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JP2005088929A - ブロー成形スタンディング薄肉容器 - Google Patents

ブロー成形スタンディング薄肉容器 Download PDF

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JP2005088929A
JP2005088929A JP2003324504A JP2003324504A JP2005088929A JP 2005088929 A JP2005088929 A JP 2005088929A JP 2003324504 A JP2003324504 A JP 2003324504A JP 2003324504 A JP2003324504 A JP 2003324504A JP 2005088929 A JP2005088929 A JP 2005088929A
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JP
Japan
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contents
thin
container
pouring
body wall
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Pending
Application number
JP2003324504A
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English (en)
Inventor
Shinichi Inaba
真一 稲葉
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
Nobuo Yamanaka
伸夫 山中
Takao Kurosawa
孝雄 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kao Corp, Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Kao Corp
Priority to JP2003324504A priority Critical patent/JP2005088929A/ja
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Abstract

【課題】容器内の空気を効率的に置換して内容物の安定した注出を可能とするとともに折畳みによるコンパクト化を図り得るブロー成形スタンディング容器を提案する。
【解決手段】薄肉の胴体壁部(1)と、この胴体壁部(1)の下端に一体的につながり該胴体壁部を内容物の有無にかかわりなしに起立させる薄肉の底壁部(2)と、前記胴体壁部(1)の上端隅部から一体的に突き出しその先端を開放して内容物の注出経路(3a)を形成する薄肉の注出部(3)と、前記胴体壁部(1)の上部で該注出部(3)に隣接して設けられ胴体壁部(1)の充填空間に内容物を供給する充填部分(4)とを備えたブロー成形スタンディング薄肉容器において、注出部(3)の上部に、該注出部(3)に沿い内容物の充填空間に向けて伸延する空気置換流路管(7)を形成し、該空気置換流路管(7)の先端を閉塞するとともに、注出部(3)の先端を開放すると同時に開封する閉塞栓(7a)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂製のフィルムや金属製のフィルムにて構成されるブロー成形スタンディング薄肉容器に関するものであり、折畳みによる容器のコンパクト化を可能とし、内容物の注出の際に容器内の空気を効率よく置換して安定注出を実現しようとするものである。
シャンプーやリンス、液体石鹸、化粧料等を入れておく据え置きタイプの容器は内容物の適量注出を可能とするディスペンサーを装着したものが一般に使用されており、このような容器に内容物を補充するに当たっては、構成材料を極力削減すべく合成樹脂製のフィルムや金属製のフィルムを張り合わせたパウチや合成樹脂(例えば延伸ポリプロピレン樹脂)からなる薄肉ブローボトルが詰め替え容器として用いられている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開平11−11496号公報 特開2002−225842号公報
従来の詰め替え容器のうち、パウチは、容器の減容化が可能であり、しかも製造コストの軽減、使用材料の削減を図ることができることから詰め替え用の容器として幅広く使用されているが、該容器は容器自体に張りがないためフィルムが重なり合い注出口が閉塞してしまうこともあって内容物の詰め替え作業において容器内の空気を効率的に置換するのが困難で内容物を安定的に注出させることができない欠点を有していた。
この点、ブロー成形ボトルは、薄肉化されていても容器自体に張りがあり空気の置換も比較的効率的に行うことができるため詰め替え容器に適した利点がある反面、該容器はその外観がボトル形状を有しているが故に割高感を与えパウチのような容器に比較すると販売促進に対する消費者へのアピール性に物足りなさがあり、また、キャップや蓋がされた容器では、キャッピング部や肩部の剛性を高めるべく肉厚にしており使用樹脂の減量化が難しく、資源の有効活用を図るという要請に対して十分な対応ができないという課題が残されていた。
なお、パウチについては、その注出部に硬質の注出管を組付け、ボトル同様内容物を効率よく詰め替えるべく空気の置換経路を確保する試みがなされているけれども、このようなパウチは構成部材の増加や製造工程の付加が必要不可欠になることから製造コストの上昇を招く不利があり、パウチが本来もっている利点を損ないかねないことが懸念された。
本発明の課題は、パウチ及びブロー成形ボトルがそれぞれもつメリットを生かしつつ、容器内の空気の効率的な置換により内容物の安定的な注出を行うことができる新規なブロー成形スタンディング薄肉容器を提案するところにある。
本発明は、内容物の充填空間を区画形成するとともに充填空間の減容を可能とする薄肉の胴体壁部と、この胴体壁部の下端に一体的につながり該胴体壁部を内容物の有無にかかわりなしに起立させる薄肉の底壁部と、前記胴体壁部の上端隅部から一体的に突き出しその先端を開放して内容物の注出経路を形成する薄肉の注出部と、前記胴体壁部の上部で該注出部に隣接して設けられ胴体壁部の充填空間に内容物を供給する充填部分とを備えたブロー成形スタンディング薄肉容器であって、
前記注出部の上部に、該注出部に沿い内容物の充填空間に向けて伸延する空気置換流路管を配置してなり、
該空気置換流路管は、その先端を閉塞するとともに、注出部の先端を開放すると同時に空気置換流路管を開封する閉塞栓を有することを特徴とするブロー成形スタンディング薄肉容器である。
薄肉化を図っても容器自体の張りが損なわれることはなくパウチと同様にコンパクトに折り畳め、しかも、内容物を注出する注出部とは別途に空気置換流路管を有しているため容器内の空気の置換が効率的に行われる。そのため、内容物を注出する際や、容器内の内容物が少なくなっても容器自体は変形しにくいので、持ちやすく、注ぎやすい。
空気置換流路管は、注出部の先端を開放すると同時に開封される閉塞栓を有しているので、商品の流通時において内容物が空気置換流路管内に入り込むことはない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1〜5は本発明に従うブロー成形スタンディング薄肉容器の実施の形態を示したものであり、図1は正面図、図2は側面図、図3は背面図、図4は平面図そして図5は底面図である。
図における1は内容物の充填空間を区画形成するとともに対向する側壁同士を相互に密着させて該充填空間の減容を可能とする薄肉の胴体壁部、2は胴体壁部の下端に一体的につながり該胴体壁部1を内容物の有無にかかわりなしに起立させる薄肉の底壁部である。
また、3は胴体壁部1の上端隅部から一体的に突き出しその先端を開放して内容物の注出経路を形成する薄肉の注出部、4は胴体壁部1の上部で該注出部3に隣接して設けられ胴体壁部1の充填空間に内容物を供給する充填部分であって、この充填部分4は内容物の充填後にその開放端を熱融着等によって密封することができるようになっている。
また、5は注出部3と充填部分4の相互間に形成される谷間、6は注出部3の外壁に設けられ詰め替えるべき容器の口部に係合させてそれを支点にして容器自体を傾動させる凹部、そして7は注出部3の上部で該注出部3に沿い内容物の充填空間に向けて伸延する空気置換流路管である。空気置換流路管7は、その先端を閉塞するとともに注出部の先端を開放すると同時に空気置換流路管7を開封することができる閉塞栓7aを有している。
図6に空気置換流路管7を拡大して示し、図7に図6のA−A断面を示す。
空気置換流路管7はブロー成形に際してフィンfを介して注出部3と一体的に成形することができるものであり、内容物を注出する経路と、上記閉塞栓7aとを切除することで容器内に空気を流入させて該容器内の空気を置換する通路がそれぞれ個別に存在するため内容物の効率的な注出が可能になる。
また、空気置換流路管7の先端部には上記の如く閉塞栓7aが形成されているため、注出部3の先端開放と同時に該閉塞栓7aが開封されるまでの間は、空気置換流路管7の先端が閉じられた状態を維持することになり、これにより、容器の流通時、容器内部と連通する空気置換流路管7の閉塞栓7aの反対側から、内容物が空気置換流路管7内へ侵入しづらい構成とすることができる。その結果、開封時、空気置換流路管7内に内容物が存在していることがなくなり、注出初期からの空気のスムーズな置換及び効率的な注出が可能になる。
なお、空気置換流路管7とフィンfとノズル3の上壁部との関係は、図6にLとして示すフィンfの最大幅部が広いほど効率的な注出が可能になる。
容器に使用される樹脂はポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系熱可塑性樹脂あるいはポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエステル樹脂などブロー成形が可能な樹脂であれば任意に使用することができ、その層構成も前記樹脂の単層、積層構造が適宜に採用することが可能であり、さらには、EVOHやナイロンなどのバリア層を介在させることも可能でありこの点については限定されない。また、底壁部2につき、図5に示すような凹又は凸状のライン8を形成しておくことで容器が折り畳み易くなり、内容物の充填前や使用済みの後において容器のコンパクト化が可能となる。
パウチと同様に容器の折畳みによるコンパクト化が可能であり、しかも、開封時までは空気置換流路内への内容物の侵入を抑えることができ、注出初期から空気置換経路の確実な確保により専用の経路を通して空気を効率的に置換しつつ内容物を安定的に注出することが可能な容器に適する。
本発明の実施の形態を正面について示した図である。 図1に示した容器の側面を示した図である。 図1に示した容器の背面を示した図である。 図1に示した容器の平面を示した図である。 図1に示した容器の底面を示した図である。 空気置換流路管を拡大して示した図である。 図6のA−A断面を示した図である。
符号の説明
1 胴体壁部
2 底壁部
3 注出部
3a 注出経路
3b 空気流通路
3c 突端部
4 充填部分
5 谷間
6 凹部
7 空気置換流路管
7a 閉塞栓
8 ライン
f フィン
L フィンの最大幅部

Claims (1)

  1. 内容物の充填空間を区画形成するとともに充填空間の減容を可能とする薄肉の胴体壁部と、この胴体壁部の下端に一体的につながり該胴体壁部を内容物の有無にかかわりなしに起立させる薄肉の底壁部と、前記胴体壁部の上端隅部から一体的に突き出しその先端を開放して内容物の注出経路を形成する薄肉の注出部と、前記胴体壁部の上部で該注出部に隣接して設けられ胴体壁部の充填空間に内容物を供給する充填部分とを備えたブロー成形スタンディング薄肉容器であって、
    前記注出部の上部に、該注出部に沿い内容物の充填空間に向けて伸延する空気置換流路管を配置してなり、
    該空気置換流路管は、その先端を閉塞するとともに、注出部の先端を開放すると同時に空気置換流路管を開封する閉塞栓を有することを特徴とするブロー成形スタンディング薄肉容器。
JP2003324504A 2003-09-17 2003-09-17 ブロー成形スタンディング薄肉容器 Pending JP2005088929A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326581A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Taisei Lamick Co Ltd 逆止機能を有する液体注出ノズルおよびそれを用いた包装袋
JP2011230822A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 詰め替え容器
JP2012046252A (ja) * 2011-12-07 2012-03-08 Taisei Lamick Co Ltd 逆止機能を有する液体注出ノズルおよびそれを用いた包装袋

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