JP2005096774A - 包装用容器の蓋部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 包装用容器の口金部に嵌合し、膨出部42を押圧することによって裾部41が口金部から離間する方向に変形する包装用容器の蓋部材40において、各爪部43の円周方向に沿った各端縁の肩部から下端部までの少なくとも一部を、一定方向に傾斜させた。端縁を傾斜させることにより、爪部43の枚数を同じ枚数で設定した場合と比較して、一方の端縁の下端部から他方の端縁の肩部寄りの部位までの距離が相対的に長くなる。このため、内側から圧力がかかって抜ける方向に押圧された際、口金部11の筒部11bの膨らみにより爪部を押し広げる方向に加わる力のかかり方が変わり、開蓋性を損なうことなく、より高い嵌合力、気密性を備えた蓋部材となる。
【選択図】 図1
Description
日本工業規格 「金属板製ふた・口金」 JIS Z 1607:2003
前記裾部が、円周方向に複数枚の爪部を備えて形成されており、各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/7.5の範囲で形成され、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、1mm以下に設定したことを特徴とする包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/8.5の範囲で形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項3記載の本発明では、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20以下に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項4記載の本発明では、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20〜1/50に設定したことを特徴とする請求項3記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項5記載の本発明では、JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形40又はB形50の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、8〜9枚の範囲であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項6記載の本発明では、前記爪部の枚数が、9枚であることを特徴とする請求項5記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項7記載の本発明では、JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形70の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、11枚であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項8記載の本発明では、周縁の肩部から一方向に突出する裾部と、該肩部から略中央部にかけて裾部と反対方向に膨出するように形成された膨出部とを備え、包装用容器の口金部に嵌合する一方、前記膨出部を押圧することによって裾部が口金部から離間する方向に変形する包装用容器の蓋部材であって、
前記裾部が、円周方向に複数枚の爪部を備えて形成されており、各爪部の円周方向に沿った各端縁の肩部から下端部までの少なくとも一部が、傾斜していることを特徴とする包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項9記載の本発明では、前記各爪部の円周方向に沿った各端縁の肩部から下端部までが、一定方向に傾斜していることを特徴とする請求項8記載の包装容器の蓋部材を提供する。
請求項10記載の本発明では、前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/7.5の範囲で形成され、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、1mm以下に設定したことを特徴とする請求項8又は9記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項11記載の本発明では、前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/8.5の範囲で形成されていることを特徴とする請求項10記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項12記載の本発明では、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20以下に設定したことを特徴とする請求項10又は11記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項13記載の本発明では、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20〜1/50に設定したことを特徴とする請求項12記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項14記載の本発明では、JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形40又はB形50の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、8〜9枚の範囲であることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項15記載の本発明では、前記爪部の枚数が、9枚であることを特徴とする請求項14記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
請求項16記載の本発明では、JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形70の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、11枚であることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材を提供する。
先ず、図1〜図3に基づき本発明の第1の実施形態に係る包装用容器の蓋部材を説明する。蓋部材1は、これらの図に示すように、周縁の肩部2から一方向に突出する裾部3と、該肩部2から略中央部にかけて裾部3と反対方向に膨出するように形成された膨出部4とを備えている。
(1)閉蓋時の嵌合力
(2)開蓋時の押圧力
(3)閉蓋時の気密性(漏れ試験)
板の呼び厚さ:0.36mm
外径:50.5mm
内径:47.2mm
高さ(肩部までの高さ):7.70〜7.84mm
全高(頂部までの高さ):8.77mm
頂部と肩部の高さの差(平均値):0.93mm
爪部の円周方向の最大長さc:16.47mm
爪部の円周方向の最大長さc/全周:約1/9.6
爪部の枚数:9枚
爪部端縁間の隙間の最大間隔d/爪部端縁形状(肩部から下端部まで):垂直
板の呼び厚さ:0.36mm
外径:50.5mm
内径:47.2mm
高さ(肩部までの高さ):7.94〜8.04mm
全高(頂部までの高さ):9.08mm
頂部と肩部の高さの差(平均値):1.04mm
爪部の円周方向の最大長さc:16.70mm
爪部の円周方向の最大長さc/全周:約1/9.5
爪部の枚数:9枚
爪部端縁間の隙間の最大間隔d:0.41〜0.55mm
爪部端縁形状(肩部から下端部まで):傾斜(下端部にアールあり)
板の呼び厚さ:0.36mm
外径:50.5mm
内径:47.2mm
高さ(肩部までの高さ):7.83〜7.90mm
全高(頂部までの高さ):8.89mm
頂部と肩部の高さの差(平均値):0.99mm
爪部の円周方向の最大長さc:14.40mm
爪部の円周方向の最大長さc/全周:約1/11
爪部の枚数:10枚
爪部端縁間の隙間の最大間隔d:1.27〜1.43mm
爪部端縁形状(肩部から下端部まで):垂直
2 肩部
3 裾部
4 膨出部
4a 頂部
5 爪部
11 口金部
40 蓋部材
41 裾部
42 膨出部
42a 頂部
43 爪部
44 肩部
Claims (16)
- 周縁の肩部から一方向に突出する裾部と、該肩部から略中央部にかけて裾部と反対方向に膨出するように形成された膨出部とを備え、包装用容器の口金部に嵌合する一方、前記膨出部を押圧することによって裾部が口金部から離間する方向に変形する包装用容器の蓋部材であって、
前記裾部が、円周方向に複数枚の爪部を備えて形成されており、各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/7.5の範囲で形成され、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、1mm以下に設定したことを特徴とする包装用容器の蓋部材。 - 前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/8.5の範囲で形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装用容器の蓋部材。
- 各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20以下に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の包装用容器の蓋部材。
- 各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20〜1/50に設定したことを特徴とする請求項3記載の包装用容器の蓋部材。
- JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形40又はB形50の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、8〜9枚の範囲であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材。
- 前記爪部の枚数が、9枚であることを特徴とする請求項5記載の包装用容器の蓋部材。
- JIS Z 1607:2003「金属板製ふた・口金」に規定されるB形70の規格を満たす蓋部材であって、その各爪部の枚数が、11枚であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の包装用容器の蓋部材。
- 周縁の肩部から一方向に突出する裾部と、該肩部から略中央部にかけて裾部と反対方向に膨出するように形成された膨出部とを備え、包装用容器の口金部に嵌合する一方、前記膨出部を押圧することによって裾部が口金部から離間する方向に変形する包装用容器の蓋部材であって、
前記裾部が、円周方向に複数枚の爪部を備えて形成されており、各爪部の円周方向に沿った各端縁の肩部から下端部までの少なくとも一部が、傾斜していることを特徴とする包装用容器の蓋部材。 - 前記各爪部の円周方向に沿った各端縁の肩部から下端部までが、一定方向に傾斜していることを特徴とする請求項8記載の包装容器の蓋部材。
- 前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/7.5の範囲で形成され、各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、1mm以下に設定したことを特徴とする請求項8又は9記載の包装用容器の蓋部材。
- 前記各爪部の円周方向に沿った最大長さが、円周の1/10〜1/8.5の範囲で形成されていることを特徴とする請求項10記載の包装用容器の蓋部材。
- 各爪部の円周方向に沿った隣接する端縁間の隙間の最大間隔を、前記膨出部の非押圧状態で、爪部の長さの1/20以下に設定したことを特徴とする請求項10又は11記載の包装用容器の蓋部材。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2012515690A (ja) * | 2009-01-26 | 2012-07-12 | クリュー モールディングス リミテッド | 容器用の閉じ蓋 |
JP2015078009A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社ダイゾー | 吐出容器 |
-
2003
- 2003-09-16 JP JP2003323229A patent/JP2005096774A/ja active Pending
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JP2015078009A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社ダイゾー | 吐出容器 |
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