には、同一のIPアドレスが割り当てられている。
発信先端末4は、音声通信を行うための第2のIP電話機7と、この第2のIP電話機7に割り当てられるIPアドレスと同一のIPアドレスが割り当てられるWebサーバー8からなる通信端末である。第2のIP電話機7は、第1のIP電話機5からSIPサーバー9及び10を介して伝送された接続要求を受信し、発信元端末3に対して接続応答の返送を行っている。Webサーバー8は、Webブラウザ6からのアクセス要求を受信し、受信したアクセス要求に基づいてアクセスの許可を行っている。
図2は、図1のIP電話システムにおける発信元端末の詳細の一構成例を示したブロック図である。第1のIP電話機5は、主制御部21、接続要求送信部22、接続応答受信部23、発信先IPアドレス抽出部24、マイク25、スピーカ26、メモリ27、操作入力部28、SIP制御部29及びVoIP制御部30により構成され、Webブラウザ6は、セッション検出部31及びアクセス要求送信部32により構成されている。
接続要求送信部22は、操作入力部28における発信操作に基づいて、接続要求の送信処理を行っている。この接続要求は、SIPプロトコルに基づいて生成され、メモリ27に記憶された発信元IPアドレスと、操作入力された発信先IP電話番号とを含むIPパケットとしてIP網2へ送信される。
接続応答受信部23は、IP網2を介して第2のIP電話機7から返送される接続応答の受信処理を行っている。この受信処理は、SIPプロトコルに基づいて行われる。受信処理後の接続応答データは、主制御部21を介して発信先IPアドレス抽出部24に出力され、発信先IPアドレスの抽出が行われる。接続応答データから抽出された発信先IPアドレスは、主制御部21を介してメモリ27に格納される。この様にすれば、接続要求に基づいて返送される接続応答から発信先IPアドレスが抽出されるので、発信先端末4のWebサーバー8に割り当てられているIPアドレスを容易に取得することができる。
マイク25は、音声の入力装置であり、スピーカ26は、音声信号の出力装置である。これらの入出力装置は、送受話装置を構成している。操作入力部28は、ユーザにより操作入力が行われる入力装置である。SIP制御部29は、SIPプロトコルに基づく制御を行っている。VoIP制御部30は、IP網2を介して行われる音声通信において伝送されるVoIPパケットの送受信制御を行っている。
セッション検出部31は、主制御部21を介して通話セッションの確立を検出する接続状態監視手段であり、接続要求に基づくセッションの確立が検出される。すなわち、発信元端末3及び発信先端末4間における通話の開始が検出される。
アクセス要求送信部32は、接続応答から抽出された発信先IPアドレスに基づいて、Webサーバー8に対するアクセス要求の送信処理を行っている。この送信処理は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルに基づいて行われ、通話セッションの確立検出後において、アクセス要求が発信先IPアドレス及び発信元IPアドレスを含むIPパケットとしてIP網2へ送信される。この様にすれば、接続応答から抽出された発信先IPアドレスに基づいてWebブラウザ6がWebサーバー8にアクセス要求を送信するので、発信先IPアドレスを操作入力する手間を省くことができる。
図3は、図1のIP電話システムにおける発信先端末の詳細の一構成例を示したブロック図である。第2のIP電話機7は、主制御部41、接続要求受信部42、接続応答送信部43、第1の発信元IPアドレス抽出部44、マイク25、スピーカ26、メモリ27、操作入力部28、SIP制御部29及びVoIP制御部30により構成され、Webサーバー8は、サーバー制御部45、セッション検出部46、アクセス要求受信部47、第2の発信元IPアドレス抽出部48、アクセス許可部49、カメラ50及び各種情報記憶部51により構成されている。
接続要求受信部42は、IP網2を介して第1のIP電話機5から送信される接続要求の受信処理を行っている。この受信処理は、SIPプロトコルに基づいて行われる。受信処理後の接続要求データは、主制御部41を介して第1の発信元IPアドレス抽出部44に出力され、発信元IPアドレスの抽出が行われる。接続要求データから抽出された発信元IPアドレスは、主制御部41を介してメモリ27に格納される。
接続応答送信部43は、操作入力部28におけるオフフック操作に基づいて、接続応答の送信処理を行っている。この接続応答は、SIPプロトコルに基づいて生成され、発信先IPアドレス(自局に割り当てられたIPアドレス)を含むIPパケットとしてIP網2へ送信される。
セッション検出部46は、第2のIP電話機7における通話セッションの確立をサーバー制御部45を介して検出する接続状態監視手段であり、接続応答に基づくセッションの確立が検出される。すなわち、発信元端末3及び発信先端末4間における通話の開始が検出される。
アクセス要求受信部47は、IP網2を介してWebブラウザ6から送信されるアクセス要求の受信処理を行っている。この受信処理は、HTTPプロトコルに基づいて行われる。受信処理後のアクセス要求データは、サーバー制御部45を介して第2の発信元IPアドレス抽出部48に出力され、発信元IPアドレスの抽出が行われる。
アクセス許可部49は、Webブラウザ6からのアクセスの許可処理を行っている。このアクセス許可処理は、通話セッションの確立検出後において行われ、接続要求から抽出された発信元IPアドレスと、アクセス要求から抽出された発信元IPアドレスとが一致していれば、アクセスが許可される。この様にすれば、IP電話をかけてきた通話相手(発信元端末3)のWebブラウザ6からのアクセスだけを許可することができる。
各種情報記憶部51は、Webサイトに関するファイルデータを記憶する記憶手段であり、テキストファイル、カメラ50により撮影された画像ファイルなどが記憶されている。発信元端末3のユーザは、Webブラウザ6を用いてWebサーバー8にアクセスすれば、アクセスが許可された場合に、これらのファイルデータをWebサーバー8から取り込むことができる。例えば、発信元端末3のユーザは、IP電話による通話時に、Webサーバー8上の画像ファイルを閲覧することができる。また、プリンタ機能を有するWebサーバーであれば、発信元端末から発信先端末へ文書データなどを送信することにより、Webサーバーにおいてプリントアウトさせることができる。また、Webサーバー8のカメラ50により撮影された映像をWebサイト上でリアルタイムに閲覧することができるようにすれば、発信元端末3のユーザは、IP電話をかけるとともにWebサーバー8にアクセスすることによって、会話を行いながら発信先端末4側の映像をリアルタイムに見ることができる。従って、この様なIP電話システム1を使えば、TV電話を実現することができる。
なお、第2のIP電話機7及びWebサーバー8には、同一のIPアドレス(発信先IPアドレス)が割り当てられるが、使用するプロトコルが異なっているので、自分宛のパケットだけを取り込むことができる。例えば、第2のIP電話機7では、SIPプロトコル、及び、SIPサーバー9及び10による接続制御によって決定されるVoIPプロトコルが用いられ、接続要求などのパケットを受信することができる。また、Webサーバー8では、HTTPプロトコルが用いられ、アクセス要求などのパケットを受信することができる。
図4は、図1のIP電話システムにおける動作例を示したシーケンス図である。まず、第1のIP電話機5の操作入力部28においてオフフック操作を含む発信操作が行われると(ステップS201)、接続要求送信部22により接続要求101が生成され、IP網2を介してSIPサーバー9に送信される(ステップS202)。
SIPサーバー9は、接続要求101を受信すると、この接続要求101に基づいて、発信先端末4の端末情報が登録されたSIPサーバー10に対して接続要求102を送信する。送信後、SIPサーバー9は、接続要求102がネクストホップサーバーであるSIPサーバー10に受け取られると、特に指定されていないアクションが取られていることを示す試行中メッセージ104を発信元端末3に対して送信する。
SIPサーバー10は、接続要求102を受信すると、この接続要求102に基づいて、発信先端末4の第2のIP電話機7に対して接続要求103を送信する。送信後、SIPサーバー10は、接続要求103が発信先端末4に受け取られると、試行中メッセージ105を発信元端末3に送信する。
第2のIP電話機7の接続要求受信部42において、接続要求103が受信されると(ステップS203)、第1の発信元IPアドレス抽出部44により接続要求103から発信元IPアドレス106が抽出される(ステップS204)。抽出された発信元IPアドレス106は、Webサーバー8に出力される。また、接続要求受信部42は、接続要求103の受信に基づいて呼び出しを行い、呼び出し中メッセージ107がIP網2を介してSIPサーバー10に送信される。
SIPサーバー10は、呼び出し中メッセージ107を受信すると、この呼び出し中メッセージ107に基づいて、SIPサーバー9に対して呼び出し中メッセージ108を送信する。SIPサーバー9は、呼び出し中メッセージ108を受信すると、この呼び出し中メッセージ108に基づいて、発信元端末3に対して呼び出し中メッセージ109を送信する。
次に、接続応答送信部43は、操作入力部28におけるオフフック操作に基づいて、接続応答110を生成し、IP網2を介してSIPサーバー10に返送する(ステップS205)。
SIPサーバー10は、接続応答110を受信すると、この接続応答110に基づいて、SIPサーバー9に対して接続応答111を送信する。SIPサーバー9は、接続応答111を受信すると、この接続応答111に基づいて、発信元端末3の第1のIP電話機5に対して接続応答112を送信する。
第1のIP電話機5の接続応答受信部23において、接続応答112が受信されると(ステップS206)、発信先IPアドレス抽出部24により接続応答112から発信先IPアドレス117が抽出される(ステップS207)。抽出された発信先IPアドレス117は、メモリ27に格納される。また、接続応答受信部23は、接続応答112に基づいて、セッション確立の許可を促す確認メッセージ113をSIPサーバー9にIP網2を介して送信する。
SIPサーバー9は、確認メッセージ113を受信すると、この確認メッセージ113に基づいて、SIPサーバー10に対して確認メッセージ114を送信する。SIPサーバー10は、確認メッセージ114を受信すると、この確認メッセージ114に基づいて、発信先端末4に対して確認メッセージ115を送信する。この確認メッセージ115が第2のIP電話機7により受信され、セッションの確立が許可されれば、第1のIP電話機5及び第2のIP電話機7間における通話116が開始される。
発信元端末3のWebブラウザ6は、操作入力部28における起動操作に基づいて起動する(ステップS208)。アクセス要求送信部32は、発信先IPアドレス抽出部24により抽出された発信先IPアドレス117をメモリ27から主制御部21を介して取得するとともに、セッション検出部31による通話セッションの確立118の検出結果に基づいてアクセス要求119を生成し、IP網2を介して発信先端末4のWebサーバー8に送信する(ステップS209)。
Webサーバー8におけるアクセス要求受信部47によりアクセス要求119が受信されると(ステップS210)、第2の発信元IPアドレス抽出部48によりアクセス要求119から発信元IPアドレスが抽出される(ステップS211)。アクセス許可部49は、セッション検出部46による通話セッションの確立の検出結果に基づいてWebブラウザ6からのアクセスを許可し(ステップS212)、アクセス要求119に基づくレスポンス120をWebブラウザ6に対して返送する。
本実施の形態によれば、接続要求に基づいて返送される接続応答から発信先IPアドレス117が抽出されるので、IP網2を介して発信先端末4の第2のIP電話機7に接続要求を送信することにより、発信先端末4のWebサーバー8に割り当てられているIPアドレスを取得することができる。つまり、通話相手にIP電話をかけることによって容易に発信先IPアドレス117を入手することができ、Webサーバー8にアクセスすることができる。また、接続応答から抽出された発信先IPアドレス117に基づいて発信元端末3のWebブラウザ6がWebサーバー8にアクセス要求119を送信するので、発信先IPアドレス117を操作入力する手間を省くことができる。さらに、接続要求に基づく通話セッションの確立118後にアクセス要求119が送信され、このアクセス要求119から抽出された発信元IPアドレスと、接続要求から抽出された発信元IPアドレス106とが一致している場合に、Webサーバー8はアクセスを許可するので、IP電話をかけてきた通話相手(発信元端末3)のWebブラウザ6からのアクセスだけを許可することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、発信元IPアドレスに基づいてWebブラウザ6からのアクセスが許可される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、発信元IPアドレスとともに発信元IP電話番号に基づいてアクセスが許可される場合について説明する。
実施の形態1では、発信元IPアドレスに基づいてWebブラウザ6からのアクセスが許可される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、発信元IPアドレスとともに発信元IP電話番号に基づいてアクセスが許可される場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2による発信先端末の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態による発信先端末61は、図3の発信先端末4(実施の形態1)と比較すれば、第2のIP電話機7に発信元IP電話番号抽出部62を備え、Webサーバー8にIP電話番号記憶部63を備えている点で異なる。
発信元IP電話番号抽出部62は、接続要求受信部42により受信処理された接続要求データから発信元IP電話番号の抽出を行っている。IP電話番号記憶部63は、IP電話番号を記憶するデータベースである。このIP電話番号記憶部63には、発信先端末61のユーザによって複数のIP電話番号が予め格納されている。
アクセス許可部64は、発信元IP電話番号抽出部62により抽出された発信元IP電話番号に基づいて、Webブラウザ6からのアクセスの許可処理を行っている。この許可処理は、上記発信元IP電話番号と同一のIP電話番号がIP電話番号記憶部63に記憶されているか否かに基づいて行われ、発信元IPアドレスが一致し、同一のIP電話番号が記憶されている場合に、アクセスが許可される。
本実施の形態によれば、接続要求から抽出された発信元IP電話番号と同一のIP電話番号がIP電話番号記憶部63に記憶されている場合に、Webサーバー8はアクセスを許可するので、IP電話番号が予め登録されている通話相手(発信元端末3)からのアクセスだけを許可することができる。
なお、本実施の形態では、発信元IP電話番号がIP電話番号記憶部63に予め登録されている端末からのアクセスのみが許可される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、IP電話番号記憶部63に登録されていない端末からのアクセスの場合、接続要求から発信元IP電話番号を抽出し、IP電話番号記憶部63に自動登録するようなものであっても良い。この場合、通話セッションの確立の検出結果と、通話セッションの確立後におけるユーザによる操作入力とに基づいて、発信元IP電話番号抽出部62により抽出された発信元IP電話番号をIP電話番号記憶部63に記憶させるIP電話番号自動登録手段を有し、発信元IP電話番号の自動登録後にアクセスが許可される。
この様にすれば、通話セッションの確立後における操作入力に基づいて、発信元IP電話番号が記憶されるので、Webサーバー8の管理者は、IP電話による通話中に操作入力することによって通話相手(発信元端末3)のIP電話番号を必要に応じて自動的に登録することができ、アクセスを許可することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、接続要求から抽出された発信元IPアドレスと、アクセス要求から抽出された発信元IPアドレスとが一致すれば、Webブラウザ6からのアクセスが許可される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、発信元IPアドレスとともにユーザによる操作入力に基づいてアクセスが許可される場合について説明する。
実施の形態1では、接続要求から抽出された発信元IPアドレスと、アクセス要求から抽出された発信元IPアドレスとが一致すれば、Webブラウザ6からのアクセスが許可される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、発信元IPアドレスとともにユーザによる操作入力に基づいてアクセスが許可される場合について説明する。
図6は、本発明の実施の形態3による発信先端末の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態による発信先端末71は、図3の発信先端末4(実施の形態1)と比較すれば、Webサーバー8に許可フラグ72を備えている点で異なる。
許可フラグ72は、通話セッションの確立検出後における操作入力に基づいてオン状態となるフラグである。また、この許可フラグ72は、接続の切断と同時にオフ状態となる。アクセス許可部73は、発信元IPアドレスが一致するとともに、許可フラグ72がオン状態である場合に、アクセスを許可する。また、許可フラグ72が接続の切断と同時にオフ状態となると、アクセスは許可されない。
本実施の形態によれば、通話セッションの確立後における操作入力によりオン状態となる許可フラグ72の状態に基づいてアクセスが許可されるので、Webサーバー8の管理者は、IP電話による通話中に操作入力することによって通話相手(発信元端末3)からのアクセスを必要に応じて許可することができる。また、許可フラグ72が接続の切断と同時にオフ状態となり、アクセスが許可されないので、IP電話による通話の終了と同時にアクセスを自動的に拒否することができる。
なお、本実施の形態では、許可フラグ72が接続の切断と同時にオフ状態となる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、許可フラグが、接続の切断後、所定時間が経過するとオフ状態となるようなフラグであっても良い。この様にすれば、接続の切断後において所定時間が経過すると、許可フラグがオフ状態となり、アクセスが許可されないので、IP電話による通話の終了から所定時間が経過した後以降におけるアクセスを自動的に拒否することができる。
また、許可フラグが、接続の切断後における操作入力に基づいてオフ状態となるようなフラグであっても良い。この様にすれば、接続の切断後における操作入力に基づいて許可フラグがオフ状態となり、アクセスが許可されないので、Webサーバー8の管理者は、IP電話による通話の終了後に操作入力することによって、通話相手(発信元端末3)からのアクセスを必要に応じて拒否することができる。
1 IP電話システム
2 IP網
3 発信元端末
4,61,71 発信先端末
5 第1のIP電話機
6 Webブラウザ
7 第2のIP電話機
8 Webサーバー
9,10 SIPサーバー
9a,10a データベース
11 IP電話番号
12 IPアドレス
21 主制御部
22 接続要求送信部
23 接続応答受信部
24 発信先IPアドレス抽出部
25 マイク
26 スピーカ
27 メモリ
28 操作入力部
29 SIP制御部
30 VoIP制御部
31 セッション検出部
32 アクセス要求送信部
41 主制御部
42 接続要求受信部
43 接続応答送信部
44 第1の発信元IPアドレス抽出部
45 サーバー制御部
46 セッション検出部
47 アクセス要求受信部
48 第2の発信元IPアドレス抽出部
49,64,73 アクセス許可部
50 カメラ
51 各種情報記憶部
62 発信元IP電話番号抽出部
63 IP電話番号記憶部
72 許可フラグ
2 IP網
3 発信元端末
4,61,71 発信先端末
5 第1のIP電話機
6 Webブラウザ
7 第2のIP電話機
8 Webサーバー
9,10 SIPサーバー
9a,10a データベース
11 IP電話番号
12 IPアドレス
21 主制御部
22 接続要求送信部
23 接続応答受信部
24 発信先IPアドレス抽出部
25 マイク
26 スピーカ
27 メモリ
28 操作入力部
29 SIP制御部
30 VoIP制御部
31 セッション検出部
32 アクセス要求送信部
41 主制御部
42 接続要求受信部
43 接続応答送信部
44 第1の発信元IPアドレス抽出部
45 サーバー制御部
46 セッション検出部
47 アクセス要求受信部
48 第2の発信元IPアドレス抽出部
49,64,73 アクセス許可部
50 カメラ
51 各種情報記憶部
62 発信元IP電話番号抽出部
63 IP電話番号記憶部
72 許可フラグ
Claims (9)
- 呼制御を中継するVoIPサーバーを有するIP網と、
IP網を介して音声通信を行う第1のIP電話機、及び、WebサーバーにアクセスするWebブラウザからなる発信元端末と、
IP網を介して音声通信を行う第2のIP電話機、及び、この第2のIP電話機に割り当てられるIPアドレスと同一のIPアドレスが割り当てられるWebサーバーからなる発信先端末とを備え、
上記第1のIP電話機は、
上記VoIPサーバーに対して接続要求を送信する接続要求送信手段と、
上記接続要求に基づいて上記第2のIP電話機から返送される接続応答を受信する接続応答受信手段と、
受信した接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出手段とを有し、
上記Webブラウザは、
上記接続要求に基づく通話セッションの確立後、抽出された発信先IPアドレスに基づいて上記Webサーバーに対してアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段を有し、
上記第2のIP電話機は、
上記VoIPサーバーから上記接続要求を受信する接続要求受信手段と、
上記接続要求に基づいて、自局に割り当てられたIPアドレスを含む接続応答を上記第1のIP電話機に対して返送する接続応答返送手段と、
受信した接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出手段とを有し、
上記Webサーバーは、
上記Webブラウザからの上記アクセス要求を受信するアクセス要求受信手段と、
受信したアクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出手段と、
上記第1の発信元IPアドレス抽出手段及び上記第2の発信元IPアドレス抽出手段がそれぞれ抽出した発信元IPアドレスが一致していれば、上記Webブラウザからのアクセスを許可するアクセス許可手段とを有することを特徴とするIP電話システム。 - 上記第2のIP電話機は、
受信した接続要求から発信元IP電話番号を抽出する発信元IP電話番号抽出手段を有し、
上記Webサーバーは、
アクセスを許可するIP電話番号を記憶するIP電話番号記憶手段を有し、
上記アクセス許可手段は、抽出された発信元IP電話番号が上記IP電話番号記憶手段に記憶されている場合に、アクセスを許可することを特徴とする請求項1に記載のIP電話システム。 - 上記第2のIP電話機は、
ユーザが操作入力を行うための操作入力手段を有し、
上記Webサーバーは、
上記通話セッションの確立後における操作入力に基づいて、抽出された発信元IP電話番号を上記IP電話番号記憶手段に記憶させるIP電話番号自動登録手段を有することを特徴とする請求項2に記載のIP電話システム。 - 上記第2のIP電話機は、
ユーザが操作入力を行うための操作入力手段を有し、
上記Webサーバーは、
上記通話セッションの確立後における操作入力に基づいてオン状態となる許可フラグを有し、
上記アクセス許可手段は、上記許可フラグがオン状態である場合にアクセスを許可することを特徴とする請求項1に記載のIP電話システム。 - 上記許可フラグは、上記通話セッションの切断に基づいてオフ状態となることを特徴とする請求項4に記載のIP電話システム。
- 上記許可フラグは、上記通話セッションの切断後、所定時間が経過するとオフ状態となることを特徴とする請求項5に記載のIP電話システム。
- 上記許可フラグは、上記通話セッションの切断後における操作入力に基づいてオフ状態となることを特徴とする請求項4に記載のIP電話システム。
- IP網を介して音声通信を行うIP電話機と、接続要求に基づく通話セッションの確立後に発信元からのアクセスを許可するWebサーバーに対してアクセス要求を送信するWebブラウザとからなる通信端末において、
IP網上のVoIPサーバーに対して上記接続要求を送信する接続要求送信手段と、
上記接続要求に基づいて発信先から返送される接続応答を受信する接続応答受信手段と、
上記接続応答から発信先IPアドレスを抽出する発信先IPアドレス抽出手段と、
上記通話セッションの確立後、抽出された発信先IPアドレスに基づいて上記Webサーバーに対してアクセス要求を送信するアクセス要求送信手段とを備えたことを特徴とする通信端末。 - IP網を介して音声通信を行うIP電話機と、接続要求に基づく通話セッションの確立後に発信先にアクセス要求を送信するWebブラウザからアクセス可能なWebサーバーとからなる通信端末において、
IP網上のVoIPサーバーから上記接続要求を受信する接続要求受信手段と、
上記接続要求に基づいて、自局に割り当てられたIPアドレスを含む接続応答を発信元に対して返送する接続応答返送手段と、
受信した接続要求から発信元IPアドレスを抽出する第1の発信元IPアドレス抽出手段と、
上記Webブラウザからの上記アクセス要求を受信するアクセス要求受信手段と、
受信したアクセス要求から発信元IPアドレスを抽出する第2の発信元IPアドレス抽出手段と、
上記第1の発信元IPアドレス抽出手段及び上記第2の発信元IPアドレス抽出手段がそれぞれ抽出した発信元IPアドレスが一致していれば、上記Webブラウザからのアクセスを許可するアクセス許可手段とを備えたことを特徴とする通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003330120A JP2005101745A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | Ip電話システム及び通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003330120A JP2005101745A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | Ip電話システム及び通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005101745A true JP2005101745A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34459184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003330120A Pending JP2005101745A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | Ip電話システム及び通信端末 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005101745A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011249897A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Nec Corp | 情報処理端末 |
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US8654633B2 (en) | 2006-01-25 | 2014-02-18 | Konica Minolta Business Technologies, Inc | Data communication apparatus, data communication method and data communication processing program |
KR101574444B1 (ko) | 2014-12-23 | 2015-12-03 | 김태정 | 인터넷을 이용한 한 쌍의 단말기간의 통신 서비스 방법 및 이를 위한 단말기 |
-
2003
- 2003-09-22 JP JP2003330120A patent/JP2005101745A/ja active Pending
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