JP2005100463A - 無線電話によるメッセージ通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ウェブサイト上に作成された従来のホームページに変更を加えることなく、移動機が対応できる容量と構成にしてホームページの特定のメッセージを表示することができる無線電話によるメッセージ通信システムを提供する。
【解決手段】 移動機1から移動体通信網8を介してゲートウェイ9にアドレスを送信し、このゲートウェイ9がインターネット31上の指定されたアドレスにあるウェブサーバ32のファイルを取得し、ゲートウェイ9でハイパーテキスト・マークアップ言語で記述された取得ファイルを移動機1が表示できる簡略化した移動機用マークアップ言語に変換して移動体通信網8へ送信し、移動機1の表示部で表示させている。
【選択図】 図1
【解決手段】 移動機1から移動体通信網8を介してゲートウェイ9にアドレスを送信し、このゲートウェイ9がインターネット31上の指定されたアドレスにあるウェブサーバ32のファイルを取得し、ゲートウェイ9でハイパーテキスト・マークアップ言語で記述された取得ファイルを移動機1が表示できる簡略化した移動機用マークアップ言語に変換して移動体通信網8へ送信し、移動機1の表示部で表示させている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、移動機からインターネット上のWWWサーバ(以下、ウェブサーバという)のホームページのファイルを取得し、そのメッセージを移動機の表示部に表示させる無線電話によるメッセージ通信システムに関するものである。
従来、デジタル無線電話システムの発展にともない、文字情報等のメッセージを提供する情報提供サービスシステムが実現されている。例えば、本出願人は、移動機からのユーザ要求に基づいて広い範囲の情報サービスプロバイダにアクセスし、必要な情報を対話的に受けることができるデジタル無線電話による情報提供サービスを実現している。一方、移動機からインターネット上のウェブサーバのホームページ等のファイルを取得して移動機の表示部で表示させる、いわゆるインターネットブラウジングを行うサービスが提案されている。
このようなサービスの1つとして、例えば、ハイパーテキスト・マークアップ言語(以下、HTMLという)で記述されたファイルを、HTMLと互換性があり、フレームや表組みあるいは特定の画像の表示を行わないといった制約を設けた、コンパクトHTML(C−HTML)に変換するか、またはこのC−HTMLで記述されたホームページのファイルを移動機へダウンロードして表示させる技術が実現されている。また、他のサービスとしては、いわゆるWAP(ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル)による規格に基づくものであり、ホームページをカードとデッキという概念で構成し、1デッキが複数のカードを含み、1カードが1画面に相当し、1回のアクセスで1つのデッキを受信する。また、使用言語は、いわゆるハンドヘルド・マークアップ言語(HDML)を使用している。なお、インターネット等の情報ネットワークに接続されて情報を送受信するシステムに関連する技術が一部知られている(例えば、非特許文献1、特許文献1,2,3,4参照)。
高槻 芳,携帯電話がWeb端末に化ける手のひらに乗るインターネット,日経コミュニケーション,日本,日経BP社,1999年3月1日,第289号,111〜117頁
特開平11−175426号公報
国際公開第99/18519パンフレット(特表2001−519568号公報を参照。)
特開平09−321894号公報
特開平10−312343号公報
しかしながら、従来のC−HTMLを使用したサービスの場合には、取得するホームページの容量が移動機の処理できる容量を越えた場合には、表示できないため、これに対応できる容量と構成のホームページを作成する必要があった。また、HDMLを使用したサービスの場合には、このHDMLに対応し、カードとデッキの構成をとるホームページを作成する必要があった。すなわち、従来の移動機からインターネット上のウェブサーバのホームページ等のファイルを取得するサービスでは、決められた特定のホームページを作成したり、対応できる容量と構成のホームページを作成しなければならなかった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ウェブサーバ上に作成された従来のホームページに何ら変更を加えることなく、移動機側が対応できる容量と構成にしてホームページの特定のメッセージを表示することができる無線電話によるメッセージ通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の無線電話によるメッセージ通信システムは、メッセージ表示機能を有する移動機と、この移動機を含むメッセージ通信機能を有する移動体通信網と、この移動体通信網を経由して移動機から送信されてくるアドレスを受信し、インターネット上の指定されたアドレスにあるウェブサーバのファイルを取得し、前記移動機に表示できる形式に変換して移動体通信網を経由して該移動機へ送信するゲートウェイとを備えた無線電話によるメッセージ通信システムにおいて、前記ゲートウェイは、前記移動体通信網を経由して送信されてくるアドレスを受信する受信部と、前記移動機毎に設定される履歴を記録するとともにファイル取得のための処理を行う受信メッセージ処理部と、前記ゲートウェイの機能の一部を構成するプロキシサーバへファイル取得要求を送信するとともに該プロキシサーバがハイパーテキスト・マークアップ言語または簡略化した移動機用マークアップ言語で記述されたウェブサーバからのファイルを受信するプロキシクライアント部と、このプロキシクライアント部で取得した該ファイルを前記移動体通信網経由で前記移動機が表示できるように言語変換を行うとともに該ファイル内に対応していない拡張子を持つリンクがある場合にそのリンク自体を無視しリンク先の内容を示す文字を抽出するようにマスク処理を行うフィルタ部と、このフィルタ部で変換されたファイルをパッケージとして前記移動体通信網が取り扱うことができる容量に分割処理する送信メッセージ処理部と、このメッセージ処理部で分割処理したパッケージを前記移動体通信網へ送信する送信部とを備えたことを特徴とするものである。ゲートウェイでは、プロキシサーバがハイパーテキスト・マークアップ言語で記述された取得ファイルをウェブサーバから受信し、この取得ファイルを移動機が表示できる簡略化した移動機用マークアップ言語に変換して移動機へ送信することで、パーソナルコンピュータ用に作成された従来のホームページに変更を加えることなく、移動機が対応できる容量と構成にしてホームページの特定のメッセージを表示することができ、また、移動機においてユーザの要求に応じて呼び出し表示させることができる。
前記送信メッセージ処理部は、取得ファイルがフレームで構成されている場合には、分割処理した各パッケージに、さらに各フレームごとにユニークなアドレスを付けたタグをリンクに挿入して、前記移動機から該各フレームを1ページとして選択させるようにしたことが、ユーザ要求により順次読み出して表示させることができる点で好ましい。
前記ゲートウェイは、選択可能なリンクが含まれる場合に、そのリンクアドレスを絶対アドレスから相対アドレスに置き換えるリンクテーブルを備えることが、移動機の負荷を軽減することができる点で好ましい。
前記移動体通信網は、前記移動機毎に設定される情報を記録する登録ユーザ・データベースを有し、この登録ユーザ・データベースには、ユーザ別に取得ファイルの切り出し設定のための情報とブックマーク登録のための情報が格納されており、前記受信メッセージ処理部は、設定される情報がある場合に、前記登録ユーザ・データベースを参照してファイル取得の処理を行うことが、移動機側の負荷を軽減してファイル取得を容易にでき、ホームページの内容をユーザ別に切り出すことができ、かつブックマーク登録の機能を利用できる点で好ましい。
システムは、ショートメッセージサービスをベアラに使用していることが、ショートメッセージによる伝送処理を利用することができる。
以上説明したように、本発明の無線電話によるメッセージ通信システムは、メッセージ表示機能を有する移動機からファイル取得要求のためのアドレスを入力し、この入力したアドレスをメッセージ通信機能を有する移動体通信網を経由してゲートウェイに送信し、このゲートウェイでファイル取得のための処理をおこなってプロキシサーバを介して指定されたアドレスにあるウェブサーバのファイルを取得し、このファイルを移動機に表示できる形式に変換して移動体通信網を経由して移動機へ送信し、移動機で取得ファイルのメッセージを表示することで、ウェブサイト上に作成された従来のホームページに変更を加えることなく、移動機が対応できる容量と構成にしてホームページの特定のメッセージを表示することができる。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1及び図2は本発明実施形態の無線電話によるメッセージ通信方法及びその方法を実施する通信システムを説明する図であり、図1はゲートウェイ部分を説明するブロック図、図2は全体構成を説明するブロック図である。
本実施形態の無線電話によるメッセージ通信方法及びその方法を実現する通信システムは、文字情報等によるメッセージサービス機能を有する移動体通信網8の移動機1から、インターネット31のウェブサーバ32にあるホームページの情報を取得するものであり、移動機1からファイル取得のためのアドレスを入力して、移動体通信網8を経由してゲートウェイ9に送信し、このゲートウェイ9がインターネット31のウェブサーバ32のホームページのファイルを取得し、この取得ファイルを所定の形式に変換し、移動体通信網8を経由して移動機1に送信し、移動機1の表示部で取得したファイルのメッセージを表示するものである。
移動体通信網8は、移動機(MS:Mobile Station)1と、基地局(BS:Base Station)2と、交換機(MSC:Mobile Switching Center )3と、ショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)4と、情報提供センター(AMP:Advanced Messaging Platform )5と、登録ユーザ・データベース6等とから構成されている。
移動機(MS)1は、通常の音声通話が可能な機能を備えるとともに、文字情報等のメッセージを送受信して表示でき、かつ後に詳細に説明する移動機用マークアップ言語(MML)を理解し表示させるユーザインターフェースを提供する部分(MMLブラウザ)を備える。交換機(MSC)2は、移動機(MS)1の在圏する基地局(BS)2に対する無線制御を行い基地局(BS)2を介して移動機(MS)1に通信サービス等を提供する部分である。ショートメッセージサービスセンター(SMSC)4は、メッセージ転送、メッセージ等の記憶、再送処理、その他の伝送処理を行う部分である。情報提供センター(AMP)5は、ユーザ要求から情報提供サービスかあるいはインターネットのホームページのファイル取得かを判断し、経路情報にしたがってユーザ要求を転送するための処理を行い、その後その対話(セッション)が終了するまでその状態を監視する等を行う部分である。登録ユーザ・データベース6は、登録ユーザに関する情報、及び後に詳細に説明するように、ファイル取得にために受信メッセージ処理部12が参照するユーザ別の切り出し設定のための情報、ユーザ別のクッキー設定のための情報、ユーザ別のブックマーク登録の設定のための情報を記録する部分である。
ゲートウェイ9は、移動体通信網8とインターネット31との間に配置され、異なるネットワーク間の接続の整合性をとるために、一方のネットワークからメッセージを受信し、必要により格納し、プロトコル変換して他方のネットワークに送信する部分であり、本発明の主要部となるウェブ・ゲートウェイ・プラットフォーム(以下、WGP:Web Gateway Platformという)10と、ファイヤウォールとなるプロキシサーバ30とから構成されている。
WGP10は、移動体通信網8の情報提供センター(AMP)5側から送信されてくるファイル取得要求を受信処理するための受信部11と、この受信部11からの取得要求に基づいて移動機1毎に設定される履歴を記録するとともにファイル取得のための送信処理を行うための受信メッセージ処理部12と、この受信メッセージ処理部12での処理のために参照あるいは記録するための受信メッセージ処理テーブル13と、受信メッセージ処理部12からの取得要求をプロキシサーバ30へ送信するとともに、このプロキシサーバ30でインターネット31のウェブサーバ32から取得したHTMLファイルを受信するプロキシクライアント部14と、このプロキシクライアント部14の取得ファイルを移動機1が表示できる簡略化した移動機用マークアップ言語(MML)に変換等を行うためのフィルタ部14と、このフィルタ部15の処理のための設定・定義を行うための設定・定義部16と、受信メッセージ処理部12がリンク情報を参照したりあるいはフィルタ部15がリンク情報を更新するためのリンクテーブル17と、フィルタ部15で変換等が行われたファイルを移動体通信網8が取り扱うことができる容量や構成に分割等の処理を行う送信メッセージ処理部18と、この送信メッセージ処理部18の処理のために参照する送信メッセージ処理テーブル19と、送信メッセージ処理部18から送信要求されたファイルを受信して移動体通信網8側へ送信処理するための送信部20等とを備えている。
移動機1からURL(Uniform Resource Locator)が入力されるか、あるいはブックマーク登録されているアドレスが選択されて送信されると、移動体通信網8の移動機1と情報提供センター(AMP)5との間で移動機番号(電話番号)毎に論理的にキューが形成されるとともに、送受信されるメッセージには、ユニークなセッション番号が付けられる。受信部11では、情報提供センター(AMP)5からファイルの取得要求を受信すると、この取得要求が受信メッセージ処理部12へ送信される。
受信メッセージ処理テーブル13は、移動機番号毎に書き込みあるいは参照されるセッション情報テーブルや履歴テーブル、移動機番号毎に個別に設定されているクッキー(Cookie)機能の起動・停止(オン・オフ)に関する情報を格納したユーザ別クッキー設定テーブル、及び後に詳細に説明するユーザ切り出し機能に関する情報を格納したユーザ情報テーブル等からなる。ここでクッキー機能の一つの例は、インターネット上のホームページの中にはユーザ登録・認証を求めるものがあり、登録したユーザにクッキーを与え、同ホームページから受けたことをブラウザが記憶し、次回同じホームページにアクセスした際に、クッキーを元にユーザ認証を行うものである。この場合に、新たにパスワード等の入力の必要がない。本実施形態では、移動機1からホームページをブラウジングする際にも同様のクッキー機能を使用することができるよう、例えば、サービス用ホームページ内にある「クッキー設定」ページなどでクッキー機能の起動・停止を設定できるようになっている。この設定情報は、登録ユーザ・データベース6に格納され、クッキーが起動している場合には、移動機1に代わってクッキー情報をそのホームページのアドレスとともに保存・管理する。そして、次回同ホームページにアクセスする場合に、WGP10はテーブルに保存された移動機1から送信されてきたアドレスと移動機番号を見て登録ユーザ・データベース6を参照しクッキー情報をのせてアクセスをおこなうようになっている。なお、受信メッセージ処理テーブル13の履歴テーブルなどの情報は、バッチ処理で定期的に削除することが可能である。
受信メッセージ処理部12は、受信部11からの取得要求を受信して、受信メッセージ処理テーブル13を構成するセッション情報をセッション情報テーブルに書き込むとともに、指定されたアドレスを移動機番号毎に設定される履歴テーブルに書き込み、また、リンクテーブル17を参照して移動機1からの取得要求のアドレスが絶対アドレスか相対アドレスかを判断し、ユーザ別クッキー設定テーブルに格納された起動・停止に関する情報を参照し、さらにユーザ情報テーブルに格納されているユーザ切り出し情報を参照することで、取得要求のための処理を行い、プロキシクライアント部14に送信する。
プロキシクライアント部14は、受信メッセージ処理部12から送信されてきた取得要求を受信し、ユーザ別クッキー設定情報やセッション情報を参照してプロキシサーバ30に取得要求を送信する。プロキシサーバ30は、プロキシクライアント部14から送信されてきた取得要求に基づいて、インターネット31上の指定されたアドレスのウェブサーバ32にあるホームページのファイルを取得し、その取得ファイルをプロキシクライアント部14へ送信する。この取得ファイルは、HTMLまたはMMLで記述されている。プロキシクライアント部14は、取得ファイルを受信メッセージ処理部12からの変換開始要求に基づいてフィルタ部15へ送信する。
フィルタ部15は、フィルタ設定、HTMLとMMLとの間の変換のための定義あるいはマスク対象の定義等を行った設定・定義部16に基づいて変換処理を行う。
図3はフィルタ部の処理手順を示すフローチャートであり、プロキシクライアント部14がファイルを取得した後に受信メッセージ処理部12からの指示によりフィルタ処理開始メッセージを受信すると(ST1)、まず、日本語コード変換を行い(ST2)、続いてフレーム制御処理を行った後に(ST3)、HTMLで記述された取得ファイルを対応するMMLで記述されたファイルに変換し、またMMLで記述されているときには変換することなくそのままとする(ST4)。このMMLは、本出願人が情報提供サービスシステムにおいて提案し詳細に説明しており、データ量を軽減するためにHTMLを短縮することによって効率が上がる部分を短縮したもので、設定・定義部16でHTMLに対応したMMLが定義され、定義されていないときには変換に際して削除する。次に、変換されたMMLで記述されたファイルに対応していないリンク拡張子が含まれている場合には、設定・定義部16に定義されているマスク対象定義未対応キーワードのマスク処理が行われる(ST5)。
図4はマスク処理を行うときの拡張子表を示す図であり、例えば、拡張子が、.html, htmは、ファイルタイプがHTMLドキュメントで、対応拡張子であるが、拡張子が、.txt、.ps、 .au、.gif等は、ファイルタイプがそれぞれASC・テキスト、ポストスクリプト、オーディオ、GIFイメージ等で、対応していない拡張子である。上記のマスク処理において、取得したファイル内に対応していない拡張子を持つリンクがある場合には、そのリンク自体を無視し、リンク先の内容を示す文字列があれば、それのみを抽出して表示させ、対応していない拡張子を実施させない処理を行う。例えば、マスク処理対象のファイルが、
<AH=http://www.sky-web.org/index.html>Sky-Webホームページ</A>
<AH=http://www.sky-web.org/index.img/SkyWeb1.gif>Sky-Web 画像1</A>
<AH=http://www.tdp.co.jp>TDPホームページ</A>
である場合には、マスク処理後には、
<AH=http://www.sky-web.org/index.html>Sky-Webホームページ</A>
Sky-Web 画像1
<AH=http://www.tdp.co.jp>TDPホームページ</A>
のようになる。このように、マスク処理により移動機1側において対応できないイメージ表示等を制限し、文字列があればそれのみを表示できるようになる。
<AH=http://www.sky-web.org/index.html>Sky-Webホームページ</A>
<AH=http://www.sky-web.org/index.img/SkyWeb1.gif>Sky-Web 画像1</A>
<AH=http://www.tdp.co.jp>TDPホームページ</A>
である場合には、マスク処理後には、
<AH=http://www.sky-web.org/index.html>Sky-Webホームページ</A>
Sky-Web 画像1
<AH=http://www.tdp.co.jp>TDPホームページ</A>
のようになる。このように、マスク処理により移動機1側において対応できないイメージ表示等を制限し、文字列があればそれのみを表示できるようになる。
次に、図3に示すように、マスク処理の後に、取得ファイル内にリンク情報がある場合に、その絶対アドレスをリンクテーブル17に書き込むリンクテーブル作成処理を行う(ST6)。上記のように受信メッセージ処理部12においては、移動機1側からの取得要求が絶対アドレスか相対アドレスかを判断し、例えば、L001のような相対アドレスの場合には、リンクテーブル17によりこのL001に対応した、例えば、http://bbb.co.jpのような絶対アドレスを参照するが、フィルタ部15においては、取得ファイル内にリンク情報がある場合には、その絶対アドレスをリンクテーブル17に登録する。その際に一意(ユニーク)になる相対アドレスを採番する。例えば、
相対アドレス 絶対アドレス
L000 http://aaa.co.jp
L001 http://bbb.co.jp
L002 http://ccc.co.jp
のように書き込む。次に、受信メッセージ処理部12の指示のもとに処理メッセージを送信メッセージ処理部18へ送信する(ST7)。
相対アドレス 絶対アドレス
L000 http://aaa.co.jp
L001 http://bbb.co.jp
L002 http://ccc.co.jp
のように書き込む。次に、受信メッセージ処理部12の指示のもとに処理メッセージを送信メッセージ処理部18へ送信する(ST7)。
送信メッセージ処理テーブル19は、送信メッセージ処理部18が分割処理するために参照する、移動機毎のセッション情報や履歴、あるいはユーザ情報等のテーブルである。
送信メッセージ処理部18は、フィルタ部15で変換された処理メッセージを分割したパッケージとし、このパッケージにユニークなアドレスを付け、必要に応じてタグを挿入する処理を行う。このパッケージは、タグを含めて移動体通信網8側が転送できる容量である、例えば、128バイトを3連結した384バイト以内に処理される。
図5はWGPにおける分割処理と移動機における表示を説明する図であり、例えば、変換後の処理メッセージが2304バイトの場合には、6つのパッケージに分割されるが、それぞれにユニークなH=1,H=2,…等のアドレスを付け、最初のパッケージにはメッセージがWGP10にあることを示す<次>タグを挿入する。この<次>タグにはパッケージ2のユニークなアドレスH=2が入っており、移動機1側において<次>タグが選択されると、WGP10側がパッケージ2を送信する。このパッケージ2には、メッセージが続いていることを示すためパッケージ3のアドレスH=3を含む<次>タグと、最初に送信したパッケージ1を選択するためのパッケージ1のアドレスH=1を含む<前>タグとが挿入される。以下同様にして最後のパッケージまでタグが挿入される。
図6はホームページがフレームに分かれていた場合の処理及び移動機の表示を説明する図であり、取得ファイルのホームページが例えば、左及び右にフレームに分かれていた場合には、フィルタ部15においてフレーム制御処理が行われ(ST3)、WGP10側が移動機1側にフレームに分かれていることを送信し、各フレームのアドレスを編集して表示し、フレーム選択させる処理を行い、移動機1側の選択結果が再びWGP10に送信されるようになっている。
また、送信メッセージ処理部18は、フィルタ部15において、マスク処理を行った後に有効なリンクが含まれる場合には、履歴テーブルにリンク先ホームページのアドレスを書き込み、リンク元ページに戻ったり、メッセージが続いていることを示す処理を行う。さらに、ブックマーク登録するアドレスに対応するパッケージの場合には、最初の384バイト分のパッケージに<登録>タグを挿入する。また、文字切り出し設定されている場合には、384バイトのパッケージに分割する際に指定キーワードを探す。スキップ数が設定されていれば、設定回数同一キーワードをスキップし、指定キーワードがある場合には、指定キーワードを起点に384バイトに情報を分割し、必要に応じて上記の通り<前>、<後>等のタグを挿入する。
図7はWGPにおける有効なリンクがある場合の処理と移動機における表示を説明する図であり、WGP10側のパッケージNに有効なリンクが含まれ、そのアドレスが履歴テーブルに記録され、そのパッケージNを移動機1側に送信して表示させ、その移動機1でリンクキーワードが選択されると、WGP10は、リンクテーブル17を参照してリンク先のメッセージを取得し、上記の通り移動機1に表示できるように処理を行う。そして、履歴テーブルにリンク先ホームページのアドレスを書き込み、リンク先メッセージのパッケージ1,2,…にリンク元に戻る<戻る>タグ、メッセージが続くことを示す<次>タグを挿入する処理を行う。
図8はブックマーク登録をする場合の処理を説明する図である。一般的にパーソナルコンピュータからインターネット検索する場合に、いわゆるブックマーク登録をすることができるが、移動機1でインターネット検索する際にも任意のホームページを登録できるようになっている。すなわち、移動機1側からインターネットホームページのアドレスが送信され、指定されたアドレスのホームページが取り込まれ、上記の通りの処理を行い、最初の384バイト分のパッケージ1に<次>タグとともに<登録>タグを挿入して移動機1側に送信する。移動機1側がこの<登録>タグを選択すると、WGP10は内蔵している履歴テーブルにあるアドレスを、移動機番号毎に別途ブックマークとして保存する。すなわち<登録>タグを選択すると、WGP10は、指定されたアドレスを移動機1の画面上に表示し、登録可否の確認をする。ブックマーク登録されたアドレスは、セッション切断後でも登録ユーザデータベース6に保存されるようになっている。移動機1側は次回からのメニューに追加されたブックマークを選択し、登録されたアドレスを選択することで、同アドレスのホームぺージにあるメッセージを入手することができようになっている。
図9は文字切り出し設定とその処理及び移動機における表示を説明する図である。移動機1が一度に表示できる情報量が限られているため、ホームページによっては見たい場所に到達するまでに何度もページ送りをしなければならない場合もある。パーソナルコンピュータ側から、サービス専用のウェブ画面にアクセスし、よく見るホームページのアドレス、その部分に含まれるキーワード及び何回同一キーワードをスキップするかスキップ数を入力する。例えば、図9に示すように、文字切り出し設定のウェブ画面において、アドレス: http://www.tdp.co.jp.、キーワードとして文字:最新情報、スキップ数:2を設定すると、この設定情報は、登録ユーザ・データベース6に移動機番号である電話番号毎に格納・管理される。次回に移動機1が該当ホームページにアクセスする場合には、WGP10が上記の通りにフィルタ部15で処理した後、送信メッセージ処理部18は384バイトのパッケージに分割する際、まず指定キーワードを探し、スキップ数が設定されていれば、設定回数同一キーワードをスキップする。そして、指定キーワードがある場合には、その指定キーワードを起点として384バイトに分割し、必要に応じて<前>タグ、<次>タグ等のタグを挿入する。すなわち、上記の文字切り出し設定では、アドレス:http://www.tdp.co.jp. のホームページにおいてキーワード:最新情報を探してスキップ数:2回スキップして3番目が選択され、その最新情報を起点として384バイトに分割し、<前>タグ、<次>タグを挿入するようになっている。ホームページの改変により指定キーワードが存在しない場合には、送信メッセージ処理部19は、対象ホームページを何も表示せず、<前>のみ表示し、この<前>を選択すると対象ホームページの一番後から表示するように処理を行う。
上記構成によれば、本発明はメッセージ通信機能を有する移動体通信網8の移動機1からアドレスを入力しゲートウェイ9へ送信して、このゲートウェイ9のWGP10でファイル取得のための処理を行ってプロキシサーバ30を介して指定されたアドレスのHTMLおよびMMLで記述されたファイルを取得し、WGP10のフィルタ部15で、取得HTMLファイルを移動機1が表示できる簡略化したMMLに変換したり、あるいは対応していない拡張子を含むリンクを削除する処理を行い、その処理されたファイルを送信メッセージ処理部18で移動機1側の表示容量に合わせた分割処理をして移動体通信網8へ送信しているため、従来のウェブサイト上に作成されたホームページに何ら変更を加えることなく、移動機1の表示部に対応できる容量と構成でホームページをメッセージ表示させることができる。また、本発明では、インターネットを検索する場合のブックマーク登録をすることで、パーソナルコンピュータと同様のお気に入り登録をすることができ、さらにユーザ情報として文字切りだし設定を行うことで、何度もページを送ることなく簡単に見たい場所のページに到達することができる。ホームページがMMLで作成されている場合には、アドレスを指定することで移動機1にそのまま表示することができる。
なお、上記の実施形態において、ショートメッセージサービスをベアラに使用し送信データ量を384バイトに分割した例を説明したが、大量のデータ送受信できるベアラにおいては、そのデータ量に制限されず、またこれにともないリンク拡張子の制限も緩和することができる。さらに、本発明は開示された特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲により規定されるように本発明の精神及び範囲内において変形できることは容易に理解できるであろう。
移動機からインターネット上のWWWサーバのホームページのファイルを取得し、そのメッセージを移動機の表示部に表示させる無線電話によるメッセージ通信システムに利用できる。
1 移動機
2 基地局
3 交換機
4 ショートメッセージセンター
5 情報提供センター
6 登録ユーザ・データベース
8 移動体通信網
9 ゲートウェイ
10 WGP
11 受信部
12 受信メッセージ処理部
13 受信メッセージ処理テーブル
14 プロキシクライアント部
15 フィルタ部
16 設定・定義部
17 リンクテーブル
18 送信メッセージ処理部
19 送信メッセージ処理テーブル
20 送信部
30 プロキシサーバ
31 インターネット
32 ウェブサーバ
2 基地局
3 交換機
4 ショートメッセージセンター
5 情報提供センター
6 登録ユーザ・データベース
8 移動体通信網
9 ゲートウェイ
10 WGP
11 受信部
12 受信メッセージ処理部
13 受信メッセージ処理テーブル
14 プロキシクライアント部
15 フィルタ部
16 設定・定義部
17 リンクテーブル
18 送信メッセージ処理部
19 送信メッセージ処理テーブル
20 送信部
30 プロキシサーバ
31 インターネット
32 ウェブサーバ
Claims (5)
- メッセージ表示機能を有する移動機と、この移動機を含むメッセージ通信機能を有する移動体通信網と、この移動体通信網を経由して移動機から送信されてくるアドレスを受信し、インターネット上の指定されたアドレスにあるウェブサーバのファイルを取得し、前記移動機に表示できる形式に変換して移動体通信網を経由して該移動機へ送信するゲートウェイとを備えた無線電話によるメッセージ通信システムにおいて、
前記ゲートウェイは、前記移動体通信網を経由して送信されてくるアドレスを受信する受信部と、前記移動機毎に設定される履歴を記録するとともにファイル取得のための処理を行う受信メッセージ処理部と、前記ゲートウェイの機能の一部を構成するプロキシサーバへファイル取得要求を送信するとともに該プロキシサーバがハイパーテキスト・マークアップ言語または簡略化した移動機用マークアップ言語で記述されたウェブサーバからのファイルを受信するプロキシクライアント部と、このプロキシクライアント部で取得した該ファイルを前記移動体通信網経由で前記移動機が表示できるように言語変換を行うとともに該ファイル内に対応していない拡張子を持つリンクがある場合にそのリンク自体を無視しリンク先の内容を示す文字を抽出するようにマスク処理を行うフィルタ部と、このフィルタ部で変換されたファイルをパッケージとして前記移動体通信網が取り扱うことができる容量に分割処理する送信メッセージ処理部と、このメッセージ処理部で分割処理したパッケージを前記移動体通信網へ送信する送信部とを備えたことを特徴とする無線電話によるメッセージ通信システム。 - 前記送信メッセージ処理部は、取得ファイルがフレームで構成されている場合には、分割処理した各パッケージに、さらに各フレームごとにユニークなアドレスを付けたタグをリンクに挿入して、前記移動機から該各フレームを1ページとして選択させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の無線電話によるメッセージ通信システム。
- 前記ゲートウェイは、選択可能なリンクが含まれる場合に、そのリンクアドレスを絶対アドレスから相対アドレスに置き換えるリンクテーブルを備えることを特徴とする請求項1記載の無線電話によるメッセージ通信システム。
- 前記移動体通信網は、前記移動機毎に設定される情報を記録する登録ユーザ・データベースを有し、この登録ユーザ・データベースには、ユーザ別に取得ファイルの切り出し設定のための情報とブックマーク登録のための情報が格納されており、前記受信メッセージ処理部は、設定される情報がある場合に、前記登録ユーザ・データベースを参照してファイル取得の処理を行うことを特徴とする請求項1記載の無線電話によるメッセージ通信システム。
- 請求項1記載のシステムは、ショートメッセージサービスをベアラに使用していることを特徴とする無線電話によるメッセージ通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004352364A JP2005100463A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 無線電話によるメッセージ通信システム |
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JP2004352364A JP2005100463A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 無線電話によるメッセージ通信システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005100463A true JP2005100463A (ja) | 2005-04-14 |
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ID=34464440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004352364A Pending JP2005100463A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 無線電話によるメッセージ通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005100463A (ja) |
-
2004
- 2004-12-06 JP JP2004352364A patent/JP2005100463A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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